JP2007171094A - 液晶基板検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プローバフレームの温度上昇を抑制し、また、基板加熱により生じる基板の加熱温度を下げることなく、プローブピンと電極とのコンタクトを安定なものとする。
【解決手段】液晶基板検査装置内にプローバフレームへの熱の影響を低減する機構を備える。熱の影響を低減する機構は、基板加熱によるプローバフレーム2の熱膨張による変形を低減する第1の機構(低熱膨張材5)、基板加熱による熱がプローバフレーム2に伝導することを低減する第2の機構(低輻射材6,断熱材7)を備える。これらの構成によって、熱膨張による変形の低減、あるいは、熱伝導の低減によって熱の影響を低減し、プローバフレームの加熱による変形を抑制する。
【選択図】図2

Description

本発明は、液晶ディスプレイや有機ELディスブレイなどに使われる液晶基板の検査に使用する液晶基板検査装置に関し、特に、基板検査に用いる液晶基板検査用プローバが備えるプローバフレームの熱による影響を軽減する構成に関する。
液晶基板や薄膜トランジスタアレイ基板(TFTアレイ基板)は、ガラス基板等の基板上に薄膜トランジスタ(TFT)がマトリックス状に配置されてなるTFTアレイと、この薄膜トランジスタに駆動信号を供給する信号電極とを備え、薄膜トランジスタは走査信号電極端子,映像信号電極端子からの信号により駆動される。
基板に形成されるTFTアレイや液晶基板を検査する装置としてTFTアレイ検査装置や液晶基板検査装置等の基板検査装置が知られている。基板検査装置は、走査信号電極端子,映像信号電極端子と電気的に接続する検査用プローバと検査回路を備える。検査回路は、所定の電圧を検査用プローバに印加し、印加により流れる電流を検出して、ゲート−ソース間の短絡、点欠陥、断線等を調べる。
液晶基板上に形成されるTFTアレイは様々なサイズや仕様があり、それぞれレイアウトが異なり、液晶基板上に形成される駆動用電極もレイアウト毎に異なる。
そのため、液晶基板を検査する基板検査装置においても、TFTアレイのレイアウトに応じて検査用プローバ電極の電極位置を設定したものを用意しておき、検査する液晶基板に応じて交換し、検査を行っている。
液晶基板を検査する際には、液晶基板の上方あるいは下方からプローバフレームを重ね、プローバフレームに設けたプローブピンを液晶基板の電極に接触させ、このプローブピンと電極との接触によって液晶基板とプローバとに間の電気的接続を行っている。
液晶基板の検査において、液晶基板を室温等の通常の検査温度よりも高い温度で検査を行うことで、通常の温度では検査が困難な欠陥を検出することが提案されている。
この高温による基板検査は、液晶基板を基板加熱機構によって所定温度の加熱することによって液晶基板を高い温度状態とする。
基板加熱機構によって液晶基板を加熱して基板検査を行う場合には、基板加熱機構は液晶基板の他にプローバフレームも加熱することになる。このとき、フレームを構成するフレーム素材の熱膨張によってプローバフレームに変形が生じ、これによりプローバフレームに設けたプローブピンの位置が変化する。
また、フレーム素材の熱膨張率と液晶基板を構成するガラス素材の熱膨張率との差により、プローバフレーム側のプローブピンと液晶基板側の電極の位置関係にずれが生じ、プローブピンと電極とのコンタクトが困難となる可能性がある。
図6は熱膨張によるプローブピンと電極との接触不良を説明するための図である。図6において、液晶基板10には電極12が設けられ、プローバ101が備えるプローバフレーム101側にはプローブピン104が設けられ、このプローブピン104を電極12と接触させることによってTFTアレイ(図示していない)と外部装置との電気的な接続を行う。
このプローブピン104は、配線が施されたプリント基板103上に設けられ、このプリント基板103をプローバフレーム102に接着剤やネジ104等によって取り付けられている。
図6(a)はプローブピン104が電極12と良好に接触した状態を示し、図6(b)は加熱による膨張によってプローブピン104の位置が変化することで電極12との接触が不良となった状態を示している。
プローバフレーム102と液晶基板10のガラス基板の熱膨張率が異なるため、加熱によって熱膨張すると両者の変位量に差が生じ、図6(b)中のAに示すようにプローブピン104と電極12とのコンタクトが困難となる。
また、従来、プローブピンを実装したプリント基板をプローバフレームに取り付けるには、プローバフレームに設けた位置決めピンを用いて行われている。図7は従来のプリント基板の取り付けを説明するための図である。図7において、プローバフレーム102に位置決めピン108を立設させると共に、プリント基板103に位置決め用の穴109を形成しておく。
図8において、プリント基板をプローバフレームに取り付ける際、プローバフレーム102の位置決めピン108にプリント基板103の位置決め用の穴109を挿入することによって(図8(a),(b))、プローバフレーム102に対するプリント基板103の位置決めを行う。
上記した構成では、プローブピンの位置精度は、プローバフレームに取り付けた位置決めピンの位置精度に依存するため、プローバフレーム102が基板加熱による熱膨張によって変形すると、プローブピンの位置も変化し図8(c)中のBに示すようにプローブピン104と電極12とのコンタクトが困難となる。
このような液晶基板の熱膨張によって生じるプローブピンと電極との位置ずれの問題を解決するために、従来では、基板加熱によってプローバフレームが変形しない程度まで、基板加熱の最高温度を下げている。そのため、基板加熱による温度上昇が抑えられることになり、より高温に液晶基板を加熱することで検出できた欠陥を見逃すおそれがあるという問題を有している。
そこで、本発明は前記した従来の問題点を解決し、プローバフレームの温度上昇を抑制することを目的とし、また、基板加熱により生じる基板の加熱温度を下げることなく、プローブピンと電極とのコンタクトを安定なものとすることを目的とする。
本発明は、液晶基板検査装置内にプローバフレームへの熱の影響を低減する機構を備える。本発明の熱の影響を低減する機構は、基板加熱によるプローバフレームの熱膨張による変形を低減する第1の機構、基板加熱による熱がプローバフレームに伝導することを低減する第2の機構を備え、何れか一方の機構による構成、あるいはその両方の機構の組み合わせた構成とすることができる。これらの構成によって、熱膨張による変形の低減、あるいは、熱伝導の低減によって熱の影響を低減し、プローバフレームの加熱による変形を抑制する。
本発明のプローバフレームは、液晶基板に検査信号を供給する液晶基板検査用のプローバを構成するプローバフレームであり、このプローバフレームが液晶基板と対向する側に、プローブピンを実装したプリント基板および、基板加熱による熱の影響を低減する機構を備える。
基板加熱は、液晶基板を加熱することによって液晶基板を高温状態とする。この基板加熱の熱が、液晶基板に併置されたプローバフレームに伝わると、プローバフレームは熱膨張して変形する。
本発明の低減機構の第1の形態は、基板加熱による熱膨張による変形を低減して、プローバフレームへの熱の影響を低減させる形態であり、プローバフレームとプリント基板との間に低熱膨張材を介在させる。
第1の形態では、基板加熱は液晶基板を加熱し、加熱された液晶基板は熱輻射によってプリント基板を加熱し、さらに、加熱されたプリント基板は、このプリント基板と接している低熱膨張材を加熱する。低熱膨張材はプリント基板による加熱に対する熱膨張量が少ないため、この低熱膨張材と接するプローバフレームに生じる変形量は低減する。
本発明の断熱材機構の第2の形態は、基板加熱で加熱された液晶基板の熱が、熱輻射によってプローバフレームに与える熱の影響を低減させる形態であり、液晶基板側である、プリント基板のプローブピンを立設した面に低輻射材を備える。
第2の形態では、基板加熱は液晶基板を加熱する。加熱された液晶基板は、熱輻射によってプリント基板の前方に設けられた低輻射材を加熱する。低輻射材は高い反射率を備え、液晶基板からの熱輻射を反射し、後方にあるプリント基板及びプローバフレームに対して熱輻射で熱が伝導することを低減し、プローバフレームに生じる変形量は低減する。
本発明の断熱材機構の第3の形態は、第1の形態と第2の形態とを組み合わせた形態であり、基板加熱による熱膨張による変形を低減して、プローバフレームへの熱の影響を低減させると共に、基板加熱で加熱された液晶基板の熱が、熱輻射によってプローバフレームに与える熱の影響を低減させ形態であり、プローバフレームとプリント基板との間に介在させる低熱膨張材と、プリント基板の前面に配置する低輻射材を備える。
第3の形態では、基板加熱は液晶基板を加熱する。加熱された液晶基板は、熱輻射によってプリント基板の前方に設けられた低輻射材を加熱する。低輻射材は高い反射率を備え、液晶基板からの熱輻射を反射し、後方にあるプリント基板及びプローバフレームに対して熱輻射で熱が伝導することを低減する。
低輻射材を通してプリント基板に到達した熱輻射は、プリント基板を加熱し、さらに、加熱されたプリント基板は、このプリント基板と接している低熱膨張材を加熱する。低熱膨張材はプリント基板による加熱に対する熱膨張量が少ないため、この低熱膨張材と接するプローバフレームに生じる変形量は低減する。
また、第2の形態と第3の形態において、プリント基板と低輻射材との間に断熱材を介在させる構成としてもよい。加熱された液晶基板の熱輻射によって低輻射材が加熱されると、この低輻射材が熱源となって熱輻射によってプリント基板を加熱するおそれがある。断熱材は、加熱された低輻射材からプリント基板への熱伝導を低減することによって、プリント基板が加熱されることを抑制し、これによってプローバフレームが加熱されて生じる熱変形を低減する。
上記第1、第3の形態が備える低熱膨張材は、プリント基板をプローバフレームに対する位置決めするための位置決めピンを備える。低熱膨張材に位置決めピンを設けることによって、プローブピンの位置精度は、低熱膨張材に設けられた位置決めピンの位置精度に依存する。低熱膨張材は、熱による変形量が少ないため、その位置決めピンの位置も熱による変位も少なくなる。したがって、位置決めピンを利用して取り付けられるプリント基板のプローブピンの位置が熱によって変位することを低減することができる。
本発明によれば、プローバフレームの温度上昇を抑制することができる。
また、本発明によれば、基板加熱により生じる基板の加熱温度を下げることなく、プローブピンと電極とのコンタクトを安定なものとすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の液晶基板検査装置の一部を説明するために各構成部分を分離して示した概略図である。ここでは、液晶基板検査装置が備えるプローバフレームについて示している。
液晶基板検査装置は、検査対象である液晶基板に荷電粒子ビームを照射する荷電粒子源、この荷電粒子の照射によって液晶基板から放出される二次電子を検出する検出器、検査対象の液晶基板を支持すると共に二次元的に走査させるステージ等の各部分を備え、検出器で得られる走査画像に基づいて基板検査を行う。
液晶基板10はガラス基板10a上にTFTアレイ10cが形成されている。この液晶基板10に形成されるTFTアレイ10cのレイアウト、電極、配線パターン等は液晶パネルのサイズや仕様に応じて種々に設定される。液晶基板10上のTFTアレイ10cには薄膜トランジスタがマトリックス状に形成され、各薄膜トランジスタを駆動する信号電極端子(例えば、走査信号電極端子,映像信号電極端子)が形成されている。また、液晶基板10のアレイ10cの外側には、液晶基板の外部と電気的に接続するための電極10bが形成される。
また、液晶基板検査装置は、液晶基板10に検査信号を供給するプローバ1を備える。 プローバ1は、液晶基板10の電極10bと電気的に接続し検査を行うためにプローバフレーム2を備え、液晶基板10の電極10bと電気的に接続するプローブピン4(図1には示していない)を備える。プローバフレーム2は、アルミニウムやSUS等の金属材料で形成することができる。
液晶基板10の検査を行うには、パレット上あるいはステージ(共に図示していない)上に液晶基板10を配置し、さらに液晶基板10にプローバフレーム2を配置する。液晶基板10とプローバフレーム2との間は、電極10bとプローブピン4が接触することによって電気的な接続が行われ、プローブピン4と電極10bとの接続を通してTFTアレイに検査信号を供給する。また、プローバフレーム2とパレットあるいはステージとの間の接続は、プローバフレーム2、及びパレットあるいはステージに設けたコネクタ(図示していない)により行われる。
パレットを用いる液晶基板検査装置では、パレットをステージ(図示してない)上に載置して移動自在とすることができる。パレットとステージの間の電気的な接続は、パレット側に設けたパレット側コネクタとステージ側に設けたステージ側コネクタとにより行われる。
以下、図2〜図5を用いて、本発明のプローバフレーム、特にプローバフレームの基板加熱による影響を低減する低減機構について説明する。なお、図4,図5は、本発明による位置決め機構を示している。
図2は本発明のプローバフレームの一部分を示す斜視図であり、図3は本発明のプローバフレームの概略断面を示す断面図である。
図2において、プローバ1は、通常のプローバと同様にプローバフレーム2とプローブピン4とを備え、このプローブピン4を液晶基板10が備える電極10bに接触させることによって、液晶基板10側に検査信号を供給する。プローブピン4は、プリント基板3上に立設される。プリント基板3上には、プローブピン4とパレット等の外部装置と接続するためのコネクタとの間を結ぶ配線が形成されている。
本発明のプローバフレーム2では、プローバフレーム2側から液晶基板10側に向かって、低熱膨張材5、プリント基板3、断熱材7,及び低輻射材6を順に重ねて構成し、プリント基板3には、液晶基板10に設けた電極10bと接触させるためのプローブピン4を立設する。なお、プローブピン4は、プリント基板3上に立設され、低輻射材6を貫通して液晶基板側に突出している。
ここで、低熱膨張材5は、基板加熱により加熱された液晶基板10、あるいはこの加熱された液晶基板10で加熱されたプリント基板3によってプローバフレーム2が加熱され、これによる熱膨張の変形を低減するものであり、低輻射材6は、基板加熱により加熱された液晶基板10の熱輻射によるプリント基板3の加熱を低減するものであり、また、断熱材7は、加熱されたプリント基板3の熱のプリント基板3への熱伝導を低減するものである。
なお、低熱膨張材5及び断熱材7は、例えばセラミック材とすることができ、低輻射材6は、例えば銀、銅、金などの反射性金属や、チタン、亜鉛、インジウム、錫等の金属合金の酸化物を用いても良い。また、低熱膨張材は、単一のフィルム、あるいはフィルム積層体とし、プローバフレーム2に塗布することで形成してもよい。
以下、図3を用いて低輻射材6及び断熱材7の作用を説明し、図4,図5を用いて低熱膨張材5の作用について説明する。
図3は、基板加熱のプローバフレームへの熱伝導の低減作用を説明するための図である。
図3において、液晶基板10は、ステージ等に設けた加熱装置(図示してない)によって基板加熱される。
基板加熱は、液晶基板10を加熱し高温状態とする。液晶基板10は、この高温状態においてプローバフレーム2のプローブピン4が電極10bに接触することによって、検査信号が供給され基板検査が行われる。
液晶基板10は、基板加熱によって高温状態となるため、輻射熱を放出する。輻射熱は、プローバフレーム2側にも放出される。液晶基板10とプローバフレーム2との間には、液晶基板10側から順に低輻射材6、断熱材7、及びプリント基板3が設けられているため、熱輻射は、はじめに低輻射材6を照射する。
ここで、低輻射材6は反射率が高い素材であるため、照射された輻射熱を反射し、低輻射材6自体の加熱は抑制され、温度上昇は抑制される。これによって、低輻射材6が熱源となって、さらにプリント基板3やプローバフレーム2を大きく加熱することは低減される。また、低輻射材6の温度が上昇した場合であっても、低輻射材6とプリント基板3との間に設置した断熱材7によって、低輻射材6からプリント基板3に向かう熱伝導を低減し、プリント基板3が加熱されることを抑制する。
上記のように、液晶基板10からの熱輻射を低輻射材6によって低減し、また、低輻射材6からプリント基板3に熱伝導を断熱材7によって低減することで、プローバフレーム2への温度上昇を抑制し、熱変形を低減することができる。
次に、プローバフレームの熱変形による位置ずれを防ぐ作用について図4,図5を用いて説明する。
図4は、プローバフレームの熱変形の低減を説明するための図である。プローバフレームの熱変形の低減は、図2,図3で示した低熱膨張材によって行うことができる。
図4において、プローブピン4をプローバフレーム2の所定位置に取り付けるには、前記したように、プローブピン4を立設したプリント基板3をプローバフレーム2の所定位置に取り付けることで行う。
ここで、本発明のプローバフレームは、位置決めのために位置決めピン8を、従来構成のようにプローバフレーム2に直接設けるのではなく、プローバフレーム2とプリント基板3との間に介在させた低熱膨張材5に設ける。低熱膨張材5は、仮にプリント基板3が
加熱され、その熱が熱伝導し、この加熱によって温度が上昇したとしても、熱膨張の率が小さいため熱変形量は小さく抑えられる。これによって、プローブピン4の位置ずれは抑制され、液晶基板10側の電極とのコンタクトに支障が生じるといった問題を減らすことができる。
図5は、本発明によるプローバフレームの変形抑制を説明するための図である。図5(a),図5(b)は、プリント基板3をプローバフレーム2に取り付ける前後の状態を示し、図5(c)は基板加熱したときの状態を示している。
図5(a)において、プローバフレーム2は低熱膨張材5が接着剤等で取り付けられ、この低熱膨張材5には位置決めピン8が設けられている。一方、プリント基板3には、プローブピン4が立設されると共に位置決め穴9が形成されている。
図5(b)において、プリント基板3に形成された位置決め穴9を、低熱膨張材5に設けた位置決めピン8に合わせることによって、プリント基板3のプローバフレーム2に対する位置を定めた後、接着剤等によって取り付ける。この位置決めによって、プローブピン4と液晶基板3側の電極とを位置合わせすることができる。
この状態において、液晶基板10を基板加熱すると、プリント基板3は加熱された液晶基板10からの熱輻射によって加熱される。さらに、プリント基板3の後方(プローバフレーム2側)に設けられた低熱膨張材5は、プリント基板3によって加熱される。加熱された低熱膨張材5は、熱膨張により変形がわずかであるため、プリント基板3上に設けたプローブピン4の位置ずれは生じず、プローブピン4と液晶基板3側の電極との間で位置すれは生じない。
本発明の液晶基板検査装置は、液晶基板検査装置に限らず、熱加熱等によってプローバフレームが熱膨張して電極との間で生じる位置ずれによる接触不良に適用することができる。
本発明の液晶基板検査装置の一部を説明するために各構成部分を分離して示した概略図である。 本発明のプローバフレームの一部分を示す斜視図である。 本発明のプローバフレームの概略断面を示す断面図である。 プローバフレームの熱変形の低減を説明するための図である。 本発明によるプローバフレームの変形抑制を説明するための図である。 熱膨張によるプローブピンと電極との接触不良を説明するための図である。 従来のプリント基板の取り付けを説明するための図である。 従来のプローバフレームの概略断面を示す断面図である。
符号の説明
1…プローバ、2…プローバフレーム、3…プリント基板、4…プローブピン、5…低熱膨張材、6…低輻射材、7…断熱材、8…位置決めピン、9…位置決め穴、10…液晶基板、10a…ガラス基板、10b…電極、10c…TFTアレイ。

Claims (5)

  1. 液晶基板に検査信号を供給する液晶基板検査用のプローバを構成するプローバフレームであって、
    プローバフレームは、当該プローバフレームが液晶基板と対向する面に、低熱膨張材を介してプローブピンを立設したプリント基板を備えることを特徴とするプローバフレーム。
  2. 液晶基板に検査信号を供給する液晶基板検査用のプローバを構成するプローバフレームであって、
    当該プローバフレームは、
    プローブピンを立設したプリント基板を備え、
    当該プリント基板のプローブピンを立設した面に低輻射材を備えることを特徴とするプローバフレーム。
  3. 液晶基板に検査信号を供給する液晶基板検査用のプローバを構成するプローバフレームであって、
    プローバフレームは、
    当該プローバフレームが液晶基板と対向する面に、低熱膨張材を介してプローブピンを立設したプリント基板を備え、
    当該プリント基板のプローブピンを立設した面に低輻射材を備えることを特徴とするプローバフレーム。
  4. プリント基板と低輻射材との間に断熱材を介在させて備えることを特徴とする、請求項2又は3に記載のプローバフレーム。
  5. 前記低熱膨張材は、プリント基板をプローバフレームに対する位置決めするための、位置決めピンを備えることを特徴とする、請求項1、3、4の何れか一つに記載のプローバフレーム。
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