JP2007168685A - サスペンション装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 アブソーバによる振動抑制制御中に車高調整制御を行うと、車高変化を抑制するようにアブソーバが作動してしまいスムーズな車高調整が難しくなる。
【解決手段】 車高調整制御が行われている場合には、その車高調整時間に基づいてハイパスフィルタの周波数特性(カットオフ周波数)を変更する。従って、車高調整による振動がノイズとして除去されるため、振動抑制制御と車高調整制御とが干渉しなくなり、スムーズな車高調整が得られる。そして、車高調整制御が終了すると、ハイパスフィルタを元の通常の周波数特性に戻して最適な振動抑制制御を行う。
【選択図】 図5

Description

本発明は、自動車等の車輪と車体との間に設けられ、車輪と車体間の上下振動に対する減衰力を制御するサスペンション装置に関する。
従来から、この種のサスペンション装置は、路面から受ける衝撃を吸収し乗心地を高めるばね装置と、ばね装置の上下振動に対して減衰力を発生させるショックアブソーバとを備える。
こうしたサスペンション装置においては、車体の車輪に対する高さ、つまり車高を調整する機能も備えるものもある。例えば、特許文献1のサスペンション装置においては、ショックアブソーバを用いて、車両の振動抑制制御やロール抑制制御を行うと共に車高調整制御も行う。そして、車両の振動抑制制御やロール抑制制御を行っているときに車高調整制御が行われると、それらの制御が互いに干渉しあって良好な制御が行われなくなることから、車速に応じて車高調整制御を行うための制御ゲインを調整している。つまり、車速が高いときには車高調整制御ゲインを小さく設定して車高調整速度を遅くし、車速が低いときには車高調整制御ゲインを高く設定して車高調整速度を速くすることで、振動抑制制御やロール抑制制御との干渉防止を図っている。
特開平4−85126号
しかしながら、この特許文献1のものでは、車速に応じて車高調整制御ゲインが一義的に設定されてしまうことから、例えば、車速が低いときには車高調整を遅くすることができず、車速が速いときには車高調整を速くできない。
従って、車高調整制御側に大きな規制が加わってしまい、柔軟な車高調整制御を行うことができない。
この結果、振動抑制制御と車高調整制御との干渉を良好に抑制しているとはいえない。
本発明の目的は、上記問題に対処するためになされたもので、振動抑制制御と車高調整制御との干渉を良好に抑制することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の特徴は、車輪と車体間の上下振動に対して減衰力を発生するアブソーバと、車両の走行状態を検知する走行状態センサと、上記走行状態センサからの検知信号のノイズを除去するフィルタ手段と、車輪と車体との間に設けられ、上記フィルタ手段を介して入力した検知信号に基づいて上記アブソーバの減衰力を調整するアブソーバ制御手段と、車輪と車体との間に設けられ、車高を変更可能に車体を支持する支持手段と、上記支持手段の支持する車体の車高を調整する車高制御手段とを備えたサスペンション装置において、上記車高制御手段により車高が調整中であるか否かを判断する車高調整検知手段と、上記車高が調整中である場合には、上記フィルタ手段のノイズ除去特性を、上記車高が調整中でない場合の通常特性に対して変更するフィルタ特性変更手段を備えたことにある。
上記のように構成した本発明によれば、走行状態センサにより車両の走行状態(例えば、車体または車輪の上下振動)を検知し、その検知信号からフィルタ手段によりノイズを除去し、このノイズを除去した検知信号に基づいてアブソーバの減衰力を調整する。そして、車高調整制御が行われているときには、このフィルタ手段のノイズ除去特性を変更する。
例えば、このフィルタ手段としてハイパスフィルタを設け、車高調整制御を行う時と行わない時とで、ハイパスフィルタのカットオフ周波数を変更する。
一般に、走行状態センサの検知信号から抑制すべき車輪や車体の上下振動成分のみを抽出するように最適なカットオフ周波数をフィルタ手段に設定した場合、このフィルタ手段の周波数特性では、車高調整が行われたときに発生する振動を除去できないことがある。つまり、車高調整時においては、カットオフ周波数より高い周波数の振動を発生することがある。
従って、このまま車高調整制御を行うと、この車高調整時の振動を抑制するようにアブソーバが作動してしまいスムーズな車高調整ができなくなる。
そこで、車高調整制御時においては、車高調整時に発生する振動をノイズとして除去するようにフィルタ手段の特性を変更する。例えば、ハイパスフィルタのカットオフ周波数を、通常時(車高調整制御を行っていない時)に比べて高く設定する。
この結果、車両の振動抑制制御中に車高調整制御が行われても、この車高調整制御時に発生する振動がノイズとして除去されるため、アブソーバが車高調整制御を抑制するように作動することが防止され、振動抑制制御と車高調整制御とを互いに干渉させることなく良好に行うことができる。
この結果、車両の振動抑制制御と車高調整制御の信頼性が向上する。
尚、車輪と車体間の上下振動に対して減衰力を発生するアブソーバを支持手段として兼用するようにしてもよい。
本発明の他の特徴は、上記フィルタ特性変更手段は、上記車高の調整時間に基づいて、上記フィルタ手段のノイズ除去特性を決定することにある。
これによれば、車高の調整時間に基づいてフィルタ手段のノイズ除去特性を変更するため、必要以上にフィルタ特性を変更することがなく、アブソーバによる車両の振動抑制制御の信頼性が一層向上する。
例えば、車高調整の時間(1回の車高調整を行うのに要する時間)が遅い場合には、車高調整時に発生する振動は、その周波数が低いため、通常時におけるフィルタ手段のノイズ除去特性でカットできる。
従って、このようなノイズ除去特性を変更しなくても干渉を防止できるケースでは、フィルタ手段のノイズ除去特性を変更しないようにして、アブソーバによる車両の最適な振動抑制制御を継続することができる。
また、本発明の他の特徴は、車両のばね上振動を検出するばね上振動検出手段を備え、上記フィルタ特性変更手段は、上記車高の調整中に上記ばね上振動が所定レベル以上であることが検知されたときには、上記フィルタ手段のノイズ除去特性を上記車高が調整中でない場合の通常特性に戻すことにある。
これによれば、車高の調整中にばね上振動(支持手段により弾性支持される車体部分の振動)が所定レベル以上であることが検知されたときには、フィルタ手段のノイズ除去特性を通常特性に戻すため、アブソーバによる振動抑制制御を優先させることができる。この結果、車両が大きく振動している場合には、車高調整中であっても、振動抑制制御性能を落とさないようにすることができる。
以下、本発明の一実施形態に係るサスペンション装置について図面を用いて説明する。図1は、同実施形態に係るサスペンション装置のシステム構成を概略的に示している。
このサスペンション装置は、各車輪WFL、WFR、WRL、WRRと車体Bとの間にそれぞれ設けられる4組のサスペンション本体10FL、10FR、10RL、10RRと、各サスペンション本体10FL、10FR、10RL、10RRの作動を制御するサスペンション制御装置50とから構成される。
以下、4組のサスペンション本体10FL、10FR、10RL、10RRおよび車輪WFL、WFR、WRL、WRRについては、特に前後左右を区別する場合を除いて、単にサスペンション本体10および車輪Wと総称する。
サスペンション本体10は、図2に示すように、車輪Wを支持するロアアームLAと車体Bとの間に設けられ、空気の弾性(圧縮性)を利用して路面から受ける衝撃を吸収し乗り心地を高めるとともに車両の重量を弾性支持するエアばね装置20(本発明の支持手段に相当する)と、エアばね装置20の上下振動に対して減衰力を発生させるショックアブソーバとして機能する電磁アクチュエータ30(本発明のアブソーバに相当する)とからなる。
以下、エアばね装置20により支えられる側、つまり車体B側を「ばね上」と呼び、エアばね装置20を支持する側、つまり車輪W側を「ばね下」と呼ぶ。
電磁アクチュエータ30は、同軸状に配置されるアウタシリンダ31およびインナシリンダ32と、インナシリンダ32の内側に設けられるボールねじ機構35と、ボールねじ機構35を動作させる電動モータ40とを備える。
アウタシリンダ31とインナシリンダ32とは、同軸異径パイプで構成され、インナシリンダ32の外周に軸方向へ摺動可能にアウタシリンダ31が設けられる。図中、符号33,34は、アウタシリンダ31内にインナシリンダ32を摺動可能に支持する軸受である。
ボールねじ機構35は、電動モータ40の回転動作により回転するボールねじ36と、ボールねじ36に形成された雄ねじ部分37に螺合する雌ねじ部分38を有するボールねじナット39とからなる。ボールねじナット39は、図示しない回り止めにより、その回転運動ができないように規制されている。従って、このボールねじ機構35においては、ボールねじ36の回転運動がボールねじナット39の上下軸方向の直線運動に変換され、逆に、ボールねじナット39の上下軸方向の直線運動がボールねじ35の回転運動に変換される。
ボールねじナット39の下端は、アウタシリンダ31の底面に固着されており、電動モータ40の回転によりボールねじナット39が上下動するとアウタシリンダ31を下方に押し下げ又は上方に引き上げる。逆に、ボールねじ36に対してアウタシリンダ31を軸方向に相対移動させようとする外力が加わると、ボールねじ36が回転して電動モータ40を回転させる。このとき電動モータ40の回転により回生電力が発生する。
インナシリンダ32の上端は、取付プレート41に固定される。この取付プレート41は、電動モータ40のモータケーシング42に固定されるとともに、その中央に形成した貫通孔43にボールねじ36が挿通される。ボールねじ36は、モータケーシング42内においてモータ軸と連結されるとともに、インナシリンダ32内の軸受44によって回転可能に支持される。
車両が走行中に車輪Wが上下動する場合は、インナシリンダ32に対してアウタシリンダ31が軸方向に摺動し、ボールねじナット39がボールねじ36に対して上下動してボールねじ36を回転させる。このため、電動モータ40は、回転して発電機として作用する。従って、この発電のために生じる抵抗力により減衰力が発生する。
また、バッテリ60により電動モータ40へ通電することでボールねじ機構35を伸縮させてアウタシリンダ31に推進力を与え、車体Bの上下振動に対して所定の減衰力を発生させることもできる。いずれの場合も、電動モータ40に流れる電流の大きさを調整することで減衰力の調整が可能となる。
エアばね装置20は、この電磁アクチュエータ30の外周に設けられるもので、モータケーシング42の外周を囲む円筒状の上部ケース21と、アウタシリンダ31の外周面を囲む下部ケース22と、両ケース21,22を気密状態で連結するゴムを主成分としたダイアフラム23とを備え、これらのケース21,22とダイアフラム23とによりアウタシリンダ31、インナシリンダ32、モータケーシング42の外周に空気室24を形成する。上部ケース21および下部ケース22は、それぞれモータケーシング42およびアウタシリンダ31の外周面に気密的に溶接固定されることで、空気室24を密閉状態にする。
上部ケース21には、この空気室24内に空気を供給したり排気したりする給排口としてのノズル25が設けられる。このノズル25には、図1に示すように、サスペンション制御装置50により制御される給排装置80からの高圧空気流路となる給排気管81が接続され、ノズル25からの給排気により空気室24内の空気圧が調整されるようになっている。
このように構成されたサスペンション本体10は、上部ケース21の上面で弾性材料からなるアッパーサポート26を介して車体Bに取り付けられる。
次に、サスペンション本体10の作動を制御するサスペンション制御装置50について説明する。
図3はサスペンション制御装置50の機能を表すブロック構成図である。
サスペンション制御装置50は、ショックアブソーバとしての電磁アクチュエータ30を駆動制御するアブソーバ制御装置51と、エアばね装置20を駆動制御して車両の車高を所定値に維持する車高調整制御装置52とからなり、それぞれ主要部がマイクロコンピュータにより構成される。
また、アブソーバ制御装置51は、その機能から、良好な乗り心地性を確保するように電磁アクチュエータ30の制御量を算出する乗心地制御部51aと、良好な車両姿勢を保ち操縦安定性を確保するように電磁アクチュエータ30の制御量を算出する操安性制御部51bとに大別される。
このアブソーバ制御装置51が本発明のアブソーバ制御手段に相当し、車高調整制御装置52が、本発明の車高制御手段に相当する。
こうした各種の制御を行うために、サスペンション制御装置50には各種のセンサの出力信号が入力される。以下、各車輪Wごとに設けられるセンサについては、それらを特別区別する必要がないため同一の符号を付して説明する。
サスペンション制御装置50には、各車輪Wごとに設けられるセンサとして、ばね上の上下方向の加速度を検出するばね上加速度センサ61(以下、ばね上Gセンサ61と呼ぶ)と、ばね下の上下方向の加速度を検出するばね下加速度センサ62(以下、ばね下Gセンサ62と呼ぶ)と、車高を例えばばね下に対するばね上の上下方向の相対位置から検出する車高センサ63と、エアばね装置20への高圧給気回路内の圧力を検出する圧力センサ82とが接続され、更に、車両に各1組設けられるセンサとして、車両の走行速度を検出する車速センサ65と、車両の横方向の加速度を検出する横加速度センサ66(以下、横Gセンサ66と呼ぶ)とが接続される。
サスペンション制御装置50は、こうした各種のセンサの検出信号に基づいて、電磁アクチュエータ30を駆動制御するモータ駆動回路55と、圧縮空気をエアばね装置20に供給する給排装置80とを接続する。
電磁アクチュエータ30の電動モータ40を駆動制御するモータ駆動回路55は、3相インバータ回路を構成するもので、電動モータ40(本実施形態では3相ブラシレスモータを用いる)の3相の電磁コイルCL1、CL2、CL3にそれぞれ対応したスイッチング素子SW11,SW12,SW21,SW22,SW31,SW32を有する。これらのスイッチング素子SW11,SW12,SW21,SW22,SW31,SW32は、サスペンション制御装置50からの信号によりオン・オフ制御される。また、モータ駆動回路55には、電動モータ40に流れる電流値を検出する電流センサ56a、56b、56cが各相に設けられる。以下、この3つの電流センサ56a、56b、56cを合わせて電流センサ56と呼ぶ。
このモータ駆動回路55では、スイッチング素子SW11,SW12,SW21,SW22,SW31,SW32のデューティー比を制御することにより(PWM制御)、バッテリ60から電動モータ40への通電量や電動モータ40からバッテリ60側へ送られる回生電力の電流量を制御する。
このモータ駆動回路55は、アブソーバ制御装置51からの制御信号により電磁アクチュエータ30の電動モータ40を駆動制御することから、アブソーバ制御装置51とともに本発明のアブソーバ制御手段を構成する。
給排装置80は、空気を圧縮して高圧空気を作る図示しないコンプレッサ等を備える。また、この給排装置80から各エアばね装置20への高圧空気の給排路となる給排気管81には、流路を開閉する電磁弁83および流路内の圧力を検出する圧力センサ82が設けられる。車高調整制御装置52は、この給排装置80のコンプレッサや電磁弁83の作動を制御することで、エアばね装置20の空気室24内の圧力を調整して目標位置に車高を維持する。
次に、アブソーバ制御装置51の実行する乗心地制御、操縦安定性制御(以下、操安性制御と呼ぶ)および車高調整制御装置52の実行する車高制御について説明する。
図4は、アブソーバ制御装置51の実行する乗心地制御、操縦安定性制御の制御ルーチンおよび車高調整制御装置52の実行する車高制御ルーチンを表し、それぞれ各制御装置の図示しない記憶素子内に制御プログラムとして記憶されている。
アブソーバ制御装置51の乗心地制御部51aにおいては、ばね下Gセンサ62、ばね上Gセンサ61からの上下加速度信号を各車輪ごとに入力し(S1)、各加速度信号を積分処理するとともに(S2)、ノイズとなる低周波振動分をハイパスフィルタ処理によりカットして(S3)ばね下速度V1とばね上速度V2とを求める(S4)。そして、ばね下速度V1に制御ゲインK1を乗じた値(K1・V1)と、ばね上速度V2に制御ゲインK2を乗じた値(K2・V2)との和(K1・V1+K2・V2)を乗心地制御量として算出する(S5)。この乗心地制御量は、各車輪Wごとに独立して算出される。
尚、ばね下Gセンサ62、ばね上Gセンサ61が本発明の走行状態センサに相当し、ステップS3のフィルタ処理が本発明のフィルタ手段に相当する。
ステップS3の処理は、ばね下Gセンサ62、ばね上Gセンサ61からの加速度信号の中に含まれるノイズ、つまり、振動抑制制御の対象とはならない信号成分(低周波振動分)を除去するための処理で、図10のフィルタ特性F1に示すように、振動抑制制御に適したカットオフ周波数CUTf1が設定されている。
ところが、車高調整制御時には、その車高調整動作に伴ってこのカットオフ周波数CUTf1よりも高い振動が発生するため、このフィルタ特性F1では、車高調整動作を抑制しようと乗心地制御が働いてスムーズに車高調整ができなくなってしまう。
そこで、この乗心地制御部51aにおいては、後述するように、フィルタ特性を変更、つまりハイパスフィルタのカットオフ周波数を通常時の周波数CUTf1よりも高い値(例えば、カットオフ周波数CUTf2)に設定したフィルタ特性F2に切り替える。尚、図11は、ステップS2とステップS3とをあわせた積分フィルタ処理の特性を表す。
一方、アブソーバ制御装置51の操安性制御部51bにおいては、図4の中段に示すように、横Gセンサ66からの横加速度信号を入力し(S6)、その横加速度YGに制御ゲインK3を乗じた値(K3・YG)を操安性制御量として算出する(S7)。この場合の制御量は、前輪側と後輪側とでは同一とするが、左車輪側と右車輪側とでは正負を逆にする。つまり、左車輪側の制御ゲインK3に対して、右車輪側の制御ゲインを−K3とする。
そして、各車輪ごとに算出された乗心地制御量と操安性制御量との和を、各電磁アクチュエータ30の制御量として算出し(S8)、この算出された制御量に応じた通電量で電磁アクチュエータ30の電動モータ40を駆動制御する(S9)。
この場合、この制御量に応じたデューティー比でモータ駆動回路55のスイッチング素子SW11,SW12,SW21,SW22,SW31,SW32が開閉されるが、電動モータ40からの回生電流が目標通電量に対して多ければ、その差分だけバッテリ60側に回生電流が流れ、逆に、電動モータ40からの回生電流が目標通電量に対して少なければ、その差分だけバッテリ60から電動モータ40に通電される。
また、車高調整制御装置52においては、PID制御により車高制御を行なう。つまり、図4の下段に示すように、予め設定された目標車高H0を読み込むとともに(S10)、車高センサ63により実際の車高Hxを検出し(S13)、この目標車高H0と検出車高Hxとの偏差ΔHに制御ゲインK4(ここでは、比例項、微分項、積分項の各制御ゲインをK4と総称する)を乗じ(S11)、その値K4・ΔHに応じて給排装置80の電磁弁83を開閉する(S12)。
こうしたサスペンション制御装置50によれば、エアばね装置20により路面から受ける衝撃を吸収し乗り心地を高めるとともに車体Bを所定の車高位置に支持する一方、エアばね装置20の上下振動に対しては、電磁アクチュエータ30により、良好な乗心地性と操安性とが得られるように上下振動に対する減衰力が調整される。
尚、車高調整を電磁アクチュエータ30(アブソーバ)で行い、車高調整された後の車高維持をエアばね装置20のみで行うようにしてもよい。つまり、目標車高までの調整動作を電磁アクチュエータ30で行い、車高調整完了したら、電磁アクチュエータ30による車高維持を終了させてエアばね装置20のみによる車高維持に切り替えることで、電磁アクチュエータ30の車高維持に必要な電力消費を抑えるようにしてもよい。
次に、アブソーバ制御装置51にて実行するフィルタ特性変更処理について説明する。図5は、アブソーバ制御装置51にて実行されるフィルタ特性変更制御ルーチンを表し、アブソーバ制御装置51内の図示しない記憶素子内に制御プログラムとして記憶されている。
本制御ルーチンは、乗心地制御および操安性制御と並行して行われるもので、イグニッションスイッチのオンにより起動し、所定の短い周期で繰り返し実行される。
まず、車高調整制御中か否かを判断する(S21)。つまり、車高調整制御装置52から制御信号を読み込んで、車高調整制御を実行しているか否かを判断する。
そして、車高調整制御中でなければ、次に、フラグFが1に設定されているか否かを判断する(S26)。このフラグFは、ハイパスフィルタの特性が車高調整制御用に変更されている状態のときにF=1に設定されるもので、本制御ルーチンの起動時にはF=0に設定されている。従って、本制御ルーチンが起動された状態では、この判断は「NO」となり本制御ルーチンを一旦終了する。
本制御ルーチンは所定の短い周期で繰り返されるため、車高調整制御が行われない期間においては、ステップS21、S26の判断が「NO」と繰り返されるだけで実質的な処理は行われない。そして、車高調整制御が開始されると、ステップS21の判断が「YES」となり、以下の処理を行う。
まず、フラグFが1に設定されているか否かを判断する(S22)。この場合、車高調整制御が開始された直後においては、F=0に設定されているため、ステップS22の判断は「NO」となり、次に、車高調整時間(周波数)の割り出しを行う(S23)。
車高調整制御装置52においては、車高調整時間(車高調整の開始から終了までの時間)が走行状態に応じて設定されている。例えば、図6に示すように、車両の速度が大きい(速い)ほど車高調整時間が長く設定される。また、図7に示すように、路面凹凸レベルが高いほど車高調整時間が短く設定される。また、図8に示すように、運転者が図示しない車高変更操作ボタンとして備わったボタンのうち高速ボタンを押すと短時間で車高変更し、低速ボタンを押すと長い時間かけて車高変更する。
そして、車高調整制御装置52は、アブソーバ制御装置51に対して車高調整時間データを出力するよう構成される。従って、アブソーバ制御装置51は、車高調整制御装置52から出力される車高調整時間データを入力することで、車高調整時間を求めることができる。
あるいは、アブソーバ制御装置51が、車速信号、路面凹凸レベル信号(ばね下G信号)を入力して車高調整時間を算出してもよい。
続いて、この車高調整時間に基づいてハイパスフィルタの周波数特性を変更する(S24)。つまり、車速調整周波数(車高調整時間の逆数)の振動を除去できるように、ハイパスフィルタのカットオフ周波数を決定する。この場合、車高調整制御装置52から出力された車高調整時間データからカットオフ周波数を求めてもよいが、図9に示すカットオフ周波数算出マップを用いて、車速信号と路面凹凸レベル信号(ばね下G信号)とからカットオフ周波数を求めてもよい。
例えば、車高調整時間が2秒であれば、カットオフ周波数を0.5Hzより大きな所定値にする。つまり、カットオフ周波数を車高調整周波数より高い所定周波数に設定するのである。例えば、図11において、通常時のハイパスフィルタのカットオフ周波数CUTf1=0.1〜0.2Hzに対して、この場合の車高調整時におけるカットオフ周波数CUTf2をCUTf2=0.7〜0.8Hzに設定する。
尚、ステップS23にて割り出した車高調整時間が所定時間以上(例えば、10秒以上)であれば、車高調整による振動が振動抑制制御に影響しないため、つまり、車高調整周波数がハイパスフィルタのカットオフ周波数より低いものになるため、ハイパスフィルタ特性は変更しないようにする。
続いて、フラグFを1に設定して(S25)、本制御ルーチンを一旦終了する。
そして、本制御ルーチンは所定時間ごとに繰り返され、車高調整制御中であれば、すでにハイパスフィルタ特性が変更されていることから、ステップS22の判断が「YESとなり、ステップS23〜S25の処理をスキップし本制御ルーチンを抜ける。
こうした判断が繰り返される途中で車高調整制御が終了すると、ステップS21の判断は「NO」となり、続いて、ステップS26のフラグFの確認処理を行う。
この場合、直前回までフラグFは1に設定されており、ハイパスフィルタのカットオフ周波数が車高調整制御用のものに設定されているため、ステップS27においてハイパスフィルタの周波数特性を通常時のものに戻す(S27)。つまり、ハイパスフィルタのカットオフ周波数を通常時のCUTf1に戻すのである。
続いて、フラグFをF=0に設定して本制御ルーチンを抜ける。従って、その後は、車高調整制御が開始されるまで、ステップS21、S26の判断が「NO」となり、通常の振動抑制制御に適したハイパスフィルタ特性が維持される。
以上説明した、本実施形態のフィルタ特性変更制御ルーチンによれば、車両の振動抑制制御中に車高調整制御が行われても、フィルタのカットオフ周波数が変更されて車高調整制御時に発生する振動がノイズとして除去されるため、振動抑制制御が車高調整制御を抑制するように作動することが防止され、車両の振動抑制制御の信頼性が向上する。この結果、車両の振動抑制制御と車高調整制御とを互いに干渉させることなく良好に行うことができる。
また、ハイパスフィルタのカットオフ周波数を、車高調整時間に応じて設定するため、必要以上に車両振動抑制制御を抑えてしまうことがなく、適切に車高調整制御との両立を図ることができる。
尚、上述したアブソーバ制御装置51の行うステップS21の処理が本発明の車高調整検知手段に相当し、ステップS24,S27の処理が本発明のフィルタ特性変更手段に相当する。
次に、フィルタ特性変更制御ルーチンの変形例1について説明する。図12は、アブソーバ制御装置51にて実行されるフィルタ特性変更制御ルーチンの変形例1を表し、アブソーバ制御装置51内の図示しない記憶素子内に制御プログラムとして記憶されている。
この変形例1は、先の実施形態の制御ルーチンに対して、ステップS29、S30の処理を追加したもので他の処理については同一である。以下、追加した処理について説明し、他の処理については図面に同一ステップ番号を付して説明を省略する。
車高調整制御が行われている状況では、ステップS29にて、ばね上Gセンサ61からの検出信号に基づいて、ばね上加速度Guxがその基準値Gu0を上回っているか否かを判断する。つまり、ばね上の振動が基準レベルより大きいか否かを判断する。
この判断が「NO」であれば、そのまま上述したステップS12の処理に移行するが、「YES」、つまり、ばね上の振動が基準レベルより大きいと判断した場合には、車高調整制御装置52に対して車高調整を一旦中止するように指令出力する(S30)。
そして、すでにハイパスフィルタ特性が変更されている場合には(S26:YES)、ステップS27においてハイパスフィルタの周波数特性を通常時のものに戻す(S27)。つまり、ハイパスフィルタのカットオフ周波数を通常時のCUTf1に戻すのである。この場合、ハイパスフィルタの周波数特性を急に戻さずに、徐々に戻すようにする。例えば、ハイパスフィルタのカットオフ周波数を段階的に低下させる。
以上説明した、フィルタ特性変更制御ルーチンの変形例1によれば、車両が大きく振動している場合には、車両振動抑制制御を優先するため、車高調整中であっても、振動抑制制御性能を落とさないようにすることができる。この場合、ハイパスフィルタの周波数特性を急に戻さずに、徐々に戻すようにしているため、車両挙動が急に変化しなく運転者に違和感を与えない。
次に、フィルタ特性変更制御ルーチンの変形例2について説明する。図13は、アブソーバ制御装置51にて実行されるフィルタ特性変更制御ルーチンの変形例2を表し、アブソーバ制御装置51内の図示しない記憶素子内に制御プログラムとして記憶されている。
この変形例2は、先の変形例1のステップS30に代えてステップS31を行うもので他の処理については同一である。以下、変更した処理について説明し、他の処理については図面に同一ステップ番号を付して説明を省略する。
車高調整制御が行われている状況で、ばね上加速度Guxがその基準値Gu0を上回った場合には、ステップS31の処理に移行し、車高調整制御装置52に対して車高を徐々に上げるように指令する。この場合、車高調整制御装置52の行うPID制御の制御ゲインを調整することで車高の上昇速度を遅くする。
そして、すでにハイパスフィルタ特性が変更されている場合には(S26:YES)、ステップS27においてハイパスフィルタの周波数特性を通常時のものに戻す(S27)。この場合においても、ハイパスフィルタの周波数特性を急に戻さずに、徐々に戻すようにする。
この変形例2によれば、車両が大きく振動している場合には、ハイパスフィルタ特性を通常のものに戻して車両振動抑制制御を優先するとともに、車高を徐々に上げるため路面との干渉を防止することができる。
以上、本実施形態のサスペンション装置について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、本実施形態では、減衰力を調整するショックアブソーバとして電磁アクチュエータ30を用いているが、油圧制御式など種々のものを採用することができる。
また、本実施形態では、電動モータ40によりボールねじ36を回転させてボールねじナット39を軸方向に上下動させる回転−直動変換機構を採用しているが、リニアソレノイドタイプの直動型モータを用いた電磁アクチュエータを採用してもかまわない。この直動型モータは、例えば、アウタシリンダの内周面に電磁コイルを設けるとともに、インナシリンダの外周面に電磁コイルと向かい合う永久磁石を配置し、電磁コイルに通電することによって、インナシリンダとアウタシリンダとの間に軸方向の推力を発生させ、また、インナシリンダに対するアウタシリンダの軸方向相対運動により電磁コイルに起電力を発生させて、電磁コイルへの通電および発電により減衰力を発生させるものである。
また、本実施形態では、車体を弾性支持する支持手段としてエアばね装置20を採用しているが、ショックアブソーバで支持手段を兼用してもかまわない。また、コイルばねを用いたバネ装置で支持手段を構成し、ショックアブソーバで車高を調整するようにしてもよい。
本発明の実施形態に係るサスペンション装置のシステム構成図である。 サスペンション本体の概略構成を表す断面図である。 サスペンション制御装置の機能ブロック図である。 乗心地制御、操縦安定性制御の制御ルーチンおよび車高制御ルーチンを表すフローチャートである。 フィルタ特性変更制御ルーチンを表すフローチャートである。 車速に対する車高調整時間の関係を表す説明図である。 路面状態に対する車高調整時間の関係を表す説明図である。 ボタン選択に対する車高調整時間の関係を表す説明図である。 カットオフ周波数算出マップを表す説明図である。 ハイパスフィルタの周波数特性を表す説明図である。 ハイパス近似積分フィルタの周波数特性を表す説明図である。 フィルタ特性変更制御ルーチンの変形例1を表すフローチャートである。 フィルタ特性変更制御ルーチンの変形例2を表すフローチャートである。
符号の説明
10…サスペンション本体、20…エアばね装置(支持手段)、30…電磁アクチュエータ(アブソーバ)、40…電動モータ、50…サスペンション制御装置、51…アブソーバ制御装置(アブソーバ制御手段)、52…車高調整制御装置(車高制御手段)、55…モータ駆動回路。

Claims (3)

  1. 車輪と車体との間に設けられ、車輪と車体間の上下振動に対して減衰力を発生するアブソーバと、
    車両の走行状態を検知する走行状態センサと、
    上記走行状態センサからの検知信号のノイズを除去するフィルタ手段と、
    上記フィルタ手段を介して入力した検知信号に基づいて上記アブソーバの減衰力を調整するアブソーバ制御手段と、
    車輪と車体との間に設けられ、車高を変更可能に車体を支持する支持手段と、
    上記支持手段の支持する車体の車高を調整する車高制御手段と
    を備えたサスペンション装置において、
    上記車高制御手段により車高が調整中であるか否かを判断する車高調整検知手段と、
    上記車高が調整中である場合には、上記フィルタ手段のノイズ除去特性を、上記車高が調整中でない場合の通常特性に対して変更するフィルタ特性変更手段を備えたことを特徴とするサスペンション装置。
  2. 上記フィルタ特性変更手段は、上記車高の調整時間に基づいて、上記フィルタ手段のノイズ除去特性を決定することを特徴とする請求項1記載のサスペンション装置。
  3. 車両のばね上振動を検出するばね上振動検出手段を備え、
    上記フィルタ特性変更手段は、上記車高の調整中に上記ばね上振動が所定レベル以上であることが検知されたときには、上記フィルタ手段のノイズ除去特性を上記車高が調整中でない場合の通常特性に戻すことを特徴とする請求項1または請求項2記載のサスペンション装置。
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