JP2903365B2 - 電子制御エアサスペンション車用制御装置 - Google Patents

電子制御エアサスペンション車用制御装置

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JP2903365B2 JP5584294A JP5584294A JP2903365B2 JP 2903365 B2 JP2903365 B2 JP 2903365B2 JP 5584294 A JP5584294 A JP 5584294A JP 5584294 A JP5584294 A JP 5584294A JP 2903365 B2 JP2903365 B2 JP 2903365B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子制御エアサスペンシ
ョン車用制御装置に関し、特に低速時の車体振動を制振
する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バスや大型トラック等に装備され
るサスペンションは、例えば、実開昭64−52920
号公報及び実開平2−141510号公報等に開示され
るような空気弾性を利用して車体を支える車両用エアサ
スペンション装置が主流となっている。ここで、車両用
エアサスペンション装置はエアスプリングに圧縮性流体
である空気(エア)を用いているため、リーフスプリン
グを用いた通常のものに較べて優れた乗り心地を確保す
ることが可能となる。
【0003】このようなエアサスペンション装置を用い
ているものにあっては、エアスプリング内の空気圧を調
整することにより、エアスプリングのばね定数を調整で
きるので、車両の乗り心地を低減させることなく、ロー
ル制御性を高めようとする試みがなされている。即ち、
図7に示すように、エアスプリング83内部と配管85を介
して連通したサブタンク86を設け、前記配管85に開閉手
段としての電磁弁87を介装し、車速や操舵角に応じて電
磁弁87の開閉を制御することにより、ばね定数を切り換
えるエアサスペンション装置が提案されている。尚、84
は所定圧力に調圧されたエアリザーバタンク(図示せ
ず)との連通配管に介装されたレベリングバルブであ
る。
【0004】例えば、車速が所定値未満のとき或いは車
速が所定値以上でも操舵角が所定値未満のときには、電
磁弁87を開いてエアスプリング83内部とサブタンク86と
を一体とすることにより、エアスプリング83内部のエア
容積を実質的に大きくする。この場合、エア容積が大き
い程外力に対して内部圧力が上昇しないので、該エアス
プリング83の反力が小さくなり、もってばね定数が小さ
くなり、乗り心地を向上できる。
【0005】一方、車速が所定値以上で操舵角が所定値
以上のときには、電磁弁87を閉じてエアスプリング83内
部とサブタンク86とを遮断することにより、エアスプリ
ング83内部のエア容積を実質的に小さくする。この場
合、エアスプリング83の反力が大きくなり、もってばね
定数が大きくなり、ロールを低減できる。尚、上記のよ
うにばね定数を切り換えるようにした電子制御エアサス
ペンション装置として、車体のローリング動作を検出す
るために、車体の前側車軸近傍の左右外側に各々上下G
センサを配置し、車体のローリング動作を検出した場合
にはエアスプリングもしくはショックアブソーバの少な
くとも一方をハード状態に切り換えて、そのローリング
動作を抑制して乗り心地を改善しようとしたものがある
(特開平5−193324号公報参照)。
【0006】一方、荷物の積卸しの際に車体が揺動する
のを防止するために、エアスプリングと並列に設けられ
たショックアブソーバの減衰力を変更する手段を設け、
車速検出手段等により検出された車速が所定車速以下の
場合には、車速がほぼ停止状態であるとして、自動的に
前記ションクアブソーバの減衰力を大きくするようにし
たものがある(特開昭61−269513号公報参
照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ここで、特開平5−1
93324号公報に開示される電子制御エアサスペンシ
ョン装置にあっては、上下Gセンサにより車体のローリ
ング動作を検出した場合に、エアスプリングもしくはシ
ョックアブソーバの少なくとも一方をハード状態に切り
換えて、そのローリング動作を抑制するものであるが、
当該制御は上下Gセンサにより車体のローリング動作を
検出しているため、車速が小さい場合には上下Gセンサ
により検出される上下方向加速度が小さいため、切換制
御が実施されず、車体の揺れを抑制できない。
【0008】また、特開昭61−269513号公報に開
示される電子制御エアサスペンション装置にあっては、
検出された車速が所定車速以下の場合にショックアブソ
ーバの減衰力を大きくしているが、低速状態で、大きく
操舵するような運転状態にあっては、車速が所定車速以
下でなくても車体のローリング動作等の揺れが発生する
ことがあるため、このものでは、当該複合条件の運転状
態には対処することができず、やはり車体の揺れを抑制
できない。
【0009】しかしながら、車両が狭路を通過する際に
は、低速状態でかつ大きく操舵される場合があり、前述
のものではこれらの状況に対処できない。また、発進時
において、大きく操舵された状態から発進されることが
あり、この場合にも車体のローリング動作等の揺れが発
生することがある。そこで、本発明は以上のような従来
の問題点に鑑みなされたもので、車両が狭路等を通過す
る際や発進時においても、発生する車体振動を効果的に
制振して、車両の操縦性をより向上させることが可能な
電子制御エアサスペンション車用制御装置を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の発明は、車両におけるばね上系と前後左右の各ばね下
系との間に少なくとも1個設けられ該ばね上系を支持す
るエアスプリングと、前記ばね上系と前記各ばね下系と
の間に少なくとも1個ずつ設けられるショックアブソー
バと、を備えてなる電子制御エアサスペンション車用制
御装置において、車速を検出する車速検出手段と、ステ
アリングの操舵角を検出する操舵角検出手段と、前記車
速が所定車速以下で前記操舵角が所定操舵角以下の場合
にはショックアブソーバをハードに切換え、前記車速が
所定車速以下で前記操舵角が所定操舵角より大きい場合
にはショックアブソーバ及びエアスプリングをハードに
切換える制御手段と、を設けた。
【0011】請求項2記載の発明は、車両が停車すると
きの前記制御手段により切換えたショックアブソーバ及
びエアスプリングの状態、を記憶する記憶手段と、当該
停車後に車両が発進するときに、ショックアブソーバ及
びエアスプリングの状態を前記記憶手段に記憶された状
態に制御する発進時制御手段と、を設けるように構成し
た。
【0012】
【作用】車両の走行状態により車両には、動的変位と静
的変位が生じる。即ち、車速が所定車速以下で、かつ操
舵角も小さい場合には、静的変位はほとんど生じること
は無く動的変位のみが生じる。また、車速が所定車速以
下であっても、操舵角が大きくなると、動的変位と静的
変位が生じることとなる。
【0013】ここで、動的変位を抑制するためには、シ
ョックアブソーバをハードに切換えることにより対処可
能であり、一方動的変位と静的変位とを抑制するために
は、ショックアブソーバ及びエアスプリングをハードに
切換えることが必要となる。請求項1記載の発明に係る
作用として、車速が所定車速以下で操舵角が所定操舵角
以下の場合には、ばね上系においては、静的変位がほと
んど生じることは無く動的変位のみが生じているとし
て、ショックアブソーバをハードに切換えて、該動的変
位を抑制する。また、前記車速が所定車速以下で前記操
舵角が所定操舵角より大きい場合には、ばね上系におい
ては、動的変位と静的変位が生じるとして、ショックア
ブソーバ及びエアスプリングをハードに切換えて、該動
的変位と静的変位とを抑制する。
【0014】請求項2記載の発明に係る作用として、車
両が発進するときは、ショックアブソーバ及びエアスプ
リングの状態を停車時に記憶手段に記憶された状態に制
御するので、ショックアブソーバ及びエアスプリングは
車両が停止したときの制御状態となっている。もって、
操舵角が所定操舵角以下の状態で停止されていた場合に
は、発進時にも車両は大きく曲がらずに発進するので、
ばね上系に加速度が生じることが無く、ショックアブソ
ーバをハードに切換えて、車両後部が下がるような動的
変位を抑制する。
【0015】また、操舵角が所定操舵角より大きい状態
で停止されていた場合には、発進時に車両が大きく曲り
ながら発進するので、ばね上系に加速度が生じることと
なり、ショックアブソーバ及びエアスプリングをハード
に切換えて、車両後部が下がるような動的変位を抑制す
ると共に、車体の姿勢制御も行う。
【0016】
【実施例】以下、添付された図面を参照して本発明を詳
述する。図1は車両の車輪1輪分のエアサスペンション
装置を示している。即ち、この図において、車両のばね
上としての車体20とばね下としてのタイヤ1との間に
は、エアスプリング2と、減衰力切換機構を内蔵したシ
ョックアブソーバ7とが夫々設けられている。圧縮空気
が貯留される図示しないエアリザーバタンクと前記エア
スプリング2とは該エアスプリング2に対する圧縮空気
の給気と排気を行わせるレベリングバルブ4を介装した
給・排気通路21により連通される。又、前記エアスプリ
ング2内部とサブタンク5とは、ばね定数切換用の開閉
手段としての電磁弁からなるばね定数切換弁6を介装し
た連通路22により連通される。
【0017】また、マイクロコンピュータを内蔵したコ
ントロールユニット9には、後述するモードの切換スイ
ッチ10からの切換M信号、車速センサ17からの車速V信
号及び操舵角センサ11からの操舵角θ信号が入力され
る。そして、コントロールユニット9には、前記車速V
信号及び操舵角θ信号に基づいて、ショックアブソーバ
及びエアスプリングを切換える制御手段と、切換状態を
記憶する記憶手段と、車両の発進時におけるショックア
ブソーバ及びエアスプリングの状態を制御する発進時制
御手段とが、ソフトウェア的に装備されており、前記ば
ね定数切換弁6及びショックアブソーバ7の減衰力切換
機構のアクチュエータ8が、マイクロコンピュータを内
蔵したコントロールユニット9から出力される制御信号
により切換制御され、連通路22の開閉制御及びショック
アブソーバ7の減衰力切換制御が行われる。
【0018】図2は本発明の請求項1記載の発明に係る
第1実施例の詳細な制御ブロック図を示しており、モー
ド切換スイッチ10から出力される信号はモード信号入力
手段31を介して、また車速センサ17から出力される信号
は車速信号入力手段32を介して、また操舵角センサ11か
ら出力される信号は操舵角信号入力手段33を介して、制
御手段35に入力される。
【0019】制御手段35から出力される制御信号は、ば
ね定数切換弁切換信号出力手段36を介してばね定数切換
弁6に、またショックアブソーバ切換信号出力手段37を
介してショックアブソーバ7の減衰力切換機構のアクチ
ュエータ8に、夫々入力される。次に、第1実施例に係
る制御内容を説明する。図3に示すフローチャートは、
コントロールユニット9によるばね定数切換弁6及びシ
ョックアブソーバ7の減衰力切換機構のアクチュエータ
8の切換制御内容である。また、当該切換制御に係る作
用については、図4に示すタイムチャートを参照する。
【0020】ステップ1(図ではS1と略記する。以下
同様)では、モード切換スイッチ10の切換位置を判定
し、ハードモード(ばね定数大)又はソフトモード(ば
ね定数小)の固定モードに切換えられているか、自動的
に切換制御を行うオートモードに切換えられているかを
判断する。そしてオートモードが選択されるとステップ
2以下に進み、ハードモード又はソフトモードが選択さ
れている場合には、当該切換制御を行わないとして、そ
のままリターンする。
【0021】ステップ2では、車速センサ17から車速信
号Vを読込む。なお、車両は前進する場合と後退する場
合とがあり、もって当該車速信号Vは正負を有する信号
である。ステップ3では、操舵角センサ11からの操舵角
θ信号を読込む。なお、車両は右に操舵される場合と左
に操舵される場合とがあり、もって当該操舵角θ信号も
正負を有する信号である。
【0022】ステップ4では、車速センサ17から読み込
んだ車速信号Vの大きさとしての絶対値|V|を判断
し、車速が所定車速VLr未満であるか否か、即ち車両が
低速走行をしているか否かを判断する。そして、車両が
低速走行をしている(|V|<VLr)と判断された場合
には、ステップ5以下に進み、車両が低速走行をしてい
ないと判断された場合には、当該切換制御を行わないと
して、そのままリターンする。
【0023】ステップ5では、操舵角センサ11から読み
込んだ操舵角θ信号の大きさとしての絶対値|θ|を判
断し、操舵角が所定操舵角θLrより大きいか否か、即ち
車両が大きく操舵されているか否かを判断する。そし
て、車両が操舵されていないと判断された場合には、ス
テップ6に進む。ステップ6では、ショックアブソーバ
7の減衰力切換機構のアクチュエータ8を切換制御し
て、該ショックアブソーバ7をハード(減衰力大)に切
換える。即ち、当該ステップにあっては、車両がほぼ直
進で低速走行をしている場合であるので、車両には操舵
による横加速度が生じることがなく、もって静的変位は
生じることが無く、動的変位のみが生じるとして、ショ
ックアブソーバ7の減衰力切換機構のアクチュエータ8
をハードに切換制御して、該動的変位を抑制している
(図4(b,e)参照)。
【0024】一方、ステップ5において、車両が大きく
操舵されている(|θ|>θLr)と判断された場合に
は、ステップ7を経由した後にステップ6に進む。ここ
で、ステップ7では、ばね定数切換弁6を閉止してばね
定数を大に切り換えて、エアスプリング2をハードに設
定する。即ち、当該ステップ7に進んだ場合は、車両が
低速走行をしながら大きく操舵される場合であり、車両
には操舵による横加速度が生じており、もって静的変位
が生じているとして、エアスプリング2をハードに切換
制御して、該静的変位を抑制している(図4(c,d)
参照)。
【0025】そして、ステップ6に進んで、ショックア
ブソーバ7をハード(減衰力大)に切換えることによ
り、前記静的変位に付随して発生する動的変位をも抑制
して、例えば車両が狭路を通過している場合に、低速状
態でかつ大きく操舵されても、車体に発生するローリン
グ動作等の車体振動を効果的に制振することが可能とな
る(図4(b,c,d,e)。
【0026】即ち、ステップ4〜7が請求項1記載の制
御手段の機能を奏している。もって、車両の走行状態に
より、車両に動的変位あるいは静的変位が生じても、図
5に示すように、ショックアブソーバ7のみをハードに
切換制御するか或いはエアスプリング2及びショックア
ブソーバ7をハードに切換制御することにより各変位に
応じた制振制御が可能となり、車両の操縦性がより向上
することとなる。
【0027】次に請求項2記載の発明に係る第2実施例
を説明するが、当該第2実施例においても、前述の第1
実施例とシステム構成及び制御内容を説明するフローチ
ャートは、同様であり、もってコントロールユニット9
によるばね定数切換弁6及びショックアブソーバ7の減
衰力切換機構のアクチュエータ8の切換制御内容につい
ての説明は省略する。
【0028】ここで、本第2実施例においては、図6に
示す制御ブロック図のように、モード切換スイッチ10か
ら出力される信号はモード信号入力手段31を介して、ま
た車速センサ17から出力される信号は車速信号入力手段
32を介して、また操舵角センサ11から出力される信号は
操舵角信号入力手段33を介して、制御手段35に入力され
る。
【0029】制御手段35から出力される制御信号は、ば
ね定数切換弁切換信号出力手段36を介してばね定数切換
弁6に、またショックアブソーバ切換信号出力手段37を
介してショックアブソーバ7の減衰力切換機構のアクチ
ュエータ8に、夫々入力されると共に、当該制御信号は
記憶手段41に記憶される。ここで、当該記憶手段41は、
車両が停止され、イグニッションスイッチがオフとなっ
た後も記憶内容を保持するものである。従って、イグニ
ッションスイッチがオフからオンとされ、車両が発進さ
せられるときは、ショックアブソーバ7及びエアスプリ
ング2の状態を停車時に記憶手段41に記憶された状態に
制御される。
【0030】もって、操舵角が所定操舵角以下の状態で
停止されていた場合には、発進時にも車両は大きく曲が
らずに発進するので、ばね上系に加速度が生じることが
無く、ショックアブソーバをハードに切換えて、車両後
部が下がるような動的変位を抑制する。また、操舵角が
所定操舵角より大きい状態で停止されていた場合には、
発進時に車両が大きく曲りながら発進するので、ばね上
系に加速度が生じることとなり、ショックアブソーバ及
びエアスプリングをハードに切換えて、車両後部が下が
るような動的変位を抑制すると共に、車体の姿勢制御も
行う。
【0031】即ち、記憶手段41が請求項2記載の記憶手
段の機能を奏し、制御手段35が発進時制御手段の機能を
奏することとなり、本第2実施例によれば、発進時にお
ける制振制御が確実に行われることとなり、車両の操縦
性がより向上することとなる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、車速が所定車速以下で前記操舵角が所定操
舵角以下の場合にはショックアブソーバをハードに切換
え、前記車速が所定車速以下で前記操舵角が所定操舵角
より大きい場合にはショックアブソーバ及びエアスプリ
ングをハードに切換えるようにしたので、低速走行,小
操舵角の場合に生じる動的変位及び低車速,大操舵角の
場合に生じる静的変位による振動を確実に制振すること
が可能となり、車両が狭路等を通過する際におけ車両の
操縦性をより向上することとなるという効果がある。
【0033】請求項2記載の発明によれば、車両が発進
するときには、ショックアブソーバ及びエアスプリング
の状態が停止時の状態に制御されるので、発進時の車体
の姿勢制御が確実に行われ、発進時においても、発生す
る車体振動を効果的に制振され、車両の操縦性がより向
上することとなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例のシステム図
【図2】 本発明の第1実施例の制御ブロック図
【図3】 同上第1実施例の制御内容を説明するフロー
チャート
【図4】 同上第1実施例の制御作用を説明するタイム
チャート
【図5】 同上第1実施例の制御作用を説明する特性図
【図6】 本発明の第2実施例の制御ブロック図
【図7】 従来の車両用エアサスペンション装置の一例
のシステム構成図
【符号の説明】
1 タイヤ 2 エアスプリング 4 レベリングバルブ 5 サブタンク 6 ばね定数切換弁 7 ショックアブソーバ 8 アクチュエータ 9 コントロールユニット 11 操舵角センサ 17 車速センサ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両におけるばね上系と前後左右の各ばね
    下系との間に少なくとも1個設けられ該ばね上系を支持
    するエアスプリングと、 前記ばね上系と前記各ばね下系との間に少なくとも1個
    ずつ設けられるショックアブソーバと、 を備えてなる電子制御エアサスペンション車用制御装置
    において、 車速を検出する車速検出手段と、 ステアリングの操舵角を検出する操舵角検出手段と、 前記車速が所定車速以下で前記操舵角が所定操舵角以下
    の場合にはショックアブソーバをハードに切換え、前記
    車速が所定車速以下で前記操舵角が所定操舵角より大き
    い場合にはショックアブソーバ及びエアスプリングをハ
    ードに切換える制御手段と、 を設けたことを特徴とする電子制御エアサスペンション
    車用制御装置。
  2. 【請求項2】車両が停車するときの前記請求項1記載の
    制御手段により切換えたショックアブソーバ及びエアス
    プリングの状態、を記憶する記憶手段と、 当該停車後に車両が発進するときに、ショックアブソー
    バ及びエアスプリングの状態を前記記憶手段に記憶され
    た状態に制御する発進時制御手段と、を設けたことを特
    徴とする電子制御エアサスペンション車用制御装置。
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