JP2007167474A - 遊技機用ボタンユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】ボタンの良好な操作感覚を得ることができる遊技機用ボタンユニットを提供すること。
【解決手段】停止ボタンユニット60は、停止ボタン62と、この停止ボタンを押下可能に収容する収容部20を含むボタンユニット本体61と、を備える。停止ボタン62は、押下方向に沿って延びるボタン基部66及びボタン操作部67の操作部本体671と、この操作部本体671の一端側の表面に突設された鍔部673と、を備え、鍔部673のボタン基部66側の表面には、金属ワッシャ68が設けられる。収容部20は、停止ボタン62のボタン基部66及びボタン操作部67の操作部本体671が収容される軸部収容部21と、停止ボタン62の鍔部673が収容される鍔部収容部22と、を有し、鍔部収容部22は、金属ワッシャ68が当接可能である。
【選択図】図3

Description

本発明は、スロットマシン、パチンコ機その他の遊技機に用いられる遊技機用ボタンユニットに関する。
例えば、停止ボタンを備えたスロットマシン、いわゆるパチスロ機は、正面の表示窓内に複数の図柄を表示する機械的回転リールを複数配列して構成した変動表示装置、或いはリール上の図柄を画面に表示する電気的変動表示装置を有する。遊技者のスタート操作に応じて、制御手段が変動表示装置を駆動して各リールを回転させることにより、図柄を変動表示させ、一定時間後自動的に或いは遊技者の停止操作により、各リールの回転を順次停止させる。このとき、表示窓内に現れた各リールの図柄が特定の組合せ(入賞図柄)になった場合にコイン、メダル等の遊技媒体を払出すことで遊技者に利益を付与するものである。
現在主流の機種は、複数種類の入賞態様を有するものである。特に、所定の役の入賞が成立したときは、1回のコインの払出しに終わらず、所定期間、通常の状態よりも条件の良い遊技状態となる。このような役として、遊技者に相対的に大きい利益を与えるゲームが所定回数行える役(「ビッグボーナス」と称し、以下「BB」と略記する)と、遊技者に相対的に小さい利益を与える遊技を所定ゲーム数行える役(「レギュラーボーナス」と称し、以下「RB」と略記する)がある。
また、現在主流の機種においては、有効化された入賞ライン(以下「有効ライン」という)に沿って所定の図柄の組合せが並び、コイン、メダル等が払出される入賞が成立するには、内部的な抽選処理(以下、「内部抽選」という)により役に当選(以下、「内部当選」という)し、且つその内部当選した役(以下、「内部当選役」という)の入賞成立を示す図柄の組合せを有効ラインに停止できるタイミングで遊技者が停止操作を行うことが要求される。つまり、いくら内部当選したとしても、遊技者の停止操作のタイミングが悪いと入賞を成立させることができない。すなわち、停止操作のタイミングに熟練した技術が要求される(「目押し」といわれる技術介入性の比重が高い)遊技機が現在の主流である。
ここで、上述した停止操作は、遊技者が、停止ボタンユニットに内蔵された停止ボタンを順次押すことによって行われる(特許文献1参照)。
停止ボタンユニットは、例えば、合成樹脂製であり、ボタンユニット本体と、このボタンユニット本体に押下可能に設けられた3つの停止ボタンと、を備える。
ボタンユニット本体には、停止ボタンを収納する凹状の収容部が3つ形成されている。また、ボタンユニット本体の内部には、基板が設けられている。
停止ボタンは、それぞれ、楕円筒形状であり、ボタンユニット本体の収容部に収納され、このボタンユニット本体内の基板に対して進退可能となっている。つまり、停止ボタンを押下すると、停止ボタンがボタンユニット本体内の基板に向かって前進する。
また、収容部と停止ボタンとの間には、ばねが介装されており、このばねにより、停止ボタンはボタンユニット本体の外側に向かって常時付勢されている。
基板には、図示しないフォトセンサやLEDが設けられている。フォトセンサは、発光部及び受光部を有しており、発光部から射出されて受光部に入射する光が遮られると、停止ボタンが押下されたことを認識する。
以上の停止ボタンユニットは、以下のように動作する。停止ボタンは、ボタンユニット本体の外側に向かって付勢された状態であり、この状態から、遊技者が、ばねの付勢力に抗して停止ボタンを押すと、停止ボタンがボタンユニット本体内の基板に向かって移動する。すると、停止ボタンの先端が、フォトセンサの発光部と受光部との間に挿入されて、受光部に入射する光が遮られる。これにより、停止ボタンの押下動作が検出される。
特開2004−81328号公報
しかしながら、特許文献1の停止ボタンユニットでは、遊技者は、停止ボタンの押下操作が完了したことを明確に認識するため、停止ボタンの先端が収容部の底面に接触するまで、停止ボタンを押下することが多い。このとき、合成樹脂で形成された停止ボタンの先端と収容部の底面とが接触することにより、鈍い接触音が生じるとともに、合成樹脂製の停止ボタンの先端が僅かに凹むことになる。そのため、停止ボタンの良好な操作感覚を得ることが困難であった。
本発明の目的は、ボタンの良好な操作感覚を得ることができる遊技機用ボタンユニットを提供することである。
具体的には、本発明では、以下のようなものを提供する。
(1) ボタン(例えば、後述の停止ボタン62)と、このボタンを押下可能に収容する収容部(例えば、後述の収容部20)を含むボタンユニット本体(例えば、後述のボタンユニット本体61)と、を備える遊技機用ボタンユニット(例えば、後述の停止ボタンユニット60)であって、前記ボタンは、押下方向に沿って延びる軸部(例えば、後述のボタン基部66及びボタン操作部67の操作部本体671)と、この軸部の一端側の表面に突設された鍔部(例えば、後述のボタン操作部67の鍔部673)と、を備え、前記鍔部の前記軸部側の表面には、金属面(例えば、後述の金属ワッシャ68)が設けられ、前記収容部は、前記ボタンの軸部が収容される軸部収容部(例えば、後述の軸部収容部21)と、前記ボタンの鍔部が収容される鍔部収容部(例えば、後述の鍔部収容部22)と、を有し、前記鍔部収容部は、前記鍔部の金属面が当接可能であることを特徴とする遊技機用ボタンユニット。
(1)に記載の遊技機用ボタンユニットによれば、軸部及び鍔部を含んでボタンを構成し、鍔部の軸部側の表面に金属面を設けた。さらに、軸部収容部及び鍔部収容部を含んで収容部を構成し、鍔部収容部に鍔部の金属面が当接可能とした。
よって、ボタンを押下すると、ボタンの鍔部に設けられた金属面が、ボタンユニット本体の鍔部収容部に接触するので、「カチッ」という金属音が発生し、遊技者に感触のよいクリック感をもたらす。よって、ボタンの良好な操作感覚を得ることができる。
(2) (1)に記載の遊技機用ボタンユニットにおいて、前記収容部には、当該収容部を貫通する切り欠き部(例えば、後述の切り欠き部23A)が形成されていることを特徴とする遊技機用ボタンユニット。
ボタンのがたつきを防止するため、遊技機用ボタンユニットでは、ボタンと収容部との隙間ができるだけ狭くなるよう設計される。そのため、遊技者がボタンを押下すると、この隙間にある空気が緩衝材となって、ボタンの移動に対して空気抵抗が生じ、良好な金属音が得られない場合がある。
そこで、(2)記載の遊技機用ボタンユニットによれば、収容部を貫通する切り欠き部を形成したので、ボタンが押下された場合に、この切り欠き部を介してボタンと収容部との隙間の空気を逃がすことができ、良好な金属音を確実に得ることができる。
(3) (2)に記載の遊技機用ボタンユニットにおいて、前記切り欠き部は、前記ボタンの押下方向に対して略直交する方向に前記収容部を貫通することを特徴とする遊技機用ボタンユニット。
(3)記載の遊技機用ボタンユニットによれば、ボタンの押下方向に対して略直交する方向に収容部を貫通するように、切り欠き部を形成した。よって、例えば、遊技機内部の各種装置を操作する目的でボタンユニット本体の正面から針金が挿入されても、この針金が切り欠き部を通ってボタンユニット本体の内部側に抜けることがなく、不正行為を防止できる。
(4) (1)から(3)のいずれかに記載の遊技機用ボタンユニットにおいて、前記収容部の内面には、前記ボタンの押下方向に沿って延びて前記ボタンを支持する突起(例えば、後述の突起214)が形成されていることを特徴とする遊技機用ボタンユニット。
(4)記載の遊技機用ボタンユニットによれば、収容部の内面に突起を形成し、この突起でボタンを支持したので、ボタンと収容部との接触面積を低減できるから、ボタンを押下方向に円滑に移動できる。
また、互いに隣り合う突起と突起との間には空間が形成されるので、この空間を利用して、ボタンと収容部との隙間にある空気を拡散させて、ボタンの移動の際に生じる空気抵抗を低減できるから、良好な金属音を得ることができる。
本発明によれば、ボタンを押下すると、ボタンの鍔部に設けられた金属面が、ボタンユニット本体の鍔部収容部に接触するので、「カチッ」という金属音が発生し、遊技者に感触のよいクリック感をもたらす。よって、ボタンの良好な操作感覚を得ることができる。
以下、実施例の遊技機について説明する。
図1は、本発明の一実施例の遊技機1の外観を示す斜視図である。遊技機1は、いわゆる「パチスロ機」である。この遊技機1は、コイン、メダル、遊技球又はトークンなどの他、遊技者に付与された、もしくは付与される遊技価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技する遊技機であるが、以下ではメダルを用いるものとして説明する。
遊技機1の全体は、めっき加工されたキャビネット2で形成されている。このキャビネット2の正面には、略垂直面としてのパネル表示部2aが形成され、その中央には縦長矩形の表示窓4L,4C,4Rが設けられる。表示窓4L,4C,4Rには、表示ラインとして水平方向にトップライン8b、センターライン8c及びボトムライン8d、斜め方向にクロスアップライン8a及びクロスダウンライン8eが設けられている。
これらの表示ラインは、後述の1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12、最大BETスイッチ13を操作すること(以下「BET操作」という)、或いはメダル投入口32にメダルを投入することにより、それぞれ1本、3本、5本が有効化される。どの表示ラインが有効化されたかは、後で説明するBETランプ9a,9b,9cの点灯で表示される。
ここで、表示ライン8a〜8eは、役の成否に関わる。具体的には、所定の役に対応する図柄組合せを構成する図柄がいずれかの有効ライン(有効化された表示ライン)に対応する所定の位置に並んで停止表示されることにより、所定の役が成立することとなる。
キャビネット2の内部には、各々の外周面に複数種類の図柄によって構成される図柄列が描かれた3個のリール3L,3C,3Rが回転自在に横一列に設けられ、変動表示手段を形成している。各リールの図柄は表示窓4L,4C,4Rを透して観察できるようになっている。各リールは、定速回転(例えば80回転/分)で回転する。
表示窓4L,4C,4Rの左側には、1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9c、情報表示部18が設けられる。1−BETランプ9a、2−BETランプ9b及び最大BETランプ9cは、一のゲームを行うために賭けられたメダルの数(以下「BET数」という)に応じて点灯する。
1−BETランプ9aは、BET数が“1”で1本の表示ラインが有効化されたとき(1本の有効ラインが設定されたとき)に点灯する。2−BETランプ9bは、BET数が“2”で3本の表示ラインが有効化されたとき(3本の有効ラインが設定されたとき)に点灯する。最大BETランプ9cは、BET数が“3”で全て(5本)の表示ラインが有効化されたとき(全て(5本)の有効ラインが設定されたとき)に点灯する。情報表示部18は、7セグメントLEDから成り、貯留(クレジット)されているメダルの枚数、メダルの払出枚数などを表示する。
表示窓4L,4C,4Rの下方には水平面の台座部10が形成され、その台座部10と表示窓4L,4C,4Rとの間には液晶表示装置5が設けられている。この液晶表示装置5の表示画面5aでは、種々の演出表示が行われる。液晶表示装置5の右側にはメダル投入口32が設けられ、液晶表示装置5の左側には、1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12、及び最大BETスイッチ13が設けられる。
1−BETスイッチ11は、1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの1枚がゲームに賭けられ、2−BETスイッチ12は、1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの2枚がゲームに賭けられ、最大BETスイッチ13は、1回のゲームに賭けることが可能な最大枚数のメダルが賭けられる。これらのBETスイッチ11,12,13を操作することで、前述のとおり、所定の表示ラインが有効化される。
台座部10の前面部の左寄りには、遊技者がゲームで獲得したメダルのクレジット/払出しを押しボタン操作で切り換えるC/Pスイッチ14が設けられている。このC/Pスイッチ14の切り換えにより、正面下部のメダル払出口15からメダルが払出され、払出されたメダルはメダル受け部16に溜められる。C/Pスイッチ14の右側には、遊技者の操作により上記リールを回転させ、表示窓4L,4C,4R内での図柄の変動表示を開始するためのスタートレバー6が所定の角度範囲で回動自在に取り付けられている。
台座部10の前面部中央で、液晶表示装置5の下方位置には、3個のリール3L,3C,3Rの回転をそれぞれ停止させるための3個の停止ボタン7L,7C,7Rが設けられている。メダル受け部16の上方の左右には、スピーカ31L,31Rが設けられている。なお、実施例では、一のゲーム(単位遊技)は、基本的にスタートレバー6が操作されることにより開始し、全てのリール3L,3C,3Rが停止したときに終了する。
実施例では、全てのリールが回転しているときに行われるリールの停止操作(停止ボタンの操作)を「第1停止操作」、「第1停止操作」の後に行われる停止操作を「第2停止操作」、「第2停止操作」の後に行われる停止操作を「第3停止操作」という。
また、遊技機1は、遊技処理動作を制御する主制御回路と、主制御回路に電気的に接続する周辺装置(アクチュエータ)と、主制御回路から送信される制御指令に基づいて液晶表示装置5、スピーカ31L,31R、LED類及びランプ類を制御する副制御回路とを内蔵している。
主制御回路は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータを主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータは、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPUと、記憶手段であるROM及びRAMを含む。
図2は、各リール3L,3C,3Rに表わされた複数種類の図柄が21個配列された図柄列を示している。各図柄には“00”〜“20”のコードナンバーが付され、主制御回路のROMに格納(記憶)されている。各リール3L,3C,3R上には、“赤7(図柄91)”、“青7(図柄92)”、“BAR(図柄93)”、“ベル(図柄94)”、“スイカ(図柄95)”、“Replay(図柄96)”、及び“チェリー(図柄97)”の図柄で構成される図柄列が表わされている。各リール3L,3C,3Rは、図柄列が図2の矢印方向に移動するように回転駆動される。
ここで、実施例の役には、BB、RB、リプレイ、スイカの小役、ベルの小役、上下チェリーの小役、及び中チェリーの小役が設けられている。また、BBは、第1種特別役物に係る役物連続作動装置である。RBは、第1種特別役物である。
上述した3個の停止ボタン7L,7C,7Rは、以下に示すような停止ボタンユニット60で構成される。
図3は、停止ボタンユニット60の断面図である。図4は、停止ボタンユニット60の分解斜視図である。
停止ボタンユニット60は、樹脂成型で形成されており、ボタンユニット本体61と、このボタンユニット本体61に押下可能に設けられた3つの停止ボタン62と、を備える。
ボタンユニット本体61は、箱状であり、開口631が形成された略箱状のスイッチケース63と、このスイッチケース63の内部に収容された基板64と、スイッチケース63の開口631を塞ぐスイッチケースカバー65とを有する。
スイッチケース63は、停止ボタン62を収納する凹状の収容部20が3つ形成された前面部632と、収容部20を囲むように前面部632に立設された壁部633と、で構成される。すなわち、壁部633は筒状であり、この壁部633の一端側には前面部632が設けられ、壁部633の他端側は、開口631となっている。
停止ボタン62は、それぞれ、スイッチケース63の収容部20に収納され、このスイッチケース63内の基板64に対して進退可能となっている。つまり、停止ボタン62を押下すると、停止ボタン62がスイッチケース63内の基板64に向かって前進する。
図5は、停止ボタン62の分解斜視図である。図6は、停止ボタン62の背面側からの斜視図である。
停止ボタン62は、押下方向に沿って延びる楕円筒形状のボタン基部66と、このボタン基部66の一端側に設けられたボタン操作部67と、このボタン操作部67のボタン基部66側に取り付けられた楕円環状の金属ワッシャ68と、を備えている。
ボタン操作部67は、楕円筒形状の操作部本体671と、この操作部本体671の一端側を塞ぐ平板状の押圧部672と、この押圧部672が延出されて操作部本体671の一端側表面の全周に亘って突設された鍔部673と、を備えている。
操作部本体671は、半透明であり、その表面は、遊技者が押圧可能な押圧面となっている。
鍔部673の操作部本体671側の表面には、金属ワッシャ68が取り付けられる。なお、金属ワッシャ68が遊技者から視認されないように、鍔部673は、透明性の低い材料で形成されている。
金属ワッシャ68は、PET印刷された楕円環状の両面シール681で貼り付けられている。なお、これに限らず、金属ワッシャを接着剤で鍔部673に接着してもよいし、ボタン操作部にインサート成形してもよい。
また、本実施例では、鍔部673を透明性の低い材料で形成したが、これに限らず、鍔部を透明性の高い材料で形成するとともに、金属ワッシャの鍔部側の表面にデザインを施してもよい。このようにすれば、遊技者が鍔部を通して金属ワッシャのデザインを視認できるから、停止ボタンのデザイン性を向上できる。
ボタン基部66は、ボタン操作部67の操作部本体671と同一の外径を有するボタン基部本体661と、このボタン基部本体661の一端側に形成されてボタン操作部67の操作部本体671の内径に略等しい外径を有する嵌合部662と、ボタン基部本体661の他端側に形成されて押下方向に沿って延びる一対の係止部663及び一対の延出部664と、を備える。
嵌合部662の一端側は、ボタン操作部67の操作部本体671の内部に嵌合し、これにより、ボタン基部66のボタン基部本体661の外周面は、ボタン操作部67の操作部本体671の外周面に連続する。一方、嵌合部662の他端側は、ボタン基部本体661の先端まで延びている。
係止部663の先端は、フック形状となっている。この係止部663は、後述の貫通孔215に挿入され、係止部663の先端は、貫通孔215が形成される後述の底部212に係止される。
延出部664は、それぞれ、後述の貫通孔215に挿通される。
なお、図3に示すように、停止ボタン62の押圧面から金属ワッシャ68の表面までの寸法はpである。
図7は、ボタンユニット本体61の正面図である。
収容部20は、ボタン基部66のボタン基部本体661及びボタン操作部67が収容される軸部収容部21と、停止ボタン62のボタン操作部67の鍔部673が収容される鍔部収容部22と、で構成される。
具体的には、鍔部収容部22は、前面部632に接続された楕円筒状の壁部221と、この壁部221の一端側に設けられた楕円環状の底部222と、を備える。
軸部収容部21は、鍔部収容部22の底部222の内周側に接続された楕円筒状の壁部211と、この壁部211の一端側に設けられた楕円形状の底部212と、この底部212を貫通する円筒形状のばね保持部213と、を備える。
鍔部収容部22の底部222には、所定間隔おきに複数の切り欠き部23A,23Bが形成されている。なお、本実施形態では、切り欠き部23A,23Bは8箇所に設けられているが、切り欠き部の数はこれに限定されない。
各切り欠き部23A,23Bは、鍔部収容部22の底部222から軸部収容部21の壁部211に亘って切り欠かれている。このうち、図7中上下に配置された4つの切り欠き部23Bは、収容部20を貫通していないが、図7中水平方向に配置された4つの切り欠き部23Aは、収容部20を貫通しており、収容部20の内部空間とスイッチケース63の内部側とを連通する。
図8は、収容部20の拡大斜視図である。
切り欠き部23Aは、具体的には、図8中矢印Aの方向から視た場合、鍔部収容部22の底部222における切り欠き部23Aの幅寸法aは、軸部収容部21の壁部211の厚みよりも僅かに大きく形成されている。
一方、図8中矢印Bの方向から視た場合、軸部収容部21の壁部211における切り欠き部23Aの幅寸法bは、鍔部収容部22の底部222の厚みよりも十分に大きく形成されている。これにより、切り欠き部23Aは、停止ボタン62の押下方向に対して略直交する方向に収容部20を貫通している。
また、軸部収容部21の内周面には、停止ボタン62の押下方向に沿って連続する突起214が所定間隔おきに形成されている。この突起214の頂部には、略平らな支持面214Aが形成され、この支持面214Aで停止ボタン62の表面を支持する。
また、停止ボタン62が収容部20に収容されると、互いに隣り合う突起214、停止ボタン62の外周面、及び収容部20の内周面で囲まれる隙間空間が形成される。
また、軸部収容部21の底部212には、スイッチケース63の開口631に連通する4つの貫通孔215が等間隔で形成されている。このうち、2つの貫通孔215には、上述の停止ボタン62の係止部663が挿通されて、係止部663の先端が軸部収容部21の底部212に係止する。これにより、係止部663は、停止ボタン62がスイッチケース63から脱落する方向に移動するのを規制する。
また、残る2つの貫通孔215には、上述の停止ボタン62の延出部664が挿通される。
ばね保持部213の周囲には、弦巻ばね216が配置されている。この弦巻ばね216は、軸部収容部21の底部212に支持されて、停止ボタン62のボタン基部本体661を常時付勢する。この弦巻ばね216により、停止ボタン62は、押下方向とは反対側の方向、つまり前面部632側に向かって付勢されている。
鍔部収容部22の底部222は、停止ボタン62に取り付けられた金属ワッシャ68が当接可能となっており、これにより、停止ボタン62の押下方向への移動を規制する。
図3に戻って、基板64は、スイッチケース63のばね保持部213と、スイッチケースカバー65との間に挟持されている。
基板64のばね保持部213に囲まれた位置には、停止ボタン62を照明するLED641が設けられている。また、図示しないが、基板64には、停止ボタン62の進退を検知するフォトセンサや、遊技機1の内部からの信号線が接続されるコネクタが設けられる。また、図示しないが、スイッチケースカバー65には、基板64のコネクタに信号線を接続するための開口が形成されている。
フォトセンサは、発光部及びこの発光部からの光が入射する受光部を有する。停止ボタン62が進退することにより、この停止ボタン62の延出部664がフォトセンサの発光部と受光部との間に挿抜されて、停止ボタン62の押下操作が検出される。
以上の停止ボタンユニット60は、以下のように動作する。停止ボタン62は、スイッチケース63の外側に向かって付勢された状態である。この状態から、遊技者が、弦巻ばね216の付勢力に抗して停止ボタン62を押すと、この停止ボタン62は、スイッチケース63の内側に向かって移動する。すると、この停止ボタン62の動作が基板64のフォトセンサによって検知され、この検出信号は、信号線を介して外部に送信される。
したがって、ボタン基部66及びボタン操作部67を含んで停止ボタン62を構成し、ボタン操作部67の鍔部673のボタン基部66側の表面に金属ワッシャ68を設けた。さらに、軸部収容部21及び鍔部収容部22を含んで収容部20を構成し、鍔部収容部22に金属ワッシャ68が当接可能とした。
よって、停止ボタン62を押下すると、停止ボタン62のボタン操作部67と、鍔部収容部22の底部222とで、停止ボタン62の進退方向の移動を規制することとなる。
このとき、停止ボタン62の鍔部673に設けられた金属ワッシャ68が、ボタンユニット本体61の鍔部収容部22の底部222に接触するので、「カチッ」という金属音が発生し、遊技者に感触のよいクリック感をもたらす。
また、従来では、停止ボタンユニットを前面ドアに取り付けた場合、停止ボタンと収容部との当接箇所はキャビネット側になるのに対し、本実施例では、停止ボタン62の押圧面から金属ワッシャ68の表面までの寸法がpであるので、停止ボタンと収容部との当接箇所は、比較的遊技者側に近い位置になる。よって、比較的遊技者側に近い位置にある当接箇所に金属ワッシャ68が設けられた停止ボタンユニット60では、停止ボタン62の押下時の金属音が遊技者により鮮明に伝わることとなる。よって、停止ボタン62の良好な操作感覚を得ることができる。
また、収容部20に切り欠き部23Aを形成したので、停止ボタン62が押下された場合に、切り欠き部23Aを介して停止ボタン62と収容部20との隙間の空気を逃がすことができ、良好な金属音を確実に得ることができる。
また、軸部収容部21の内周面に突起214を形成し、この突起214の頂部の支持面214Aで停止ボタン62を支持したので、収容部20の内周面の全体で停止ボタンを支持する場合に比べ、停止ボタン62と収容部20との接触面積を低減できるから、停止ボタン62を押下方向に円滑に移動できる。
また、互いに隣り合う突起214と突起214との間には隙間空間が形成されるので、この隙間空間を利用して、停止ボタン62を押下する際に生じる空気抵抗を拡散させて、この空気抵抗を低減できるから、良好な金属音を得ることができる。
また、停止ボタン62の押下方向に対して略直交する方向に収容部20を貫通するように、切り欠き部23Aを形成した。これにより、例えば、遊技機1内部の各種装置を操作する目的でスイッチケース63の正面から針金が挿入されても、この針金が切り欠き部23Aを通ってスイッチケース63の内部側に抜けることがなく、不正行為を防止できる。
また、鍔部収容部22に当接する鍔部673を停止ボタン62に設けたため、停止ボタン62の押圧面は、正面視において、鍔部収容部を設けていない従来の押圧面と比べて、大きな外径となっている。そのため、押圧面と遊技者の指との接触面積が大きくなり、遊技者が停止操作を行い易くなる。よって、操作感が向上する。
以上、実施例について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。
本実施例のような遊技機1の他、パチンコ遊技機、パチロット等の他の遊技機にも本発明を適用できる。さらに、上述の遊技機1での動作を家庭用ゲーム機用として擬似的に実行するようなゲームプログラムにおいても、本発明を適用してゲームを実行することができる。その場合、ゲームプログラムを記録する記録媒体は、CD−ROM、FD(フレキシブルディスク)、その他任意の記録媒体を利用できる。
遊技機の外観を示す斜視図である。 リール上に配列された図柄の例を示す図である。 遊技機を構成するボタンユニットの断面図である。 ボタンユニットの分解斜視図である。 ボタンユニットを構成するボタンの分解斜視図である。 ボタンの背面側からの斜視図である。 ボタンユニットを構成するボタンユニット本体の正面図である。 ボタンユニットの収容部の拡大斜視図である。
符号の説明
1 遊技機
3L,3C,3R リール
7L,7C,7R 停止ボタン
20 収容部
21 軸部収容部
22 鍔部収容部
23A 切り欠き部
60 停止ボタンユニット
61 ボタンユニット本体
62 停止ボタン
66 ボタン基部
67 ボタン操作部
68 金属ワッシャ
671 操作部本体
673 鍔部

Claims (4)

  1. ボタンと、このボタンを押下可能に収容する収容部を含むボタンユニット本体と、を備える遊技機用ボタンユニットであって、
    前記ボタンは、押下方向に沿って延びる軸部と、この軸部の一端側の表面に突設された鍔部と、を備え、
    前記鍔部の前記軸部側の表面には、金属面が設けられ、
    前記収容部は、前記ボタンの軸部が収容される軸部収容部と、前記ボタンの鍔部が収容される鍔部収容部と、を有し、
    前記鍔部収容部は、前記鍔部の金属面が当接可能であることを特徴とする遊技機用ボタンユニット。
  2. 請求項1記載の遊技機用ボタンユニットにおいて、
    前記収容部には、当該収容部を貫通する切り欠き部が形成されていることを特徴とする遊技機用ボタンユニット。
  3. 請求項2に記載の遊技機用ボタンユニットにおいて、
    前記切り欠き部は、前記ボタンの押下方向に対して略直交する方向に前記収容部を貫通することを特徴とする遊技機用ボタンユニット。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の遊技機用ボタンユニットにおいて、
    前記収容部の内面には、前記ボタンの押下方向に沿って延びて前記ボタンを支持する突起が形成されていることを特徴とする遊技機用ボタンユニット。
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