JP2007167133A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】球貯留ユニットの組立作業の効率を高めることができ、製造効率の向上を図ることができる遊技機を提供する。
【解決手段】球貯留ユニット23は、球貯留タンク33と球整列部材34と貯留ユニットベース32とを備え、貯留ユニットベースにタンク載置部42と整列部材装着部39とを備え、整列部材装着部と球整列部材34とを係合可能な係合機構77を備え、係合機構は、整列部材装着部の整列部材載置部49上で球整列部材をスライドして、整列部材装着部と球整列部材とを係合する係合状態と係合解除状態とに変換可能とし、球貯留タンクに係止部84を備え、球整列部材を整列部材装着部に装着するとともに係合機構を係合状態に変換し、この状態で球貯留タンクをタンク載置部に装着すると、係止部が球整列部材に係止し、係合機構を係合解除状態への変換を規制して、球整列部材が整列部材装着部から外れることを規制する。
【選択図】図4

Description

本発明は、前面枠の裏面側に裏機構盤を備え、該裏機構盤に、遊技球を貯留するとともに、この貯留した遊技球を排出可能な球貯留ユニットを備えたパチンコ遊技機等の遊技機に関する。
遊技球を使用して遊技を行う遊技機の代表的なものとしてパチンコ遊技機がある。このパチンコ遊技機の裏面側には、遊技球を貯留するとともに、この遊技球を排出可能な球貯留ユニット、具体的には、遊技球を貯留可能な球貯留タンク(球タンク)と、球貯留タンク内の遊技球を整列しながら流下させる球整列部材(タンクレール)とを備えている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−143799号公報
ところで、上記特許文献に記載のパチンコ遊技機は、その裏側に裏機構盤(機構装着部)を設け、該裏機構盤の上部にタンク装着部を備え、該タンク装着部に球貯留タンクを装着している。また、タンク装着部の下方にレール装着部を備え、該レール装着部に球整列部材を装着している。そして、球貯留タンクおよび球整列部材を裏機構盤(詳しくはタンク装着部あるいはレール装着部)へ止着する必要があるのだが、球貯留タンクを止着する止着部材と、球整列部材を止着する止着部材とを別個に準備すると、球貯留タンクを装着して裏機構盤に止着する作業と、球整列部材を装着して裏機構盤に止着する作業とを別々に行わなければならず、面倒である。したがって、パチンコ遊技機の製造効率の向上を妨げる虞がある。また、球貯留タンクおよび球整列部材の組み付けに必要な部品点数が多くなってしまい、パチンコ遊技機の製造コストの改善に余地を残すことになる。
そこで、本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、球貯留ユニットの組立作業の効率を高めることができ、製造効率の向上を図ることができる遊技機を提供しようとするものである。
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載のものは、前面枠の裏面側に裏機構盤を備え、該裏機構盤に、遊技球を貯留するとともに、この貯留した遊技球を排出可能な球貯留ユニットを備えた遊技機において、
前記球貯留ユニットは、遊技球を貯留する球貯留タンクと、該球貯留タンクの下流側に連通した状態で下り傾斜し、球貯留タンク内の遊技球を整列しながら流下させる球整列部材と、裏機構盤に止着され、球貯留タンクおよび球整列部材を上下に並べて装着する貯留ユニットベースと、を備え、
該貯留ユニットベースは、当該貯留ユニットベースの裏面側から後方へ延設され、球貯留タンクを載置可能なタンク載置部と、該タンク載置部よりも下方に配置され、球整列部材を装着可能な整列部材装着部と、を備え、
該整列部材装着部は、タンク載置部の後部の下方に、球整列部材を載置可能な整列部材載置部を備え、球整列部材を裏機構盤から離隔した位置で装着可能とし、
前記整列部材装着部と球整列部材とを係合可能な係合機構を備え、
該係合機構は、整列部材載置部上で球整列部材をスライドして、整列部材装着部と球整列部材とを係合する係合状態と、該係合状態を解除する係合解除状態とに変換可能とし、
前記球貯留タンクは、球整列部材に係止可能な係止部を備え、
前記球整列部材を整列部材装着部に装着するとともに係合機構を係合状態に変換し、この状態で球貯留タンクをタンク載置部に装着すると、係止部が球整列部材に係止し、係合機構を係合解除状態へ変換することを規制して、球整列部材が整列部材装着部から外れることを規制するように構成されたことを特徴とする遊技機である。
請求項2に記載のものは、前記球貯留タンクは、その底部に下り傾斜した状態で形成されて遊技球が流下可能な遊技球流路と、球整列部材の上流部に連通し、遊技球流路を流下した遊技球を球整列部材へ排出する排出口と、を備え、
前記遊技球流路は、球整列部材の傾斜方向とは反対方向へ下り傾斜した第1流路と、該第1流路よりも低い位置に配置され、球整列部材の傾斜方向と同じ方向へ下り傾斜した第2流路と、第1流路の下端部と第2流路の上端部とを接続する接続流路と、を備え、第2流路の下端部に排出口を連通し、
前記球貯留タンク内の遊技球が第1流路、接続流路、第2流路および排出口を経て球整列部材へ排出されるように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機である。
請求項3に記載のものは、前記球整列部材は、球貯留タンクから排出された遊技球を1条ずつに分けて流下させる第1整列路および第2整列路と、該第1整列路および第2整列路を仕切る仕切壁と、を備え、該仕切壁を球整列部材の上流側から下流側へ向けて次第に高くなる状態に設定するとともに、仕切壁の上縁部を尖らせたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機である。
請求項4に記載のものは、前記球貯留タンクは、当該球貯留タンク内の遊技球に導通可能なアース部材を備え、
該アース部材は、タンク載置部に載置された球貯留タンクを止着するための止着部材により、球貯留タンクに止着されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の遊技機である。
請求項5に記載のものは、前記球整列部材は、その底部に遊技球よりも狭い幅に設定された溝部を当該球整列部材の傾斜方向へ沿って設けたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の遊技機である。
本発明によれば、以下のような優れた効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、球貯留ユニットは、遊技球を貯留する球貯留タンクと、該球貯留タンクの下流側に連通した状態で下り傾斜し、球貯留タンク内の遊技球を整列しながら流下させる球整列部材と、裏機構盤に止着され、球貯留タンクおよび球整列部材を上下に並べて装着する貯留ユニットベースとを備え、該貯留ユニットベースは、当該貯留ユニットベースの裏面側から後方へ延設され、球貯留タンクを載置可能なタンク載置部と、該タンク載置部よりも下方に配置され、球整列部材を装着可能な整列部材装着部とを備え、該整列部材装着部は、タンク載置部の後部の下方に、球整列部材を載置可能な整列部材載置部を備え、球整列部材を裏機構盤から離隔した位置で装着可能とし、整列部材装着部と球整列部材とを係合可能な係合機構を備え、該係合機構は、整列部材載置部上で球整列部材をスライドして、整列部材装着部と球整列部材とを係合する係合状態と、該係合状態を解除する係合解除状態とに変換可能としたので、貯留ユニットベースに球整列部材を簡単に装着することができる。
また、球貯留タンクは、球整列部材に係止可能な係止部を備え、球整列部材を整列部材装着部に装着するとともに係合機構を係合状態に変換し、この状態で球貯留タンクをタンク載置部に装着すると、係止部が球整列部材に係止し、係合機構を係合解除状態へ変換することを規制して、球整列部材が整列部材装着部から外れることを規制するように構成されたので、球整列部材を別個に準備した止着部材を用いて止着する必要がない。したがって、球貯留ユニットの組立作業の効率、すなわち、遊技球を貯留するとともに、この貯留した遊技球を排出可能な構成要素の取付作業の効率を高めることができ、ひいては遊技機の製造効率の向上を図ることができる。さらに、遊技機の組立に必要な部材点数を減らすことができ、遊技機の製造コストの低減を図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、球貯留タンクは、その底部に下り傾斜した状態で形成されて遊技球が流下可能な遊技球流路と、球整列部材の上流部に連通し、遊技球流路を流下した遊技球を球整列部材へ排出する排出口とを備え、遊技球流路は、球整列部材の傾斜方向とは反対方向へ下り傾斜した第1流路と、該第1流路よりも低い位置に配置され、球整列部材の傾斜方向と同じ方向へ下り傾斜した第2流路と、第1流路の下端部と第2流路の上端部とを接続する接続流路と、を備え、第2流路の下端部に排出口を連通し、球貯留タンク内の遊技球が第1流路、接続流路、第2流路および排出口を経て球整列部材へ排出されるように構成されたので、球貯留タンク内の遊技球が短時間で流下して排出口へ集中することを避けることができる。したがって、排出口で球詰まりが生じ難くすることができ、遊技球を球整列部材へスムーズに排出することができる。
請求項3に記載の発明によれば、球整列部材は、球貯留タンクから排出された遊技球を1条ずつに分けて流下させる第1整列路および第2整列路と、該第1整列路および第2整列路を仕切る仕切壁とを備え、該仕切壁を球整列部材の上流側から下流側へ向けて次第に高くなる状態に設定するとともに、仕切壁の上縁部を尖らせたので、球貯留タンクから流下してきた遊技球を第1整列路および第2整列路へ迅速に振り分けることができ、遊技球の整列作業を効率よく行うことができる。
請求項4に記載の発明によれば、球貯留タンクは、当該球貯留タンク内の遊技球に導通可能なアース部材を備えたので、アース部材と遊技球とを導通させて遊技球に帯電した静電気を除去することができる。したがって、遊技機内の電子機器、例えば遊技機を制御する制御装置の近傍に遊技球を流下させるように構成したとしても、電子機器が静電気により誤作動する不具合を抑制することができる。
また、アース部材は、タンク載置部に載置された球貯留タンクを止着するための止着部材により、球貯留タンクに止着されるので、アース部材を止着するための部材を別個準備する必要がなく、遊技機の製造コストをさらに低く抑えることができる。
請求項5に記載の発明によれば、球整列部材は、その底部に遊技球よりも狭い幅に設定された溝部を当該球整列部材の傾斜方向へ沿って設けたので、球整列部材に入り込んだ異物を遊技球と分別して球整列部材の外へ排出することができ、異物により球整列部材内で球詰まりが発生する不具合を抑制することができる。
以下、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例に挙げて本発明の実施の最良の形態を図面に基づき説明する。図1はパチンコ遊技機の背面図、図2は前面枠の裏面側の分解斜視図である。
パチンコ遊技機1は、外枠(機枠あるいは本体枠)2に、大きな矩形状開口を有する略額縁状の前面枠(内枠)3を開閉可能に軸着し、この前面枠3に遊技盤収納フレーム4(図10参照)を形成して矩形状の遊技盤5を収納可能とし、前面枠3の前側には、一側(図1中左側)が軸着された前面カバー部材6を開閉可能に設け、該前面カバー部材6に透視可能なガラス板7を収納し、ガラス板7を通して遊技盤5の前面に形成された遊技領域8を前方から透視できるように構成している。
また、パチンコ遊技機1の裏面側、詳しくは前面枠3の裏面側に大きな枠状の裏機構盤10を備え、該裏機構盤10の中央部分に略矩形状の開口部11を開設し、遊技盤5の裏側から突出した部分、詳しくは、遊技盤5に設けられた入賞装置(図示せず)の後部やセンターケース(図示せず)の後部、および遊技制御装置14を開口部11内に配置して裏機構盤10に干渉しないように構成されている。なお、遊技盤5の後方には、入賞装置の後部やセンターケースの後部を覆うカバー体16を配置している。
裏機構盤10は、開口部11の上方に球貯留ユニット23を配置し、開口部11の側方(図2中右側方)には、球貯留ユニット23から排出された遊技球を流下させる球流下ユニット24を配置している。また、開口部11の下方には、球流下ユニット24あるいは遊技盤5を流下してきた遊技球を下方へ誘導する球誘導ユニット25を配置し、該球誘導ユニット25の裏側には、排出制御装置26、電源装置27、および中継基板28を備えた制御ユニット29を配置している。また、図3に示すように、球貯留ユニット23の一側部(図3中右側部)と球流下ユニット24の上部とを接続し、球流下ユニット24の下部と球誘導ユニット25の上部の一側(図3中右側)とを接続して、遊技球が裏機構盤10の裏側を球貯留ユニット23、球流下ユニット24、球誘導ユニット25の順で流下するように構成されている。なお、球貯留ユニット23の上方には、遊技機設置島設備内に設けられ、遊技機設置島設備からパチンコ遊技機1の球貯留ユニット23へ遊技球を補給するための補給装置(図示せず)が配置されている。
次に、球貯留ユニット23について説明する。
球貯留ユニット23は、補給装置から補給された遊技球を貯留するとともに、この貯留した遊技球を排出可能なユニットである。球貯留ユニット23は、図4に示すように、貯留ユニットベース32と、遊技球を貯留可能な球貯留タンク33と、球貯留タンク33内から供給される遊技球を整列しながら流下させる球整列部材(シュート)34と、球整列部材34を流下する遊技球の積み重なり状態を解消するための整列球均し部材35とを備えている。
貯留ユニットベース32は、裏機構盤10の上部へ止着される部材であり、横長な板状の貯留ベース基部37を備え、該貯留ベース基部37の裏側の一側寄り(図4中左寄り)にタンク装着部38を設け、該タンク装着部38よりも下方に整列部材装着部39を設けて、球貯留タンク33および球整列部材34を上下に並べて装着するように構成されている。また、貯留ベース基部37の他側(図4中右側)には、球流下ユニット24の一部と接続可能な貯留接続部40を備え、該貯留接続部40が球流下ユニット24の上部へ前後に重なる状態で接続できるように構成されている。
タンク装着部38は、貯留ユニットベース32の裏面側に一側(図4中左側)へ向けて下り傾斜した棚状のタンク載置部42を後方へ向けて延設して、該タンク載置部42に球貯留タンク33を底部が傾斜した状態で載置(装着)可能としている。さらに、タンク載置部42の左右両側方には、球貯留タンク33の側部に当接するリブ状の当接片43を上方へ延設し、該当接片43よりも外方には、球貯留タンク33を止着するための止着ボス44を後方へ突設している。そして、一方の止着ボス44(タンク載置部42の傾斜下端側に位置する止着ボス44)の下方には、球貯留タンク33の一部を嵌合可能な円筒状の嵌合受部45を配置している。
整列部材装着部39は、タンク載置部42の後端から下方へ垂下した横長な垂下壁48と、該垂下壁48の下端から後方へ向けて延設された整列部材載置部49とを備え、整列部材載置部49をタンク載置部42の後部の下方に配置し、球整列部材34を貯留ベース基部37および裏機構盤10から後方へ離隔した位置に装着できるように構成されている(図5参照)。さらに、整列部材載置部49をタンク載置部42の傾斜方向とは反対方向へ下り傾斜した姿勢で配置し、整列部材載置部49に球整列部材34を底部が傾斜した状態で載置(装着)できるように構成されている。そして、垂下壁48の後部には、球整列部材34の前側に配置される横長な隆起部50を形成し、該隆起部50の側部(図4中右側部)には、球整列部材34の一部を支持する支持ロッド51を後方へ延設している。
球貯留タンク33は、パチンコ遊技機1の外部、具体的には遊技機設置島設備の補給装置から供給(補給)される遊技球を貯留するための部材である。球貯留タンク33は、図6に示すように、上面を開口した横長な有底箱体状に形成され、上面開口を球受入口として補給装置の下方に配置している。また、球貯留タンク33の底部には、遊技球が流下可能な遊技球流路54を形成し、球貯留タンク33の後部の一側寄り(図6中右寄り)には、球整列部材34の上流部に連通する排出口55を開設し、該排出口55を介して遊技球流路54から流下してきた遊技球を球整列部材34へ排出するように構成されている。なお、排出口55は、その前後開口幅を遊技球2個分と略同じ幅に設定している。さらに、球貯留タンク33の左右両側には、タンク装着部38の止着ボス44に止着される止着部56を外方へ突設し、排出口55側(図6中右側)の止着部56には、タンク装着部38の嵌合受部45に嵌合可能な嵌合ボス57を前方へ延設している。
また、遊技球流路54は、球整列部材34の傾斜方向とは反対方向(図6中右方向)へ下り傾斜した第1流路61と、球貯留タンク33内の後側、且つ第1流路61よりも低い位置に配置され、排出口55へ向けて下り傾斜した第2流路62と、第1流路61の下端部と第2流路62の上端部とを接続し、第1流路61の下端部から第2流路62の上端部へ向けて後方へ下り傾斜した接続流路63とを備え、第2流路62の下端部に排出口55を連通している。したがって、球貯留タンク33内の遊技球が第1流路61、接続流路63、第2流路62および排出口55を経て球整列部材34へ排出されるように構成されている。なお、第1流路61は、球貯留タンク33の前側を区画する前側壁部33aに沿って左右方向へ延設され、、当該第1流路61の上流部を球貯留タンク33の底部の前後幅全体に亘って幅広に設定している。また、第2流路62は、球貯留タンク33の後側を区画する後側壁部33bに沿って左右方向へ延設され、当該第2流路62の前後幅を排出口55の前後開口幅と同じ広さ、すなわち遊技球2個分と略同じ幅に設定している。さらに、接続流路63は、球貯留タンク33のうち球流下ユニットとは反対側(図6中右側)を区画する側方壁部33cに沿って前後方向へ延設され、当該接続流路63の左右幅を遊技球2個分と略同じ幅に設定している。
さらに、排出口55のうち第2流路62とは反対側(図6中左側)の縁部には、上方へ突出した突起部64を球貯留タンク33の上面開口の縁部の近傍まで突設している。この突起部64を形成することにより、遊技球が第1流路61のうち排出口55を挟んで第2流路62とは反対側から排出口55へ直接落下することを防止し、排出口55に到達した遊技球が第2流路62を逆流する方向へ移動する不都合を阻止することができる。
球整列部材34は、上面を開放した横長な樋部材であり、球貯留タンク33の下流側、詳しくは排出口55に連通し、排出口55から球貯留タンク33の第2流路62の下り傾斜と同じ方向へ下り傾斜した状態で配置されている。また、図7に示すように、球整列部材34の前側に立設した前側区画壁66と、後側に立設した後側区画壁67とを備え、前側区画壁66と後側区画壁67との間隔を球貯留タンク33の前後幅よりも十分に狭い幅、具体的には遊技球の略2個分の幅に設定し、球整列部材34の内側には、遊技球を1条ずつに分けて流下させる第1整列路68および第2整列路69と、該第1整列路68および第2整列路69を仕切る仕切壁70とを備えている。そして、第1整列路68および第2整列路69をパチンコ遊技機1の前後方向に並べた状態、具体的には、第1整列路68をパチンコ遊技機1の後寄り(言い換えると後側区画壁67寄り)に配置し、第2整列路69をパチンコ遊技機1の前寄り(言い換えると前側区画壁66寄り)に配置している。さらに、第1整列路68の底部、第2整列路69の底部、および第2整列路69の底部と前側区画壁66との隅部には、遊技球よりも狭い幅に設定された埃落とし用の溝部71を下り傾斜方向に沿って複数開設している。
また、前側区画壁66を後側区画壁67よりも低く設定し、貯留ユニットベース32に当該球整列部材34を装着した場合に前側区画壁66と隆起部50とが上下に重なる状態で配置されるように構成されている(図10参照)。なお、後側区画壁67の下流側端部(図7中左端部)には、球流下ユニット24に球整列部材34を係止するための係止穴72を開設している。
さらに、仕切壁70の上端部を球整列部材34の上流側から下流側へ向けて次第に高くなる状態に設定し、仕切壁70の上縁部のうち排出口55の下方に臨む部分(すなわち球整列部材34の上流側に位置する上縁部)を仕切壁70の下部(基部)と略同じ厚肉な幅に形成し、仕切壁70の上縁部のうち排出口55よりも下流側に位置する部分を仕切壁70の下部(基部)よりも狭い幅に形成して先端を尖らせている。
また、球整列部材34の長手方向の途中には、整列球均し部材35を第1整列路68および第2整列路69の上方に臨ませた状態で配置している。整列球均し部材35は、第1整列路68の下流寄りの上方および第2整列路69の下流寄りの上方に配置され、当該整列球均し部材35の上端部を、垂下壁48から後方へ延設された揺動軸74に軸支して球整列部材34の延設方向に沿って揺動自在とし(図4および図10参照)、当該整列球均し部材35の下端部を球整列部材34内の遊技球および仕切壁70に当接していない垂下状態で第1整列路68または第2整列路69の底部(すなわち球整列部材34の底部)から遊技球1個分の高さよりも僅かに高い位置に配置可能となるように構成されている。したがって、複数の遊技球が積み重なった状態で第1整列路68または第2整列路69を流下すると、整列球均し部材35は、その下部に遊技球を当接して揺動するとともに、当該整列球均し部材35の自重で遊技球を押圧して均すことができる。これにより、遊技球が積み重ならない状態で球整列部材34の下流側へ流下させることができる。
そして、球貯留ユニット23は、整列部材装着部39と球整列部材34とを係合可能な係合機構77を備えている。係合機構77は、図4に示すように、球整列部材34に設けられた係合部78と、整列部材装着部39に設けられた係合受部79とから構成されている。係合部78は、球整列部材34の前側区画壁66から整列部材装着部39側へ向けて前方に突出した横長な突起であり、該係合部78の先端に係合爪80を上方へ立設している(図7参照)。なお、本実施形態の球整列部材34は、2つの係合部78を当該球整列部材34の傾斜方向に沿って並ぶ状態で配置している。
また、係合受部79は、横長な開口で構成され、整列部材装着部39の垂下壁48、詳しくは垂下壁48のうち隆起部50と整列部材載置部49との間に開設されている。具体的には、図5に示すように、係合爪80を前後方向へ通過可能な第1開口81と、該第1開口81のうち整列部材載置部49の傾斜下端側(図5中左側)に開設された溝状の第2開口82とを連通して構成されている。さらに、第2開口82を第1開口81よりも狭い縦幅に設定し、係合部78の基部が左右方向(整列部材載置部49の傾斜方向)へスライド可能であるが、係合爪80が前後方向へ通過不能となるように構成されている。
このような構成を備えた係合機構77は、係合受部79の第1開口81に係合部78を挿入し、この状態で球整列部材34を整列部材載置部49上でスライドし、球整列部材34および係合部78を整列部材載置部49の傾斜下端側(図4中右側)へ移動すると、係合部78が第1開口81から第2開口82へ移動して第2開口82と係合爪80とが係合し、係合部78が係合部78に対して前後方向へ移動できない状態となる。すなわち、係合機構77は、整列部材装着部39と球整列部材34とを係合する係合状態に変換する。一方、この係合状態で球整列部材34を整列部材載置部49上でスライドし、球整列部材34および係合部78を整列部材載置部49の傾斜上端側(図4中左側)へ移動すると、係合部78が第2開口82から第1開口81へ移動して第1開口81と係合爪80とが前後に並んだ位置に配置され、係合部78が係合受部79に対して前後方向へ移動可能な状態となる。すなわち、係合機構77は、整列部材装着部39と球整列部材34との係合状態を解除する係合解除状態に変換する。
さらに、球貯留ユニット23は、球貯留タンク33に、球整列部材34に係止可能な係止部84を備えている。係止部84は、図6および図8に示すように、排出口55の第2流路62側の縁部を形成する第1係止部85と、該第1係止部85の後部に配置され、第1係止部85よりも球整列部材34側に延設された板片状の第2係止部86とから構成されている。そして、第1係止部85に球整列部材34の上流縁部を係止(当接)可能とし、第2係止部86に球整列部材34の後側区画壁67を後方から係止(当接)可能としている。
また、球貯留タンク33は、側方壁部33cにアース部材90を遊技球流路54(接続流路63)に臨ませた状態で備えている。アース部材90は、球貯留タンク33内の遊技球に導通可能な金属製の部材であり、図9に示すように、薄肉の金属板を断面コ字状に折曲して形成され、側方壁部33cを上方から覆うようにして挟み込む状態で配置されている。そして、接続流路63に臨ませた内側部90aの下端を接続流路63の底部から遊技球の半径よりも低い位置に配置して(図4参照)、接続流路63の底部を転動する遊技球であってもアース部材90に接触し易いように構成されている。また、側方壁部33cの外方に配置された外側部90bには、その前側縁から取付片90cを外方(側方壁部33cとは反対側)へ向けて延設し、該取付片90cを接続流路63側(図8中左側)の止着部56の後方に配置している。さらに、取付片90cを止着部56とともにビス等の止着部材91により止着ボス44へ止着している。言い換えると、アース部材90は、タンク載置部42に載置された球貯留タンク33を止着するための止着部材91により、球貯留タンク33に止着されている。なお、本実施形態のパチンコ遊技機1は、アース部材90にアース配線92を止着部材91により接続し、アース配線92を前面枠3に設けられた金属製の施錠ベース93(図1参照)に接続し、施錠ベース93をグランドに接続している。したがって、遊技球に帯電した静電気を、アース部材90、アース配線92、および施錠ベース93を介してグランドへ放電できるように構成されている。
このような構成の球貯留ユニット23を組み立てるには、まず、揺動軸74に整列球均し部材35を遊嵌し、整列部材載置部49に球整列部材34を載置して装着するとともに係合部78を係合受部79に挿入する。すると、球整列部材34の前側区画壁66が垂下壁48に当接し、隆起部50と整列部材載置部49との間に配置される。この状態で球整列部材34をスライドして係合機構77を係合状態に変換すると、係合受部79の側縁部(詳しくは第2開口82の貯留接続部40側の縁部)と係合部78とが当接し、球整列部材34がその傾斜下端を整列部材載置部49の下端の上方に配置した状態で位置決めされる。このように球整列部材34をスライドさせるだけで、貯留ユニットベース32に球整列部材34を簡単に装着することができる。
整列部材装着部39に球整列部材34を装着して位置決めしたならば、タンク載置部42に球貯留タンク33を載置する。具体的には、左右の当接片43の間に球貯留タンク33を後方から挿し入れるとともに、左右の当接片43に球貯留タンク33を当接し、球貯留タンク33の左右方向の位置決めを行う。さらに、球貯留タンク33の前側壁部33aと貯留ベース基部37とを当接し、球貯留タンク33の前後方向の位置決めを行う。すると、球貯留タンク33の排出口55が球整列部材34の上流部に連通し、排出口55の下方に球整列部材34の上流部を臨ませた状態に設定される。また、第1係止部85が球整列部材34の上流縁部に左右に並ぶ状態で係止し、第2係止部86が球整列部材34の後側区画壁67に後方から係止する。すなわち、係止部84が球整列部材34に係止する。さらに、球貯留タンク33の止着部56が止着ボス44に当接し、嵌合ボス57が嵌合受部45に嵌合する。
この状態で接続流路63側(図4中左側)の止着部56とアース部材90の取付片90cと接続流路63側の止着ボス44とを止着部材91で止着するとともに、貯留接続部40側(図4中右側)の止着部56と貯留接続部40側の止着ボス44とを止着部材(図示せず)で止着する。すると、球貯留タンク33が貯留ユニットベース32に固定され、アース部材90が球貯留タンク33に固定される。この結果、球貯留タンク33は、第1係止部85が球整列部材34の上流縁部に係止した状態を維持し、球整列部材34がその傾斜上端側へスライドすることを阻止する。したがって、係合機構77を係合解除状態へ変換することを規制する。また、第2係止部86が球整列部材34の後側区画壁67に係止した状態を維持し、球整列部材34が前後方向へ移動して貯留ユニットベース32の整列部材載置部49から離れることを規制する。このようにして、球貯留ユニット23は、球貯留タンク33を装着することで、球整列部材34を整列部材装着部39(貯留ユニットベース32)に保持することができ、球整列部材34を別個に準備した止着部材を用いて止着する必要がない。したがって、球貯留ユニット23の組立作業の効率、すなわち、遊技球を貯留するとともに、この貯留した遊技球を排出可能な構成要素の取付作業の効率を高めることができ、ひいてはパチンコ遊技機1の製造効率の向上を図ることができる。さらに、パチンコ遊技機1の組立に必要な部材点数を減らすことができ、パチンコ遊技機1の製造コストの低減を図ることができる。また、球貯留タンク33とアース部材90とを共通の止着部材91で止着するので、アース部材90を止着するための部材を別個準備する必要がなく、パチンコ遊技機1の製造コストをさらに低く抑えることができる。
そして、このようにして組み立てられた球貯留ユニット23に遊技機設置島設備の補給装置から遊技球を供給すると、遊技球は、球貯留タンク33の第1流路61に落下し、第1流路61、接続流路63、第2流路62を経て排出口55へ到達する。したがって、球貯留タンク33内の遊技球が短時間で流下して排出口55へ集中することを避けることができる。これにより、排出口55で球詰まりが生じ難くすることができ、遊技球を球整列部材34へスムーズに排出することができる。また、排出口55の直上から遊技球が落下することを抑制することができ、排出口55に臨ませた仕切壁70と遊技球とが衝突して仕切壁70が破損する不都合を抑えることができる。さらに、仕切壁70の上縁部のうち排出口55の下方に臨む部分を仕切壁70の下端部(基端部)と略同じ幅に形成しているので、排出口55に到達した遊技球が仕切壁70に衝突したとしても、排出口55に臨む仕切壁70を損傷し難い。
また、球貯留タンク33内の遊技球に導通可能なアース部材90を設けたので、アース部材90と遊技球とを導通させて遊技球に帯電した静電気を除去することができる。このことから、パチンコ遊技機1内の電子機器、例えば遊技制御装置14や排出制御装置26等の近傍に遊技球を流下させるように構成したとしても、電子機器が静電気により誤作動する不具合を抑制することができる。
そして、排出口55から球整列部材34へ流入した遊技球は、第1整列路68および第2整列路69に分けられて流下し、球流下ユニット24へ供給される。このとき、仕切壁70を球整列部材34の上流側から下流側へ向けて次第に高くなる状態に設定するとともに、仕切壁70の上縁部を尖らせたので、球貯留タンク33から流下してきた遊技球を第1整列路68および第2整列路69へ迅速に振り分けることができ、遊技球の整列作業を効率よく行うことができる。
また、球整列部材34の底部に遊技球よりも狭い幅に設定された溝部71を当該球整列部材34の傾斜方向へ沿って設けたので、球整列部材34に入り込んだ異物を遊技球と分別して球整列部材34の外へ排出することができ、異物により球整列部材34内で球詰まりが発生する不具合を抑制することができる。したがって、球整列部材34内に遊技球を迅速に流下させることができる。
ところで、上記実施形態では、係合機構77は、貯留ユニットベース32に係合受部79を設け、球整列部材34に係合部78を設けたが、本発明はこれに限定されず、貯留ユニットベース32に係合部78を設け、球整列部材34に係合受部79を設けてもよい。また、球整列部材34を左右方向にスライドすることで係合状態あるいは係合解除状態に変換可能としたが、本発明はこれに限定されず、球整列部材34を移動することで状態変換できればよい。例えば、前後方向や斜め方向へスライドすることで係合状態あるいは係合解除状態に変換可能としてもよい。
また、上記実施形態では、アース部材90を球貯留タンク33の側方壁部33cに取り付けたが、本発明はこれに限定されない。例えば、側方壁部33cのうち接続流路63の底部と同じ高さに横長なスリットを開設し、該スリットから平板状のアース部材の一端を挿入し、他端に取付片を形成して該取付片を止着部材91で球貯留ユニット23に止着するようにしてもよい。
そして、上記各実施形態では、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機1を例示して説明したが、本発明はこれに限らず、前面枠の裏面側に裏機構盤を備え、該裏機構盤に、遊技球を貯留するとともに、この貯留した遊技球を排出可能な球貯留ユニットを備えたものであれば、どのような遊技機でもよく、例えば、アレンジボール式遊技機、雀球式遊技機等の遊技機であってもよい。
なお、前記した実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明は、上記した説明に限らず特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれるものである。
パチンコ遊技機の背面図である。 前面枠の後方から見た分解斜視図である。 球貯留ユニット、球流下ユニット、球誘導ユニットおよび制御ユニットを組んだ状態の後方斜視図である。 球貯留ユニットの後方から見た分解斜視図である。 貯留ユニットベースの前方から見た斜視図である。 球貯留タンクの前方から見た斜視図である。 球整列部材の前方から見た斜視図である。 球貯留ユニットの排出口周辺の部分平面図である。 アース部材の取付状態を示す説明図である。 前面枠に取り付けた状態の球貯留ユニットの断面図である。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
3 前面枠
10 裏機構盤
11 開口部
23 球貯留ユニット
24 球流下ユニット
25 球誘導ユニット
29 制御ユニット
32 貯留ユニットベース
33 球貯留タンク
33a 前側壁部
33b 後側壁部
33c 側方壁部
34 球整列部材
35 整列球均し部材
37 貯留ベース基部
38 タンク装着部
39 整列部材装着部
40 貯留接続部
42 タンク載置部
48 垂下壁
49 整列部材載置部
54 遊技球流路
55 排出口
56 止着部
61 第1流路
62 第2流路
63 接続流路
64 突起部
66 前側区画壁
67 後側区画壁
68 第1整列路
69 第2整列路
70 仕切壁
71 溝部
77 係合機構
78 係合部
79 係合受部
80 係合爪
81 第1開口
82 第2開口
84 係止部
85 第1係止部
86 第2係止部
90 アース部材
90c 取付片
91 止着部材

Claims (5)

  1. 前面枠の裏面側に裏機構盤を備え、該裏機構盤に、遊技球を貯留するとともに、この貯留した遊技球を排出可能な球貯留ユニットを備えた遊技機において、
    前記球貯留ユニットは、遊技球を貯留する球貯留タンクと、該球貯留タンクの下流側に連通した状態で下り傾斜し、球貯留タンク内の遊技球を整列しながら流下させる球整列部材と、裏機構盤に止着され、球貯留タンクおよび球整列部材を上下に並べて装着する貯留ユニットベースと、を備え、
    該貯留ユニットベースは、当該貯留ユニットベースの裏面側から後方へ延設され、球貯留タンクを載置可能なタンク載置部と、該タンク載置部よりも下方に配置され、球整列部材を装着可能な整列部材装着部と、を備え、
    該整列部材装着部は、タンク載置部の後部の下方に、球整列部材を載置可能な整列部材載置部を備え、球整列部材を裏機構盤から離隔した位置で装着可能とし、
    前記整列部材装着部と球整列部材とを係合可能な係合機構を備え、
    該係合機構は、整列部材載置部上で球整列部材をスライドして、整列部材装着部と球整列部材とを係合する係合状態と、該係合状態を解除する係合解除状態とに変換可能とし、
    前記球貯留タンクは、球整列部材に係止可能な係止部を備え、
    前記球整列部材を整列部材装着部に装着するとともに係合機構を係合状態に変換し、この状態で球貯留タンクをタンク載置部に装着すると、係止部が球整列部材に係止し、係合機構を係合解除状態へ変換することを規制して、球整列部材が整列部材装着部から外れることを規制するように構成されたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記球貯留タンクは、その底部に下り傾斜した状態で形成されて遊技球が流下可能な遊技球流路と、球整列部材の上流部に連通し、遊技球流路を流下した遊技球を球整列部材へ排出する排出口と、を備え、
    前記遊技球流路は、球整列部材の傾斜方向とは反対方向へ下り傾斜した第1流路と、該第1流路よりも低い位置に配置され、球整列部材の傾斜方向と同じ方向へ下り傾斜した第2流路と、第1流路の下端部と第2流路の上端部とを接続する接続流路と、を備え、第2流路の下端部に排出口を連通し、
    前記球貯留タンク内の遊技球が第1流路、接続流路、第2流路および排出口を経て球整列部材へ排出されるように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記球整列部材は、球貯留タンクから排出された遊技球を1条ずつに分けて流下させる第1整列路および第2整列路と、該第1整列路および第2整列路を仕切る仕切壁と、を備え、該仕切壁を球整列部材の上流側から下流側へ向けて次第に高くなる状態に設定するとともに、仕切壁の上縁部を尖らせたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記球貯留タンクは、当該球貯留タンク内の遊技球に導通可能なアース部材を備え、
    該アース部材は、タンク載置部に載置された球貯留タンクを止着するための止着部材により、球貯留タンクに止着されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の遊技機。
  5. 前記球整列部材は、その底部に遊技球よりも狭い幅に設定された溝部を当該球整列部材の傾斜方向へ沿って設けたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の遊技機。
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