JP4395149B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、遊技盤を取り付けるための内枠ユニットと、排出装置によって排出される前の遊技球を多数貯留するタンクと、タンクから流下する遊技球を排出装置側へ流下案内する案内樋と、内枠ユニットに取り付けられると共に、タンクを載置するタンク載置部及び案内樋を載置する案内樋載置部がそれぞれ形成され、タンク及び案内樋を取り付けるための取付ベースと、を備えた遊技機に関する。
近年、変動表示ゲームを行う変動表示装置の表示画面の大型化(LCD等)の要望に伴い、遊技盤裏面に大きなスペースが必要になっている。即ち、遊技盤裏面に大型化したLCDやその表示制御装置を配置するためのスペースが必要になっている。
また、遊技盤裏面に配され、球貯留タンクから供給される遊技球を球排出装置へ流下案内する誘導樋ユニット(所謂シュート)は、樋の傾き等が重要で、上流側から下流側にかけてバランスよく支持するのが難しいという問題等があり、それを誘導樋ユニットの突起手段を載置手段上に載せた状態で取り付けることで問題を解決している(例えば、特許文献1参照)。
特開平05−092074号公報
ところで、表示画面の大型化に伴い、遊技盤裏面のスペースを確保するとなると、所謂シュートや球貯留タンクの位置を上方に移動させたり、シュートと球貯留タンクとの間隔を狭めたり等、余儀なくされるも、遊技球流下の安定化、即ち、タンクやシュートの安定した配置を担保しなければならないという問題が発生する。
そこで、本願は上記問題点に鑑み、表示画面の大型化の要望に応え、遊技盤裏面のスペース、特に、遊技盤裏面上方のスペースを大きく確保できると共に、球排出装置への安定的な遊技球の流下を担保できる遊技機を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、遊技盤を取り付けるための内枠ユニットと、
排出装置によって排出される前の遊技球を多数貯留するタンクと、
前記タンクから流下する遊技球を前記排出装置側へ流下案内する案内樋と、
前記内枠ユニットに取り付けられると共に、前記タンクを載置するタンク載置部及び前記案内樋を載置する案内樋載置部がそれぞれ形成され、前記タンク及び前記案内樋を取り付けるための取付ベースと、
を備えた遊技機において、
前記案内樋は、
遊技球を流下案内する通路を支持する複数の脚と、
前記通路の一側壁をなし、前記取付ベースの側壁と接する後壁と、
該後壁に形成され、前記取付ベースの側壁に開設されたガイド孔に対してスライドして係合する係合部と、
前記後壁と対向し、前記通路の一側壁をなす前壁と、
を備え、
前記前壁には、下流側上部に前記取付ベースに形成されたボスと嵌合する嵌合部を開設すると共に、上流側下部に突片を突設し、
前記取付ベースの側壁には、前記案内樋側に、該案内樋の後壁の厚みに等しい幅で突出する突出部を前記後壁の上端に連続するように形成し、
前記タンクは、
前記案内樋の上流側端部と連通する連通部を備え、
該連通部は、下端に前記案内樋の台座を突設し、かつ、前端に前記案内樋の上流側縁部を覆うと共に、前記突片と係合して前記案内樋の前後方向の動きを規制する側片を突設して構成したことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、タンクは、案内樋の上流側端部と連通する連通部を備え、該連通部は、下端に案内樋の台座を突設したので、台座の作用によってタンクの上方への移動が規制される。よって、例えば、工場における作業者の運搬時にもタンクと案内樋との位置関係及び案内樋の傾斜角度を担保することができる。すなわち、例えば、タンクのみを持って運んでも台座の作用でタンクと案内樋との位置関係を担保できる。また、前端に案内樋の上流側縁部を覆うと共に、案内樋の突片と係合して案内樋の前後方向の動きを規制する側片を突設したので、側片と突片との作用によって案内樋の前後方向への移動が規制される。
よって、例えば、遊技機を遊技店に搬送する際に、遊技機が倒れたり、遊技機同士がぶつかったり等して、タンクや案内樋に負荷がかかっても、タンクと案内樋との位置関係及び案内樋との傾斜角度を担保することができ、排出装置への安定的な遊技球の流下を担保できる。また、タンクと案内樋が一体的に配されるので、遊技盤裏面のスペース、特に、遊技盤裏面上方のスペースを大きく確保できる。また、取付ベースの側壁には、案内樋側に、該案内樋の後壁の厚みに等しい幅で突出する突出部を後壁の上端に連続するように形成したので、通路の側壁をなす取付ベースの側壁と後壁との間に段差が生じないようにすることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機であって、前記台座は、
前記タンクと前記案内樋とを連通させることで形成される開口の上端部と通路との位置関係を維持することを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、台座は、タンクと案内樋とを連通させることで形成される開口の上端部と通路との位置関係を維持するので、遊技球がタンクから案内樋へ流下する際の球がみ(球詰まり)を防止することができる。すなわち、連通して形成される開口の上端部が上にずれると、そのずれにより球がみが発生する虞があるが、これを防止できる。さらに、案内樋の上流端裏面を台座が支持しているので、遊技球の重みで案内樋が下がってしまうのを防止することができ、スムーズな遊技球の流下を担保することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の遊技機であって、前記タンクは、前記突出部の上方となる位置に、前記案内樋の後壁と同じ厚みを有するとともに前記後壁と平行に配される板状の側壁部を備え、
該側壁部は、前記取付ベースの側壁と接するとともに前記突出部の上端に連続することを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、通路の側壁をなす取付ベースの側壁と側壁部との間に段差が生じないようにすることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の遊技機であって、前記係合部は、前記取付ベースの側壁に開設されたガイド孔に対して前記通路の下流側方向へスライドすることで係合することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の遊技機であって、前記案内樋の前壁は、前記後壁よりも高く形成され、
前記取付ベースの側壁は、前記通路の遊技球を均す球均し部材を取り付けるための前記案内樋側に突出した取付軸を備え、
前記球均し部材は、
均し部と軸受部を有し、前記軸受部が前記取付軸により軸支されることで、前記均し部の下端が前記通路の上方であって、前記前壁よりも低くかつ前記後壁よりも高い位置に配置されることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、案内樋内で上下に重なって流下する遊技球が一段になるように均される。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の遊技機であって、前記通路の底面における幅方向中央部には、前記通路の延在方向に沿ったスリットが形成されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、通路を流下する遊技球がスリットに沿って一列に流下するとともに、遊技球に付着していたごみなどがスリットから落下するようになる。
本発明によれば、タンクは、案内樋の上流側端部と連通する連通部を備え、該連通部は、下端に案内樋の台座を突設したので、台座の作用によってタンクの上方への移動が規制される。よって、例えば、工場における作業者の運搬時にもタンクと案内樋との位置関係及び案内樋の傾斜角度を担保することができる。すなわち、例えば、タンクのみを持って運んでも台座の作用でタンクと案内樋との位置関係を担保できる。また、前端に案内樋の上流側縁部を覆うと共に、案内樋の突片と係合して案内樋の前後方向の動きを規制する側片を突設したので、側片と突片との作用によって案内樋の前後方向への移動が規制される。
よって、例えば、遊技機を遊技店に搬送する際に、遊技機が倒れたり、遊技機同士がぶつかったり等して、タンクやシュートに負荷がかかっても、タンクと案内樋との位置関係及び案内樋との傾斜角度を担保することができ、球排出装置への安定的な遊技球の流下を担保できる。また、タンクと案内樋が一体的に配されるので、遊技盤裏面のスペース、特に、遊技盤裏面上方のスペースを大きく確保できる。また、取付ベースの側壁には、案内樋側に、該案内樋の後壁の厚みに等しい幅で突出する突出部を後壁の上端に連続するように形成したので、通路の側壁をなす取付ベースの側壁と後壁との間に段差が生じないようにすることができる。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して説明する。
ここでは、本発明にかかる遊技機の適例としてのパチンコ遊技機について図1から図9を用いて説明を行う。
図1には機枠10を有する遊技機1全体の背面側を示し、図2には機枠10に対して回動可能に取り付けられるとともに、各種部材の取り付けベースをなす内枠20の背面側を示した。図1に示すように、本実施形態の遊技機1は、矩形枠状に構成された機枠10を備え、この機枠10には、裏面側から見て右側の側部が該機枠10に対して前方向へ扉状に回動可能となるように矩形枠状の内枠20が軸着されている。なお、矩形枠状の機枠10は、裏面側から見て左側の一辺が金属製とされ、その他の辺は木製となっている。これによって、裏面側から見て左側の一辺においては、強度を保ったまま厚みを薄くでき、大型の画像表示装置を備えた遊技盤の配設を可能としている。
内枠20は、当該内枠20に備えられる各種部材等の取付用のベースとなる内枠ユニット30を備えている。この内枠ユニット30は、矩形枠状の機枠10の前面側をちょうど覆うような概略矩形板状に構成されるとともに、その中央から上端部に渡る部分に図示しない遊技盤を取り付けるための前後に貫通した方形状の開口部31が形成されている。
この開口部31の後端部には、周縁から中心へ向かって延出する板状の区画壁32が、貫通部分を狭めるように一部を除いて形成されており、この区画壁32の前側に遊技盤が嵌め込まれる凹部が形成されるようになっている。そして、開口部31における区画壁32によって狭められた貫通部分からは、遊技盤の裏面側に突設された画像表示装置などが内枠ユニット30の裏面側に臨むようになっている。すなわち遊技盤は、内枠ユニット30に嵌め込まれることで遊技機1に取り付けられるようになっている。
また、この区画壁32は、内枠ユニット30の裏面側から見て、開口部31の上部および右側部において大きく中心に向かって延出しており、この裏面側にはタンクユニット2や排出装置33が設けられている。タンクユニット2は、開口部31の上部に形成された区画壁32の裏面側に取り付けられており、遊技機1が設置される遊技店の島設備に設けられた供給装置から供給される遊技球を受け入れるとともに一時貯留するものである。なお、このタンクユニット2の詳細な構成については後述する。また、排出装置33は開口部31の右側部に形成された区画壁32の裏面側に取り付けられており、排出発射制御装置34の制御の下、所定数の遊技球を排出するものである。
また、内枠ユニット30の裏面側であって、開口部31の下部には、各制御基板や遊技機1に備えられた各装置に電力を供給する電源供給装置35(電源回路、電源基板)が設けられている。また、図示しない遊技制御装置からの制御信号(賞球コマンド)や、球貸機(図示略)からの制御信号(球貸しコマンド)に基づいて所要数の遊技球(賞球、貸球)を排出装置33から排出させる制御や、発射装置36による遊技球の発射の制御を行う排出発射制御装置34が設けられている。
また、内枠ユニット30の前面側には、図示しないクリア部材保持枠と発射操作ユニットが扉状に回動可能に軸支されている。クリア部材保持枠は、内枠ユニット30の遊技盤が嵌め込まれた開口部31、すなわち、内枠ユニット30の中央より少し下側から上端部にわたる部分に、内枠ユニット30の前側を覆うように配置されている。このクリア部材保持枠は、前面側から見た左側部が内枠ユニット30に回動可能に軸支されて扉状に開閉自在とされている。
このクリア部材保持枠には、内枠ユニット30の開口部31をほぼ閉塞するように、該開口部31に嵌め込まれた遊技盤との間に遊技球が流下可能な遊技領域となる間隔を開けてクリア部材としてのガラス板が固定されている。そして、クリア部材保持枠において、遊技機1の前側からガラス板を介して遊技盤の前面側の少なくとも遊技領域の部分が視認可能となっている。また、クリア部材保持枠の前面であって、ガラス板が固定されて遊技領域を視認可能とする部分の周囲には、枠装飾装置としてのランプやLED、音声を出力するスピーカなどが設けられている。
発射操作ユニットは、内枠ユニット30の前面側におけるクリア部材保持枠の下側となる位置に、クリア部材保持枠と同様に遊技機1の前面側から見た左側部が内枠ユニット30に対して扉状に開閉自在に軸着されている。この発射操作ユニットには、排出された遊技球を貯留するとともに遊技球を発射する発射装置36に遊技球を送る上皿や、遊技者が操作可能な演出用ボタン、上皿に収容しきれない遊技球を収容する下皿が設けられている。また、遊技領域に向けての遊技球の発射操作を行うとともに、該遊技領域に遊技球を発射する際の発射勢を調節するための操作ハンドル、音声を出力するスピーカ、灰皿などが設けられている。
その他、内枠ユニット30には、各部材の取付位置に各部材を取り付けるための構造が設けられており、例えば、取り付けられた部材を囲む補強用のリブや、ビス等による部材の取り付けのためのボス等が形成されている。
次に、開口部31の上部に形成された区画壁32の裏面側に取り付けられたタンクユニット2について説明する。このタンクユニット2は、区画壁32に取り付けられる取付ベース60と、遊技球を貯留するタンク40と、該タンク40に貯留された遊技球を排出装置33へ流下案内する案内樋50を備える。なお、以下の説明では、図1に示すように、タンクユニット2が内枠ユニット30の裏面側に配された状態で、内枠ユニット30の裏面側から視認可能な側の面を各部材の前面(正面)とし、内枠ユニット30に取り付けられた側を後面とする。また、上下左右方向も内枠ユニット30の裏面側から見た状態での上下左右方向として説明する。
図1、図3(a)、(b)、図4に示すように、取付ベース60は、後部に開口部31の上部に形成された区画壁32と平行に配される固定壁61を有し、この固定壁61の後面が区画壁32の裏面に固定されることで、取付ベース60が内枠ユニット30に取り付けられるようになっている。そして、この固定壁61の前面から前方へ突出するように、タンク40を載置するタンク載置部62、案内樋50を載置する案内樋載置部63、外部情報端子37を配設する外部情報端子配設部64が一体的に形成されている。また、固定壁61には、タンク載置部62に載置されるタンク40の位置決め、固定のための構成として、タンク40の上部に当接する当接リブ65や、ボス状のねじ止め部66、ボス80を挿入可能な嵌合部67が形成されている。また、この他に、取付ベース60を区画壁32に固定するためのねじ孔68,68,…などが形成されている。
タンク載置部62は、固定壁61に対して段状に前方へ突出するように形成されており、その上面は、後述するタンク40の底面の形状に合わせて形成されている。すなわち、タンク載置部62の上面は、貯留面41aを載置する左方向へ下る傾斜面とされた貯留面載置部62aと、貯留面載置部62aの左側(傾斜下流側)に位置し、タンク40の貯留面41aよりも一段低くなった導出面42aを載置する前方へ下る傾斜面とされた導出面載置部62bとを備える。さらに、導出面載置部62bの前方に位置し、タンク40の導出面42aよりも一段低くなった連通面43aを載置する右方向へ下る傾斜面とされた連通面載置部62cとを備える。また、段状に形成されたタンク載置部62に形成された貯留面載置部62aの前端に接続した垂直な壁面であるタンク載置部側壁69は、固定壁61と平行に形成されている。このタンク載置部側壁69の下端部には、タンク載置部側壁69に対して垂直に前方へ突出する板状の前面棚70が形成され、この前面棚70は、左側から順に、連通面載置部62c、案内樋載置部63、排出装置連通部79とされている。
案内樋載置部63には、図6に示すように、後述する案内樋50が載置されるようになっており、その前後幅は案内樋50の前後幅と等しい幅とされている。また、この案内樋載置部63が形成される前面棚70の上面は右側に下る傾斜面とされており、ここに配される案内樋50によって遊技球が右側へ流下案内されるようになっている。また、連通面載置部62cには、ここに載置される連通面43aの下部に形成された後述する台座46の厚みと等しい高さを有するリブ71が形成されている。このリブ71が連通面43aの下面に当接することで、図9(a)に示すように、台座46が形成された連通面43aを台座46の厚みの分だけ連通面載置部62cの上面よりも上方で支持でき、連通面43aを前面棚70の傾斜に沿って支持できるようになっている。また、排出装置連通部79には、図1に示すように排出装置33の上流側端部が配され、案内樋50を流下した遊技球が排出装置33に流入するようにされている。
また、タンク載置部側壁69には、案内樋50を案内樋載置部63に固定するためのガイド孔73,73、ボス74が形成されている。ガイド孔73,73は、案内樋載置部63の上面に近接した位置に、傾斜方向に沿って形成された前後に貫通する開口であって、後述するように、案内樋50の後端部に形成された係合部56の上方延出部56bを挿通可能な挿入孔73aと、この挿入孔73aの右側下部に連通し、後方延出部56aのみを挿通可能な大きさの係合孔73bとを備える。また、ボス74は、その先端部が後述する案内樋50の前壁53に形成された嵌合部53aに嵌合可能であるとともに、先端部にねじ止め部が形成されており、ねじによって案内樋50を取付ベース60に固定できるようになっている。
また、図4に示すように、タンク載置部側壁69には、前方へ突出する取付軸75が形成されており、この取付軸75に案内樋50内の遊技球を均すための球均し部材76が取り付けられている。この球均し部材76は、取付軸75に回動可能に嵌合する軸受部76aと、おもりが封入された均し部76bとからなり、図3,8に示すように、軸受部76aを取付軸75に嵌合することで、均し部76bが案内樋50の上部に揺動可能に軸支される。この球均し部材76によって、案内樋50内で上下に重なって流下する遊技球が一段になるように均される。
また、図4に示すように、タンク載置部側壁69には、該タンク載置部側壁69に接するように配される後述する案内樋50の後壁55およびタンク40の側壁部48の厚みに等しい突出幅を有する突出部78が形成されている。この突出部78は、図6に示すように後壁55の上側に連続する位置から、図8に示すように側壁部48の下側に連続する位置の間に形成されており、案内流路52の側壁をなすタンク載置部側壁69と後壁55、側壁部48との間に段差が生じないようにするものである。
また、外部情報端子配設部64は、タンク載置部62の右側に形成されており、固定壁61からタンク載置部62と同じ幅だけ前方へ突出した段部となっている。この外部情報端子配設部64には、図1に示すように、遊技機外部の装置(管理装置)と接続するための外部情報端子37が配設されるようになっている。
図5(a)、(b)、図6に示すように、案内樋50は、矩形状の底板51と、該底板51の一側面に、並列な二条の案内流路52,52(通路)を形成するように遊技球の直径より若干広い間隔をおいて底板51に対し垂直に形成された、各々平行な前壁53、中央壁54、後壁55とを備える。すなわち、案内樋50は、断面形状が略E字状となっている。この案内樋50は、流路が左右方向に延在するように、後壁55の後面とタンク載置部側壁69とが接するように案内樋載置部63に載置されて固定されるようになっている。
後壁55は、図6に示すように、タンク載置部側壁69と接するように配され、タンク載置部側壁69に形成された突出部78の下側に連続してタンク載置部側壁69とともに案内流路52の側壁をなすようになっている。この後壁55の後面側には、図5に示すように、タンク載置部側壁69に形成されたガイド孔73,73に係合可能な係合部56,56が形成されている。係合部56,56は、後壁55の後面から底板51と平行に後方へ延出する後方延出部56aと、該後方延出部56aの後端から後壁55と平行に上方へ延出する上方延出部56bとから、断面L字状に形成されている。また、上方延出部56bと後壁55の間隔は、タンク載置部側壁69のガイド孔73が形成された部分の厚みと略等しくされている。
案内樋載置部63に沿って配される底板51の下面には複数の脚57,57,…が形成されており、案内樋50を案内樋載置部63に載置すると、案内樋50はこの脚57,57,…によって支持される。これにより、図3(a)に示すように、脚57,57,…の高さの分だけ底板51が案内樋載置部63の上面から離れて配され、底板51と案内樋載置部63との間に空間部77ができるようになっている。なお、図7に示すように、案内流路52,52の上流側端部に位置する脚57は、タンク40の連通面43aに形成された台座46の突出幅の分だけ下流側の位置に配されており、この部分に台座46を挿入できるようになっている。
また、図5に示すように、底板51には、各案内流路52の中央部に案内流路52の延在方向に沿ったスリット58が形成されている。このスリット58は遊技球の直径より狭い幅とされ、案内流路52を流下する遊技球が、このスリット58に沿って一列に流下するとともに、遊技球に付着していたごみなどが、スリット58から空間部77に落下するようになっている。
また、底板51の上面にあって、二条の案内流路52,52を区画する中央壁54は、案内流路52の上流側においてはほとんど高さがなく、遊技球が隣接する案内流路52に流入可能とされている。また、案内流路52の中央付近では、遊技球の直径程度の高さに形成され、遊技球が中央壁54を乗り越えて隣接する案内流路52に流入しないようにされている。そして、球均し部材76が配される位置からさらに高くなるように形成され、球均し部材76によって上下一段に均された遊技球が前後二列で排出装置に流入するようにされている。また、中央壁54の上端部は、上方へ向かって幅が狭くなる尖った形状とされ、遊技球が中央壁54の上端部で留まらないようにされている。すなわち、中央壁54は案内流路52,52の下流側へ向かって高くなるように形成され、流下する遊技球を二条の案内流路52,52のいずれかに振り分けるようになっている。
前壁53は所定の高さを有し、案内流路52の側壁をなすものであって、案内流路52の上流側部分においては、後述のタンク40の接続部45に形成された側壁部48の下端部と近接して配されるようになっている。また、この前壁53の周縁部であって、タンク40の接続部45に接する部分(左側の周縁と、この左側の周縁に連続した上側の周縁の一部)は、後側部分が面取りされ、タンク40からの遊技球の受け入れが容易になるようにされている。さらに、この前壁53の上流側端部における下端部には、前方へ突出する突片59が形成されており、タンク40の側片47の下部に当接することでタンク40と案内樋50とが確実に接続されるようにされている。また、この前壁53の下流側端部における上端部には、図6に示すように、タンク載置部側壁69から前方へ突出するように形成されたボス74の先端部を受け入れ可能な嵌合部53aが形成されている。
以上のように構成される案内樋50を取付ベース60に取り付ける際には、まず、案内樋50の後壁55の後面とタンク載置部側壁69とが対向する状態で、ガイド孔73の挿入孔73aに係合部56を挿入する。これにより、係合部56全体がガイド孔73に挿入された状態となり、後壁55の後面とタンク載置部側壁69とが接した状態となる。さらに、この状態から案内樋50を右側へスライドさせることで、後方延出部56aが係合孔73bに嵌合するとともに、上方延出部56bがタンク載置部側壁69の後面に係合して案内樋50が固定される。またこれにより、案内樋50が案内樋載置部63上における所定の配設位置に配されるようになる。また、この過程において、前壁53を前方へ弾性変形させることで、案内樋50が所定の配設位置に配された際に、前壁53の嵌合部53aがタンク載置部側壁69から前方へ突出するボス74の前方に配されるようになる。そして、この位置で前壁53を元の状態に復帰させることで、ボス74が嵌合部53aに嵌合し、前壁53の前面側からねじ止めすることで案内樋50が固定されることとなる。
図3,4に示すように、タンク40は、略矩形箱状をしており、上方に開口するようにタンク載置部62に載置されて固定されている。このタンク40の前後幅は、貯留面載置部62aの前後幅と案内樋載置部63の前後幅を合わせた前後幅と等しく、タンク載置部62にタンク40を載置すると、タンク40の前部が案内樋載置部63の上方を覆うように配される。このタンク40の内部は、島設備の供給装置から供給された遊技球を貯留する貯留部41と、該貯留部41から遊技球を導出する導出部42と、導出部42により導出された遊技球を案内樋50に誘導する連通部43とに分かれている。
貯留部41は最も大きい領域を占める部分であって、タンク40内部の全体に対して、導出部42が形成されるタンク40内部の左側部と、連通部43が形成されるタンク40内部の左側前部とを除いた部分に形成されている。すなわち、貯留部41の前後幅は、タンク40の右側部分ではタンク40内部の前後幅と等しい前後幅を有し、タンク40の左側部分では連通部43の分だけ前後幅が狭められている。また、貯留部41の左右幅は、タンク40内部の左右幅から導出部42の左右幅を除いた幅に等しい。この貯留部41の底面をなす貯留面41aは、左側へ向かって下る傾斜面となっており、貯留部41内の遊技球は、タンク40の左側へ流下案内されるようになっている。
また、貯留部41には、連通部43が形成されて貯留部41の前後幅が狭くなる部分であって、連通部43の右端部に隣接する位置に、連通部43の前後幅と等しく、かつ、貯留部41の深さと略等しい規制壁41bが形成されている。この規制壁41bによって、貯留部41の前後幅が狭くなる部分から直接連通部43に遊技球が流入することを防止し、この部分で球詰まりが発生しないようにしている。また、この規制壁41bの右側の面および規制壁41bの右側に隣接した貯留面41aには、遊技球を後側に誘導する傾斜や段部が設けられており、左側へ向かって流下する遊技球を滑らかに後側へ誘導するようになっている。
導出部42は、貯留部41の下流側端部となる左端部とタンク40の左側壁との間に形成されており、底面をなす導出面42aが貯留面41aよりも一段低く形成された前後に延在する溝状の部分である。この導出部42の底面をなす導出面42aは、前方へ向かって下る傾斜面となっており、貯留部41から導出部42に流入した遊技球は前方へ誘導され、導出部42の前側に隣接し、タンク40の左側前部に形成された連通部43に流入するようになっている。
連通部43は、タンク40内部の左側部分の前壁に沿って左右に延在するように形成されている。図9(a)に示すように、この連通部43の後側の端部は、導出部42の下流側端部のほか、貯留部41の下流側部分における前部にも隣接しており、貯留部41から直接流入することも可能とされている。ただし、連通部43の右端部からの流入は、上述した規制壁41bによって規制されている。
図4,7に示すように、この連通部43は、左側部分が導出面42aよりも一段低く形成された流路部44とされ、これに連続する右側部分がタンク40の下方に開口し、案内樋50が接続される接続部45とされている。このうち流路部44は、底面をなす連通面43aが導出面42aよりも一段低く形成された溝状の流路であって、この流路部44の底面をなす連通面43aは、右側へ向かって下る傾斜面となっており、その前後幅は、遊技球が2個並列に流下可能な幅とされている。この流路部44の下流側端部には、連通面43aの下側から接続部45が形成された右側に向かって延出する板状の台座46と、タンク40の前壁のうち連通部43が形成された部分の前面から、接続部45が形成された右側に向かって延出する板状の側片47が形成されている。これら台座46、側片47によって案内樋50が接続部45に確実に接続するようになっている。
また、図8に示すように、接続部45には、流路部44の側壁を延長するように、タンク40の下面から下方に延出する側壁部48,48が形成されている。この側壁部48,48のうち、前側の側壁部48は、接続部45に接続される案内樋50の前壁53の上端部に近接するような突出幅とされている。また、後側の側壁部48は、タンク載置部側壁69に接して配されるとともに、タンク載置部側壁69に形成された突出部78の上側に接して配され、案内流路52の側壁を形成するようになっている。このような連通部43によって、導出部42、貯留部41から流入した遊技球は、連通面43aの傾斜に沿って右側へ流下誘導されてタンク40から流出し、案内樋50に流入するようになっている。すなわち、連通部43は、タンク40の排出口をなすものである。
また、図3に示すように、タンク40の左右の外側面には、タンク40を取付ベース60に固定するための固定部49,49が形成されている。この固定部49,49は、取付ベース60に形成された後方へ突出するボス状のねじ止め部66を受け入れ可能な前方へ開口した凹部を有するとともに、ねじ止め部66と対向する凹部の後部にねじ孔49aが形成されている。また、図7に示すように、このタンク40の左側の外側面には、取付ベース60に形成された嵌合部67に嵌合可能な前方へ突出するボス80が固定部49に隣接して形成されている。
以上のことから、遊技盤を取り付けるための内枠ユニット30と、排出装置33によって排出される前の遊技球を多数貯留するタンク40と、タンク40から流下する遊技球を排出装置33側へ流下案内する案内樋50と、内枠ユニット30に取り付けられると共に、タンク40を載置するタンク載置部62及び案内樋50を載置する案内樋載置部63がそれぞれ形成され、タンク40及び案内樋50を取り付けるための取付ベース60と、を備えた遊技機1であって、案内樋50は、遊技球を流下案内する通路(案内流路52)を支持する複数の脚57と、後端に取付ベース60に開設されたガイド孔73とスライドして係合する係合部56と、前端に立設した壁部(前壁53)と、を備え、壁部は、下流側上部に取付ベース60に形成されたボス74と嵌合する嵌合部53aを開設すると共に、上流側下部に突片59を突設し、タンク40は、案内樋50の上流側端部と連通する連通部43を備え、該連通部43は、下端に案内樋50の台座46を突設し、かつ、前端に案内樋50の上流側縁部を覆うと共に、突片59と係合して案内樋50の前後方向の動きを規制する側片47を突設して構成したこととなる。
以上のように構成されるタンク40を取付ベース60に取り付ける際には、上述のように案内樋50を取付ベース60に取り付けた状態で、取付ベース60の前方から後側へスライドさせるように取り付ける。このときタンク40の貯留面41aの下面を、タンク載置部62の貯留面載置部62a上で摺動させるようにすることで、容易に取り付けることができる。このようにタンク40を取り付ける過程において、タンク40の固定部49,49の凹部に、取付ベース60のボス状のねじ止め部66が挿入されるとともに、タンク40のボス80が取付ベース60の嵌合部67に嵌合することで、タンク40が取付ベース60に対して所定の位置に配される。さらに、ねじ孔49aを通してねじ止めすることでタンク40が取付ベース60に固定される。
また、図3(b)に示すように、タンク40が取付ベース60に対して所定の位置に配された状態においては、図9(b)に示すように、タンク40の連通部43における接続部45に案内樋50が接続し、流路部44と案内流路52,52が連通するようになる。この状態では、タンク40の後壁が取付ベース60の固定壁61の前面に接するとともに、連通部43の後側の側壁と、後側の側壁部48がタンク載置部側壁69に接し、タンク40の後方向への移動が規制されるようになっている。さらに、タンク40の後壁の上部に固定壁61の前面に突設された当接リブ65が当接し、タンク40の上方向への移動が規制されるようになっている。
また、タンク40を取り付ける過程において、連通面43aの下部に形成された台座46は、案内樋50の上流側端部となる左端部において、脚57によって案内樋載置部63と底板51との間に形成された空間部77に挿入され、図7に示すように、台座46が案内樋50の底板51の下面に係合可能な状態となる。そして、タンク40の前壁に形成された側片47は、タンク40が取付ベース60に対して所定の位置に配された状態で、案内樋50の前壁53における左端部の前面に当接し、さらに、この側片47の下部には、案内樋50の前壁53から前方へ突出する突片59が当接するようになっている。これにより、例えば、遊技機1の製造時に、タンク40と案内樋50の一方に外部から力が加わっても、両者の位置関係が保たれるようになる。
例えば、タンク40のみを持ち上げるような力が加わった場合は、タンク40の台座46の上面が案内樋50の底板51の下面に係合することで、タンク40と案内樋50との位置関係及びタンク40と案内樋50との傾斜角度が保たれるようになっている。また、タンク40のみを押し下げるような力が加わった場合は、タンク40の側片47の下面が案内樋50の突片59の上面に係合することで、タンク40と案内樋50との位置関係及びタンク40と案内樋50との傾斜角度が保たれるようになっている。また、案内流路52,52の上流側において、上下に複数の遊技球が重なり、案内樋50の前壁53を内側から前方向へ押し広げる力が加わっても、タンク40の側片47が案内樋50の前壁53における左端部の前面に当接することで、案内樋50の変形を防止するようになっている。
特に、タンク40と案内樋50の接続部分においては、ランダムに存在する遊技球が二条に整列し始める部分であり、両者が連通する開口における上端部(貯留面41a)と底板51の間隔や傾斜角度が変わると球詰まりが発生する虞があるが、台座46や側片47、突片59を設けることで両者の位置関係が保たれ、この部分における球詰まりを確実に防止できる。
以上のことから、台座46は、タンク40と案内樋50とを連通させることで形成される開口の上端部(貯留面41a)と通路(案内流路52)との位置関係を維持するようにしたこととなる。すなわち、台座46は、連通部43と通路(案内流路52)の上下位置を維持するようになっている。
以上のような遊技機1は、遊技盤を取り付けるための内枠ユニット30と、排出装置33によって排出される前の遊技球を多数貯留するタンク40と、タンク40から流下する遊技球を排出装置33側へ流下案内する案内樋50と、内枠ユニット30に取り付けられると共に、タンク40を載置するタンク載置部62及び案内樋50を載置する案内樋載置部63がそれぞれ形成され、タンク40及び案内樋50を取り付けるための取付ベース60と、を備えた遊技機1であって、案内樋50は、遊技球を流下案内する通路(案内流路52)を支持する複数の脚57と、後端に取付ベース60に開設されたガイド孔73とスライドして係合する係合部56と、前端に立設した壁部(前壁53)と、を備え、壁部は、下流側上部に取付ベース60に形成されたボス74と嵌合する嵌合部53aを開設すると共に、上流側下部に突片59を突設し、タンク40は、案内樋50の上流側端部と連通する連通部43を備え、該連通部43は、下端に案内樋50の台座46を突設し、かつ、前端に案内樋50の上流側縁部を覆うと共に、突片59と係合して案内樋50の前後方向の動きを規制する側片47を突設して構成している。
したがって、タンク40は、案内樋50の上流側端部と連通する連通部43を備え、該連通部43は、下端に案内樋50の台座46を突設したので、台座46の作用によってタンク40の上方への移動が規制される。よって、例えば、工場における作業者の運搬時にもタンク40と案内樋50との位置関係及び案内樋50の傾斜角度を担保することができる。すなわち、例えば、タンク40のみを持って運んでも台座46の作用でタンク40と案内樋50との位置関係を担保できる。また、前端に案内樋50の上流側縁部を覆うと共に、案内樋50の突片59と係合して案内樋50の前後方向の動きを規制する側片47を突設したので、側片47と突片59との作用によって案内樋50の前後方向への移動が規制される。
よって、例えば、遊技機1を遊技店に搬送する際に、遊技機1が倒れたり、遊技機1同士がぶつかったり等して、タンク40や案内樋50に負荷がかかっても、タンク40と案内樋50との位置関係及び案内樋50との傾斜角度を担保することができ、排出装置33への安定的な遊技球の流下を担保できる。また、タンク40と案内樋50が一体的に配されるので、遊技盤裏面のスペース、特に、遊技盤裏面上方のスペースを大きく確保できる。
また、台座46は、タンク40と案内樋50とを連通させることで形成される開口の上端部(貯留面41a)と通路(案内流路52)との位置関係を維持するようにしている。
したがって、台座46は、タンク40と案内樋50とを連通させることで形成される開口の上端部と通路との位置関係を維持するので、遊技球がタンク40から案内樋50へ流下する際の球がみ(球詰まり)を防止することができる。すなわち、連通して形成される開口の上端部が上にずれると、そのずれにより球がみが発生する虞があるが、これを防止できる。さらに、案内樋50の上流端裏面を台座46が支持しているので、遊技球の重みで案内樋50が下がってしまうのを防止することができ、スムーズな遊技球の流下を担保することができる。
なお、本発明の遊技機1は、遊技機として、前記実施の形態に示されるようなパチンコ遊技機に限られるものではなく、例えば、その他のパチンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機などの遊技球を使用する全ての遊技機に適用可能である。
また、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明を適用した一実施の形態の構成を示す遊技機の裏面図である。 内枠の裏面図である。 タンクユニットを示す図であって、(a)正面図、(b)前面側から見た斜視図である。 タンクユニットの前面側から見た分解斜視図である。 案内樋を示す図であって、(a)上流側から見た斜視図、(b)裏面側から見た斜視図である。 取付ベースに案内樋を取り付けた状態を示す、案内樋の上流側から見た斜視図である。 タンクと案内樋の位置関係を示す図であって、タンクの底面側からみた斜視図である。 タンクユニットの案内樋の下流側からみた斜視図である。 (a)タンクユニットのタンクと案内樋の接続部分を示す正面図、(b)図9(a)のA−A断面を示す断面図である。
符号の説明
1 遊技機
20 内枠
30 内枠ユニット
33 排出装置
40 タンク
41a 貯留面
43 連通部
46 台座
47 側片
50 案内樋
52 案内流路(通路)
53 前壁(壁部)
53a 嵌合部
56 係合部
57 脚
59 突片
60 取付ベース
62 タンク載置部
63 案内樋載置部
73 ガイド孔
74 ボス

Claims (6)

  1. 遊技盤を取り付けるための内枠ユニットと、
    排出装置によって排出される前の遊技球を多数貯留するタンクと、
    前記タンクから流下する遊技球を前記排出装置側へ流下案内する案内樋と、
    前記内枠ユニットに取り付けられると共に、前記タンクを載置するタンク載置部及び前記案内樋を載置する案内樋載置部がそれぞれ形成され、前記タンク及び前記案内樋を取り付けるための取付ベースと、
    を備えた遊技機において、
    前記案内樋は、
    遊技球を流下案内する通路を支持する複数の脚と、
    前記通路の一側壁をなし、前記取付ベースの側壁と接する後壁と、
    該後壁に形成され、前記取付ベースの側壁に開設されたガイド孔に対してスライドして係合する係合部と、
    前記後壁と対向し、前記通路の一側壁をなす前壁と、
    を備え、
    前記前壁には、下流側上部に前記取付ベースに形成されたボスと嵌合する嵌合部を開設すると共に、上流側下部に突片を突設し、
    前記取付ベースの側壁には、前記案内樋側に、該案内樋の後壁の厚みに等しい幅で突出する突出部を前記後壁の上端に連続するように形成し、
    前記タンクは、
    前記案内樋の上流側端部と連通する連通部を備え、
    該連通部は、下端に前記案内樋の台座を突設し、かつ、前端に前記案内樋の上流側縁部を覆うと共に、前記突片と係合して前記案内樋の前後方向の動きを規制する側片を突設して構成したことを特徴とする遊技機。
  2. 前記台座は、
    前記タンクと前記案内樋とを連通させることで形成される開口の上端部と通路との位置関係を維持することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記タンクは、前記突出部の上方となる位置に、前記案内樋の後壁と同じ厚みを有するとともに前記後壁と平行に配される板状の側壁部を備え、
    該側壁部は、前記取付ベースの側壁と接するとともに前記突出部の上端に連続することを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記係合部は、前記取付ベースの側壁に開設されたガイド孔に対して前記通路の下流側方向へスライドすることで係合することを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  5. 前記案内樋の前壁は、前記後壁よりも高く形成され、
    前記取付ベースの側壁は、前記通路の遊技球を均す球均し部材を取り付けるための前記案内樋側に突出した取付軸を備え、
    前記球均し部材は、
    均し部と軸受部を有し、前記軸受部が前記取付軸により軸支されることで、前記均し部の下端が前記通路の上方であって、前記前壁よりも低くかつ前記後壁よりも高い位置に配置されることを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
  6. 前記通路の底面における幅方向中央部には、前記通路の延在方向に沿ったスリットが形成されていることを特徴とする請求項5に記載の遊技機。
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