JP2007165988A - 画像入出力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ファクシミリ受信したデータの印刷を許可されていない種類の印刷媒体にファクシミリ受信したデータが許可なく印刷されてしまうことを防止する画像入出力装置を提供する。
【解決手段】印刷手段と、データをファクシミリ受信する受信手段と、ファクシミリ受信したデータの印刷を許可されている印刷媒体の種類を表す情報を記憶している記憶手段と、前記受信手段で着呼を検出するとトレイに載置されている印刷媒体の種類を検出し、検出した種類はファクシミリ受信したデータの印刷を許可されている種類であるか否かを前記情報に基づいて判定する判定手段と、前記判定手段で肯定判定されると前記着呼に応答して前記受信手段でファクシミリ受信したデータを前記印刷手段に印刷させ、否定判定されると当該データを前記印刷手段に印刷させずに所定の処理を実行する制御手段と、を備える画像入出力装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、印刷機能とファクシミリ受信機能とを備える画像入出力装置に関する。
従来、ディジタルカメラやイメージスキャナなどで生成したディジタル画像をカラー印刷可能なプリンタが知られている。また、このようなカラー印刷可能なプリンタとファクシミリ装置(例えば特許文献1参照)とを一体化し、ファクシミリ受信したデータをプリンタで印刷する所謂複合機(画像入出力装置)も知られている。一般にこのような複合機ではユーザは印刷対象のデータに応じた種類の印刷媒体をトレイに適宜載置して印刷している。例えばカラーのディジタル画像(以下、「カラー画像」という)を印刷するときは光沢紙などのカラー画像の印刷に適している種類の印刷媒体をトレイに載置して印刷し、文書などのモノクロのディジタル画像(以下、「モノクロ画像」という)を印刷するときは普通紙をトレイに載置して印刷している。ここで普通紙は一般に光沢紙に比べてインクが滲み易く、カラー画像の印刷には適していない種類の印刷媒体である。
しかしながら、従来の複合機によると、トレイに光沢紙が載置されているときにモノクロ画像をファクシミリ受信すると、ファクシミリ受信したモノクロ画像が光沢紙に印刷されてしまい、光沢紙を無駄遣いしてしまうという問題がある。
特開平8−139898号公報
本発明は、上述の問題を解決するために創作されたものであって、ファクシミリ受信したデータの印刷を許可されていない種類の印刷媒体にファクシミリ受信したデータが許可なく印刷されてしまうことを防止する画像入出力装置を提供することを目的とする。
(1)上記目的を達成するための画像入出力装置は、印刷対象のデータに応じた種類の印刷媒体が適宜載置されるトレイと、前記トレイに載置されている印刷媒体にデータを印刷する印刷手段と、データをファクシミリ受信する受信手段と、ファクシミリ受信したデータの印刷を許可されている印刷媒体の種類を表す情報を記憶している記憶手段と、前記受信手段で着呼を検出すると前記トレイに載置されている印刷媒体の種類を検出し、検出した種類はファクシミリ受信したデータの印刷を許可されている種類であるか否かを前記情報に基づいて判定する判定手段と、前記判定手段で肯定判定されると前記着呼に応答して前記受信手段でファクシミリ受信したデータを前記印刷手段に印刷させ、否定判定されると当該データを前記印刷手段に印刷させずに所定の処理を実行する制御手段と、を備える。
本発明によると、制御手段は否定判定されると当該データを印刷手段に印刷させずに所定の処理を実行するので、この所定の処理で例えばユーザに印刷するか否かを問い合わせたり、あるいはファクシミリ受信を拒否したりすることにより、ファクシミリ受信したデータの印刷を許可されていない種類の印刷媒体にファクシミリ受信したデータが許可なく印刷されてしまうことを防止できる。
(2)前記所定の処理は、前記着呼に応答して前記受信手段でファクシミリ受信したデータを印刷するか否かをユーザに問い合わせ、ユーザにより印刷が指示されると前記判定手段に検出および判定を再実行させる処理であってもよい。
本発明によると、制御部は判定手段で肯定判定されるとデータを印刷手段に印刷させるので、ユーザは問い合わせされたとき、判定手段で肯定判定されるようにするために印刷を許可されている種類の印刷媒体に交換し、その後に印刷を指示することにより、ファクシミリ受信したデータを印刷させることができる。また、本発明によると、ユーザが印刷媒体を交換せずに印刷を指示すると判定手段で再び否定判定がなされるので、印刷を許可されていない種類の印刷媒体にファクシミリ受信したデータが印刷されてしまうことをより確実に防止できる。
(3)前記所定の処理は、前記着呼に応答して前記受信手段でファクシミリ受信したデータを印刷するか否かをユーザに問い合わせ、ユーザにより印刷が指示されると当該データを前記印刷手段に印刷させる処理であってもよい。
本発明によると、ユーザにより印刷が指示されると、制御手段は載置されている印刷媒体の種類に拘わらずファクシミリ受信したデータを印刷手段に印刷させる。印刷を許可されていない種類の印刷媒体に印刷しても構わない場合、ユーザは印刷媒体を交換せずに印刷を指示することにより、ファクシミリ受信したデータをその印刷媒体に印刷できる。すなわち本発明によると、ユーザが許可した場合については、印刷を許可されていない種類の印刷媒体にファクシミリ受信したデータを印刷できる。
(4)前記制御手段は、印刷するか否かをユーザに問い合わせる際に、前記判定手段で検出した種類をユーザに通知してもよい。
本発明によると、ユーザはトレイに載置されている印刷媒体の種類を容易に把握できる。
(5)前記所定の処理は、前記受信手段にファクシミリ受信を拒否させる処理であってもよい。
本発明によると、受信手段がファクシミリ受信を拒否することにより、印刷を許可されていない種類の印刷媒体にファクシミリ受信したデータが印刷されてしまうことを防止できる。
(6)前記所定の処理をユーザが選択するための選択手段を更に備えてもよい。
本発明によると、所定の処理をユーザが自由に選択できる。
(7)前記受信手段は複数の通信種別でデータをファクシミリ受信可能であり、前記情報はファクシミリ受信したデータの印刷を許可されている印刷媒体の種類を通信種別毎に表す情報であり、前記判定手段は、検出した種類はファクシミリ受信したデータの印刷を許可されている種類であるか否かを、前記着呼に応答して前記受信手段でファクシミリ受信した際の通信種別と前記情報とに基づいて判定してもよい。
本発明によると、印刷を許可されている種類の印刷媒体が通信種別によって異なる場合に、許可されている種類であるか否かを通信種別毎に適切に判定できる。
(8)前記受信手段は、モノクロ画像を表すデータとカラー画像を表すデータとを異なる通信種別でファクシミリ受信してもよい。
本発明によると、モノクロ画像を表すデータをファクシミリ受信する通信種別の場合は、カラー画像の印刷に適している種類の印刷媒体は印刷を許可されていない種類であるとすることにより、カラー画像の印刷に適している種類の印刷媒体にファクシミリ受信したモノクロ画像が印刷されてしまうことを防止できる。逆に、カラー画像を表すデータをファクシミリ受信する通信種別の場合は、カラー画像の印刷に適していない種類の印刷媒体は印刷を許可されていない種類であるとすることにより、カラー画像の印刷に適していない種類の印刷媒体にファクシミリ受信したカラー画像が印刷されてしまうことを防止できる。
(9)前記所定の処理は、前記着呼に応答して前記受信手段でファクシミリ受信したデータを印刷するか否かをユーザに問い合わせ、ユーザにより印刷が指示されると前記判定手段に検出および判定を再実行させるか又は前記印刷手段に当該データを印刷させる処理であり、前記制御手段は、印刷するか否かをユーザに問い合わせる際に、当該データを前記受信手段でファクシミリ受信した際の通信種別をユーザに通知してもよい。
本発明によると、ユーザは当該データをファクシミリ受信した際の通信種別を容易に把握できる。印刷を許可されている種類は通信種別毎に決まっているので、通信種別を把握できればユーザはどの種類の印刷媒体に交換すべきかを容易に判断できる。
尚、本発明に備わる複数の手段の各機能は、構成自体で機能が特定されるハードウェア資源、プログラムにより機能が特定されるハードウェア資源、又はそれらの組み合わせにより実現される。また、これら複数の手段の各機能は、各々が物理的に互いに独立したハードウェア資源で実現されるものに限定されない。
以下、本発明の実施の形態を複数の実施例に基づいて説明する。尚、各実施例で対応する構成要素及び処理には同一の符号を付し、各実施例で対応する構成要素及び処理について重複する説明は省略する。
(第1実施例)
図2は、本発明の第1実施例に係る画像入出力装置としての複合機10の外観を示す斜視図である。図3は、複合機10のハードウェア構成を示すブロック図である。複合機10は、原稿を読み取ってディジタル画像を生成し、生成したディジタル画像を印刷ユニット30、ファクシミリ送受信部50、リムーバブルメモリ48、あるいは図示しないPC(Personal Computer)に出力するスキャンユニット20と、スキャンユニット20、ファクシミリ送受信部50、リムーバブルメモリ48、あるいはPCから入力されるディジタル画像を印刷する印刷ユニット30とを有している。
スキャンユニット20は、主に上部ケース21に収容され、照明部22、イメージセンサ23、AFE(Analog Front End)部24、センサ駆動部25、センサキャリッジ駆動部26などを備える。照明部22は、主走査方向に長い蛍光管ランプ等で構成される。センサ駆動部25に駆動されるイメージセンサ23は、RGBの3チャネルの光電素子群を備えるカラーCCDリニアイメージセンサ等のリニアイメージセンサである。イメージセンサ23は、透明な原稿台と平行に移動する図示しないセンサキャリッジに搭載されている。イメージセンサ23は、図示しないレンズ及びミラーにより受光面に結像される原稿の光学像の濃淡に相関する電気信号を出力する。センサキャリッジ駆動部26は、図示しないモータ、駆動ベルト、駆動回路等を備える。センサキャリッジ駆動部26は、主走査方向に垂直に架設された図示しないガイドロッドに沿ってセンサキャリッジを往復移動させる。イメージセンサ23が主走査方向と垂直な方向に移動することにより二次元画像を読み取り可能となる。AFE部24は、増幅、ノイズ除去等のアナログ信号処理回路、A/D変換器等を備える。
印刷手段としての印刷ユニット30は、主に下部ケース31に収容され、インクジェット方式で用紙に画像を形成する印字ヘッド32、ヘッドキャリッジ駆動部33、送紙部34、これらを制御する印刷ユニット制御部35などを備える。尚、印刷ユニット30はレーザ方式等の他の印刷方式に対応する構成でもよい。印字ヘッド32は、インクカートリッジが搭載される図示しないヘッドキャリッジに設けられ、ノズル、ピエゾ素子、ピエゾ素子に印加する駆動信号を出力するピエゾ駆動回路等を備える。ピエゾ駆動回路は、印刷ユニット制御部35から出力される制御信号に応じて所定の波形の駆動信号をピエゾ素子に印加する。ヘッドキャリッジ駆動部33は、図示しないモータ、駆動ベルト、モータ駆動回路等を備える。ヘッドキャリッジ駆動部33は、用紙の搬送方向と垂直に印字ヘッド32を往復移動させる。送紙部34は、図示しない用紙搬送ローラ、モータ、モータ駆動回路等を備える。送紙部34は、用紙搬送ローラを回転させることにより、トレイ36に載置されている用紙37を印字ヘッド32の移動方向軸線と垂直な方向に搬送する。印刷ユニット制御部35は、RAM66から順次印字データが転送されるバッファメモリと、バッファメモリに格納された印字データを印字ヘッド32に出力するタイミングをヘッドキャリッジの位置に応じて制御する機能と、ヘッドキャリッジ駆動部33を制御する機能と、送紙部34を制御する機能とを備えるASICである。
トレイ36には印刷対象のデータに応じた種類の用紙37がユーザによって適宜載置される。例えばディジタルカメラで撮像して生成されたディジタル画像をカラー印刷する場合はL判の光沢紙が載置され、文書などの文字データを白黒印刷する場合はA4普通紙が載置される。
印刷手段としてのディジタル画像処理部41は、AFE部24から出力された画像データに対し、ガンマ補正、シェーディング補正、JPEG形式のエンコード等の画像処理を施してディジタル画像を生成する処理や、JPEG形式のディジタル画像のデコード、解像度変換、アンシャープ処理、階調補正、二値化、分版処理等の画像処理をCPU68と協働して実行するDSP等の専用回路である。
受信手段としてのファクシミリ送受信部50は、公衆電話網と接続するためのNCU(Network Control Unit)、送受信データの変復調を行うモデム、ITU−T勧告に従ってプロトコル制御を行うプロトコル制御部、送受信データを符号化および復号化する符号化・復号化部などを有し、カラー画像を送受信可能に構成されている。符号化・復号化部はカラー画像の送受信時にはカラー画像をJPEG方式によって符号化および復号化し、モノクロ画像の送受信時にはモノクロ画像をMH(Modified Huffman)、MR(Modified Read)、MMR(Modified Modified Read)などの方式によって符号化および復号化する。カラー画像の送受信およびモノクロ画像の送受信はそれぞれ特許請求の範囲に記載の「通信種別」に相当する。
選択手段としての表示部42は、LCD42a、LCD42aを制御する図示しないグラフィックコントローラなどを備える。表示部42は制御部65に制御され、LCD42aにディジタル画像や各種のメニューなどを表示する。
選択手段としての操作部43は、LCD42aに表示されたメニューを操作するための各種の操作ボタン、印刷や読み取りの開始を指示する指示ボタンなどの各種の操作ボタンを備える。また、操作部43はファクシミリ番号を入力するための複数の番号ボタンなども備えている。
通信部44は、制御部65がPC等の外部のシステムと通信するための通信インタフェースである。通信部44は、LAN、インターネット、USB等を通じて外部のシステムと通信する。
判定手段としてのサイズ検出センサ45は、トレイ36に載置されている用紙のサイズを検出するセンサである。例えばトレイ36に用紙が常に縦置きで載置される場合、用紙の横幅を検出することによって用紙のサイズを一意に特定できる。
判定手段としての紙質検出センサ46は、トレイ36に載置されている用紙の紙質を検出するセンサである。本実施例では用紙の紙質として「普通紙」および「光沢紙」の2つがある場合を例に説明する。一般に紙質は用紙の光反射率、表面粗さ、濃度、光透過率、重さ、厚み、摩擦係数、誘電率、含水率などによって違いを判定できる。従って、紙質検出センサ46としては、用紙の光反射率を検出するセンサ、表面粗さを検出するセンサ、濃度を検出するセンサ、光透過率を検出するセンサ、重さを検出するセンサ、厚みを検出するセンサ、摩擦係数を検出するセンサ、誘電率を検出するセンサ、含水率を検出するセンサなどを用いることができる。なお、紙質検出センサ46を備える替わりに、トレイ36に載置した用紙の紙質をユーザが登録する手段を備えてもよい。また、プリンタの機能上、普通紙は常にA4サイズであり、光沢紙は常にA4サイズ以外のサイズであることが明らかな場合は、サイズ検出センサ45においてA4サイズであると判定された場合は常に普通紙であると判定し、A4サイズ以外のサイズであると判定された場合は常に光沢紙であると判定するようにしてもよい。
外部メモリコントローラ47は、カードスロット49から挿入されたリムーバブルメモリ48に接続される。リムーバブルメモリ48に格納されたデータは外部メモリコントローラ47によって読み出され、RAM66に転送される。リムーバブルメモリ48は電源が供給されなくても記憶内容が保持されるフラッシュメモリなどの脱着可能な不揮発性の記憶媒体である。
制御部65は、RAM66、フラッシュメモリ67及びCPU68を備える。CPU68はフラッシュメモリ67に格納されている制御プログラムを実行して複合機10の各部を制御する。また、制御部65は制御プログラムを実行することにより、印刷手段、受信手段、判定手段、制御手段、および選択手段としても機能する。記憶手段としてのフラッシュメモリ67は電力供給が遮断されても記憶内容が失われない不揮発性メモリである。フラッシュメモリ67には制御プログラム、ファクシミリ受信したデータの印刷を許可されている用紙の種類を表すテーブル、その他各種のプログラムやデータなどが記憶される。制御プログラムは遠隔地のサーバからネットワークを経由してフラッシュメモリ67に格納してもよいし、リムーバブルメモリ48などのコンピュータ読み取り可能な記録媒体を経由してフラッシュメモリ67に格納してもよい。RAM66は、制御プログラム、ファクシミリ送受信部50で受信したデータ、スキャンユニット20で生成されたディジタル画像などの各種のデータが一時的に格納される揮発性メモリである。
次に、ファクシミリ受信したデータの印刷を許可されている印刷媒体(以下「印刷を許可されている用紙」という)の種類を表すテーブルについて説明する。本実施例では用紙の種類をサイズと紙質とによって種類分けする場合を例に説明する。例えばA4サイズの普通紙とA4サイズの光沢紙とはサイズは同じであっても紙質は異なるので、これらは異なる種類であるとする。
図4(A)は、上述したテーブルの一例を示す模式図である。図4(A)に示すテーブルは、印刷を許可されている用紙の種類を通信種別毎に表している。このテーブルは、通信種別がモノクロの場合はA4サイズの普通紙のみが印刷を許可されている種類であり、それ以外は印刷を許可されていない種類であることを表している。一方、通信種別がカラーの場合はA4サイズの普通紙のみが印刷を許可されていない種類であり、それ以外は印刷を許可されている種類であることを表している。
図4(B)はテーブルの別の一例を示す模式図である。図4(B)において「×」印はモノクロ画像であってもカラー画像であっても印刷を許可されていないことを示している。従って光沢紙はモノクロ画像であってもカラー画像であっても印刷を許可されていない種類であると判定されることになる。このようにテーブルは必要に応じて適宜設定可能である。
次に、複合機10が着呼を検出したときの処理について説明する。
図1は、複合機10がデータをファクシミリ受信して印刷する処理の流れを示すフローチャートである。本処理はファクシミリ送受信部50が着呼を検出すると開始される。
S105では、ファクシミリ送受信部50は着呼に応答して回線接続を行う。この回線接続において制御部65と送信元のファクシミリ装置との間でネゴシエーションが行われる。このネゴシエーションにおいてファクシミリ送受信部50は送信元のファクシミリ装置にカラー画像のファクシミリ受信が可能であることを通知する。
S110では、ファクシミリ送受信部50はデータをファクシミリ受信する。このとき、送信元のファクシミリ装置は送信対象のデータに応じた通信種別でデータを送信する。
S115では、ファクシミリ送受信部50は回線を切断する。
S120では、制御部65はサイズ検出センサ45の出力信号に基づいてサイズを判定する。
S125では、制御部65は紙質検出センサ46の出力信号に基づいて紙質を判定する。
S130では、制御部65はトレイ36に現在載置されている用紙のサイズが印刷を許可されているサイズであるか否かを図4(A)に示すテーブルを参照して判定する。例えば通信種別がモノクロ画像の送受信の場合は、載置されている用紙のサイズがA4である場合のみ印刷を許可されているサイズであると判定される。通信種別がカラーの送受信の場合はいずれのサイズが載置されていても印刷を許可されているサイズであると判定される。印刷を許可されているサイズであればS135に進み、印刷を許可されていないサイズであればS145に進む。
S135では、制御部65はトレイ36に現在載置されている用紙の紙質が印刷を許可されていない紙質であるか否かを図4(A)に示すテーブルを参照して判定する。この判定ではS130と同様に通信種別に応じて判定する。印刷を許可されている紙質であればS140に進み、印刷を許可されていない紙質であればS145に進む。
S140では、制御部65は印刷ユニット30を制御し、ファクシミリ受信したデータをトレイ36に現在載置されている用紙に印刷する。
S145では、制御部65は印刷ユニット30にデータを印刷させず、所定の処理を実行する。具体的には例えば、制御部65は図5に示す画面をLCD42aに表示してデータを印刷するか否かをユーザに問い合わせる。図5に示すように画面71にはファクシミリ受信したときの通信種別を示す情報(例えばカラー画像)、トレイ36に載置されている用紙のサイズ、当該用紙の紙質が表示される。ファクシミリ受信したデータを印刷したい場合、ユーザはトレイ36に載置されている用紙を印刷を許可されている種類の用紙に交換した後、画面71で「1.はい」を選択する。一方、ファクシミリ受信したデータを印刷しない場合、ユーザは「2.いいえ]を選択する。
S150では、制御部65はS145でいずれが選択されたかを判定し、「1.はい」が選択された場合はS120に戻って処理を繰り返す。前述のS145でユーザは印刷を許可されている種類の用紙に交換するはずなので、繰り返しの処理ではS130およびS135において肯定判定がなされ、S140で印刷が行われることになる。仮にユーザが用紙を交換せずに印刷を指示した場合はS130またはS135において再び否定判定がなされ、画面71が再表示される。「2.いいえ」が選択された場合は複合機10は印刷せずに処理を終了する。
以上説明した本発明の第1実施例に係る複合機10によると、制御部65は否定判定されると当該データを印刷ユニット30に印刷させず、ユーザに印刷するか否かを問い合わせる。これにより、ファクシミリ受信したデータの印刷を許可されていない種類の用紙にファクシミリ受信したデータが許可なく印刷されてしまうことを防止できる。
また、一般にインクジェット方式による印刷では普通紙に印刷する場合より光沢紙に印刷する場合の方が多くのインクが消費される。このため、ファクシミリ受信したモノクロ画像が光沢紙に印刷されてしまうと、多くのインクが無用に消費されてしまう。これに対し、複合機10によると、ファクシミリ受信したモノクロ画像が光沢紙に印刷されてしまうことを防止できるので、インクが無用に消費されてしまうことを防止できるという効果もある。
なお、本実施例では否定判定されたときに画面71を表示してユーザに印刷を問い合わせるが、例えばファクシミリ受信したデータをRAM66に蓄積し、ファクシミリ受信したデータがあることを示すインジケータを点灯させてもよい。
(第2実施例)
図6は、本発明の第2実施例に係るフローチャートである。第2実施例の複合機10はS145で「1.はい」または「2.いいえ」のいずれが選択されたかをS205において判定する。「1.はい」が選択された場合は複合機10はS120に戻らずにS140に進み、ファクシミリ受信したデータをトレイ36に載置されている用紙に印刷する。
第2実施例によると、例えばトレイ36にA4普通紙が載置されている状態でカラー画像を表すデータをファクシミリ受信したとき、ユーザはそのカラー画像をA4普通紙に印刷しても構わなければ用紙を交換することなく「1.はい」を押すことにより、そのカラー画像をA4普通紙に印刷できる。すなわち第2実施例によると、ファクシミリ受信したデータの印刷を許可されていない種類の用紙に印刷されてしまうことを防止しつつ、ユーザに許可された場合は印刷を許可されていない種類の用紙に印刷することもできる。
第2実施例はその他の点において第1実施例と実質的に同一である。
(第3実施例)
図7は、本発明の第3実施例に係るフローチャートである。第3実施例の複合機10は、S105での回線接続の直後、言い換えるとデータをファクシミリ受信するより前に、S120、S125、S130およびS135を実行し、印刷を許可されていない種類のときはS305において送信元のファクシミリ装置に対してファクシミリ受信の許否を通知する。
第3実施例によると、印刷を許可されていない種類の用紙のときはファクシミリ受信を許否するので、印刷を許可されていない種類の用紙にファクシミリ受信したデータが印刷されてしまうことを防止できる。
第3実施例はその他の点において第1実施例と実質的に同一である。
(第4実施例)
図8は、本発明の第4実施例に係る選択画面の模式図である。図8に示す選択画面72は、印刷を許可されていない種類であると判定されたときにデータを印刷するか否かをユーザに問い合わせる「問い合わせ印刷処理」を実行するか、またはファクシミリ受信を拒否する「受信許否処理」を実行するかをユーザが選択するための画面である。ユーザは選択画面72において「問い合わせ印刷処理」または「受信拒否処理」のいずれか一方を自由に選択できる。
図9は、第4実施例に係るフローチャートである。
S405では、制御部65は「問い合わせ印刷処理」または「受信拒否処理」のいずれが設定されているかを判定し、「問い合わせ印刷処理」が設定されている場合はS410に進む。「受信拒否処理」が設定されている場合はS415に進む。
S410では、制御部65は図1に示した第1の処理フローを実行する。
S415では、制御部65は図7に示した第3の処理フローを実行する。
第4実施例によると、印刷を許可されていない種類であると判定されたときの処理をユーザが選択できる。
第4実施例はその他の点において第1実施例と実質的に同一である。
(第5実施例)
第5実施例は、ファクシミリ受信する際の通信種別がモノクロ画像の送受信に限定されている複合機10の例である。例え通信種別がモノクロ画像の送受信に限定されていたとしても、印刷ユニット30はリムーバブルメモリ48から読み込んだディジタル画像をカラー印刷できるので、トレイ36には光沢紙が載置されている可能性がある。
図10は第5実施例に係るテーブルの一例を示す模式図である。第5実施例では印刷が許可されている種類であるか否かを用紙のサイズおよび紙質のみによって判定する。図9において「○」は印刷が許可されている種類であることを示し、「×」は印刷が許可されていない種類であることを示している。
図11は、第5実施例に係るフローチャートである。
S505では、複合機10はサイズがA4であればS510に進み、それ以外であればS145に進む。
S510では、複合機10は紙質が普通紙であればS140に進み、それ以外であればS145に進む。
第5実施例はその他の点において第1実施例と実質的に同一である。
本発明の一実施例に係るフローチャート。 本発明の一実施例に係る画像入出力装置の外観を示す斜視図。 本発明の一実施例に係る画像入出力装置のブロック図。 (A)及び(B)は本発明の一実施例に係る情報の模式図。 本発明の一実施例に係る画面の模式図。 本発明の一実施例に係るフローチャート。 本発明の一実施例に係るフローチャート。 本発明の一実施例に係る画面の模式図。 本発明の一実施例に係るフローチャート。 本発明の一実施例に係る情報の模式図。 本発明の一実施例に係るフローチャート。
符号の説明
10 複合機(画像入出力装置)、30 印刷ユニット(印刷手段)、36 トレイ、37 用紙(印刷媒体)、41 ディジタル画像処理部(印刷手段)、42 表示部(選択手段)、43 操作部(選択手段)、45 サイズ検出センサ(判定手段)、46 紙質検出センサ(判定手段)、50 ファクシミリ送受信部(受信手段)、65 制御部(印刷手段、受信手段、判定手段、制御手段、選択手段)、67 フラッシュメモリ(記憶手段)

Claims (9)

  1. 印刷対象のデータに応じた種類の印刷媒体が適宜載置されるトレイと、
    前記トレイに載置されている印刷媒体にデータを印刷する印刷手段と、
    データをファクシミリ受信する受信手段と、
    ファクシミリ受信したデータの印刷を許可されている印刷媒体の種類を表す情報を記憶している記憶手段と、
    前記受信手段で着呼を検出すると前記トレイに載置されている印刷媒体の種類を検出し、検出した種類はファクシミリ受信したデータの印刷を許可されている種類であるか否かを前記情報に基づいて判定する判定手段と、
    前記判定手段で肯定判定されると前記着呼に応答して前記受信手段でファクシミリ受信したデータを前記印刷手段に印刷させ、否定判定されると当該データを前記印刷手段に印刷させずに所定の処理を実行する制御手段と、
    を備える画像入出力装置。
  2. 前記所定の処理は、前記着呼に応答して前記受信手段でファクシミリ受信したデータを印刷するか否かをユーザに問い合わせ、ユーザにより印刷が指示されると前記判定手段に検出および判定を再実行させる処理である請求項1に記載の画像入出力装置。
  3. 前記所定の処理は、前記着呼に応答して前記受信手段でファクシミリ受信したデータを印刷するか否かをユーザに問い合わせ、ユーザにより印刷が指示されると当該データを前記印刷手段に印刷させる処理である請求項1に記載の画像入出力装置。
  4. 前記制御手段は、印刷するか否かをユーザに問い合わせる際に、前記判定手段で検出した種類をユーザに通知する請求項2又は3に記載の画像入出力装置。
  5. 前記所定の処理は、前記受信手段にファクシミリ受信を拒否させる処理である請求項1に記載の画像入出力装置。
  6. 前記所定の処理をユーザが選択するための選択手段を更に備える請求項1に記載の画像入出力装置。
  7. 前記受信手段は複数の通信種別でデータをファクシミリ受信可能であり、
    前記情報はファクシミリ受信したデータの印刷を許可されている印刷媒体の種類を通信種別毎に表す情報であり、
    前記判定手段は、検出した種類はファクシミリ受信したデータの印刷を許可されている種類であるか否かを、前記着呼に応答して前記受信手段でファクシミリ受信した際の通信種別と前記情報とに基づいて判定する請求項1に記載の画像入出力装置。
  8. 前記受信手段は、モノクロ画像を表すデータとカラー画像を表すデータとを異なる通信種別でファクシミリ受信する請求項7に記載の画像入出力装置。
  9. 前記所定の処理は、前記着呼に応答して前記受信手段でファクシミリ受信したデータを印刷するか否かをユーザに問い合わせ、ユーザにより印刷が指示されると前記判定手段に検出および判定を再実行させるか又は前記印刷手段に当該データを印刷させる処理であり、
    前記制御手段は、印刷するか否かをユーザに問い合わせる際に、当該データを前記受信手段でファクシミリ受信した際の通信種別をユーザに通知する請求項7又は8に記載の画像入出力装置。



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JP2001127947A (ja) * 1999-10-29 2001-05-11 Canon Inc 画像通信装置およびその方法

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