JP2007161487A - エレベータケージ、および、ケージ壁の壁要素を取付ける方法 - Google Patents

エレベータケージ、および、ケージ壁の壁要素を取付ける方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ケージ壁の構造を有する、従来技術として引用される装置の従来の問題点を備えていないエレベータケージを提案する。
【解決手段】隣接して配置される壁要素(4.1、4.2)を有するエレベータケージ(2)において、2つの接合要素(7.1、7.2)が壁要素(4.1、4.2)の隣接する端面(9.1、9.2)の領域にあり、1つが第1の壁要素(4.1)の主面(8.1)に固定され、1つが同じ平面にある第2の壁要素(4.2)の主面(8.2)に固定され、各接合要素(7.1、7.2)はまた、接合要素が固定されていない壁要素の主面に重なり、接合要素(7.1)のうちの一方が、斜めの境界面(10)を有し、他方の接合要素(7.2)が、壁要素(4.1、4.2)を整列配置するときに斜めの境界面(10)をスライドする対向する輪郭(11)を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、隣接して配置された少なくとも2つの壁要素を備える少なくとも1つのケージ壁を有するエレベータケージと、このような壁要素を取付けるための方法と、本発明によるエレベータケージを有する、または、エレベータの壁要素が本発明による方法によって取付けられるエレベータケージを有するエレベータとに関する。本発明は、隙間のない、または、規定された幅の隙間がある、互いに同一面上の、隣接して配置されるいくつかのエレベータケージの壁要素を取付ける問題に関する。
米国特許第4430838号明細書から、隣接して配置される2つの壁要素を相互に整列配置し接合するための装置が知られており、この明細書による装置は、とりわけ、エレベータケージの構造において使用される。図4、図5および図6にて示されるように、この装置は、数対のパネル状の整列要素と接合要素とを備える。2つの壁要素と、整列要素が固締されていない壁要素の各主面に重なる整列要素との両方を整列配置する場合に、1対のうちの各第1の整列要素が、第1の壁要素の主面に固締され、第2の整列要素が第2の壁要素の対応する主面に固締される。整列要素によって保証されるのは、取付けられ、かつ取付けられた状態にある場合に、隣接する壁要素の主面が常に互いに完全に同一面上に整列配置することである。接合要素によって、2つの壁要素がこれらの隣接する端面の領域で互いに押圧され、この位置で固定される。各壁要素から突出するピンと連動して、接合要素の移動によって、壁要素を上記のように相互に支えて固定するような方法で作用する斜めに配置されたスリットが、接合要素にある。
米国特許第4430838号明細書において開示される、隣接して配置される壁要素を接合するための装置には、いくつかの問題点がある。最も重要な問題点とは、壁要素を取付ける間、接合要素を有する接合位置が、取付ける人にとって常に接近できるものでなければならないことである。このことは必然的なことであるので、まず壁要素を横方向に相互に整列配置した後、壁要素にあるピンがそれぞれの対応する斜めのスリットを通って突出するような方法で、接合要素が壁要素に固締されることが可能となり、次に接合要素がそのスリットの方向に移動して、その後壁要素を支えて固定することが可能となる。実用的な理由によって、上記の整列要素および接合要素が、エレベータケージの内部に面する壁要素の側に固締されることができなくなるので、壁要素の接合はエレベータケージの外側からしか行うことができない。しかしながら、現代のエレベータシステにおいて、エレベータケージおよびエレベータ昇降路の壁の間の距離は非常にわずかであるので、米国特許第4430838号明細書において開示される装置は使用されることができない。
この装置のさらなる問題点は、この装置が3つの異なる構成要素、すなわち、整列要素、ピン、および接合要素を備える点に認められよう。これらの構成要素は製造するのが複雑であり、少なくとも接合要素が別々に搬送されなければならないために相当な物流費が必要となる。壁要素上にピンを固締することによって、多くの時間および高い精度が必要となる。
また、米国特許第4430838号明細書による装置には、隙間が介在しないように壁要素を接合することのみが可能であるという問題点がある。エレベータケージを適切に換気するため、好都合であろうことは、数ミリメートルの幅の隙間が介在するように隣接する壁要素を取付けることである。
米国特許第4430838号明細書
本発明の目的は、ケージ壁の構造を有する、従来技術として引用される装置の上記の問題点を備えていないエレベータケージを提案することである。それゆえに、特に、エレベータケージの壁要素が互いにエレベータケージの内部から取付けられ接合されることの可能なエレベータケージが作製され、壁要素を接合し整列配置するための装置は内部に面する壁要素側に固締されない。また、エレベータケージの装置には可能な限り最小の数の部品が必要であり、これらの構成要素は安価に製造可能であり、有利には別々の物流の項目をなさない、すなわち、別々の構成要素として保管されず、注文されず、搬送されず、かつ取付けられないものである。さらに、壁要素を相互に整列配置し接合するために、この装置によって、壁要素の間の隙間の有無にかかわらず簡潔に時間を節約して壁要素を取付けることが可能となる。
エレベータケージによって、このようなケージを有するエレベータシステムによって、そして本発明による方法によって、この問題が解決される。
本発明によるエレベータケージにおいて、隣接して配置される壁要素が、上下に配置される2つの接合要素を備える少なくとも1つの接合装置によって接合されるが、2つの接合要素のうち第1の接合要素が第1の壁要素の主面上に固定され、第2の接合要素が同じ平面にある第2の壁要素の主面上に固定される。そして、各接合要素はまた、固定されていない壁要素の主面に重なり、接合要素のうちの一方が、隣接する壁要素の端面の長さ方向に斜めに走る境界面を有し、他方の接合要素が、壁要素が相互に整列配置される場合に斜めの境界面をすべって移動する対向する輪郭を有する。
エレベータケージの壁要素を相互に接合するための本発明による方法によると、2つの接合要素が2つのそれぞれの壁要素の隣接する端面の領域に配置され、2つの接合要素のうちの一方が第1の壁要素の主面上に固定され、他方が同じ平面にある第2の壁要素の主面に固定され、各接合要素はまた、固定されない壁要素の主面に重なる。接合要素には隣接する壁要素の端面の長手方向に斜めに走る境界面がある。この境界面は、互いに壁要素を押圧する場合に、隣接する端面間の規定された幅の隙間をあけて壁要素が配置されるような方法で、他の接合要素の対向する輪郭と連動して作用する。
本発明を通して得られる利点が主に認められるであろうことは、内部から離れて面する壁要素側に接合要素が固締される場合であっても、エレベータケージの内部からの助けなしで壁要素が互いに容易に取付けられ接合されることができることと、エレベータケージの外側が接近できる必要はないことと、工場で壁要素にすでに取付けられる2つの極めて簡潔で廉価な接合要素だけで接合が構成されることと、壁要素間の隙間の有無にかかわらず接合が行われることが可能なこととである。
有利な実施形態およびさらなる本発明の展開を、サブクレームにおいて述べ、かつ後述する。
本発明の特に好ましい実施形態によると、第1の壁要素に対して隣接する端面の縦方向にずれている位置から、目的とされる、ずれていない位置へ第2の壁要素が移動することによって、結果として、他方の接合要素の対向する輪郭が一方の接合要素の斜めの隣接する表面でスライド移動することとなり、それによって、壁要素の規定された相互の位置決めが行われることとなるような方法で、一方の接合要素の斜めに走る境界面および他方の接合要素の対向する輪郭が実行される。
有利には、隣接する端面の長さ方向および一方の接合要素の斜めの境界面の間に存在する角度αは、20度から70度である。
隣接する端面の長さ方向および一方の接合要素の斜めの境界面の間にある角度αが30度から60度の場合、壁要素が特に確実に正確に位置決めされる。
接合要素と連動して作用する輪郭が、対向する輪郭の斜めの境界面上のスライド移動が終わると接合要素を相互にロックし、それによって壁要素をロックする少なくとも1つのほぼ垂直なロック面を有し、その結果、隣接する壁要素の端面の間の規定された幅の隙間が保証される本発明の実施形態によって、隙間が介在するかしないかにかかわらず、壁要素が特に安定して相互に位置決めされることができる。
本発明の特に好ましい実施形態によると、接合要素の両方ともが、エレベータケージの内部から離れて面する2つの壁要素の主面に固定される。その結果、さらにクラッディングすることなく、内部に面する壁要素の側が、ケージの内壁としての役割をすることが可能となる。
便宜上、壁要素の異なる高さと剛性とが、1つまたはいくつかの接合装置によって相互に整列配置される、2つの壁要素によって考慮される。
好都合にも、壁要素が、複合(サンドイッチ)パネル、金属シートまたはプラスチックパネルの形で存在する。
本発明による特に好都合であり立証された方法の実施形態によると、第2の壁要素がすでに配置された第1の壁要素に相互に整列配置され、第2の壁要素が第1の壁要素に対して相互に整列配置されるので、隣接する端面がほぼ平行に走り、2つの壁要素の対応する主面が同一面となり、接合要素が固定されていない主面に重なり、その結果、相互に整列配置されることになる壁要素が他方の壁要素に対していくぶん持ち上げられた位置から壁要素の最終位置に下げられ、壁要素の隣接する端面の間に規定された幅の隙間をあけて壁要素が配置されるような方法で、一方の接合要素の斜めの境界面が他方の接合要素の対向する輪郭を案内する。
本発明による方法の好ましい実施形態は、隣接する端面の間の規定された隙間の幅が0mmから30mmで壁要素が配置されるような方法で作製され壁要素に固定される接合要素から成る。
本発明による方法は、相互に整列配置され、エレベータケージの内部から取付けられる壁要素によって特に用途を広げて使用することができ、接合要素は取付ける人にとって接近できないものである。
相互に整列配置された壁要素が床枠部分にある溝によって最初に垂直に保持され、続いてそれらの上方にある縁部によって天井枠部分の溝に固定される方法の実施形態が、特に効果的であり、取付けるのに好都合である。
本発明の例示的な実施形態を、添付の図面を参照しつつ、以下に記載する。
図1は、エレベータシステム1に設置される本発明によるエレベータケージ2を示す。
図2は、ケージ壁3を有するエレベータケージ2を示し、各ケージ壁は2つのパネル状の壁要素4.1および4.2を備える。パネル状の壁要素4.1および4.2は、複合(サンドイッチ)要素として好ましくは実行されるが、しかし、小型金属またはプラスチックパネルの形であってもよい。少なくとも壁要素の上下の縁部で、壁要素4.1および4.2が、ケージ床面5の床枠部分5.1およびケージ天井6の天井枠部分6.1にそれぞれ案内され、これらの枠部分は一体化された溝を有する引抜き加工されたアルミニウム部分から好ましくは作製される。壁要素の隣接する端面9.1および9.2の領域における、エレベータケージ2の内部から離れて面する側で、壁要素4.1および4.2が、図2(A)において拡大されて示される接合装置7によって接合される。接合装置7は、上下に配置される2つの接合要素7.1および7.2から成る。第1の接合要素7.1が第1の壁要素4.1の主面8.1に固定され、第2の接合要素7.2が、第1の壁要素4.1の主面8.1と同一面にある第2の壁要素4.2の第2の主面8.2上に固定され、各接合要素はまた、固定されない壁要素の主面に重なる。記載された方法で壁要素4.1および4.2に固定される接合要素7.1および7.2には、接合要素の領域において、壁要素が正確に相互に整列配置され互いに同一面にあるという効果がある。たとえば接着結合、リベット、ねじなどによって、接合要素を壁要素に固定することが可能である。すべての図において、いずれの場合においても、たとえば3つのねじ、または3つのリベット固締具を表す3つの黒い点によって、固定が示されている。
第1の接合要素7.1が、壁要素4.1および4.2の隣接する端面9.1および9.2の長さ方向に斜めに走り、斜めの境界面10として以下に述べられる境界面10を有する。第2の接合要素7.2は、壁要素が相互に整列配置される間、隣接する端面9.1および9.2間の規定された幅の隙間が得られるまで、2つの壁要素4.1および4.2が互いの方へ移動するような方法で第1の接合要素の斜めの境界面10と連動して作用する、対向する輪郭11を有する。このことが行われるので、2つの壁要素の隣接する端面の長手方向が垂直に走る必要はない。
図2(A)に示される実施形態において、第2の接合要素4.2の対向する輪郭11が、第1の接合要素の斜めの境界面10に平行である表面から成る。この実施形態は、隣接する壁要素間の隙間が全くない(隙間の幅が事実上ゼロである)ことが予測されるケージ壁に、特に適している。しかしながら、対向する輪郭は、たとえば図5および図6において示されるような異なる形状を有してもよい。
図3Aおよび図3Bは、上述の壁要素を整列配置し取付ける間の、第1の接合要素7.1の斜めに走る境界面10の、第2の接合要素7.2の対向する輪郭11との相互作用を示す。図3Aによる状況においては、第1の壁要素4.1が、ケージ床面5の床枠部分5.1の溝5.2にすでに取付けられていて、第2の壁要素4.2が、まさに第1の壁要素と相互に整列配置されようとしている。この目的のために、第2の壁要素4.2が第1の壁要素4.1に対して数センチメートル持ち上げられ、第2の壁要素の主面8.2が第1の壁要素の主面8.1に対してわずかに傾斜して保持される。続いて、接合要素が固定されていないそれぞれの壁要素の主面に各2つの接合要素7.1および7.2が重なるような程度まで、2つの壁要素の隣接する端面9.1および9.2の間の距離が減少する。直ちに、第2の壁要素4.2がほぼ垂直の位置に導かれるので(旋回移動R)、接合要素が固定されていないそれぞれの壁要素の主面上に各2つの接合要素があり、その結果として、2つの壁要素4.1および4.2が互いに同一面になる。最後に、第2の壁要素4.2が第1の壁要素4.1の高さにまで、すなわち床枠部分5.1の溝5.2に下げられる(下降移動P)。このような下降移動の過程において、第2の接合要素7.2の対向する輪郭11が第1の接合要素7.1の斜めの境界面10に接触して入り、それによって、ゼロであってもよい規定された幅の隙間が得られるまで、相互に整列配置されている第2の壁要素4.2が第1の壁要素4.1の方へ移動するような方法で、水平方向の移動の成分が第2の接合要素に与えられる。
取付ける間に壁要素が相互に整列配置される場合、壁要素4.1および4.2がそれらの下縁部でエレベータ床面5の床枠部分5.1にある溝5.2によって保持される。エレベータケージ2のケージ前部を含むあらゆる壁要素が相互に整列配置される場合、壁要素4.1および4.2の上縁部が天井枠部分6.1を用いて、好ましくは天井枠部分6.1にある溝を用いて固定される。このように固定することによって、壁要素4.1および4.2が持ち上がらなくなり、それによって接合要素によって互いに結合される壁要素が分離しなくなる。この状況は、図3Bにおいて示されている。
図4A、図4B、および図4Cにおいて、壁要素4.1および4.2を相互に整列配置する間の接合要素7.1および7.2の相互作用が、さらにより詳細に示されている。図4Aは、相互に整列配置されることになっている壁要素4.1および4.2が上述のように互いに対して同一面に整列配置された後の、接合要素7.1および7.2の状況を示す。壁要素4.2が壁要素4.1に対してわずかに持ち上げられ、各2つの接合要素7.1および7.2が、接合要素が固定されていない壁要素の主面に重なる。壁要素の隣接する端面9.1および9.2の間には、初期の隙間12がある。第1の段階において、図4Bに示されるように第2の接合要素の対向する輪郭11が第1の接合要素7.1の斜めの境界面10に当たるまで、壁要素の隣接する端面9.1および9.2の長さ方向にほぼ平行になるまで壁要素に固定された第2の接合要素7.2と共に第2の壁要素4.2が下げられる。第2の壁要素4.2がここでさらに下げられると、第2の壁要素4.2が第1の壁要素と同じ高さに達するまで、第2の接合要素7.2の対向する輪郭11が第1の接合要素の斜めの境界面10に沿ってスライドする。下降する間、壁要素がそれらの予見された相対的な位置に達するまで、2つの壁要素の端面9.1および9.2の間にある初期の隙間12の幅が減少する。本実施例において、下降する間、初期の隙間12の幅が事実上ゼロまで減少する、すなわち、2つの壁要素4.1および4.2の隣接する端面9.1および9.2が隙間なく互いに載置される。この状況は、図4Cにおいて示されている。
図5は、本発明による接合要素7.1.2および7.2.2の変形実施形態を示す。この変形実施形態において、壁要素の隣接する端面9.1および9.2の間の隙間を閉止するように(隙間の幅がゼロである)、壁要素4.1および4.2の相互の固定が確保され、壁要素の予測された端位置に達した後で、2つの接合要素が相互に接合要素自体を、およびそれによって壁要素を、水平方向にロックする。図5に示される変形実施形態において、ほぼ垂直のロック面15の形でもある第2の接合要素7.2.2の輪郭と連動して作用する、ほぼ垂直のロック面14の形の第1の接合要素7.1.2の輪郭によって相互に固定される。このように固定することには、含まれるあらゆる構成要素の製作公差のために、床枠部分5.1および天井枠部分6.1を用いた垂直相互の整列配置が壁要素の相互の水平位置を保証しない場合でも、壁要素の相互の水平位置が十分に正確となり、常に規定されるという利点がある。
図6は、図5による変形実施形態と同じ利点を有するが、壁要素の隣接する端面9.1および9.2間の規定された幅Sの隙間をあけて、さらに2つの壁要素4.1および4.2を相互に整列配置し取付けることのできる、本発明による接合要素7.1.3および7.2.3のさらなる変形実施形態を示す。このことは、接合要素の予測された最終位置に達した後に接合要素7.1.3および7.2.3が水平方向に互いにロックする、相互に作用する輪郭を有する接合要素7.1.3および7.2.3によって達成される。図6に示される変形実施形態において、固定をもたらす輪郭が、第1の接合要素7.1.3の2つのほぼ垂直なロック面16および17と、さらに、第2の第2の接合要素7.2.3のほぼ垂直なロック面18および19とから成る。有利には、このようなロック面16から19は、斜めの境界面10の一方または両方の端部の領域内に配置されるが、これは必然的ではない。両方の水平方向に作用するこのような固定によって、2つの壁要素は、規定され自由に選択可能な幅Sの隙間が介在するように、好ましくは0から30mmの隙間の幅Sで安定して接合されることができ、遊びのない(play−free)ものとなることができる。このような隙間は、たとえばエレベータケージを換気するための換気スリットとして設けられることができる。
横方向に相互に整列配置された2つの壁要素はまた、上下に配置されるいくつかの接合位置によって互いに接合されることも可能であり、各接合位置は上述の2つのそれぞれの接合要素からなる。
他方の接合要素のそれぞれの対向する輪郭と連動して作用する一方の接合要素の斜めの境界面は、必ずしも平面である必要はない。斜めの境界面は、たとえば整列配置の移動が終了するときに境界面の傾斜が増大すると、有利なものとなり得るであろう。
本発明によるエレベータケージを有する、本発明によるエレベータシステムの断面図である。 本発明によって接合装置によって接合されるいくつかの壁要素をそれぞれ備えるケージ壁を有する、本発明によるエレベータケージである。(A)本発明による接合装置の拡大図である。 ケージ床面に2つの隣接する壁要素を取付けるための手順を示すものである。 本発明による接合装置に共に接合され、ケージ床面の溝および天井枠に案内される2つの壁要素を示すものである。 2つの隣接する壁要素を取付ける間の本発明による接合要素の相互作用を示すものである。 2つの隣接する壁要素を取付ける間の本発明による接合要素の相互作用を示すものである。 2つの隣接する壁要素を取付ける間の本発明による接合要素の相互作用を示すものである。 壁要素を隙間のなくロックするためのロック面を有する本発明による接合要素である。 規定された幅の隙間が介在するように壁要素をロックするための、2対のロック面を有する本発明による接合要素である。
符号の説明
1 エレベータシステム
2 エレベータケージ
3 ケージ壁
4.1、4.2 壁要素
5 ケージ床面
5.1 床枠部分
5.2 溝
6 ケージ天井
6.1 天井枠部分
7 接合装置
7.1、7.2、7.1.2、7.2.2、7.1.3、7.2.3 接合要素
9.1、9.2 端面
10 境界面
11 対向する輪郭
12 初期の隙間
14、15、16、17、18、19 ロック面
P 下降移動
R 旋回移動
S 幅

Claims (14)

  1. 隣接して配置される少なくとも2つの壁要素(4.1、4.2)から成る少なくとも1つのケージ壁(2)を有するエレベータケージ(1)であって、2つの接合要素(7.1、7.2)が壁要素(4.1、4.2)の隣接する端面(9.1、9.2)の領域にあり、そのうちの一方が第1の壁要素(4.1)の主面(8.1)に固定され、他方が第2の壁要素(4.2)の主面(8.2)に固定され、各接合要素(7.1、7.2)がまた、接合要素が固定されていない壁要素の主面に重なり、
    接合要素のうちの一方(7.1)が隣接する壁要素(4.1、4.2)の端面(9.1、9.2)の長さ方向に斜めに走る境界面(10)を有し、接合要素のうちの他方(7.2)が、壁要素(4.1、4.2)が相互に整列配置されるときに斜めの境界面(10)に沿ってスライドする対向する輪郭(11)を有することを特徴とする、エレベータケージ(2)。
  2. 壁要素(4.1、4.2)を相互に整列配置する間、第1の壁要素(4.1)に対して隣接する端面(9.1、9.2)の縦方向にずれている位置からずれていない位置に第2の壁要素(4.2)が移動することによって、一方の接合要素(7.1)の斜めの境界面(10)に沿って他方の接合要素(7.2)の対向する輪郭(11)がスライド移動することとなり、それによって、壁要素の隣接する端面(9.1、9.2)間の規定された隙間の幅をあけて壁要素(4.1、4.2)を相互に位置決めすることとなるような方法で、一方の接合要素(7.1)の斜めの境界面(10)および他方の接合要素(7.2)の対向する輪郭が実行されることを特徴とする、請求項1に記載のエレベータケージ(2)。
  3. 隣接する端面(9.1、9.2)の長さ方向および一方の接合要素(7.1)の斜めの境界面(10)の間に存在する角度(α)が20度から70度であることを特徴とする、請求項2に記載のエレベータケージ。
  4. 隣接する端面(9.1、9.2)の長さ方向および第1の接合要素(7.1)の斜めの境界面(10)の間に存在する角度(α)が30度から60度であることを特徴とする、請求項2に記載のエレベータケージ。
  5. 接合要素(7.1.2、7.2.2、7.1.3、7.2.3)が、接合要素(7.1.2、7.2.2、7.1.3、7.2.3)をロックし、それによって壁要素(4.1、4.2)の隣接する端面(9.1、9.2)間の規定された幅の隙間をあけて壁要素(4.1、4.2)をロックする、少なくとも1つのほぼ垂直のロック面(14から19)と相互に作用する輪郭を有することを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載のエレベータケージ(2)。
  6. 接合要素(7.1、7.2)が、エレベータケージ(2)の内部から離れて面する2つの壁要素(4.1、4.2)の主面(8.1、8.2)に固定されることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載のエレベータケージ。
  7. 2つの相互に作用する接合要素(7.1、7.2)が接合装置(7)を形成すること、および、いくつかのこのような接合装置(7、7.1、7.2)によって2つの壁要素(4.1、4.2)が相互に整列配置されることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載のエレベータケージ。
  8. 壁要素(4.1、4.2)が、複合(サンドイッチ)パネル、金属シートまたはプラスチックパネルの形で存在することを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載のエレベータケージ。
  9. 隣接して取付けられた2つの壁要素(4.1、4.2)の隣接する端面(9.1、9.2)の領域に、2つの接合要素(7.1、7.2)が配置され、そのうちの一方が第1の壁要素(4.1)の主面(8.1)に固定され、他方が第2の壁要素(4.2)の主面(8.2)に固定され、各接合要素(7.1、7.2)がまた、接合要素が固定されてない壁要素の主面(8.1、8.2)に重なり、接合要素(7.1)のうちの一方は、隣接する壁要素(4.1、4.2)の端面(9.1、9.2)の長手方向に対して斜めの境界面(10)を有し、この境界面は、壁要素(4.1、4.2)を整列配置する間に、壁要素の隣接する端面(9.1、9.2)間の規定された幅の隙間をあけて壁要素が配置されるような方法で、他方の接合要素(7.2)の対向する輪郭(11)と連動して作用する、エレベータケージ(2)の壁要素(4.1、4、2)を取付ける、方法。
  10. 第2の壁要素(4.2)がすでに配置された第1の壁要素(4.1)に相互に整列配置されることと、
    第2の壁要素(4.2)が第1の壁要素(4.1)に対して相互に整列配置されるので、隣接する端面(9.1、9.2)がほぼ平行に走り、2つの壁要素(4.1、4.2)の対応する主面(8.1、8.2)が互いに同一面となり、接合要素(7.1、7.2)が固定されていない主面に重なり、その結果として、そのうちの第2の壁要素(4.2)が第1の壁要素(4.1)に対していくぶん持ち上げられた位置から壁要素の最終位置に下げられ、壁要素(4.1、4.2)の隣接する端面(9.1、9.2)の間の規定された幅の隙間をあけて壁要素(4.1、4.2)が配置されるような方法で、一方の接合要素(4.1)の斜めの境界面(10)が他方の接合要素の対向する輪郭(11)を案内することと、
    を特徴とする、請求項9に記載の方法。
  11. 壁要素の隣接する端面(9.1、9.2)の間の規定された隙間の幅が0mmから30mmで壁要素が配置されるような方法で接合要素(7.1、7.2)が作製され壁要素(4.1、4.2)に固定されることを特徴とする、請求項10に記載の方法。
  12. 壁要素(4.1、4.2)がエレベータケージ(2)の内部から相互に整列配置されて取付けられ、接合要素(7.1、7.2)は取付ける人にとって接近できないことを特徴とする、請求項11に記載の方法。
  13. 壁要素(4.1、4.2)がそれらの下縁部で床枠部分(5.1)にある溝(5.2)によって初めに上向きに保持され、その後、それらの上縁部で天井枠部分(6.1)の溝に保持されることを特徴とする、請求項9から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前述の請求項1から8のいずれか一項によるエレベータケージ(2)を有する、または、前述の請求項9から請求項13のいずれか一項による方法によって取付けられる壁要素(4.1、4.2)を含むエレベータケージ(2)を有するエレベータシステム(1)。
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