JP2007160609A - 孔版印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】排版作動によってもドラムからマスタが排除されない場合に、その排版すべきマスタを容易に取り除く作業を行える孔版印刷装置を提供する。
【解決手段】 筐体内に配設されマスタを巻き付けたドラム48と、ドラムを回転する手段112,113と、ドラムの回転位置を検出する検知手段102と、ドラム上の使用済みマスタ41を所定の廃棄位置に移送する排版手段6と、排版手段6の排版作動開始後にあってもドラムに使用済みマスタが巻付いたままであることを検知する手段130と、マスタの巻付きを知らせるエラー表示手段90と、巻付きが発生したときマスタの先端がドラム48から除去され易い適正位置にドラム48を修正回転させる制御手段A1とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、孔版印刷装置に関し、特に、印刷機内に設けられたマスタの排版機構の排版作動によってもドラムからマスタが排除されない場合において、排版すべきマスタを容易に取り除く作業を行える孔版印刷装置に関する。
多孔性の支持円筒体等からなる版胴(ドラム)と、例えば熱可塑性樹脂フィルムに多孔性支持体を貼り合わせたラミネート構造のマスタとを用い、マスタの熱可塑性樹脂フィルムをサーマルヘッドで加熱溶融穿孔・製版した後に版胴に巻装し、版胴内部に設けられたインキ供給手段で版胴の内周面に適量のインキを供給して、プレスローラーや圧胴等の押圧手段で用紙を版胴に押圧することにより、版胴の開孔部、マスタの穿孔部より滲出したインキを用紙に転移させて印刷を行う感熱デジタル式の孔版印刷装置が知られている。
このような孔版印刷装置では孔版が形成され印刷処理に供された後のマスタがドラムより剥離され排版容器に自動で搬送され、回収されるようにした排版装置が備えられている。孔版印刷装置では、例えば、図15に示すように、ドラム200の周りでその下方に印刷装置が配備され、この印刷装置には給紙装置から供給されて排紙装置側に搬送される転写紙の搬送路210が配設され、その排紙側上方に排版装置220が配備され、給紙側上方に製版部230が配備される。
製版部230では穿孔処理されたマスタ240が孔版として形成される。具体的には、ロール状で供給された孔版原紙280が帯状に引き出され、これがサーマルヘッド250に達すると、穿孔されることで製版され、その後、ドラム200に搬送される。ドラム200に搬送された帯状の孔版原紙280は、その先端部をドラム上の2点鎖線の位置においてクランプ板260により挟まれ、ドラムの回転によってドラムの外周壁面に巻き付けられ、カッターユニット270によって切断され、マスタ240として使用される。
一方、排版時において排版装置220では使用済みのマスタ240をクランプ板260より2点鎖線で示すように解除し、ドラム200より剥離させた上で排版容器221内に回収する。具体的には、少なくとも一対の互いに接触しつつ互いに反対方向に回転する排版ローラー290を枠体内221に備え、マスタ240の一端を一対の排版ローラー290と対向する位置に移動させ、その上で一対の排版ローラーの間にマスタの一端を送り込んで引き込み、後方の排版容器221内に搬送し回収する。
なお、孔版原紙は、ポリエチレンテレフタレートフィルムや塩化ビニリデンフィルム、ポリエステル、ポリプロピレンフィルムなどの熱可塑性樹脂フィルムに、天然繊維、化学繊維または合成繊維あるいはこれらを混抄した薄葉紙、不織布、紗などによって構成された多孔性支持体を貼り合わせて構成された感熱孔版原紙である。この孔版原紙はロール状で供給されることより、帯状に一旦展開されるものの、巻き込み方向にカールする習性を備え、図15の場合に、マスタの前後端部はドラムより剥離する方向にカールする巻き癖を保持したままドラムの外周壁面に接触している。
なお、特開2001−030608号公報(特許文献1)には孔版原紙をドラムより剥がして、排版する孔版印刷装置の排版装置に関する技術が開示される。
特開2001−030608号公報
ところで、印刷が終了し、排版が行われる場合、図15に実線で示すようにクランプ板260によるマスタ240の端部の挟持が解放されると、これにより、マスタの先端部が自由になり、その際、図15に2点鎖線で示す位置より実線で示すようにマスタ自身が有する巻き癖の特性によって、ドラム200より剥離する方向に変位し、マスタ240の先端部が一対の排版ローラー290の間に対向する。その状態で一対の排版ローラー290の引き込み駆動と共にドラム200が図15中時計廻りに回転する。これによりドラム200より順次剥離するマスタ240の先端部が一対の排版ローラー290の隙間内に引き込まれ、排版が行われる。
しかしながら、自由となったマスタの先端部に生じる変位は、マスタをロール状にしていた際の巻き癖の程度の違いや、ドラムの回転に伴う剥離の変動や、マスタを構成する多孔性支持体が空気中の湿度にて膨張すること、あるいは、温度や静電気などの影響により異なるため、一定ではない。
このようなマスタの先端部の変位が許容幅を超えると、これに起因して先端部が一対の排版ローラーの間から逸れてしまい、排版容器内への搬送が行われなくなり、排版剥離エラーが生じ、剥離すべきマスタはドラムの外表面にまきついたままの状態に陥る。
このような場合、ドラムの外表面にまきついたマスタを取り除くには、装置を一旦停止させ、その上で、孔版印刷装置の筐体の内部を開き、ドラムユニットを筐体内に配備されている枢軸より抜き取り、そのドラムに巻き付いたマスタを手で剥がし、除去する作業が必要であった。
このように、マスタの剥離作業は、それに先立ち、本体内から重いドラムユニットを引き抜くといった作業が不可欠であった。更に、抜き出したドラムを一時的に置く場所が必要となり、大半は近くの床などに置いての作業が成される。このジャム紙処理中において、ユーザが手でマスタを剥がす作業に伴い、誤って衣類等がドラムに触れてしまい、汚れてしまうことや、あるいは、ドラムに傷をつけてしまう可能性もあり、改善が望まれていた。
本発明は以上の問題点を解決するために成されたもので、孔版印刷装置が備える排版装置の排版作動によってもドラムからマスタが排除されない場合に、その排版すべきマスタを容易に取り除く作業を行える孔版印刷装置を提供することを目的としている。
本発明は、上述した課題を解決して上記目的を達成するために、請求項ごとの発明においては以下の発明特定事項を採用していることを特徴とするものである。
請求項1記載の発明は、筐体内に配設され、孔版が形成されたマスタを巻き付けた上で印刷動作するドラムと、前記ドラムを回転する手段と、前記ドラムの回転位置を検出する検知手段と、前記ドラム上の使用済みマスタを所定の廃棄位置に移送する排版手段と、前記排版手段の排版作動開始後にあっても前記ドラムに使用済みマスタが巻付いたままであることを検知する手段と、前記マスタの巻付きを知らせるエラー表示手段と、前記巻付きが発生したとき前記マスタの先端がドラムから除去され易い適正位置にドラムを修正回転させる制御手段とを有することを特徴とする。ここで、前記ユニットとしては不要となったマスタを格納する排版ユニットが含まれる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の孔版印刷装置において、前記筐体に形成された開口及び前記ドラム間の空間に、同空間を開放可能に配設されるユニットの開閉手段と、前記ユニットの開閉を検知するユニット開閉検知手段とを備え、前記適正位置は前記空間に配設されるユニットと対向するよう設定されたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の孔版印刷装置において、前記適正位置にドラムが達する動作が完了した後に前記エラー表示手段にて表示することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2又は3記載の孔版印刷装置において、前記ドラムの回転をマニュアル操作が可能な操作部を有することを特徴する。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の孔版印刷装置において、前記制御手段は前記操作部が押されている時間のみドラムを回転動作させるよう制御することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか一つに記載の孔版印刷装置において、前記制御手段は前記ドラムを適正位置に修正回転させる動作が通常印刷動作の最低速以下の速度で行われるよう制御することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1乃至6のいずれか一つに記載の孔版印刷装置において、前記制御手段は前記ドラムからマスタを剥離しやすい方向の一方向でドラムが回転動作されるよう制御することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1乃至7のいずれか一つに記載の孔版印刷装置において、前記制御手段は特定のエラー以外、前記ドラムの修正回転動作が禁止されるよう制御することを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項1乃至8のいずれか一つに記載の孔版印刷装置において、前記ドラムの待機位置を検知する検知手段を有し、前記制御手段は前記ドラムからのマスタの除去後、前記ドラムのドラム位置が待機位置にない場合、待機位置に回転させることを特徴とする。
本発明によれば、排版作動開始後にあってもドラムに使用済みマスタが巻付いたままであるとの自体が発生した場合、マスタの先端がドラムから除去され易い適正位置にドラムを修正回転させることができるので、ドラムに巻付いたマスタの除去処理が容易となり、重いドラムユニットの抜き差しが不要となり、除去処理作業性が向上する。
ここで、請求項ごとの効果を挙げれば以下のとおりである。
請求項1においては、ドラムを回転させることによりマスタの先端をユーザに判り易い位置に配備でき、ドラムからマスタを剥がす時の作業性が上がる。
請求項2においては、ユニットの開閉手段が開口及びドラム間の空間に配設されるユニットを開放することができるので、同空間と対向する適正位置に案内され保持されたマスタの先端をドラムから剥がす作業を容易に行うことができ、作業性が上がる。
請求項3においては、巻付いたマスタの除去作業が可能な状態となってから、ユーザヘエラー表示を行うことで、ユーザのエラー表示に応じての除去作業がスムーズに行えるようになる。
請求項4において、ドラムの修正回転をマニュァル操作できる操作部を有するので、ドラムを回転させながらドラムからマスタを剥がすことができ、マスタを剥が際に、大きな力が必要なく、容易な作業を行うことができる。
請求項5については間歇動作などユーザの意のままにドラムを回転させることができるため、ドラムからマスタを剥がす時の作業性が上がる。
請求項6においてはドラムを最低速以下の速度で回転させるため安全面を配慮でき、しかも、ドラム上のマスタの先端部の異常な剥離を抑制でき、ユーザが適正位置において安心してマスタ除去作業が行えるようになる。
請求項7においてはドラムを同ドラムからマスタを剥離しやすい方向のみの回転とすることで、ドラムからマスタを剥がしやすくできる。
請求項8においてはドラム回転が不必要時での操作を禁止することができるので、二次的に起こり得るトラブル(復帰処理時間浪費など)の未然防止が可能となる。
請求項9においては、ドラムからのマスタの除去後に、ドラムを正規の待機位置に戻すので、次のマスタによる印刷処理がスムーズに行えるようになる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。各実施形態等に亘り、同一の機能及び形状等を有する構成要素(部材や構成部品)等については、一度説明した後では同一符号を付すことによりその説明を省略する。
図1を参照して、本発明の第1の実施形態を示す孔版印刷装置1の全体構成を説明する。孔版印刷装置1は、同図に示すように、画像読取部2、給紙部3、製版部4、印刷部5、排版部6、排紙部7及び制御部8から主に構成されている。同図において、符号9は、孔版印刷装置1の骨組みをなす装置本体としての筐体を示す。
孔版印刷装置1はその外殻が概略箱型の筐体9で形成され、全体は図8,9に示すように、収納キャビネットCBの上に載置されている。筐体9の前側側壁901の主要部は横開きの蓋体である前カバー902で開閉可能に被われ、右側壁の下部は上下開きの給紙蓋903により開閉可能に被われる(図9は閉じた状態を示す)。筐体9の左側壁は、左右の縦長壁904,905とその間であってその下部に用紙Pが排出される排紙口mが形成され、その上に後述の排版蓋66が配備され、その上縁側にスキャナユニットである画像読取部2の一方の側枠部が配設されている。なお、孔版印刷装置1の筐体9の上部の主要部にはスキャナユニットである画像読取部2が配備され、その手前側側縁近傍域には孔版印刷装置1の操作モード等の入力スイッチや、操作、作動指示値や運転状況を表示する標示パネル等を有した操作盤90(図8,9参照)が配備される。
図1、図8、図9に示すように、スキャナユニットである画像読取部2は、筐体9の上部に配置されていて、原稿載置台11上から移送される図示しない原稿またはコンタクトガラス10上に載置された図示しない原稿の画像を読み取る機能・構成を具備している。
画像読取部2は、原稿を載置するコンタクトガラス10、原稿を載置する原稿載置台11、原稿を搬送する原稿搬送ローラー対12及び原稿搬送ローラー13、搬送される原稿をガイドするガイド板14,15、コンタクトガラス10に沿って原稿を搬送する原稿搬送ベルト16、読み取られた原稿の排出方向を切り換える切換板17、読み取られた原稿が排出される原稿排紙台18、原稿画像を走査して読み取るスキャナ部(コンタクトガラス10を通して原稿の表面を照明する蛍光灯21、該原稿の表面からの反射光を折り返し反射するミラー19,20、これらミラーにより反射された反射光を集束するレンズ22、レンズ22を介して反射光を受光するCCD等の画像センサー23)等から主に構成されている。
画像センサー23は受光した反射光に対応して光電変換をし、これにより得られた画像信号を筐体9内に設けられた制御部8のI/Oポート側のアナログ/デジタル(以下、「A/D」と略記する)変換部に入力する。
上述の構成のうち、原稿載置台11、原稿搬送ローラー対12、原稿搬送ローラー13、ガイド板14,15、原稿搬送ベルト16、切換板17及び原稿排紙台18は図8に示す圧板Cに一体的に設けられてADFユニット24を構成し、これにより、周知の自動原稿読み取り作動を行えるように構成されている。
画像読取部2の下方には製版搬送部(プロッタユニット)4が配設されている。製版搬送部4は、マスタロール保持部材40、プラテンローラー42、サーマルヘッド43、切断手段44、マスタ搬送ローラー対45,46、等を有している。マスタロール保持部材41は、製版搬送部4の側板47に固着される。
このマスタロール保持部材40は、熱可塑性樹脂フィルムと多孔性支持体とを貼り合わせたマスタ41をロール状に巻成してなるマスタロール41aの芯部41bを回転自在かつ着脱自在に支持する。プラテンローラー42は図示しないステッピングモーターにより図の時計回り方向に回転駆動され、サーマルヘッド43は図示しない付勢手段によってプラテンローラー42に圧接されている。上刃と下刃とを有する切断手段44は、下刃に対して上刃が上下動することによりマスタ41が切断される。駆動ローラー及びこれに圧接された従動ローラーからなるマスタ搬送ローラー対45,46は、各ローラー間にマスタ41を挟持して搬送する。
製版搬送部(プロッタユニット)4の下方には給紙ユニットである給紙部3が配設されている。給紙部3は、給紙台32、給紙ローラー33、分離ローラー34、レジストローラー対35、ガイド板36,37等を有している。上面に用紙Pを積載される給紙台32は、図示しない駆動機構により上下動自在に支持されている。給紙台32の上方に配設され、図示しない駆動手段により図の時計回り方向に回転駆動される給紙ローラー33は、給紙台32上に積載された最上位の用紙Pに対して所定の圧力で圧接する。給紙ローラー33の左方近傍に配設された分離ローラー34は、図示しない分離パッドにその周面を所定の圧力で圧接配置されており、図示しない駆動力伝達手段により給紙ローラー33の駆動力を伝達されて、給紙ローラー33と同方向に同期して回転駆動される。分離ローラー34の左方には、駆動ローラー及びこれに圧接配置された従動ローラーからなるレジストローラー対35が配設されている。レジストローラー対35の駆動ローラーは図示しない駆動手段により回転駆動され、レジストローラー対35は分離ローラー34によって送られた1枚の用紙Pを一時停留させた後、所定のタイミングで印刷部5に向けて給送する。
なお、レジストローラー対35の右方には用紙Pが所定の時間内にレジストローラー対35に送られないことでジャムを検知する給紙ジャム検知センサー97が配設されている。レジストローラー対35の左方には、筐体9側の図示しない製版側板に固定されたガイド板36,37が配設されており、各ガイド板36,37により給紙通路が形成されている。
給紙部3の左方には印刷部5が配設されている。印刷部5は、ドラム48、押圧手段としてのプレスローラー58等から主に構成されている。図1、図2に示すように、筐体9に対して着脱自在に設けられた版胴であるドラム48は、ステンレス薄板をエッチング加工したもの、あるいはニッケル電鋳された薄板よりなる多孔性支持板48aを有しており、この多孔性支持板48aには0.25〜1.0mm程度の間隔で直径0.15〜0.5mm程度の孔48bが多数穿設されている。多孔性支持板48aの開口部表面には、ポリエステルあるいはステンレスの細線等で織られたメッシュ数#100〜400程度の図示しないメッシュスクリーンが1〜3層程度巻装されており、多孔性支持板48aの孔48bのない非開口部e1の表面にはドラム48の軸方向に延在する平面からなるステージ部50と、このステージ部50と共にマスタ41の先端を挟持するクランパー51とが配設されている。クランパー51には図示しない磁石が設けられており、ステージ部50に対して磁着可能に設けられている。クランパー51は、ドラム48が所定の待機位置P1(図2参照)に達したときに図示しない開閉手段によって開閉され、そこで製版搬送部4からのマスタ41の先端を受け入れ、挟持する。多孔性支持板48aの両端部(図1,図2で表裏端部)には図示しないフランジがそれぞれ設けられており、各フランジは筐体9に固設されたインキ供給パイプを兼用する支軸52に、図示しない軸受を介して回転自在に支持されている。
なお、図示しないフランジには減速ギヤ列を介しモータが接続される。減速ギヤ列側にはドラム回転角度を検出するロータリーエンコーダー(不図示)が一体形成され、それに透過式光学センサーである回転位置検知手段としてのドラム回転位置検出センサー102(図5参照)が対向配備され、所定の単位角度ごとのパルスがドラム回転位置検出センサー102より後述のECU(制御部8)に入力され、カウントされる。
更に、図示しないフランジにはドラム待機位置(基準位置)P1を検知するシャッター板(図6参照)103と,これに対向して待機位置検知センサー101が配備され、透過式光学センサーである待機位置検知センサー101のパルス信号に応じてドラム48のドラム待機位置(基準位置)P1を検出するようにしている。
また多孔性支持板48aの、図2においてクランパー51の左方に位置する非開口部e1には、検知片としてのセンサーパターン53が設けられている。センサーパターン53は光を吸収する黒色の部材で構成されており、多孔性支持板48aの幅方向中央部に所定の長さにわたって1箇所形成されている。
図1に示すように、ドラム48の内部にはインキ供給手段54が配設されている。インキ供給手段54は、支軸52、インキローラー55、ドクターローラー56から主に構成されている。支軸52の表面には、ドラム48内部にインキを供給するための小径の孔が多数穿設されており、その下方にはインキローラー55とドクターローラー56とが配設されている。インキローラー55及びドクターローラー56はドラム48内に設けられた図示しない側板間に回転自在に支持されており、図示しない駆動手段により互いに逆方向に向けて回転駆動される。インキローラー55とドクターローラー56とは、互いの外周面間に僅かな隙間が生じるように近接してそれぞれ配置されており、各外周面の近接部において楔状のインキ溜まり57を形成している。支軸52よりインキ溜まり57へと供給されたインキは、インキローラー55とドクターローラー56との隙間を通過する際に均一な層状とされ、インキローラー55の外周面を介してドラム48の内周面に供給される。
ドラム48の下方には、図示しない揺動手段に支持され、その外周面をドラム48の外周面に対して所定の押圧力で圧接離間自在に設けられた回転自在なプレスローラー58が配設されている。プレスローラー58は、給紙部3より給送される用紙Pをドラム48に巻装されたマスタ41に押圧して用紙P上に印刷画像を形成させる。
印刷部5の左方には排版手段である排版部(排版ユニット)6が配設され、これにより、ドラム上の使用済みとなったマスタ41を剥離し、所定の廃棄位置に移送する。
排版部6は、上排版部材61、下排版部材62、排版ボックス63等から主に構成され、全体は排版枠体64内に収容されている。
排版枠体64内に配備される上排版部材61は、図示しない駆動手段で回転駆動される駆動ローラー80と従動ローラー81、及び各ローラー間に掛け渡された無端ベルト82から主に構成されている。下排版部材62は、駆動ローラー80に図示しないギヤによって連結され回転駆動される駆動ローラー84と従動ローラー85、及び各ローラー間に掛け渡された無端ベルト86から主に構成されている。下排版部材62は、駆動ローラー80の支軸を中心に、図示しない移動手段によって左右方向に移動自在に設けられており、駆動ローラー84の外周面に位置する無端ベルト86がドラム48の外周面に対して接離自在となるように構成されている。
上下の排版部材61,61には複数のギア列を介して排版駆動機構が接続され、この排版駆動機構は制御手段8によって制御される。そして、排版駆動機構の駆動により、上下の無端ベルト82、86が図1に矢印で示す如く駆動され、その際、使用済みマスタの先端部が上下の無端ベルト82、86間に挟み込まれ、後端側の排版ボックス63に移送される。
排版ボックス63は使用済みマスタを貯容するもので、箱状体として形成され、上下の無端ベルト82、86の排版側(図1で左側)回転方向の後方の廃棄位置に配されている。なお、排版ボックス63は排版枠体64に対して着脱自在に設けられており、その内部には貯容された使用済みマスタ41を圧縮する図示しない圧縮板が配設されている。排版部6は検知手段としての排版センサー60(図1参照)を付設している。この排版センサー60は、投光部601と受光部602を有し、この投光部と受光部間の光を、上下無端ベルト82、86が互いに接触する先端部分であってドラム48対向域を透過するように配設され、剥離されるマスタの有無を検知している。
図6、図11に示すように、筐体9の左側壁には左右の縦長壁904,905間の上部に排版開口65が形成され、ここは排版部6によって常閉される。この排版開口65及びドラム48間の空間に上述の排版部(排版ユニット)6が開放可能に配設される。更に、図1,6に示すように、開閉蓋としての排版蓋66はその一方の枢支側縁をヒンジ部材67を介して筐体の左縦長壁904に取り付けられ、他方の側縁である回動縁はユニット開閉手段68により開閉可能に閉鎖される。
ユニット開閉手段68は排版枠体64の回動端側に突設される突き出しピン69と筐体9の右縦長壁905に装着される係止部材71と、係止部材71を係止解除作動させる排版ユニット開閉ボタン72とを備える。
突き出しピン69は右縦長壁905の内側縦壁906に設けられる切込み73の奥側にまで嵌合可能に形成される。内側縦壁906はその裏面であって切込み73の近傍に係止部材71を支持ピン74により結合している。支持ピン74は内側縦壁906に支持され係止部材71のボス部711を枢支する。係止部材71は切込み73対向端に突き出しピン69を係止可能なフック712を形成され、ボス部711の下方に下向き片713を延出し、しかも下向き片713より水平方向に押圧片714を突き出し形成している。この押圧片714は排版ユニット開閉ボタン72と対向するように形成される。なお、不図示のばねによって、係止部材71は支持ピン74回りに係止方向に付勢されている。
右縦長壁905の排版開口65の側方位置で排版蓋66と干渉しない位置には略矩形の凹部907が形成され、そこに排版ユニット開閉ボタン72が摺動可能に嵌挿される。排版ユニット開閉ボタン72は矩形の主部721とその周縁のフランジ部722と、主部721の裏側中央より伸び押圧片714と対向する中央突部723と、主部721と凹部907の底板間に配備されるばね724とを備える。主部721側は不図示の係止部により過度に突き出すことが規制された状態でばね724により突き出し付勢された状態に保持され、押圧操作されることで、係止部材71を支持ピン74回りに回動し、突き出しピン69を係止するフック712を係止解除方向に作動することができる。
なお、図6に示すように、内側縦壁906の切込み73の最深部の近傍には支持ピン74に押圧されてオフし、支持ピン74離脱時にオンするユニット開閉検知スイッチ(図4にはUN開閉検知手段と記す)111が配備され、そのオン信号は制御部8のI/Oポート803に出力される。更に、排紙側近傍にはドラム48の修正回転をマニュアル操作するドラム回転スイッチ110が配備される。同スイッチ110は制御手段8に接続され、同スイッチの押圧操作時にドラム48をごく低速で回転するように制御する。
このように、左縦長壁904に一端が枢支された排版部6は排版開口65に対して横開き状態で開閉可能に支持されると共に、ユニット開閉手段68の働きで右縦長壁905に解除可能に係止される。
図1に示すように、排版部(排版ユニット)6の排版枠体64の下壁には後述の剥離爪88に対して排紙方向下流側の接近した位置に、ファン105により空気を送り用紙Pの剥離補助を行うエアーナイフ106が設けられる。
更に、排版部6の下方には排紙部7が配設されている。排紙部7は、剥離爪88、ガイド板89、排紙搬送部材91、排紙トレイ98等を有している。
ドラム48の外周面上より用紙Pをエアーナイフ106と協働して剥離する剥離爪88は、ドラム48の軸方向に複数個配設されており、それぞれ鋭角状の先端部を有している。各剥離爪88はそれぞれの基部を筐体9に設けられた図示しない爪揺動手段に支持されており、図示しない爪揺動手段で揺動されることによって各先端部をドラム48の外周面に対して近接離間自在となるように、それぞれ一体的に揺動自在に設けられている。プレスローラー58の左方であって剥離爪88の下方にはガイド板89が配設されている。ガイド板89は筐体9の図示しない側板に固定されており、各剥離爪88によってドラム48の外周面より剥離された用紙Pを排紙搬送部材91に案内する。
排紙搬送部材91は、図示しない駆動手段によって図1の反時計回り方向に回転駆動される駆動ローラー92、従動ローラー93、各ローラー間に掛け渡された複数の無端ベルト94、吸引ファン95、排紙検知センサー96等を有しており、吸引ファン95の吸引力によって無端ベルト94上に用紙Pを保持しつつ、図1の左方に向けて搬送する。
図2に示すように、排紙検知手段としての排紙検知センサー96は、給紙部3より給送されプレスローラー58によってドラム48に押圧されて画像を転写された用紙Pが、エアーナイフ106と協働して剥離爪88によってドラム48の外周面から剥離されて排紙搬送部材91上に送られたときに、用紙Pの先端を検知して信号を出力する。排紙搬送部材91の左方には排紙トレイ98が配設されている。印刷済みの用紙Pをその上面に積載する排紙トレイ98は、用紙Pの揃えを行う一対のサイドフェンス981及びエンドフェンス982等を有している。
またドラム48の周囲で剥離爪88の上方には、用紙Pの巻き上がり(図2に2点鎖線で示した状態)を検知する巻き上がり検知センサー99が配設されている。
反射型のセンサーである巻き上がり検知センサー99は、具体的にはドラム48がセンサーパターン53と対向する状態(ドラム48が時計方向に回転中であって、図3(b)に近い状態)に達したときであると共に、排紙検知センサー96が用紙Pの排紙を検知した検知位置P0において、ドラム48(図3(b)に近い状態にあるドラム)上のマスタ41に向けて検出光を照射し、その際に図2に実線で示すように用紙Pがドラム48の外周面より剥離されていれば、検出光はセンサーパターン53に吸収されて巻き上がり検知センサー99には反射されず、2点鎖線で示すように、用紙Pがドラム48の外周面に巻き上がっているときには、検出光は用紙Pに当たって反射して巻き上がり検知センサー99に受光され、巻き上がり検知信号を発する。
制御手段としての制御部8は、図4に示すように、CPU800を備え、このCPU800はROM801に記憶された動作プログラム、及び、制御部8内のI/Oポート803に入力される各センサーからの検知信号に基づいて演算処理を行い、画像読取部2、給紙部3、製版部4、印刷部5、排版部6、排紙部7、を制御する各駆動回路にI/Oポート803を介しそれぞれ動作・指令信号が出力され、操作パネル90のジャム表示手段として機能する各表示部のLED駆動回路やLCD駆動回路に表示・指令信号が出力される。
制御部8のRAM802には、CPU800によってROM801から呼び出された動作プログラムが一時的に書き込まれ、この動作プログラムは操作パネル90からの入力によって書き換えられる。RAM802はバックアップバッテリでバックアップされた不揮発性メモリの一種であり、これにより各種データ等は、孔版印刷装置1の不図示の主電源スイッチが切られても消去されないように構成されている。
制御部8のROM801には、孔版印刷装置1の各アクチュエータを作動させる複数の動作プログラムが記憶されている。
なお、制御部8のI/Oポート803には各センサーからの検知信号が入力され、制御信号が操作パネル90や、画像読取部2、給紙部3、製版部4、印刷部5、排版部6、排紙部7等に設けられた各駆動手段に出力され、孔版印刷装置全体の動作を制御する。
ここで制御部8が有する制御機能を図5の機能ブロックと共に説明する。
制御部8は印刷工程において、給紙部から搬送路を経て用紙Pが印刷部で進み、ここでドラムに支持されたマスタを通して供給されるインクを転写され、定常の印刷処理を受けた用紙Pが排紙部7に順次排紙され、定常印刷処理が成される。制御部8はモータ駆動回路112を介しドラム駆動手段113としての不図示のモータ(ブラシレスモータ)を駆動制御する。この際、巻き上がり検知センサー99によって用紙Pのジャムを検知すると、ドラム回転を止め、ジャム表示をエラー表示手段A2を介して表示手段90で行い、これに応じて、ユーザはドラムに巻き付く用紙Pの排除処理を行う。この場合、後述するように、筐体9の左側壁の排版開口65を開き、この排版開口65及びドラム48間の空間を開放し、更に、ドラム回転スイッチ110の押圧操作時にドラム48をごく低速で回転して、ドラムに巻き付く用紙Pの排除処理を行うことができる。
制御部8は、このような印刷処理の後、排版指令を受けると、排版部6とマスタ位置修正回転手段A1を排版駆動する。マスタ位置修正回転手段A1は、ロータリーエンコーダーとドラム回転位置検出センサー102の働きで常時、回転位置を検出しており、排版指令に応じて、ドラムを排版基準位置Pm1(図3(a)参照)に移動させて停止し、次いでドラム48を排版基準位置Pm1よりマスタ挟持位置Pm2(図3(b)参照)に回転(反時計方向に回転)し、停止する。さらに、図3(c)に示すように、ドラムが排版位置センサー130より巻付き判定センサー131まで回転され、マスタの巻付きのない定常状態では排版開始位置Pm3(図3(c)参照)より剥離確認位置Pm4に達した時点までにマスタ剥離エラー信号が入力されていないことが確認され、更に、ドラム48の回転が進み、ドラムを待機位置(基準位置)P1に回転移動し、停止する。この後制御部8は製版搬送部(プロッタユニット)4より送り込まれるマスタ41の先端がステージ部50にセットされてからクランプ駆動手段A4を介してクランパー51をクランプ作動させ、そのクランプ後にドラム48を時計方向に回転させ、後述の版付け工程に進む。
次に、制御部8は、排版部6の排版作動開始後にあってもドラム48に使用済みマスタ41が巻付いたままであることを検知するマスタ巻付き検知手段として機能する。このマスタ巻付き検知手段はドラムが剥離確認位置Pm4(図3(c)参照)に達した時点で排版センサー60が継続してマスタの剥離が進んでいるか否か確認し、マスタ41を引き込み処理中では正常時と判断し、排版部6よりマスタが離脱してしまっている場合には、マスタ剥離エラー信号を出力する。
次に、制御部8はマスタ剥離エラー信号を受けるとマスタ剥離エラー表示を表示手段90に行わせるマスタ剥離エラー表示手段A3として機能する。
次に、制御部8はマスタ剥離エラー信号を受けた際に、図3(d)に示すように、ドラムをマスタの先端がドラムから除去され易い剥離適正位置Pm5に修正回転させる。ここでの剥離適正位置Pm5は筐体に形成された開口65及びドラム48間の空間を開放可能に配設された排版部6と対向する位置となるよう設定される。
ここで、マスタ位置修正回転手段A1はドラムを剥離適正位置Pm5に修正回転させるにあたり、通常印刷動作での最低速以下の低速で回転を行う制御機能部A1−1として働き、ドラム上のマスタの先端部の剥離状態の更なる変位を抑制し、ドラム回転後の剥離適正位置Pm5において剥離を安定して行えるようにしている。
これによって、マスタ剥離エラー時にドラムは剥離適正位置Pm5に停止する。この状態でユーザがヒンジ部材67を介して筐体の左縦長壁904に取り付けられた排版部6側の排版蓋66を外方に開放作動させる。これによって、図10、11に示すように、開口65及びドラム48間の空間を通してドラム上の剥離エラー状態のマスタ41の先端が容易に目視され、これを把持して剥離し、筐体外に引き出すことが可能となる。
ここで、マスタ41の剥離作業中において、特に、マニュアル操作が可能な操作部としてのドラム回転スイッチ110が排版ユニット近傍に配設されている。このため、ドラム回転スイッチ110がユーザの空いている手で容易に押圧操作できる。即ち、マスタ位置修正回転手段A1は、ドラム回転スイッチ110の押圧操作毎に、押されている時間のみドラム48を極低速で回転する制御機能A1−2を発揮できる。このため、ドラム48に巻き付くマスタ41をドラム側より徐々に剥離し、筐体外に引き出す処理を容易に行うことができる。この場合、ドラム48の回転制御では、ドラム48の回転が同ドラムからマスタを剥離しやすい方向、ここでは時計方向のみの一方向での極低速での回転しているので、ドラムからマスタをスムーズに剥がすことができる。
次に、マスタ位置修正回転手段A1はドラム回転スイッチ110の押圧操作が成されても、特定のエラー時以外、ここでは排版部6が開口より開放されている、即ち、ユニット開閉検知スイッチ111がオンしている場合、または排版動作開始後であってもドラム48にマスタが巻き付いたままであるとき、即ち、マスタ巻付き検知手段にてマスタの巻き付を検知した場合以外は、ドラムの修正回転動作を禁止する制御機能A1−3を発揮する。これによって、ドラムの修正回転が不必要時での操作を禁止するので、二次的に起こり得るトラブル(復帰処理時間浪費など)の防止を可能としている。
次に、マスタ位置修正回転手段A1は、ドラムからのマスタの除去後に、ユニット開閉検知スイッチ111がオンよりオフに戻ると、ドラムを駆動し、シャッター板(図6参照)103と待機位置検知センサー101の働きで、ドラムがドラム待機位置(基準位置)P1に達するよう制御作動する制御機能A1−4を発揮する。このようにドラムを正規の待機位置に戻すことで、次のマスタ41による印刷処理がスムーズに行なわれる。
上述の構成に基づき、以下に孔版印刷装置1の動作を説明する。特に、マスタ41のドラム48への巻付き検知処理とドラム回転スイッチ処理を図13,14の各制御ルーチンに沿って説明する。
操作パネル90上のメインスイッチMのオン後、オペレーターにより、画像読取部2に印刷すべき原稿がセットされた後に図示しない製版スタートキーが押下されると、原稿搬送ローラー対12が回転して原稿を送ると共に、反射ミラー19が原稿画像を走査する。走査された原稿画像は結像レンズ22によって結像された後、画像センサー23へと送られる。原稿画像情報を受け取った画像センサー23はこの情報を画像データ信号に変換した後、サーマルヘッド43を制御する図示しない制御手段に向けて出力する。
画像読取部2での画像読取動作と並行して、制御部は排版動作処理を排版部6により実行する。ここではドラム48の外周面上から使用済みマスタを剥離する排版動作が行われる。外周面上に使用済みマスタを巻装しているドラム48は、モータ駆動回路112を介しドラム駆動手段113であるモータを回転し、ドラム48を排版基準位置Pm1(図3(a)参照)に移動させて停止する。
更に、クランプ解除指令をクランプ駆動手段A4に出力する。クランプ解除指令を受けたクランプ駆動手段A4は排版基準位置Pm1でクランパー51を所定時間解除作動させる。これによりマスタ41の先端が開放され、マスタ41の先端が巻き癖でドラムより離脱してカール変位し、その後クランパー51は閉じる。
次いで、マスタ位置修正回転手段A1はクランプ解除後となる所定時間経過後にドラム48を排版基準位置Pm1よりマスタ挟持位置Pm2に回転(反時計方向に回転)し、停止する。図3(b)に示すように、排版部6内の上排版部材61及び下排版部材62が図示しない排版駆動機構の駆動に応じて駆動し、上下の無端ベルト82、86が回転駆動すると共に下排版部材62がドラム48側に移動され、無端ベルト86がドラム48の外周面上に巻装された使用済みマスタと当接する。使用済みマスタ41はその先端部が巻き癖でドラム48より剥離しており、上下の排版部材61、62により先端部が挟み込まれ、無端ベルト82、86と接触してすくい上げられ、挟持された使用済みマスタはドラム48の外周面より剥離される。剥離された使用済みマスタは下排版部材62と上排版部材61とで搬送されて排版ボックス63内に廃棄された後、図示しない圧縮板によって圧縮される。ドラム48の外周面より使用済みマスタが全て剥離された後もドラム48はさらに回転を継続する。ドラム48が図2に示す待機位置P1に到達すると、ドラム駆動手段113の作動が停止されると共に図示しない開閉手段が作動し、クランパー51が図1に示すように開放されてドラム48は給版待機状態となる。
上述の排版駆動時において、制御部8はマスタ巻付き検知手段として図13に示すマスタ巻付き検知ルーチンを実行する。
マスタ巻付き検知ルーチンでは、ステップs1で上述の排版動作処理を実行し、ステップs2でマスタ巻付きの検知に入る。
マスタ巻付きの検知処理では、マスタ挟持位置Pm2に達した時点より所定の待ち時間の経過を待ち、待ち時間経過後に排版センサー60がマスタを検出し、引き込み処理中であると判断すると正常時と判断し、そうでないと、マスタ巻付きエラー信号を出力する。
更に、あるいはこれに加えて、図3(c)に示すように、ドラム48の回転が進み、ドラム48が排版開始位置Pm3より剥離確認位置Pm4に回動するのを待ち、回動済みの時点で、排版センサー60によりマスタの存在が確認され、剥離が進んでいることが確認される。マスタ41の存在が確認されず、排版部6よりマスタが離脱してしまっている場合には、マスタ巻付きエラー信号を出力する。
ステップs2でマスタ巻付きの検知が成されないと、ここでの制御を終了し、不図示のメインルーチンにリターンする。
ステップs2でマスタ巻付きの検知が成されステップs3に進むと、制御部8はマスタ位置修正回転手段A1として、ドラムを剥離適正位置Pm5(図3(d)参照)に修正回転させる。この際、ドラム48を通常印刷動作での最低速以下の低速で回転を行い、ドラム上のマスタの先端部の剥離状態の更なる変位を抑制し、ドラム回転後の剥離適正位置Pm5において剥離を安定して行えるようにしている。
ステップs4ではドラム48が剥離適正位置Pm5に達するのを待ち、達するとステップs5においてドラムを剥離適正位置Pm5に停止する。次いで、ステップs6においてはマスタ剥離エラー表示手段A3として機能し、エラー表示を表示手段90に行わせ、この回の制御を終えて、不図示のメインルーチンに戻る。
このようなエラー表示に応じ、ユーザは排版ユニット開閉ボタン72を押圧し、ヒンジ部材67を介して筐体の左縦長壁904に取り付けられた排版部6側の排版蓋66を外方に開放作動させる(図12(a)参照)。これによって、図10,11に示すように、開口65及びドラム48間の空間を通してドラム上の剥離エラー状態のマスタ41(図3(d)参照)の先端が容易に目視され、図12(b)、(c)に示すように、これを把持して剥離し、筐体外に引き出すことが可能となる。
ここで、マスタの剥離作業中において、マニュアル操作が可能なドラム回転スイッチ110が排版ユニット近傍に配設されているため、このドラム回転スイッチ110がユーザの空いている手で容易に押圧操作できる。このドラム回転スイッチ110の押圧操作毎に、押されている時間のみドラム48を修正回転時の速度より低速である極低速で回転して、ドラムに巻き付くマスタをドラム側より徐々に剥離し、筐体外に引き出す処理を容易に行うことができる。この場合、ドラム48の回転制御では、ドラム48の回転が同ドラムからマスタを剥離しやすい方向、ここでは時計方向のみの一方向での極低速での回転しているので、ドラムからマスタをスムーズに剥がすことができる。
次に、マスタ巻付き検知ルーチンが行われると同時に、制御部8は図14に示すドラム回転スイッチ制御ルーチンを実行する。
ドラム回転スイッチ制御ルーチンのステップa1に達すると、ここでは、ドラム回転スイッチ110の押圧操作が成された場合、特定のエラー時以外はこれをキャンセルしてこの回の制御処理を終了させるか否かの判断をする。ここでの特定のエラー時とは、マスタ剥離エラー時に排版部6が排版開口65より開放されている場合、即ち、ユニット開閉検知スイッチ111がオンしている場合、または排版動作開始後であってもドラム48にマスタが巻き付いたままであるとき、即ち、マスタ巻付き検知手段にてマスタの巻き付を検知した場合以外は、ドラムの修正回転動作を禁止する。これによって、ドラムの修正回転が不必要時での操作を禁止するので、二次的に起こり得るトラブル(復帰処理時間浪費など)の防止を可能としている。
次いでステップa2ではドラム回転スイッチ110がオンされたか否かが判断され、オフではこの回の制御処理を終了させ、オン時にステップa3に進む。
ステップa3及びステップa4ではドラム回転スイッチ110がオンでドラム48が極低速で時計回り方向、即ち、ドラムからマスタを剥離しやすい方向に回転する。この間、ドラム回転スイッチ110のオフに応じステップa5に達した場合には、排版開口65が閉じない限り、ステップa3及びステップa4に戻り、間歇的にドラムを回転することもでき、この回転処理でマスタの剥離処理作業を容易化できる。
ドラム回転スイッチ110のオフで、ステップa5に達し、マスタの剥離排除作業が終了して排版開口65が閉じられた場合には、ステップa6に進み、ここで、ドラムが待機位置(基準位置)P1にあるか否か判断し、無い場合にはステップs7でドラムが待機位置(基準位置)P1に停止するように回転制御し、この回の制御処理を終了させ、不図示のメインルーチンに戻る。
この後、ドラム48が給版待機状態となり排版動作が完了すると、制御部8はこれに続いて製版制御に入る。
まず、クランパー51が開放され、プラテンローラー42及び各マスタ搬送ローラー対45,46が回転駆動され、マスタロール41aからマスタ41が引き出される。引き出されたマスタ41は、サーマルヘッド43の発熱素子が画像データ信号に基づいて選択的に発熱することでその熱可塑性樹脂フィルム面を熱溶融穿孔され、製版画像が形成される。
製版画像が形成されたマスタ41は、不図示のガイド板にガイドされつつクランパー51へと搬送される。そして、プラテンローラー42を回転駆動する図示しないステッピングモーターのステップ数より、マスタ41の先端がクランパー51とステージ部50との間の所定位置まで搬送されたことを制御部8が認識すると、図示しない開閉手段が作動してクランパー51が閉じられ、マスタ41はその先端部をドラム48の外周面上に係止される。
マスタ41の先端部が外周面上に係止されると、ドラム48はマスタ搬送速度と同じ周速度で再び回転を開始する。そして、プラテンローラー15を回転駆動する図示しないステッピングモーターのステップ数より、1版分の製版が完了したことを制御部8の不図示のメインルーチンの制御機能により切断手段44が作動し、マスタ41が切断される。切断されたマスタ41はドラム48の回転によって引き出され、ドラム48が所定の待機位置P1に達すると図示しないドラム駆動手段の作動が停止されて巻装動作が完了する。
巻装動作に引き続き、版付け動作が行われる。ここでは図示しないドラム駆動手段が作動し、ドラム48が図1の時計回り方向に低速で回転駆動されると共に、給紙部3、排紙部7がそれぞれ駆動される。給紙台32上の用紙Pがドラム48とプレスローラー58との間に給送され、用紙Pは、図示しない揺動手段によって揺動されるプレスローラー58によってドラム48に対して所定の押圧力で圧接される。この押圧動作により、ドラム48の内面に供給されたインキがドラムの孔48b、メッシュスクリーン開口部、マスタ穿孔部を介して用紙Pに転移され、用紙P上に印刷画像が形成され、排紙搬送部材91を経て、排紙トレイ98上に排出され、版付け動作が完了する。版付け動作完了後、ドラム48は待機位置P1まで回転して停止し、孔版印刷装置1は印刷待機状態となる。
孔版印刷装置1が印刷待機状態となった後、オペレーターにより図示しない印刷スタートキーが押下されると、ドラム48が版付け時よりも高速で回転駆動されると共に給紙部3及び排紙部7が回転駆動し、給紙部3より用紙Pが連続的に送られて印刷動作が行われる。
なお、制御部8は、ドラム48が図3(b)に近い位置で用紙Pが検知位置P0に達する時点で、排紙検知センサー96により用紙Pの有無が検知されると共に巻き上がり検知センサー99からドラム48に向けて検出光が照射される。そして、排紙検知センサー52が用紙Pを検知し、かつ巻き上がり検知センサー99から照射された検出光が反射されない場合には、ドラム48から良好に用紙Pが剥離されて巻き上がりは発生していないものと見なされ、この回の制御を終えてメインルーチンにリターンする。
また、排紙検知センサー96が用紙Pを検知せず、かつ、巻き上がり検知センサー99から照射された検出光が反射された場合には、巻き上がりが発生したと見なされて版付け動作あるいは印刷動作が中断され、ジャム処理がなされる。
この際、ユニット開閉検知スイッチ111が押圧され、排版開口65が開かれ、ドラム回転スイッチ110のオンオフ操作によって、ドラム側に巻き上がり状態にある用紙Pの先端が排版開口65側に対向する位置に達するよう回転調整する。その上で、オペレーターは排版開口65を通して、容易にジャムした用紙Pを排除できる。この際も、ドラム回転スイッチ110のオンオフ操作によって間歇的にドラムを回転させることで、容易にジャムした用紙Pを排除できる。このように、マスタの廃除工程において巻付き状態となったマスタの排除用に用いる排版開口65を通常印刷時において、ジャムした用紙Pの排除にも兼用することができる。
上述のところにおいて、巻付きが発生したマスタの先端がドラムから除去され易い適正位置として、排版開口65とドラム間の空間に配備された排版部6と対向する位置を設定していたが、これに限定されるものではなく、筐体の外壁に形成される開口とドラムとの間の空間と対向する位置として設定されても良い。このような場合も、ドラム回りのその他のユニットを開閉蓋と一体的に開閉作動可能に形成することで図1の装置と同様の作用効果を得ることができる。また、排版ユニットと開閉蓋とを一体的に構成したが、ドラムの少なくとも一部を露呈する開口を有し、この開口を開閉する開閉蓋(ユニットを有しない)で構成してもよい。
本発明の一実施例を採用した孔版印刷装置の概略正面図である。 本発明の一実施例に用いられるドラムが待機位置にある場合の概略図である。 本発明の一実施例に用いられるドラムの排版工程における作動説明図で、(a)は排版基準位置Pm1にある場合を、(b)はマスタ挟持位置Pm2にある場合を、(c)は排版開始位置Pm3より剥離確認位置Pm4にある場合を、(d)は剥離適正位置Pm5にある場合を示す。 図1の孔版印刷装置の制御部の構成ブロック図である。 図1の孔版印刷装置の制御部の機能ブロック図である。 図1の孔版印刷装置の側面の排版開口における平面概略断面図である。 図6中の係止部材の側面図である。 図1の孔版印刷装置の第1の斜視図である。 図1の孔版印刷装置の第2の斜視図である。 図1の孔版印刷装置の側面の排版開口を開いた状態を説明する概略図である。 図1の孔版印刷装置の排版開口開放時の斜視図である。 図1の孔版印刷装置の排版開口手順を説明する図で、(a)は排版ユニット開閉ボタン押圧状態を、(b)は排版開口よりマスタを排除する場合の一方からの斜視図を、(c)は排版開口よりマスタを排除する場合の他方からの斜視図を示す。 図1の孔版印刷装置の制御部が行うマスタ巻付き検知処理ルーチンのフローチャートを示す。 図1の孔版印刷装置の制御部が行うドラム回転スイッチ処理ルーチンのフローチャートを示す。 従来の孔版印刷装置の排版作動を説明する概略図である。
符号の説明
1 孔版印刷装置
2 画像読取部
3 給紙部
4 製版部
5 印刷部
6 排版部
7 排紙部
8 制御部
41 マスタ
48 ドラム(版胴)
50 ステージ部
51 クランパー
65 排版開口
68 ユニット開閉手段
72 排版ユニット開閉ボタン
96 排紙検知センサー
99 巻き上げ検知スイッチ
101 待機位置検知センサー
102 ドラム回転位置検知センサー(回転位置検知手段)
110 ドラム回転スイッチ
111 ユニット開閉スイッチ(開閉検知手段)
113 ドラム駆動手段(回転手段)
A1 マスタ位置修正回転手段
A2 エラー表示手段
A3 マスタ巻付きエラー表示手段
A4 クランプ駆動手段
P 用紙
P1 待機位置(基準位置)
Pm1 排版基準位置
Pm2 マスタ挟持位置
Pm3 排版開始位置
Pm4 剥離確認位置
Pm5 剥離確認位置

Claims (9)

  1. 筐体内に配設され、孔版が形成されたマスタを巻き付けた上で印刷動作するドラムと、前記ドラムを回転する手段と、前記ドラムの回転位置を検出する検知手段と、前記ドラム上の使用済みマスタを所定の廃棄位置に移送する排版手段と、前記排版手段の排版作動開始後にあっても前記ドラムに使用済みマスタが巻付いたままであることを検知する手段と、前記マスタの巻付きを知らせるエラー表示手段と、前記巻付きが発生したとき前記マスタの先端がドラムから除去され易い適正位置にドラムを修正回転させる制御手段とを有することを特徴とする孔版印刷装置。
  2. 請求項1記載の孔版印刷装置において、前記筐体に形成された開口及び前記ドラム間の空間に、同空間を開放可能に配設されるユニットの開閉手段と、前記ユニットの開閉を検知するユニット開閉検知手段とを備え、前記適正位置は前記空間に配設されるユニットと対向するよう設定されたことを特徴とする孔版印刷装置。
  3. 請求項1又は2記載の孔版印刷装置において、前記適正位置にドラムが達する動作が完了した後に前記エラー表示手段にて表示することを特徴とする孔版印刷装置。
  4. 請求項2又は3記載の孔版印刷装置において、前記ドラムの回転をマニュアル操作が可能な操作部を有することを特徴する孔版印刷装置。
  5. 請求項4記載の孔版印刷装置において、前記制御手段は前記操作部が押されている時間のみドラムを回転動作させるよう制御することを特徴とする孔版印刷装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一つに記載の孔版印刷装置において、前記制御手段は前記ドラムを適正位置に修正回転させる動作が通常印刷動作の最低速以下の速度で行われるよう制御することを特徴とする孔版印刷装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一つに記載の孔版印刷装置において、前記制御手段は前記ドラムからマスタを剥離しやすい方向の一方向でドラムが回転動作されるよう制御することを特徴とする孔版印刷装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一つに記載の孔版印刷装置において、前記制御手段は特定のエラー以外、前記ドラムの修正回転動作が禁止されるよう制御することを特徴とする孔版印刷装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一つに記載の孔版印刷装置において、前記ドラムの待機位置を検知する検知手段を有し、前記制御手段は前記ドラムからのマスタの除去後、前記ドラムのドラム位置が待機位置にない場合、待機位置に回転させることを特徴とする孔版印刷装置。
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