JP3710692B2 - 印刷装置の排版装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば版胴の外周面より使用済みの孔版原紙を剥離し、この剥離した孔版原紙を搬送して排版ボックスに収容する印刷装置の排版装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
印刷装置の一種である孔版印刷装置は、感熱ヘッドで所望画像に対応して孔版原紙に感熱穿孔し、この感熱穿孔した孔版原紙を版胴の周面に巻装し、この巻装した孔版原紙に印刷用紙を圧接搬送し、この過程で孔版原紙の感熱穿孔よりインクを印刷用紙に転移させることによって画像を印刷するものである。このような孔版印刷装置では、新たな画像の印刷処理に移行するに際して版胴に巻装されている孔版原紙を剥離して廃棄する排版処理を行う必要がある。
【0003】
図9〜図11には従来の排版装置の構成図が示されている。図9から図11において、版胴100は矢印方向に回転自在に設けられ、排版位置(図9の位置)などの所定の位置で停止できるように構成されている。版胴100の外周面には原紙クランプ部101が設けられ、この原紙クランプ部101で孔版原紙102の先端をクランプする。
【0004】
排版装置Hは、版胴100の外周面よりクランプ解除された孔版原紙102の先端を導き、この導いた孔版原紙102を排版ボックス104に搬送する排版搬送手段103と、この排版搬送手段103によって搬送されて来る孔版原紙102を収納する排版ボックス104と、孔版原紙102を排版ボックス104の奥に強制的に押し込む排版圧縮部材105とを有する。
【0005】
排版搬送手段103は、版胴100の外周面の上方位置で回転自在に設けられた先端ガイドローラ106と、この先端ガイドローラ106と一対の上ローラ108a,108bの一方との間に掛けられた先端ガイドベルト107と、一対の上ローラ108a,108b間に掛けられた上ガイドベルト109と、一対の下ローラ110a,110b間に掛けられた下ガイドベルト111とから構成され、上ガイドベルト109と下ガイドベルト111との他方側が排版ボックス104の内部の入り口スペース内に配置される。
【0006】
排版ボックス104は、装置本体112内の装着位置に着脱自在に設けられている。つまり、装着位置の排版ボックス104を図9の矢印A方向に引き出すことによって装置本体112より取り出すことができ、取り出された排版ボックス104を図9の矢印B方向に挿入することによって装着位置にセットできる。排版ボックス104が装着位置に位置するか否かは安全スイッチSWによって検出される。又、排版ボックス104はその前面側及び上面側が開口するボックス形状を有し、前面側及び上面側の開口部分より上述したように上下のガイドベルト109,111の一部が入り込むと共に、排版圧縮部材105が進入・退出できるようになっている。
【0007】
又、排版圧縮部材105は、その一端が回転軸113を中心として装置本体112側に回転自在に支持され、図9に示す待機位置と図10の中間位置を経て、図11に示す圧縮位置との間で回転自在に設けられている。待機位置では排版ボックス104の内部スペースの上方側の外部に位置し、圧縮位置では排版ボックス104の内部スペースで、且つ、奥の側面に略近接する位置に位置する。
【0008】
上記構成において、排版モード選択時に、版胴100が図9の排版位置まで回転して停止し、その後、原紙クランプ部101が図9の仮想線で示すクランプ位置から図9の実線で示すクランプ解除位置に変移される。そして、図9にて矢印で示す方向に、先端ガイドベルト107及び上下のガイドベルト109,111が移動される。
【0009】
上記したクランプ解除によって、版胴100の外周面に沿ってカールされていた孔版原紙102の先端側が自らの弾性復帰変形等によって版胴100の外周面から離間する。すると、この離間した孔版原紙102の先端側が先端ガイドベルト107に接触し、接触による摩擦抵抗によって一対の上下のガイドベルト109,111側に導かれる。
【0010】
次に、版胴100が図9にて矢印で示す方向に回転され、この回転によって孔版原紙102の先端側は先端ガイドベルト107から一対の上下のガイドベルト109,111間に入り込む。すると、孔版原紙102は版胴100の回転と共に版胴100より引き剥がされながら一対の上下のガイドベルト109,111間を搬送され、排版ボックス104内に排出される。孔版原紙102が排版ボックス104内に排出されると、排版圧縮部材105が図9の待機位置から図10の中間位置を経て図11の圧縮位置に移動して孔版原紙102を排版ボックス104の奥スペースに押しやり、その後排版圧縮部材105が再び待機位置に戻りこれで完了する。
【0011】
つまり、排版搬送手段103により排版ボックス104内に搬送された孔版原紙102を排版圧縮部材105にて排版ボックス104の奥スペースに圧縮することによって多数の孔版原紙102を排版ボックス104内に収容できるようにしている。そして、排版ボックス104内が孔版原紙102で満杯になると、排版ボックス104を装置本体112より取り出し、内部の孔版原紙102をゴミ箱などに捨て、空になった排版ボックス104が再び装置本体112に挿入することで所定の装着位置にセットできるものである。
【0012】
又、製版動作中等に排版ボックス104が装着位置より引き出されたことを安全スイッチSWが検出すると、装置の全ての駆動を緊急停止する。これにより排版ボックス104無しで排版動作がなされたり、排版ボックス104の装着スペースより版胴100に接触可能な状態で版胴100が回転したりしないようになっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、排版ボックス104の引き出しによる上記緊急停止が、図10や図11に示す排版圧縮部材105の圧縮過程で強い圧縮がかかっている状態であると、排版ボックス104を装着位置に戻すことができない事態も生じ得る。このような場合には排版ボックス104内の孔版原紙102を取り除き、その後で排版ボックス104を装着位置に戻したり、又、排版圧縮部材105自体を待機位置に戻し、その後で排版ボックス104を装着位置に戻したり、という面倒な復帰作業が必要である。又、上記緊急停止時点が、製版又は着版動作と重なると排版ボックス104を装着位置に戻した後にこれらの復帰作業も必要になる。つまり、排版圧縮部材105の動作中に上記緊急停止が発生すると、面倒な復帰作業が必要になる可能性が高い。特に、排版圧縮部材105の動作中は、版胴100に孔版原紙102をクランプしている確率が非常に高く、緊急停止してしまうと復帰作業に特に時間を要する。
【0014】
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、排版ボックスの取り出しによる緊急停止に伴う面倒な復帰作業が必要ない印刷装置の排版装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、使用済みの孔版原紙を搬送する排版搬送手段と、装置本体の装着位置に着脱自在に設けられ、前記排版搬送手段により搬送されて来る前記孔版原紙を収容する排版ボックスと、この排版ボックスの内部スペースより外に位置する待機位置と前記排版ボックスの内部スペース内の圧縮位置との間で移動自在に設けられ、前記排版搬送手段により前記排版ボックス内に搬送されて来た前記孔版原紙を前記排版ボックス内に押し込む排版圧縮部材とを備えた印刷装置の排版装置において、前記排版圧縮部材が待機位置以外の位置で、前記装着位置に位置する前記排版ボックスの取出し移動を阻止する排版ボックスロック手段を設け、この排版ボックスロック手段は、前記排版圧縮部材の移動に追従して移動する係止部材と、前記排版ボックスに設けられ、前記排版圧縮部材の待機位置以外で前記係止部材に係止して前記排版ボックスの取り出し方向の移動を阻止するロック部材とから構成されたことを特徴とする。
【0016】
この印刷装置の排版装置では、排版圧縮部材の動作中に排版ボックスを装置本体より取り出そうとすると、この取り出しが排版ボックスロック手段によって阻止され、装置が緊急停止状態とされない。また、排版圧縮部材側に係止部材を、排版ボックス側にロック部材を設けるだけで良い。
【0019】
請求項の発明は、請求項記載の印刷装置の排版装置であって、前記係止部材は前記排版圧縮部材の回転移動に追従して回転する回転部材であり、前記係止部材と前記ロック部材との互いに近接対向する対向面同士を円弧状の面として形成したことを特徴とする。
【0020】
この印刷装置の排版装置では、請求項の発明の作用に加え、係止部材とロック部材が面接触で広い範囲に亘って全ての対向面で隙間のない係止状態となる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0022】
図1〜図8は本発明の一実施形態を示し、この実施形態は本発明を孔版印刷装置の排版部に適用した例である。図1は孔版印刷装置の概略構成図、図2は排版カバーフレームが解放位置に位置する排版部の斜視図、図3は排版部の平面図、図4は排版搬送手段の駆動系を示す排版部の側面図、図5(A)は排版搬送手段を示す排版部の要部断面図、図5(B)は圧接ガイドベルトのガイドローラへの圧接状態を示す説明図、図6は排版圧縮部材の駆動系を示す排版部の側面図、図7は排版圧縮部材が待機位置に位置する状態の排版部の側面図、図8は排版圧縮部材が圧縮位置に位置する状態の排版部の側面図である。
【0023】
図1に示すように、孔版印刷装置は、原稿読み取り部1と、製版部2と、印刷部3と、給紙部4と、排紙部5と、排版装置である排版部6とから主に構成されている。
【0024】
原稿読み取り部1は、印刷すべき原稿が載置される原稿セット台10と、この原稿セット台10上の原稿の有無を検出する反射型の原稿センサ11,12と、原稿セット台10の原稿を搬送する原稿搬送ロール13,14と、原稿搬送ロール13,14を回転駆動させるステッピングモータ15と、原稿搬送ロール13,14によって搬送される原稿の画像データを光学的に読み取り、これを電気信号に変換する密着型のイメージセンサ16と、原稿セット台10より排出される原稿を載置する原稿排出トレー17とを有する。そして、原稿セット台10に載置された原稿が原稿搬送ロール13,14によって搬送され、この搬送される原稿の画像データをイメージセンサ16が読み取る。
【0025】
製版部2は、ロールされた長尺状の孔版原紙18を収容する原紙収容部19と、この原紙収容部19の搬送下流に配置されたサーマルヘッド20と、このサーマルヘッド20の対向位置に配置されたプラテンロール21と、このプラテンロール21及びサーマルヘッド20の搬送下流に配置された一対の原紙送りロール22,22と、これらプラテンロール21及び原紙送りロール22を回転駆動させるライトパルスモータ23と、一対の原紙送りロール22,22の搬送下流に配置された原紙カッタ24とを有する。そして、プラテンロール21と原紙送りロール22の回転により長尺状の孔版原紙18を搬送し、イメージセンサ16で読み取った画像データに基づきサーマルヘッド20の各点状発熱体が選択的に発熱動作することにより孔版原紙18に感熱穿孔して製版し、この製版された孔版原紙18を原紙カッタ24で切断して所定長さの孔版原紙18を作製する。
【0026】
印刷部3は、外周部分が多孔構造によるインク通過性の部材で構成され、メインモータ25の駆動力によって図1の矢印A方向に回転する版胴26と、この版胴26の外周面に設けられ、孔版原紙18の先端をクランプする原紙クランプ部27と、版胴26の検出片28aを検出することによって版胴26の外周面に孔版原紙18が巻き付け装着されているか否かを検出する原紙確認センサ28と、版胴26の検出片29を検出することによって版胴26の基準位置を検出する基準位置検出センサ30と、メインモータ25の回転を検出するロータリエンコーダ31とを有する。基準位置検出センサ30の検出出力を基にロータリエンコーダ31の出力パルスを検出することによって版胴26の回転位置を検出することができる。
【0027】
又、印刷部3は、版胴26の内部に配置されたスキージロール32と、このスキージロール32に近接配置されたドクターロール33とを有し、スキージロール32とドクターロール33とで囲まれた外周スペースにインク34が溜められている。回転するスキージロール32の外周に付着するインク34がドクターロール33との隙間を通ることでスキージロール32には所定膜厚のインク34のみが付着され、この所定膜厚のインク34が版胴26の内周面に供給される。又、スキージロール32の対向位置で、且つ、版胴26の外側位置にはプレスロール35が設けられ、このプレスロール35はソレノイド装置36の駆動力によって版胴26の外周面に押圧する押圧位置と、版胴26の外周面から離間する待機位置との間で変移可能に構成されている。プレスロール35は、給紙部4からの給紙動作に同期して待機位置から押圧位置に変移され、印刷用紙37が版胴26の下部を通過する際のみ押圧位置に位置され、それ以外の時には待機位置に位置される。
【0028】
そして、製版部2から搬送される孔版原紙18の先端を原紙クランプ部27でクランプし、このクランプした状態で版胴26が回転されて孔版原紙18が版胴26の外周面に巻き付け装着され、版胴26の回転に同期して給紙部4より搬送されてくる印刷用紙37をプレスロール35で版胴26の孔版原紙18に押圧することによって印刷用紙37に孔版原紙18の穿孔からインクが転写されて画像が印刷される。
【0029】
給紙部4は、印刷用紙37が積層される給紙台38と、この給紙台38から最上位置の印刷用紙37のみを搬送させる1次給紙ロール39,40と、この1次給紙ロール39,40によって搬送された印刷用紙37を版胴26の回転に同期して版胴26とプレスロール35間に搬送する一対の2次給紙ロール41,41と、この一対の2次給紙ロール41,41間に印刷用紙37が搬送されたか否かを検出する給紙センサ42とを有する。1次給紙ロール39,40には給紙クラッチ43を介してメインモータ25の回転が選択的に伝達されるように構成されている。
【0030】
排紙部5は、印刷処理された印刷用紙37を版胴26から分離する用紙分離爪44と、この用紙分離爪44により版胴26から離間された印刷用紙37が搬送される搬送通路45と、この搬送通路45より排紙される印刷用紙37が載置される排紙台46とを有する。
【0031】
排版部6は、版胴26の外周面よりクランプ解除された孔版原紙18の先端を導き、この導いた使用済みの孔版原紙18を版胴26より引き剥がしながら搬送する排版搬送手段47と、この排版搬送手段47により搬送されて来る孔版原紙18を収納する排版ボックス48と、排版搬送手段47により排版ボックス48内に搬送されて来た孔版原紙18を排版ボックス48の奥に押し込む排版圧縮部材49とを有する。
【0032】
次に、この排版部6の構成を説明する。排版部6は、図2から図7に示すように、装置本体50(図1に示す)内に固定され、排版ボックス48のボックス収容スペース51aを内部に有する排版本体フレーム51と、この排版本体フレーム51に左右一対の支持ピン52a,52aを介して回転自在に設けられた排版カバーフレーム52とを有し、排版カバーフレーム52は、図2の解放位置では排版本体フレーム51の版胴側開口部53を上方を開口し、図4等のセット位置では排版本体フレーム51の版胴側開口部53の上方を閉塞する。排版カバーフレーム52のセット位置では排版カバーフレーム52のフック部材54が排版本体フレーム51の係止ピン55に係止されることによってロックされる。
【0033】
排版搬送手段47は、図5(A),(B)に示すように、排版カバーフレーム52に軸56を介して回転自在に支持され、版胴26の外周面の上方近接位置に配置された複数の先端ガイドローラ57と、排版カバーフレーム52に同じく軸58を介して回転自在に支持され、版胴26の外周面の上方近接位置に配置された複数の圧接用ガイドローラ59と、この各圧接用ガイドローラ59の近接位置に配置され、排版カバーフレーム52に所定間隔で各板バネ60を介して各支持軸61aにて回転自在に支持された複数の圧接用ガイドローラ61と、この圧接用ガイドローラ61と上記圧接用ガイドローラ59の双方の下方位置に配置され、排版本体フレーム51に軸62を介して回転自在に支持された複数の搬送ガイドローラ63とを有する。
【0034】
そして、各先端ガイドローラ57と各圧接用ガイドローラ59との間にはそれぞれ無限端の先端ガイドベルト64が掛けられ、各先端ガイドベルト64は版胴26の外周面に臨むように配置されている。各圧接用ガイドローラ59と各圧接用ガイドローラ61との間にはそれぞれ無限端の圧接ガイドベルト65が掛けられている。そして、各圧接ガイドベルト65は、圧接用ガイドローラ59の軸58を搬送ガイドローラ63の回転中心に向かって付勢する圧縮コイルバネ66の付勢力、及び、各圧接用ガイドローラ61を搬送ガイドローラ63の回転中心に向かって付勢する板バネ60の付勢力によって搬送ガイドローラ63の外周面の所定範囲に亘って圧接されている。更に、図5(B)に示すように、搬送ガイドロール63の外周の一部には全周に亘って大径突起部63aが設けられ、この大径突起部63aの外周面に圧接用ガイドローラ59の外周面が圧接し、大径突起部63a以外の外周面に圧接ガイドベルト65が圧接している。又、圧接用ガイドローラ59,61に掛けられた圧接ガイドベルト65及び搬送ガイドローラ63は、排版ボックス48の開口入り口近傍に配置されている。そして、排版搬送手段47の搬送ガイドローラ63等は、排版搬送駆動機構70によって図5(A)の矢印方向に駆動される。
【0035】
排版搬送駆動機構70は、図4に示すように、排版搬送用モータ71と、この排版搬送用モータ71の固定軸に固定された一方のプーリ72と、この一方のプーリ72に一端側が掛けられた駆動ベルト73と、この駆動ベルト73の他端側が掛けられた他方のプーリ74と、この他方のプーリ74と同芯で固定されたギア75と、このギア75に噛み合う大ギア76と、この大ギア76と同芯で固定された小ギア77と、この小ギア77に噛み合い、且つ、前記軸62に固定されたギア78とから構成されている。
【0036】
そして、排版搬送用モータ71が回転すると、この回転が一方のプーリ72、駆動ベルト73、他方のプーリ74、ギア75、大ギア76、小ギア77、ギア78と伝達されて搬送ガイドローラ63が回転される。この搬送ガイドローラ63が回転すると、摩擦抵抗によって圧接ガイドベルト65が移動され、この圧接ガイドベルト65の移動によって圧接用ガイドローラ59,61が追従回転し、この回転によって先端ガイドベルト64が移動される。
【0037】
排版搬送検出スイッチSW1は、スイッチ本体67とこれより突出された検出ロッド68とから成り、搬送ガイドローラ63と圧接ガイドベルト65との間を孔版原紙18が通過したか否かを検出し、この検出結果により排版搬送エラー等をチェックする。
【0038】
排版ボックス48は、装置本体50(図1に示す)内に配置される排版本体フレーム51のボックス収容スペース51aを装着位置とし、このボックス収容スペース51a内(以下装着位置という)に着脱自在に設けられている。つまり、装着位置の排版ボックス48を図7の矢印C方向に引き出すことによって装置本体50より取り出すことができ、取り出された排版ボックス48を図7の矢印D方向に挿入することによって装着位置にセットできる。排版ボックス48はその前面側及び上面側が開口するボックス形状を有し、前面側の開口部分に上述したように圧接ガイドベルト65や主動ガイドローラ63が配置されている。
【0039】
安全スイッチSW2は、排版ボックス48の検出突起79を検出対象として排版ボックス48が装着位置に位置するか否かを検出し、安全スイッチSW2の検出により排版ボックス48が装着位置にある場合にのみ種々の動作の実行が許容される。安全スイッチSW2の検出結果により排版ボックス48が装着位置に位置しない場合には種々の動作の実行がキャンセルされ、又、安全スイッチSW2の検出により種々の動作中に排版ボックス48が装着位置からそうでない位置に変化した場合には種々の動作が緊急停止される。
【0040】
ボックスフック部材80は、排版ボックス48の把手部48aに設けられ、排版ボックス48のセット位置で排版本体フレーム51の係止ピン81に係止され、排版ボックス48をセット位置にロックする。排版ボックス48を引き出す場合にはボックスフック部材80をロック解除することにより引出し可能となる。
【0041】
排版圧縮部材49は、その一端が回転軸83を中心として排版本体フレーム51に回転自在に支持され、図7にて実線で示す待機位置(図4及び図6の仮想線位置)と、図8にて破線で示す圧縮位置(図4及び図6の破線位置)との間で回転自在に設けられている。待機位置では排版ボックス48の内部スペースの上方側の外部に位置し、圧縮位置では排版ボックス48の内部スペースで、且つ、奥の側面に略近接する位置に位置する。そして、排版圧縮部材49は、待機位置と圧縮位置との間を圧縮駆動機構84によって駆動される。
【0042】
圧縮駆動機構84は、図6に示すように、圧縮用モータ85と、この圧縮用モータ85の回転軸に固定されたウオームギア86と、このウオームギア86に噛み合うウオームホイール87と、このウオームホイール87と同芯で固定されたギア88と、このギア88に噛み合う大ギア89と、この大ギア89と同芯で固定された小ギア90と、この小ギア90に噛み合う大ギア91と、この大ギア91と同芯で固定された小ギア92と、この小ギア92に噛み合い、且つ、回転軸83に固定された扇形ギア93とから構成されている。
【0043】
そして、圧縮用モータ85が駆動されると、この回転がウオームギア86、ウオームホイール87、ギア88、大ギア89、小ギア90、大ギア91と、小ギア92、扇形ギア93へと伝達されて回転軸83が回転され、この回転軸83の回転で排版圧縮部材49が回転移動される。
【0044】
排版ボックスロック手段94は、回転軸83に固定された左右一対の扇形状の係止部材95,95と、排版ボックスの両側側面に設けられ、排版圧縮部材49の待機位置以外の位置で係止部材95に係止して排版ボックス49の取り出し方向の移動を阻止する一対のロック部材96,96とから構成されている。具体的には、図7に示す排版圧縮部材49の待機位置では、係止部材95がロック部材96に係止しない上方位置に位置し、排版圧縮部材49の待機位置以外の位置(図8の圧縮位置を含む)では、係止部材95に係止する横位置に位置して排版ボックス48の取り出し方向の移動を阻止する。係止部材95は排版圧縮部材49の回転移動に追従して回転する回転部材であり、係止部材95とロック部材96との互いに近接対向する対向面95a,96a同士はほぼ同一中心で、且つ、同一曲率の円弧上の面として形成されている。
【0045】
次に、上記孔版印刷装置の動作を簡単に説明する。製版部2では、プラテンロール21と原紙送りロール22の回転により孔版原紙18を搬送し、原稿読み取り部1で読取った画像情報に基づきサーマルヘッド20の多数の発熱体が選択的に発熱動作することにより孔版原紙18に感熱穿孔して製版し、この製版した孔版原紙18の所定箇所を原紙カッタ24で切断して所望寸法の孔版原紙18を作る。
【0046】
印刷部3では、製版部2で製版された孔版原紙18の先端を版胴26の原紙クランプ部27でクランプし、このクランプした状態で版胴26が回転されて孔版原紙18を版胴26の外周面に巻き付け着版する。
【0047】
給紙部4では版胴26の回転に同期して印刷用紙37を版胴26とプレスロール35との間に搬送する。
【0048】
一方、印刷部3では、印刷時の印刷用紙37の通過時にプレスロール35を押圧位置に位置させる。すると、印刷用紙37が版胴26とプレスロール35間を押圧しながら搬送される。スキージロール32の外周面には常時インク34が供給されるため、この回転によって孔版原紙18の穿孔を介して印刷用紙37にはインク34が転移されて画像が印刷される。
【0049】
排紙部5では、印刷用紙37の先端側を版胴26から分離爪44で剥ぎ取り、版胴26より離間された印刷用紙37を搬送通路45を介して排紙台46に排紙し、ここに積載される。
【0050】
又、排版部6では、新たな製版を開始するに際して、先の印刷用の孔版原紙18が版胴26の外周面に巻き付け装着されている場合に、製版する前段階で版胴26の原紙クランプ部27を解除し、クランプ解除した孔版原紙18の先端側を版胴26を回転しながら排版搬送手段47で導き排版ボックス48に収納する。
【0051】
次に、この排版動作を詳しく説明する。版胴26が図5の排版位置まで回転し、その後に原紙クランプ部27が図5の仮想線で示すクランプ位置から図5の実線で示すクランプ解除位置に変移される。このクランプ解除と共に排版搬送手段47が排版搬送駆動手段70によって駆動される。すると、図5にて矢印方向に主動ガイドロール63、圧接ガイドベルト65、先端ガイドベルト64等が回転駆動する。
【0052】
上記したクランプ解除によって、版胴26の外周面に沿ってカールされていた孔版原紙18の先端側は図示しないはね上げ板によって版胴26の外周面から強制的に離間される。すると、この離間した孔版原紙18の先端側が先端ガイドベルト64に接触し、先端ガイドベルト64との摩擦によって搬送力を付与され、孔版原紙18の先端側が搬送ガイドロール63と圧接ガイドベルト65との間に導かれる。
【0053】
次に、版胴26が図5にて矢印で示す方向に回転され、この回転によって孔版原紙18の先端側は搬送ガイドロール63と圧接ガイドベルト65との間に入り込み、搬送ガイドロール63の外周面に圧接ガイドベルト65が圧接していることから搬送ガイドロール63及び圧接ガイドベルト65の移動による摩擦力を受けてこれらの間を搬送される。これにより孔版原紙18は版胴26の回転と共に版胴26より引き剥がされながら搬送ガイドロール63と圧接ガイドベルト65間を搬送され、排版ボックス48内の入口スペースに排出される。
【0054】
次に、排版圧縮部材49が図7の待機位置から図8の圧縮位置に移動する。すると、この移動過程で入口スペースに収容された孔版原紙18が排版ボックス48の奥スペースに押しやられ圧縮される。その後、排版圧縮部材49が再び待機位置に戻され、これで完了する。
【0055】
上記排版動作過程にあって、排版圧縮部材49の動作中に排版ボックス48を装置本体50より取り出そうとすると、この取り出しが排版ボックスロック手段94によって阻止される。従って、従来のように装置が緊急停止状態とされないため、排版ボックス48の取り出しによる緊急停止に伴う面倒な復帰作業をする必要がない。つまり、従来例のように、排版ボックス48内の孔版原紙18を取り除きその後に排版ボックス48を装着位置に戻したり、排版圧縮部材49自体を待機位置に戻し、その後に排版ボックス48を装着位置に戻す等の復帰作業を回避できる。又、従来例では、緊急停止時点が製版又は着版動作と重なると排版ボックス48を装着位置に戻した後にこれらの復帰作業もする必要があるが、このような復帰作業もする必要がなくなる。
【0056】
又、排版圧縮部材49の非動作中に排版ボックス48を装置本体50より取り出そうとすると、排版ボックスロック手段94がアンロック状態であるため、装置本体50より取り出し可能である。そして、排版ボックス48が装着位置より引き出されたことを安全スイッチSW2が検出し、装置が他の動作中であればそれ以降の駆動が緊急停止される。これにより排版ボックス48無しで排版動作がなされたり、排版ボックス48の装着スペースより版胴26に接触可能な状態で版胴26が回転したりする事態を防止できる。
【0057】
この実施形態では、排版ボックスロック手段94は、排版圧縮部材49の移動に追従して移動する係止部材95と、排版ボックス48に設けられ、排版圧縮部材49の待機位置以外では係止部材95に係止して排版ボックス48の取り出し方向の移動を阻止するロック部材96とから構成したので、排版圧縮部材49側に係止部材95を、排版ボックス48側にロック部材96を設けるだけで良いため、排版ボックスロック手段94を簡単に構成できる。
【0058】
尚、排版圧縮部材49が動作中であるか否かを検出する検出手段と、排版ボックス48をロックするロック手段と、このロック手段を制御でき、検出手段が排版圧縮部材49の動作中を検出している間のみロック手段をロック状態に制御する制御手段とから構成しても良い。つまり、電気的に制御する手段で構成しても良い。
【0059】
この実施形態では、係止部材95は排版圧縮部材49の回転移動に追従して回転する回転部材であり、係止部材95とロック部材96との互いに対向する対向面95a,96a同士を近接対向する円弧状の面として形成したので、係止部材95とロック部材96が面接触で広い範囲に亘って、全ての対向面で隙間のない係止状態となるため、強いロック力でガタ付きのないロック状態が得られる。
【0060】
尚、前記実施形態では、本発明の排版装置を孔版印刷装置の排版部6に適用した場合を示したが、孔版以外の印刷装置、つまり、版原紙を排版ボックス内に収容し、且つ、収容した版原紙を排版圧縮部材にて奥に強制的に押し込む装置であれば略同様に適用できる。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、排版圧縮部材の動作中に排版ボックスを装置本体の装着位置より取り出そうとすると、この取り出しが排版ボックスロック手段によって阻止され、装置が緊急停止状態とされないため、排版ボックスの取り出しによる緊急停止に伴う面倒な復帰作業をする必要がない。また、排版圧縮部材側に係止部材を、排版ボックス側にロック部材を、それぞれ設けるだけで良いため、排版ボックスロック手段を簡単に構成できる。
【0063】
請求項の発明によれば、係止部材とロック部材が面接触で広い範囲に亘って全ての対向面で隙間のない係止状態となるため、強いロック力でガタ付きのないロック状態が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、孔版印刷装置の概略構成図である。
【図2】本発明の一実施形態を示し、排版カバーフレームが解放位置に位置する排版部の斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態を示し、排版部の平面図である。
【図4】本発明の一実施形態を示し、排版搬送手段の駆動系を示す排版部の側面図である。
【図5】本発明の一実施形態を示し、(A)は排版搬送手段を示す排版部の要部断面図、(B)は圧接ガイドベルトのガイドローラへの圧接状態を示す説明図である。
【図6】本発明の一実施形態を示し、排版圧縮部材の駆動系を示す排版部の側面図である。
【図7】本発明の一実施形態を示し、排版圧縮部材が待機位置に位置する状態の排版部の側面図である。
【図8】本発明の一実施形態を示し、排版圧縮部材が圧縮位置に位置する状態の排版部の側面図である。
【図9】従来例を示し、排版圧縮部材が待機位置に位置する排版装置の側面図である。
【図10】従来例を示し、排版圧縮部材が待機位置と圧縮位置との中間位置に位置する排版装置の側面図である。
【図11】従来例を示し、排版圧縮部材が圧縮位置に位置する排版装置の側面図である。
【符号の説明】
6 排版部(排版装置)
26 版胴
27 原紙クランプ部
18 孔版原紙
47 排版搬送手段
48 排版ボックス
49 排版圧縮部材
50 装置本体
51a ボックス収容スペース(装着位置)
94 排版ボックスロック手段
95 係止部材
95a 対向面
96 ロック部材
96a 対向面

Claims (2)

  1. 使用済みの孔版原紙を搬送する排版搬送手段と、装置本体の装着位置に着脱自在に設けられ、前記排版搬送手段により搬送されて来る前記孔版原紙を収容する排版ボックスと、この排版ボックスの内部スペースより外に位置する待機位置と前記排版ボックスの内部スペース内の圧縮位置との間で移動自在に設けられ、前記排版搬送手段により前記排版ボックス内に搬送されて来た前記孔版原紙を前記排版ボックス内に押し込む排版圧縮部材とを備えた印刷装置の排版装置において、
    前記排版圧縮部材が待機位置以外の位置で、前記装着位置に位置する前記排版ボックスの取出し移動を阻止する排版ボックスロック手段を設け、この排版ボックスロック手段は、前記排版圧縮部材の移動に追従して移動する係止部材と、前記排版ボックスに設けられ、前記排版圧縮部材の待機位置以外で前記係止部材に係止して前記排版ボックスの取り出し方向の移動を阻止するロック部材とから構成されたことを特徴とする印刷装置の排版装置。
  2. 請求項記載の印刷装置の排版装置であって、
    前記係止部材は前記排版圧縮部材の回転移動に追従して回転する回転部材であり、前記係止部材と前記ロック部材との互いに近接対向する対向面同士を円弧状の面として形成したことを特徴とする印刷装置の排版装置。
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