JP2000218917A - 孔版印刷装置 - Google Patents

孔版印刷装置

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JP2000218917A
JP2000218917A JP11021216A JP2121699A JP2000218917A JP 2000218917 A JP2000218917 A JP 2000218917A JP 11021216 A JP11021216 A JP 11021216A JP 2121699 A JP2121699 A JP 2121699A JP 2000218917 A JP2000218917 A JP 2000218917A
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JP
Japan
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master
plate cylinder
temporary storage
stencil printing
winding
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JP11021216A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Kobayashi
一喜 小林
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Tohoku Ricoh Co Ltd
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Tohoku Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一時貯容部に一旦貯容される製版済みのマス
タが正しく一時貯容部に貯容されているかどうかを確実
に検出する。 【解決手段】 吸引手段32に吸引されて一時貯容部2
6に一旦貯容される製版済みのマスタ2は、マスタ吸引
口30から一時貯容部26内にループ状に吸引されるこ
とに着目し(図3参照)、一時貯容部26内のマスタ吸
引口30近傍に配置したマスタ検知手段33によって、
一時貯容部26内における搬送経路21の下流側の位置
でのみマスタ2の有無を検知するようにした。これによ
り、正しく一時貯容部26に吸引されたマスタ2が必ず
マスタ検知手段33に検知されるのに対し、例えばマス
タ2の先端部が一時貯容部26内に吸引されたような場
合(図6参照)、マスタ2は一時貯容部26内の搬送経
路21上流側に位置するため検知されない。こうして、
マスタ検知手段33の検知結果に基づき、マスタ2が正
しく搬送されているかどうかが判定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、孔版印刷装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】孔版印刷装置では、一般に、熱可塑性樹
脂フィルムからなるマスタがロール状に巻き付けられた
マスタロールから印刷手段の版胴に至る搬送経路に製版
手段を設け、マスタロールから引き出されたマスタを製
版手段のプラテンローラによって版胴に向けて搬送する
とともにサーマルヘッドにて加熱穿孔製版する。製版さ
れたマスタは、カッタ手段により一版分のマスタに切断
されて版胴に巻着される。この版胴に巻着されたマスタ
と印刷用紙とをプレスローラで連続的に押圧することに
より印刷を行う孔版印刷装置が一般に知られている。
【0003】このような孔版印刷装置では、まず、版胴
に巻着されている使用済みのマスタを剥離して廃棄する
排版が行われる。次に、マスタを加熱穿孔製版する製版
が行われ、製版されたマスタは版胴に巻着されるとプレ
スローラにより加圧される。これにより、版胴内部に設
けられたインキ供給手段により供給されたインキが版胴
の表面に充填されるとともに、マスタを版胴に密着させ
る版付けが行われる。そして、この版付けが終了後に通
常の印刷が行われるような方法が一般に採られている。
【0004】前述したような孔版印刷装置では、排版が
終了することで次の原稿の製版が行われるので、次に版
胴に巻着されるマスタの製版は排版の終了を待って行わ
れていた。しかしながら、近年では、ファーストプリン
トタイムを高速化するために、使用済みのマスタを版胴
から剥離して廃棄しながら、次に版胴に巻着するマスタ
の製版を行うような方法を採用する孔版印刷装置が開発
されて一般に知られている。
【0005】このような孔版印刷装置では、排版が行わ
れるとともに次に版胴に巻着されるマスタの製版が行わ
れる。一版分の製版がなされたマスタはカッタ等で切断
されて、吸引ファン等により吸引することで貯容箱に一
旦貯容される。そして、排版の終了次第、一旦貯容され
たマスタを版胴に巻着するような機構となっているもの
がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、吸引フ
ァン等によるマスタの吸引では、マスタの腰の強さに逆
らってマスタを吸引しているので、マスタのロット間の
バラツキ等で特にマスタの腰が強いものがあった場合
や、放置時の振動等により搬送ローラ等が逆転して貯容
箱の開口部上でマスタに膨らみが生じた場合などには、
貯容箱内にマスタを吸引できないことがある。
【0007】ここで、マスタが貯容箱内に吸引されるに
際して、正しくは、貯容箱におけるマスタ吸引口からマ
スタはループ状に吸引される(図3参照)。これに対
し、マスタが正しく貯容箱内に吸引されない場合の例と
しては、例えば、マスタがその先端部から貯容箱内に吸
引されたるようなことがしばしば生ずる(図6参照)。
【0008】マスタが正しく貯容箱内に吸引されない場
合には、マスタが搬送ローラ等に絡み付いてジャムとな
ることがあり、この場合にはその後処理が面倒である。
また、貯容箱に貯容できなかったマスタを無理にカッタ
で切断することにより、カッタ部分にマスタが入り込ん
でしまいジャム処理を更に面倒にしてしまったり、カッ
タ屑を生じて貯容箱に残留することで吸引力を低下させ
てしまったり、そのカッタ屑がマスタに付着して搬送さ
れ版胴に貼り付くことにより印刷に濃度ムラや画像抜け
等を生じるといった問題が発生することもある。さら
に、マスタを一旦貯容しておく構造上、マスタのジャム
を検知するまでにマスタを多量に搬送してしまうので、
ジャムが発生した際には廃棄されるマスタの量が多くな
り、無駄が生ずる。
【0009】本発明の目的は、マスタの貯容動作が正し
く行なわれているかどうかを判定することである。
【0010】本発明の別の目的は、マスタの貯容動作を
正しく行なうことができるようにすることである。
【0011】本発明のさらに別の目的は、マスタの貯容
動作が正しく行われない場合には、その後の処理を停止
して後処理の煩雑さを回避することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の孔版印刷
装置の発明は、版胴に向かう所定の搬送経路中でマスタ
を製版し、製版されたマスタを版胴に巻着し、この版胴
に巻着されたマスタと印刷用紙とを当接加圧することに
よって印刷用紙に所望の画像を印刷するようにした孔版
印刷装置において、製版済みのマスタを吸引手段で吸引
して一時貯容部に一旦貯容する貯容手段と、一時貯容部
内におけるマスタ吸引口の近傍であって搬送経路の下流
側の位置でのみマスタの有無を検知するマスタ検知手段
と、を備え、マスタ検知手段の検知結果に基づいてマス
タが正しく搬送されているかどうかを判定するようにし
た。
【0013】したがって、製版済みのマスタは吸引手段
によって吸引されて一時貯容部に一旦貯容される。この
際、マスタは、マスタ吸引口から一時貯容部内にループ
状に吸引される。このため、正しく一時貯容部に吸引さ
れたマスタは、必ずマスタ検知手段に検知されることに
なる。これに対し、例えばマスタの先端部がマスタ吸引
口から一時貯容部に吸引されてしまったような場合、マ
スタは、一時貯容部内において搬送経路上流側に位置す
ることになり、マスタ検知手段によるマスタの検知が行
なわれない。そこで、マスタ検知手段の検知結果に基づ
いてマスタが正しく搬送されているかどうかが判定され
る。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載の孔
版印刷装置において、製版されたマスタを一時貯容部に
貯容された状態で待機させる。
【0015】したがって、マスタは確実に一時貯容部に
引き込まれ、マスタを一旦貯容する動作の確実性が得ら
れる。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の孔版印刷装置において、製版されたマスタを切断す
るカッタ部と、版胴に対してマスタを給版するに際して
マスタ検知手段がマスタを検知していることを条件にカ
ッタ部を駆動制御して一版分の長さにマスタを切断する
カッタ制御手段とを備える。
【0017】したがって、版胴に対してマスタを給版す
るに際し、マスタ検知手段がマスタを検知しているこ
と、つまり、マスタが正しく搬送されていることを条件
としてカッタ制御手段によりカッタ部が駆動され、一版
分の長さにマスタが切断される。これにより、マスタの
吸引等に問題があり、マスタが一時貯留部に正しく貯容
されなかった場合にはカッタが作動せず、マスタが切断
されない。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項1、2又は
3記載の孔版印刷装置において、版胴に対するマスタの
巻着完了後にマスタ検知手段がマスタを検知している場
合には巻着ミスが発生したと判定する巻着ミス検知手段
を備える。
【0019】したがって、版胴に対するマスタの巻着完
了後にマスタ検知手段の検知結果を参照するだけで、版
胴に対するマスタの巻着ミスが生じたかどうかが容易に
判定される。
【0020】請求項5記載の発明は、請求項1、2、3
又は4記載の孔版印刷装置において、吸引手段が作動し
てから所定時間経過後にマスタの搬送を実行させるタイ
マ手段を備える。
【0021】したがって、マスタの搬送に先立ち、吸引
手段による吸引力が確実にマスタに作用し、マスタは安
定した吸引力でマスタ吸引口から一時貯容部に吸引され
る。
【0022】請求項6記載の孔版印刷装置の発明は、版
胴に向かう所定の搬送経路中でマスタを製版し、製版さ
れたマスタを版胴に巻着し、この版胴に巻着されたマス
タと印刷用紙とを当接加圧することによって印刷用紙に
所望の画像を印刷するようにした孔版印刷装置におい
て、製版済みのマスタを吸引手段で吸引して一時貯容部
に一旦貯容する貯容手段と、一時貯容部内におけるマス
タ吸引口の近傍でマスタの有無を検知するマスタ検知手
段と、を備え、製版されたマスタを一時貯容部に貯容さ
れた状態で待機させる。
【0023】したがって、製版済みのマスタは吸引手段
によって吸引されて一時貯容部に一旦貯容される。この
際、マスタは確実に一時貯容部に引き込まれ、マスタを
一旦貯容する動作の確実性が得られる。
【0024】請求項7記載の孔版印刷装置の発明は、版
胴に向かう所定の搬送経路中でマスタを製版し、製版さ
れたマスタを版胴に巻着し、この版胴に巻着されたマス
タと印刷用紙とを当接加圧することによって印刷用紙に
所望の画像を印刷するようにした孔版印刷装置におい
て、製版済みのマスタを吸引手段で吸引して一時貯容部
に一旦貯容する貯容手段と、一時貯容部内におけるマス
タ吸引口の近傍でマスタの有無を検知するマスタ検知手
段と、製版されたマスタを切断するカッタ部と、版胴に
対してマスタを給版するに際してマスタ検知手段がマス
タを検知していることを条件にカッタ部を駆動制御して
一版分の長さにマスタを切断するカッタ制御手段と、を
備える。
【0025】したがって、製版済みのマスタは吸引手段
によって吸引されて一時貯容部に一旦貯容される。そし
て、版胴に対してマスタを給版するに際し、マスタ検知
手段がマスタを検知していること、つまり、マスタが正
しく搬送されていることを条件としてカッタ制御手段に
よりカッタ部が駆動され、一版分の長さにマスタが切断
される。これにより、マスタの吸引等に問題があり、マ
スタが一時貯留部に正しく貯容されなかった場合にはカ
ッタが作動せず、マスタが切断されない。
【0026】請求項8記載の孔版印刷装置の発明は、版
胴に向かう所定の搬送経路中でマスタを製版し、製版さ
れたマスタを版胴に巻着し、この版胴に巻着されたマス
タと印刷用紙とを当接加圧することによって印刷用紙に
所望の画像を印刷するようにした孔版印刷装置におい
て、製版済みのマスタを吸引手段で吸引して一時貯容部
に一旦貯容する貯容手段と、一時貯容部内におけるマス
タ吸引口の近傍でマスタの有無を検知するマスタ検知手
段と、を備え、版胴に対するマスタの巻着完了後にマス
タ検知手段がマスタを検知している場合には巻着ミスが
発生したと判定する巻着ミス検知手段を備える。
【0027】したがって、製版済みのマスタは吸引手段
によって吸引されて一時貯容部に一旦貯容される。そし
て、版胴に対するマスタの巻着完了後にマスタ検知手段
の検知結果を参照するだけで、版胴に対するマスタの巻
着ミスが生じたかどうかが容易に判定される。
【0028】請求項9記載の孔版印刷装置の発明は、版
胴に向かう所定の搬送経路中でマスタを製版し、製版さ
れたマスタを版胴に巻着し、この版胴に巻着されたマス
タと印刷用紙とを当接加圧することによって印刷用紙に
所望の画像を印刷するようにした孔版印刷装置におい
て、製版済みのマスタを吸引手段で吸引して一時貯容部
に一旦貯容する貯容手段と、吸引手段が作動してから所
定時間経過後にマスタの搬送を実行させるタイマ手段
と、一時貯容部内におけるマスタ吸引口の近傍でマスタ
の有無を検知するマスタ検知手段と、を備える。
【0029】したがって、製版済みのマスタは吸引手段
によって吸引されて一時貯容部に一旦貯容される。この
際、マスタの搬送に先立ち、吸引手段による吸引力が確
実にマスタに作用し、マスタは安定した吸引力でマスタ
吸引口から一時貯容部に吸引される。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態の孔版印刷
装置を図1ないし図9に基づいて説明する。本実施の形
態の孔版印刷装置1を図1に示す。この孔版印刷装置1
には、マスタ2を一版分づつ製版する製版部3と、この
製版部3により製版された一版分のマスタ2を用いて図
示しない印刷用紙に画像を印刷する印刷部4とが設けら
れている。
【0031】このマスタ2は、和紙繊維、合成繊維、又
は、和紙繊維と合成繊維とを混抄した繊維からなる多孔
性支持体と積層した熱可塑性樹脂フィルム等で形成され
ている。
【0032】まず、印刷部4について説明する。印刷部
4には、一版分のマスタ2が巻着される版胴5が回転自
在に設けられている。版胴5の周囲には、この版胴5に
巻着されるマスタ2の位置に合せて図示しない印刷用紙
を供給する一対のレジストローラ6と、供給された印刷
用紙を版胴5に押し付けるプレスローラ7とが設けられ
ている。このプレスローラ7により印刷用紙が版胴5に
巻装されたマスタ2に押圧されてインキが転移されるこ
とにより、印刷用紙に画像が印刷される。そして、画像
が印刷された印刷用紙を版胴5から剥離して排紙する排
紙部8が設けられている。
【0033】版胴5は、多孔性支持円筒体にメッシュス
クリーンを複数層巻き重ねて形成され、その版胴5の内
部にインキを供給するインキパイプ9を支軸として有
し、そのインキパイプ9により回転自在に支持されてい
る。この多孔性支持円筒体には、開口部5aと非開口部
5bとが形成されている。なお、開口部5aに設けられ
たメッシュスクリーンは、樹脂又は金属性の網体により
形成されている。
【0034】版胴5の外周面上には、製版部3により製
版された一版分のマスタ2の先端部を挟持するステージ
10とクランパ11とが取り付けられている。ステージ
10は、磁性体であり、非開口部5bに設けられていて
版胴5の軸心方向に沿って形成されている。クランパ1
1は、基部を回転自在に支持されて、ステージ10に対
して開閉自在に取り付けられている。
【0035】版胴5の内部には、インキパイプ9から供
給されたインキを版胴5の内周面に供給するインキ供給
部12が設けられている。このインキ供給部12には、
インキパイプ9の下方で版胴5の回転に同期して同一方
向に回転するとともにインキを外周面上に保持して版胴
5の内周面に供給するインキローラ13が設けられてい
る。インキローラ13に対向する位置には、そのインキ
ローラ13の外周面上に保持されるインキの量を一定に
保つドクタローラ14がインキローラ13に対して僅か
に隙間を空けて設けられている。そして、インキローラ
13とドクタローラ14とで形成された楔状空間には、
インキパイプ9から供給されたインキが溜まるインキ溜
り15が形成されている。
【0036】プレスローラ7は、弾性体であるニトリル
ゴムやクロロプレンゴムを芯金の外周に円筒状に形成し
たものである。このプレスローラ7は、プレスローラア
ーム16の一端に回転自在に支持されている。プレスロ
ーラアーム16は、プレスローラ7を支持しない他端側
に固定されたプレスローラアーム軸17を中心に回動自
在に支持されている。そして、プレスローラアーム16
には、このプレスローラアーム16を図1中の時計回り
方向に回転させてプレスローラ7を版胴5に当接させる
図示しないスプリングが取り付けられている。プレスロ
ーラアーム軸17には、図示しないカムフォロアが取り
付けられている。このカムフォロアに対向する位置に
は、そのカムフォロアに当接してプレスローラアーム1
6を回動させることによりプレスローラ7を版胴5に当
接および離間させる図示しないカムが回転自在に設けら
れている。そして、プレスローラアーム16には、プレ
スローラ7が版胴5から離間した状態でプレスローラア
ーム16を係止する図示しない係止手段が設けられてい
る。プレスローラ7は、レジストローラ6から印刷用紙
が供給されていないとき係止手段により版胴5から離間
されて保持されている。
【0037】排紙部8には、画像が印刷された図示しな
い印刷用紙を版胴5から剥離する剥離爪18と、この剥
離爪18により剥離された印刷用紙が積載される排紙ト
レイ19とが設けられている。
【0038】このような構造の印刷部4では、製版部3
により製版された一版分のマスタ2が版胴5に巻着され
る。そして、そのマスタ2の位置に合せてレジストロー
ラ6により印刷用紙が供給される。この供給された印刷
用紙をプレスローラ7によりマスタ2を介して版胴5に
押圧する。このとき、版胴5内でインキ供給部12によ
り供給されるインキが版胴5の孔およびマスタ2の穿孔
部から滲み出して、印刷用紙に転移することにより印刷
用紙に所望の画像が印刷される。そして、所望の画像が
印刷された印刷用紙は、剥離爪18により剥離されて排
紙トレイ19に排紙される。
【0039】次に、製版部3について説明する。孔版印
刷装置1の図示しない側板には、マスタ2が巻き付けら
れたマスタロール20が回転自在で着脱自在に支持され
ている。そして、このマスタロール20から版胴5へマ
スタ2が搬送される経路には、搬送経路21が形成され
ている。
【0040】搬送経路21には、マスタ2を加熱穿孔製
版するサーマルヘッド22と、このサーマルヘッド22
にマスタ2を押し付けるとともに搬送するプラテンロー
ラ23とが配置されている。そして、サーマルヘッド2
2とプラテンローラ23とにより加熱穿孔部24が形成
されている。加熱穿孔部24よりも搬送経路21の下流
側には、マスタ2を一版分の長さで切断する上下一対の
カッタ部25が配置されている。カッタ部25よりも搬
送経路21下流側には、加熱穿孔部24により加熱穿孔
製版されたマスタ2を一旦貯容する一時貯容部としての
貯容箱26が配置されている。また、貯容箱26よりも
搬送経路21下流側には、マスタ2を搬送する上下一対
の搬送ローラ27が配置されている。
【0041】プラテンローラ23には、ステッピングモ
ータ28(図2参照)が連結されている。プラテンロー
ラ23は、前述した側板に回転自在に支持され、ステッ
ピングモータ28により駆動されて図1中の時計回りに
回転することでマスタ2をマスタロール20から引き出
すしくみになっている。
【0042】カッタ部25は、可動刃25aと固定刃2
5bとにより形成されるギロチン式カッタである。固定
刃25bは、搬送中のマスタ2に干渉しないようにマス
タ搬送経路21のやや下側に固定されている。可動刃2
5aは、カッタ駆動用のカッタ駆動モータ29に連結さ
れ、その駆動で固定刃25bと所定のギャップを有して
交差することによりマスタ2を切断する。
【0043】また、搬送ローラ27は、駆動ローラ27
aと従動ローラ27bとにより形成されている。駆動ロ
ーラ27aには、電磁クラッチ35(図2参照)を介し
て、図示しない駆動ベルトによりプラテンローラ23を
駆動するステッピングモータ28が連結されている。駆
動ローラ27aは、電磁クラッチ35が接続されたとき
に、図示しない駆動ベルトを介してステッピングモータ
28の駆動力が伝達される。従動ローラ27bは、前述
した側板により回転自在に支持されている。搬送ローラ
27の周速度は、マスタ2が変形しない状態でプラテン
ローラ23の周速度よりも僅かに速い周速度に設定され
ている。
【0044】貯容箱26には、その入口であるマスタ吸
引口としての貯容口30と、搬送経路21の一部を形成
してその貯容口30を開閉する開閉板31と、マスタ2
を吸引する吸引ファン32とが設けられている。この吸
引ファン32により吸引手段が構成され、この吸引手段
を構成する吸引ファン32、貯容箱26および開閉板3
1により貯容手段が構成されている。そして、貯容箱2
6内における貯容口30の近傍であって搬送経路21の
下流側には、貯容箱26に一旦貯容されたマスタ2を検
知するマスタ検知センサ33が設けられている。このマ
スタ検知センサ33は、反射型の光センサであるが、そ
の感度は微弱に設定されている。例えば、図3に示すよ
うなマスタ2は検知することができるが、図6に示すよ
うなマスタ2は検知することができない程度の感度に設
定されている。なお、開閉板31は、軸31aにより回
動自在に軸支され、開閉板駆動モータ34(図2参照)
で駆動されて開閉する。次に、孔版印刷装置1の電気的
なハードウェア構成について説明する。図2に示すよう
に、この孔版印刷装置1には、サーマルヘッド22、ス
テッピングモータ28、電磁クラッチ35、カッタ駆動
モータ29、開閉板駆動モータ34、吸引ファン32の
各構成に加えて、制御部36が設けられている。制御部
36は、各部の制御および演算等を行うCPU37と、
各部の制御等のプログラムが記録されているROM38
と、入出力部39から入力された情報等を一旦記憶する
RAM40等とにより構成されるマイクロコンピュータ
である。制御部36には、サーマルヘッド22を駆動す
るサーマルヘッド駆動部41、ステッピングモータ28
を駆動するステッピングモータ駆動部42、電磁クラッ
チ35を駆動する電磁クラッチ駆動部43、カッタ駆動
モータ29を駆動するカッタ駆動部44、開閉板駆動モ
ータ34を駆動する開閉板駆動部45、吸引ファン32
を駆動する吸引ファン駆動部46が接続されている。ま
た、このマイクロコンピュータの入出力部39には、マ
スタ検知センサ33や、印刷動作をスタートするスター
トキー47等が接続されている。
【0045】このような構成において、孔版印刷装置の
動作について、図7ないし図9のフローチャート図を参
照して説明する。なお、図7は、本実施の形態の孔版印
刷装置における製版部3の動作(ステップ1ないしステ
ップ14)を示して、図8は、製版部3における後述す
るタイマ手段の動作(ステップ15ないしステップ1
9)を示して、図9は、後述する巻着ミス検知手段の動
作(ステップ20ないしステップ28)を示すフローチ
ャート図である。
【0046】まず、スタートキー47がオペレータによ
りONされると、制御部36により製版部3および印刷
部4のそれぞれに動作指令が付与される。
【0047】印刷部4では、版胴5が図示しない版胴駆
動部により図1中の時計回り方向に駆動回転され、図示
しないマスタ剥離手段により使用済みのマスタ2が版胴
5の表面から剥離廃棄される。
【0048】この使用済みのマスタ2の剥離廃棄動作に
並行して、製版部3では、マスタ2の加熱穿孔製版が行
われる。まず、スタートキー47により製版スタートが
指令されると(ステップS1)、吸引ファン駆動部46
により吸引ファン32が駆動される(ステップS2)。
この時、制御部36では、吸引ファン32の駆動ONか
らの経過時間のカウントが開始される。そして、予め設
定された時間が経過することにより(ステップS3の
Y)、制御部36は、ステッピングモータ28を駆動し
てプラテンローラ23を図1中の時計回りに回転させ
て、更に、搬送ローラ27が所定の角度だけ回転するよ
うに電磁クラッチ35を接続離反する(ステップS
4)。これらの制御部36による制御がタイマ手段の動
作として行われる。そして、前述したように、搬送ロー
ラ27の回転の周速度はプラテンローラ23の回転の周
速度より僅かに速い設定になっているので、図4に示す
ようなマスタ2の弛みが引き伸ばされてマスタ2が貯容
箱26の貯容口30に引き寄せられることとなる。した
がって、図3に示すように、プラテンローラ23の回転
にともない搬送されるマスタ2は、確実に吸引手段によ
り吸引されて貯容箱26の中に凹形状に吸引貯容される
ようになる。この際、ステップS3の待機処理によりタ
イマ手段の機能が実行され、これにより、マスタ2には
吸引ファン32による吸引力が確実に作用することにな
り、マスタ2を吸引する動作の確実性が得られる。
【0049】なお、図5および図6に示すように、何ら
かの原因でマスタ2の搬送を開始して(ステップS4お
よび15)から所定の時間経過後に(ステップS16の
Y)マスタ検知センサ33の検知がない場合(ステップ
S17のN)、制御部36は、プラテンローラ23の駆
動をOFFしてマスタ2の搬送を停止する(ステップS
18)とともに、図示しない操作パネルにジャムを知ら
せる表示をする(ステップS19)。
【0050】そして、制御部36は、プラテンローラ2
3の駆動を開始してから所定量駆動すると(ステップS
5のY)、図示しない原稿の画像情報に応じてサーマル
ヘッド22を駆動させることにより、マスタ2を加熱穿
孔製版する(ステップS6)。
【0051】ここで、上述したようなマスタ2の製版・
待機処理は、使用済みのマスタ2の版胴5からの剥離廃
棄処理と並列して行なわれる。この使用済みのマスタ2
の剥離廃棄処理について説明する。版胴5は、使用済み
のマスタ2が剥離廃棄されると(ステップS20)、ク
ランパ11が略真上に配置される位置で回転を停止し
て、クランパ11がステージ10から離れて開放される
ことによりマスタ供給待ち状態となる。
【0052】そして、このような状態で、使用済みのマ
スタ2の剥離廃棄処理と並列して製版されたマスタ2の
版胴5への巻着処理として、電磁クラッチ35を接続し
て搬送ローラ27を回転させることにより、マスタ2の
先端部を版胴5に向けて搬送する(ステップS21)。
そして、制御部36では、ステッピングモータ28を駆
動するステップ数によりマスタ2の先端部の位置が算出
される。制御部36は、マスタ2の先端部がステージ1
0とクランパ11との間に到達したことを算定すると、
搬送ローラ27の回転を停止して、図示しないクランプ
駆動部を駆動することによりクランパ11を閉じて、マ
スタ2の先端部をステージ10とクランパ11とで挟持
させる。マスタ2の先端部がクランプされると、版胴5
は、図示しない駆動部により駆動されて、図1中の時計
回り方向に回転する(ステップS22)。これにより、
貯容箱26に貯容された製版済みのマスタ2が引き出さ
れながら版胴5の外周面に巻着される(ステップS2
3)。
【0053】このような巻着動作に並行して、製版部3
では、継続して原稿の製版が行われていて、制御部36
は、ステッピングモータ28を駆動するステップ数を算
出することで、マスタ2の加熱穿孔製版(ステップS
6)および所定量の搬送(ステップS7のY)が完了し
たことを算定すると、プラテンローラ23の回転を止め
てマスタ2の搬送を停止する(ステップS8)。この状
態で、印刷が終了するまで待機する。
【0054】そして、印刷終了後、制御部36は、マス
タ検知センサ33がマスタ2を検知していることを確認
して(ステップS9のY)、カッタ部25を駆動するこ
とによりマスタ2を一版分に切断する(ステップS1
0)。また、制御部36は、版胴5がマスタ2を巻着し
てマスタ2が貯容箱26から完全に引き出される前に、
マスタ2の切断を完了するように制御している。ここ
に、カッタ制御手段が実行される。
【0055】なお、版胴5がマスタ2の巻着を完了した
ときに(ステップS23)、マスタ検知センサ33によ
り貯容箱26のマスタ残りが検知されると(ステップS
24のY)、制御部36は、各駆動部を停止させる(ス
テップS27)とともに図示しない操作パネルに巻着ミ
スを表示する(ステップS28)。この動作が巻着ミス
検知手段としての動作である。
【0056】また、版胴5へのマスタ2の巻着が正常に
終了した場合には(ステップS24のN)、給紙トレイ
に積載されている印刷用紙が分離給紙装置により一枚分
離給送される(全て図示せず)。給送された印刷用紙
は、レジストローラ6によりタイミングを計られて版胴
5とプレスローラ7との間に搬送される。図示しない印
刷用紙検知センサにより印刷用紙の通過が検知される
と、プレスローラ7の図示しない係止手段が解除され
て、プレスローラ7は図示しないバネにより版胴側に付
勢されて、印刷用紙と版胴5に巻着されたマスタ2とを
版胴5に連続的に押圧する版付けが行われる(ステップ
S25)。これにより、版胴5の内部のインキは、版胴
5表面の開口部5aおよびマスタ2の穿孔から滲み出
し、その後、印刷用紙に所望の画像が印刷される(ステ
ップS26)。印刷がなされた印刷用紙は、図示しない
駆動装置により近接離反される剥離爪18で、版胴5か
ら剥離されて排紙トレイ19に排紙積載される。
【0057】また、版胴5へのマスタ2の巻着完了後
(ステップS11)、製版部3では、前述した印刷部4
の版付け動作に並行して、製版部3を初期状態にして次
の製版のために待機させる動作が行われる(ステップS
12)。まず、吸引ファン32の駆動を停止するととも
に開閉板駆動部45を駆動して開閉板31を図1中の反
時計回りに略90度回転させることにより貯容箱26の
貯容口30を閉口する。次に、ステッピングモータ28
を起動させるとともに電磁クラッチ35を接続してプラ
テンローラ23および搬送ローラ27を回転させること
により、切断されたマスタ2の先端部を一対の搬送ロー
ラ27により形成される楔状部分に向けて搬送する。制
御部36は、ステッピングモータ28を駆動するステッ
プ数を算出することにより、マスタ2の先端部が一対の
搬送ローラ27により形成される楔状部分に到達したこ
とが算定されると、プラテンローラ23および搬送ロー
ラ27を停止させる。そして、開閉板31を図1中の時
計回りに回転させて貯容口30を開口することにより、
製版部3は、初期状態となり次の製版のために待機す
る。
【0058】したがって、上記した実施例では、マスタ
検知センサ33を貯容箱26の貯容口30近傍のマスタ
搬送下流側側面に設置したので、図4ないし図6に示す
ようなマスタ2の吸引動作不良、とりわけ、図6に例示
するようなマスタ2の吸引動作不良であっても確実に検
知される。図6に例示するような吸引不良が生じた場
合、マスタ2は貯容箱26の貯容口30からループ状に
吸引されず、その先端部だけが貯容箱26内におけるマ
スタ2の搬送方向上流側の壁面に沿い進行するのに対
し、このような位置に位置するマスタ2は感度が弱いマ
スタ検知センサ33によって検知されない。このため、
制御部36では、マスタ2の吸引動作に支障が生じてい
ると認識することになる。こうして、制御部36はマス
タ2のジャムを早期に認識してマスタ2の搬送を停止す
ることで、ジャムの処理を簡単にすることができる。
【0059】また、製版されたマスタ2は、吸引ファン
32により吸引されて一旦貯容箱26に貯容された状態
で待機するので、マスタ2が確実に吸引ファン32によ
り吸引されて、貯容時におけるトラブルを防止すること
ができる。
【0060】更に、マスタ検知センサ33によりマスタ
2が貯容箱26に所望に貯容されていることを検知する
ことでカッタ部25が駆動されてマスタ2の切断が行わ
れるので、ジャムした状態のマスタ2を切断してジャム
の処理が更に面倒になったり、カッタ屑が生じてマスタ
2や版胴5等に付着することにより印刷に印刷ムラ等の
支障をきたしたり、カッタ屑がフィルタ等に付着するこ
と等による吸引力の低下が起こることがない。
【0061】また、制御部36は、版胴5へのマスタ2
の巻着が完了時にマスタ検知センサ33がマスタ2を検
知することにより、巻着ミスを認識してマスタ2の搬送
を停止させるので、ジャムの処理が面倒になってしまっ
たりマスタ2を無駄に搬送してしまうことがない。
【0062】そして、タイマ手段は、吸引ファン32が
駆動されてから所定の時間が経過することにより、マス
タ2の製版開始に伴うマスタ2の搬送を行うので、吸引
ファン32による吸引力が充分に立ち上がってからマス
タ2の搬送が行われる。これにより、図4に示すよう
な、マスタ2の浮き上がり等が発生しづらくなり、吸引
ファン32によるマスタ2の吸引がより確実に行われ
る。
【0063】
【発明の効果】請求項1記載の孔版印刷装置の発明は、
製版済みのマスタを吸引手段で吸引して一時貯容部に一
旦貯容する貯容手段と、一時貯容部内におけるマスタ吸
引口の近傍であって搬送経路の下流側の位置でのみマス
タの有無を検知するマスタ検知手段と、を備え、マスタ
検知手段の検知結果に基づいてマスタが正しく搬送され
ているかどうかを判定するようにしたので、吸引手段に
よって吸引されて一時貯容部に一旦貯容される製版済み
のマスタは、正しくはマスタ吸引口から一時貯容部内に
ループ状に吸引されるため、一時貯部内の搬送経路下流
側の位置でのみマスタの有無を検知するマスタ検知手段
によってマスタが検知された場合には、マスタが正しく
搬送されて一時貯容部に貯容されていることを知ること
ができる。逆に、マスタ検知手段によってマスタが検知
できないことをもって、マスタは正しく搬送されて一時
貯容部に貯容されていないことが分かる。つまり、請求
項1記載の発明によれば、マスタ検知手段の検知結果に
基づいてマスタが正しく搬送されているかどうかを正し
く判定することができる。これにより、ジャム処理の容
易化やマスタの無駄な搬送を確実に防止することができ
る。
【0064】請求項2記載の発明は、請求項1記載の孔
版印刷装置において、製版されたマスタを一時貯容部に
貯容された状態で待機させるようにしたので、マスタを
確実に一時貯容部に引き込むことができ、したがって、
マスタを一旦貯容する動作の確実性を得ることができ
る。
【0065】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の孔版印刷装置において、製版されたマスタを切断す
るカッタ部と、版胴に対してマスタを給版するに際して
マスタ検知手段がマスタを検知していることを条件にカ
ッタ部を駆動制御して一版分の長さにマスタを切断する
カッタ制御手段とを備えるので、マスタが正しく搬送さ
れている場合にのみマスタを切断し、マスタが正しく搬
送されない場合にはマスタの切断動作を停止することが
できる。したがって、マスタが版胴に正しく給版されな
いにもかかわらずにマスタが切断されることに伴う不都
合、例えば、ジャムの処理が更に面倒になったり、カッ
タ屑が生じてマスタや版胴等に付着して印刷に印刷ムラ
等の支障をきたしたり、カッタ屑がフィルタ等に付着す
ることにより吸引手段の吸引力が低下してしまう等の不
都合を確実に防止することができる。
【0066】請求項4記載の発明は、請求項1、2又は
3記載の孔版印刷装置において、版胴に対するマスタの
巻着完了後にマスタ検知手段がマスタを検知している場
合には巻着ミスが発生したと判定する巻着ミス検知手段
を備えるので、版胴に対するマスタの巻着完了後にマス
タ検知手段の検知結果を参照するだけで、版胴に対する
マスタの巻着ミスが生じたかどうかを容易に判定するこ
とができる。
【0067】請求項5記載の発明は、請求項1、2、3
又は4記載の孔版印刷装置において、吸引手段が作動し
てから所定時間経過後にマスタの搬送を実行させるタイ
マ手段を備えるので、マスタの搬送に先立ち、吸引手段
による吸引力を確実にマスタに作用させることができ、
したがって、マスタの浮き上がり等が発生しにくくな
り、マスタを安定した吸引力で確実にマスタ吸引口から
一時貯容部に吸引することができる。
【0068】請求項6記載の孔版印刷装置の発明は、製
版済みのマスタを吸引手段で吸引して一時貯容部に一旦
貯容する貯容手段と、一時貯容部内におけるマスタ吸引
口の近傍でマスタの有無を検知するマスタ検知手段とを
備え、製版されたマスタを一時貯容部に貯容された状態
で待機させるようにしたので、マスタを確実に一時貯容
部に引き込むことができ、したがって、マスタを一旦貯
容する動作の確実性を得ることができる。
【0069】請求項7記載の孔版印刷装置の発明は、製
版済みのマスタを吸引手段で吸引して一時貯容部に一旦
貯容する貯容手段と、一時貯容部内におけるマスタ吸引
口の近傍でマスタの有無を検知するマスタ検知手段と、
製版されたマスタを切断するカッタ部と、版胴に対して
マスタを給版するに際してマスタ検知手段がマスタを検
知していることを条件にカッタ部を駆動制御して一版分
の長さにマスタを切断するカッタ制御手段と、を備える
ので、マスタが正しく搬送されている場合にのみマスタ
を切断し、マスタが正しく搬送されない場合にはマスタ
の切断動作を停止することができる。したがって、マス
タが版胴に正しく給版されないにもかかわらずマスタが
切断されることに伴う不都合、例えば、ジャムの処理が
更に面倒になったり、カッタ屑が生じてマスタや版胴等
に付着して印刷に印刷ムラ等の支障をきたしたり、カッ
タ屑がフィルタ等に付着することにより吸引手段の吸引
力が低下してしまう等の不都合を確実に防止することが
できる。
【0070】請求項8記載の孔版印刷装置の発明は、製
版済みのマスタを吸引手段で吸引して一時貯容部に一旦
貯容する貯容手段と、一時貯容部内におけるマスタ吸引
口の近傍でマスタの有無を検知するマスタ検知手段とを
備え、版胴に対するマスタの巻着完了後にマスタ検知手
段がマスタを検知している場合には巻着ミスが発生した
と判定する巻着ミス検知手段を備えるので、版胴に対す
るマスタの巻着完了後にマスタ検知手段の検知結果を参
照するだけで、版胴に対するマスタの巻着ミスが生じた
かどうかを容易に判定することができる。
【0071】請求項9記載の孔版印刷装置の発明は、製
版済みのマスタを吸引手段で吸引して一時貯容部に一旦
貯容する貯容手段と、吸引手段が作動してから所定時間
経過後にマスタの搬送を実行させるタイマ手段と、一時
貯容部内におけるマスタ吸引口の近傍でマスタの有無を
検知するマスタ検知手段とを備えるので、マスタの搬送
に先立ち、吸引手段による吸引力を確実にマスタに作用
させることができ、したがって、マスタの浮き上がり等
が発生しにくくなり、マスタを安定した吸引力で確実に
マスタ吸引口から一時貯容部に吸引することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す孔版印刷装置の縦
断正面図である。
【図2】電気的なハードウェア構成を示すブロック図で
ある。
【図3】マスタが正常に吸引されている状態を示す説明
図である。
【図4】マスタの吸引動作不良として、マスタに弛みが
生じている状態を示す説明図である。
【図5】マスタの吸引動作不良として、マスタに凸部が
生じた状態を示す説明図である。
【図6】マスタの吸引動作不良として、マスタの先端部
から貯容箱に進入した状態を示す説明図である。
【図7】本発明の実施の一形態の孔版印刷装置におけ
る、製版部の動作を示すフローチャート図である。
【図8】本発明の実施の一形態の孔版印刷装置におけ
る、タイマ手段の動作を示すフローチャート図である。
【図9】本発明の実施の一形態の孔版印刷装置におけ
る、印刷部の動作を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
2 マスタ 5 版胴 21 搬送経路 25 カッタ部 26 一時貯容部(貯容箱) 30 マスタ吸引口(貯容口) 32 吸引手段 33 マスタ検知手段 ステップS3 タイマ手段 ステップS9〜10 カッタ制御手段 ステップS23〜24 巻着ミス検知手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 版胴に向かう所定の搬送経路中でマスタ
    を製版し、製版された前記マスタを前記版胴に巻着し、
    この版胴に巻着された前記マスタと印刷用紙とを当接加
    圧することによって前記印刷用紙に所望の画像を印刷す
    るようにした孔版印刷装置において、 製版済みの前記マスタを吸引手段で吸引して一時貯容部
    に一旦貯容する貯容手段と、 前記一時貯容部内におけるマスタ吸引口の近傍であって
    前記搬送経路の下流側の位置でのみ前記マスタの有無を
    検知するマスタ検知手段と、を備え、前記マスタ検知手
    段の検知結果に基づいて前記マスタが正しく搬送されて
    いるかどうかを判定するようにしたことを特徴とする孔
    版印刷装置。
  2. 【請求項2】 製版された前記マスタを前記一時貯容部
    に貯容された状態で待機させることを特徴とする請求項
    1記載の孔版印刷装置。
  3. 【請求項3】 製版された前記マスタを切断するカッタ
    部と、前記版胴に対して前記マスタを給版するに際して
    前記マスタ検知手段が前記マスタを検知していることを
    条件に前記カッタ部を駆動制御して一版分の長さに前記
    マスタを切断するカッタ制御手段とを備えることを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載の孔版印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記版胴に対する前記マスタの巻着完了
    後に前記マスタ検知手段が前記マスタを検知している場
    合には巻着ミスが発生したと判定する巻着ミス検知手段
    を備えることを特徴とする請求項1、2又は3記載の孔
    版印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記吸引手段が作動してから所定時間経
    過後に前記マスタの搬送を実行させるタイマ手段を備え
    ることを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の孔版
    印刷装置。
  6. 【請求項6】 版胴に向かう所定の搬送経路中でマスタ
    を製版し、製版された前記マスタを前記版胴に巻着し、
    この版胴に巻着された前記マスタと印刷用紙とを当接加
    圧することによって前記印刷用紙に所望の画像を印刷す
    るようにした孔版印刷装置において、 製版済みの前記マスタを吸引手段で吸引して一時貯容部
    に一旦貯容する貯容手段と、 前記一時貯容部内におけるマスタ吸引口の近傍で前記マ
    スタの有無を検知するマスタ検知手段と、を備え、製版
    された前記マスタを前記一時貯容部に貯容された状態で
    待機させることを特徴とする孔版印刷装置。
  7. 【請求項7】 版胴に向かう所定の搬送経路中でマスタ
    を製版し、製版された前記マスタを前記版胴に巻着し、
    この版胴に巻着された前記マスタと印刷用紙とを当接加
    圧することによって前記印刷用紙に所望の画像を印刷す
    るようにした孔版印刷装置において、 製版済みの前記マスタを吸引手段で吸引して一時貯容部
    に一旦貯容する貯容手段と、 前記一時貯容部内におけるマスタ吸引口の近傍で前記マ
    スタの有無を検知するマスタ検知手段と、 製版された前記マスタを切断するカッタ部と、 前記版胴に対して前記マスタを給版するに際して前記マ
    スタ検知手段が前記マスタを検知していることを条件に
    前記カッタ部を駆動制御して一版分の長さに前記マスタ
    を切断するカッタ制御手段と、を備えることを特徴とす
    る孔版印刷装置。
  8. 【請求項8】 版胴に向かう所定の搬送経路中でマスタ
    を製版し、製版された前記マスタを前記版胴に巻着し、
    この版胴に巻着された前記マスタと印刷用紙とを当接加
    圧することによって前記印刷用紙に所望の画像を印刷す
    るようにした孔版印刷装置において、 製版済みの前記マスタを吸引手段で吸引して一時貯容部
    に一旦貯容する貯容手段と、 前記一時貯容部内におけるマスタ吸引口の近傍で前記マ
    スタの有無を検知するマスタ検知手段と、を備え、前記
    版胴に対する前記マスタの巻着完了後に前記マスタ検知
    手段が前記マスタを検知している場合には巻着ミスが発
    生したと判定する巻着ミス検知手段を備えることを特徴
    とする孔版印刷装置。
  9. 【請求項9】 版胴に向かう所定の搬送経路中でマスタ
    を製版し、製版された前記マスタを前記版胴に巻着し、
    この版胴に巻着された前記マスタと印刷用紙とを当接加
    圧することによって前記印刷用紙に所望の画像を印刷す
    るようにした孔版印刷装置において、 製版済みの前記マスタを吸引手段で吸引して一時貯容部
    に一旦貯容する貯容手段と、 前記吸引手段が作動してから所定時間経過後に前記マス
    タの搬送を実行させるタイマ手段と、 前記一時貯容部内におけるマスタ吸引口の近傍で前記マ
    スタの有無を検知するマスタ検知手段と、を備えること
    を特徴とする孔版印刷装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004262134A (ja) * 2003-03-03 2004-09-24 Tohoku Ricoh Co Ltd 製版装置・孔版印刷装置
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