JP2007157778A - 半導体発光素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】 比較的平易な手法で電流阻止構造を形成することができる半導体発光素子を提供する。
【解決手段】 第1導電型の第1のクラッド層と、前記第1のクラッド層上に設けられた活性層と、前記活性層上に設けられた第2導電型の第2のクラッド層と、前記第2のクラッド層上に設けられた第2導電型の光取り出し層と、前記光取り出し層上に設けられ、前記光取り出し層に対しオ−ミック性であるオ−ミックコンタクト電極と、前記光取り出し層上に設けられ、前記光取り出し層に対し非オ−ミック性であり、前記オーミックコンタクト電極と電気的に接続されるボンディングパッド電極と、を有する半導体発光素子。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体発光素子に関するものである。
高輝度の半導体発光素子を得るための構造として、ボンディングパットの直下にオーミックコンタクト層と反対の導電型の半導体からなる電流阻止層を設け、ボンディングパット上とオーミックコンタクト層上の電極層は、細線状のパターンで結ばれている半導体発光素子がある。
しかし、光取り出し層にGaP材料を用いた場合、例えば、n−GaAs基板上にn−InGaAlPクラッド層、InGaAlP活性層、p−InGaAlPクラッド層、p−InGaAlP/GaPグレ−テッド層、p−GaP光取り出し層を順次積層する構造においては、p−GaP電流拡散層の次に、n−InGaAlP電流阻止層を直接積層することは、材料の格子定数の点から困難である。
また、p−GaP光取り出し層の上にn−GaP電流阻止層を形成した場合、このn−GaP電流阻止層のみをボンディングパットと略同型で且つ、深さ方向にも精度よくエッチング法で除去することは、困難である。
特開2004-311698号公報
本発明は、比較的平易な手法で電流阻止構造を形成することができる半導体発光素子を提供することを目的とする。
本発明の一態様の半導体発光素子は、第1導電型の第1のクラッド層と、前記第1のクラッド層上に設けられた活性層と、前記活性層上に設けられた第2導電型の第2のクラッド層と、前記第2のクラッド層上に設けられた第2導電型の光取り出し層と、前記光取り出し層上に設けられ、前記光取り出し層に対しオ−ミック性であるオ−ミックコンタクト電極と、前記光取り出し層上に設けられ、前記光取り出し層に対し非オ−ミック性であり、前記オーミックコンタクト電極と電気的に接続されるボンディングパッド電極とを有することを特徴としている。
本発明によれば、比較的平易な手法で電流阻止構造を形成することができる半導体発光素子を提供することができる。
以下、本発明の実施例について、図面を参照して説明する。
本発明の第1の実施例に係る半導体発光素子を図1乃至図5を用いて説明する。図1は、本発明の第1の実施例に係る半導体発光素子の構造を示す断面図である。図2は、本発明の第1の実施例に係る半導体発光素子の上面図である。図1の断面図は、図2の上面図におけるA−A線を矢印の方向に眺めた図である。
図1に示すように、本実施例に係る半導体発光素子100は、(100)を主面とするn−GaAs基板1上にn−GaAsバッファ層2、n−InGaAlPクラッド層3、InGaAlP活性層4、p−InGaAlPクラッド層5、前記p−InGaAlPクラッド5から略直線的にInとAl組成を減少させて最終的にGaPとなるp−InGaAlP/GaPグレ−デッド層6、 p−GaP光取り出し層7が積層状に設けられている。
光取り出し層7上には、Au10、および、Znの組成比が3wt%であるAuZn11からなるオーミックコンタクト電極30が設けられている。一例として、Au10の厚さは500Åであり、AuZn11の厚さは2000Åである。このオーミックコンタクト電極30は、光取り出し層7上に、細線状のパターンとなるように設けられている。より具体的には、図2に示すように、半導体発光素子100の4辺に沿うように四角形の環状に設けられた細線と、その内側に設けられた円形を有する環状の細線と、それらの細線を半導体発光素子100の対角線で結ぶ細線とからなっている。
光取り出し層7とオーミックコンタクト電極30との上には、Geの組成比が0.5wt%であるAuGe14と、Au15と、Mo16と、Au17と、Mo18と、Au19とからなるパッド電極40が設けられている。一例として、AuGe14の厚さは500Åであり、Au15の厚さは1000Åであり、Mo16の厚さは1500Åであり、Au17の厚さは1500Åであり、Mo18の厚さは500Åであり、Au19の厚さは6000Åである。このパッド電極40は、上面図から見たときに、半導体発光素子100の中心部分において光取り出し層7の真上に設けられ、その中心部分より外側の部分においては、オーミックコンタクト電極30の真上に設けられ、さらにその外側においては、光取り出し層7の真上に設けられている。より具体的には、図2に示すように、半導体発光素子100の中心部分に円形状に設けられたパッド電極40A部分と、その円形状のパッド電極40Aから略(0−1−1)面に延びる細線状のパッド電極40Bと、円形状のパッド電極40Aから略(011)面に延びる細線状のパッド電極40Cとからなっている。
そして、n−GaAs基板1の裏面には、n側電極として、AuGe20が設けられている。一例として、AuGe20のGe組成比は0.5wt%であり、厚さは2000Åである。
このようにして、本実施例に係る半導体発光素子100は構成されている。
半導体発光素子100は、上面図で、外周線に沿って、光取り出し層7に対してオーミック接触するオーミックコンタクト電極30が設けられている。そのため、半導体発光素子100の外周部から、電流を注入することが可能となる。
また、パッド電極40が半導体発光素子の中央部分に設けられている。そのため、半導体発光素子100に対して、ワイヤをパッド電極に対してボンディングしやすくすることが可能となる。
つまり、半導体層上にその半導体層とは非オーミック接触である金属を設けることにより、非オーミック接触である部分での電流注入を阻止している。
また、パッド電極40は、その直下に設けられた光取り出し層7に対して、非オーミック接触する。そのため、パッド電極40下方には電流が注入されにくくなるので、パッド電極40の直下に位置する活性層4で発光した光は、半導体発光素子100の外部に光がでにくくなる。
パッド電極40は、活性層4から放出される発光光に対して透明ではない。そのため、パッド電極40直下の活性層で発光したとしても、その上部のパッド電極において吸収、反射される。そのため、パッド電極40下の活性層での発光の割合が大きくなると、外部取り出し効率が低下する。
本実施例に係る半導体発光素子100は、上面図において中央にパッド電極40が設けられ、半導体発光素子100の中心部を除く、周辺部に設けられたオーミック電極30から電流が、活性層に注入される。オーミック電極30の真上には、一部の部分を除き、パッド電極が設けられていない。そのため、活性層から放出された光は、パッド電極40に吸収、反射されにくい。そのため、光取り出し効率が向上する。
パッド電極40は、直接接触する下部の半導体層の光取り出し層7に対しては、非オーミック接触する電流阻止構造となっている。一方、パッド電極40は、p側電極30に対しては、オーミック接触するような構造となっている。
図3は、本発明の第1の実施例に係る半導体発光素子の相対輝度を示す図である。図3には、電流素子構造の有無により、半導体発光素子の相対輝度の相違を示す図である。横軸に示す素子構造は次の通りである。
A:電流素子構造なし、GaP光取り出し層3.5μm
B:電流素子構造なし、GaP光取り出し層5.0μm
C:本実施例に係る電流素子構造を有し、GaP光取り出し層3.5μm
D:本実施例に係る電流素子構造を有し、GaP光取り出し層5.0μm
図3から明らかなように、電流素子構造がないものに比べ、本実施例のような電流阻止構造を用いた方が、半導体発光素子から取り出すことのできる光の輝度が高くなる。
また、コンタクト電極30が、光取り出し層7に対してオーミック接触する。コンタクト電極30は、パッド電極40と電気的に接続している。そのため、ボンディングワイヤを経由してパッド電極40に注入された電流は、コンタクト電極30から光取り出し層7を介して活性層4に流れる。半導体発光素子100の外周部から光取り出し層7に電流注入される。つまり、電流注入を所望する部分の光取り出し層7に対しては、オーミック接触であるので、活性層4に効率よく電流を注入することが可能である。
次に、本実施例に係る半導体発光素子の製造方法を図4乃至図6を参照しながら説明する。
まず、図4、図5、図6は、本発明の第1の実施例に係る半導体発光素子の製造方法の工程断面図である。
図4(a)に示すように、(100)を主面とするn−GaAs基板1上にn−GaAsバッファ層2、n−InGaAlPクラッド層3、InGaAlP活性層4、p−InGaAlPクラッド層5、前記p−InGaAlPクラッド5から略直線的にInとAl組成を減少させて最終的にGaPとなるp−InGaAlP/GaPグレ−デッド層6、およびp−GaP光取り出し層7をMOCVD(metal organic chemical vapor deposition)法を用いて順次形成する。
図4(b)に示すように、p−GaP光取り出し層7上にSiO膜8を形成する。
図4(c)に示すように、SiO膜8上にリソグラフィ技術を用いて、レジストパターン9を形成する。パターン9は3.5μm幅の細線状のパターンであり、n−GaAs基板1の(011)面にヘキ開法によりあらかじめ形成されているオリエンテ−ションフラットに0.1°以下のズレの範囲でパターン9が平行になるよう配置するのが好ましい。なお、このレジストパターン9は、オーミックコンタクト電極30を形成するために設けられている。
図4(d)に示すように、レジストパターン9をマスクとして、レジストパターン9の開口部から露出したSiO膜8をフッ化アンモニウム水溶液を用いてエッチング除去する。これにより、レジストパターン9の開口部から、p−GaP光取り出し層7が露出する。
図5(a)に示すように、レジストパターン9、SiO2膜8の開口部から露出したp−GaP光取り出し層7に、Au500Å10、AuZn(Zn 3wt%)2000Å11を抵抗加熱法で蒸着する。
図5(b)に示すように、その後レジストパターン9を剥離し、SiO膜8をフッ化アンモニウム水溶液を用いて、エッチングにより除去する。その後、Ar1.3 l/min雰囲気中455℃で40分間熱処理を行う。これにより、p−GaP光取り出し層7と蒸着膜(Au10とAuZn11との積層膜、オーミック電極30)とがオーミック接触する。これにより、p側電極であるオーミック電極30が得られる。
図5(c)に示すように、p−GaP光取り出し層7およびAu10とAuZn11との積層膜上にSiO膜12を形成する。SiO膜12上にリソグラフィ技術を用いてレジストパターン13を形成する。レジストパターン13は、上面から見たときの中央部に開口部を有している。また、レジストパターン13はφ100μmの円形状の開口部と、5μm幅の細線状の開口部とで構成され、細線状の開口部の一部が、既に形成したAu10とAuZn11との積層膜に重なるように配置する。また、Au10とAuZn11との積層膜の真上には、レジストパターン13の開口部が位置するように、レジストパターン13を形成する。
図6(a)に示すように、レジストパターン13の開口部から露出したSiO膜12をフッ化アンモニウム水溶液にてエッチング除去する。これにより、レジストパターン13の開口部からは、p−GaP光取り出し層7、Au10とAuZn11との積層膜が露出する。
図6(b)に示すように、レジストパターン13の開口部から露出しているp−GaP光取り出し層7と、Au10とAuZn11との積層膜との上に、AuGe(Ge 0.5wt%)500Å14、Au1000Å15、Mo1500Å16、Au1500Å17、Mo500Å18、Au6000Å19を抵抗加熱法と電子ビ−ム加熱法とを併用して蒸着する。AuGe14、Au15、Mo16、Au17、Mo18、Au19からなる積層膜(パッド電極40)は、p−GaP光取り出し層7と非オ−ミック接触となるように選ばれる。
図6(c)に示すように、レジストパターン13を剥離した後、SiO膜12をフッ化アンモニウム水溶液にてエッチング除去し、周辺部から、p−GaP光取り出し層7を露出させる。
図6(d)に示すように、n−GaAs基板1裏面にAuGe(Ge 0。5wt%)2000Å20を抵抗加熱法により蒸着し、n−GaAs基板1とオ−ミックコンタクトを得る目的でAr1.3 l/min雰囲気中380℃で40分熱処理を施す。これにより、n側電極であるAuGe20が得られる。
このようにして、図1に示すような半導体発光素子100が得られる。
本実施例に係る半導体発光素子は、従来の製造方法に比べて平易な製造方法により、電流素子構造を作成することが可能である。
従来の半導体発光素子に用いられていたような、p型GaAsのコンタクト層上にn型のInGaAlP等の電流素子層を設けることは、製造プロセス上、困難ではなかった。それに対して、p型GaPの層の上に、逆導電型の電流素子層、例えば、n型のInGaAlP層等を設けることは困難である。なぜなら、p型半導体層と、その層の上部にある半導体層との材料の格子定数の差が大きく、結晶成長等で電流阻止層を形成することは困難である。
それに対して、本実施例のような半導体発光素子の構造では、パッド電極が、半導体層に対して非オーミック接触するので、パッド電極と半導体層とで、電流阻止構造を構成している。本実施例の電流阻止構造の構成は、半導体層上に、格子定数の異なる半導体材料を形成するような困難な製造方法に比べて、エッチング、金属膜形成のように比較的容易な製造方法により形成することが可能である。
本発明の実施例2に係る半導体発光素子を図7を用いて説明する。実施例1と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
図7(a)は、本実施例2に係る半導体発光素子の概略上面図である。図7(b)は、図7(a)のA−A’線における断面図である。図7(c)は、図7(a)のB−B’線における断面図である。
本実施例2では、半導体発光素子200の光取り出し層7の表面に、凹凸70が設けられている。この凹凸70により、半導体発光素子200の光取り出し効率を高めることが可能となる。
光取り出し層7のうち、外部に露出している部分に設けられている。凹凸70は、光取り出し層7とパッド電極40との界面や、光取り出し層7の側面に設けられていても良い。
なお、凹凸70は、HF系のエッチング液などにより、作成することができる。
本発明の実施例3に係る半導体発光素子を図8を用いて説明する。実施例1、2と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
図8(a)は、本実施例3に係る半導体発光素子の概略上面図である。図8(b)は、図8(a)のA−A’線における断面図である。図8(c)は、図8(a)のB−B’線における断面図である。
本実施例3では、半導体発光素子300の基板がGaP基板50である。
GaP基板50は、活性層からの発光光に対して、実質的に透明である。そのため、光が基板に吸収されにくくなり、GaAs基板のような非透明基板を用いていたものに比べて、外部への光取り出し効率を高めることが可能となる。
活性層4から直接下方に放射された光または、半導体発光素子300内で反射し、活性層4の下方に放射された光は、GaP基板50を透過し、n側電極20で反射される。この反射された光は、光取り出し層7若しくは、半導体発光素子300の側面から取り出される。図1に示したような半導体発光素子においては、基板に吸収されていた光の一部をn側電極20により反射させ、半導体発光素子の外部に取り出すことが可能となる。
このような半導体発光素子300の製造方法の一例は、次の通りである。
実施例1に示したように、n−GaAs基板上に、バッファ層、n−クラッド層、活性層、p−クラッド層、光取り出し層を形成する。その後、n−GaAs基板の裏面側を研磨、エッチングなどにより、n−GaAs基板を削除した後、GaAs基板を削除した面を、鏡面研磨等を施した後、圧着などによりGaP基板を接着する。
本発明の実施例4に係る半導体発光素子を図9を用いて説明する。実施例1、2、3と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
図9(a)は、本実施例4に係る半導体発光素子の概略上面図である。図9(b)は、図9(a)のA−A’線における断面図である。図9(c)は、図9(a)のB−B’線における断面図である。
本実施例4では、半導体発光素子400の基板がGaP基板50であり、GaP基板の側面に凹凸51が設けられている。また、光取り出し層7の表面に凹凸70が設けられている。
凹凸51により、GaP基板50の側面からの光を取り出しやすくし、凹凸71により、光取り出し層7の表面から外部へ光を取り出しやすくし、半導体発光素子の光取り出し効率を高めることが可能となる。
本発明の実施例5に係る半導体発光素子を図10を用いて説明する。実施例1、2、3、4と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
図10(a)は、本実施例5に係る半導体発光素子の概略上面図である。図10(b)は、図10(a)のA−A’線における断面図である。図10(c)は、図10(a)のB−B’線における断面図である。
本実施例5では、半導体発光素子500の支持基板がSi基板60である。Si基板60上には、金属反射膜80が設けられている。
金属反射膜80が設けられていることにより、活性層4から下方向に放出された光は、金属反射膜80で反射され、上方向に取り出すことが可能となる。これにより、半導体発光素子の光取り出し効率を高めることが可能となる。
本発明の実施例6に係る半導体発光素子を図11を用いて説明する。実施例1、2、3、4、5と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
本実施例6では、半導体発光素子600の基板がSi基板60であり、光取り出し層7の表面に凹凸70が設けられている。
図11(a)は、本実施例6に係る半導体発光素子の概略上面図である。図11(b)は、図11(a)のA−A’線における断面図である。図11(c)は、図11(a)のB−B’線における断面図である。
凹凸71により、外部への光取り出し効率を高めることが可能となる。この凹凸71により、半導体発光素子600の光取り出し効率を高めることが可能となる。
ここまで、発光層がInGaAlP系半導体を発光層に持つ半導体発光素子を具体例として説明した。しかし、本発明はこれに限定されずに他の化合物半導体、例えば、窒化物系化合物半導体に応用できる。また、基板も、GaAsに限定することなく、GaN、サファイヤ、炭化珪素(SiC)などを用いることができる。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらに限定されるものではない。半導体発光素子を構成する、半導体多層膜、電極など各要素の形状、サイズ、材質、配置関係などに関して、また結晶成長プロセスに関して当業者が各種の変更を加えたものであっても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、追加等が可能である。
本発明の実施例1に係る半導体発光素子の構造を示す断面図。 本発明の実施例1に係る半導体発光素子の構造を示す上面図。 本発明の実施例1に係る半導体発光素子の相対輝度を示す図。 本発明の実施例1に係る半導体発光素子の製造方法の工程断面図。 本発明の実施例1に係る半導体発光素子の製造方法の工程断面図。 本発明の実施例1に係る半導体発光素子の製造方法の工程断面図。 本発明の実施例2に係る半導体発光素子の構造を示す図。 本発明の実施例3に係る半導体発光素子の構造を示す図。 本発明の実施例4に係る半導体発光素子の構造を示す図。 本発明の実施例5に係る半導体発光素子の構造を示す図。 本発明の実施例6に係る半導体発光素子の構造を示す図。
符号の説明
1 n−GaAs基板
2 n−GaAsバッファ層
3 n−InGaAlPクラッド層
4 InGaAlP活性層
5 p−InGaAlPクラッド層
6 p−InGaAlP/GaPグレ−デッド層
7 光取り出し層
8 SiO
9 レジストパターン
10 Au
11 AuZn
14 AuGe
15 Au
16 Mo
17 Au
18 Mo
19 Au
20 n側電極
30 p側電極(オーミックコンタクト電極)
40 パッド電極
50 GaP基板
51、70 凹凸
60 Si基板
80 金属反射膜
100、200、300、400、500、600 半導体発光素子

Claims (4)

  1. 第1導電型の第1のクラッド層と、
    前記第1のクラッド層上に設けられた活性層と、
    前記活性層上に設けられた第2導電型の第2のクラッド層と、
    前記第2のクラッド層上に設けられた第2導電型の光取り出し層と、
    前記光取り出し層上に設けられ、前記光取り出し層に対しオ−ミック性であるオ−ミックコンタクト電極と、
    前記光取り出し層上に設けられ、前記光取り出し層に対し非オ−ミック性であり、前記オーミックコンタクト電極と電気的に接続されるボンディングパッド電極と、
    を有する半導体発光素子。
  2. 前記ボンディングパッド電極は、前記オーミックコンタクト電極の上面に接触していることを特徴とする請求項1に記載の半導体発光素子。
  3. 前記光取り出し層は、GaPからなることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体発光素子。
  4. 前記ボンディングパッド電極は、前記オーミックコンタクト電極に対しオーミック性であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の半導体発光素子。
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