JP2007155586A - 作業機械及び作業機械の運転開始方法 - Google Patents

作業機械及び作業機械の運転開始方法 Download PDF

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Abstract

【課題】劣化したバッテリのままで作業機械が作業し続けることを未然に防止する。
【解決手段】キャパシタユニット300と、該キャパシタユニット300の電力を利用して作動する電動モータと、前記キャパシタユニット300の内部抵抗値を算出するための内部抵抗値算出手段(SOHモニタ400に含まれる)と、該内部抵抗値算出手段により算出された内部抵抗値を利用して、前記蓄電池の劣化状態を判定するための劣化状態判定手段(SOHモニタ400に含まれる)と、前記判定手段の判定結果に基づいて蓄電池の劣化状態を知らせる音を発するアラーム600とを備えて作業機械を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、作業機械及び作業機械の運転開始方法、さらに詳しくは、蓄電池の電力を利用して作動する電動モータを備えた作業機械及びその作業機械の運転開始方法に関する。
従来の油圧ショベル(作業機械)は、図13及び図14(A)に示すように、上部旋回体1に搭載されたエンジン(内燃機関)7の動力を利用して油圧ポンプ8を駆動し、この油圧ポンプ8から吐出された圧油を、油圧制御器を介してブーム3を駆動するブームシリンダ3C、アーム4を駆動するアームシリンダ4C、バケット5を駆動するバケットシリンダ5C、更には、旋回用の油圧モータ6と走行部2の走行用油圧モータ9に備わる各アクチュエータに供給することにより、各部の駆動を行うようになっていた(特許文献1参照)。
特に最近は、地球環境に配慮した省燃費性能、低公害性能、低騒音性能などが重要視される社会の変化に伴って、作業機械においても油圧ポンプ8の補助的、更には代替的に電動モータを利用したものが登場している。
例えば、図14(B)のように構成した作業機械が存在する。図14(B)に油圧ショベルを電動モータを利用してハイブリッド化(油圧−電気ハイブリッド)した構成図の一例を示す。
この構成図では、エンジン7の動力を利用して油圧ポンプ8を駆動し、ブーム3、アーム4、バケット5及び走行用油圧モータ9に備わる各アクチュエータに、圧油を供給する点は前述の例と共通している。しかし、エンジン7と油圧ポンプ8との間に割り込むように設けられた発電電動機10が設けられている点が前述の例と相違している。この発電電動機10は、バッテリ(蓄電池)13からの電力の供給を受けて、エンジン7と油圧ポンプ8の駆動を補助すると共に、エンジン7からの動力を利用してバッテリ13への充電を行うことが可能である。
又、バケット5等の各ユニットには圧油が油圧ポンプ8から供給されると共に、発電電動機11が設けられている。この発電電動機11は、各ユニットの動力を利用して発電し、その電力をバッテリ13へと回生して再利用するための発電機である。即ち、各ユニットの位置エネルギーが上昇する方向の運動には油圧ポンプ8からの圧油による駆動力を利用して運動し、各ユニットの位置エネルギーが減少する方向の運動には、放出されるエネルギーで発電電動機11を駆動して発電させ、その電力を回生する。
上記のような構成とすることで、小燃費性能、低公害性能、低騒音性能等を向上させている。
特開2002−242234号公報
上記のように、電動モータによる駆動方式を一部にでも採用した場合には、電力供給装置としてのバッテリが必要となる。又、電力の回生を考慮すれば、バッテリとしては放電及び蓄電が自由に行える蓄電池(二次電池及びキャパシタ)が不可欠となる。
このようにバッテリ(蓄電池)を利用することによって、より効率のよい運転が可能となるが、この蓄電池の性能(電力を蓄えておく性能)は長期間の使用により、又、過充電や過放電、更には発熱等によって、必ず劣化する方向に進んでいく。
蓄電池の性能が劣化すれば、作業機械の意図する操作、例えば旋回部を旋回させたり、アームを上昇させる等の動作ができなかったり、動作が遅くなる等の弊害が生じる。又、各動作(例えば推進、持ち上げ、掘削など)において規定の力が発揮できないことになる。
本発明は、このような問題の発生を未然に防止するためになされたものであって、作業機械を始動して作業を始める前に、バッテリ(蓄電池)の劣化状態を検知判断し、規程の劣化レベルを超えている場合には、その旨を報知することが可能な作業機械を提供することをその課題としている。
本発明は、蓄電池と、該蓄電池の電力を利用して作動する電動モータと、前記蓄電池の内部抵抗値を算出するための内部抵抗値算出手段と、該内部抵抗値算出手段により算出された内部抵抗値を利用して、前記蓄電池の劣化状態を判定するための劣化状態判定手段と、前記判定手段の判定結果に基づいて前記蓄電池の劣化状態を知らせる報知手段と、を備えて作業機械を構成することにより、上記課題を解決するものである。
これにより、バッテリ(蓄電池)が、所定のレベル以上に劣化している様態のままで、作業機械を始動し、作業(又はその準備としての移動)を開始することを防止できる。
又、本発明は、蓄電池と、該蓄電池の電力を利用して作動する電動モータを備えた作業機械が始動して、前記蓄電池に蓄電可能な状態になる前に、前記蓄電池の内部抵抗値を算出するステップと、算出された内部抵抗値を利用して、前記蓄電池の劣化状態を判定するステップと、判定結果に基づいて所定の処理を行うステップとを経て作業機械の運転を開始することにより、上記課題を解決するものである。
これにより、バッテリ(蓄電池)が、所定のレベル以上に劣化している様態のままで、作業機械を始動し、作業(又はその準備としての移動)を開始することを防止できる。
本発明を適用することで、劣化したバッテリのままで作業機械が作業し続けることを未然に防止できる。
以下、添付図面を用いて本発明に係る実施形態の一例を詳細に説明する。
なお、以下の説明では作業機械全体については説明しないが、一例として背景技術のところで説明したような、「蓄電池の電力を利用して作動する電動モータ」を備えた作業機械であることを前提に説明する。
図1は、本発明に係る作業機械が備えるバッテリマネージメントのブロック図である。ここでいうバッテリマネージメントとは、作業機械に用いる蓄電池の状態を管理する機能である。
この図1に示すバッテリマネージメントは、バッテリ状態管理部100と、充放電制御部200と、蓄電池であるキャパシタユニット300と、内部抵抗値算出手段及び劣化状態判定手段に相当するSOHモニタ400と、SOCモニタ500と、報知手段に相当するアラーム600とを少なくとも含んだ構成とされている。
バッテリ状態管理部100は、後述する充放電制御部200へと充放電の制御に関連する指令信号を発信可能な部分である。
充放電制御部200は、バッテリ状態管理部100からの信号を受けて、後述するコンバータを介してキャパシタユニット300に対する充放電を制御する他、キャパシタユニット300の電流値Iや電圧値Vを測定可能な部分である。
キャパシタユニット300は、本実施形態に係る作業機械に設けられた蓄電池として機能する。なお、本実施形態では、蓄電池としてキャパシタを採用しているが、これに限られるものではなく、例えばリチウムイオン電池やニッカド電池、ニッケル水素電池、鉛電池、マンガン電池などの二次電池を用いてもよい。
SOHモニタ400は、充放電制御部200からのコンバータ運転状態フラグ、キャパシタ電流値I、キャパシタ電圧値Vを情報として入力し、所定の手順を経て(詳細は後述する。)キャパシタユニット300の内部抵抗値を算出すると共に、そのキャパシタユニット300の劣化度を判定可能である。即ち、このSOHモニタ400が、内部抵抗値算出手段及び劣化状態判定手段に相当する。
SOCモニタ500は、充放電制御部200からのキャパシタ電流値I及びキャパシタ電圧値Vの情報と、前述したSOHモニタ400からのキャパシタ内部抵抗値の情報を入力し、キャパシタユニット300の充電量をリアルタイムに算出することが可能である。
SOHモニタ400から出力されるキャパシタの劣化度(SOHというパラメータとして出力される。詳細は後述する。)及びキャパシタ内部抵抗値、及びSOCモニタ500から出力されるキャパシタの充電量(SOCというパラメータとして出力される。詳細は後述する。)の情報は、バッテリ状態管理部100へとフィードバックされる。
SOHモニタ400により判断されたキャパシタユニット300の劣化度に応じて、報知手段としてのアラーム600へと信号が出力される。本実施形態では、この報知手段としてのアラームが行う「所定の処理」はアラーム音の発信となる。なお、報知手段としてはこれに限られるものではなく、例えばLED等の発光体や操作パネルへの表示等の視覚的な報知でもよいし、又、振動により体感的に報知してもよい。更に、これらを組み合わせて採用してもよい。
次に図2を用いて説明する。図2は、キャパシタユニット300と昇降圧コンバータユニット201とインバータ700とのシステム構成図である。
キャパシタユニット300には、キャパシタセルが集合したキャパシタ本体301と、このキャパシタ本体301の安全装置として機能するヒューズ303が備わっている。キャパシタユニット300は、誘導リアクタンスを有効に利用するためのリアクトル305を介して、昇降圧コンバータユニット201と接続されている。この昇降圧コンバータユニット201は、図1で説明した充放電制御部200によって制御されている。昇降圧コンバータユニット201には、昇降圧コンバータ202が備わっている。この昇降圧コンバータ202によって、キャパシタユニット300への充電電圧を調整したり、キャパシタユニット300からの放電電圧をコントロールしている。昇降圧コンバータユニット201は、インバータ700と接続されており、このインバータ700を介して、作業機械の電動モータ(図示しない)と電気的に接続されている。なお、本実施形態においてはインバータ700は、1つのみ接続されているが、複数接続することも可能である。
本実施形態においては、蓄電池としてキャパシタユニット300が採用されている。このキャパシタユニット300におけるキャパシタ本体301は、例えば、図3のような構成とされている。ここでは、1つのキャパシタセルが20個直列に接続されて1つのモジュールを形成し、更にこのモジュールが7つ直列に接続されて1つのバンクを形成している。更に、このバンクが4並列に接続されることによってキャパシタ本体301を構成している。例えば、キャパシタセル1個当たりの定格電圧を2.7Vとして設計すると、1モジュール当りの定格電圧は54Vとなり、更に、1バンク当たりの定格電圧は378Vとなる。勿論、キャパシタの構成が前述した構成例に限定されるものではない。又、本発明における蓄電池がキャパシタに限定されるものでもない。
〔SOCモニタ〕
続いて、図1で示したSOCモニタ500について説明する。
このSOCモニタ500は、蓄電池であるキャパシタユニット300の充電量を算出可能である。ここで算出されたキャパシタユニット300の充電量の情報を利用して、バッテリ状態管理部100における充電/放電の切換えの判断や、作業機械全体のエネルギーマネージメントの動力配分の調整が可能である。即ち、作業機械の運転中は常にこのキャパシタユニット300の充電量を算出しておくのが望ましい。
キャパシタユニットの充電量は、SOC(State Of Charge)というパラメータを用いて判断する。
このSOCは、キャパシタユニット300の定格電圧時(前述したキャパシタの構成例でいえば例えば378V)の蓄電エネルギーEに対する現時点(SOC測定時)での蓄電エネルギーE´との比(E´/E)で表わすものである。
より具体的に、図4を用いて説明する。図4は、キャパシタユニットの等価回路図である。
キャパシタ本体301の静電容量値をC、キャパシタ本体301の定格電圧値をVCP0とすると、キャパシタユニット301の定格電圧時の蓄電エネルギーEは次の式で表わされる。
同様に、キャパシタ本体301の電圧が定格電圧値にまで達しておらず、例えばキャパシタ本体301電圧値(開放電圧値)がVCP1のとき(現時点)の蓄電エネルギーE’は次の式で表わされる。
しかしながら、このとき実際にキャパシタ本体301の開放電圧値(VCP)のみを計測することは不可能である。即ち、キャパシタユニット300には内部抵抗(抵抗値RS)が存在しており、電圧降下が生じているからである。よって計測したとしても、この内部抵抗(抵抗値RS)による電圧降下が生じた後の電圧を計測していることになる。この内部抵抗(抵抗値RS)による電圧の降下分は、内部抵抗(抵抗値RS)に流れる電流と内部抵抗値を積算することにより求められるので、この電圧降下が生じた実際のキャパシタユニット300の電圧値をVCとすると、VCは次の式で表わされる。
又、キャパシタユニット300の充電量を示すSOCの値は、前述したようにキャパシタユニット300の定格電圧時の蓄電エネルギーEに対する、現時点(SOC計測時)でのキャパシタユニット300の蓄電エネルギーE´との比であるから、
SOC=E’/E・・・・・・(4)
となる。
よって、前記説明した式(1)乃至(4)から導くと、このSOCは以下の式で表わされる。
続いて、図5のフローチャートを用いて、このSOCの具体的な計測の流れ(SOCモニタ500がキャパシタユニット300の充電量を計測する順序)について説明する。
最初に、SOCモニタ500が起動される(S501)。
次に、キャパシタユニット300の電流値Iを読み込む(S502)。
次に、キャパシタユニット300の電流値Iが読み込めたかどうかが判断される(S503)。ここで、電流値Iが読み込めていれば次のステップS504へと進み、電流値Iが読み込めていない場合にはステップS502へと戻る。
次に、キャパシタユニット300の電圧値VCを読み込む(S504)。
次に、キャパシタユニット300の電圧値VCが読み込めたかどうかが判断される。このとき電圧値VCが読み込めている場合には次のステップS506へと進み、電圧値VCが読み込めていない場合にはステップS504へと戻る。
次に、キャパシタユニット300の内部抵抗値RSを読み込む(S506)。
次に、このキャパシタユニット300の内部抵抗値RSが読み込めたかどうかが判断される(S507)。このとき内部抵抗値RSが読み込めている場合には次のステップS508へと進み、内部抵抗値RSが読み込めていない場合には、ステップS506へと戻る。
次に、これら読み込んだ3つのデータを基にSOCを計算する(S508)。
次に、算出したSOCの値を出力して(S509)、終了する。
なお、フローチャートには示していないが、ここで説明したSOC計測の流れは、予め設定したSOC計測間隔のパラメータに基づいて、その間隔毎に繰り返して計測される。
図6は、図5のフローチャートの流れにおける記号の名称及び各値の参照先を表した表である。
記号VCP0は、キャパシタ本体301の定格電圧値であり、この値は予め設定されたパラメータを参照して読み込まれる。VCは、キャパシタユニット300の(現時点の、SOH計測時の)電圧値であり、充放電制御部200からの出力値を参照して読み込まれる。Iは、キャパシタユニットの(現時点の、SOH計測時の)電流値であり、この値も充放電制御部200からの出力値を参照して読み込まれる。RSは、キャパシタユニット300の内部抵抗値のことであり、この値はSOHモニタ400(詳細は後述する)から出力される値を参照して読み込まれる。なお、作業機械を始動してから停止させるまでの間は、作業機械の始動時にSOHモニタ400から出力された内部抵抗値RSを使用しつづけるため、一定となる。tSOCは、SOCの計測間隔を示しており、この値は予め設定したパラメータを参照してその設定した間隔毎にSOCの計測(図5で示したフローチャート)が実行される。
上述したような流れのもとでSOCが計測されると、図7に示すようなグラフとなる。図7は、SOCの計測経過を示したグラフである。
キャパシタユニット300の電圧値VC及び電流値Iは運転時において常に変化しているので、作業機械の運転中は絶えず(tSOCに基づいた間隔毎に)SOCの値が計測されている。
〔SOHモニタ〕
続いて図8乃至図12を用いてSOHモニタ400について説明する。
蓄電池であるキャパシタユニット300は、長期間の使用や、過放電・過充電、及び発熱等によって、キャパシタユニット300の内部抵抗の増加や、静電容量の減少が発生し、徐々にキャパシタユニット300の特性が変化してしまう。よって、作業機械の運転中に、キャパシタユニット300が適切な充放電を行なうためには、予めキャパシタユニット300の劣化状態を計測して把握しておく必要がある。これを把握しておくことによって、バッテリーマネージメント、更には作業機械全体のエネルギーマネージメントを効率よく行うことが可能となる。更に、所定の劣化レベルとなった場合にその旨を報知することによって、蓄電池の交換を促し、劣化による弊害、即ち、作業機械の動作ができなかったり、動作が遅くなったり、更に、各動作(例えば推進、持ち上げ、掘削など)において規定の力が発揮できない等の弊害の発生を未然に防止することが可能となる。
キャパシタユニットの劣化度は、SOH(State Of Health)というパラメータを用いて判断する。
SOHモニタ400では、キャパシタユニット300の内部抵抗値RSの増加量を指標として、キャパシタユニット300の劣化度を判定している。より具体的には、キャパシタユニット300の使用前の内部抵抗値(例えば、新品時の値や、キャパシタユニット300を作業機械に搭載して実際に使用する前に事前に計測した値、更には後述する内部抵抗値判定手段により判定された当該キャパシタユニット300の初期の値)RS0と、現時点(SOH計測時)での内部抵抗値RSとの比で表わし、計測時点での内部抵抗値RSが使用前の内部抵抗値RS0のn倍(劣化度係数)となったときにそのキャパシタユニット300の寿命として設定する。このときの劣化時計数(n)は任意に設定可能なパラメータ(第2のパラメータ)であり、作業機械の種類や、使用する蓄電池の種類に応じて設定する。例えば、作業機械の使用頻度が高く、蓄電池の充放電の性能が燃料消費率や運転性能に大きく影響するような場合には、蓄電池を早目に交換することのメリットが大きいため劣化度係数を低めに設定し、そうでない場合には高めに設定して蓄電池の交換コストを低減することが可能になる。又、蓄電池により動作させる部位の性質により設定値を決めることもできる。即ち、頻繁に動作が繰り返される部位である場合には、上記と同じく燃料消費率や運転性能に大きく影響するため劣化度係数を低めに設定し、早目の交換を促し、そうでない場合には高めに設定して蓄電池の交換コストを低減することが可能になる。勿論、ユーザーの意向に合わせて設定することも可能である。
SOHの算出式は次式で表わされる。
この式に基づくと、SOHの値は図8に示すように変化する。なお、劣化度係数(n)に「2」が設定されていると仮定して説明する。
キャパシタユニット300の使用開始直後の内部抵抗値は、使用前(例えば新品時)のキャパシタ内部抵抗値であるRS0と略同一のため、2倍したRS0からRS0が差し引かれ、結局(6)式の分子はRS0となる。その結果、SOHは1となる。その後、キャパシタユニット300の使用に伴ってキャパシタユニット300の内部抵抗値RSは徐々に増大し、予め設定した劣化度係数に基づく値(使用前の内部抵抗値のn倍)となった時点でSOHが0となる。即ち、予め設定した蓄電池の寿命となる。
次に、図9及び図10を用いて、キャパシタユニット300の内部抵抗値の算出方法について具体的に説明する。図9は、昇降圧コンバータ運転状態におけるキャパシタユニットの内部抵抗計測時の等価回路図である。図10は、昇降圧コンバータ停止状態におけるキャパシタユニットの内部抵抗計測時の等価回路図である。
図9に示した等価回路から昇降圧コンバータ運転状態におけるキャパシタユニット300の内部抵抗RSは次の式で表わされる((3)式を参照。)。
従って、内部抵抗RSを算出するためには、キャパシタ本体301の開放電圧VCP1を計測する必要がある。SOCのところでも説明したが、この開放電圧値VCP1のみを計測することは不可能である。即ち、キャパシタユニット300には内部抵抗(抵抗値RS)が存在しており、電圧降下が生じているからである。よって計測したとしても、この内部抵抗(抵抗値RS)による電圧降下が生じた後の電圧を計測していることになる。この内部抵抗(抵抗値RS)による電圧の降下分は、内部抵抗(抵抗値RS)に流れる電流と内部抵抗値を積算することにより求められるので、次式が成立する。
ここで、内部抵抗RSによる電圧降下が生じていないとすれば、開放電圧VCP1とキャパシタユニット300の電圧値は一致することになる。即ち、図10に示したように、キャパシタユニット300に流れる電流Iを0としたときのキャパシタユニット300の電圧値をVC0とすると、VC0は、電流I=0のため、キャパシタ本体301の開放電圧値VCP1と一致し、次の式が成立する。
従って、キャパシタユニット300に電流が流れているとき(I≠0)のキャパシタユニット300の電圧値VCと、キャパシタユニット300に電流が流れていないとき(I=0)のキャパシタユニット300の電圧値VC0とを測定すれば、上記(7)式に代入すると次式が成立する。
ここで、キャパシタユニット300への電流の制御(I=0 or I≠0)は、昇降圧コンバータ202のON/OFFによって実現することが可能である。
その結果、上記(6)式を用いてSOHの算出が可能となる。
再度(6)式を示す。
このように、本実施形態での内部抵抗算出手段は、キャパシタユニット(蓄電池)300に電流が流れていないときの蓄電池の電圧と、電流が流れているときの蓄電池の電圧とから内部抵抗値を算出する手段である。
この(6)式に先ほど求めた内部抵抗値RSを代入すると、次の式が成立する。
この(11)式を用いて、キャパシタユニット300の劣化度(SOH)を算出することが可能となる。
次に、ここまで説明したSOHの具体的な計測の流れ(SOHモニタ400がキャパシタユニット300の劣化度を計測する順序)について説明する。
図11は、SOHモニタ400のフローチャートである。
最初に、SOCモニタ500が起動される(S1201)。
次に、昇降圧コンバータ202の運転指令を「停止」に設定する(S1202)。
次に、昇降圧コンバータの運転状態フラグを見る(S1203)。
次に、コンバータ運転状態フラグが「停止」であるか否かが判断される(S1204)。ここで、コンバータ運転状態フラグが「停止」であれば次のステップS1205へと進み、コンバータ運転状態フラグが「停止」でない場合にはステップS1202へと戻る。
次に、キャパシタユニット300の電流値Iを計測する(S1205)。
次に、キャパシタユニット300の電流値Iが「0」であるか否かが判断される(S1206)。このとき電流値Iが「0」である場合には次のステップS1207へと進み、電流値Iが「0」でない場合にはステップS1205へと戻る。
次に、キャパシタユニット300の電圧値VC0(電流値が0のときのキャパシタユニットの電圧値)を読み込む(S1207)。
次に、このキャパシタユニット300の電圧値VC0が読み込めたかどうかが判断される(S1208)。このときキャパシタユニット300の電圧値VC0が読み込めている場合には次のステップS1209へと進み、読み込めていない場合には、ステップS1207へと戻る。次に、昇降圧コンバータ202を起動して、キャパシタユニット300への充電を開始する(S1209)。即ち、キャパシタユニット300に電流が流れるようにする。
次に、電流が流れている状態でのキャパシタユニット300の電圧値VC及び電流値Iを読み込む(S1210)。
次に、キャパシタユニット300の電圧値VC及び電流値Iが読み込めたか否かが判断される(S1211)。このとき電圧値VC及び電流値Iが読み込め手いる場合には、ステップS1212へと進み、電圧値VC及び電流値Iが読み込めていない場合には、ステップS1210へと戻る。
次に、前記説明した算出式を利用して、キャパシタユニット300の内部抵抗値RSを算出する(S1212)。
ここまで説明したステップS1201〜ステップS1212までが本発明における内部抵抗値算出手段に相当する。
次に、予め設定されている2つのパラメータ(使用前のキャパシタ内部抵抗値RS0(第1のパラメータ)、劣化度係数n(第2のパラメータ))を読み込む(S1213)。
次に、この両パラメータが読み込めたか否かが判断される(S1214)。このとき両パラメータが読み込めている場合には、ステップS1215へと進み、両パラメータが読み込めていない場合には、ステップS1213へと戻る。
次に、読み込んだ情報をもとにSOHを算出する(S1215)。
次に、算出した値が「0(第3のパラメータ)」以下であるか否かが判断される(S1216)。このとき算出した値が「0」以下である場合には、ステップS1217へと進み、算出した値が「0」以下でない場合には終了する。
ここまで説明したステップS1213〜ステップS1216までが本発明における劣化状態判定手段に相当する。このように、本実施形態における劣化状態判定手段は、蓄電池毎に設定される第1のパラメータ(RS0)と、作業機械の種類に応じて設定される第2のパラメータ(n)と、前記内部抵抗値算出手段により算出された内部抵抗値(RS)に依存して、即ち、第1のパラメータ(RS0)及び第2のパラメータ(n)及び内部抵抗値(RS)の3つのデータを用いて導き出された数値と、予め設定された第3のパラメータとを比較して劣化状態を判定する判定手段である。
次に、アラームを出力して(S1217)、終了する。
なお、ここで説明したSOHモニタの機能は、作業機械が始動して、キャパシタユニット(蓄電池)300に蓄電が可能となる前に実行される。より具体的には、作業機械にキーが差し込まれた後であって、エンジンが始動して当該作業機械が作業ないしは移動可能な状態になるまでの間に実行される。
図12は、図11のフローチャートの流れにおける記号の名称及び各値の参照先を表した表である。
記号VC0は、コンバータ停止時のキャパシタユニット300の電圧値であり、この値は充放電制御部200からの出力値を参照して読み込まれる。VCは、コンバータ運転時のキャパシタユニット300の電圧値であり、この値も充放電制御部200からの出力値を参照して読み込まれる。RS0は、使用前のキャパシタユニット300の内部抵抗値であり、この値は予め設定されたパラメータ(第1のパラメータ)を参照して読み込まれる。Iは、キャパシタユニット300の電流値であり、この値も充放電制御部200からの出力値を参照して読み込まれる。nは、劣化度係数であり、この値は予め設定されたパラメータ(第2のパラメータ)を参照して読み込まれる。
このように、蓄電池の電力を利用して作動する電動モータと、蓄電池の内部抵抗値を算出するための内部抵抗値算出手段と、該内部抵抗値算出手段により算出された内部抵抗値を利用して、蓄電池の劣化状態を判定するための劣化状態判定手段と、この判定手段の判定結果に基づいて所定の処理を行う報知手段とを備えて作業機械を構成することにより、作業機械の始動時に蓄電池の劣化状態を知ることができる。
なお、背景技術での説明を含め、作業機械としてショベルを例に説明しているが、本発明での「作業機械」はショベルに限定されるものではなく、その他に、例えば、リフティングマグネット等の作業機械、自走式クラッシャ、アスファルトフィニッシャ等の道路機械、クレーン等の建設機械なども含まれるものである。
なお、実施形態の説明において使用した数式は、あくまでも一例であって、この数式以外の数式によって算出されることを除外するものではない。
本発明は、広く作業機械に適用することができる。
本発明の要部であるバッテリマネージメントのブロック図 キャパシタユニットと昇降圧コンバータユニットとインバータとのシステム構成図 キャパシタの構成例を示す図 キャパシタユニットの等価回路図 SOCモニタのフローチャート 図5における記号の名称及び各値の参照先を表した表 SOCの計測経過を示したグラフ 内部抵抗とSOHの関係図 昇降圧コンバータ運転状態におけるキャパシタユニットの内部抵抗計測時の等価回路図 昇降圧コンバータ停止状態におけるキャパシタユニットの内部抵抗計測時の等価回路図 SOHモニタのフローチャート 図11における記号の名称及び各値の参照先を示した表 特許文献1に記載される油圧ショベル(作業機械) (A)は油圧ショベルの構成図、(B)は油圧と電動モータのハイブリッドショベルの構成図
符号の説明
100・・・バッテリ状態管理部
200・・・充放電制御部
201・・・昇降圧コンバータユニット
202・・・昇降圧コンバータ
300・・・キャパシタユニット
301・・・キャパシタ本体
400・・・SOHモニタ
500・・・SOCモニタ
600・・・アラーム
700・・・インバータ

Claims (7)

  1. 蓄電池と、
    該蓄電池の電力を利用して作動する電動モータと、
    前記蓄電池の内部抵抗値を算出するための内部抵抗値算出手段と、
    該内部抵抗値算出手段により算出された内部抵抗値を利用して、前記蓄電池の劣化状態を判定するための劣化状態判定手段と、
    前記判定手段の判定結果に基づいて前記蓄電池の劣化状態を知らせる報知手段と、
    を備えた作業機械。
  2. 請求項1において、
    前記内部抵抗値算出手段は、前記蓄電池に電流が流れていないときの前記蓄電池の電圧と、前記蓄電池に電流が流れているときの前記蓄電池の電圧とから内部抵抗値を算出する手段である
    ことを特徴とする作業機械。
  3. 請求項1又は2において、
    前記劣化状態判定手段は、蓄電池毎に設定される第1のパラメータと、作業機械の種類に応じて設定される第2のパラメータと、前記内部抵抗値算出手段により算出された内部抵抗値とに依存して劣化状態を判定する判定手段である
    ことを特徴とする作業機械。
  4. 請求項3において、
    前記劣化状態判定手段は、前記第1のパラメータ及び前記第2のパラメータ及び前記内部抵抗値の3つのデータを用いて導き出された数値と、予め設定された第3のパラメータとを比較して判定する判定手段である
    ことを特徴とする作業機械。
  5. 請求項3又は4において、
    前記第1のパラメータは、前記蓄電池の定格内部抵抗値である
    ことを特徴とする作業機械。
  6. 請求項3又は4において、
    前記第1のパラメータは、前記内部抵抗値判定手段により判定された当該蓄電池の初期の内部抵抗値である
    ことを特徴とする作業機械。
  7. 蓄電池と、該蓄電池の電力を利用して作動する電動モータを備えた作業機械が始動して、前記蓄電池に蓄電可能な状態になる前に、
    前記蓄電池の内部抵抗値を算出するステップと、
    算出された内部抵抗値を利用して、前記蓄電池の劣化状態を判定するステップと、
    判定結果に基づいて所定の処理を行うステップと
    を有する作業機械の運転開始方法。
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