JP2007155186A5 - - Google Patents
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Description
この発明は、空気調和機のノズル吹出口から吹出される空気の風向を調節する上下風向板を駆動する上下風向板駆動機構に関するものである。
従来の上下風向板を備えた空気調和機は、上下風向板の回転軸上に、それを駆動するモーターを並列に配置していた。(例えば、特許文献1参照。)
従来の上下風向板を備えた空気調和機は、上下風向板の回転軸上に、それを駆動するモーターを並列に配置していたため、モーターの厚さ分のスペースが必要であった。このモーターはノズル吹出口の長手方向への拡大を邪魔する位置にあり、しかもこのモーターの配置スペースは大きいため、ノズル吹出口の長手方向への拡大が困難であるという問題があった。
また、上下風向板駆動機構は複数の部品で構成されており、ノズル本体に取付ける際には直接手で触れることは厄介であるだけでなく、危険を伴うため、熟練者でなければこの上下風向板駆動機構を容易に取付けられないという問題があった。
また、駆動モーターのコネクタ接続部に露が垂れるとショートや腐食などの問題が発生するので、露が垂れないような位置に駆動モーターを配置しなければならないという問題があった。
また、上下風向板駆動機構は複数の部品で構成されており、ノズル本体に取付ける際には直接手で触れることは厄介であるだけでなく、危険を伴うため、熟練者でなければこの上下風向板駆動機構を容易に取付けられないという問題があった。
また、駆動モーターのコネクタ接続部に露が垂れるとショートや腐食などの問題が発生するので、露が垂れないような位置に駆動モーターを配置しなければならないという問題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、第1の目的は上下風向板を駆動するモーターの配置スペースを上下風向板の回転軸上以外に有効に配置可能で、かつノズル吹出口を長手方向へ最大限拡大できる空気調和機を得るものである。
また、第2の目的は複数の部品で構成された上下風向板駆動機構をノズル本体に容易に取り付け可能な空気調和機を得るものである。
また、第3の目的は駆動モーターのコネクタ接続部付近に露が垂れた場合でも、安全な空気調和機を得るものである。
また、第3の目的は駆動モーターのコネクタ接続部付近に露が垂れた場合でも、安全な空気調和機を得るものである。
この発明に係る空気調和機の上下風向板駆動機構は、上下風向板を駆動する駆動モーターが、ノズル本体の背面に設けられたものである。
この発明の空気調和機の上下風向板駆動機構は、上下風向板を駆動する駆動モーターが、ノズル本体の背面に設けられるように構成したので、上記駆動モーターのスペースを上下風向板の回転軸上以外に有効に配置可能で、かつノズル吹出口を長手方向へ最大限拡大できる空気調和機を得ることができるという効果を有する。
実施の形態1.
図1は、空気調和機の室内機の外観を示す斜視図であり、図2は上下風向板駆動機構の外観を示す斜視図である。また、図3はこの発明の実施の形態1における空気調和機の上下風向板駆動機構の全体斜視図であり、図4は図3におけるノズル本体を除く機構(以下、上下風向板駆動機構と呼ぶ)の側面図である。また、図53はケース収納時の上下風向板駆動機構の斜視図であり、図6はケース収納された上下風向板駆動機構のノズル本体への取付け状況を示すものである。
図1ではノズル吹出口15とこのノズル吹出口15から吹出される空気の方向を調節する上下風向板13が示されており、図2ではノズル吹出口とノズル本体14と駆動モーター7との配置関係が示されている。空気調和機の上下風向板駆動機構は、図3に示すように上下風向板側リンク1、駆動モーター側リンク2、上側風向板シャフト3、下側風向板シャフト4、モーター側シャフト6から構成され、上下風向板駆動機構はノズル吹出口15の側壁16を隔てて、風路の外側に配置されている。さらに、駆動モーター7は、ノズル吹出口15の背面壁17を隔てて、風路の内側に配置されている。また、上下風向板13は、上側風向板シャフト3および下側風向板シャフト4に接続されている。
また、上下風向板駆動機構は、図4に示すように上下風向板13を連動させる上下風向板リンク機構9と、駆動モーター7からの動力をリンク機構9に伝えるモーターリンク機構10から構成され、リンク機構9で構成される下側風向板シャフト4にリンク機構10を連結する支点5を設けている。
また、上下風向板駆動機構は、図5に示すようにケース11に収納され、ケース11の駆動モーターのコネクタ接続部8には保護カバー12が取付けられている。
また、図6に示すように、ケース11に収納された上下風向板駆動機構は、そのままノズル本体14に取付けられる。
図1は、空気調和機の室内機の外観を示す斜視図であり、図2は上下風向板駆動機構の外観を示す斜視図である。また、図3はこの発明の実施の形態1における空気調和機の上下風向板駆動機構の全体斜視図であり、図4は図3におけるノズル本体を除く機構(以下、上下風向板駆動機構と呼ぶ)の側面図である。また、図53はケース収納時の上下風向板駆動機構の斜視図であり、図6はケース収納された上下風向板駆動機構のノズル本体への取付け状況を示すものである。
図1ではノズル吹出口15とこのノズル吹出口15から吹出される空気の方向を調節する上下風向板13が示されており、図2ではノズル吹出口とノズル本体14と駆動モーター7との配置関係が示されている。空気調和機の上下風向板駆動機構は、図3に示すように上下風向板側リンク1、駆動モーター側リンク2、上側風向板シャフト3、下側風向板シャフト4、モーター側シャフト6から構成され、上下風向板駆動機構はノズル吹出口15の側壁16を隔てて、風路の外側に配置されている。さらに、駆動モーター7は、ノズル吹出口15の背面壁17を隔てて、風路の内側に配置されている。また、上下風向板13は、上側風向板シャフト3および下側風向板シャフト4に接続されている。
また、上下風向板駆動機構は、図4に示すように上下風向板13を連動させる上下風向板リンク機構9と、駆動モーター7からの動力をリンク機構9に伝えるモーターリンク機構10から構成され、リンク機構9で構成される下側風向板シャフト4にリンク機構10を連結する支点5を設けている。
また、上下風向板駆動機構は、図5に示すようにケース11に収納され、ケース11の駆動モーターのコネクタ接続部8には保護カバー12が取付けられている。
また、図6に示すように、ケース11に収納された上下風向板駆動機構は、そのままノズル本体14に取付けられる。
次に動作について説明する。
このように構成された空気調和機の上下風向板駆動機構において、ケースに収納された上下風向板駆動機構は、ノズル本体14の側面方向からワンタッチで取付けられる。駆動モーターはノズル吹出口の背面壁を隔てて、風路の内側に配置され、ノズル吹出口の側壁の外側には上下風向板駆動機構とケース、保護カバーのみが配置される。また、駆動モーターからの動力は、モーターリンク機構を介して、下側風向板シャフト4に伝達され、さらに上下風向板リンク機構9へと動力を伝達することで上下風向板が回転する。
このように構成された空気調和機の上下風向板駆動機構において、ケースに収納された上下風向板駆動機構は、ノズル本体14の側面方向からワンタッチで取付けられる。駆動モーターはノズル吹出口の背面壁を隔てて、風路の内側に配置され、ノズル吹出口の側壁の外側には上下風向板駆動機構とケース、保護カバーのみが配置される。また、駆動モーターからの動力は、モーターリンク機構を介して、下側風向板シャフト4に伝達され、さらに上下風向板リンク機構9へと動力を伝達することで上下風向板が回転する。
以上のように、上下風向板駆動機構が配置されるため、上下風向板を駆動するモーターのスペースを上下風向板の回転軸上以外に有効に配置可能で、かつノズル吹出口を長手方向へ最大限拡大できる空気調和機を得ることができる。
なお、駆動モーター7はノズル吹出口15の背面壁を隔てた風路の内側に配置されるだけでなく、ノズル吹出口側を除いたノズル本体14の長手方向の周囲かつ風路の内側であればどこに配置でもよい。この場合も同様の効果を奏する。
また、図7に示すように、上下風向板13の回転軸に接続されたリンク機構の支点の位置(図7のAで示した部分を参照)に駆動モーター7からの動力伝達用の支点を設けた場合、駆動モーター側のリンク機構の平行四辺形の角度が狭い(図7のBで示した部分を参照)ため、駆動モーター7からの動力が伝わりにくいという問題がある。そこで、図8に示すように、上下風向板13の回転軸に接続されたリンク機構の支点とは別の位置(図8のCで示した部分を参照)に駆動モーター7からの動力伝達用の支点を設けることで、駆動モーター側のリンク機構の平行四辺形の角度が緩くなり(図8のDで示した部分を参照)、駆動モーター7からの動力が伝わりやすくなる。
また、上下風向板駆動機構は、リンク機構と上下風向板13を駆動する駆動モーター7を、ケース11に一体に収納するように構成したため、ノズル本体14に容易に取り付け可能できる空気調和機を得ることができる。
また、ケース11に保護カバー12を取り付け可能としたため、万が一駆動モーター7のコネクタ接続部付近に露が垂れても、安全な空気調和機を得ることができる。
実施の形態2.
以上の実施の形態1では、上下風向板駆動機構をノズル吹出口15の片側に配置した場合について説明したが、吹出口15の反対側に配置しても実施の形態1と全く同様な効果が得られる。
以上の実施の形態1では、上下風向板駆動機構をノズル吹出口15の片側に配置した場合について説明したが、吹出口15の反対側に配置しても実施の形態1と全く同様な効果が得られる。
1 上下風向板側リンク、 2 駆動モーター側リンク、 3 上側風向板シャフト、 4 下側風向板シャフト、 5 支点、 6 モーター側シャフト、
7 駆動モーター、 8 コネクタ接続部、 9 上下風向板リンク機構、
10 モーターリンク機構、 11 ケース、 12 保護カバー、
13 上下風向板、 14 ノズル本体、 15 ノズル吹出口、
16 ノズル吹出口側壁、 17 ノズル吹出口背面壁。
7 駆動モーター、 8 コネクタ接続部、 9 上下風向板リンク機構、
10 モーターリンク機構、 11 ケース、 12 保護カバー、
13 上下風向板、 14 ノズル本体、 15 ノズル吹出口、
16 ノズル吹出口側壁、 17 ノズル吹出口背面壁。
Claims (5)
- 空気を吹出すノズル吹出口を有するノズル本体と、
前記ノズル吹出口に設けられ、前記ノズル吹出口から吹出される空気の方向を調節する上下風向板と、
該上下風向板を駆動する駆動モーターと、
前記上下風向板の回転軸に接続されるとともに、前記ノズル吹出口の側壁を隔てて前記ノズル吹出口から吹出される空気の風路の外側に配置され、前記駆動モーターの駆動力を前記上下風向板に伝達するリンク機構と、を備え、
前記駆動モーターが、前記ノズル本体の背面に設けられたことを特徴とする空気調和機。 - 前記リンク機構は、上下風向板側リンク機構と駆動モーター側リンク機構を有し、このモータ側リンク機構から動力を伝達する支点が、前記上下風向板の回転軸に接続された前記上下風向板側リンク機構の支点とは別の位置に設けられたことを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
- 前記リンク機構と前記駆動モーターを、ケースに一体に収納し、ワンタッチで前記ノズル本体に取り付け可能としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気調和機。
- 前記駆動モーターのコネクタ接続部の保護カバーを前記ケースに取り付け可能としたことを特徴とする請求項3記載の空気調和機。
- 前記リンク機構と前記駆動モーターを、前記ノズル吹出口の両側に設置したことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の空気調和機。
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JP2005349411A JP2007155186A (ja) | 2005-12-02 | 2005-12-02 | 空気調和機の上下風向板駆動機構 |
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KR0125731B1 (ko) * | 1992-06-10 | 1998-04-01 | 강진구 | 난방기기의 풍향조절장치 |
JP3064148B2 (ja) * | 1993-03-11 | 2000-07-12 | 三菱重工業株式会社 | 空気調和機における吹出風の制御方法 |
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JPH10103753A (ja) * | 1996-10-01 | 1998-04-21 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 空気調和機のオートスイングルーバ機構 |
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