JP2009186046A - 空気調和機 - Google Patents

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【課題】天井面の汚れの発生を防止するとともに人への風当たり等の不具合も回避できる空気調和機を提供する。
【解決手段】空気調和機1は、ケーシング2と、フラップ7とを備えている。ケーシング2は、空気調和された空気を吹き出す吹出口11を有する。フラップ7は、先端部12が吹出口から離れるように長さが変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、風向きを変更するためのフラップを備えた空気調和機に関する。
従来より、天井埋め込み型室内機などの空気調和機では、特許文献1に記載されているように、ケーシングの吹出口から出た吹出し空気の風向きを変えるためのフラップを備えている。
フラップは、吹出口に取り付けられた平板状の1枚の部材であり、角度変更が可能である。フラップの角度を変更することにより、吹き出し空気の吹き出し方向を天井からほぼ直下へ吹き出したり、斜め下吹き出し、または天井にほぼ平行に沿って吹き出すことが可能である。
特開平9−196459号公報
しかし、このような天井埋め込み型室内機では、1枚の平板状のフラップの角度を変えることによって、ケーシングの吹出口から出た直後の吹出し空気の吹出し方向を変更している。そのため、フラップの角度を、吹出し空気の吹き出し方向を天井と平行になる角度またはそれに近い角度になるように調整した場合には、ケーシングの吹出口から出た直後の吹出し空気が天井に沿って流れるため、天井面に高速の風が衝突しやすくなる。その結果、天井面に負圧が発生し、天井に汚れが発生しやすくなる。
したがって、従来の天井埋め込み型室内機では、天井の汚れの発生を防止するために、吹き出し空気の吹き出し方向を天井面から離れる下方へ修正せざるをえない。しかし、吹き出し方向を、天井面から離れる下方へ修正すれば、風が人に直接当たって不快感(ドラフト感)を与える可能性があるという問題がある。
本発明の課題は、天井面の汚れの発生を防止するとともに人への風当たり等の不具合も回避できる空気調和機を提供することにある。
第1発明の空気調和機は、ケーシングと、フラップとを備えている。ケーシングは、
空気調和された空気を吹き出す吹出口を有する。フラップは、先端部が吹出口から離れるように長さが変更する。
ここでは、フラップの先端部が吹出口から離れるように長さが変更するため、フラップの先端部の位置、すなわち、吹出し空気が対象空間に吹き出す吹出し位置を変えることを実現することが可能である。それによって、人への風当たりおよび天井面の汚れの発生を両方防止できる。
第2発明の空気調和機は、第1発明の空気調和機であって、フラップの長さが変更するのに対応して、フラップの先端部の向きを変更する。
ここでは、フラップの長さが変更するのに対応して、フラップの先端部の向きを変更する。これにより、吹出し位置の高さとともに、フラップの先端部に沿って吹き出す空気の吹出し方向も変更できるので、人への風当たりおよび天井面の汚れの発生をより効果的に防止できる。
第3発明の空気調和機は、第2発明の空気調和機であって、フラップは、先端部が弧を描くように伸縮する。
ここでは、フラップの先端部が弧を描くようにフラップが伸縮するので、フラップに沿って円滑に空気が流れる。また、先端部の向き、すなわち、吹出し空気の吹出し方向を細かく角度変更できる。
第4発明の空気調和機は、第1発明の空気調和機であって、フラップは、基端部分と、少なくとも1つのスライド部分から構成されている。スライド部分は、基端部分に対してスライド可能である。基端部分は、ケーシングの吹出口付近の部分に固着されている。
ここでは、フラップが、基端部分と、基端部分に対してスライド可能な少なくとも1つのスライド部分から構成され、基端部分が、ケーシングの吹出口付近の部分に固着されているので、基端部分およびスライド部分によって、全体として1枚の大面積のフラップを構成できる。しかも、フラップをケーシングに対して安定して固定できる。
第5発明の空気調和機は、第4発明の空気調和機であって、基端部分およびスライド部分は、ケーシングの吹出口から吹き出た空気に近づく向きに湾曲している。
ここでは、基端部分およびスライド部分がケーシングの吹出口から吹き出た空気に近づく向きに湾曲している。すなわち、フラップ全体の形状は、湾曲した形状になっている。これにより、フラップの長さが変更しても全体として1枚の湾曲したフラップを構成できる。これによって、フラップに沿って円滑に空気が流れることが可能になる。
第6発明の空気調和機は、第1発明から第5発明のいずれかの空気調和機であって、ケーシングは、空気調和される対象空間の天井に埋め込まれる。ケーシングの吹出口は、天井から下方へ開口している。
ここでは、ケーシングが空気調和される対象空間の天井に埋め込まれ、ケーシングの吹出口は、天井から下方へ開口している。このような天井埋め込み型室内機では、フラップがその先端部が吹出口から離れるように長さが変更するため、フラップの先端部の位置、すなわち、吹出し空気が対象空間に吹き出す吹出し位置を上下方向に変えることを実現することが可能であり、人への風当たりおよび天井面の汚れの発生を両方防止できる。
第7発明の空気調和機は、第1発明の空気調和機であって、フラップを伸縮駆動する伸縮駆動手段をさらに備えている。
ここでは、室内機がフラップを伸縮駆動する伸縮駆動機構をさらに備えているので、フラップを自動的に伸縮できる。
第1発明によれば、吹出し空気が対象空間に吹き出す吹出し位置を変えることを実現することが可能である。それによって、人への風当たりおよび天井面の汚れの発生を両方防止できる。
第2発明によれば、人への風当たりおよび天井面の汚れの発生をより効果的に防止できる。
第3発明によれば、フラップに沿って円滑に空気を流すことが可能である。また、吹出し空気の吹出し方向を細かく角度変更できる。
第4発明によれば、基端部分およびスライド部分によって、全体として1枚の大面積のフラップを構成できる。しかも、フラップをケーシングに対して安定して固定できる。
第5発明によれば、フラップの長さが変更しても全体として1枚の湾曲したフラップを構成できる。これによって、フラップに沿って円滑に空気を流すことができる。
第6発明によれば、吹出し空気が対象空間に吹き出す吹出し位置を上下方向に変えることを実現することが可能であり、人への風当たりおよび天井面の汚れの発生を両方防止できる。
第7発明によれば、室内機がフラップを伸縮駆動する伸縮駆動機構をさらに備えているので、フラップを自動的に伸縮できる。
つぎに本発明の空気調和機の実施形態を図面を参照しながら説明する。
〔第1実施形態〕
<空気調和機1の構成>
図1〜7に示される空気調和機の室内機1は、空気調和された対象空間の天井に埋め込まれる天井埋め込み型の室内機であり、ケーシング2と、ファン3と、熱交換器4と、フレーム5と、化粧パネル6と、フラップ7と、グリル8と、フィルタ9とを備えている。
ケーシング2は、下面が開放された中空筐体であり、ファン3、熱交換器4および電装品箱(図示せず)などを収納している。ケーシング2は、天井に形成された開口に埋め込まれており、ケーシング2の下縁は、天井面Cとほぼ同じか少し上ぐらいに位置している。
ファン3は、ケーシング2下方の吸込口10から空気をケーシング2内部に吸い込み、熱交換器4で熱交換された空気を吹出口11からケーシング2の外部へ吹き出す空気流れを生成する。ファン3は、シロッコファンなど種々のファンが用いられる。
熱交換器4は、冷媒が流れる冷媒配管を内蔵しており、ファン3によってケーシング2内部に吸い込まれた空気が熱交換器4の内部を通過することにより、冷媒配管内部を流れる冷媒との間で熱交換する。熱交換器4によって空気を加熱または冷却することにより空気調和された空気の空気流れ(吹出し空気F)を室内空間に吹き出すことが可能である。
フレーム5は、熱交換器4を下から支持した状態でケーシング2内部に固定されている。フレーム5および熱交換器4によって、ケーシング2内部の空間は、熱交換前の空気が通る第1空間2aと、熱交換後の空気が通る第2空間2bとに区画されている。
化粧パネル6は、ケーシング2の開放された下面およびその周縁部を覆っている。化粧パネル6には、ケーシング2内部の第1空間2aに連通する吸込口10と、ケーシング2内部の第2空間2bに連通する吹出口11とが形成されている。吸込口10は、化粧パネル6の中央に形成され、略正方形状の開口である。吹出口11は、化粧パネル6における吸込口10の周辺部に4箇所形成された細長い矩形形状の開口である。吸込口10および吹出口11は、天井面Cから下方に向いて開口している。
グリル8は、空気の流通が可能な複数のスリットが形成された部材であり、化粧パネル6の吸込口10を覆うように取り付けられている。
フィルタ9は、化粧パネル6の吸込口10から吸い込まれた空気を濾過するものであり、グリル8よりも上側において化粧パネル6の吸込口10を覆うように取り付けられている。
フラップ7については、以下の項目で詳細に説明する。
<フラップ7の構成>
フラップ7は、図2(a)〜(d)、図4〜7に示されるように、ケーシング2(具体的には、化粧パネル6)の吹出口11から吹き出した空気の風向きを、吹出口11の直下への下吹き(図4参照)から天井面Cとほぼ平行の水平吹き(図7参照)との間の角度範囲(図4〜7参照)で変更する部材である。フラップ7は、化粧パネル6に取り付けられている。フラップ7は、吹出口11の長辺側の長さとほぼ同じ長さを有している。
このフラップ7は、図2(a)〜(d)および図4〜7に示されるように、吹出し空気Fが対象空間に吹き出す吹出し位置17を変えるように、先端部12が吹出口11から離れるように長さが変更する構造になっている。
しかも、フラップ7の長さが変更するのに対応して、フラップ7の先端部12の向きを変更することが可能になっている。
さらに、フラップ7は、フラップ7に沿って円滑に空気が流れるように、先端部12が弧を描くように伸縮する。
具体的には、フラップ7は、湾曲した基端部分13と、湾曲した基端部分13に対してスライド可能な複数の湾曲したスライド部分14、15、16から構成されている。
基端部分13は、ケーシング2(具体的には、化粧パネル6)の吹出口11付近の部分に固着されている。
スライド部分14、15、16は、それぞれ短辺側に設けられたガイド溝18とガイド突起19(図3参照)とが連結された連結部20によって、隣接する基端部分13およびスライド部分14、15、16に対してスライド自在に支持されている。
また、基端部分13およびスライド部分14、15、16は、ケーシング2の吹出口11から吹き出た空気Fに近づく向きに湾曲している。すなわち、フラップ7全体の形状は、伸縮しても常に湾曲した形状になっている。これにより、フラップ7の長さが変更しても全体として1枚の湾曲したフラップ7を構成できる。その結果、フラップ7に沿って円滑に空気を流すことが可能になる。
また、室内機1は、フラップ7を伸縮駆動する伸縮駆動機構21を備えている。
伸縮駆動機構21は、図3(a)、(b)に示されるように、スライド部分14、15、16の短辺側の縁にそれぞれ形成されたラック22と、各々のラック22と噛み合うピニオン23と、ピニオン23を回転駆動する回転駆動部24とから構成されている。回転駆動部24によってスライド部分14、15、16それぞれに対応するピニオン23を順番に回転させることにより、スライド部分14、15、16を順番にスライド移動させる。これにより、フラップ7全体を自動的に伸縮させることが可能である(図3(b)参照)。
回転駆動部24は、各ピニオン23に対応して複数のモータを有する構成、または1基のモータから各ピニオン23への回転駆動力の伝達を順番に切り換えるようにしてもよい。
<フラップ7の動作説明>
フラップ7は、図4〜7に示されるように、それぞれ湾曲したスライド部分14、15、16が隣接する湾曲した基端部分13およびスライド部分14、15に沿ってスライド移動する。これにより、フラップ7は、ケーシング2の吹出口11から吹き出た空気Fに近づく向きに先端部12が弧を描くように伸縮する。
その結果、フラップ7の先端部12に対応する吹出し位置17は、下吹き(図4)、斜め下方吹き出し(図5〜6)、そして水平吹き出し(図7)へと移行することが可能である。
天井埋込み型の室内機1では、フラップ7の先端部12に対応する吹出し位置17は、フラップ7が短いときは吹出し位置17が高く、長いときは吹出し位置17が低くなる。
このとき、図6に示されるように、水平吹き出しの状態では、フラップ7の長さを伸ばして天井面Cから下方へ離れた吹出し位置17から吹出し空気Fが吹き出すことで、吹出し空気Fと天井面Cの間に負圧が発生しにくくなり、天井が汚れるのを防止することが可能である。また、これによって、従来のように天井の汚れを発生して考慮して吹出し空気Fの吹出し方向を天井面Cから離れる下方へ修正する必要もなくなり、人に直接当たって不快感を与えるおそれもなくなる。
<第1実施形態の特徴>
(1)
第1実施形態の空気調和機の室内機1では、フラップ7は、先端部12が吹出口11から離れるように長さが変更する。このため、フラップ7の先端部12の位置、すなわち、吹出し空気Fが対象空間に吹き出す吹出し位置17を変えることを実現することが可能であり、人への風当たりおよび天井面Cの汚れの発生を両方防止できる。
(2)
第1実施形態の空気調和機の室内機1では、フラップ7の長さが変更するのに対応して、フラップ7の先端部12の向きを変更する。これにより、吹出し位置17の高さとともに、フラップ7の先端部12に沿って吹き出す空気の吹出し方向も変更できるので、人への風当たりおよび天井面Cの汚れの発生をより効果的に防止できる。
しかも、フラップ7の長さを変更することによって、広い範囲に風向を変更できる。
(3)
第1実施形態の空気調和機の室内機1では、フラップ7は、先端部12が弧を描くように伸縮する。これにより、フラップ7に沿って円滑に空気が流れる。また、先端部12の向き(すなわち、吹出し空気Fの吹出し方向)を細かく角度変更できる。
(4)
第1実施形態の空気調和機の室内機1では、フラップ7は、基端部分13と、基端部分13に対してスライド可能な複数のスライド部分14、15、16から構成されている。基端部分13は、ケーシング2の吹出口11付近の部分に固着されている。これにより、基端部分13およびスライド部分14、15、16によって、全体として1枚の大面積のフラップ7を構成できる。しかも、フラップ7をケーシング2に対して安定して固定できる。
(5)
第1実施形態の空気調和機の室内機1では、基端部分13およびスライド部分14、15、16は、ケーシング2の吹出口11から吹き出た吹出し空気Fに近づく向きに湾曲している。すなわち、フラップ7全体の形状は、湾曲した形状になっている。これにより、フラップ7の長さが変更しても全体として1枚の湾曲したフラップ7を構成できる。これによって、フラップ7に沿って円滑に空気を流すことが可能である。
(6)
第1実施形態の空気調和機の室内機1では、ケーシング2は、空気調和される対象空間の天井に埋め込まれ、ケーシング2の吹出口は、天井から下方へ開口している。このような天井埋め込み型室内機1では、フラップ7が先端部12が吹出口11から離れるように長さが変更するため、フラップ7の先端部12の位置、すなわち、吹出し空気Fが対象空間に吹き出す吹出し位置17を上下方向に変えることを実現することが可能である。その結果、人への風当たりおよび天井面Cの汚れの発生を両方防止できる。
(7)
第1実施形態の空気調和機の室内機1では、室内機1は、フラップ7を伸縮駆動するラック22とピニオン23とから構成された伸縮駆動機構21をさらに備えている。かかる伸縮駆動機構21によってフラップ7を自動的に伸縮できる。
<第1実施形態の変形例>
(A)
以上の第1実施形態では、天井埋め込み型の空気調和機の室内機を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、フラップ7を備えた室内機であれば、種々の形態の空気調和機に本発明を採用することが可能である。
例えば、壁面設置型で天井近くに設置される壁掛け型室内機にも採用することが可能である。この場合も、第1実施形態の湾曲した伸縮自在のフラップ7を用いることにより、フラップ7の先端部12の位置、すなわち、吹出し空気が対象空間に吹き出す吹出し位置17を変えることを実現することが可能であり、人への風当たりおよび天井面Cの汚れの発生を両方防止できる。
(B)
第1実施形態では、フラップ7を伸縮駆動機構21によって自動的に伸縮させているが、本発明はこれに限定されるものではなく、フラップ7を手動で伸縮できるようにしてもよい。また、ラック22およびピニオン23を有する伸縮駆動機構21の代わりにフラップ7を自動的に伸縮させる他の駆動機構を採用してもよい。
〔第2実施形態〕
第1実施形態では、全体的に湾曲した形状のフラップ7を例にあげて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、先端部が吹出口11から離れるように長さが変更するフラップであれば他の態様のフラップを採用しても良い。
例えば、第2実施形態に係るフラップ31は、図8(a)〜(d)に示されるように、平板状の基端部分33と、平板状の基端部分33に対してスライド可能な数の平板状の複スライド部分34、35、36から構成されている。スライド部分34、35、36は、手動又は自動で向きを変更できるようになっている。なお、少なくとも最も先端側のスライド部分36の向きを変更可能にすればよく、最も先端側のスライド部分36の向きだけを手動または自動で変更できるようにしてもよい。その他の構成は、図1の室内機1と同じ構成である。
基端部分33は、図1のケーシング2(具体的には、化粧パネル6)の吹出口11付近の部分に固着されている。
スライド部分34、35、36は、第1実施形態のスライド部分14、15、16と同様に、ガイド溝とガイド突起によって、隣接する基端部分33およびスライド部分34、35、36に対してスライド自在に支持されている。さらに、スライド部分34、35、36は、隣接するスライド部分35に対して回転自在に支持されている。
このような直線的に伸縮し、かつ少なくとも先端の向きが部分的に変更できるフラップ31を用いれば、フラップ31の先端部32に対応する吹出し位置37は、下吹き(図8(a))、斜め下方吹き出し(図8(b)、(c))、そして水平吹き出し(図8(d))へと移行することが可能である。
また、図1のような天井埋込み型の室内機1にフラップ31を取り付けられた場合では、フラップ31の先端部32に対応する吹出し位置37は、フラップ31が短いときは吹出し位置37が高く、長いときは吹出し位置37が低くなる。
このとき、図8(d)に示されるように、フラップ31を伸ばして先端を水平に曲げることによる水平吹き出しの状態では、図2(a)〜(d)、図4〜7のフラップ7と同様に、フラップ31の長さを伸ばして図1の天井面Cから離れた吹出し位置37から吹出し空気Fが吹き出すことで、吹出し空気Fと天井面Cの間に負圧が発生しにくくなり、天井が汚れるのを防止することが可能である。また、これによって、吹出し空気Fの吹出し方向を天井面Cから離れる下方へ修正する必要もなくなり、人に直接当たって不快感を与えるおそれもなくなる。
本発明は、フラップを備えたメンテナンスや交換が必要な部品を備えた空気調和機に適用することが可能である。
本発明の第1実施形態に係わる空気調和機の室内機の構成図。 (a)〜(d)は図1のフラップが伸縮する状態を示した図。 (a)〜(b)は図1のフラップの伸縮駆動機構の動作を示す図。 図1のフラップが下吹きの状態を示す図。 図1のフラップが斜め下吹出しの状態を示す図。 図1のフラップが斜め下吹出しの状態を示す図。 図1のフラップが水平吹出しの状態を示す図。 (a)〜(d)は本発明の第2実施形態に係わる空気調和機の室内機におけるフラップが伸縮する状態を示した図。
符号の説明
1 室内機
2 ケーシング
3 ファン
4 熱交換器
5 フレーム
6 化粧パネル
7、31 フラップ
10 吸込口
11 吹出口
12、32 先端部
13、33 基端部分
14、15、16、
34、35、36 スライド部分
17、37 吹出し位置
18 ガイド溝
19 ガイド突起
20 連結部
21 伸縮駆動機構
22 ラック
23 ピニオン
24 回転駆動部

Claims (7)

  1. 空気調和された空気を吹き出す吹出口(11)を有するケーシング(2)と、
    先端部(12、32)が前記吹出口(11)から離れるように長さが変更するフラップ(7、31)と、
    を備えている空気調和機(1)。
  2. 前記フラップ(7、31)の長さが変更するのに対応して、前記フラップ(7、31)の先端部(12、32)の向きを変更する、
    請求項1に記載の空気調和機(1)。
  3. 前記フラップ(7)は、前記先端部(12)が弧を描くように伸縮する、
    請求項2に記載の空気調和機(1)。
  4. 前記フラップ(7、31)は、基端部分(13、33)と、前記基端部分(13、33)に対してスライド可能な少なくとも1つのスライド部分(14、15、16、34、35、36)から構成され、
    前記基端部分(13、33)は、前記ケーシング(2)の前記吹出口(11)付近の部分に固着されている、
    請求項1に記載の空気調和機(1)。
  5. 前記基端部分(13)および前記スライド部分(14、15、16)は、前記ケーシング(2)の吹出口(11)から吹き出た空気に近づく向きに湾曲している、
    請求項4に記載の空気調和機(1)。
  6. 前記ケーシング(2)は、空気調和される対象空間の天井に埋め込まれ、
    前記ケーシング(2)の吹出口(11)は、前記天井から下方へ開口している、
    請求項1から5のいずれかに記載の空気調和機(1)。
  7. 前記フラップ(7、31)を伸縮駆動する伸縮駆動手段(21)をさらに備えている
    請求項1に記載の空気調和機(1)。
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