JP4994496B2 - 送風装置 - Google Patents

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Description

本発明は、駐車場、工場、体育館、倉庫等、大空間を有する建物の天井付近に設置され、空気を搬送する送風装置に関するものである。
大空間を有する建物に設置される送風装置は、風を遠くまで送れるように、通常、邪魔物のない建物の天井付近に設置される。大きな建物では、夏季は、熱気が天井下に滞留するため、熱気を水平方向へ送り、建物の外壁に設置された換気ファンにより外部へ排熱する必要がある。一方、冬期は、空調機等で暖められた空気が上昇するため、天井付近の暖かい空気を下方に送り、建物内の暖気を循環させて暖房効率を上げる必要がある。しかしながら、送風装置が高所に設置されているので、夏季と冬季で送風装置の送風方向を変えるのは容易ではない。
従来、チャンバと、送風機と、前記チャンバの異なった位置に設けられ、前記送風機からのエアを吹き出すための複数のノズルとを備えた送風装置において、前記送風機からのエアを、前記異なった位置に設けられた各ノズル側に切り替えて供給するためのダンパを有し、前記ノズルからのエアの吹き出し方向が相互にほぼ直角方向となるように、前記ノズルが前記チャンバに配置されている大空間用送風装置がある。
前記ダンパは、モータによって駆動され、該モータは他からの信号に基づいて駆動される。また、前記各ノズルは、チャンバに形成された吹出口に設けられ、前記ノズルのうち少なくとも1つのノズルは、吹出口中心線を中心として回転自在であって、かつ当該回転自在なノズルの吹出口は吹出口中心線から偏向している(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−192530号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、ダンパの切り替えにより、ノズルからのエアの吹き出し方向を、横方向と下方とに切り替えることができるが、エアの吹き出し方向を、広範囲に、かつ、木目細かく調整することができない、という問題があった。
また、チャンバ内にダンパの切替動作のための空間を必要とし、大きなチャンバ(送風機筐体)が必要であり、さらに、チャンバ内で風向を変えているので、圧力損失による風量損失が大きい、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、空気の吹き出し方向を、遠隔操作により、容易に、広範囲に、かつ、木目細かく調整することができ、小型で風量損失の小さい送風装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、大空間を有する建物の天井付近に設置される送風装置であって、送風ファンを内蔵し、空気吸込口及び空気吹出口を有する送風機本体と、前記建物に取付けられ、前記送風機本体を俯仰動可能に支持する取付ブラケットと、前記送風機本体を俯仰動させる電動機と、前記電動機を制御するリモートコントローラと、を備えることを特徴とする。
本発明にかかる送風装置は、空気の吹き出し方向を、遠隔操作により、容易に、広範囲に、かつ、木目細かく調整することができ、小型で風量損失が小さいという効果を奏する。また、送風機本体が俯仰動すると、空気吸込口及び送風機本体の上面も俯仰動するので、埃が付着し易い空気吸込口及び送風機本体の上面を、下又は横向きにし、長い柄に取付けた箒等で清掃することができる。
図1は、本発明にかかる送風装置の実施の形態1を示す正面図である。 図2は、実施の形態1の送風装置の上面図である。 図3は、実施の形態1の送風装置の左側面図である。 図4は、実施の形態1の送風装置の空気吹出口を下方に向けたときの左側面図である。 図5は、実施の形態1の送風装置の左側縦断面図である。 図6は、実施の形態1の送風装置の右側縦断面図である。 図7は、実施の形態1の送風装置の取付ブラケットの左側面図である。 図8−1は、風向切替コントローラーの正面図である。 図8−2は、風向切替コントローラーの側面図である。 図9は、本発明にかかる送風装置の実施の形態2を示す正面図である。 図10は、実施の形態2の送風装置の上面図である。 図11は、実施の形態2の送風装置の側面図である。 図12は、本発明にかかる送風装置の実施の形態3を示す正面図である。 図13は、実施の形態3の送風装置の上面図である。 図14は、実施の形態3の送風装置を建物に設置した状態を示す平面図である。 図15は、実施の形態3の送風装置を建物に設置した状態を示す側面図である。
符号の説明
10 送風機本体
11 筐体
11a 制御ボックス
11b 送風ファンボックス
11c 空気吹出口
11d 風向ガイド
11e 空気吸込口
11f 左側壁
11g,11i 側部カバー
11h 右側壁
11j 円弧状長孔
12 送風ファン
21 第1の取付ブラケット
21a 取付フランジ
21b 切欠き部
21c 端子台カバー
21d 内部配線
21e フレキシブルチューブ
21f 配線カバー
22 第2の取付ブラケット
22a 取付フランジ
22b 切欠き部
25 ステー
27 吊ボルト
30 ステッピングモータ(電動機)
30a 回転軸
31 モータブラケット
32 カップリング
33 原点突起
34 リミットスイッチ
37 制御部
40 風向切替コントローラー(リモートコントローラー)
41 本体部
42 パネル部
43 角度調整ダイヤル
44 俯仰角度銘板
50 第1の支持軸
50a フランジ部
51 ころがり軸受
52 軸受ホルダ
53 球面軸受
54 止め板
55 ナット
56 ゴムブッシュ(弾性連結部材)
57 第2の支持軸
58 ワッシャ
59 ガイドピン
59a ブッシュ
100 送風装置
以下に、本発明にかかる送風装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる送風装置の実施の形態1を示す正面図であり、図2は、実施の形態1の送風装置の上面図であり、図3は、実施の形態1の送風装置の左側面図であり、図4は、実施の形態1の送風装置の空気吹出口を下方に向けたときの左側面図であり、図5は、実施の形態1の送風装置の左側縦断面図であり、図6は、実施の形態1の送風装置の右側縦断面図であり、図7は、実施の形態1の送風装置の第1の取付ブラケットの左側面図であり、図8−1は、風向切替コントローラーの正面図であり、図8−2は、風向切替コントローラーの側面図である。
図1〜図8−2に示すように、実施の形態1の送風装置100は、建物の換気補助用の送風装置であり、軸流型の送風ファン12を筐体11内に内臓する送風機本体10と、大空間を有する建物の天井付近に取付けられ送風機本体10を俯仰動(上下揺動)可能に軸支持する第1、第2の取付ブラケット21、22と、送風機本体10を俯仰動させる電動機30(図5参照)と、建物の内壁等に設置され電動機30の制御部37(図5参照)に俯仰角度指令を送信するリモートコントローラーとしての風向切替コントローラー40(図8−1、図8−2参照)と、を備えている。
送風機本体10の筐体11は、左右方向に長い直方体状に形成されている。筐体11の左側略1/4は、電動機30及び制御部37を収容する制御ボックス11aとなっていて、残りの略3/4は、送風ファンボックス11bとなっている。送風ファンボックス11b内には、左右方向に一列に5台の軸流型の送風ファン12が設置されている。
送風ファンボックス11bの前面には、長方形の空気吹出口11cが形成され、空気吹出口11cの上下方向中央部には、空気吹出口11cを上下に分け、送風ファン12が吹出す空気を上下に分流して風速を増大させ、遠くまで届くようにする風向ガイド11dが設けられている。また、送風ファンボックス11bの後面には、空気吸込口11eが形成されている。送風ファンボックス11bの上面又は下面に空気吸込口11eを形成してもよい。
図5に示すように、筐体11の左側壁11fには、左側壁11fを貫通する第1の支持軸50が取付けられている。第1の支持軸50は、その軸線が送風機本体10の略重心位置を通るように配置される。送風機本体10の上下揺動の支持軸を、送風機本体10の略重心位置に配置することにより、電動機30のトルク負荷を軽減させることができ、静止時の補助トルクも軽減される。それ故、ステッピングモータ30が小型のものでよく、送風機本体10の俯仰動作が安定する。
第1の支持軸50の軸方向中央部には、フランジ部50aが設けられている。フランジ部50aを挟むように2つのころがり軸受51、51の内輪が第1の支持軸50に両側から嵌め込まれ、ころがり軸受51、51の外輪が軸受ホルダ52、52により、左側壁11fに固定される。フランジ部50aがスラスト荷重受けとなり、第1の支持軸50は、軸方向に動かないように固定される。
左側壁11fの内側に、モータブラケット31を介して、電動機としてのステッピングモータ30が取付けられる。ステッピングモータ30の回転軸30aと第1の支持軸50の右端部とが、カップリング32により連結される。カップリング32により、部品の製造誤差や組立時の変形による回転軸30aと第1の支持軸50との間の軸ずれ及び軸傾斜が許容される。また、電動機30を送風機本体10の筐体11内に収容しているので、送風装置100は、外観の意匠性に優れている。
ころがり軸受51とカップリング32の間の第1の支持軸50には、送風機本体10の俯仰角度原点(上向き角30°)を示す原点突起33が取付けられている。左側壁11fの内側には、原点突起33の俯仰角度位置を検出するリミットスイッチ34が取付けられている。ステッピングモータ30の上方の制御ボックス11a内には、風向切替コントローラー40からの俯仰角度指令に基づいて、ステッピングモータ30を所定角度回転させる制御部37が設置されている。
筐体11への第1の支持軸50の組付け後に、左側壁11fに、外側から側部カバー11gを取付ける。第1の取付けブラケット21に取付けられた球面軸受53に、第1の支持軸50の左側を挿通し、Dカットされた左端部に止め板54を嵌合し、ナット55により止め板54を左端部に固定する。
止め板54の両端部をゴムブッシュ56、56を介して第1の取付ブラケット21にねじ止めする。球面軸受53、止め板54及び弾性連結部材としてのゴムブッシュ56を介して、第1の支持軸50を第1の取付ブラケット21に連結、固定したので、部品の製造誤差や、取付ブラケット21を天井に取付けたときの傾斜等により、第1の取付ブラケット21と第1の支持軸50とが非垂直状態で連結されるのが許容される。
図6に示すように、筐体11の右側壁11hには、外側から側部カバー11iが取付けられる。側部カバー11iには、外方へ突出する第2の支持軸57が取付けられている。第2の支持軸57は、第1の支持軸50の軸線上に配置される。
第2の取付けブラケット22に取付けられた球面軸受53に、第2の支持軸57を挿通し、第2の支持軸57の右端部にワッシャ58を嵌合し、ナット55により固定する。球面軸受53を介して、第2の支持軸57を第2の取付ブラケット22で支持しているので、製造誤差や建物への取付け時の変形による第2の取付ブラケット22と第2の支持軸57とが非垂直状態で連結されるのが許容される。
図6及び図7に示すように、第1、第2の支持軸50、57から径方向に離れた位置の側部カバー11g、11iには、外方へ突出するガイドピン59が取付けられている。ガイドピン59は、ブッシュ59aが装着され、第1、第2の取付ブラケット21、22に設けられた円弧状長孔11jに挿通され、端部にワッシャ58が嵌合される。ナット55により、ワッシャ58をガイドピン59の端部に固定する。
第1、第2の取付ブラケット21、22の上部間は、2本のステー25により接続、固定される。第1、第2の取付ブラケット21、22の上端部は、外方へ直角に屈曲され取付フランジ21a、22aとなっている。取付フランジ21a、22aの外方先端部の両側には、建物の天井等から垂下された吊ボルト27が挿通される切欠き部21b、22bが設けられている。第1、第2の取付ブラケット21、22の上部間を、2本のステー25により接続、固定したので、取付フランジ21aと22aと間の間隔と支持軸回りの位相が揃い、送風装置100の建物への設置作業が容易となる。また、第1、第2の支持軸50、57への曲げ応力が軽減される。
切欠き部21b、22bに吊ボルト27、27を挿通させ、ナット55、55により、取付フランジ21a、22aを挟みつけ、第1、第2の取付ブラケット21、22を吊ボルト27により吊下げることができる。図3に示すように、切欠き部21b(22b)と21b(22b)との間の距離Dは、端子台カバー21cの幅よりも大きくなっていて、吊ボルト27が、取付フランジ21a(22a)から下に大きく突出するような場合でも、吊ボルト27が端子台カバー21cに当たることはない。
送風機本体10が、第1、第2の支持軸50、57回りに俯仰動すると、ガイドピン59及びブッシュ59aは、円弧状長孔11jにガイドされて円弧状に動く。ガイドピン59が第1、第2の取付ブラケット21、22に係合しているので、万一、第1、第2の支持軸50、57が折損するようなことがあっても、送風装置本体10が落下することはない。
第1の取付ブラケット21の上部には、送風ファン12の駆動電源配線、ステッピングモータ30の駆動電源配線及び風向切替コントローラー40からの信号配線の3系統の外部配線が接続される端子台(図示せず)が設置されている。端子台は、端子台カバー21cにより覆われている。
端子台に接続された3系統の外部配線を、端子台の出口側で、フレキシブルチューブ21eにより一本に纏められた内部配線21dは、側部カバー11g及び筐体11の左側壁11fを通して制御ボックス11a内に引込まれ、制御部37及び送風ファン12に接続される。また、制御部37からステッピングモータ30及びリミットスイッチ34に配線される。第1の取付ブラケット21の外側に配置された内部配線21d及びフレキシブルチューブ21eの部分は、配線カバー21fにより覆われている。
図8−1及び図8−2に示すように、リモートコントローラーとしての風向切替コントローラー40は、本体部41とパネル部42とを備えている。パネル部42には、送風機本体10の俯仰角度を調整する角度調整ダイヤル43が備えられている。実施の形態1の送風装置100では、角度調整ダイヤル43は、1〜6の6段階の目盛位置に合わせることができる。
俯仰角度銘板44に表示されているように、角度調整ダイヤル43を目盛1に合わせると、風向切替コントローラ40は、送風機本体10の空気吹出口11cを、上向22.5°に向けるように、俯仰角度指令信号を制御部37に送信する。制御部37は、俯仰角度指令信号に基づいて、ステッピングモータ30を回転させ、空気吹出口11cを、一旦、上向30°に向けて俯仰角度原点を確認した後、ステッピングモータ30を逆回転させ、上向22.5°に向けて停止させる。角度調整ダイヤル43を目盛2〜6に合わせれば、同様に、空気吹出口11cを、水平0°〜下向90°に、22.5°の角度ピッチで調整することができ、送風機本体10の遠隔俯仰動操作を容易に、迅速に、かつ、正確に行うことができる。
送風機本体10の空気吹出口11cの俯仰角度調整は、上記の実施の形態1の角度調整範囲及び角度ピッチに限定されない。角度調整範囲を水平0°〜下向90°とし、角度ピッチを22.5°としてもよいし、角度調整範囲を前上向45°〜下向90°〜後上向45°(合計270°)とし、角度ピッチを22.5°としてもよいし、角度調整範囲を前上向30°〜下向90°〜後上向30°(合計240°)とし、角度ピッチを30°としてもよい。角度調整範囲及び角度ピッチは、ユーザー側のニーズに応じて任意に設定することができる。
また、図示はしないが、風向切替コントローラー40に、送風装置100の風量調整手段としての風量調整ダイヤルを設け、例えば、空気吹出口11cが水平0°を向いているときは、5機の送風ファン12を作動させ、30m程度の遠方まで送風するようにし、空気吹出口11cが下向90°を向いているときは、3機の送風ファン12を作動させるようにし、人がいる下方には強い風を吹かせないようにしてもよい。この送風機本体10の俯仰角度に応じた風量調整は、送風ファン12の回転数を制御して行うようにしてもよい。
以上説明した実施の形態1の送風装置100は、送風ファン12を内蔵し、空気吸込口11c及び空気吹出口11eを有する送風機本体10と、建物に取付けられ、送風機本体10を俯仰動可能に支持する取付ブラケット21、22と、送風機本体10を俯仰動させる電動機30と、電動機30を制御するリモートコントローラー40と、を備えるので、小型で風量損失が小さく、遠隔操作により、空気の吹き出し方向を、容易に、広範囲に、かつ、木目細かく調整することができる。
また、送風機本体10が俯仰動すると、空気吸込口11e及び送風機本体10の上面も俯仰動するので、埃が付着し易い空気吸込口11e及び送風機本体10の上面を、下又は横向きにし、長い柄に取付けた箒等で清掃することができる。
実施の形態2.
図9は、本発明にかかる送風装置の実施の形態2を示す正面図であり、図10は、実施の形態2の送風装置の上面図であり、図11は、実施の形態2の送風装置の左側面図である。
図9〜図11に示すように、実施の形態2の送風装置200は、建物の換気補助用の送風装置であり、軸流型の送風ファン12を筐体211内に内臓する送風機本体210と、建物の天井付近に取付けられ、送風機本体210を俯仰動(上下揺動)可能に軸支持する第1、第2の取付ブラケット221、222と、送風機本体210を俯仰動させる電動機30(図5参照)と、建物の内壁等に設置され電動機30の制御部37(図5参照)に俯仰角度指令を送信するリモートコントローラーとしての風向切替コントローラー40(図8−1、図8−2参照)と、を備えている。
送風機本体210の筐体211は、左右方向に長い直方体状に形成されている。筐体211は、その全てが、送風ファンボックス211bとなっている。送風ファンボックス211b内には、左右方向に一列に5台の軸流型の送風ファン12が設置されている。実施の形態2の送風装置200では、実施の形態1の送風装置100と異なり、電動機30及び制御部37を収容する制御ボックス211aは、第1の取付ブラケット221の外側に設置されている。
送風ファンボックス211bの前面には、長方形の空気吹出口211cが形成され、空気吹出口211cの上下方向中央部には、空気吹出口211cを上下に分け、送風ファン12が吹出す空気を上下に分流して風速を増大させ、遠くまで届くようにする風向ガイド211dが設けられている。また、送風ファンボックス211bの後面には、空気吸込口211eが形成されている。
図示はしないが、第1の取付ブラケット221には、第1の取付ブラケット221を貫通する第1の支持軸50(以下の説明では、符号は図5参照)が取付けられている。第1の支持軸50の軸方向中央部には、フランジ部50aが設けられている。フランジ部50aを挟むように2つのころがり軸受51、51の内輪が第1の支持軸50に両側から嵌め込まれ、ころがり軸受51、51の外輪が軸受ホルダ52、52により、第1の取付ブラケット221に固定される。フランジ部50aがスラスト荷重受けとなり、第1の支持軸50は、軸方向に動かないように固定される。
第1の取付ブラケット221の外側に、モータブラケット31を介して、電動機としてのステッピングモータ30が取付けられる。ステッピングモータ30の回転軸30aと第1の支持軸50の左端部(図5では、右端部)とが、カップリング32により連結される。カップリング32により、製造誤差による回転軸30aと第1の支持軸50との間の軸ずれ及び軸傾斜が許容される。
ころがり軸受51とカップリング32の間の第1の支持軸50には、送風機本体210の俯仰角度原点(仰角30°)を示す原点突起33が取付けられている。第1の取付ブラケット221の外側には、原点突起33の俯仰角度位置を検出するリミットスイッチ34が取付けられている。ステッピングモータ30の上方の制御ボックス211a内には、風向切替コントローラー40からの俯仰角度指令に基づいて、ステッピングモータ30を所定角度回転させる制御部37が設置されている。
筐体211(送風ファンボックス211b)の側部カバー211gに取付けられた球面軸受53に、第1の支持軸50の右側(図5では左側)を挿通し、Dカットされた右端部に止め板54を嵌合し、ナット55により止め板54を左端部に固定する。第1の支持軸50の軸線が、送風機本体210の略重心位置を通るように、球面軸受53が側部カバー211gに配置されている。送風機本体210の上下揺動の支持軸を、送風機本体210の略重心位置に配置して、電動機30のトルク負荷を軽減させている。
止め板54の両端部を弾性連結部材としてのゴムブッシュ56、56を介して側部カバー211gにねじ止めする。球面軸受53、止め板54及びゴムブッシュ56を介して、第1の支持軸50を側部カバー211gに固定したので、製造誤差等による側部カバー211g(筐体211)と第1の支持軸50とが非垂直状態で連結されるのが許容される。
筐体211の側部カバー211iと第2の取付ブラケット222との連結構造は、図6に示す実施の形態1の側部カバー11iと第2の取付ブラケット22との連結構造と同一であるので、その説明は省略するが、実施の形態2では、第2の支持軸57及びガイドピン59を覆う軸カバー222cを第2の取付ブラケット222に取付けている。
図示しないが、第1、第2の取付ブラケット221、222の上部間は、2本のステーにより接続、固定される。第1、第2の取付ブラケット221、222の上端部は、外方へ直角に屈曲され取付フランジ221a、222aとなっている。取付フランジ221a、222aの外方先端部の両側には、建物の天井等から垂下された吊ボルト27(図7参照)が挿通される切欠き部221b、222bが設けられている。
制御ボックス211aの上部には、送風ファン12の駆動電源配線、ステッピングモータ30の駆動電源配線及び風向切替コントローラー40からの信号配線の3系統の外部配線が接続される端子台(図示せず)が設置されている。
端子台に接続された3系統の外部配線のうち、送風ファン12の駆動電源配線は、端子台の出口側で、フレキシブルチューブ21eにより一本に纏められ、側部カバー211gに設置された内部配線端子ボックス221c、側部カバー211g及び筐体211の左側壁を通して送風ファンボックス211b内に引込まれ、送風ファン12に接続される。また、ステッピングモータ30の駆動電源配線及び風向切替コントローラー40からの信号配線は、制御部37からステッピングモータ30及びリミットスイッチ34に配線される。
実施の形態2の送風装置200の風向切替コントローラー40は、実施の形態1のものと同一であるので、その説明は省略する。以上説明した実施の形態2の送風装置200によれば、電動機30が、取付ブラケット221aに設置され、電動機30の回転軸が送風機本体210に連結されているので、送風装置200の構造が簡素であり、製造コストを低減することができる。また、固定設置式の送風機本体210を用いて俯仰動式の送風装置200を製作することができる。
実施の形態3.
図12は、本発明にかかる送風装置の実施の形態3を示す正面図であり、図13は、実施の形態3の送風装置の上面図であり、図14は、実施の形態3の送風装置を建物に設置した状態を示す平面図であり、図15は、実施の形態3の送風装置を建物に設置した状態を示す側面図である。
図12及び図13に示すように、実施の形態3の送風装置300は、建物の換気補助用の送風装置であり、軸流型の送風ファン12を筐体311a内に内臓する第1の送風機本体310aと、送風ファン12を筐体311b内に内臓する第2の送風機本体310bと、建物の天井付近に取付けられ第1、第2の送風機本体310a、310bを俯仰動(上下揺動)可能に軸支持する第1、第2の取付ブラケット321、322と、第1、第2の送風機本体310a、310bを夫々独立に俯仰動させる電動機30、30(図5参照)と、建物の内壁等に設置され電動機30、30の制御部37、37(図5参照)に夫々俯仰角度指令を送信するリモートコントローラーとしての風向切替コントローラー40、40(図8−1、図8−2参照)と、を備えている。
第1の送風機本体310aの筐体311aは、左右方向に長い直方体状に形成されている。筐体311aの左側略1/3は、電動機30及び制御部37を収容する制御ボックス311cとなっていて、残りの略2/3は、送風ファンボックス311dとなっている。送風ファンボックス311d内には、左右方向に一列に3台の軸流型の送風ファン12が設置されている。
また、第2の送風機本体310bの筐体311bは、左右方向に長い直方体状に形成されている。筐体311bの右側略1/2は、電動機30及び制御部37を収容する制御ボックス311eとなっていて、残りの略1/2は、送風ファンボックス311fとなっている。送風ファンボックス311f内には、左右方向に一列に2台の軸流型の送風ファン12が設置されている。
送風ファンボックス311d、311fの前面には、夫々長方形の空気吹出口311g、311hが形成され、空気吹出口311g、311hの上下方向中央部には、空気吹出口311g、311hを上下に分け、送風ファン12が吹出す空気を上下に分流して風速を増大させ、遠くまで届くようにする風向ガイド311i、311jが設けられている。また、送風ファンボックス311d、311fの後面には、空気吸込口311k、311mが形成されている。
第1、第2の取付ブラケット321、322と、第1、第2の送風機本体310a、310bとの連結構造及び配線構造は、実施の形態1の第1の取付ブラケット21と、第1の送風機本体10との連結構造及び配線構造と同一であるので、その説明は省略する。
また、第1、第2の送風機本体310a、310b同士の連結構造は、実施の形態1の第2の取付ブラケット22と、第1の送風機本体10との連結構造と略同一であるので、その説明は省略するが、実施の形態3では、第1、第2の送風機本体310a、310b同士の連結軸を、第1、第2の取付ブラケット321、322同士を連結するステー325から垂下させた垂下板325aにより懸架している。
実施の形態3の送風装置300は、第1、第2の送風機本体310a、310bを、異なる俯仰角度に設定することができるので、図14及び図15に示すように、部分的に奥行きが異なる建物に設置されたような場合、例えば、第1の送風機本体310aを下向き15°、第2の送風機本体310bを下向き30°に設定することにより、部分的に奥行きが異なる建物の隅々まで空気を循環させることができる。
以上のように、本発明にかかる送風装置は、駐車場、工場、体育館、倉庫等、大空間を有する建物の天井付近に設置される送風装置として有用である。

Claims (6)

  1. 物の天井付近に設置される送風装置であって、
    送風ファンを内蔵し、空気吸込口及び空気吹出口を有する送風機本体と、
    前記建物に取付けられ、前記送風機本体を俯仰動可能に支持する取付ブラケットと、
    前記送風機本体を俯仰動させる電動機と、
    前記電動機を制御して、前記空気吹出口を、少なくとも、水平0°〜下向き90°の角度範囲で俯仰動させるリモートコントローラと、
    を備え
    前記電動機は、前記取付ブラケットに設置され、該電動機の回転軸が前記送風機本体に連結されていることを特徴とする送風装置。
  2. 建物の天井付近に設置される送風装置であって、
    送風ファンを内蔵し、空気吸込口及び空気吹出口を有する送風機本体と、
    前記建物に取付けられ、前記送風機本体を俯仰動可能に支持する取付ブラケットと、
    前記送風機本体を俯仰動させる電動機と、
    前記電動機を制御して、前記空気吹出口を、少なくとも、水平0°〜下向き90°の角度範囲で俯仰動させるリモートコントローラと、
    を備え、
    前記電動機は、前記送風機本体内に設置され、前記送風機本体が俯仰動する際の回転軸と前記電動機の回転軸とが同軸上となるように、前記取付ブラケットに連結されていることを特徴とする送風装置。
  3. 建物の天井付近に設置される送風装置であって、
    略直方体形状を呈するとともに、送風ファンを内蔵し、空気吸込口及び空気吹出口を有する送風機本体と、
    前記建物に取付けられ、前記送風機本体の長手方向における両側に設けられて、前記送風機本体を俯仰動可能に支持する取付ブラケットと、
    前記送風機本体を俯仰動させる電動機と、
    前記電動機を制御して、前記空気吹出口を、少なくとも、水平0°〜下向き90°の角度範囲で俯仰動させるリモートコントローラと、
    を備え、
    前記送風機本体の長手方向における一端側には、前記取付ブラケットに対して前記送風機本体を俯仰動可能に支持させる支持軸が設けられ、
    前記取付ブラケットは前記送風機本体の長手方向における側面と対向する対向面を有し、
    前記取付ブラケットの前記対向面前記支持軸とが非垂直状態で連結されるのを許容する弾性連結部材をさらに備えることを特徴とする送風装置。
  4. 前記取付ブラケットに取付けられ、前記支持軸が挿通される球面軸受と、
    前記支持軸に固定された止め板と、をさらに備え、
    前記止め板は、前記弾性連結部材を介して前記取付ブラケットに固定されて、前記電動機によって前記支持軸が回転されるのを規制し、
    前記弾性連結部材は、前記止め板と前記取付ブラケットとの間に介在されるゴムブッシュであることを特徴とする請求項3に記載の送風装置。
  5. 前記送風機本体の両側部に2つの前記取付ブラケットを備え、
    前記2つの取付ブラケット同士は、ステーにより連結され固定されていることを特徴とする請求項3または4に記載の送風装置。
  6. 建物の天井付近に設置される送風装置であって、
    略直方体形状を呈するとともに、送風ファンを内蔵し、空気吸込口及び空気吹出口を有する送風機本体と、
    前記建物に取付けられ、前記送風機本体を俯仰動可能に支持する取付ブラケットと、
    前記送風機本体を俯仰動させる電動機と、
    前記電動機を制御して、前記空気吹出口を、少なくとも、水平0°〜下向き90°の角度範囲で俯仰動させるリモートコントローラと、
    を備え、
    前記送風機本体の長手方向における一端側には、前記取付ブラケットに対して前記送風機本体を俯仰動可能に支持させる支持軸が設けられ、
    前記送風機本体の支持軸と前記電動機の回転軸とを略同軸上で連結するとともに、前記支持軸と前記回転軸との軸ずれ及び軸傾斜を許容するカップリングをさらに備えることを特徴とする送風装置。
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