JP2000018654A - 局所清浄型空気清浄機 - Google Patents

局所清浄型空気清浄機

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JP2000018654A
JP2000018654A JP10185447A JP18544798A JP2000018654A JP 2000018654 A JP2000018654 A JP 2000018654A JP 10185447 A JP10185447 A JP 10185447A JP 18544798 A JP18544798 A JP 18544798A JP 2000018654 A JP2000018654 A JP 2000018654A
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casing
clean
cleaning type
clean air
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JP10185447A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Oda
泰弘 小田
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 局所清浄型空気清浄機本体の回転位置の調節
を簡単に達成するとともに、回転位置の調節精度を高め
る。 【解決手段】 局所清浄型空気清浄機本体10と、局所
清浄型空気清浄機本体10を支承する支承部20と、局
所清浄型空気清浄機本体10を支承部20に対して回転
可能に支持するとともに、所望の回転位置を保持し続け
る回転位置制御部30とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ケーシングの内
部に送風手段と空気清浄化手段とを含み、外部から空気
を吸入して清浄化し、清浄化された空気を吹き出して清
浄空気吹き出し口の前方に局所的に清浄空間を形成する
ようにした局所清浄型空気清浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、特開昭62−294831号
公報に示す構成の空気清浄機が提案されている。
【0003】この空気清浄機は、フィルターおよび送風
機をプレナムチャンバーに設けてなるファンフィルター
ユニットと、このファンフィルターユニットを支持する
1対の支柱と、支柱に設けた溝と、溝を貫通してファン
フィルターユニットにねじ込まれるボルトとを有してい
る。
【0004】この構成の空気清浄機であれば、ボルトを
緩めることにより、ファンフィルターユニットを回転さ
せて空気吹き出し方向を任意に設定することができる。
したがって、必要とされる清浄空気吹き出し方向に応じ
てファンフィルターユニットの回転位置を設定すること
ができ、最適の清浄空気吹き出し方向を実現することが
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開昭62−2948
31号公報に示す構成の空気清浄機を採用した場合に
は、所望の清浄空気吹き出し方向に応じてファンフィル
ターユニットの回転位置を設定する作業が困難であると
いう不都合がある。
【0006】さらに詳細に説明する。
【0007】ファンフィルターユニットの回転位置を設
定するに当たっては、ボルトを緩めてファンフィルター
ユニットを回転させ、ファンフィルターユニットの回転
位置が定まった状態でボルトを締め込む動作を行わなけ
ればならないのであるが、ファンフィルターユニットの
重量は比較的大きいのであるから、使用者が力が余り無
い場合には、ファンフィルターユニットを回転させる動
作、ボルトを締め込む間、ファンフィルターユニットを
そのままの状態に保持する動作が困難になってしまうの
である。
【0008】また、ファンフィルターユニットを回転さ
せた後、ボルトを締め込むまでの間にファンフィルター
ユニットの回転位置が変化してしまい、回転位置の設定
が不正確になってしまうという不都合もある。
【0009】特開昭62−294831号公報に示す回
転位置調節機構を局所清浄型空気清浄機に適用した場合
にも同様の不都合が発生する。
【0010】
【発明の目的】この発明は上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、回転位置の調節を簡単に達成することが
できるとともに、回転位置の調節精度を高めることがで
きる局所清浄型空気清浄機を提供することを目的として
いる。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の局所清浄型空
気清浄機は、送風手段と空気清浄化手段とを内部に含む
ケーシングを支承する支承手段と、支承手段により支持
されたケーシングからの清浄空気吹き出しの向きを予め
設定された複数の向きの何れかに調節する風向調節手段
とを含むものである。
【0012】請求項2の局所清浄型空気清浄機は、前記
風向調節手段として、清浄空気吹き出しの向きを水平方
向と所定角度下向きとの間の複数の向きの何れかに設定
すべくケーシングの回転位置を調節するものを採用する
ものである。
【0013】請求項3の局所清浄型空気清浄機は、前記
風向調節手段として、清浄空気吹き出し口を上方に向け
るべくケーシングの回転位置を調節するものを採用する
ものである。
【0014】請求項4の局所清浄型空気清浄機は、前記
支承手段として、送風手段と空気清浄化手段とを含むケ
ーシングの重心位置近傍を支承するものを採用するもの
である。
【0015】請求項5の局所清浄型空気清浄機は、前記
ケーシングとして、互いに対向する面に空気吸い込み口
と清浄空気吹き出し口とを有するものを採用するもので
ある。
【0016】請求項6の局所清浄型空気清浄機は、前記
送風手段として遠心型のファンを採用するものである。
【0017】請求項7の局所清浄型空気清浄機は、前記
空気清浄化手段が、送風手段よりも清浄空気吹き出し口
に設けられたものである。
【0018】
【作用】請求項1の局所清浄型空気清浄機であれば、ケ
ーシングの内部に送風手段と空気清浄化手段とを含み、
外部から空気を吸入して清浄化し、清浄化された空気を
吹き出して清浄空気吹き出し口の前方に局所的に清浄空
間を形成するに当たって、支承手段によってケーシング
を支承し、風向調節手段によって、支承手段により支持
されたケーシングからの清浄空気吹き出しの向きを予め
設定された複数の向きの何れかに調節することができ
る。
【0019】したがって、使用者の呼吸点などの上下位
置、水平距離が変化した場合であっても、この上下位
置、水平距離に合わせてケーシングからの清浄空気吹き
出しの向きを調節することができる。また、複数の向き
が予め設定されているのであるから、調節作業を簡単化
することができる。
【0020】請求項2の局所清浄型空気清浄機であれ
ば、前記風向調節手段として、清浄空気吹き出しの向き
を水平方向と所定角度下向きとの間の複数の向きの何れ
かに設定すべくケーシングの回転位置を調節するものを
採用するのであるから、ケーシングの回転位置を調節す
ることにより、請求項1と同様の作用を達成することが
できる。
【0021】請求項3の局所清浄型空気清浄機であれ
ば、前記風向調節手段として、清浄空気吹き出し口を上
方に向けるべくケーシングの回転位置を調節するものを
採用するのであるから、請求項2の作用に加え、清浄空
気吹き出し口側に空気清浄化手段が設けられている場合
に、空気清浄化手段の取り出し、交換を簡単に達成でき
る。
【0022】請求項4の局所清浄型空気清浄機であれ
ば、前記支承手段として、送風手段と空気清浄化手段と
を含むケーシングの重心位置近傍を支承するものを採用
するのであるから、請求項1から請求項3の何れかの作
用に加え、全体としての機構設計を簡単化できるととも
に、安定性を高めることができる。
【0023】請求項5の局所清浄型空気清浄機であれ
ば、前記ケーシングとして、互いに対向する面に空気吸
い込み口と清浄空気吹き出し口とを有するものを採用し
ているのであるから、請求項1から請求項4の何れかの
作用に加え、清浄空気吹き出し口から吹き出された清浄
空気がすぐに空気吸い込み口から吸い込まれてしまうと
いう不都合の発生を防止することができる。
【0024】請求項6の局所清浄型空気清浄機であれ
ば、前記送風手段として遠心型のファンを採用するので
あるから、請求項1から請求項5の何れかの作用に加
え、低風速、高静圧を実現することができる。
【0025】請求項7の局所清浄型空気清浄機であれ
ば、前記空気清浄化手段が、送風手段よりも清浄空気吹
き出し口に設けられているのであるから、請求項1から
請求項6の何れかの作用に加え、空気清浄化手段の流体
抵抗により清浄空気の風速の均一化を達成することがで
きる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、この
発明の局所清浄型空気清浄機の実施の態様を詳細に説明
する。
【0027】図1はこの発明の局所清浄型空気清浄機の
一実施態様を示す正面図、図2は側面図、図3は要部拡
大側面図、図4は局所清浄型空気清浄機本体の構成を示
す中央縦断面図である。
【0028】この局所清浄型空気清浄機は、局所清浄型
空気清浄機本体10と、局所清浄型空気清浄機本体10
を支承する支承部20と、局所清浄型空気清浄機本体1
0を支承部20に対して回転可能に支持するとともに、
所望の回転位置を保持し続ける回転位置制御部(風向調
節手段)30とを有している。
【0029】前記局所清浄型空気清浄機本体10は、背
面中央部に空気吸い込み口1aを有するとともに、前面
のほぼ全範囲を円形の清浄空気吹き出し口1bとするケ
ーシング1と、空気吸い込み口1aを覆うようにケーシ
ング1の背面に設けたプレフィルタ(例えば、大径の埃
粒子などのみを除去するフィルタ)2と、ケーシング1
の内部において空気吸い込み口1aの前方に図示しない
支持部材を介して設けたファンモータ3と、ファンモー
タ3と空気吸い込み口1aとの間に位置するように設け
られ、かつファンモータ3により回転させられるファン
4と、ファン4の全外周を所定距離を隔てて包囲する円
筒壁部材5と、円筒壁部材5の開口部から所定距離だけ
前方においてケーシング1の方形空間に支持されたメイ
ンフィルタ(空気浄化能力が高いフィルタ)6と、清浄
空気吹き出し口1bに設けた前面グリル7と、メインフ
ィルタ6の、空気の流れの上流側の端面に設けられた光
触媒層8と、光触媒層8よりも、空気の流れの上流側の
所定位置に設けられ、紫外光を含む光を照射する光源9
とを有している。前記ファン4は、ターボファンのよう
な遠心型のものである。これは、メインフィルタ6とし
て捕集効率の高いものを使用するので、風量の割に大き
な静圧が必要であり、この要請を満足するためである。
すなわち、低風量、高静圧を実現することができる。こ
の結果、就寝時の使用が可能になる。また、前記円筒壁
部材5は、一端が中心のファン吸い込み空間を残して閉
じたものであり、他端が空気吹き出し用の開口部であ
る。また、ファンモータ3のカバーが空気通路の内側の
ディフューザーを兼ねている。前記光触媒層8は、光触
媒作用を有する金属酸化物を担持してなるものである。
また、前記光源9の、空気の流れの上流側に近接する所
定位置に汚れ防止カバー9aを設けている。
【0030】また、ファン4による吹き出し流を減速さ
せて動圧を回収するとともに、吹き出し風速分布を均一
に近づけるディフューザを設けることが好ましい。さら
に、吹き出し流路内にファン4による吹き出し流の旋回
速度成分を除去する形状の静翼を設けることが好まし
い。さらにまた、吹き出し口に抵抗体を配置して清浄空
気吹き出し口1bの風速分布が一様になるようにするこ
と、または、この抵抗体の抵抗を場所により変化させて
吹き出し風速分布を制御することが好ましい。また、吹
き出し流路壁面に吸音材を設けて運転音を低減すること
が好ましい。
【0031】ここで、局所清浄型空気清浄機本体10
は、背面から空気を吸入し、前面から清浄空気を吹き出
す構成を採用しているので、清浄空気が直ちに空気吸い
込み口から吸入されるという不都合(ショートカット)
の発生を防止することができるとともに、吸い込み側と
吹き出し側とを間違えるおそれがなくなる。ただし、こ
の構成に代えて、側面から空気を吸入し、前面から清浄
空気を吹き出す構成を採用すること、上面から空気を吸
入し、前面から清浄空気を吹き出す構成を採用すること
などが可能である。
【0032】前記支承部20は、局所清浄型空気清浄機
の安定性を確保できる平面形状を有する基台部材21
と、基台部材21の上部所定位置に立設された1対の支
柱部材22と、1対の支柱部材22の上端部間を連結す
る連結部材23とを有している。ただし、1対の支柱部
材22と連結部材23とは一体に構成されていてもよ
い。また、基台部材21と1対の支柱部材22と連結部
材23とが一体に構成されていてもよい。
【0033】前記回転位置設定部30は、図5から図9
に示すように、第1回転体31と、第2回転体32とか
ら構成されている。
【0034】第1回転体31は、左側面図を示す図6お
よび右側面図を示す図7に示すように、全体がほぼ円形
の基板部材31aと、基板部材31aの中央部から右方
向に突出形成された第1軸部材31bと、基板部材31
aの中央部から左方向に突出形成された第2軸部材31
cと、基板部材31aの互いに対向する周縁部に形成さ
れて両回転体の相対的回転範囲を規定する弧状切欠部3
1dと、弧状切欠部31dが形成されていない部分に対
応して基板部材31aの所定位置に互いに対向する状態
で形成されて両回転体の相対的回転範囲を規定する弧状
穴31eと、基板部材31aの左側面の弧状切欠部31
dよりも中心寄りに所定角度間隔で形成された回転位置
設定用の凹所31fと、基板部材31aの左側面の、弧
状穴31e、凹所31fよりも中心寄りの所定位置に形
成された環状突条31gとを有している。なお、第1軸
部材31b、第2軸部材31cの先端部に開口するよう
にボルト穴31hが形成されている。また、第1軸部材
31bは、その外周に自由回転を阻止する突条31iを
有している。
【0035】第2回転体32は、左側面図を示す図8お
よび右側面図を示す図9に示すように、全体がほぼ円形
の基板部材32aと、第2軸部材31cを貫通させるた
めに基板部材32aの中心部に形成された中心穴32b
と、基板部材32aの右側面の所定位置に弧状穴31e
と係合可能に設けた第1係合突部32cと、基板部材3
2aの周縁部の所定位置に右向きに突出して弧状切欠部
31dと係合する第2係合突部32dと、第2係合突部
32dよりも中心寄りに左向きに突出形成され、右側に
開口された筒部32eと、筒部32eに収容されたばね
32fと、ばね32fにより突出方向に付勢され、何れ
かの凹所31fと係合するボール32gとを有してい
る。なお、この筒部32eの左側にはボルト孔32hが
形成されている。
【0036】したがって、第1回転体31の第2軸部材
31cを第2回転体32の中心穴32bに貫通させ、第
2軸部材31cの先端面にストッパ部材33をボルト3
4により固定することにより、図5に示すように、第1
回転体31と第2回転体32とを互いに回転可能に連結
することができる。なお、この連結状態は、弧状穴31
eと第1係合突部32cとを係合させ、弧状切欠部31
dと第2係合突部32dとを係合させ、何れかの凹所3
1fとボール32gとを係合させるようになされてい
る。
【0037】そして、上記のように第1回転体31と第
2回転体32とが互いに回転可能に連結された状態にお
いて、一方の回転体に回転力を与えれば、弧状穴31e
と第1係合突部32cとを係合させ、かつ弧状切欠部3
1dと第2係合突部32dとを係合させたままで、ボー
ル32gが上記の凹所31fの隣の凹所31fと係合す
る。この結果、弧状穴31eと第1係合突部32cとの
係合、および弧状切欠部31dと第2係合突部32dと
の係合により定まる相対角度範囲内において、凹所31
fの角度間隔の整数倍の相対角度の調節を行うことがで
きる。
【0038】なお、図5に破線で示すように、ボルト3
1jを支柱部材22の壁体の所定位置を貫通してボルト
穴31hにねじ込むことにより、第1回転体31の第1
軸部材31bを支柱部材22の所定位置に固定し、ボル
ト32iをケーシング1の所定位置を貫通してボルト穴
32hにねじ込むことにより、第2回転体32の筒部3
2eをケーシング1の側面の所定位置(重心近傍の所定
位置)に固定することができる。この構成により、局所
清浄型空気清浄機本体10を回転可能に支承部20に連
結することができる。
【0039】上記の構成の局所清浄型空気清浄機の作用
は次のとおりである。
【0040】ファンモータ3を駆動してファン4を回転
させれば、外部空気がプレフィルタ2を通して空気吸い
込み口1aからケーシング1内に吸入され、空気流制御
部材5により空気流が制御された状態でメインフィルタ
6を通して清浄空気吹き出し口1bから吹き出される。
この結果、清浄空気吹き出し口1bの前方の所定位置に
局所的な清浄空間を形成することができる。
【0041】さらに、光触媒層8および光源9による光
触媒作用により、ダニアレルゲンなどの不活性化、変
質、ホルムアルデヒドなどの化学物質の分解除去、脱臭
などをも達成することができる。
【0042】ここで、形成される清浄空間の位置を変化
させる場合には、ケーシング1を上向き、または下向き
に回転させるべく力を作用させるだけでよく、ボール3
2gが係合する凹所31fが順次変化し、ケーシング1
の回転角度が変化する。
【0043】そして、所望の位置で力を与えなくするこ
とにより、ボール32gが所望の凹所31fと係合する
ので、局所清浄型空気清浄機本体10を所望の回転位置
に設定することができる。この場合において、局所清浄
型空気清浄機本体10はその重心近傍が回転位置設定部
30により支持されているのであるから、特別に回転位
置保持機構を設けることなく、設定された回転位置を保
持することができる。また、全体の機構設計が容易にな
るとともに、安定性を高めることができる。
【0044】したがって、簡単な操作で局所清浄型空気
清浄機本体10の回転位置を設定し、もしくは調節する
ことができる(図3、図10参照)。この結果、所望の
位置に局所的な清浄空間を形成することができ、この清
浄空間を使用者(アレルギー患者など)の呼吸点に一致
させることにより、使用者の呼吸点を迅速に清浄化する
ことができる。換言すれば、使用者が床に横臥している
場合、ベッドに横臥している場合など種々の場合に使用
者の呼吸点に直接に清浄空気を供給することができ、ひ
いては、アレルギー症状(小児喘息など)の発症の抑
制、感作の予防的な利用が可能になる。
【0045】さらに、メインフィルタ6が清浄空気吹き
出し口1b側に設けられていることに関連して、図1
1、図12に示すように、清浄空気吹き出し口1bが上
向きになるように局所清浄型空気清浄機本体10の回転
位置を設定を設定することができるので、このように設
定された回転位置において、メインフィルタ6の交換を
簡単に行うことができる。
【0046】図13はこの発明の局所清浄型空気清浄機
の他の実施態様を示す斜視図である。
【0047】この局所清浄型空気清浄機が上記の局所清
浄型空気清浄機と異なる点は、支承部20に代えて、室
内の壁面に対してボルトなどにより取り付けられる取り
付け板部材41と、取り付け板部材41の互いに対向す
る端部から壁面に対してほぼ直角になるように延びる1
対のアーム部材42とを一体に形成してなる支持部40
を採用した点のみである。
【0048】この構成の局所清浄型空気清浄機を採用し
た場合には、床面に支承部20を設けるスペースがない
状態であっても、局所清浄型空気清浄機を壁面の所望位
置に取り付けることができ、この状態において、上記の
実施態様と同様に、清浄空気吹き出し口1bが所望の向
きになるように局所清浄型空気清浄機本体10の回転位
置を設定することができる。
【0049】
【発明の効果】請求項1の発明は、使用者の呼吸点など
の上下位置、水平距離が変化した場合であっても、この
上下位置、水平距離に合わせてケーシングからの清浄空
気吹き出しの向きを調節することができ、また、複数の
向きが予め設定されているのであるから、調節作業を簡
単化することができるという特有の効果を奏する。
【0050】請求項2の発明は、ケーシングの回転位置
を調節することにより、請求項1と同様の効果を奏す
る。
【0051】請求項3の発明は、請求項2の効果に加
え、清浄空気吹き出し口側に空気清浄化手段が設けられ
ている場合に、空気清浄化手段の取り出し、交換を簡単
に達成できるという特有の効果を奏する。
【0052】請求項4の発明は、請求項1から請求項3
の何れかの効果に加え、全体としての機構設計を簡単化
できるとともに、安定性を高めることができるという特
有の効果を奏する。
【0053】請求項5の発明は、請求項1から請求項4
の何れかの効果に加え、清浄空気吹き出し口から吹き出
された清浄空気がすぐに空気吸い込み口から吸い込まれ
てしまうという不都合の発生を防止することができると
いう特有の効果を奏する。
【0054】請求項6の発明は、請求項1から請求項5
の何れかの効果に加え、低風速、高静圧を実現すること
ができるという特有の効果を奏する。
【0055】請求項7の発明は、請求項1から請求項6
の何れかの効果に加え、空気清浄化手段の流体抵抗によ
り清浄空気の風速の均一化を達成することができるとい
う特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の局所清浄型空気清浄機の一実施態様
を示す正面図である。
【図2】同上の側面図である。
【図3】同上の要部拡大側面図である。
【図4】局所清浄型空気清浄機本体の構成を示す中央縦
断面図である。
【図5】回転位置設定部の構成を示す中央縦断面図であ
る。
【図6】第1回転体の左側面図である。
【図7】第1回転体の右側面図である。
【図8】第2回転体の左側面図である。
【図9】第2回転体の右側面図である。
【図10】清浄空気吹き出し方向を斜め下向きに設定し
た状態を示す側面図である。
【図11】清浄空気吹き出し方向を斜め上向きに設定し
た状態を示す側面図である。
【図12】清浄空気吹き出し方向を斜め上向きに設定し
た状態を示す要部拡大側面図である。
【図13】この発明の局所清浄型空気清浄機の他の実施
態様を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 1a 空気吸い込み口 1b 清浄空気吹き出し口 4 ファン 6 メインフィルタ 20 支承部 30 回転位置調節部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング(1)の内部に送風手段
    (4)と空気清浄化手段(6)とを含み、外部から空気
    を吸入して清浄化し、清浄化された空気を吹き出して清
    浄空気吹き出し口(1b)の前方に局所的に清浄空間を
    形成する局所清浄型空気清浄機であって、 ケーシング(1)を支承する支承手段(20)と、支承
    手段(20)により支持されたケーシング(1)からの
    清浄空気吹き出しの向きを予め設定された複数の向きの
    何れかに調節する風向調節手段(30)とを含むことを
    特徴とする局所清浄型空気清浄機。
  2. 【請求項2】 前記風向調節手段(30)は、清浄空気
    吹き出しの向きを水平方向と所定角度下向きとの間の複
    数の向きの何れかに設定すべくケーシング(1)の回転
    位置を調節するものである請求項1に記載の局所清浄型
    空気清浄機。
  3. 【請求項3】 前記風向調節手段(30)は、清浄空気
    吹き出し口(1b)を上方に向けるべくケーシング
    (1)の回転位置を調節するものである請求項2に記載
    の局所清浄型空気清浄機。
  4. 【請求項4】 前記支承手段(20)は、送風手段
    (4)と空気清浄化手段(6)とを含むケーシング
    (1)の重心位置近傍を支承するものである請求項1か
    ら請求項3の何れかに記載の局所清浄型空気清浄機。
  5. 【請求項5】 前記ケーシング(1)は、互いに対向す
    る面に空気吸い込み口(1a)と清浄空気吹き出し口
    (1b)とを有している請求項1から請求項4の何れか
    に記載の局所清浄型空気清浄機。
  6. 【請求項6】 前記送風手段(4)は遠心型のファンで
    ある請求項1から請求項5の何れかに記載の局所清浄型
    空気清浄機。
  7. 【請求項7】 前記空気清浄化手段(6)は、送風手段
    (4)よりも清浄空気吹き出し口(1b)に設けられて
    いる請求項1から請求項6の何れかに記載の局所清浄型
    空気清浄機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101110528B1 (ko) * 2008-02-26 2012-01-31 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 송풍 장치
JP2017161130A (ja) * 2016-03-08 2017-09-14 日本エアーテック株式会社 ファンフィルタユニット

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