JP2002143282A - 薄箱設置型空気清浄機 - Google Patents

薄箱設置型空気清浄機

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JP2002143282A
JP2002143282A JP2000343494A JP2000343494A JP2002143282A JP 2002143282 A JP2002143282 A JP 2002143282A JP 2000343494 A JP2000343494 A JP 2000343494A JP 2000343494 A JP2000343494 A JP 2000343494A JP 2002143282 A JP2002143282 A JP 2002143282A
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JP
Japan
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air
filter
port
air cleaner
suction port
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Application number
JP2000343494A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Imanishi
正博 今西
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Duskin Co Ltd
Original Assignee
Duskin Co Ltd
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Publication date
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 奥行きがコンパクトであり、簡単な構造で風
量調節が可能となり、また、運転直後からきれいな空気
を供給できる薄箱設置型空気清浄機を提供することを目
的としている。 【解決手段】 対向する1対の広い面を有する薄箱設置
型空気清浄機において、一方の広い面を吸込口12と
し、対向する他方の広い面を排出口10とし、空気清浄
機内には、上記吸込口12から外部の空気を吸込んで排
出口10から排出する軸流型ファン16を、複数個並列
状に配設している。吸込口12に除塵用のメインフィル
ター26等を配置し、また、排出口10には脱臭用のフ
ィルター20を配置している。吸込口12から吸い込ま
れる空気は、メインフィルター26等により除塵され、
薄箱型の空気清浄機内を直線的に通過し、対向する排出
口10から脱臭用フィルター20等を介して排出され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、床面あるいは卓
上に設置する薄箱設置型空気清浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の薄箱設置型空気清浄機は、本体内
に大型の遠心型ファンを1台配置し、1対の広い面のう
ち1つを吸込口とし、該吸込口にフィルターを配置して
いる。排出口は、上記のように遠心型ファンを備えてい
ることにより、狭い側壁あるいは上壁に形成している。
遠心型ファンとしては、いわゆるシロッコファンあるい
はターボファンを備え、軸方向の一方側から空気を吸込
み、遠心力により径方向の外方へ放出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、大型の
遠心型ファンを1台備え、軸芯側から吸い込んで径方向
の外方へ放出する形式の薄箱設置型空気清浄機では、次
のような課題がある。 (1)大型の遠心型ファンを1個配置しているので、そ
れを駆動するために大型のモータを内蔵しなければなら
ず、空気清浄機の奥行き、すなわち対向する広い面間の
距離が大きくなる。
【0004】(2)回転音を抑えるためには大口径の低
速回転ファンが必要となり、この点でも空気清浄機の大
形化が避けられない。
【0005】(3)1台の大型ファンに対して1台のモ
ータの回転数を複数段に制御することにより行なうた
め、モータの巻線設計及び切換のための複雑な回路設計
及びそれらの搭載が必要となり、構造が複雑化する。
【0006】(4)大型のシロッコファンあるいはター
ボファン等の遠心型ファンを搭載しているため、排出口
の風速が強く、「吹き出す風が寒い」あるいは「風切り
音がうるさい」という使用上の課題がある。
【0007】(5)また、一方の広い面に吸込口を形成
し、それに隣接する上壁又は側壁に排出I口を配置して
いるため、排出口の面積が小さく制限されると共に、排
出されて直ぐに吸込口へと流れることもあり、室内に拡
散した汚染空気を循環除去する場合に、対象者が希望す
る清浄度合いに達するまでに数分〜十数分の時間を要す
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願請求項1記載の発明は、対向する1対の広い面
を有する薄箱設置型空気清浄機において、一方の広い面
を吸込口とし、対向する他方の広い面を排出口とし、空
気清浄機内には、上記吸込口から外部の空気を吸込んで
排出口から排出する軸流型ファンを、複数個並列状に配
設し、吸込口に除塵用のフィルターを配置していること
を特徴としている。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の薄
箱設置型空気清浄機において、排出面に脱臭用のフィル
ターを配置している。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本願発明を適用した薄箱設
置型清浄機を、斜め後ろ上方から見た斜視図であり、前
後に広い面を有する矩形枠状の本体1と、該本体1の後
面に着脱可能に取り付けられた排出用の後蓋2と本体1
の前面に着脱可能に取り付けられた吸込用の前蓋3とか
ら構成されている。本体1の上壁には取っ手5が設けら
れ、本体1の下端には脚台6が設けられている。排出用
の後蓋2は略全面が排出口10として開口すると共に格
子枠11が設けられている。
【0011】図2は前面図であり、吸込用の前蓋3は略
全面が吸込口12として開口すると共にプレフィルター
15等が内蔵されている。空気清浄機内には、たとえば
4台の小形軸流型ファン16が、吸込口12及び排出口
の略全面に分布するように、上下二段で左右2列に配列
されている。
【0012】図4は分解縱断面図であり、本体1の後面
には各軸流型ファン16に対応する吹出口18を有する
支持壁19が一体に形成されており、該支持壁19に前
記4つの軸流型ファン16のケース部(含シュラウド
部)16aが固定されている。各ケース部16aには各
軸流型ファン16に直結する小形駆動モータ21がそれ
ぞれ備えられている。
【0013】後蓋2内には、脱臭用のフィルター20が
嵌め込まれている。該脱臭用(消臭用)のフィルター2
0は、たとえばシート状のスポンジに活性炭の粉を塗布
したものである。前蓋3内には、除塵用のフィルターユ
ニット23が着脱可能に嵌め込まれており、該フィルタ
ーユニット23は、前後のユニットケース24,25内
に、綿ボコリ等の大きな粉塵除去を目的としたプレフィ
ルター15と花粉、カーボン、タバコ等の微細塵除去を
目的としたメインフィルター26が内蔵されている。プ
レフィルター15は例えばPP、PE、ガラス繊維等か
ら成り、メインフィルター26は同様の素材を密にシー
ト状にしたり、帯電加工しプリーツ状に成型されてい
る。後側ユニットケース25は前側ユニットケース24
の内周に着脱可能に嵌め込まれており、プレフィルター
15とメインフィルター26の間には格子枠状の中間押
え板28が配置されている。後側ユニットケース25の
後面は格子状に形成されているが、前側ユニットケース
24の前面は、周囲に内向きフランジ24aが形成され
ている。
【0014】後蓋2の前面及び前蓋3の後面にはそれぞ
れ係止用のビス31が設けられており、一方、本体1の
前後両面には、図5及に示すように上記各ビス31に対
応するあり溝33が形成されており、あり溝33の上端
部にはビス31の頭部31aが挿入可能な開口部33a
が形成されている。すなわち、図6に示すようにビス3
1の頭部31aを開口部33aからあり溝33内に挿入
し、下降させることにより、本体1に対して後蓋2(及
び前蓋3)を脱抜不能に係止するようにしている。
【0015】図1において、モータ用配線36は本体1
内で集合して外部に延び出しており、風量をたとえば4
段階に切り換可能なスイッチ37を介してプラグ38に
接続している。上記スイッチ37を切り換え操作するこ
とにより、停止、ファン1個駆動、ファン2個駆動、フ
ァン3個駆動及びファン4個駆動の各状態に風量を変更
できるようになっている。
【0016】
【作用】図3において、軸流型ファン16を駆動する
と、前蓋3の吸込口12から外部の空気を吸い込み、プ
レフィルター15及びメインフィルター26により除塵
し、後蓋2の脱臭用のフィルター20で脱臭して、排出
口10から排出する。すなわち、前側吸込口12から吸
込まれる空気は、前蓋3内、本体1の各軸流型ファン1
6及び後蓋2内を略直線的に横断して、後側の排出口1
0から排出される。
【0017】スイッチ37の切り換え操作により、軸流
型ファン16の運転台数を変更し、風量を変更する。
【0018】脱臭用のフィルター20を交換する場合に
は、後蓋2を少し持ち上げて後方に引くことにより本体
1から外し、後蓋2内の脱臭用のフィルター20を交換
する。また、プレフィルター15及びメインフィルター
26を交換する場合には、前蓋3をを少し持ち上げて前
方に引くことにより本体1から外し、前蓋3内からフィ
ルターユニット23を取り出して、フィルターユニット
23を分解することにより交換する。
【0019】
【その他の発明の実施の形態】(1)図示の実施の形態
では、4個の軸流型ファン16を並設しているが、2
個、3個又は5個以上の小形軸流型ファンを並設するこ
とも可能である。
【0020】(2)風量を切り換えるスイッチ37は本
体1に設けることも可能である。
【0021】(3)図示の実施の形態では、本体等の正
面形状は四角形状に形成されているが、上壁をアーチ型
あるいは三角屋根型の形状とすることもできる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本願発明によると、 (1)薄箱設置型空気清浄機において、複数の軸流型フ
ァンを配置し、空気清浄機の一方の広い面を吸込口と
し、他方の広い面を排出口としているので、従来のよう
に大型の遠心型ファンを1個備える構造に比べ、奥行き
を薄くすることができ、コンパクトになると共に設置ス
ペースの自由度が広がる。
【0023】(2)薄箱設置型空気清浄機において、複
数の軸流型ファンを並列配置しているので、ファンの運
転台数を変更するだけで風量調節することができ、従来
のように大型の遠心型ファンを1個備える構造に比べ、
モータの巻線設計及び制御回路等の複雑な設計が不要と
なり、単純化を図ることができる。
【0024】(3)薄箱型において、一方の広い面を吸
込口とし、これに対向する他方の広い面を排出口として
いるので、吸込面積と同等の広い排出面積を簡単に確保
することができ、排出空気を穏やかな流れにすることが
でき、従来の遠心型ファンのように、「吹出しの風が寒
い」または「吹出しの風切り音がうるさい」等の課題が
解消される。
【0025】(4)吸込口と排出口を反対面に形成して
いるので、排出口からの空気は吸込口付近の未浄化の空
気と混ざることはなく、運転直後からきれいな空気が供
給できる。
【0026】(5)対向する1対の広い面を吸込口と排
出口として利用すると共に複数の軸流型ファンを備えて
いるので、空気は空気清浄機内に短い奥行き幅を直線的
に横断して排出されることになり、運転台数を減らして
風量を下げても、フィルターによる空気抵抗の影響を抑
えることができる。
【0027】(6)対向する1対の広い面を吸込口と排
出口として利用すると共に複数の軸流型ファンを備えて
いるので、空気は空気清浄機内に短い奥行き幅を直線的
に横断して排出されることになり、排出口に脱臭用のフ
ィルターを配置して脱臭効果を向上させても、フィルタ
ーによる空気抵抗の影響を抑えることができ、風量の低
下を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明を適用した薄箱設置型空気清浄機の
斜視図である。
【図2】 図1の薄箱設置型空気清浄機の前面図であ
る。
【図3】 図2のIII-III断面図である。
【図4】 図2のIII-III断面分解図である。
【図5】 本体と後蓋の係合部の後面図である。
【図6】 図5のVI-VI断面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 後壁 3 前壁 10 排出口 12 吸込口 15 プレフィルター(除塵用のフィルター) 16 軸流型ファン 20 脱臭用のフィルター 21 ファン駆動モータ 26 メインフィルター(除塵用のフィルター)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する1対の広い面を有する薄箱設置
    型空気清浄機において、一方の広い面を吸込口とし、対
    向する他方の広い面を排出口とし、空気清浄機内には、
    上記吸込口から外部の空気を吸込んで排出口から排出す
    る軸流型ファンを、複数個並列状に配設し、吸込口に除
    塵用のフィルターを配置していることを特徴とする薄箱
    設置型空気清浄機。
  2. 【請求項2】 排出口に脱臭用のフィルターを配置して
    いることを特徴とする請求項1記載の薄箱設置型空気清
    浄機。
JP2000343494A 2000-11-10 2000-11-10 薄箱設置型空気清浄機 Pending JP2002143282A (ja)

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