JP2007151937A - メダル遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ホッパータンクを大型化することなくメダルの貯留量を増加させ、メダルの回収頻度を低減させることができるようにする。
【解決手段】メダル120を貯留可能なホッパータンク110は、ホッパータンク110内におけるメダル120の貯留状況を監視するメダルセンサ112a〜112fを備え、投入されたメダル120をホッパータンク110に誘導するメダル誘導路109は、メダルセンサ112a〜112fによって監視されたホッパータンク110内のメダル120の貯留状況に応じて、メダル120が片寄りなく貯留されるように振り分けるメダル振分け装置を備える。このメダル振分け装置は、第1分岐路109a及び第2分岐路109bと、そのいずれか(第1分岐路109a又は第2分岐路109b)にメダル120を導く開閉手段109cとからなる。
【選択図】図6

Description

本発明は、遊技用のメダルを貯留可能なホッパータンクと、投入されたメダルをホッパータンクに誘導するメダル誘導路とを備えるメダル遊技機に係るものであり、詳しくは、ホッパータンク内のメダルの貯留状況に応じて、メダルが片寄りなく貯留されるようにした技術に関するものである。
メダルを用いて遊技を行うメダル遊技機、例えばスロットマシンは、遊技者がメダル投入口にメダルを投入し、スタートスイッチのレバー操作を行うことによって各リールを回転させ、その後、ストップスイッチを押すことによって各リールの回転を停止させる。そして、停止した各リールの図柄の組合せが予め定められた何らかの役の図柄の組合せと一致したときに当選となり、役に応じたメダルの払出しが行われる。そのため、スロットマシンには、メダルを貯留可能なホッパータンクと、投入されたメダルをホッパータンクに誘導するメダル誘導路と、ホッパータンクに貯留されたメダルを払い出すメダル払出し装置とが備えられている。
また、スロットマシンには、ホッパータンクに貯留しきれなくなったメダルを収容するために、補助タンクが備えられている。すなわち、払い出されるメダルの数が少ない場合には、ホッパータンクにメダルが次々に貯留され、溢れ出すようになる。そのため、溢れ出したメダルを補助タンクに収容し、補助タンクからメダルを回収するようにしている。
ここで、補助タンクに収容されたメダルは、係員が適宜回収しているが、補助タンクからメダルが溢れないように、補助タンク内のメダルの収容量を事前に検知できるようにした技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
実公平7−4837号公報
特許文献1の技術によれば、補助タンクの内部に、下部端子と、下部端子よりも高い位置の上部端子とを配置している。そして、メダルの収容量が徐々に増え、導電性のメダルが積み重なって下部端子と上部端子とがメダルを介して導通するようになった場合には、その旨を外部に出力することで、補助タンクからメダルが溢れそうであることを係員に知らせている。
しかし、ホッパータンクからすぐにメダルが溢れてしまうようでは、特許文献1の技術を採用した補助タンクを使用したとしても、頻繁にメダルを回収しなければならず、煩わしいものとなる。
一方、メダル遊技機内のスペースの関係で、ホッパータンクをむやみに大きくすることはできない。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、ホッパータンクを大型化することなくメダルの貯留量を増加させ、メダルの回収頻度を低減させることができるようにすることである。
本発明は、以下の解決手段によって上述の課題を解決する。
請求項1の発明は、遊技用のメダルを貯留可能なホッパータンクと、投入されたメダルを前記ホッパータンクに誘導するメダル誘導路とを備えるメダル遊技機であって、前記ホッパータンクは、前記ホッパータンク内におけるメダルの貯留状況を監視するメダルセンサを備え、前記メダル誘導路は、前記メダルセンサによって監視された前記ホッパータンク内のメダルの貯留状況に応じて、メダルが片寄りなく貯留されるようにメダルを振り分けるメダル振分け装置を備えることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のメダル遊技機において、前記ホッパータンクに貯留されたメダルを払い出すメダル払出し装置を備え、前記ホッパータンクは、底面を有する箱状であり、前記底面の深部側に前記メダル払出し装置との接続口が設けられ、前記メダル振分け装置は、投入されたメダルを前記ホッパータンクの前記接続口に近づける方向と、前記ホッパータンクの前記接続口から遠ざける方向とに振り分けることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のメダル遊技機において、前記ホッパータンクから溢れ出たメダルを収容するための補助タンクを備え、前記補助タンクは、前記ホッパータンクに隣接して配置され、前記メダル振分け装置は、投入されたメダルを前記補助タンクに近づける方向と、前記補助タンクから遠ざける方向とに振り分けることを特徴とする。
さらにまた、請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のメダル遊技機において、前記メダル振分け装置は、複数の分岐路と、いずれかの前記分岐路にメダルを導く開閉手段とからなることを特徴とする。
さらに、請求項5の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のメダル遊技機において、前記メダル振分け装置は、前記メダル誘導路を所定の角度内で曲折可能な曲折手段であることを特徴とする。
(作用)
上記発明においては、ホッパータンク内のメダルの貯留状況に応じて、メダルが片寄りなく貯留されるようにメダルを振り分けるメダル振分け装置を備えている。
したがって、ホッパータンク内に貯留されたメダルの片寄りが防止され、ホッパータンク内で全体的に均一にメダルが貯留されるようになり、ホッパータンクにおけるメダルの貯留効率が向上する。
本発明によれば、ホッパータンク内に貯留されたメダルの片寄りが防止され、ホッパータンク内で全体的に均一にメダルが貯留されるようになり、ホッパータンクにおけるメダルの貯留効率が向上するので、ホッパータンクを大型化することなくメダルの貯留量を増加させることができ、メダルの回収頻度を低減させることが可能になる。
以下、図面等を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
なお、以下の実施形態では、本発明のメダル遊技機として、図柄を表示したリールを有するスロットマシンを例に挙げて説明する。
図1は、本発明のメダル遊技機に相当する実施形態のスロットマシン10を示す前面側の斜視図である。また、図2は、図1中、スロットマシン10のフロントマスク部12を取り外し、基体部11の内部が見えるように図示した斜視図である。さらにまた、図3は、図1中、スロットマシン10のフロントマスク部12を開放し、基体部11の内部が見えるように図示した正面図である。
図1〜図3に示すように、スロットマシン10の筐体は、基体部11と、基体部11の前面に取り付けられた開閉自在のフロントマスク部12とから構成されている。
ここで、基体部11は、木材等を組み立てて、前面を開口した箱形に形成したものであり、基体部11の内部であって、その下方部には、電源ユニット101と、メダルを貯留しておくホッパータンク110と、ホッパータンク110から溢れ出たメダルを収容するための補助タンク111と、ホッパータンク110に貯留されたメダルを払い出すメダル払出し装置102とが設けられている。そして、ホッパータンク110の上方部に支持板103が設けられ、この支持板103上に図柄変動表示装置30が搭載されている。
図柄変動表示装置30は、リング状のリール31を含むリールユニットを3つ並設したものである。すなわち、各リール31の回転中心部には、それぞれステッピングモータからなるリール駆動モータが連結されており、このリール駆動モータの駆動制御によって各リール31が個別に回転するようになっている。なお、各リール31の内周内側には、図2に示すように、バックランプ21aが取り付けられている。
一方、フロントマスク部12は、基体部11の前面を覆うようにして、基体部11に開閉可能に取り付けられたものである。そして、このフロントマスク部12には、図1に示すように、その前面側(遊技者側)に、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及びストップスイッチ42や、メダル投入口43、メダル受け皿44等が配置されている。
また、スタートスイッチ41等よりも上方部には、遊技に伴う演出のため、上部ランプ21b及びサイドランプ21c、スピーカ22、大型の液晶表示器からなる画像表示装置23が設けられている。
さらにまた、フロントマスク部12の中央部には、透明窓13が設けられている。そして、この透明窓13から、基体部11の内部の各リール31(図2参照)が透視できるようになっている。
ここで、各リール31の外周面には、複数の図柄(役を構成する図柄)を印刷したリールテープがそれぞれ貼り付けられている(図示せず)。すなわち、各リール31には、リールテープによって21個の図柄が表示されており、図1に示すフロントマスク部12の透明窓13からは、個々のリール31において上下に連続する3つの図柄が見えるようになっている。そのため、透明窓13からは、各リール31の合計9個の図柄が透視できることとなる。
そして、リール31の停止時における図柄の組合せラインとなる有効ラインは、従来の5ラインのスロットマシンと同様に、水平方向上段、中段及び下段と、右下がり及び右上がりの斜め方向の各ラインの合計5本となっている。
また、基体部11の内部において、図柄変動表示装置30の上方部には、図3に示すように、透明なケース105内に収容されたメイン制御基板104が配置されている。このメイン制御基板104は、遊技の進行等の全体を統括制御する制御基板であり、図示しないが、演算等を行うCPU、遊技プログラムを記憶したROM、遊技用等のデータを一時的に記憶するRAM等を備えたものである。なお、メイン制御基板104は、不正を防止するため、ケース105内に収容された後にかしめされ、封印されている。
一方、フロントマスク部12の裏面側の上方部には、サブ制御基板106が設けられている。サブ制御基板106は、遊技中における演出を制御する基板であって、バックランプ21a、上部ランプ21b、及びサイドランプ21cの点灯、スピーカー22からのサウンド出力、画像表示装置23による画像表示等の各種の制御を行うものであり、演算等を行うCPU、演出プログラム及び演出用のデータを記憶したROM、各種のデータを一時的に記憶するRAM等を備えている。なお、サブ制御基板106は、メイン制御基板104の下位に属する基板であり、メイン制御基板104とは、図示しないハーネスによって電気的に接続されている。そして、メイン制御基板104からサブ制御基板106に対して演出実行指令等が送信されるようになっている。
また、フロントマスク部12の裏面側の下方部には、メダル投入口43(図1参照)に対応して、メダルセレクター107が配置されている。このメダルセレクター107は、投入されたメダルが遊技状態等に応じて受付け可能であるか否かを選別する装置であり、メダルの受付けができない場合には、投入されたメダルは、メダル返却路108を介してメダル受け皿44(図1参照)に誘導され、返却される。逆に、受付けできる場合には、投入されたメダルは、メダル誘導路109を介してホッパータンク110に誘導され、貯留される。
図4は、本実施形態のスロットマシン10におけるメダル誘導路109とホッパータンク110との関係を示す正面図である。
また、図5は、本実施形態のスロットマシン10におけるメダル誘導路109とホッパータンク110との関係を示す平面図である。
図4及び図5に示すように、メダル誘導路109は、メダルセレクター107の側面からホッパータンク110の上方に向かって曲がって伸びる断面U字形のものである。そして、メダル誘導路109は、2つの分岐路(第1分岐路109a、第2分岐路109b)と、第1分岐路109a又は第2分岐路109bのいずれかにメダルを導く開閉手段109cとからなるメダル振分け装置を備えている。
このメダル振分け装置における開閉手段109cは、引き戸式のシャッターであり、モータや電磁石等の動力によって開閉する。そして、閉じた状態で第1分岐路109aにメダルを導き、開けた状態で第2分岐路109bにメダルを導くようになっている。なお、図4では、開閉手段109cを閉じた状態を図示し、図5では、開閉手段109cを開けた状態を図示している。
また、ホッパータンク110は、傾斜した底面110aを有する箱状のものであり、底面110aの端部側(深部側)に、メダル払出し装置102(図3参照)との接続口110bが設けられている。そして、ホッパータンク110の側面には、ホッパータンク110内のメダルの貯留状況を監視するための6つのメダルセンサ112a〜112fが備えられている。
各メダルセンサ112a〜112fは、ホッパータンク110の側面から内側に向かって伸びる棒状のものであり、電源基板と接続されている。そして、ホッパータンク110内のメダルの貯留量が徐々に増え、導電性のメダルが積み重なってメダルセンサ112a〜112f中の2つ以上がメダルを介して導通するようになった場合には、その旨を外部に出力することで、メダルの貯留状況を監視できるようにしている。
例えば、メダルセンサ112aとメダルセンサ112bとが導通している場合は、ホッパータンク110内のメダルが少ないことが検知され、メダルセンサ112a〜112dが導通している場合は、ホッパータンク110内の中程までメダルが貯留されていることが検知され、メダルセンサ112a〜112fの全てが導通している場合は、ホッパータンク110からメダルが溢れそうであることが検知される。
また、メダルセンサ112a、メダルセンサ112b、メダルセンサ112c、及びメダルセンサ112eが導通している場合は、ホッパータンク110内でメダルが接続口110bに近い側に片寄って貯留されていることが検知され、メダルセンサ112a、メダルセンサ112b、メダルセンサ112d、及びメダルセンサ112fが導通している場合は、ホッパータンク110内でメダルが接続口110bから遠い側に片寄って貯留されていることが検知される。
さらにまた、ホッパータンク110に隣接して、補助タンク111が配置されている。この補助タンク111は、ホッパータンク110から溢れ出たメダルを収容するためのものであり、フロントマスク部12を開放すれば、スロットマシン10の前面側から補助タンク111を引き出して、補助タンク111に収容されたメダルを回収できるようになっている。
ここで、遊技者がメダル投入口43(図1参照)にメダルを投入し、それが受付け可能なメダルである場合には、上記したように、メダル誘導路109を介してホッパータンク110に誘導されるが、メダル振分け装置の開閉手段109cにより、第1分岐路109a側にメダルが導かれれば、そのメダルは、ホッパータンク110の接続口110bに近い側であって、かつ補助タンク111にも近い側のホッパータンク110に貯留される。
一方、メダル振分け装置の開閉手段109cにより、第2分岐路109b側にメダルが導かれれば、そのメダルは逆に、ホッパータンク110の接続口110bから遠い側であって、かつ補助タンク111からも遠い側のホッパータンク110に貯留される。なお、この場合であっても、メダルは、ホッパータンク110の底面110aを滑り落ち、深部側(接続口110b側)にも貯留されるようになる。貯留されたメダルは、接続口110bを通り、遊技結果に応じて、メダル払出し装置102によってメダル受け皿44(図1参照)に払い出される。
次に、このような本実施形態のスロットマシン10における遊技について説明する。
本実施形態のスロットマシン10は、遊技制御手段(図示せず)を備えている。この遊技制御手段は、スロットマシン10の遊技の進行や演出等を含むスロットマシン10の全体を統括制御する手段である。そして、この遊技制御手段は、役の抽選、各リール31の駆動制御、入賞時の払出し等といった遊技の進行を制御するメイン制御手段と、バックランプ21a、上部ランプ21b、サイドランプ21c、スピーカー22、及び画像表示装置23に対する演出の出力を制御するとともに、メダル振分け装置の開閉手段109cを制御するサブ制御手段とを備えている。なお、本実施形態における各手段は例示であり、メイン制御手段やサブ制御手段等は、本実施形態で示した手段に限定されるものではない。
メイン制御手段は、上述のメイン制御基板104(図3参照)上に実装されているCPU、ROM及びRAM等から構成されたものである。
また、サブ制御手段は、上述のサブ制御基板106(図3参照)上に実装されているCPU、ROM及びRAM等から構成されたものである。
そして、メイン制御手段の入力側には、図1に示すベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及び3つのストップスイッチ42が電気的に接続されている。
ここで、ベットスイッチ40は、メダル投入口43(図1参照)からのメダルの投入と同様に、遊技者が貯留メダルを投入するときに操作するスイッチである。
また、スタートスイッチ41は、図柄変動表示装置30(図2参照)の各リール31を始動させるときに遊技者が操作するスイッチである。
さらにまた、ストップスイッチ42は、3つのリール31に対応して3つ設けられ、対応する各リール31を個別に停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
また、メイン制御手段の出力側には、各リール31をそれぞれ駆動する3つのリール駆動モータ(図示せず)が電気的に接続されている。そして、遊技者は、図1に示すメダル投入口43からメダルを投入するか、又はベットスイッチ40を操作することによってメダルを投入し、有効ラインを有効化する。次に、スタートスイッチ41が操作されると、そのときに発生する信号がメイン制御手段に入力され、メイン制御手段は、この信号に基づいてリール駆動モータを駆動することで、全てのリール31が回転するように制御する。これにより、スタートスイッチ41の操作によって各リール31が回転し、透明窓13(図1参照)内において、各リール31の図柄が所定の速度で上下方向に移動表示されることとなる。
さらに、メイン制御手段は、スタートスイッチ41が操作されたときは、スタートスイッチ41が操作された旨の信号をサブ制御手段に送信する。これにより、サブ制御手段は、この信号を受信し、サブ制御手段の出力側に電気的に接続された各演出出力機器の制御(バックランプ21a、上部ランプ21b、及びサイドランプ21cの点灯、スピーカ22からのサウンド出力、画像表示装置23の画像表示)を行う。
また、ストップスイッチ42が操作されると、そのときに発生する信号がメイン制御手段に入力され、メイン制御手段は、リール駆動モータを駆動して、操作されたストップスイッチ42に対応するリール31を停止させるように制御する。さらにまた、メイン制御手段は、ストップスイッチ42が操作された旨の信号を受信すると、その旨の信号をサブ制御手段に送信する。サブ制御手段は、この受信した信号に基づいて、演出の出力を制御する。
そして、全てのリール31の停止時に、各リール31における有効ライン上の図柄の組合せが予め定められた何らかの役の図柄の組合せと一致し、その役の入賞となったときに、成立役に応じたメダルの払出し等が行われることとなる。
また、サブ制御手段の出力側には、上記したように、サブ制御手段によって作動するバックランプ21a、上部ランプ21b、サイドランプ21c、スピーカ22、及び画像表示装置23からなる演出出力機器を備えている。
このバックランプ21a、上部ランプ21b、及びサイドランプ21cは、スロットマシン10の演出用のランプであり、所定の条件を満たしたときに、所定のパターンで点灯する。なお、バックランプ21aは、図2に示すように、各リール31の内周側に配置され、前方側に位置する図柄を後ろから照らすようにしている。一方、上部ランプ21b及びサイドランプ21cは、スロットマシン10の前面側に配置され、役の入賞時等に点滅する。
また、スピーカ22は、フロントマスク部12(図1参照)の上部に設けられ、遊技中に各種の演出を行うべく、所定の条件を満たしたときに、所定のサウンドを出力するものである。
さらにまた、画像表示装置23は、液晶表示器であり、各種の図柄を画像表示して、遊技中に図柄による様々な演出を表示するものである。
このように、各種の演出出力機器によって様々な演出がなされ、その演出の内容によって役の抽選結果(当選か非当選か)等が報知される。そして、全てのリール31の停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止し、当選した役が入賞した場合には、その役に対応する枚数のメダルがホッパータンク110から払い出される。また、入賞しても、メダルが払い出されない役も存在する。そのため、メダル払出し装置102によって払い出されるメダルの枚数は、多い場合もあれば少ない場合もある。逆に、メダルが全く払い出されないこともあり、入賞しなければ、メダルが払い出されない状況が続くことになる。
したがって、ホッパータンク110に貯留されるメダルの枚数は、増減が激しく、多くのメダルが払い出された際には、メダル払出し装置102との接続口110bの近辺からメダルがなくなる。
また、メダルが著しく増えた場合には、ホッパータンク110からメダルが溢れ出て、補助タンク111に収容されるので、この際には、補助タンク111の近辺からメダルがなくなる。
すると、ホッパータンク110内のメダルの貯留状況には、大きな片寄りが生じることになる。
しかし、本実施形態のスロットマシン10は、上記したメダル振分け装置によってメダルの片寄りを是正し、ホッパータンク110内で全体的に均一にメダルが貯留されるようになっている。
図6は、本実施形態のスロットマシン10におけるメダル振分け装置の作用を示す縦断面図である。なお、図6に示す状態は、ホッパータンク110内でメダル120が接続口110bから遠い側に片寄って貯留されている状態を図示しており、網かけの部分にもメダル120が貯留されている。
図6に示すように、メダル振分け装置は、メダル誘導路109に形成された2つの分岐路(第1分岐路109a、第2分岐路109b)と、第1分岐路109a又は第2分岐路109bのいずれかにメダル120を導く開閉手段109cとから構成されている。そして、開閉手段109cを閉じた状態(図6に示す状態)で第1分岐路109aにメダル120を導き、開閉手段109cを開けた状態で第2分岐路109bにメダル120を導くようになっている。
ここで、ホッパータンク110内に貯留されていたメダル120がメダル払出し装置102によって払い出されると、接続口110bの近辺のメダル120が減少する。すると、傾斜した底面110aにより、接続口110bの上流側にあったメダル120が滑り落ち、接続口110bの近辺に集まるようになる。
しかしながら、一部のメダル120は、底面110aを滑り落ちることなく、図6に示すように、接続口110bの上流側に残った状態となる。
このような貯留状況は、ホッパータンク110の側面に備えられた6つのメダルセンサ112a〜112fによって監視される。すなわち、図6に示す状態では、メダル120により、メダルセンサ112bとメダルセンサ112dとが導通する。そのため、メダルセンサ112d側にメダル120が片寄って貯留されていることが検知される。そして、投入されたメダルが第2分岐路109bを通ってホッパータンク110に誘導されるとすれば、メダル120の滑り落ちがあるにしても、接続口110bの上流側だけにメダル120が片寄ってしまう。
そこで、図6に示すように、メダル振分け装置の開閉手段109cを閉じ、第1分岐路109aにメダル120を導くことにより、投入されたメダル120をホッパータンク110の接続口110bに近づける方向に振り分ける。すると、メダル120が接続口110bの近辺に貯留されるようになる。そして、メダル120の貯留によってメダルセンサ112b及びメダルセンサ112dに加え、メダルセンサ112a、メダルセンサ112c、及びメダルセンサ112eも導通するようになれば、さっきと逆に、メダルセンサ112e側にメダル120が片寄って貯留されていることが検知される。
ここでもし、メダルセンサ112e側にメダル120が片寄った状態で、投入されたメダルが第1分岐路109aを通ってホッパータンク110に誘導されるとすれば、メダルセンサ112f側にメダル120を貯留する余裕があるとしても、投入されたメダル120がホッパータンク110から溢れ出てしまう。
そこで今度は、メダル振分け装置の開閉手段109cを開け、第2分岐路109bにメダル120を導くことにより、投入されたメダル120をホッパータンク110の接続口110bから遠ざける方向に振り分ける。すると、メダル120がホッパータンク110内に効率よく貯留されるようになる。
このように、本実施形態のスロットマシン10は、メダル120の貯留状況に応じてメダル振分け装置(第1分岐路109a、第2分岐路109b、開閉手段109c)の開閉手段109cが作動し、メダル120が片寄りなく貯留されるように振り分ける。そのため、ホッパータンク110におけるメダル120の貯留効率が向上するので、ホッパータンク110を大型化することなくメダル120の貯留量を増加させることができ、メダルの回収頻度を低減させることが可能になる。
次に、メダル振分け装置の他の形態について説明する。
図7は、他の実施形態のスロットマシン10’におけるメダル誘導路109’とホッパータンク110との関係を示す正面図である。
また、図8は、他の実施形態のスロットマシン10’におけるメダル誘導路109’とホッパータンク110との関係を示す平面図である。
図7及び図8に示すように、メダル誘導路109’は、メダルセレクター107の側面からホッパータンク110の上方に向かって曲がって伸びる断面U字形のものである。そして、メダル誘導路109’には、メダル誘導路109’を所定の角度内で曲折可能な曲折手段109dが設けられており、この曲折手段109dがメダル振分け装置となっている。
このメダル振分け装置における曲折手段109dは、メダル誘導路109’に形成された5つの曲折部をモータや電磁石等の動力によって所定の角度内で曲折するものである。そのため、曲折手段109dを制御することで、メダル誘導路109’が所定の角度内で曲折され、メダルは、ホッパータンク110の接続口110b及び補助タンク111に近づける方向(図7及び図8の点線で示す方向)と、接続口110b及び補助タンク111から遠ざける方向(図7及び図8の実線で示す方向)とに振り分けられる。
ここで、遊技者がメダル投入口43(図1参照)にメダルを投入し、それが受付け可能なメダルである場合には、そのメダルは、メダル誘導路109’を介してホッパータンク110に誘導されるが、メダル振分け装置の曲折手段109dにより、メダル誘導路109’が図7及び図8の点線で示す状態になっていれば、そのメダルは、ホッパータンク110の接続口110bの近辺に貯留される。
一方、メダル振分け装置の曲折手段109dにより、メダル誘導路109’が図7及び図8の実線で示す状態になっていれば、そのメダルは、ホッパータンク110の接続口110bよりも上流側に貯留される。
このように、メダル振分け装置の曲折手段109dにより、メダルの貯留位置を変えることができるが、曲折手段109dは、各メダルセンサ112a〜112fによって監視されたホッパータンク110内のメダルの貯留状況に応じて、メダルが片寄りなく貯留されるように作動し、メダルを振り分ける。
なお、接続口110bよりも上流側に貯留されたメダルは、ホッパータンク110の底面110aを滑り落ち、深部側(接続口110b側)にも貯留されるようになる。貯留されたメダルは、接続口110bを通り、遊技結果に応じて、メダル払出し装置102によってメダル受け皿44(図1参照)に払い出される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、例えば、以下のような種々の変形が可能である。
(1)実施形態では、分岐路を有する形態のメダル振分け装置として、第1分岐路109a及び第2分岐路109bを有するものを例としているが、分岐路は2つに限らず、第1分岐路109a及び第2分岐路109bの他にも、別の分岐路を有するようにしても良い。
(2)実施形態では、ホッパータンク110の側面に6つのメダルセンサ112a〜112fを取り付けているが、メダルセンサの取付位置、数は、何ら限定されるものではなく、どこに配置しても、いくつ取り付けても良い。また、メダルセンサの検知方式も、メダルを介した導通に限らず、どのような方式であっても良い。
本発明のメダル遊技機に相当する実施形態のスロットマシンを示す前面側の斜視図である。 図1中、スロットマシンのフロントマスク部を取り外し、基体部の内部が見えるように図示した斜視図である。 図1中、スロットマシンのフロントマスク部を開放し、基体部の内部が見えるように図示した正面図である。 本実施形態のスロットマシンにおけるメダル誘導路とホッパータンクとの関係を示す正面図である。 本実施形態のスロットマシンにおけるメダル誘導路とホッパータンクとの関係を示す平面図である。 本実施形態のスロットマシンにおけるメダル振分け装置の作用を示す縦断面図である。 他の実施形態のスロットマシンにおけるメダル誘導路とホッパータンクとの関係を示す正面図である。 他の実施形態のスロットマシンにおけるメダル誘導路とホッパータンクとの関係を示す平面図である。
符号の説明
10,10’ スロットマシン
11 基体部
12 フロントマスク部
13 透明窓
21 ランプ
21a バックランプ
21b 上部ランプ
21c サイドランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
30 図柄変動表示装置
31 リール
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
43 メダル投入口
44 メダル受け皿
101 電源ユニット
102 メダル払出し装置
103 支持板
104 メイン制御基板
105 ケース
106 サブ制御基板
107 メダルセレクター
108 メダル返却路
109,109’ メダル誘導路
109a 第1分岐路
109b 第2分岐路
109c 開閉手段
109d 曲折手段
110 ホッパータンク
110a 底面
110b 接続口
111 補助タンク
112a〜112f メダルセンサ
120 メダル

Claims (5)

  1. 遊技用のメダルを貯留可能なホッパータンクと、
    投入されたメダルを前記ホッパータンクに誘導するメダル誘導路と
    を備えるメダル遊技機であって、
    前記ホッパータンクは、前記ホッパータンク内におけるメダルの貯留状況を監視するメダルセンサを備え、
    前記メダル誘導路は、前記メダルセンサによって監視された前記ホッパータンク内のメダルの貯留状況に応じて、メダルが片寄りなく貯留されるようにメダルを振り分けるメダル振分け装置を備える
    ことを特徴とするメダル遊技機。
  2. 請求項1に記載のメダル遊技機において、
    前記ホッパータンクに貯留されたメダルを払い出すメダル払出し装置を備え、
    前記ホッパータンクは、底面を有する箱状であり、前記底面の端部側に前記メダル払出し装置との接続口が設けられ、
    前記メダル振分け装置は、投入されたメダルを前記ホッパータンクの前記接続口に近づける方向と、前記ホッパータンクの前記接続口から遠ざける方向とに振り分ける
    ことを特徴とするメダル遊技機。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のメダル遊技機において、
    前記ホッパータンクから溢れ出たメダルを収容するための補助タンクを備え、
    前記補助タンクは、前記ホッパータンクに隣接して配置され、
    前記メダル振分け装置は、投入されたメダルを前記補助タンクに近づける方向と、前記補助タンクから遠ざける方向とに振り分ける
    ことを特徴とするメダル遊技機。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のメダル遊技機において、
    前記メダル振分け装置は、複数の分岐路と、いずれかの前記分岐路にメダルを導く開閉手段とからなる
    ことを特徴とするメダル遊技機。
  5. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のメダル遊技機において、
    前記メダル振分け装置は、前記メダル誘導路を所定の角度内で曲折可能な曲折手段である
    ことを特徴とするメダル遊技機。
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