JPH04257992A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

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JPH04257992A
JPH04257992A JP3041199A JP4119991A JPH04257992A JP H04257992 A JPH04257992 A JP H04257992A JP 3041199 A JP3041199 A JP 3041199A JP 4119991 A JP4119991 A JP 4119991A JP H04257992 A JPH04257992 A JP H04257992A
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medal
medals
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machine
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Masahiro Hamano
濱野 雅弘
Kiyohiko Fukuda
福田 清彦
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Takasago Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スロットマシンに関
し、更に詳しくは不足するメダルを補給する構造を備え
たスロットマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスロットマシンは、機体の前面板
が開閉可能となっており、この前面板に機体内に収納さ
れた3個のリール上の各図柄を見るための図柄表示窓が
設けてある。前面板には各リールを始動するための始動
レバーと、各リールを個別に停止させるための3個の停
止ボタンと、ゲームを開始する際にメダルを投入するた
めのメダル投入口とが設けられる。機体内には、メダル
貯蔵用のホッパを備えたメダル放出装置が設けられ、こ
のメダル放出装置は入賞時や精算時に所定枚数のメダル
を1枚ずつ機外のメダル受皿へ放出するものである。
【0003】このようなスロットマシンでは、近年、短
時間で大量のメダルを遊技者に放出する入賞形態が採用
されている。この種の入賞形態が採用される以前は、1
人の遊技者の遊技中に前記ホッパ内の貯蔵メダルが放出
し尽くされることはまれであり、係員が遊技者がいない
時期をみはからって前面板を開放し、手作業でメダルを
補給していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら大量のメ
ダルが放出される入賞形態では、遊技中にホッパ内のメ
ダルがなくなってしまう場合が生じ、このような場合、
遊技者は遊技を中断して、係員によるメダルの補給を受
けねばならない。また係員は前述した入賞形態が発生す
ると、メダル切れに常に注意を払う必要があり、メダル
が切れた場合は、急ぎメダルの補給作業を行う必要があ
り、作業が煩雑である。
【0005】このような事態を回避するために、前記ホ
ッパの容量を増大することが考えられるが、これでは、
メダル放出装置に設けられるメダル放出機構部に対する
荷重が過大となり、メダルの放出動作が円滑にゆかない
場合が生ずる。
【0006】さらに1台の機械についてのメダルの総放
出量は遊戯場毎に決められており、各遊戯場では各機械
毎にメダルの総放出量を常にチェックしているが、その
種のチェックは煩雑であり、係員の作業負担を一層大き
なものにしている。
【0007】この発明は、上記問題に着目してなされた
もので、使い勝手を向上し、係員の作業負担の軽減と客
サービスの向上とを実現したスロットマシンを提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、機外の前面
にメダル受皿、機内にメダル貯蔵用のホッパを有するメ
ダル放出装置をそれぞれ備え、前記メダル放出装置を前
記メダル受皿に連通させて、入賞時または精算時に前記
メダル放出装置を駆動してホッパ内のメダルをメダル受
皿へ放出させるスロットマシンにおいて、機内に前記メ
ダル放出装置のホッパへメダルを補給するメダル補給装
置を設けたものである。前記メダル補給装置は、補給用
のメダルを収容するホッパと、ホッパ内のメダルを送り
出すメダル送出機構部と、前記ホッパ内のメダルの残量
を異なるレベルで検知する複数のレベルセンサと、いず
れかレベルセンサを選択して能動化するための設定スイ
ッチとを有し、前記メダル放出装置にはメダルの貯蔵量
の下限値を検知する下限センサと、メダル貯蔵量の上限
値を検知する上限センサとが設けてある。前記メダル補
給装置は制御部に接続されており、この制御部は下限セ
ンサの検知動作によりメダル補給装置のメダル送出機構
部を始動させ、上限センサまたは能動化されたレベルセ
ンサの検知動作により前記メダル送出機構部を停止させ
るものである。
【0009】
【作用】メダル放出装置のホッパ内の貯蔵メダルが下限
値にまで減少すると、制御部はメダル補給装置を駆動し
、貯蔵メダルが上限値に達するまで、メダル補給装置の
ホッパ内のメダルをメダル放出装置のホッパへ自動的に
補給する。このためたとえメダルが大量に放出されても
、メダル切れの状態が生ずるようなことはない。またメ
ダル補給装置によるメダルの補給量はスイッチ操作によ
り決められているので、メダル補給装置のホッパ内のメ
ダルが設定量だけ補給されると、自動的にメダルの補給
が停止されることになる。
【0010】
【実施例】図1はこの発明の一実施例にかかるスロット
マシン1の正面図であり、また図2はこのスロットマシ
ン1の前面扉10を開放した状態の正面図である。
【0011】このスロットマシン1は、ゲームの開始に
先立ち、貸出しを受けた多数枚のメダルを予め機内へ投
入して貸与しておき、毎回のゲームに際しては後述する
ボタン操作で貸与メダルを消費してゲームを実行させる
、いわゆるクレジット方式が採用されている。また特定
の入賞形態に対しては、遊技者にボーナスゲームと称さ
れる特別のゲームを実行させ、短時間で大量のメダルが
配当されるようなゲーム内容となっている。
【0012】図示例のスロットマシン1は、周面に複数
の図柄がそれぞれ表示された3個のリール23A,23
B,23Cが機体11内に収納され、前面扉10の前面
には、図柄表示窓25、終了ランプ90、貸与枚数表示
器26、メダル投入口27、3個の停止釦スイッチ28
A,28B,28C、始動レバー29、ゲームスイッチ
30、精算スイッチ31、選択スイッチ32、メダル受
皿33が、それぞれ配置されたものである。
【0013】前記図柄表示窓25は各リール23A,2
3B,23Cの周面の図柄を、複数本の停止ラインLに
沿い整列して表示する。この図柄表示窓25より各リー
ル23A,23B,23Cの回転状態が透視できると共
に、リール23A,23B,23Cを停止させたとき、
各リール23A,23B,23Cの図柄が前記複数の停
止ラインL上でどのように並んだかを容易に確認できる
【0014】前記始動レバー29は3個のリール23A
, 23B,23Cを一斉に始動させるためのもの、3
個の停止釦スイッチ28A,28B,28Cは対応する
リール23A, 23B,23Cを個別に停止させるた
めのものである。終了ランプ90は多量のメダルが放出
されたときに点灯動作し、これによりこの機械によるゲ
ームの実行が終了したこと、すなわち打止めを遊技者に
報知する。
【0015】前記メダル投入口27はゲームの実行時や
メダルの貸与時に1枚ないし複数枚のメダルを投入する
箇所であり、メダル受皿33はメダルの配当または精算
時に際して放出されるメダルを収容する。貸与枚数表示
器26はスロットマシン1に対するメダルの貸与枚数を
ディジタル表示する。なお機体11にスロットマシン用
のプリペイドカードの受付口を設け、その受付口へプリ
ペイドカードが投入されたとき、その金額価値に相当す
るメダル枚数を貸与枚数表示器26に表示させることも
可能である。
【0016】前記ゲームスイッチ30はゲームの実行に
際して貸与メダルを用いることを指示し、メダルの消費
数量に応じた回数だけ押操作される。選択スイッチ32
はメダルをメダル投入口27から投入してゲームを行う
か、または貸与メダルを消費してゲームを行うかを選択
する切替スイッチである。精算スイッチ31は貸与メダ
ルを精算して返還すべき枚数のメダルをメダル受皿33
へ放出させる。
【0017】機体11の内部には、多数枚のメダルを貯
蔵し、入賞時などに配当枚数のメダルを1枚づつメダル
受皿33へ放出するメダル放出装置34が装備される。 このメダル放出装置34はメダルを必要に応じて1枚づ
つ放出するメダル放出機構35と、このメダル放出機構
35上に取り付けられるメダル貯蔵用のホッパ36とを
備えている。
【0018】このスロットマシン1は、大量のメダルの
配当にそなえて、機体11内のメダル放出装置34より
上方位置にメダル補給装置37が設けてある。このメダ
ル補給装置37は、補給のためのメダルを収容するホッ
パ38および補助ホッパ79と、前記ホッパ38,79
内へメダルを補給するための開閉自在な蓋板41と、前
記ホッパ38に収容されたメダルを後述するような動作
で、メダル放出装置34へ1枚づつ送出するメダル送出
機構39と、このメダル送出機構39からのメダルをメ
ダル放出装置34のホッパ36へ導くためのシュート4
0とを備えたものである。
【0019】図3は前記蓋板41の構造を示す。この蓋
板41は、これを開放することによりメダル補給口59
が開口する。前記蓋板41はその下端部が回動自在に枢
止される。蓋板41には、蓋板41と一体に側壁60,
61が立設され、蓋板41をその錠62を開錠して矢符
A1の方向に手前側へ向けて引き出して傾動させると、
内方へ低く傾斜するシュート63を構成する。シュート
63へ一括投入されたメダルは図4の矢符A2で示すよ
うに補助ホッパ79を介してホッパ38内に落下する。
【0020】図4はメダル補給装置37を図2の左方か
ら見た図であり、図5はメダル補給装置37とホッパ3
6とを正面から見た図である。前記ホッパ36にはメダ
ルの貯蔵量の下限値、すなわち補給開始位置を検知する
下限センサ42と、メダル貯蔵量の上限値、すなわち補
給停止位置を検知する上限センサ43とが設けてある。
【0021】これら各センサ42,43は、ホッパ36
が合成樹脂製である場合は、例えばそれぞれ一対の金属
棒をもって構成して、金属棒間のメダルによる電気的導
通を検出する。またホッパ36が金属製であれば、それ
ぞれホッパ36より絶縁された1本の金属棒をもって構
成して、ホッパ36と金属棒との間のメダルによる電気
的導通を検出する。これらセンサ42,43の検知出力
によってメダル補給装置37のメダル放出装置34への
補給動作が開始され、または停止される。
【0022】メダル補給装置37のホッパ38にも、前
記センサ42,43と同様の構造であって、ホッパ38
内の残量を異なるレベルで検知するための5つのレベル
センサ44,45,46,47,48が設けられる。こ
れら第1〜第5のレベルセンサ44〜48は、ホッパ3
8の正面の各レベル位置に対応配置された第1〜第5の
設定スイッチ80〜84により能動化されるもので、各
設定スイッチ毎にスイッチオンの状態を点灯表示するた
めの第1〜第5のレベルランプ85〜89が設けられて
いる。
【0023】前記メダル補給装置37は、取付基板54
上に取付けられホッパ38に収容しているメダルを1個
ずつ取り出すための取出機構55と、取出機構55から
のメダルを取付基板54に開口した送出口57へ導く導
出機構56と、各機構55,56を作動させるモータや
減速機構などの動力機構58とを備え、これら各機構に
よりメダル送出機構39が構成されている。
【0024】前記取出機構55は、図6に示す如く、第
1の回転板64に複数の円形孔65を円陣に設けて、各
円形孔65に、ホッパ38内に収容しているメダルを1
個ずつ取り込む構造である。回転板64が回転すること
による円形孔65の通過経路には、円形孔65に嵌まっ
たメダルを導出機構56側へ移動させるためのガイド部
材66,67が配置される。
【0025】前記取出機構55からガイド部材66,6
7により離脱したメダル68は、導出機構56へ移動す
る。なお回転板64はガイド部材66,67の存在によ
ってその回転が阻害されることがないように、その下面
の構造が工夫されることは勿論である。
【0026】前記導出機構56は第2の回転板69を備
え、その周面には回転方向A3の下流側へ向けて湾曲し
た複数の爪片70が設けてある。隣接する爪片70の間
には1枚のメダル68を受け容れる開口部71が構成さ
れる。
【0027】前記回転板64,69は前記動力機構58
によって同期して回転駆動され、回転板64からメダル
68が送出されたとき、爪片70間の開口部71がこの
メダル68に臨み、爪片70によって開口部71に引き
込まれる。開口部71内のメダル68は爪片70の先端
部付近の鉤状部によって脱出しないように係止され、半
周してメダル送出口57へ導かれる。
【0028】この回転板69は、各開口部71がメダル
送出口57の上方位置を通過するよう位置決めされてお
り、従って開口部71内のメダル68は取付基板54上
に支持されて半周移動し、メダル送出口57に至って下
方へ転落する。このメダル送出口57の直下には前記シ
ュート40が連通させてあり、落下したメダル68はこ
のシュート40を介してメダル放出装置34のホッパ3
6に収容される。
【0029】前記第2の回転板69の近傍には、メダル
68の送出を検出するためのマイクロスイッチ73が配
備してあり、開口部71内のメダル68がレバー74の
先端を押して揺動させたとき、そのレバー74の基端が
マイクロスイッチ73をオンして、送出動作の確認や送
出枚数の計数を行うための信号が生成される。
【0030】前記メダル送出口57の近傍、すなわちメ
ダル送出口57に対して回転板69の回転方向上流位置
には、メダル68の回り込みを阻止するためのストッパ
ー75が配備してある。このようなメダル送出機構39
の構成は、メダル放出装置34のメダル放出機構35に
ついても同様である。
【0031】図7は、上記スロットマシン1の電気的構
成を示すブロック図である。たとえばマイクロプロセッ
サなどで構成される制御部77には、前述した始動レバ
ー29、停止釦スイッチ28A,28B,28C、上限
センサ43、下限センサ42、第1〜第5のレベルセン
サ44〜48、マイクロスイッチ73、終了ランプ90
、第1〜第5の設定スイッチ80〜84、第1〜第5の
レベルランプ85〜89などが接続されて、制御用の信
号が制御部77に対して入出力される。また制御部77
には、各リール23A,23B,23C毎に設けられる
回転駆動用のモータ78A,78B,78C、メダル放
出装置34の動力機構(図示せず)、メダル補給装置3
7の動力機構58などが接続され、これらは制御部77
により一連に制御される。
【0032】図8および図9は、上記制御部77による
メダル補給動作の制御手順を示している。いま短時間で
大量のメダルを遊技者に配当すると、メダル放出装置3
4のホッパ36内のメダル貯蔵量は下限センサ42の位
置を下回る。このとき下限センサ42はオン状態からオ
フ状態へ移行するため、制御部77が図8のステップ1
(図中「ST1」で示す)で下限センサ42の出力をチ
ェックしたとき、ステップ2の判定が「YES」となり
、制御部77はつぎのステップ3で補給完了を示すフラ
グFがセットされているか否かをチェックする。もしス
テップ3の判定が「NO」であれば、ステップ4でメダ
ル補給装置37を駆動させ、ホッパ38内の収容メダル
をメダル放出装置34へ送出してメダルの補給を行う。
【0033】つぎにステップ5で制御部77は、メダル
補給装置37のホッパ38内のメダル残量が設定位置に
達したか否かをチェックする。図9は、このチェック手
順の詳細を示すもので、制御部77はまずステップ5−
1で第1設定スイッチ80が投入されているか否かをチ
ェックする。もし投入されておれば、ステップ5−2の
判定が「YES」となり、つぎにステップ5−3で制御
部77は第1レベルセンサ44がオフ状態となっている
か否かをチェックする。
【0034】前記のステップ5−2が「NO」であれば
、制御部77は以下順に、ステップ5−4で第2設定ス
イッチ81を、ステップ5−7で第3設定スイッチ82
を、ステップ5−8で第4設定スイッチ83を、それぞ
れチェックして、ステップ5−5,ステップ5−8,ス
テップ5−11でいずれの設定スイッチが投入されてい
るかを判別した後、投入された設定スイッチに対応する
レベルセンサがオフ状態に移行したか否かをチェックす
る(ステップ5−6,ステップ5−9,ステップ5−1
2,ステップ5−13)。
【0035】かくして投入された設定スイッチに対応す
るレベルセンサがオフ状態でないときは、図8のステッ
プ6が「NO」であり、つぎに制御部77はステップ7
で上限センサ43の出力をチェックする。もし仮にレベ
ルセンサがオフ状態へ移行することなく、メダルの補給
が十分に行われると、メダル放出装置34のホッパ36
内のメダル貯蔵量は上限センサ42の位置に到達する。 このとき上限センサ43はオフ状態からオン状態へ移行
するため、ステップ8の判定が「YES」となり、制御
部77はつぎのステップ9でメダル補給装置37の駆動
を停止させ、補給動作を終了させる。
【0036】もしメダルの補給が十分でなければ、メダ
ル放出装置34のホッパ36内のメダル貯蔵量は上限セ
ンサ43の位置に到達せず、ステップ8の判定は「NO
」となる。この場合はステップ4へ戻ってステップ5,
6のチェックを行いつつメダル補給装置37の駆動を継
続させる。
【0037】このメダル補給過程において、もし投入さ
れた設定スイッチに対応するレベルセンサがオフ状態へ
移行すると、ステップ6の判定が「YES」となってス
テップ13へ進み、制御部77は前記フラグFをセット
すると共に、メダル補給装置37の駆動を停止させる(
ステップ9)。
【0038】このフラグFのセット後に、メダル放出装
置34のホッパ36内のメダル貯蔵量が下限センサ42
の位置を下回ると、ステップ2が「YES」、続くステ
ップ3が「YES」となってステップ10へ進み、制御
部77は終了ランプ90を点灯させると共に、つぎのス
テップ11でゲーム終了処理を実行し、ステップ12で
前記フラグFをリセットする。
【0039】前記のゲーム終了処理は、遊技の続行を禁
止するための処理であって、例えばメダル投入口27か
らのメダルの受付を禁止して返却し、またゲームスイッ
チ30や始動レバー29の操作を無効化するものである
【0040】
【発明の効果】この発明は上記の如く、機体内のメダル
放出装置へメダルを補給するためのメダル補給装置を設
け、メダル放出装置のメダル貯蔵量が空状態に近づくと
、メダル補給装置によるメダルの補給を自動的に行うよ
うにしたから、メダル補給のために遊技者はゲームを中
断する必要がなく、客サービスを向上できる。また係員
はメダル切れに常に注意を払ったり、メダルの補給を頻
繁に行ったりする必要がなく、作業負担が大幅に軽減さ
れる。さらにメダル放出装置のメダル放出機構部に対し
て過大の荷重がかからないから、メダルの放出動作に支
障が生ずることがない。
【0041】さらにまたメダル補給装置のホッパ内のメ
ダル残量が設定量に達すると、メダルの補給を停止する
ようにしたから、機械毎のメダルの総放出量を人手を介
さずに管理でき、係員の作業負担が一層軽減される。し
かも設定量は設定スイッチにより随意に決めることがで
き、いずれの遊戯場にも対応できるなど、幾多の優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかるスロットマシンの
正面図である。
【図2】スロットマシンの前面扉を開放した状態の正面
図である。
【図3】メダル補給装置の蓋板付近の外観を示す斜面図
である。
【図4】メダル補給装置の側面図である。
【図5】メダル補給装置とメダル放出装置の拡大正面図
である。
【図6】メダル補給装置のメダル送出機構の平面図であ
る。
【図7】スロットマシンの電気的構成を示すブロック図
である。
【図8】制御部によるメダル補給動作の制御手順を示す
フローチャートである。
【図9】図8のステップ5の詳細を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1    スロットマシン 11  機体 34  メダル放出装置 35  メダル放出機構 36  ホッパ 38  ホッパ 39  メダル送出機構 42  下限センサ 43  上限センサ 44〜48  レベルセンサ 77  制御部 80〜84  設定スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機外の前面にメダル受皿を備え、機内にメ
    ダル貯蔵用のホッパを有するメダル放出装置が設けられ
    、前記メダル放出装置を前記メダル受皿に連通させて、
    入賞時または精算時に前記メダル放出装置を駆動してホ
    ッパ内のメダルをメダル受皿へ放出させるスロットマシ
    ンにおいて、機内に前記メダル放出装置のホッパへメダ
    ルを補給するメダル補給装置が設けられ、前記メダル補
    給装置は、補給用のメダルを収容するホッパと、ホッパ
    内のメダルを送り出すメダル送出機構部と、前記ホッパ
    内のメダルの残量を異なるレベルで検知する複数のレベ
    ルセンサと、いずれかレベルセンサを選択して能動化す
    るための設定スイッチとを有しており、前記メダル放出
    装置には、メダルの貯蔵量の下限値を検知する下限セン
    サと、メダルの貯蔵量の上限値を検知する上限センサと
    が設けられると共に、前記メダル補給装置は、下限セン
    サの検知動作によりメダル補給装置のメダル送出機構部
    を始動させ、上限センサまたは能動化されたレベルセン
    サの検知動作により前記メダル送出機構部を停止させる
    制御部に接続されて成るスロットマシン。
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