JP4119119B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コイン、メダルその他の遊技媒体を用いて遊技が行われる遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチスロ機、スロットマシン等のコイン、メダルその他の遊技媒体を用いて遊技が行われる遊技機では、例えば、遊技者がメダル投入口にメダルを投入し、スタートレバーを操作することによってゲームが開始される。そして、パチスロ機の場合は遊技者による停止ボタンの操作に応じて、スロットマシンの場合は所定時間経過後に、それぞれリールの回転が停止し、その停止結果に応じた所定数のメダルが遊技者に払い出される。メダルの払い出しは、遊技機の正面下部に設けられた払出口から行われ、払い出されたメダルは払出口の前方に設けられた受け皿に貯留される。そして、受け皿に貯留されているメダルを、所定の箱(所謂ドル箱)に移し替えて、遊技店に備えてあるメダル計数機(所謂ジェットカウンタ)まで運び、その計数機によって獲得したメダルについて自動精算し、景品等に交換する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように、コイン、メダルその他の遊技媒体を用いて遊技が行われる遊技機においては、遊技媒体の出し入れが頻繁に行われる。例えば、多くのメダル払い出しが行われた場合などは、遊技機内部にメダルを補充する必要があり、その都度、遊技店の店員によって補充が行われる。また、島単位でメダルを自動的に補充するような構成としたものもある。
【0004】
ところが、遊技機個々にメダルの出し入れが頻繁に行われると、各遊技機が内部に収納しているメダルの総枚数を把握することは困難であり、遊技店においてメダルの枚数を管理することに多くの手間がかかっていた。例えば、ある一定の時期に、遊技店内の総メダル枚数をチェックする所謂棚卸し作業が行われる。この棚卸し作業では、遊技機に収納されているメダルを全て排出させて、ジェットカウンタで計数させるという作業が台毎に手作業で行われている。
【0005】
本発明の目的は、上記のような棚卸作業の煩わしさを解消するため、遊技機内のメダル枚数が容易に把握できる遊技機を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の遊技機は、遊技結果に応じて所定数の遊技媒体を払い出す遊技媒体払出手段と、払い出された遊技媒体を所定の通路に送り込む送込手段と、その通路を通る遊技媒体を計数する計数手段と、計数手段で計数された遊技媒体を遊技媒体払出手段まで運搬する還流手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】
本発明の第2の態様の遊技機は、所定操作に基づき遊技に必要な遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出手段と、遊技結果に応じて所定数の遊技媒体を払い出す遊技媒体払出手段と、遊技媒体貸出手段より貸し出された遊技媒体及び遊技媒体払出手段より払い出された遊技媒体を所定の通路に送り込む送込手段と、その通路を通る遊技媒体を計数する計数手段と、計数手段で計数された遊技媒体を遊技媒体払出手段まで運搬する還流手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
本発明の第3の態様の遊技機では、遊技媒体払出手段から払い出された遊技媒体を遊技機外部に放出するための払出口を備え、遊技媒体貸出手段は、その払出口から遊技媒体の貸し出しを行う。例えば、後述の実施例では、遊技者のメダル貸出スイッチ14の操作があったとき、遊技媒体貸出手段としてのメダル貸出装置20内のメダルがキャビネット2の内部の遊技媒体払出手段としてのホッパー30まで導かれ、払出口としてのメダル払出口15から当該メダルを排出する。また、メダル貸出装置20を設けずに、遊技機内部の制御回路を遊技媒体貸出手段として機能させ、メダルの貸出要求に応じてホッパー駆動回路61を制御させ、メダル払出口15から貸出要求分のメダルを排出することも可能である。
【0009】
本発明の第4の態様の遊技機では、遊技媒体貸出手段は、所定の貸出要求に応じてクレジット数のみを加算するように構成する。すなわち、この場合は、実際の遊技媒体の貸し出しは行わない。例えば、後述の実施例では、貸出要求として、プリペイドカードが挿入されメダル貸出スイッチ14が操作されたとき又は現金が払い込まれたとき、メダル貸出ノズル24やメダル貸出口26からのメダル排出を行わず、すなわち実際のメダル貸出を行わずに、クレジット数のみを加算する。
【0010】
本発明の第5の態様の遊技機では、計数手段によって計数した遊技媒体の数の全てがクレジット数に加算される。例えば、後述の実施例では、入賞によって払い出されたメダルとメダル貸出装置20から投入されたメダルは、必ずジェットカウンタ装置40に送り込まれて計数され、これらのメダルの枚数は常にクレジット数に加算される。
【0011】
本発明の第6の態様の遊技機では、送込手段は、遊技媒体貸出手段から貸し出された遊技媒体又は遊技媒体払出手段から払い出された遊技媒体を前記所定の通路に送り込むか否かを切り換え可能な開閉機構を備える。
【0012】
本発明の第7の態様の遊技機は、所定の操作に基づき、還流手段を動作させて遊技機内の全ての遊技媒体を一箇所に集め、その集めた全ての遊技媒体を計数手段で計数する棚卸機能を実行する棚卸実行手段を備える。
【0013】
本発明の第8の態様の遊技機は、外部に設けられた管理装置と通信可能な通信手段を備え、棚卸実行手段は、計数手段での計数の結果を通信手段を介して管理装置に送信する。
【0014】
本発明の第9の態様の遊技機では、棚卸実行手段は、通信手段を介して管理装置からの命令を受信したとき、棚卸機能を実行し、計数手段での計数の結果を通信手段を介して管理装置に送信する。
【0015】
【作用及び効果】
本発明によれば、遊技結果(例えば、入賞)に応じて払い出された遊技媒体が遊技機内を還流するとともに、遊技機内に設けられた計数手段において計数されるため、遊技機内に存在する遊技媒体の枚数が容易に把握できる。これにより、台毎の遊技媒体の総数がいつでも容易に把握できるようになり、従来、遊技店において行われていたような棚卸作業の煩わしさが解消できる。
【0016】
本発明の第2の態様によれば、払い出された遊技媒体と貸し出された遊技媒体とが遊技機内を還流するとともに、これらの遊技媒体が計数手段で計数されている。そこで、その計数結果を遊技者に知らせるようにすれば、遊技者は遊技媒体を触ることなく常に自身の利益状況を把握できる。このため、遊技者は、遊技後の精算を行うとき、従来のように手元に残った遊技媒体を遊技店に備えてあるジェットカウンタまで運搬するという動作は必要なく、遊技機の前に座ったまま遊技媒体の数を把握できることとなる。
【0017】
本発明の実施態様として、送込手段に上記の開閉機構を備えた場合では、例えば、遊技中は、開閉機構を閉鎖状態として払い出されたメダルを貯留させ、遊技終了時には、開閉機能を開放状態として、貯留していたメダルを落下させて計数手段で計数し、メダル枚数の精算を行うといった利用も可能となる。
【0018】
また、発明の実施態様として、所定の操作に基づき、還流手段を動作させて遊技機内の全ての遊技媒体を一箇所に集め、その集めた全ての遊技媒体を計数手段で計数する棚卸機能を実行する棚卸実行手段を備えた場合では、遊技機内の遊技媒体の数が容易に把握できる。例えば、メダルの出し入れが頻繁に行われた場合であっても、上記の棚卸機能を備えることより、各遊技機が内部に収納しているメダルの総枚数が容易に把握でき、遊技店においてメダルの枚数を管理することに多くの手間がかからずに済む。また、遊技店内の総メダル枚数をチェックする所謂棚卸し作業を行う場合でも、遊技機に収納されているメダルの総枚数が容易に把握できるため、従来行っていたような手作業が不要となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施例の遊技機1の外観を示す斜視図である。遊技機1は、いわゆる「パチスロ機」である。この遊技機1は、遊技媒体としてコイン、メダル又はトークンなどの他、遊技者に付与された、もしくは付与される遊技価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技する遊技機であるが、以下ではメダルを用いるものとして説明する。
【0020】
遊技機1の全体を形成しているキャビネット2の正面には、略垂直面としてのパネル表示部2aが形成され、その中央には縦長矩形の表示窓4L,4C,4Rが設けられる。表示窓4L,4C,4Rには、水平方向に3本、斜め方向に2本の合計5本の入賞ライン8が設けられている。これらの入賞ライン8は、後述の1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12、最大BETスイッチ13を操作することにより、それぞれ1本、3本、5本が有効化される。
【0021】
キャビネット2の内部には、回転自在に構成された3個のリール3L,3C,3Rが横一列に設けられ、各リールの外周面には複数種類の図柄によって構成される図柄列が描かれている。各リールの図柄は表示窓4L,4C,4Rを通して観察できるようになっている。従って、表示窓4L,4C,4Rとリール3L,3C,3Rとにより、複数の図柄を変動表示する変動表示手段を形成している。各リールは、定速回転(例えば80回転/分)で回転する。
【0022】
表示窓4L,4C,4Rの右側には、クレジット数表示部17、WINランプ18及び払出枚数表示部19が設けられる。クレジット数表示部17は、7セグメントLEDから成り、遊技に使用するためのメダルの貯留枚数(以下「クレジット数」という。)が表示される。後述のジェットカウンタ装置40によって計数されたメダルの枚数がクレジット数に加算される。本実施例では、入賞によって払い出されたメダルとメダル貸出装置20から投入されたメダルは、必ずジェットカウンタ装置40に送り込まれて計数されるため、これらのメダルの枚数は常にクレジット数に加算される。なお、遊技に賭けられたメダルの枚数(後述の「BET数」)は、その都度、クレジット数から減算される。従って、本実施例において、クレジット数は、払い出されたメダルの枚数及び貸し出されたメダルの枚数から遊技に賭けられたメダルの枚数を差し引いた枚数を示している。WINランプ18は、BB又はRBの入賞が成立した場合に点灯し、BB又はRBに内部当選した場合に所定確率で点灯する。払出枚数表示部19は、7セグメントLEDから成り、入賞成立時のメダルの払出枚数を表示する。
【0023】
表示窓4L,4C,4Rの下方には水平面の台座部10が形成され、その台座部10の左側には1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12及び最大BETスイッチ13が設けられる。これらのスイッチ11,12,13は、それぞれ1回の操作によって一のゲームを行うために賭けるメダルの数(以下「BET数」という。)が指定され、そのBET数に応じて所定の入賞ラインが有効化される。1−BETスイッチ11は、1回の押し操作によって、クレジットされているメダル、すなわちクレジット数表示部17に表示されているメダルのうちの1枚がゲームに賭けられ、1本の入賞ラインが有効化される。このとき、クレジット数から“1”減算され、クレジット数表示部17には1−BETスイッチ11の操作が行われる前の値から“1”減算された値が表示される。2−BETスイッチ12は、1回の押し操作によって、クレジットされているメダルのうちの2枚がゲームに賭けられ、2本の入賞ラインが有効化される。このとき、クレジット数から“2”減算され、クレジット数表示部17には2−BETスイッチ12の操作が行われる前の値から“2”減算された値が表示される。最大BETスイッチ13は、1回の押し操作によって、1回のゲームに賭けることが可能な最大枚数(例えば3枚)のメダルが賭けられ、5本の入賞ラインが有効化される。最大BET数が“3枚”のときは、クレジット数から“3”が減算され、クレジット数表示部17には最大BETスイッチ13の操作が行われる前の値から“3”減算された値が表示される。ここで、本実施例では、一のゲームは、全てのリールが停止したときに終了する。
【0024】
台座部10の前面部の左寄りには、スタートレバー6が所定の角度範囲で回動自在に取り付けられている。このスタートレバー6が遊技者によって操作されることにより上記リールが回転し、表示窓4L,4C,4R内での図柄の変動表示が開始される。
【0025】
台座部10の前面部中央には、3個のリール3L,3C,3Rの回転をそれぞれ停止させるための3個の停止ボタン7L,7C,7Rが設けられている。すなわち、左側の停止ボタン(「左停止ボタン」という。)7Lが遊技者により押されたときは、左側のリール(「左リール」という。)3Lが停止制御され、中央の停止ボタン(「中停止ボタン」という。)7Cが遊技者により押されたときは、中央のリール(「中リール」という。)3Cが停止制御され、右側の停止ボタン(「右停止ボタン」という。)7Rが遊技者により押されたときは、右側のリール(「右リール」という。)3Rが停止制御される。
【0026】
キャビネット2の正面下部には、メダル払出口15が設けられ、入賞時にはここからメダルが払い出される。メダル払出口15の前方の下方位置には、払い出されたメダルを受け止めるためのメダル受け部16が設けられる。
【0027】
この図1において、メダル受け部16を部分的に切り欠いて示すように、メダル受け部16の底面16aは、その底面16aの外周に沿った形状の開口16bを形成しており、メダル受け部16に落ち込んだメダルが、開口16bから、その下方に設けられたジェットカウンタ装置40の送込手段としてのバケット47(図2)に落ち込むような構成となっている。
【0028】
キャビネット2の左側には、遊技を行うための遊技媒体であるメダルを貸し出す遊技媒体貸出手段としてのメダル貸出装置20が設けられる。このメダル貸出装置20の正面側には、プリペイドカードユニット21が設けられる。プリペイドカードユニット21の上部にはプリペイドカードを差込可能な挿入口22が設けられる。この挿入口22に所定のプリペイドカードが差し込まれたとき、プリペイドカードユニット21の内部に設けられたプリペイドカード読取センサ27(図4)で当該プリペイドカード上の情報の読み取り処理が実行され、メダルの貸出ができるポイントが残されているかどうかが確認される。その後、台座部10の前面部の右寄りに設けられたメダル貸出スイッチ14が遊技者によって操作されたとき、プリペイドカード上の情報に基づき、メダル貸出ノズル24からメダル受け部16に向けて所定数(例えば50枚)のメダルが排出される。
【0029】
挿入口22の下方には、精算スイッチ23が設けられる。この精算スイッチ23は、遊技を止めるときに遊技者によって操作されるスイッチで、このスイッチが操作されたとき、そのときのクレジット数が、精算スイッチ23の下方に設けられたプリンタ25によって紙に印刷され、排出される。
【0030】
図2は、遊技機1のキャビネット2を部分的に切り欠いて、キャビネット2の内部構成を部分的に示す外観斜視図である。
【0031】
キャビネット2の内部において、ジェットカウンタ装置40の上方には、遊技結果に応じて所定数のメダルを払い出す遊技媒体払出手段としてのホッパー30が設置されている。ホッパー30は、メダルを貯留する貯留タンク31と、所定の払出要求に応じて貯留タンク31内のメダルを外部に送出する払出メダル送出装置32とを備えている。払出メダル送出装置32は、貯留タンク31の底面部分に傾斜して配置された回転円板34の回転によって、貯留タンク31内のメダルを順次送り出すことができる。回転円板34の回転によって送り出されたメダルは、払出メダル検出センサ(図示省略)を通過した後、払出メダル送出装置31の側面部に設けられたメダル放出口33から放出される。メダル放出口33から放出されたメダルは、その前面に設けられたメダル放出通路35を通って、キャビネット2の正面下部に形成されたメダル払出口15からキャビネット2の外部に放出される。放出されたメダルは、その下方に設けられたジェットカウンタ装置40のバケット47に落ち込み、そのバケット47によって、メダル送込口41に送り込まれる。
【0032】
ジェットカウンタ装置40は、メダル受け部16の開口16bから落下したメダルを受け止め、そのメダルを中央底部に設けたメダル送込口41に送り込むための傾斜面47aを内部に形成したバケット47と、受入メダル検出器43、受入メダル案内通路42及び受入メダル送出装置44を備えた本体部48で構成される。
【0033】
受入メダル検出器43は、メダル送込口41に送り込まれたメダル(メダル払出口15又はメダル貸出ノズル24から排出されたメダル)を一枚ずつに整列させる整列機構(図示せず)を備えた通路43a、及び、その通路43aを通るメダルを一枚一枚検出する受入メダル検出センサ43S(図4)を備える。この受入メダル検出センサ43Sで検出されたデータを基に、後述のCPU82(図4)においてメダル送込口41から送り込まれたメダルの枚数が計数される。すなわち、受入メダル検出センサ43SとCPU82は、バケット47から送り込まれたメダルを計数する計数手段として機能する。ここで計数されたメダル枚数は、クレジット数に加算され,クレジット数表示部17には、計数されたメダルの枚数分が加算された値が表示される。
【0034】
受入メダル案内通路42は、受入メダル検出器43を通過したメダルを受入メダル送出装置44まで搬送する。
【0035】
受入メダル送出装置44は、受入メダル案内通路42によって搬送されたメダルを、モータによって回転駆動する一対のローラで挟み込み、その一対のローラの回転駆動によって、メダルを前方のメダル揚送装置46に向けて送出するように構成されている。
【0036】
ジェットカウンタ装置40内の受入メダル送出装置44に接続されたメダル揚送装置46は、受入メダル送出装置44から送出されたメダルを上方の貯留タンク31まで運び揚げる装置で、メダルを一箇所に留めずに遊技機内を還流させる還流手段として機能する。このメダル揚送装置46は、例えば、一方向に巡回する無限軌道のベルトを中心に構成されており、このベルトを利用してメダルを運び揚げるものである。メダル揚送装置46は、これに限られず、メダルを上方に運び揚ることのできる機構であれば他の構成でもよい。
【0037】
メダル揚送装置46の軌道上には、メダル磨き装置45が取り付けられている。メダル磨き装置45は、受入メダル送出装置44から送出されたメダルを磨き、きれいなメダルをホッパー30に供給するために設けられている。メダル磨き装置45の具体的構成としては、表面に布を貼着した一対の部材をメダルの厚みより小さい間隔で配置し、この部材の間に、メダル揚送装置46によって搬送されてくるメダルを通過させることによりメダルの両面の汚れを除去する。
【0038】
キャビネット2の内部において、ジェットカウンタ装置40の左側にはメイン電源スイッチ51を含む設定装置50が設けられる。この設定装置50には、遊技機1の各種の設定を行うときに操作される設定用鍵型スイッチ52が設けられる。電源スイッチ51をOFFの状態とし、設定用鍵型スイッチ52の鍵穴に所定の鍵を挿してONの状態とし、その後、電源スイッチ51をONの状態としたとき、遊技機1は、各種の設定を行うことが可能となる「設定モード」となる。実施例の遊技機1では、遊技機1内のメダルの総枚数を計算する「棚卸し機能」を備え、この「棚卸し機能」は上記の「設定モード」において動作する。「棚卸し機能」の動作内容についての詳細は後述する。
【0039】
図3は、遊技機1の上面外観図である。この図3に示すように、メダル受け部16は、キャビネット2の正面側に張り出すように取り付けられる。これにより、メダル払出口15から払い出されたメダルを受け止めることができる。その下方に設けられるバケット47は、メダル受け部16に落ち込んだメダルをジェットカウンタ装置40内に取り込めることができるように、その一部がキャビネット2の正面側に張り出すように設けられている。
【0040】
図4は、遊技機1における遊技処理動作を制御する制御回路80と、制御回路80に電気的に接続する周辺装置(アクチュエータ)とを含む回路構成を示す。
【0041】
制御回路80は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ81を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ81は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPU82と、記憶手段であるROM83及びRAM84を含む。
【0042】
CPU82には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路85及び分周器86と、サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器87及びサンプリング回路88とが接続されている。なお、乱数サンプリングのための手段として、マイクロコンピュータ81内で、すなわちCPU82の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成してもよい。その場合、乱数発生器87及びサンプリング回路88は省略可能であり、或いは、乱数サンプリング動作のバックアップ用として残しておくことも可能である。
【0043】
マイクロコンピュータ81のROM83には、スタートレバー6を操作(スタート操作)する毎に行われる乱数サンプリングの判定に用いられる確率抽選テーブル、停止ボタンの操作に応じてリールの停止態様を決定するための停止制御テーブル等が格納されている。
【0044】
図4の回路において、マイクロコンピュータ81からの制御信号によって動作が制御される主要なアクチュエータとしては、WINランプ18等の各種ランプ、クレジット数表示部17,払出枚数表示部19等の各種表示装置、メダルを収納しホッパー駆動回路61の命令によって所定枚数のメダルを払い出すホッパー(払出メダル送出装置32を含む)30、リール3L,3C,3Rを回転駆動するステッピングモータ70L,70C,70R、受入メダル送出装置44、メダル貸出装置20、メダル揚送装置46、及びプリンタ25がある。
【0045】
また、図4の回路において、CPU82からの制御命令に基づき各種アクチュエータを制御する回路として、ステッピングモータ70L,70C,70Rを駆動制御するモータ駆動回路68、ホッパー30を駆動制御するホッパー駆動回路61、各種ランプを駆動制御するランプ駆動回路60、各種表示部を駆動制御する表示部駆動回路63、受入メダル送出装置44を駆動制御する受入メダル送出装置駆動回路64、メダル貸出装置20を駆動制御するメダル貸出装置駆動回路65、及びメダル揚送装置46を駆動制御するメダル揚送装置駆動回路66がI/Oポート89を介してCPU82の出力部に接続されている。
【0046】
また、マイクロコンピュータ81が制御命令を発生するために必要な入力信号を発生する主な入力信号発生手段としては、スタートスイッチ6S、1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12、最大BETスイッチ13、メダル貸出スイッチ14、受入メダル検出センサ43S、プリペイドカード読取センサ27、精算スイッチ23、設定用鍵型スイッチ52、リール停止信号回路69、リール位置検出回路67、払出完了信号回路62がある。これらも、I/Oポート89を介してCPU82に接続されている。
【0047】
スタートスイッチ6Sは、スタートレバー6の操作を検出する。スタートスイッチ6Sでスタートレバー6の操作が検出されたとき、CPU82は、モータ駆動回路68を制御し、ステッピングモータ70L,70C,70Rを駆動させる。
【0048】
受入メダル検出センサ43Sは、メダル送込口41から落下したメダルを一枚一枚検出し、その検出信号をCPU82に送る。CPU82は、受入メダル検出センサ43Sからの検出信号を受信する毎に、クレジット数に“1”加算する。ここで検出されるメダルは、入賞によって払い出されたメダル及びメダル貸出装置20から排出されたメダルである。このように、メダルが払い出される毎に、その枚数を受入メダル検出センサ43Sにおいて検出するので、遊技者が遊技をやめて精算するときに、従来のように、受け皿に貯まったメダルをドル箱に入れてジェットカウンタまで運ぶ必要はなく、遊技終了と同時に精算スイッチ23を操作するだけで精算が可能となる。
【0049】
リール停止信号回路69は、各停止ボタン7L,7C,7Rの操作に応じて停止信号を発生する。CPU82は、このリール停止信号回路69からの停止信号を受け取ったときのリール位置に基づいて、リールの滑りコマ数を決定する。
【0050】
リール停止信号回路69は、リール回転センサからのパルス信号を受けて各リール3L,3C,3Rの位置を検出するための信号をCPU82へ供給する。
【0051】
払出完了信号回路62は、払出メダル検出センサ30Sの計数値(ホッパー30から払出されたメダルの枚数)が指定された枚数データに達した時、メダル払出完了を検知するための信号を発生する。
【0052】
プリペイドカード読取センサ27は、プリペイドカードが挿入口22に差し込まれたとき、そのプリペイドカード上の情報を読み取ってCPU82に送る。そして、台座部10の前面部の右寄りに設けられたメダル貸出スイッチ14が遊技者によって操作されたとき、CPU82は、プリペイドカード読取センサ27から受け取った情報に基づき、メダル貸出装置駆動回路65を制御し、メダル貸出装置20から所定数のメダルを排出させる。
【0053】
精算スイッチ23が遊技者によって操作されたときは、その操作に応じた信号がCPU82に送られ、CPU82は、そのときのクレジット数を参照し、プリンタ25を駆動制御してそのクレジット数を紙に印刷して出力させる。
【0054】
設定用鍵型スイッチ52からの入力信号があったとき、CPU82は、遊技機1の状態を、通常の遊技が行える状態から各種の設定が可能な「設定モード」に変換する。この「設定モード」において、例えば、メダル貸出スイッチ14が押されたとき、遊技機1の内部にある総メダル枚数を計算する上記の「棚卸し機能」を実行する。
【0055】
また、図4の回路において、ホールコンピュータ100と遊技機1との間でデータの送受信を行うための通信回路71がI/Oポート89を介してCPU82に接続されている。
【0056】
また、図4の回路において、乱数発生器87は、一定の数値範囲に属する乱数を発生し、サンプリング回路88は、スタートレバー6が操作された後の適宜のタイミングで1個の乱数をサンプリングする。こうしてサンプリングされた乱数及びROM83内に格納されている確率抽選テーブルに基づいて、内部当選役決定手段として機能するCPU82において、複数の内部当選役のいずれかが決定される。内部当選役が決定された後、「停止制御テーブル」を選択するために再び乱数のサンプリングが行われる。
【0057】
リール3L,3C,3Rの回転が開始された後、ステッピングモータ70L,70C,70Rの各々に供給される駆動パルスの数が計数され、その計数値はRAM84の所定エリアに書き込まれる。リール3L,3C,3Rからは一回転毎にリセットパルスが得られ、これらのパルスはリール位置検出回路67を介してCPU82に入力される。こうして得られたリセットパルスによって、RAM84で計数されている駆動パルスの計数値が“0”にクリアされる。これにより、RAM84内には、各リール3L,3C,3Rについて一回転の範囲内における回転位置に対応した計数値が格納される。
【0058】
上記のようなリール3L,3C,3Rの回転位置とリール外周面上に描かれた図柄とを対応づけるために、図柄テーブルが、ROM83内に格納されている。この図柄テーブルでは、前述したリセットパルスが発生する回転位置を基準として、各リール3L,3C,3Rの一定の回転ピッチ毎に順次付与されるコードナンバーと、それぞれのコードナンバー毎に対応して設けられた図柄を示す図柄コードとが対応づけられている。
【0059】
更に、ROM83内には、入賞図柄組合せテーブルが格納されている。この入賞図柄組合せテーブルでは、入賞となる図柄の組合せと、入賞のメダル配当枚数と、その入賞を表わす入賞判定コードとが対応づけられている。上記の入賞図柄組合せテーブルは、左のリール3L,中央のリール3C,右のリール3Rの停止制御時、及び全リール停止後の入賞確認を行うときに参照される。
【0060】
上記乱数サンプリングに基づく抽選処理(確率抽選処理)において内部当選した場合には、CPU82は、遊技者が停止ボタン7L,7C,7Rを操作したタイミングでリール停止信号回路69から送られる操作信号、及び選択された「停止制御テーブル」に基づいて、リール3L,3C,3Rを停止制御する信号をモータ駆動回路68に送る。
【0061】
内部当選した役の入賞成立を示す停止態様となれば、CPU82は、払出し指令信号をホッパー駆動回路61に供給してホッパー30から所定個数のメダルの払出しを行う。その際、払出メダル検出センサ30Sは、ホッパー30から払出されるメダルの枚数を計数し、その計数値が指定された数に達した時に、メダル払出完了信号がCPU82に入力される。これにより、CPU82は、ホッパー駆動回路61を介してホッパー30の駆動を停止し、「メダルの払出し処理」を終了する。
【0062】
また、CPU82は、上記「設定モード」において所定の操作入力があったとき「棚卸し機能」を実行する棚卸実行手段として機能する。具体的には、上述の手順で設定用鍵型スイッチ52が操作され「設定モード」となった後、メダル貸出スイッチ14からの操作入力があったとき、CPU82は、受入メダル送出装置駆動回路64及びメダル揚送装置駆動回路66に制御命令を送り受入メダル送出装置44及びメダル揚送装置46のみを動作させる。これにより、図5(1)に示すように、遊技機1内の全てのメダルが貯留タンク31に集められる。
【0063】
図5(1)に示すような状態となったこと、すなわち、全てのメダルが貯留タンク31に集められたことを確認したとき、CPU82は、受入メダル送出装置44及びメダル揚送装置46の動作を停止させる。ここで、全てのメダルが貯留タンク31に集められたかどうかは、受入メダル検出器43内の受入メダル検出センサ43Sでメダルが検出されなくなってから所定時間が経過したかどうかで判断する。
【0064】
続いて、CPU82は、ホッパー駆動回路61に制御命令を送り払出メダル送出装置32のみを動作させる。これにより、図5(2)に示すように、貯留タンク31内に集められたメダルが全て下方のバケット47に排出される。このメダルの排出時において、排出されるメダルの枚数を払出メダル検出センサ30Sによってカウントするようにしてもよい。
【0065】
図5(2)に示すような状態となったこと、すなわち、貯留タンク31内の全てのメダルが無くなったことを確認したとき、CPU82は、受入メダル送出装置44及びメダル揚送装置46を動作させ、メダル送込口41から送り込まれてくるメダルの一枚一枚を受入メダル検出センサ43Sで検出することによって、バケット47に貯められたメダル、すなわち遊技機1内の総メダル枚数を求める。ここで、貯留タンク31内の全てのメダルが無くなったかどうかは、払出メダル検出センサ30Sでメダルが検出されなくなってから所定時間が経過したかどうかで判断する。そして、CPU82は、表示部駆動回路63を制御し、求められた総メダル数をクレジット数表示部17に表示させる。
【0066】
また、この「棚卸し機能」が実行され遊技機1内の総メダル枚数が求められたとき、CPU82が、通信回路71を介してホールコンピュータ100に、求められた総メダル数を送信するようにしてもよい。
【0067】
また、制御回路80は、上記の「棚卸し機能」をホールコンピュータ100からの命令に応じて自動的に実行する「自動棚卸し機能」を備えることもできる。この場合、制御回路80がホールコンピュータ100からの「自動棚卸し機能」の実行命令を受信したとき、CPU82は、上記「棚卸し機能」を実行し、ホールコンピュータ100に対し遊技機1内の総メダル枚数を報告する。
【0068】
以上の実施例では、遊技者によってメダル貸出スイッチ14が操作されたとき、メダル貸出装置20に取り付けられたメダル貸出ノズル24からメダルの排出を行っていたが、これに限らない。例えば、遊技者のメダル貸出スイッチ14の操作があったとき、メダル貸出装置20内のメダルをキャビネット2の内部(具体的には、貯留タンク31)に導き、メダル払出口15から排出するような構成とすることもできる。この場合、メダル貸出ノズル24を設ける必要はない。
【0069】
次に、別の実施例について、図6及び図7を参照して説明する。
【0070】
この図6及び図7に示す実施例では、上記実施例のようなメダル貸出装置20を備えず、遊技機1の内部でメダルの払い出しと貸し出しの両方を行う。具体的には、CPU82が遊技媒体貸出手段として機能し、メダルの貸出要求があったとき(例えば、プリペイドカードが挿入されメダル貸出スイッチ14が遊技者によって操作されたとき)、CPU82はホッパー駆動回路61に制御命令を送り払出メダル送出装置32より貸出要求分のメダルを排出する。この場合、図6に示すように、メダル払出口15の右側に設けたメダル貸出口26よりメダル受け部16に向けて貸出要求分のメダルを排出する。なお、このメダル貸出口26を設けずに、メダル払出口15より貸出メダルを払い出すようにしてもよい。この図6及び図7に示す実施例では、キャビネット2のスタートレバー6の下方位置に、プリペイドカードユニット21が設けられる。プリペイドカードユニット21は、上記の構成と同様に、プリペイドカードを差込可能な挿入口22、精算スイッチ23及びプリンタ25で構成されている。
【0071】
図7は、図6に示す遊技機1を部分的に切り欠いて示す。この図7に示すように、払出メダル送出装置31の側面部に設けられたメダル放出口33の前面には、メダル放出口33から放出されたメダルをメダル払出口15まで導くためのメダル放出通路35が設けられている。このメダル放出通路35の右側面には、メダル放出口33から放出されたメダルをメダル貸出口26まで導くためのメダル貸出通路36が取り付けられている。そして、メダル放出通路35とメダル貸出通路36の分岐点には自動開閉機構を備えたシャッター37が設けられる。このシャッター37が開放された場合は、メダル放出口33から放出されたメダルは、その放出された方向である前方に設けられたメダル放出通路35を通ってメダル払出口15から排出される。一方、シャッター37が閉鎖された場合は、メダル放出口33から放出されたメダルは、このシャッター37に衝突した後、強制的にメダル貸出通路36のある右方向に方向転換され、メダル貸出口26から排出される。例えば、入賞によってメダルを払い出すときは、シャッター37を開放して、メダル払出口15からメダルの払い出しを行い、メダル貸出スイッチ14が遊技者によって操作されたときは、シャッター37を閉鎖して、メダル貸出口26からメダルの貸し出しを行う。
【0072】
図8は、メダル放出通路35の上壁部を部分的に切り欠いて、シャッター37の具体的構成を示す。シャッター37は、回転軸38と一体形成され、その回転軸38の両端がメダル放出通路35の左右の側壁部35aに回転自在に取り付けられる。具体的には、図8に示すように、回転軸38の右端部が側壁部35aにおけるメダル貸出通路36との境界付近の上方位置に取り付けられる。回転軸38の左端部には、モータ39が取り付けられ、このモータ39の回転駆動によって、回転軸38が回転し、これにより、シャッター37の開閉が行われる。例えば、モータ39を回転駆動させ、図8で矢印で示すように回転軸38を回転させたとき、図8で二点鎖線で示すようにシャッター37は開放される方向に動作する。
【0073】
また、図1及び図2に示したようなメダル貸出装置20を備えた遊技機1において、上記のメダル貸出口26やシャッター37を設けた場合、遊技者のメダル貸出スイッチ14の操作があったとき、メダル貸出装置20内のメダルをキャビネット2の内部(具体的には、貯留タンク31)に導き、シャッター37を閉鎖して、メダル貸出口26からメダルの貸し出しを行うといった構成も可能となる。
【0074】
以上の実施例では、メダル受け部16に落ち込んだメダルは、必ずメダル送込口41に送り込まれ、ジェットカウンタ装置40内に取り込まれるように構成しているがこれに限らない。例えば、遊技者のボタン操作又はレバー操作に応じて、或いは自動的に、メダル送込口41を開閉可能な上記のシャッター37のような開閉蓋を設けるようにしてもよい。この場合、遊技者は、必要なときにメダルをジェットカウンタ装置40内に落下させ、クレジット数に加算させることができる。
【0075】
また、遊技中は、上記の開閉蓋を閉鎖して払い出されたメダルをバケット47に貯留し、遊技終了時には、当該開閉蓋を開放してバケット47内のメダルをジェットカウンタ装置40内に落下させ、メダル枚数の精算を行うといった利用も可能となる。また、通常のパチスロ機が備えるようなメダル投入口をこの遊技機1に設けることとした場合では、遊技中、上記の開閉蓋を閉鎖しメダル投入口を使用した遊技を行い、遊技終了時には、当該開閉蓋を開放して、メダルをジェットカウンタ装置40内に落下させ、メダル枚数の精算を行うといった利用も可能となる。
【0076】
また、上記実施例では、メダルの貸し出しにプリペイドカードを使用していたが、これに限らず、現金を直接遊技機に払い込むことにより、メダルが貸し出されるように構成してもよい。
【0077】
また、プリペイドカードが挿入されメダル貸出スイッチ14が操作されたとき又は現金が払い込まれたときに、上記のように、メダル貸出ノズル24やメダル貸出口26からのメダル排出を行わず、すなわち実際のメダル貸出を行わずに、クレジット数のみを加算するようにしてもよい。
【0078】
また、上記実施例では、本発明を適用した遊技機として、メダルを遊技媒体として用いる「パチスロ機」について説明したが、これに限られない。例えば、停止ボタンを有しない所謂スロットマシンや、球を遊技媒体として用いるパチンコ遊技機,アレンジボール等の弾球遊技機にも本発明を適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の遊技機の外観斜視図。
【図2】図1の遊技機の筐体を部分的に切り欠いて示す外観斜視図。
【図3】遊技機の上面外観図。
【図4】遊技機の回路構成を示すブロック図。
【図5】棚卸機能を動作させたときのホッパー等の様子を示す図。
【図6】別実施例の遊技機の外観斜視図。
【図7】図6の遊技機の筐体を部分的に切り欠いて示す外観斜視図。
【図8】メダル放出通路の上壁部を部分的に切り欠いて示す外観斜視図。
【符号の説明】
1…遊技機、2…キャビネット、2a…パネル表示部、3L…左リール、3C…中リール、3R…右リール、4L…左表示窓、4C…中表示窓、4R…右表示窓、6…スタートレバー、7L…左停止ボタン、7C…中停止ボタン、7R…右停止ボタン、8…入賞ライン、10…台座部、11…1−BETスイッチ、12…2−BETスイッチ、13…最大BETスイッチ、14…メダル貸出スイッチ、15…メダル払出口、16…メダル受け部、17…クレジット数表示部、18…WINランプ、19…払出枚数表示部、20…メダル貸出装置、21…プリペイドカードユニット、22…挿入口、23…精算スイッチ、24…メダル貸出ノズル、25…プリンタ、26…メダル貸出口、27…プリペイドカード読取センサ、30…ホッパー、31…貯留タンク、32…払出メダル送出装置、33…メダル放出口、34…回転円板、35…メダル放出通路、36…メダル貸出通路、37…シャッター、38…回転軸、39…モータ、40…ジェットカウンタ装置、41…メダル送込口、42…受入メダル案内通路、43…受入メダル検出器、43S…受入メダル検出センサ、44…受入メダル送出装置、45…メダル磨き装置、46…メダル揚送装置、47…バケット、48…本体部、50…設定装置、51…メイン電源スイッチ、52…設定用鍵型スイッチ、60…ランプ駆動回路、61…ホッパー駆動回路、62…払出完了信号回路、63…表示部駆動回路、64…受入メダル送出装置駆動回路、65…メダル貸出装置駆動回路、66…メダル揚送装置駆動回路、67…リール位置検出回路、68…モータ駆動回路、69…リール停止信号回路、70L,70C,70R…ステッピングモータ、71…通信回路、80…制御回路、81…マイクロコンピュータ、82…CPU、83…ROM、84…RAM、85…クロックパルス発生回路、86…分周器、87…乱数発生器、88…サンプリング回路、89…I/Oポート。
Claims (8)
- 遊技結果に応じて所定数の遊技媒体を払い出す遊技媒体払出手段と、
払い出された遊技媒体を所定の通路に送り込む送込手段と、
前記通路を通る遊技媒体を計数する計数手段と、
この計数手段で計数された遊技媒体を前記遊技媒体払出手段まで運搬する還流手段と、
所定の操作に基づき、前記還流手段を動作させて遊技機内の全ての遊技媒体を一箇所に集め、その全ての遊技媒体を前記計数手段で計数する棚卸機能を実行する棚卸実行手段と、を備えたことを特徴とする遊技機。 - 所定の貸出要求に応じて遊技に必要な遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出手段と、
遊技結果に応じて所定数の遊技媒体を払い出す遊技媒体払出手段と、
払い出された遊技媒体を所定の通路に送り込む送込手段と、
前記通路を通る遊技媒体を計数する計数手段と、
この計数手段で計数された遊技媒体を前記遊技媒体払出手段まで運搬する還流手段と、
所定の操作に基づき、前記還流手段を動作させて遊技機内の全ての遊技媒体を一箇所に集め、その全ての遊技媒体を前記計数手段で計数する棚卸機能を実行する棚卸実行手段と、を備えたことを特徴とする遊技機。 - 請求項2記載の遊技機において、
前記遊技媒体払出手段から払い出された遊技媒体を遊技機外部に放出するための払出口を備え、
前記遊技媒体貸出手段は、前記払出口から遊技媒体の貸し出しを行うことを特徴とする遊技機。 - 請求項1又は2記載の遊技機において、
所定の貸出要求に応じてクレジット数のみが加算されるように構成したことを特徴とする遊技機。 - 請求項1から4のいずれかに記載の遊技機において、
前記計数手段によって計数した遊技媒体の数の全てがクレジット数に加算されることを特徴とする遊技機。 - 請求項1から5のいずれかに記載の遊技機において、
前記送込手段は、遊技媒体を前記所定の通路に送り込むか否かを切り換え可能な開閉機構を備えたことを特徴とする遊技機。 - 請求項1から6のいずれかに記載の遊技機において、
外部に設けられた管理装置と通信可能な通信手段を備え、
前記棚卸実行手段は、前記通信手段を介して前記計数手段での計数の結果を前記管理装置に送信することを特徴とする遊技機。 - 請求項7記載の遊技機において、
前記棚卸実行手段は、前記通信手段を介して前記管理装置からの命令を受信したとき、前記棚卸機能を実行し、
前記通信手段を介して前記計数手段での計数の結果を前記管理装置に送信することを特徴とする遊技機。
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