JP4974328B2 - メダル遊技機 - Google Patents
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Description
請求項1の発明は、筐体を構成する基体部と、前記基体部の前面に取り付けられた開閉自在のフロントマスク部と、前記基体部の内部に配置され、遊技用のメダルを貯留可能なホッパータンクと、前記ホッパータンクに貯留されたメダルを払い出すメダル払出し装置とを備えるメダル遊技機であって、前記基体部と前記フロントマスク部との間に、前記ホッパータンク及び前記メダル払出し装置の前面を隠蔽する開閉自在の隔壁を備え、前記隔壁の開放により、少なくとも前記ホッパータンクが前記基体部の内部から露出し、前記隔壁を前記フロントマスク部に固定するための固定手段を備え、前記固定手段により前記隔壁を前記フロントマスク部に固定したときは、前記フロントマスク部の開閉と連動して前記隔壁を開閉することができ、前記固定手段により前記隔壁を前記フロントマスク部に固定しないときは、前記フロントマスク部及び前記隔壁をそれぞれ独立して開閉することができることを特徴とする。
さらにまた、請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のメダル遊技機において、前記隔壁の開閉状態を検知する開閉検知センサを備えることを特徴とする。
上記発明においては、基体部とフロントマスク部との間に、ホッパータンク及びメダル払出し装置の前面を隠蔽する開閉自在の隔壁を備えている。そのため、たとえフロントマスク部を開放したとしても、隔壁によってホッパータンク及びメダル払出し装置が隠蔽されているので、基体部の内部からホッパータンク及びメダル払出し装置を引き出すことができない。そして、隔壁を開放すればホッパータンクが基体部の内部から露出するので、ホッパータンクへのメダルの補給が可能になる。
また、必要に応じて隔壁の開閉をフロントマスク部の開閉と連動させることにより、ホッパータンクに対して一層容易にメダルを補給等することができる。
さらにまた、隔壁の開閉をフロントマスク部の開閉と独立させることにより、ホッパータンク等に対する不正な行為を防止できる。
また、必要に応じて隔壁を開放することにより、ホッパータンクに対して容易にメダルを補給することができる。
さらにまた、必要に応じて隔壁の開閉をフロントマスク部の開閉と連動させることにより、ホッパータンクに対して一層容易にメダルを補給等することができる。
さらに、隔壁の開閉をフロントマスク部の開閉と独立させることにより、ホッパータンク等に対する不正な行為を防止できる。
なお、以下の実施形態では、本発明のメダル遊技機として、図柄を表示したリールを有するスロットマシンを例に挙げて説明する。
また、図2は、図1中、スロットマシン10aのフロントマスク部12を開放し、基体部11の内部が見えるように図示した斜視図である。
さらにまた、図3は、図1中、スロットマシン10aのフロントマスク部12を開放し、基体部11の内部が見えるように図示した正面図である。
図1から図3に示すように、スロットマシン10aの筐体は、基体部11と、基体部11の前面に取り付けられた開閉自在のフロントマスク部12とから構成されている。
また、スタートスイッチ41等よりも上方部には、遊技に伴う演出のため、上部ランプ21b及びサイドランプ21c、スピーカ22、大型の液晶表示器からなる画像表示装置23が設けられている。
さらにまた、フロントマスク部12の中央部には、透明窓13が設けられている。そして、この透明窓13から、基体部11の内部の各リール31(図2及び図3参照)が透視できるようになっている。
第1実施形態のスロットマシン10aは、遊技制御手段(図示せず)を備えている。この遊技制御手段は、スロットマシン10aの遊技の進行や演出等を含むスロットマシン10aの全体を統括制御する手段である。そして、この遊技制御手段は、役の抽選、各リール31の駆動制御、入賞時の払出し等といった遊技の進行を制御するメイン制御手段と、バックランプ21a、上部ランプ21b、サイドランプ21c、スピーカー22、及び画像表示装置23に対する演出の出力を制御するサブ制御手段とを備えている。なお、第1実施形態における各手段は例示であり、メイン制御手段やサブ制御手段等は、第1実施形態で示した手段に限定されるものではない。
また、サブ制御手段は、上述のサブ制御基板106(図3参照)上に実装されているCPU、ROM及びRAM等から構成されたものである。
ここで、ベットスイッチ40は、メダル投入口43からのメダルの投入と同様に、遊技者が貯留メダルを投入するときに操作するスイッチである。
また、スタートスイッチ41は、図2及び図3に示す図柄変動表示装置30の各リール31を始動させるときに遊技者が操作するスイッチである。
さらにまた、ストップスイッチ42は、3つのリール31に対応して3つ設けられ、対応する各リール31を個別に停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
そして、全てのリール31の停止時に、各リール31における有効ライン上の図柄の組合せが予め定められた何らかの役の図柄の組合せと一致し、その役の入賞となったときに、成立役に応じたメダルの払出し等が行われることとなる。
このバックランプ21a、上部ランプ21b、及びサイドランプ21cは、スロットマシン10の演出用のランプであり、所定の条件を満たしたときに、所定のパターンで点灯する。なお、バックランプ21aは、図2に示すように、各リール31の内周側に配置され、前方側に位置する図柄を透明窓13(図1参照)から透視できるようにしている。一方、上部ランプ21b及びサイドランプ21cは、スロットマシン10の前面側に配置され、役の入賞時等に点滅する。
さらにまた、画像表示装置23は、液晶表示器であり、各種の図柄を画像表示して、遊技中に図柄による様々な演出を表示するものである。
また、メダルが払い出されない状況が続き、ホッパータンク110内のメダルが著しく増えた場合には、ホッパータンク110からメダルが溢れ出て、補助タンク111に収容される。そして、補助タンク111内でメダルが満杯になることがある。
また、フロントマスク部12を開放した場合に、ホッパータンク110や補助タンク111等に対する不正な行為を防止できるようにしておく必要もある。
また、図5は、図4中、スロットマシン10aのフロントマスク部12を開放した状態を示す横断面図である。
さらにまた、図6は、図5中、スロットマシン10aの隔壁113を開放した状態を示す横断面図である。
図7は、第2実施形態のスロットマシン10bを示す横断面図であり、スロットマシン10bのフロントマスク部12及び隔壁113を開放した状態を示す図である。
また、図8は、図7中、スロットマシン10bのフロントマスク部12から隔壁113を分離した状態を示す横断面図である。
図9は、第3実施形態のスロットマシン10cを示す斜視図であり、スロットマシン10cのフロントマスク部12及び隔壁113を開放した状態を示す図である。
また、図10は、第3実施形態のスロットマシン10cの基体部11を示す横断面図である。なお、図10では、フロントマスク部の図示を省略している。
(1)第1実施形態から第3実施形態では、隔壁113を基体部11の側壁に回動可能に取り付けたが、隔壁113が開閉自在であれば、これに限られない。
11 基体部
12 フロントマスク部
13 透明窓
21 ランプ
21a バックランプ
21b 上部ランプ
21c サイドランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
30 図柄変動表示装置
31 リール
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
43 メダル投入口
44 メダル受け皿
101 電源ユニット
102 メダル払出し装置
103 支持板
104 メイン制御基板
105 ケース
106 サブ制御基板
107 メダルセレクター
108 メダル返却路
109 メダル誘導路
110 ホッパータンク
110a 底面
110b 接続口
111 補助タンク
113 隔壁
114 蝶番
115 把手
116 ネジ
117 開閉検知センサ
Claims (3)
- 筐体を構成する基体部と、
前記基体部の前面に取り付けられた開閉自在のフロントマスク部と、
前記基体部の内部に配置され、遊技用のメダルを貯留可能なホッパータンクと、
前記ホッパータンクに貯留されたメダルを払い出すメダル払出し装置と
を備えるメダル遊技機であって、
前記基体部と前記フロントマスク部との間に、前記ホッパータンク及び前記メダル払出し装置の前面を隠蔽する開閉自在の隔壁を備え、
前記隔壁の開放により、少なくとも前記ホッパータンクが前記基体部の内部から露出し、
前記隔壁を前記フロントマスク部に固定するための固定手段を備え、
前記固定手段により前記隔壁を前記フロントマスク部に固定したときは、前記フロントマスク部の開閉と連動して前記隔壁を開閉することができ、
前記固定手段により前記隔壁を前記フロントマスク部に固定しないときは、前記フロントマスク部及び前記隔壁をそれぞれ独立して開閉することができる
ことを特徴とするメダル遊技機。 - 請求項1に記載のメダル遊技機において、
少なくとも前記ホッパータンクは、前記隔壁と一体化されており、
前記隔壁は、前記基体部の側壁に回動可能に取り付けられている
ことを特徴とするメダル遊技機。 - 請求項1又は請求項2に記載のメダル遊技機において、
前記隔壁の開閉状態を検知する開閉検知センサを備える
ことを特徴とするメダル遊技機。
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JP2006016332A JP4974328B2 (ja) | 2006-01-25 | 2006-01-25 | メダル遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006016332A JP4974328B2 (ja) | 2006-01-25 | 2006-01-25 | メダル遊技機 |
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ID=38450867
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2006
- 2006-01-25 JP JP2006016332A patent/JP4974328B2/ja active Active
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