JP2001095973A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

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JP2001095973A
JP2001095973A JP2000280324A JP2000280324A JP2001095973A JP 2001095973 A JP2001095973 A JP 2001095973A JP 2000280324 A JP2000280324 A JP 2000280324A JP 2000280324 A JP2000280324 A JP 2000280324A JP 2001095973 A JP2001095973 A JP 2001095973A
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Olympia KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スロットマシンに関し、新旧の機種交換が容
易に行える。 【解決手段】 ヒンジ装置30は、本体箱20に取り付
けられる本体箱側ヒンジ部31と、この本体箱側ヒンジ
部31と分離可能で、前扉40に取り付けられる前扉側
ヒンジ部32とから構成される。前扉40には、リール
装置110と主基板120とを取り付けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スロットマシン
に関し、新旧の機種交換が容易に行えるようにしたもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスロットマシンとして
は、前扉にリール装置を着脱可能に取り付けたものが知
られている(例えば特開平6−23134号公報)。ま
た、本体箱と前扉との間に、中枠を開閉可能に取り付
け、この中枠にリール装置を取り付けたものも知られて
いる(例えば特開平1−37984号公報)。
【0003】さらに、前扉の下側に、受皿を着脱可能に
取り付けたものも知られている(例えば特開平3−57
473号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のスロットマシンでは、新旧の機種交換が面倒であると
いう共通の問題点があった。すなわち、スロットマシン
は、一定期間経過すると、新機種に入れ替えられる。
【0005】このとき、旧機種を取り外し、取り外した
スペースに新機種を再度、取り付けていた。上記新旧の
機種交換は、面倒で手数が掛かっていた。このため、新
旧の機種の交換に時間が掛かり、機種の交換のために、
営業時間が短縮されたり、夜間の作業を強いられことと
なり、多大な労力と費用とが掛かっていた。
【0006】また、新・旧の機種を丸ごと交換するの
で、それらの搬送費用や保管費用も多く掛かっていた。
さらに、旧機種を廃棄し、新機種を新たに製造すると、
資源の無駄が多い。 (請求項1)そこで、請求項1記載の発明は、上記した
従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、次の2つの点にある。
【0007】第1に、請求項1記載の発明は、前扉を交
換するだけで、新旧の機種交換を迅速に且つ簡便に行う
ことができるようにしたものである。第2に、請求項1
記載の発明は、前扉の交換だけで済むので、新・旧機種
を全体として交換する場合に比較して、新機種の製造、
保管及び搬送、並びに旧機種の回収、保管及び廃棄を簡
便に行うことができるようにしたものである。 (請求項2)請求項2記載の発明は、上記した請求項1
記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
【0008】すなわち、請求項2記載の発明は、本体箱
側に再利用可能な資源を効率良く配分することができる
ようにしたものである。 (請求項3)請求項3記載の発明は、上記した請求項1
又は請求項2記載の発明の目的に加え、次の2つの点を
目的とする。
【0009】第1に、請求項3記載の発明は、前扉を上
下に2分割としているので、一方の交換も可能であり、
前扉を全体として交換する場合に比較して、新規の前扉
の製造、保管及び搬送、並びに旧前扉の回収、保管及び
廃棄を簡便に行うことができるようにしたものである。
第2に、請求項3記載の発明は、前扉を上下に2分割す
ることで、上下の前扉に再利用可能な資源を効率良く配
分することができるようにしたものである。 (請求項4)請求項4記載の発明は、上記した請求項1
記載の発明の目的に加え、次の2つの点を目的とする。
【0010】第1に、請求項4記載の発明は、前扉に各
種装置を取り付けているので、本体箱の構造の簡便化を
図ることができるようにしたものである。第2に、請求
項4記載の発明は、前扉に各種装置を取り付け、予め配
線を行っておくことができるので、現場での配線等の作
業も省力化ができ、新旧の機種の交換作業を一層、迅速
に且つ簡便に行うことができるようにしたものである。 (請求項5)請求項5記載の発明は、上記した請求項1
〜4のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の2
つの点を目的とする。
【0011】第1に、請求項5記載の発明は、主基板の
取付スペースの確保を容易に行うことができるようにし
たものである。第2に、請求項5記載の発明は、リール
装置及び主基板の組立性を改善することができるように
したものである。 (請求項6)請求項6記載の発明は、上記した請求項1
〜5のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の2
つの点を目的とする。
【0012】すなわち、請求項6記載の発明は、リール
装置の上方スペースを有効に活用できるようにしたもの
である。 (請求項7)請求項7記載の発明は、上記した請求項4
記載の発明の目的に加え、次の2つの点を目的とする。
【0013】第1に、請求項7記載の発明は、主基板及
び電源装置の取付スペースの確保を容易に行うことがで
きるようにしたものである。第2に、請求項7記載の発
明は、リール装置、主基板及び電源装置の組立性を改善
することができるようにしたものである。 (請求項8)請求項8記載の発明は、上記した請求項4
記載の発明の目的に加え、次の2つの点を目的とする。
【0014】第1に、請求項8記載の発明は、主基板及
び集中端子板の取付スペースの確保を容易に行うことが
できるようにしたものである。第2に、請求項8記載の
発明は、リール装置、主基板及び集中端子板の組立性を
改善することができるようにしたものである。 (請求項9)請求項9記載の発明は、上記した請求項4
記載の発明の目的に加え、次の2つの点を目的とする。
【0015】第1に、請求項9記載の発明は、主基板、
電源装置及び集中端子板の取付スペースの確保を容易に
行うことができるようにしたものである。第2に、請求
項9記載の発明は、リール装置、主基板、電源装置及び
集中端子板の組立性を改善することができるようにした
ものである。 (請求項10)請求項10記載の発明は、上記した請求
項1〜3のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次
の点を目的とする。
【0016】すなわち、請求項10記載の発明は、本体
箱側に中継基板を取り付けることで、中継基板の再利用
を図れるようにしたものである。 (請求項11)請求項11記載の発明は、上記した請求
項4記載の発明の目的に加え、次の2つの点を目的とす
る。
【0017】第1に、請求項11記載の発明は、前扉側
に中継基板を取り付けることで、本体箱の構造の簡便化
を図ることができるようにしたものである。第2に、請
求項11記載の発明は、前扉に中継基板を取り付け、予
め配線を行っておくことができるので、現場での配線等
の作業も省力化ができ、新旧の機種の交換作業を一層、
迅速に且つ簡便に行うことができるようにしたものであ
る。 (請求項12)請求項12記載の発明は、上記した請求
項11記載の発明の目的に加え、次の2つの点を目的と
する。
【0018】第1に、請求項12記載の発明は、主基板
及び中継基板の取付スペースの確保を容易に行うことが
できるようにしたものである。第2に、請求項12記載
の発明は、リール装置、主基板及び中継基板の組立性を
改善することができるようにしたものである。 (請求項13)請求項13記載の発明は、上記した請求
項11記載の発明の目的に加え、次の2つの点を目的と
する。
【0019】第1に、請求項13記載の発明は、主基
板、電源装置、集中端子板及び中継基板の取付スペース
の確保を容易に行うことができるようにしたものであ
る。第2に、請求項12記載の発明は、リール装置、主
基板、電源装置、集中端子板及び中継基板の組立性を改
善することができるようにしたものである。 (請求項14)請求項14記載の発明は、上記した請求
項4記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
【0020】すなわち、請求項14記載の発明は、パチ
ンコ用の木枠にスロットマシン用の前扉を取り付けるこ
とができるようにしたものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】各請求項にそれぞれ記載
された各発明は、上記した各目的を達成するためになさ
れたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の
実施の形態を用いて、以下に説明する。 (請求項1)請求項1記載の発明は、次の2つの点を特
徴とする。
【0022】第1に、ヒンジ装置(30)は、例えば図1に
示すように、本体箱(20)に取り付けられる本体箱側ヒン
ジ部(31)と、この本体箱側ヒンジ部(31)と分離可能で、
前扉(40)に取り付けられる前扉側ヒンジ部(32)とから構
成されている。第2に、前扉(40)には、例えば図1に示
すように、リール装置(110)と主基板(120)とを取り付け
ている。 (請求項2)請求項2記載の発明は、上記した請求項1
記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0023】すなわち、本体箱(20)には、例えば図1に
示すように、メダル排出装置(例えばホッパー装置50)
と、電源装置(60)と、集中端子板(70)とを取り付けてい
る。なお、上記メダル排出装置は、ホッパー装置(50)に
限らず、スロットマシン(10)の外部から補給されるメダ
ルのメダル補給装置を取り付けても良い。 (請求項3)請求項3記載の発明は、上記した請求項1
又は請求項2記載の発明の特徴点に加え、次の2つの点
を特徴とする。
【0024】第1に、前扉(40)は、例えば図1に示すよ
うに、ヒンジ装置(30)を介して本体箱(20)の一側の上側
に開閉可能に取り付けられ、表示窓(41)を有する上部ド
ア(90)と、この上部ドア(90)の下側に配置され、ヒンジ
装置(30)を介して本体箱(20)の一側の下側に開閉可能に
取り付けられ、交換可能な装飾パネル(101)を有する下
部ドア(100)とから構成されている。
【0025】第2に、上部ドア(90)には、例えば図1に
示すように、リール装置(110)と主基板(120)とを取り付
けている。 (請求項4)請求項4記載の発明は、上記した請求項1
記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0026】すなわち、前扉(40)には、例えば図4,5
に示すように、メダル排出装置(例えばホッパー装置5
0)と、電源装置(60)と、集中端子板(70)とを取り付け
ている。 (請求項5)請求項5記載の発明は、上記した請求項1
〜4のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の
点を特徴とする。
【0027】すなわち、リール装置(110)には、例えば
図1に示すように、主基板(120)を取り付けている。 (請求項6)請求項6記載の発明は、上記した請求項1
〜5のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の
点を特徴とする。
【0028】すなわち、リール装置(110)の上面には、
例えば図1に示すように、主基板(120)を取り付けてい
る。 (請求項7)請求項7記載の発明は、上記した請求項4
のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の2つ
の点を特徴とする。
【0029】第1に、リール装置(110)の上面には、例
えば図4,5に示すように、主基板(120)を取り付けて
いる。第2に、リール装置(110)の側面には、例えば図
4,5に示すように、電源装置(60)を取り付けている。 (請求項8)請求項8記載の発明は、上記した請求項4
記載の発明の特徴点に加え、次の2つの点を特徴とす
る。
【0030】第1に、リール装置(110)の上面には、例
えば図4,5に示すように、主基板(120)を取り付けて
いる。第2に、リール装置(110)の側面には、例えば図
4,5に示すように、集中端子板(70)を取り付けてい
る。 (請求項9)請求項9記載の発明は、上記した請求項4
記載の発明の特徴点に加え、次の3つの点を特徴とす
る。
【0031】第1に、リール装置(110)の上面には、例
えば図4,5に示すように、主基板(120)を取り付けて
いる。第2に、リール装置(110)の一方の側面には、例
えば図4,5に示すように、電源装置(60)を取り付けて
いる。第3に、リール装置(110)の他方の側面には、例
えば図4,5に示すように、集中端子板(70)を取り付け
ている。
【0032】(請求項10)請求項10記載の発明は、
上記した請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明の特
徴点に加え、次の点を特徴とする。すなわち、本体箱(2
0)には、例えば図1に示すように、カードユニット(図
示せず)の接続用の中継基板(80)を取り付けている。
【0033】(請求項11)請求項11記載の発明は、
上記した請求項4記載の発明の特徴点に加え、次の点を
特徴とする。すなわち、前扉(40)には、例えば図4,5
に示すように、カードユニット(図示せず)の接続用の
中継基板(80)を取り付けている。
【0034】(請求項12)請求項12記載の発明は、
上記した請求項11記載の発明の特徴点に加え、次の3
つの点を特徴とする。第1に、リール装置(110)の上面
には、例えば図4,5に示すように、主基板(120)を取
り付けている。
【0035】第2に、リール装置(110)の一方の側面に
は、例えば図4,5に示すように、電源装置(60)を取り
付けている。第3に、リール装置(110)の他方の側面に
は、例えば図4,5に示すように、中継基板(80)を取り
付けている。 (請求項13)請求項13記載の発明は、上記した請求
項11記載の発明の特徴点に加え、次の3つの点を特徴
とする。
【0036】第1に、リール装置(110)の上面には、例
えば図4,5に示すように、主基板(120)を取り付けて
いる。第2に、リール装置(110)の一方の側面には、例
えば図4,5に示すように、電源装置(60)を取り付けて
いる。第3に、リール装置(110)の他方の側面には、例
えば図4,5に示すように、集中端子板(70)と中継基板
(80)とを取り付けている。
【0037】(請求項14)請求項14記載の発明は、
上記した請求項4記載の発明の特徴点に加え、次の点を
特徴とする。すなわち、本体箱(20)は、例えば図4に示
すように、パチンコ用の木枠である。
【0038】
【発明の実施の形態】(第1実施例)図1,2は、本発
明の実施の形態の一例としての第1実施例を示すもので
ある。図1は、スロットマシンの斜視図、図2はスロッ
トマシンの正面図をそれぞれ示す。 (スロットマシン)図中、10は、スロットマシンを示す
ものである。
【0039】上記スロットマシン10は、図1に示すよう
に、大別すると、中空の本体箱20と、この本体箱20の一
側にヒンジ装置30を介して開閉可能に取り付けられた前
扉40とを備えている。 (本体箱)上記本体箱20は、図1に示すように、前面が
開放した箱形を成している。
【0040】そして、本体箱20の中空内部には、図1に
示すように、ホッパー装置50、電源装置60、集中端子板
70、中継基板80を取り付けている。上記ホッパー装置50
は、ゲーム結果にもとづいて遊技者にメダルを排出する
ものであり、メダル排出装置として機能する。そして、
ホッパー装置50は、図1に示すように、本体箱20の底に
取り付けられている。
【0041】なお、上記メダル排出装置は、ホッパー装
置50に限らず、スロットマシン10の外部から補給される
メダルのメダル補給装置を取り付けても良い。また、ホ
ッパー装置50は、本体箱20の底に直接固定しても良い
し、或いはレール等を介して手前に引き出せるように、
間接的に固定しても良い。前記電源装置60は、上記ホッ
パー装置50等に電源を供給するものである。そして、電
源装置60は、図1に示すように、本体箱20の内側面、本
実施例では右側の内側面に取り付けられている。
【0042】なお、上記電源装置60は、本体箱20の内側
面に限らず、本体箱20の他の内面に取り付けても良い。
前記集中端子板70は、図示しないが、外部出力端子を有
し、スロットマシン10の稼働状況等の情報を外部に出力
ためのものである。そして、集中端子板70は、図1に示
すように、本体箱20の内側面、本実施例では左側の内側
面に取り付けられている。
【0043】なお、上記集中端子板70は、本体箱20の内
側面に限らず、本体箱20の他の内面に取り付けても良
い。前記中継基板80は、図示しないが、カードユニット
にハーネス等を介して接続されるものである。そして、
中継基板80は、図1に示すように、本体箱20の内側面、
本実施例では集中端子板70の下側に取り付けられてい
る。
【0044】なお、上記中継基板80は、本体箱20の左側
の内側面に限らず、本体箱20の他の内面に取り付けても
良い。 (前扉)前扉40は、図1,2に示すように、ヒンジ装置3
0を介して本体箱20の一側の上側に開閉可能に取り付け
られ、表示窓41を有する上部ドア90と、この上部ドア90
の下側に配置され、ヒンジ装置30を介して本体箱20の一
側の下側に開閉可能に取り付けられ、交換可能な装飾パ
ネル101を有する下部ドア100とから構成されている。 (上部ドア)上記上部ドア90の裏面には、図1に示すよ
うに、リール装置110、主基板120を取り付けている。
【0045】上記リール装置110は、上部ドア90の表示
窓41に臨み、図示しないが、複数種類のシンボルマーク
が表示された3個のリールを有し、各リールはモータの
駆動力により個別に回転する。そして、リール装置110
は、図1に示すように、上部ドア90の表示窓41の裏側に
取り付けられている。前記主基板120は、上記リール装
置110やホッパー装置50の制御を行うものである。そし
て、主基板120は、図1に示すように、リール装置110の
上面に取り付けられている。
【0046】なお、リール装置110の上面に主基板120を
取り付けたが、これに限らず、リール装置110の他の外
面に取り付けたり、或いは上部ドア90の裏面に直接、取
り付けても良い。また、上部ドア90の表面には、図2に
示すように、メダルを投入するためのメダル投入口42、
リール装置110を駆動させるためのスタートスイッチ4
3、リール装置110の各リールを個別に停止可能な3個の
ストップスイッチ44・・・、クレジットの切替スイッチ
45、クレジットメダルの投入スイッチ46等が配置されて
いる。
【0047】なお、上記各種スイッチ類は、上部ドア90
に限らず、下部ドア100に配置しても良いし、或いは上
部ドア90と下部ドア100とに分散させて配置しても良
い。 (下部ドア)前記下部ドア100には、図1,2に示すよ
うに、装飾パネル101を交換可能に取り付けている。
【0048】また、下部ドア100の表面には、図1,2
に示すように、ホッパー装置50から排出されたメダルが
貯まり込むメダル排出皿47が取り付けられている。 (ヒンジ装置)前記ヒンジ装置30は、図1に示すよう
に、本体箱20に取り付けられる本体箱側ヒンジ部31と、
この本体箱側ヒンジ部31と分離可能で、上下のドア90,1
00にそれぞれ取り付けられる前扉側ヒンジ部32とから構
成されている。
【0049】上記本体箱側ヒンジ部31は、図1に示すよ
うに、雄型を成し、前扉側ヒンジ部32は、雄型にはまり
合う雌型を成している。そして、雄型の本体箱側ヒンジ
部31から雌型の前扉側ヒンジ部32を上方に引き抜くこと
で、本体箱20と上下のドア90,100とを分離することがで
きる。なお、上下のドア90,100のヒンジ装置30の構造を
異にし、下部ドア100のヒンジ装置30は分離しない構造
としても良い。 (使用方法)新旧の機種交換を行うには、旧の上部ドア
90を取り外し、新規な上部ドア90に交換し、その後、必
要な配線を行う。
【0050】また、下部ドア100については、その装飾
パネル101を交換する。なお、装飾パネル101だけでな
く、下部ドア100を全体として交換しても良い。 (第2実施例)図3は、本発明の実施の形態の一例とし
ての第2実施例を示し、同図はスロットマシンの斜視図
をそれぞれ示す。
【0051】本第2実施例の特徴は、図3に示すよう
に、前扉40を一体型とした点にある。本第2実施例によ
れば、先に説明した第1実施例のように、下部ドア100
の装飾パネル101の交換や、或いは装飾パネル101だけで
なく、下部ドア100全体の交換作業を省力化できる。 (第3実施例)図4,5は、本発明の実施の形態の一例
としての第3実施例を示すものである。
【0052】図4は、スロットマシンの斜視図、図5は
スロットマシンの一部平面図である。本第3実施例の特
徴は、図4,5に示すように、第1に、本体箱20とし
て、スロットマシンの木枠に比較して一回り小型で、薄
型のパチンコ用の木枠を使用できるようにした点にあ
る。
【0053】なお、本体箱20としては、パチンコ用の木
枠に限らず、スロットマシン用の木枠を使用しても良
い。第2に、前扉40には、図4,5に示すように、リー
ル装置110、主基板120に加え、ホッパー装置50、電源装
置60、集中端子板70、中継基板80を取り付けた点にあ
る。
【0054】すなわち、本体箱20としてパチンコ用の木
枠を使用する場合には、前扉40にスロットマシン10に使
用する各種装置を取り付けておく必要がある。そこで、
ホッパー装置50の左側面には、図4,5に示すように、
電源装置60を取り付け、逆側の右側面には、集中端子板
70及び中継基板80を取り付けている。なお、電源装置60
と主基板120とを一体化して、ホッパー装置50の上面、
側面、背面に取り付けても良い。
【0055】また、集中端子板70と中継基板80を一体化
して、ホッパー装置50の上面、側面、背面に取り付けて
も良い。また、ホッパー装置50は、図4に示すように、
前扉40のメダル排出皿47の裏側に取り付けている。な
お、ホッパー装置50に限らず、メダル排出装置としてメ
ダル補給装置を取り付けても良い。
【0056】本第3実施例によれば、パチンコ機に変え
て、そのパチンコ用の木枠としての本体箱20に、前扉40
を取り付けることで、スロットマシンとすることができ
る。
【0057】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。 (請求項1)請求項1記載の発明によれば、次のような
2つの効果を奏する。
【0058】すなわち、請求項1記載の発明によれば、
前扉を交換するだけで、新旧の機種交換を迅速に且つ簡
便に行うことができる。第2に、請求項1記載の発明に
よれば、前扉の交換だけで済むので、新・旧機種を全体
として交換する場合に比較して、新機種の製造、保管及
び搬送、並びに旧機種の回収、保管及び廃棄を簡便に行
うことができる。 (請求項2)請求項2記載の発明によれば、上記した請
求項1記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏す
る。
【0059】すなわち、請求項2記載の発明によれば、
本体箱側に再利用可能な資源を効率良く配分することが
できる。 (請求項3)請求項3記載の発明によれば、上記した請
求項1又は請求項2記載の発明の効果に加え、次のよう
な2つの効果を奏する。
【0060】第1に、請求項3記載の発明によれば、前
扉を上下に2分割としているので、一方の交換も可能で
あり、前扉を全体として交換する場合に比較して、新規
の前扉の製造、保管及び搬送、並びに旧前扉の回収、保
管及び廃棄を簡便に行うことができる。第2に、請求項
3記載の発明によれば、前扉を上下に2分割とすること
で、上下の前扉に再利用可能な資源を効率良く配分する
ことができる。 (請求項4)請求項4記載の発明によれば、上記した請
求項1記載の発明の効果に加え、次のような2つの効果
を奏する。
【0061】第1に、請求項4記載の発明によれば、前
扉に各種装置を取り付けているので、本体箱の構造の簡
便化を図ることができる。第2に、請求項4記載の発明
によれば、前扉に各種装置を取り付け、予め配線を行っ
ておくことができるので、現場での配線等の作業も省力
化ができ、新旧の機種の交換作業を一層、迅速に且つ簡
便に行うことができる。 (請求項5)請求項5記載の発明によれば、上記した請
求項1〜4のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、
次のような2つの効果を奏する。
【0062】第1に、請求項5記載の発明によれば、主
基板の取付スペースの確保を容易に行うことができる。
第2に、請求項5記載の発明によれば、リール装置及び
主基板の組立性を改善することができる。 (請求項6)請求項6記載の発明によれば、上記した請
求項1〜5のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、
次のような2つの効果を奏する。
【0063】すなわち、請求項6記載の発明によれば、
リール装置の上方スペースを有効に活用できる。 (請求項7)請求項7記載の発明によれば、上記した請
求項4記載の発明の効果に加え、次のような2つの効果
を奏する。
【0064】第1に、請求項7記載の発明によれば、主
基板及び電源装置の取付スペースの確保を容易に行うこ
とができる。第2に、請求項7記載の発明によれば、リ
ール装置、主基板及び電源装置の組立性を改善すること
ができる。 (請求項8)請求項8記載の発明によれば、上記した請
求項4記載の発明の効果に加え、次のような2つの効果
を奏する。
【0065】第1に、請求項8記載の発明によれば、主
基板及び集中端子板の取付スペースの確保を容易に行う
ことができる。第2に、請求項8記載の発明によれば、
リール装置、主基板及び集中端子板の組立性を改善する
ことができる。 (請求項9)請求項9記載の発明によれば、上記した請
求項4記載の発明の効果に加え、次のような2つの効果
を奏する。
【0066】第1に、請求項9記載の発明によれば、主
基板、電源装置及び集中端子板の取付スペースの確保を
容易に行うことができるようにしたものである。第2
に、請求項9記載の発明によれば、リール装置、主基
板、電源装置及び集中端子板の組立性を改善することが
できる。 (請求項10)請求項10記載の発明によれば、上記し
た請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明の効果に加
え、次のような効果を奏する。
【0067】すなわち、請求項10記載の発明によれ
ば、本体箱側に中継基板を取り付けることで、中継基板
の再利用を図ることができる。 (請求項11)請求項11記載の発明によれば、上記し
た請求項4記載の発明の効果に加え、次のような2つの
効果を奏する。
【0068】第1に、請求項11記載の発明によれば、
前扉側に中継基板を取り付けることで、本体箱の構造の
簡便化を図ることができる。第2に、請求項11記載の
発明によれば、前扉に中継基板を取り付け、予め配線を
行っておくことができるので、現場での配線等の作業も
省力化ができ、新旧の機種の交換作業を一層、迅速に且
つ簡便に行うことができる。 (請求項12)請求項12記載の発明によれば、上記し
た請求項11記載の発明の効果に加え、次のような2つ
の効果を奏する。
【0069】第1に、請求項12記載の発明によれば、
主基板及び中継基板の取付スペースの確保を容易に行う
ことができる。第2に、請求項12記載の発明によれ
ば、リール装置、主基板及び中継基板の組立性を改善す
ることができる。 (請求項13)請求項13記載の発明によれば、上記し
た請求項11記載の発明の効果に加え、次のような2つ
の効果を奏する。
【0070】第1に、請求項13記載の発明によれば、
主基板、電源装置、集中端子板及び中継基板の取付スペ
ースの確保を容易に行うことができる。第2に、請求項
12記載の発明によれば、リール装置、主基板、電源装
置、集中端子板及び中継基板の組立性を改善することが
できる。 (請求項14)請求項14記載の発明によれば、上記し
た請求項4記載の発明の効果に加え、次のような効果を
奏する。
【0071】すなわち、請求項14記載の発明によれ
ば、パチンコ用の木枠にスロットマシン用の前扉を取り
付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スロットマシンの斜視図である。
【図2】スロットマシンの正面図である。
【図3】第2実施例を示し、スロットマシンの斜視図で
ある。
【図4】第3実施例を示し、スロットマシンの斜視図で
ある。
【図5】図4の一部平面図である。
【符号の説明】
10 スロットマシン 20 本体箱 30 ヒンジ装置 31 本体箱側ヒンジ部 32 前扉側ヒンジ部 40 前扉 41 表示窓 42 メダル投入口 43 スタートスイッチ 44 ストップスイッチ 45 切替スイッチ 46 投入スイッチ 47 メダル排出皿 50 ホッパー装置 60 電源装置 70 集中端子板 80 中継基板 90 上部ドア 100 下部ドア 101 装飾パネル 110 リール装置 120 主基板
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年12月12日(2000.12.
12)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 スロットマシン
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スロットマシン
に関し、新旧の機種交換が容易に行えるようにしたもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスロットマシンとして
は、前扉にリール装置を着脱可能に取り付けたものが知
られている(例えば特開平6−23134号公報)。ま
た、本体箱と前扉との間に、中枠を開閉可能に取り付
け、この中枠にリール装置を取り付けたものも知られて
いる(例えば特開平1−37984号公報)。
【0003】さらに、前扉の下側に、受皿を着脱可能に
取り付けたものも知られている(例えば特開平3−57
473号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のスロットマシンでは、新旧の機種交換が面倒であると
いう共通の問題点があった。すなわち、スロットマシン
は、一定期間経過すると、新機種に入れ替えられる。
【0005】このとき、旧機種を取り外し、取り外した
スペースに新機種を再度、取り付けていた。上記新旧の
機種交換は、面倒で手数が掛かっていた。このため、新
旧の機種の交換に時間が掛かり、機種の交換のために、
営業時間が短縮されたり、夜間の作業を強いられことと
なり、多大な労力と費用とが掛かっていた。
【0006】また、新・旧の機種を丸ごと交換するの
で、それらの搬送費用や保管費用も多く掛かっていた。
さらに、旧機種を廃棄し、新機種を新たに製造すると、
資源の無駄が多い。 (請求項1)そこで、請求項1記載の発明は、上記した
従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、次の3つの点にある。
【0007】第1に、請求項1記載の発明は、前扉を交
換するだけで、新旧の機種交換を迅速に且つ簡便に行う
ことができるようにしたものである。第2に、請求項1
記載の発明は、前扉の交換だけで済むので、新・旧機種
を全体として交換する場合に比較して、新機種の製造、
保管及び搬送、並びに旧機種の回収、保管及び廃棄を簡
便に行うことができるようにしたものである。
【0008】第3に、メダル排出装置として、スロット
マシンの外部からメダルを補給するメダル補給装置を用
いたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項にそれぞれ記載さ
れた発明は、上記した各目的を達成するためになされた
ものであり、発明の特徴点を図面に示した発明の実施の
形態を用いて、以下に説明する。 (請求項1)請求項1記載の発明は、次のつの点を特
徴とする。
【0010】第1に、ヒンジ装置(30)は、例えば図1に
示すように、本体箱(20)に取り付けられる本体箱側ヒン
ジ部(31)と、この本体箱側ヒンジ部(31)と分離可能で、
前扉(40)に取り付けられる前扉側ヒンジ部(32)とから構
成されている。第2に、前扉(40)には、例えば図1に示
すように、リール装置(110)と主基板(120)とを取り付け
ている。
【0011】第3に、メダル排出装置として、スロット
マシン(10)の外部からメダルを補給するメダル補給装置
を用いたものである。
【発明の実施の形態】(第1実施例)図1,2は、本発
明の実施の形態の一例としての第1実施例を示すもので
ある。図1は、スロットマシンの斜視図、図2はスロッ
トマシンの正面図をそれぞれ示す。 (スロットマシン)図中、10は、スロットマシンを示す
ものである。
【0012】上記スロットマシン10は、図1に示すよう
に、大別すると、中空の本体箱20と、この本体箱20の一
側にヒンジ装置30を介して開閉可能に取り付けられた前
扉40とを備えている。 (本体箱)上記本体箱20は、図1に示すように、前面が
開放した箱形を成している。
【0013】そして、本体箱20の中空内部には、図1に
示すように、ホッパー装置50、電源装置60、集中端子板
70、中継基板80を取り付けている。上記ホッパー装置50
は、ゲーム結果にもとづいて遊技者にメダルを排出する
ものであり、メダル排出装置として機能する。そして、
ホッパー装置50は、図1に示すように、本体箱20の底に
取り付けられている。
【0014】なお、上記メダル排出装置は、ホッパー装
置50に限らず、スロットマシン10の外部から補給される
メダルのメダル補給装置を取り付けても良い。また、ホ
ッパー装置50は、本体箱20の底に直接固定しても良い
し、或いはレール等を介して手前に引き出せるように、
間接的に固定しても良い。前記電源装置60は、上記ホッ
パー装置50等に電源を供給するものである。そして、電
源装置60は、図1に示すように、本体箱20の内側面、本
実施例では右側の内側面に取り付けられている。
【0015】なお、上記電源装置60は、本体箱20の内側
面に限らず、本体箱20の他の内面に取り付けても良い。
前記集中端子板70は、図示しないが、外部出力端子を有
し、スロットマシン10の稼働状況等の情報を外部に出力
ためのものである。そして、集中端子板70は、図1に示
すように、本体箱20の内側面、本実施例では左側の内側
面に取り付けられている。
【0016】なお、上記集中端子板70は、本体箱20の内
側面に限らず、本体箱20の他の内面に取り付けても良
い。前記中継基板80は、図示しないが、カードユニット
にハーネス等を介して接続されるものである。そして、
中継基板80は、図1に示すように、本体箱20の内側面、
本実施例では集中端子板70の下側に取り付けられてい
る。
【0017】なお、上記中継基板80は、本体箱20の左側
の内側面に限らず、本体箱20の他の内面に取り付けても
良い。 (前扉)前扉40は、図1,2に示すように、ヒンジ装置3
0を介して本体箱20の一側の上側に開閉可能に取り付け
られ、表示窓41を有する上部ドア90と、この上部ドア90
の下側に配置され、ヒンジ装置30を介して本体箱20の一
側の下側に開閉可能に取り付けられ、交換可能な装飾パ
ネル101を有する下部ドア100とから構成されている。 (上部ドア)上記上部ドア90の裏面には、図1に示すよ
うに、リール装置110、主基板120を取り付けている。
【0018】上記リール装置110は、上部ドア90の表示
窓41に臨み、図示しないが、複数種類のシンボルマーク
が表示された3個のリールを有し、各リールはモータの
駆動力により個別に回転する。そして、リール装置110
は、図1に示すように、上部ドア90の表示窓41の裏側に
取り付けられている。前記主基板120は、上記リール装
置110やホッパー装置50の制御を行うものである。そし
て、主基板120は、図1に示すように、リール装置110の
上面に取り付けられている。
【0019】なお、リール装置110の上面に主基板120を
取り付けたが、これに限らず、リール装置110の他の外
面に取り付けたり、或いは上部ドア90の裏面に直接、取
り付けても良い。また、上部ドア90の表面には、図2に
示すように、メダルを投入するためのメダル投入口42、
リール装置110を駆動させるためのスタートスイッチ4
3、リール装置110の各リールを個別に停止可能な3個の
ストップスイッチ44・・・、クレジットの切替スイッチ
45、クレジットメダルの投入スイッチ46等が配置されて
いる。
【0020】なお、上記各種スイッチ類は、上部ドア90
に限らず、下部ドア100に配置しても良いし、或いは上
部ドア90と下部ドア100とに分散させて配置しても良
い。 (下部ドア)前記下部ドア100には、図1,2に示すよ
うに、装飾パネル101を交換可能に取り付けている。
【0021】また、下部ドア100の表面には、図1,2
に示すように、ホッパー装置50から排出されたメダルが
貯まり込むメダル排出皿47が取り付けられている。 (ヒンジ装置)前記ヒンジ装置30は、図1に示すよう
に、本体箱20に取り付けられる本体箱側ヒンジ部31と、
この本体箱側ヒンジ部31と分離可能で、上下のドア90,1
00にそれぞれ取り付けられる前扉側ヒンジ部32とから構
成されている。
【0022】上記本体箱側ヒンジ部31は、図1に示すよ
うに、雄型を成し、前扉側ヒンジ部32は、雄型にはまり
合う雌型を成している。そして、雄型の本体箱側ヒンジ
部31から雌型の前扉側ヒンジ部32を上方に引き抜くこと
で、本体箱20と上下のドア90,100とを分離することがで
きる。なお、上下のドア90,100のヒンジ装置30の構造を
異にし、下部ドア100のヒンジ装置30は分離しない構造
としても良い。 (使用方法)新旧の機種交換を行うには、旧の上部ドア
90を取り外し、新規な上部ドア90に交換し、その後、必
要な配線を行う。
【0023】また、下部ドア100については、その装飾
パネル101を交換する。なお、装飾パネル101だけでな
く、下部ドア100を全体として交換しても良い。 (第2実施例)図3は、本発明の実施の形態の一例とし
ての第2実施例を示し、同図はスロットマシンの斜視図
をそれぞれ示す。
【0024】本第2実施例の特徴は、図3に示すよう
に、前扉40を一体型とした点にある。本第2実施例によ
れば、先に説明した第1実施例のように、下部ドア100
の装飾パネル101の交換や、或いは装飾パネル101だけで
なく、下部ドア100全体の交換作業を省力化できる。 (第3実施例)図4,5は、本発明の実施の形態の一例
としての第3実施例を示すものである。
【0025】図4は、スロットマシンの斜視図、図5は
スロットマシンの一部平面図である。本第3実施例の特
徴は、図4,5に示すように、第1に、本体箱20とし
て、スロットマシンの木枠に比較して一回り小型で、薄
型のパチンコ用の木枠を使用できるようにした点にあ
る。
【0026】なお、本体箱20としては、パチンコ用の木
枠に限らず、スロットマシン用の木枠を使用しても良
い。第2に、前扉40には、図4,5に示すように、リー
ル装置110、主基板120に加え、ホッパー装置50、電源装
置60、集中端子板70、中継基板80を取り付けた点にあ
る。
【0027】すなわち、本体箱20としてパチンコ用の木
枠を使用する場合には、前扉40にスロットマシン10に使
用する各種装置を取り付けておく必要がある。そこで、
ホッパー装置50の左側面には、図4,5に示すように、
電源装置60を取り付け、逆側の右側面には、集中端子板
70及び中継基板80を取り付けている。なお、電源装置60
と主基板120とを一体化して、ホッパー装置50の上面、
側面、背面に取り付けても良い。
【0028】また、集中端子板70と中継基板80を一体化
して、ホッパー装置50の上面、側面、背面に取り付けて
も良い。また、ホッパー装置50は、図4に示すように、
前扉40のメダル排出皿47の裏側に取り付けている。な
お、ホッパー装置50に限らず、メダル排出装置としてメ
ダル補給装置を取り付けても良い。
【0029】本第3実施例によれば、パチンコ機に変え
て、そのパチンコ用の木枠としての本体箱20に、前扉40
を取り付けることで、スロットマシンとすることができ
る。
【0030】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。 (請求項1)請求項1記載の発明によれば、次のような
2つの効果を奏する。
【0031】すなわち、請求項1記載の発明によれば、
前扉を交換するだけで、新旧の機種交換を迅速に且つ簡
便に行うことができる。第2に、請求項1記載の発明に
よれば、前扉の交換だけで済むので、新・旧機種を全体
として交換する場合に比較して、新機種の製造、保管及
び搬送、並びに旧機種の回収、保管及び廃棄を簡便に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スロットマシンの斜視図である。
【図2】スロットマシンの正面図である。
【図3】第2実施例を示し、スロットマシンの斜視図で
ある。
【図4】第3実施例を示し、スロットマシンの斜視図で
ある。
【図5】図4の一部平面図である。
【符号の説明】 10 スロットマシン 20 本体箱 30 ヒンジ装置 31 本体箱側ヒンジ部 32 前扉側ヒンジ部 40 前扉 41 表示窓 42 メダル投入口 43 スタートスイッチ 44 ストップスイッチ 45 切替スイッチ 46 投入スイッチ 47 メダル排出皿 50 ホッパー装置 60 電源装置 70 集中端子板 80 中継基板 90 上部ドア 100 下部ドア 101 装飾パネル 110 リール装置 120 主基板

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空の本体箱と、 この本体箱の一側にヒンジ装置を介して開閉可能に取り
    付けられる前扉とを備え、 前記本体箱と前記前扉との間には、 前記前扉に設けられた表示窓に臨むリール装置と、 このリール装置のゲーム結果にもとづいて遊技者にメダ
    ルを排出するメダル排出装置と、 前記リール装置及びメダル排出装置を制御する主基板
    と、 前記リール装置、メダル排出装置及び主基板に電源を供
    給する電源装置と、 外部出力端子を有する集中端子板とを配置しているスロ
    ットマシンにおいて、 上記ヒンジ装置は、 前記本体箱に取り付けられる本体箱側ヒンジ部と、 この本体箱側ヒンジ部と分離可能で、前記前扉に取り付
    けられる前扉側ヒンジ部とから構成され、 前記前扉には、リール装置と主基板とを取り付けている
    ことを特徴とするスロットマシン。
  2. 【請求項2】 本体箱には、メダル排出装置と、電源装
    置と、集中端子板とを取り付けていることを特徴とする
    請求項1記載のスロットマシン。
  3. 【請求項3】 前扉は、 ヒンジ装置を介して本体箱の一側の上側に開閉可能に取
    り付けられ、表示窓を有する上部ドアと、 この上部ドアの下側に配置され、ヒンジ装置を介して本
    体箱の一側の下側に開閉可能に取り付けられ、交換可能
    な装飾パネルを有する下部ドアとから構成され、 上部ドアには、リール装置と主基板とを取り付けている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のスロット
    マシン。
  4. 【請求項4】 前扉には、メダル排出装置と、電源装置
    と、集中端子板とを取り付けていることを特徴とする請
    求項1記載のスロットマシン。
  5. 【請求項5】 リール装置には、主基板を取り付けてい
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載
    のスロットマシン。
  6. 【請求項6】 リール装置の上面には、主基板を取り付
    けていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項
    に記載のスロットマシン。
  7. 【請求項7】 リール装置の上面には、主基板を取り付
    け、 リール装置の側面には、電源装置を取り付けていること
    を特徴とする請求項4記載のスロットマシン。
  8. 【請求項8】 リール装置の上面には、主基板を取り付
    け、 リール装置の側面には、集中端子板を取り付けているこ
    とを特徴とする請求項4記載のスロットマシン。
  9. 【請求項9】 リール装置の上面には、主基板を取り付
    け、 リール装置の一方の側面には、電源装置を取り付け、 リール装置の他方の側面には、集中端子板を取り付けて
    いることを特徴とする請求項4記載のスロットマシン。
  10. 【請求項10】 本体箱には、カードユニットの接続用
    の中継基板を取り付けていることを特徴とする請求項1
    〜3のいずれか1項に記載のスロットマシン。
  11. 【請求項11】 前扉には、カードユニットの接続用の
    中継基板を取り付けていることを特徴とする請求項4記
    載のスロットマシン。
  12. 【請求項12】 リール装置の上面には、主基板を取り
    付け、 リール装置の一方の側面には、電源装置を取り付け、 リール装置の他方の側面には、中継基板を取り付けてい
    ることを特徴とする請求項11記載のスロットマシン。
  13. 【請求項13】 リール装置の上面には、主基板を取り
    付け、 リール装置の一方の側面には、電源装置を取り付け、 リール装置の他方の側面には、集中端子板と中継基板と
    を取り付けていることを特徴とする請求項11記載のス
    ロットマシン。
  14. 【請求項14】 本体箱は、パチンコ用の木枠であるこ
    とを特徴とする請求項4記載のスロットマシン。
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