JP2007159909A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】前面パネル部に証紙を表示する必要のある遊技機において、簡単な構成により、遊技機のパネルの意匠性を損なうことなく、証紙の配置、交換の作業性が良好で、かつ不正行為が困難な遊技機を提供することを目的とする。
【解決手段】可変表示装置を収容する筐体と、この筐体の前面開口部を閉塞する前扉を有し、この前扉には、可変表示装置の識別情報を視認可能な上部パネルと、遊技機の機種情報が表示された下部パネルと、該下部パネルの下方に設けられ遊技媒体を貯留する受皿部が設けられた受皿ユニットとを備えた遊技機において、この受皿ユニットに証紙表示部を設けて証紙を表示して構成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スロットマシン等の遊技機に関し、特に遊技機の性能、仕様或いは特許権等の実施許諾を証する証紙を備えた遊技機に関する。
従来、スロットマシン等の遊技機は、遊技者の射幸心を徒に煽ることを防止するため、また不正な手段により遊技機の性能、仕様を超える遊技媒体が取得されることを防止するために、法令等に基づきその性能、仕様に関して様々な規則が定められている。従ってこれらの遊技機を市場に供給するには、事前に公的な第三者機関による検査を受け、遊技機の性能、仕様が各規則に適合していることの認定を受ける必要がある。そしてこれらの遊技機の前面部には、規則への適合を証する証紙が表示される。
また、第三者の特許権等の実施許諾を受けている場合、その実施許諾を受けていることを証する許諾証紙を表示することもある。
図8は従来のスロットマシンの一例を示す図であり、図8(a)はスロットマシン501の外観を示す斜視図、図8(b)はスロットマシン501の前扉503及び前面下部パネル部550を開放した状態を示す斜視図である。
図8(a)において、スロットマシン501は、略矩形状の箱体である筐体502と、当該筐体502と蝶番機構により開閉可能に取り付けられた前扉503とを備えている。前扉503の前面側は、上部パネル部504と下部パネル部550に略区分けされ、これらは視覚効果を高めてデザインされたいわゆる化粧板として、硬質プラスチックにより形成されている。
下部パネル部550には、スロットマシン501のモデルタイプを遊技者へ認識させる等のため、登場キャラクターの絵などの意匠を表示するパネル505が設けられている。パネル505の左右の下部には表示窓510a、510bが設けられており、これら表示窓510a、510bを通してパネル505の内側に配置された証紙511a、511bが視認できるようになっている。証紙511a、511bは、スロットマシン501の前面から容易に視認可能な方法で表示する必要があるが、権限のある者以外の者に剥がされたり貼り替えられたりすることを防止するために、表示窓510a、510bを透明なプラスチックやガラスで形成し、その内側に証紙511a、511bを配置する構成が一般的である。
図8(b)はスロットマシン501の前扉503を開錠して筐体502から開放し、さらに下部パネル部550を前扉503から開放した状態を示す斜視図である。図において、下部パネル部550はヒンジ523を支点に回動可能に前扉503に取付けられており、下部パネル部550の内側に突設された2つの係止突片520a、520bを前扉503に穿設形成した係止孔521a、521bに係止させて、下部パネル部550を前扉503に固定する構造になっている。
前扉503のパネル505の後部には2本の冷陰極蛍光管522a、522bが配置され、これら2本の冷陰極蛍光管522a、522bはパネル505の後方からパネル505に描かれたキャラクターの絵などの意匠を照明するバックライトとして機能する。
下部パネル部550を前扉503から開放するには、前扉503を開錠して筐体502から開放した後に、前扉503の内側から下部パネル部550の係止突片520a、520bの先端を係止孔521a、521bとの係合を解除させつつ前方へ押し出す必要がある。
上述の手順で下部パネル部550を前扉503から開放した後、パネル505に形成された表示窓510a、510bに証紙511a、511bを配置する。証紙511a、511bはその印刷面側に接着剤を塗布したシール状としたものを表示窓510a、510bに貼着するか、証紙511a、511bを別途プレートに固着してそのプレートを表示窓510a、510bに固着して配置される。
このように構成されたスロットマシン501は、前扉503を開錠して筐体502から開放し、さらに下部パネル部550を前扉503から開放しない限り証紙511a、511bに触れることができないので、不正に証紙511a、511bを貼り替えるような行為を防止することができる。
このような技術について、例えば特開2003−79905号公報に開示されている(段落番号「0052」、図12、符号110、120参照)。
特開2003−79905号公報
しかしながら、このような従来の遊技機においては、下部パネル部のパネルに描かれるキャラクター等の意匠は、遊技者に興趣を惹起させ遊戯する機種を選択させる大きな訴求点となっているにもかかわらず、当該機種のキャラクター等とは全く無縁の証紙がパネルの一部を占めてしまい、パネルの意匠性が損なわれるという課題があった。
また、この種の証紙は薄いシール状のもので取り扱いが面倒である上、遊技機に証紙を配置する際に、下部パネルの後方の前扉にバックライトとしての冷陰極蛍光管等が配設されている関係上、前扉を開けた後にさらに下部パネルを外さなくてはならず、この作業が煩雑であるという課題があった。
本発明は上述した課題を解決するためになされたものであり、簡単な構成により、遊技機のパネルの意匠性を損なうことなく、作業性が良好で、かつ不正行為が困難な遊技機を提供することを目的とする。
このような課題を解決するために請求項1に記載の発明は、複数の識別情報を可変表示可能な可変表示装置を備え、該可変表示装置を収容する筐体と該筐体の前面開口部を閉塞する前扉を有し、該前扉には、前記可変表示装置の識別情報を視認可能な上部パネルと、遊技機の機種情報が表示された下部パネルと、該下部パネルの下方に設けられ遊技媒体を貯留する受皿部が設けられた受皿ユニットと、を備えた遊技機であって、前記受皿ユニットの遊技者に対面する前面部に証紙表示部を設け、該証紙表示部に証紙を表示してなることを特徴とする。
請求項2に記載の遊技機は、前記請求項1に記載の遊技機において、前記証紙を透明プレートに保持させ、前記受皿ユニットの前記前面部に、証紙表示窓と、前記透明プレートが収納される収納スロットを設け、該収納スロットに、前記証紙表示窓から前記透明プレートを介して前記証紙が視認可能に前記透明プレートを収納した後、前記収納スロットの透明プレート挿入口を封止部材で封止してなることを特徴とする。
請求項3に記載の遊技機は、前記請求項2に記載の遊技機において、前記封止部材が、前記遊技機の内部から着脱可能に前記受皿ユニットに固着されてなることを特徴とする。
請求項1に記載の遊技機によれば、遊技機の機種情報やキャラクターの意匠等が表示された下部パネルの下方に設けられた受皿ユニットの前面部に証紙の表示部を設けたので、下部パネルに描かれるキャラクター等の意匠性を損なうことなく証紙を表示することができる。
また、証紙を配置する際に、下部パネルを取り外す必要がないので、証紙の配置作業性を向上することができる。
請求項2に記載の遊技機によれば、上記請求項1に記載の遊技機の効果に加えて、証紙を透明プレートに保持させ、受皿ユニットの前面部の証紙表示窓から証紙が透明プレートを介して視認可能に、証紙を保持した透明プレートを受皿ユニット前面に設けた収納スロットに収納して、この収納スロットの透明プレート挿入口を封止部材で封止して構成するので、証紙の取り扱いを容易にすることができ、証紙の貼り替え等の遊技機外部からの不正行為を防止することができる。
請求項3に記載の遊技機によれば、上記請求項2に記載の遊技機の効果に加えて、封止部材を遊技機内部から着脱可能に固着しているので、遊技機の仕様変更や機種変更の際に、封止部材を取り外して証紙を保持した透明プレートを差し替えるだけで容易に証紙の変更に対応することができる。
以下、本発明に係る遊技機の好適な一実施形態を、スロットマシンを例に図面を参照して説明する。なお、図1はスロットマシン1の外観構造を表した斜視図、図2は前扉3を開放した状態におけるスロットマシン1の内部構造を表した平面図である。図3は、スロットマシン1の制御システムを表したブロック図である。
図1において、スロットマシン1は、略矩形状の箱体である筐体2と、当該筐体2と蝶番機構により開閉可能に取り付けられた前扉3とを備えている。前扉3の前面側は、上部パネル部4と下部パネル部5に略区分けされ、これらは視覚効果を高めてデザインされたいわゆる化粧板として、硬質プラスチックにより一体的に形成されている。更に、下部パネル部5の下方には、入賞時に払い出されるメダルを貯留する受皿部6aが一体的に形成された受皿ユニット6が設けられている。
また、上部パネル部4と下部パネル部5との間には、遊技者側に突出し、ゲーム操作を行うためのスイッチ類が配置されている操作卓7が一体的に形成されている。なお、上部パネル部4、操作卓7、下部パネル部5、及び受皿ユニット6は、遊技者側に面し、これらによって「前面パネル部」が構成される。
上部パネル部4の中央には、硬質プラスチック板等で形成されたパネル面41が設けられている。パネル面41のほぼ中央には略長方形の透明な表示窓が形成され、この表示窓を通して筐体2内に設けられている可変表示装置を構成するリールユニット100の3個のリール101a、101b、101c(図2参照)が目視される。
上部パネル部4の上部には、レンズパネル46aの内部に高輝度発光ダイオード等の光源を内蔵する照明演出装置46と、ゲームに係る効果音を発生させるスピーカを内蔵する演出用放音部47a、47bがそれぞれ配置されている。
また、演出用放音部47a、47bの間には、透明な硬質プラスチック板等が嵌め込まれて形成された表示窓48aに面して遊技機の演出装置として液晶表示演出装置48が配置されている。なお、液晶表示演出装置48は、ゲームの演出に係る映像やゲーム(遊技)に関する情報を主に表示する。
上部パネル部4の側部には、蛍光灯や高輝度発光ダイオードで形成された演出用照明部49a、49bが設けられている。ゲームの進行に応じて上述した照明演出装置46、複数の演出用照明部49a、49b等が点灯又は点滅することで、ゲームにおける視覚的な演出効果を高めるように形成されている。
操作卓7の上面右側には、メダルを投入するためのメダル投入口71aを有するメダル投入部71が設けられている。また、当該上面の左側には、押しボタンスイッチである2個のベットボタン72、73が設けられている。
ベットボタン72、73はスロットマシン1の1ゲームに賭けるメダルの枚数を提示するためのボタンスイッチである。ゲームを開始する際に、ベットボタン72が1回押圧操作されることで、貯留されているメダルから1枚のメダルがゲームに対して賭けられ、同様にベットボタン72が2回押圧操作されることで2枚のメダルが賭けられる。また、ベットボタン73が押圧操作されることで3枚のメダルが当該ゲームに賭けられる。なお、ベットボタン73は、最大枚数のメダルを賭けることから、特に「マックスベットボタン」と呼ばれている。
操作卓7の前面左側には、リール101a、101b、101cの回転開始を指示するためのスタートレバー75が設けられている。スタートレバー75は、先端に球形の操作ノブを有する揺動可能な操作旱を備え、この操作旱が傾倒操作されるとオン、操作旱から手が離されるとスプリングの付勢力によって自動的に元の位置に戻ってオフ状態となるスイッチユニットで形成されている。
また、操作卓7の中央には、各リール101a、101b、101cの回転停止をそれぞれ指示するためのストップボタン76a、76b、76cが各リールの配列に対応して並設されている。
さらに、操作卓7の前面の左隅には、ゲームに賭けられたメダルをキャンセルして払い出させることを指示するとともに、後述するメダルクレジット手段210(図3参照)が内部貯留したメダルを精算して払い出させることを指示するための精算ボタン77が設けられている。
操作卓7の前面右側には、前扉3を開錠するための鍵が挿入される鍵穴78が設けられている。スロットマシン1の管理者等が鍵穴78に所定の鍵を挿入して開錠操作すると、蝶番機構によって筐体2に取り付けられている前扉3を前方へ開くことができ、また前扉3を筐体2側に閉じると、自動的にこれらを施錠するようになっている。
下部パネル部5には、スロットマシン1のモデルタイプを遊技者へ認識させる等のため、登場キャラクターの意匠などを表示するパネル51が設けられている。下部パネル部5の下側には、入賞時にメダルを排出するメダル払出口61と、演出効果音を発生させるスピーカを内蔵する演出用放音部62a、62bと、受皿ユニット6がそれぞれ配置されている。
受皿ユニット6は、前面部に証紙表示部630となる証紙表示窓630a、630b、630cが形成された外装部材63と、メダル払出口61から払い出されたメダルを貯留する受皿部6aが形成された受皿部材64と、遊技者の喫煙の用に供するための灰皿部材65と、封止部材66とから構成されている。この受皿ユニット6については、後に他の図面を参照して詳細に説明する。
次に、図2を参照して、筐体2の内部構造と前扉3の裏面構造とを説明する。同図において、筐体2内の上部には、スロットマシン1の全体動作を集中制御するCPU(マイコン)を備え硬質プラスチックのケースに収納された主制御基板20が取り付けられている。
筐体2内の中央には、リール101a、101b、101cを備える可変表示装置を構成するリールユニット100が設けられている。リールユニット100は、前扉3が筐体2側に閉じられると前扉3のパネル面41の表示窓にリール101a、101b、101cが対向するように、所定フレームに位置決めされて取り付けられている。
リールユニット100は、円筒形状のリール101a、101b、101cがそれぞれ回転軸方向に並べられ、各リール101a、101b、101cの外周面にはその周方向に沿って複数種類の図柄による識別情報が描かれている。遊技者は、パネル面41の表示窓を通して3列のリールに描かれたそれぞれ上下方向3個の図柄(識別情報)を目視できるようになっている。なお、各リール101a、101b、101cは、それぞれに内蔵されたステッピングモータによって回転駆動される。
また、リールユニット100の上部には、各リールを回転駆動する上記ステッピングモータへ4相の駆動パルス信号を送出する回胴装置基板が取り付けられており、主制御基板20が回胴装置基板に回胴駆動(励磁)パルスデータを送出することで、各リールの回転と制動及び停止の制御を行っている。
リールユニット100の下方には、ホッパ装置21と、ホッパ装置21から溢れたメダルを収容するための補助貯留部22と、主電源装置23が設けられている。主電源装置23の側面には、いわゆる配電盤に相当する電源装置基板24が設けられている。更に、筐体2の上部右側の内壁に、遊技場に設置されている「ホールコンピュータ」と呼ばれる管理用コンピュータと接続可能な外部集中端子基板25が取り付けられている。
次に、前扉3の裏面側上部には、上述の演出用放音部47a、47bに対向してスピーカ32a、32bが取り付けられている。また、スピーカ32a、32bの間には、液晶表示演出装置48が取り付けられている。更に、液晶表示演出装置48の裏面側には、電気回路基板で形成されたサブ制御基板30が取り付けられている。
なお、スロットマシン1全体の動作は、筐体2側に設けられている主制御基板20によって統括制御されており、サブ制御基板30は、液晶表示演出装置48による演出映像の表示制御、照明演出装置46及び演出用照明部49a、49bを使った演出効果照明制御、並びに演出用放音部47a、47b、62a、62bを使った演出効果音制御など、ゲームの演出に係る制御を主に行っている。
サブ制御基板30の下方には、リール101a、101b、101cを目視させるための透明な表示窓が形成されたパネル面41が配置され、パネル面41の下方には、前面側のスタートレバー75及びストップボタン76a、76b、76c等の操作スイッチ類の出力信号を主制御基板20へ転送する中継基板として機能する中央表示基板33が設けられている。
中央表示基板33の下方には、メダル選別装置34が取り付けられている。メダル選別装置34は、メダル投入部71に投入されたメダルの適否を判別し振り分ける装置である。また、メダル選別装置34はメダルセンサを内蔵しており、ゲームの待機状態等において正規のメダルが投入され、メダルセンサがこのメダルを検出することによって、メダル投入の受け付けを示す信号を主制御基板20へ送出する。
メダル選別装置34の装置本体の下方には、メダル選別装置34によって振り分けられた正規のメダルを筐体2内に設けられているホッパ装置21へ案内するガイド部材35と、メダル選別装置34により排除されたメダル(又は異物)をメダル排出口61へ案内するガイド部材36が設けられている。また、前扉3の裏面側下部には、ホッパ装置21から排出されたメダルをメダル排出口61へ案内するガイド部材37が設けられている。更に、メダル排出口61に隣接して、上述した演出用放音部62a、62bに対向するスピーカ38a、38bが取り付けられている。
次に、図3のブロック図を参照して、スロットマシン1に設けられている制御システムについて説明する。
図3において、主制御基板20は、CPU200と、記憶部201と、メダルクレジット手段210とを備えている。
記憶部201は、ROM、RAM等の半導体メモリによって構成され、スロットマシンゲーム用のシステムプログラム202が予め記憶されている。主制御基板20は、記憶部201に記憶されたシステムプログラム202に従ってCPU200が演算処理を実行することで、スロットマシン1全体の動作を統括制御している。メダルクレジット手段210は、内部貯留するメダルの数であるクレジットをメモリに記憶する。
主制御基板20には、ベットボタン72、73、スタートレバー75、ストップボタン76a、76b、76c、精算ボタン77等の操作スイッチ類、メダル選別装置34のメダルセンサ34a、ホッパ装置21等のメダル払出装置、及びサブ制御基板30等が配線ケーブルで接続されている。
主制御基板20は、前記操作スイッチ類やメダル選別装置34からの出力信号によりゲームに係る操作を検出する。主制御基板20は、動作モードがメダルベット待機状態となっている場合において、メダルセンサ34aがメダルを検出した場合、検出したメダルをゲームの賭数に加算する。
また、主制御基板20は、動作モードがメダルクレジット入力待機状態となっている場合において、メダルセンサ34aがメダルを検出した場合、検出したメダルをメダルクレジット手段210のクレジットに加算する。ここで、メダルベット待機状態とは、1つのゲームが終了した後、当該ゲームにメダルが賭けられるのを待機している状態のことを示している。メダルクレジット入力待機状態とは、当該ゲームにメダルが賭けられた後、メダルクレジット手段210の前記クレジット数が最大値(例えば50)になるまでの状態のことを示している。
主制御基板20には各リール101a、101b、101cに設けられる基準位置センサ120a、120b、120cの検出信号が入力され、主制御基板20は、各リールの基準となる回転位置を把握しながら、回胴装置基板130に所定の回胴駆動パルスデータを送出する。回胴装置基板130は、主制御基板20からの回胴駆動パルスデータに従って各ステッピングモータ110a、110b、110cを回転駆動することで、各リール101a、101b、101cの回転及び停止の動作制御を行っている。
主制御基板20は、入賞が確定した場合等において、ホッパ装置21を制御することで、所定数のメダルを受皿部6aに払い出す。
また、主制御基板20は、精算ボタン77が操作された場合、ゲームに賭けられたメダルをキャンセルしてホッパ装置21に払い出させるとともに、メダルクレジット手段210が内部貯留したメダルを精算してホッパ装置21に精算前のクレジット数のメダルを払い出させる。
サブ制御基板30は、主制御基板20からの制御信号に基づいて液晶表示演出装置48、照明演出装置46、演出用照明部49a、49b、演出用放音部47a、47b、62a、62b等の演出装置230を制御駆動することで、遊技者の視覚や聴覚に訴える演出をゲームの進行に応じて行っている。
一方、主制御基板20の記憶部201には、入賞抽選テーブル203及び内部抽選フラグ204が記憶されている。例えばCPU200は、スタートレバー75の操作を検出した時点で図示しない乱数発生装置から乱数値を取得し、入賞抽選テーブル203を参照することで、得られた乱数値に割り当てられた入賞役またはハズレを抽選する。そして、CPU200は、乱数値に対応する入賞役が存在すると、それを当該ゲームの入賞役として抽選結果を当選にし、当該入賞役を記憶部201の内部抽選フラグ204に記憶する。ここでは、かかる入賞役の抽選方法を「内部抽選」と呼んでいる。
次に、スロットマシン1におけるゲーム動作の概要を説明する。スロットマシン1は、先のゲームにおいて入賞しメダルの配当が完了した時、又は先のゲームにおいてハズレが確定すると待機状態となる。この待機状態においては、当該状態を遊技者に示唆するとともにゲーム操作を促す待機モードの演出が行われる。次に、遊技者がメダル投入部71にメダルを投入し、もしくは、何れかのベットボタン72、73を押圧操作することで、スロットマシン1は、内部に貯留したメダル(クレジット)から当該ゲームに所定枚数のメダルが賭けられゲームを準備する。
ゲーム準備の状態でスタートレバー75が傾倒操作されゲームが開始されると、主制御基板20は、3個のリール101a、101b、101cを一斉に回転させ始めるとともに、上述した内部抽選を実行する。内部抽選の結果は、内部抽選フラグ204に記憶される。
次に、遊技者により何れかのストップボタン76a、76b、76cが押圧操作されることで、リール101a、101b、101cが停止し、主制御基板20は、停止した各リールが表示する図柄と上述の内部抽選フラグ204に対応する入賞役に係る図柄の組合せとが一致しているかどうか判定する。
これら図柄の組合せが内部抽選の入賞役と一致し役への入賞が確定すると、スロットマシン1は、主制御基板20によりメダルクレジット手段210の制御を行い、内部貯留しているメダルのクレジット数が所定の数になるまで、当該役の種類に応じて予め決められた配当数のメダルをクレジット数に加算する。さらに、スロットマシン1は、前記配当数と前記クレジット数の加算結果が前記所定の数を超過すると、この超過した数のメダルを受皿部6aへ払い出す。
次に、図4乃至図7を参照して本発明の遊技機の一実施形態について詳細に説明する。図4は本実施形態に係る受皿ユニット6の分解斜視図、図5は図4の受皿ユニット6の縦断面図、図6は本実施形態に係るプレートユニット80の斜視図、図7は図4の受皿ユニット6の一部横断面図である。
図4において、受皿ユニット6は硬質プラスチックを成型加工して形成された外装部材63と、同じく硬質プラスチックを成型加工して形成され受皿部6aが設けられた受皿部材64と、耐熱性の硬質プラスチックを成型加工して形成された灰皿部材65と、後述するプレートユニット80が収納される収納スロットの挿通孔を封止する硬質プラスチックを成型加工して形成された封止部材66で構成されている。
外装部材63の遊技者に対面する前面部631には証紙表示部630を形成する3つの略矩形状の証紙表示窓630a、630b、630cと、封止部材66が収納される収納口633が穿設形成されている。また、外装部材63の底面部634には、受皿ユニット6を前扉3(図1参照)に固定するためのねじ孔(図示せず)が形成された複数の固定用リブ635と、外装部材63を成形加工する際にプラスチック材の冷却による変形を防止するための複数の肉盗みのリブ636と、受皿部材64を外装部材63に固定するために受皿部材64に設けられた突片643が係合される係合爪637が形成されている。
受皿部材64には、遊技機から払い出された遊技媒体(メダル)を貯留するための受皿部6aが設けられ、その底面部642の奥部下面側には上述した薄板状の突片643が一体的に形成されている。
図5は受皿ユニット6の縦断面図であり、外装部材63と受皿部材64の各部位の位置関係を示している。図において、受皿部材64はその底面部642を外装部材63の底面部634に形成された複数の固定用リブ635(図4参照)及び肉盗みのリブ636の上面に載置するように配置されている。受皿部材64の底面部642の受皿部6aと反対面側に形成された突片643が外装部材63の底面部634に形成された係合爪637に係合されて、外装部材63に受皿部材64が固定されている。このとき、外装部材63の前面部631と受皿部材64の前面部641は空隙を介して対向するように配置され、この空隙が後述するプレートユニット80を収納するための収納スロット67を構成している。このように構成された受皿ユニット6が図示しないねじによって前扉3に固定されている。
図6は本実施形態に係るプレートユニット80を示す斜視図である。図において、符号81は略長方形状の透明プレートを示し、アクリル樹脂等の透明プラスチック材又は板ガラスを加工して薄板状に形成されている。この透明プレート81には3枚の証紙82a、82b、82cが保持されている。これらの証紙82a、82b、82cは印面側が透明プレート81に対向するように配置され、透明プレート81を介して証紙82a、82b、82cの印面の情報が視認可能になっている。この構成は、例えば印面側に接着剤層を形成したシールで証紙82a、82b、82cを作製して透明プレート81に貼付して構成することができる。符号83は、プレートユニット80を収納スロット67(図5参照)に抜き差しするための把手である。このように証紙82a、82b、82cを透明プレート81に貼付して保持させ、把手83を取付けてプレートユニット80としてユニット化することにより、薄紙状で接着剤が塗布された証紙82a、82b、82cの取り扱いが容易になる。
なお、本実施形態において「証紙」とは、公的機関による試験の適合を証する証紙及び特許権等の実施許諾を証する証紙のほか、各遊技機の個別情報(機種情報や製造情報)を符号や数字等で記録した遊技機メーカが独自に使用する識別ラベル等を含むものである。
図7は受皿ユニット6の収納スロット67にプレートユニット80を収納し、収納スロット67の透明プレート挿通口67aを封止部材66で封止した状態を示す横断面図である。なお、図7において図4乃至図6で説明した同一部材、部位には同一の符号を付し詳細な説明は省略する。
図7において、外装部材63の前面部631と受皿部材64の前面部641との間に形成された収納スロット67内にはプレートユニット80が収納されている。プレートユニット80に保持された証紙82a、82b、82cは、透明プレート81と受皿部材64の前面部641との間に配置され、外装部材63の前面部に穿設形成された証紙表示窓630a、630b、630cから透明プレート81を介して証紙82a、82b、82cの印面が遊技者に視認可能となっている。即ち、遊技者側からは、透明プレート81を介して証紙82a、82b、82cの記載内容は確認できるが、証紙82a、82b、82cを直接剥離若しくは交換できないように構成されている。
さらに収納スロット67にプレートユニット80を収納した後、封止部材66にて収納スロット67の透明プレート挿通口67aを封止している。この封止部材66は、遊技機の前面側から透明プレート挿通口67aを完全に閉塞し、遊技機の内部からねじ68によって外装部材63に固着される。従って遊技機外部からは証紙82a、82b、82cを含めてプレートユニット80を操作できないようにして、証紙82a、82b、82cを交換する等の不正行為を防止している。なお、遊技機の設計変更や他の機種への受皿ユニット6の再利用等の事情が生じた場合には、遊技機の内部からねじ68を外して封止部材66を取り外すことにより、容易に証紙82a、82b、82cの交換に対応することができる。
以上説明したように本発明の遊技機によれば、簡単な構成で証紙の表示がなされ、遊技機のパネルの意匠性を損なうことがない。また、前扉を開放して封止部材を取り外すだけで証紙の配置、交換ができるので、作業性が良好で、かつ不正行為が困難な遊技機を提供することができる。
本発明は、スロットマシンに限らず、各種証紙を表示するパチンコ機等その他の遊技機にも応用することができる。
本発明の一実施形態によるスロットマシンの外観構造を表した正面図である。 本発明の一実施形態によるスロットマシンの内部構造を表した平面図である。 本発明の一実施形態によるスロットマシンの制御システムを表したブロック図である。 本発明の一実施形態による受皿ユニットを示す分解斜視図である。 図5の受皿ユニットの縦断面図である。 本発明の一実施形態に利用可能なプレートユニットの例を示す斜視図である。 本発明の一実施形態による受皿ユニットの一部横断面図である。 従来のスロットマシンの一例を示す斜視図である。
符号の説明
1、501…スロットマシン、2、502…筐体、3、503…前扉、
4、504…上部パネル部、5、550…下部パネル部、
6…受皿ユニット、6a…受皿部、7…操作卓、20…主制御基板、
21…ホッパ装置、22…補助貯留部、23…主電源装置、
24…電源装置基板、25…外部集中端子基板、30…サブ制御基板、
32a、32b、38a、38b…スピーカ、33…中央表示基板、
34…メダル選別装置、34a…メダルセンサ、
35、36、37…ガイド部材、41…パネル面、46…照明演出装置、
46a…レンズパネル、47a、47b、62a、62b…演出用放音部、
48…液晶表示ユニット、48a…表示窓、
49a、49b…演出用照明部、51、505…パネル、
61…メダル払出口、63・・・外装部材、64…受皿部材、65…灰皿装置、
66…封止部材、67…収納スロット、67a…透明プレート挿通口、
68…ねじ、71…メダル投入部、71a…メダル投入口、
72、73…ベットボタン、75…スタートレバー、
76a、76b、76c…ストップボタン、77…精算ボタン、
78…鍵穴、80…プレートユニット、81…透明プレート、
82a、82b、82c…証紙、83…把手、100…リールユニット、
101a、101b、101c…リール、
110a、110b、110c…ステッピングモータ、
120a、120b、120c…基準位置センサ、
130…回胴装置基板、200…CPU、201…記憶部、
202…システムプログラム、203…入賞抽選テーブル、
204…内部抽選フラグ、210…メダルクレジット手段、
230…演出装置、510a、510b…証紙表示部、
520a、520b…係止突片、521a、521b…係止孔、
522a、522b…冷陰極蛍光管、523…ヒンジ
630…証紙表示部、630a、630b、630c…証紙表示窓、
631…前面部、633…収納口、634…底面部、
635…固定用リブ、636…肉盗みのリブ、637…係合爪、
641…前面部、642…底面部、643…突片

Claims (3)

  1. 複数の識別情報を可変表示可能な可変表示装置を備え、該可変表示装置を収容する筐体と該筐体の前面開口部を閉塞する前扉を有し、該前扉には、前記可変表示装置の識別情報を視認可能な上部パネルと、遊技機の機種情報が表示された下部パネルと、該下部パネルの下方に設けられ遊技媒体を貯留する受皿部が設けられた受皿ユニットと、を備えた遊技機であって、
    前記受皿ユニットの遊技者に対面する前面部に証紙表示部を設け、該証紙表示部に証紙を表示してなることを特徴とする遊技機。
  2. 前記証紙を透明プレートに保持させ、
    前記受皿ユニットの前記前面部に、証紙表示窓と、前記透明プレートが収納される収納スロットを設け、
    該収納スロットに、前記証紙表示窓から前記透明プレートを介して前記証紙が視認可能に前記透明プレートを収納した後、前記収納スロットの透明プレート挿入口を封止部材で封止してなることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記封止部材は、前記遊技機の内部から着脱可能に前記受皿ユニットに固着されてなることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014083084A (ja) * 2012-10-19 2014-05-12 Kpe Inc 遊技媒体トレイおよび遊技機
JP5652838B1 (ja) * 2013-11-26 2015-01-14 山佐株式会社 証紙シート、受け皿ユニット、及び遊技機
JP2018143543A (ja) * 2017-03-06 2018-09-20 株式会社北電子 遊技機

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