JP4780701B2 - 液晶表示演出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機やスロットマシン等の遊技機において遊技の情報の報知や各種演出を行う液晶表示演出装置に関する。
従来、一般的に、スロットマシンやパチンコ機等の遊技機のフロントパネル(前部)には、例えば特許文献1に示されているように映像表示手段やランプ等の表示手段を多数設けて、遊技の情報の報知や各種演出を行うものがある。前記遊技の情報の報知としては、例えばスロットマシンにおいて液晶表示パネルの映像表示やランプの点灯によりストップボタンの操作手順の指示を行う等の例がある。前記演出としては、例えば液晶表示パネルに遊技に関係する情報や演出をアニメーションの映像で表示させる、入賞の際に演出用照明ランプを点滅させる等の例がある。
特開2004−230024号公報
ところで、上述した従来のスロットマシンでは、遊技の情報の報知や各種演出を行うためフロントパネルに液晶表示パネルや演出用照明ランプ等の表示手段を多数設けた場合、これら表示手段の設置領域が固定になるため、他の表示手段を設けることができなかった。また、液晶表示パネルに演出用照明ランプ等や発光ダイオードを模した表示を行った場合、この表示は平面表示であるため、発光部が立体で構成された演出用照明ランプの表示感を再現できない等の課題があった。
本発明は、こうした従来の問題に鑑みてなされたものであり、液晶表示パネルによる画像表示を行うとともに、液晶表示パネルからの光を用いて発光部が立体で構成された演出用照明ランプの表示感を再現する等を行えるようにした液晶表示演出装置を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、遊技機の前部に設けられる液晶表示演出装置であって、前記前部に取り付けられ、当該前部の前方に向けて照明光を照射する照明手段と、パネル状に形成され、そのパネル面にマトリクス状に配置された複数の画素を有し、前記前部の前記照明手段より前面側に取り付けられ、前記照明手段からの光を各画素で透過率を制御して透過させることで前面に画像を表示する液晶表示パネルと、全体が立体形状で形成され、表面または裏面の少なくとも一方に複数の拡散レンズが形成され、裏面側から入射した前記液晶表示パネルからの光を前記複数の拡散レンズにより拡散して前面側に導くことが可能な拡散レンズ形成部材と、前記拡散レンズ形成部材を移動させることで、前記拡散レンズ形成部材が前記液晶表示パネルの前面側を所定の隙間を挟んで覆った状態と前記拡散レンズ形成部材が前記液晶表示パネルの前面側から退避した状態とに切り替える拡散レンズ形成部材移動手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機の液晶表示演出装置であって、前記拡散レンズ形成部材移動手段は、前記拡散レンズ形成部材を保持するとともに、前記前部に対して回転可能に設けられ、回転することで前記拡散レンズ形成部材を移動させる回転保持部材と、この回転保持部材を正逆両方向に回転駆動可能な回転駆動手段とを備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の遊技機の液晶表示演出装置であって、前記拡散レンズ形成部材の表面または裏面の内、前記複数の拡散レンズが形成された面は、前記複数の拡散レンズを除く部分が前記回転保持部材による回転軸を中心とした円筒面上に略一致されて形成され、前記拡散レンズ形成部材の表面または裏面の内、前記複数の拡散レンズが形成されていない面の全面が、前記回転保持部材による回転軸を中心とした円筒面上に略一致されて形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の液晶表示演出装置によれば、拡散レンズ形成部材移動手段が拡散レンズ形成部材を液晶表示パネルの前面側から退避させることで液晶表示パネルによる画像表示を行うとともに、前記拡散レンズ形成部材移動手段が前記拡散レンズ形成部材を前記液晶表示パネルの前面側に移動させて前記拡散レンズ形成部材に形成された複数の拡散レンズにより前記液晶表示パネルからの光を拡散することで発光部が立体で構成された演出用照明ランプの表示感を再現できる。
請求項2に記載の液晶表示演出装置によれば、前記拡散レンズ形成部材を保持する回転保持部材を正逆両方向に回転駆動することで、容易に前記拡散レンズ形成部材が前記液晶表示パネルの前面側を所定の隙間を挟んで覆った状態と前記拡散レンズ形成部材が前記液晶表示パネルの前面側から退避した状態とに切り替えることが可能になる。
請求項3に記載の液晶表示演出装置によれば、前記拡散レンズ形成部材の全体の概略形状を円筒面形状に形成できるので、蛍光灯等の発光部が立体で構成された演出用照明ランプの表示感をより正確に再現できる。
本発明の液晶表示演出装置によれば、液晶表示パネルによる画像表示を行うとともに、液晶表示パネルからの光を用いて発光部が立体で構成された演出用照明ランプの表示感を再現することで、限られたスペースで多彩な演出を可能にする等を行える。
以下、本発明に係る液晶表示演出装置の好適な一実施形態をスロットマシンを例に図面を参照して説明する。なお、図1はスロットマシン1の外観構造を表した斜視図である。図2は前扉3を開放した状態におけるスロットマシン1の内部構造を表した図である。図3はスロットマシン1の制御システムを表したブロック図である。
図1において、スロットマシン1は、略矩形状の箱体である筐体2と、当該筐体2と蝶番機構により開閉可能に取り付けられた前扉3とを備えている。
前扉3の前面側は、フロントパネル(前部)であるところの上部パネル部4と下部パネル部5に略区分けされ、これらは視覚効果を高めてデザインされたいわゆる化粧板として、硬質プラスチックにより一体的に形成されている。更に、下部パネル部5の下方には、入賞時に払い出されるメダル(遊技媒体)を貯留する受皿部6aが一体的に形成された受皿ユニット6が設けられている。
また、上部パネル部4と下部パネル部5との間には、遊技者側に突出し、ゲーム操作を行うためのスイッチ類が配置されている操作卓7が一体的に形成されている。なお、上部パネル部4、操作卓7、下部パネル部5、及び受皿ユニット6は、遊技者側に面し、これらによって「前面パネル部」が構成される。
上部パネル部4の中央には、硬質プラスチック板等で形成されたパネル面41が設けられている。パネル面41のほぼ中央には略長方形の透明な表示窓42が形成され、表示窓42を通して筐体2内に設けられているリールユニット100の3個のリール101a、101b、101cが目視される。
ここで、筐体2内に設置されているリールユニット100は、円筒形状のリール101a、101b、101cがそれぞれ回転軸方向に並べられ、各リール101a、101b、101cの外周面にはその周方向に沿って複数種類の図柄が描かれている。遊技者は、表示窓42を通して3列のリールに描かれたそれぞれ上下方向3個の図柄を目視できるようになっている。
また、パネル面41には、裏面側に設けられている図示しないランプを点灯させることで例えば入賞役への内部当選など遊技状態に関する情報を演出表示する遊技状態表示部43と、複数の発光ダイオードを点灯させてドット画像を演出表示するドットマトリクス表示部44と、スロットマシン1にクレジット(貯留)されているメダル数や、入賞によって獲得したメダル数、又は入賞役への当選回数等の情報を数値表示する数値情報表示部45が、それぞれ表示窓42の周辺に設けられている。
上部パネル部4の上部には開口部46aが形成されている。この開口部46aには本発明の要部となる液晶表示演出装置46が配置されている。開口部46aの下側にはゲームに係る効果音を発生させるスピーカを内蔵する演出用放音部47a、47bが配置されている。
また、演出用放音部47a、47bの間には、透明な硬質プラスチック板等が嵌め込まれて形成された表示窓48aに面して遊技機の演出装置として液晶表示装置48が配置されている。なお、液晶表示装置48は、ゲームの演出に係る映像やゲーム(遊技)に関する情報を主に表示する。
上部パネル部4の側部には、蛍光灯や高輝度発光ダイオードで形成された演出用照明部49a、49bが設けられている。上部パネル部4は、ゲームの進行に応じて上述した液晶表示演出装置46、演出用照明部49a、49b等が点灯又は点滅することで、ゲームにおける視覚的な演出効果を高めるようなっている。
操作卓7の上面右側には、メダルを投入するためのメダル投入口71aを有するメダル投入部71が設けられている。また、当該上面の左側には、押しボタンスイッチである3個のベットボタン72、73、74が設けられている。
ベットボタン72、73、74はスロットマシンの1ゲームに賭けるメダルの枚数を提示するためのボタンスイッチである。ゲームを開始する際には、ベットボタン72が押圧操作されることで、貯留されているメダルから1枚のメダルがゲームに対して賭けられる。同様に、ベットボタン73が押圧操作されることで2枚のメダルが賭けられ、ベットボタン74が押圧操作されることで3枚の当該ゲームにメダルが賭けられる。なお、ベットボタン74は、最大枚数のメダルを賭けることから、特に「マックスベットボタン」と呼ばれている。
操作卓7の前面左側には、リール101a、101b、101cの回転開始を指示するためのスタートレバー75が設けられている。スタートレバー75は、先端に球形の操作ノブを有する揺動可能な操作を備え、操作が傾倒操作されるとオン、操作から手が離されるとスプリングの付勢力によって自動的に元の位置に戻ってオフ状態となるスイッチユニットで形成されている。
また、操作卓7の中央には、各リール101a、101b、101cの回転停止をそれぞれ指示するためのストップボタン76a、76b、76cが各リールの配列に対応して並設されている。
さらに、操作卓7の前面の左隅には、ゲームに賭けられたメダルをキャンセルして払い出させることを指示するとともに、後述するメダルクレジット手段203(図3参照)が内部貯留したメダルを精算して払い出させることを指示するための精算ボタン77が設けられている。
操作卓7の前面右側には、前扉3を開錠するための鍵が挿入される鍵穴78が設けられている。スロットマシン1の管理者等が鍵穴78に所定の鍵を挿入して開錠操作すると、蝶番機構によって筐体2に取り付けられている前扉3を前方へ開くことができ、また前扉3を筐体2側に閉じると、自動的にこれらを施錠するようになっている。
下部パネル部5には、スロットマシン1のモデルタイプを遊技者へ認識させる等のため、登場キャラクターの絵などを表示するパネル51が設けられている。下部パネル部5の下側に配置された受皿ユニット6には、入賞時にメダルを排出するメダル払出口61と、払い出されたメダルを貯留する受皿部6aと、演出効果音を発生させるスピーカを内蔵する演出用放音部62がそれぞれ配置されている。
次に、図2を参照して、筐体2の内部構造と前扉3の裏面構造とを説明する。同図において、筐体2内の上部には、スロットマシン1の全体動作を集中制御するCPU(マイコン)を備え硬質プラスチックのケースに収納された主制御基板20が取り付けられている。
筐体2内の中央には、リール101a、101b、101cを備えるリールユニット100が設けられている。リールユニット100は、前扉3が筐体2側に閉じられると前扉3の表示窓42にリール101a、101b、101cが対向するように、所定フレームに位置決めされて取り付けられている。なお、各リール101a、101b、101cは、それぞれに内蔵されたステッピングモータによって回転駆動される。
また、リールユニット100の上部には、各リールを回転駆動する上記ステッピングモータへ4相の駆動パルス信号を送出する回胴装置基板が取り付けられており、主制御基板20が回胴装置基板に回胴駆動(励磁)パルスデータを送出することで、各リールの回転と制動及び停止の制御を行っている。
リールユニット100の下方には、ホッパ装置21と、ホッパ装置21から溢れたメダルを収容するための補助貯留部22と、主電源装置23が設けられている。主電源装置23の側面には、いわゆる配電盤に相当する電源装置基板24が設けられている。更に、筐体2の上部右側の内壁に、遊技場に設置されている「ホールコンピュータ」と呼ばれる管理用コンピュータと接続可能な外部集中端子基板25が取り付けられている。
次に、前扉3の裏面側上部31には、本実施形態の要部となる液晶表示演出装置46が取り付けられていると共に、上述の演出用放音部47a、47bに対向してスピーカ32a、32bが取り付けられている。また、スピーカ32a、32bの間には、液晶表示装置48が取り付けられている。更に、液晶表示装置48の裏面側には、電気回路基板で形成されたサブ制御基板30が取り付けられている。
なお、スロットマシン1全体の動作は、筐体2側に設けられている主制御基板20によって統括制御されており、サブ制御基板30は、液晶表示演出装置46、液晶表示装置48による演出映像の表示制御、及び演出用放音部47a、47b、62を使った演出効果音制御など、ゲームの演出に係る制御を主に行っている。
サブ制御基板30の下方には、リール101a、101b、101cを目視させるための透明な表示窓42が形成されたパネル板が配置され、表示窓42の下方には、前面側のスタートレバー75及びストップボタン76a、76b、76c等の操作スイッチ類の出力信号を主制御基板20へ転送する中継基板として機能する中央表示基板33が設けられている。
中央表示基板33の下方には、メダル選別装置34が取り付けられている。メダル選別装置34は、メダル投入部71に投入されたメダルの適否を判別し振り分ける装置である。また、メダル選別装置34はメダルセンサを内蔵しており、ゲームの待機状態等において正規のメダルが投入され、メダルセンサがこのメダルを検出することによって、メダル投入の受け付けを示す信号を主制御基板20へ送出する。
メダル選別装置34の装置本体の下方には、メダル選別装置34によって振り分けられた正規のメダルを筐体2内に設けられているホッパ装置21へ案内するガイド部材35と、メダル選別装置34により排除されたメダル(又は異物)をメダル出口61へ案内するガイド部材36が設けられている。また、前扉3の裏面側下部には、ホッパ装置21から排出されたメダルをメダル出口61へ案内するガイド部材37が設けられている。更に、メダル出口61に隣接して、上述した演出用放音部62に対向するスピーカ38が取り付けられている。
次に、図3のブロック図を参照して、スロットマシン1に設けられている制御システムについて説明する。
図3において、主制御基板20は、CPU200と、記憶部201とを備えている。
記憶部201は、ROM、RAM等の半導体メモリによって構成され、スロットマシンゲーム用のシステムプログラム202が予め記憶されている。主制御基板20は、記憶部201に記憶されたシステムプログラム202に従ってCPU200が演算処理を実行することで、スロットマシン1全体の動作を統括制御している。
また、記憶部201にはメダルクレジット手段203が設けられている。メダルクレジット手段203はスロットマシン1が内部貯留するメダルの数であるクレジットをメモリに記憶する。
主制御基板20には、ベットボタン72、73、74、スタートレバー75、ストップボタン76a、76b、76c、精算ボタン77等の操作スイッチ類、メダル選別装置34のメダルセンサ34a、ホッパ装置21等のメダル払出装置、及びサブ制御基板30等が配線ケーブルで接続されている。
主制御基板20は、前記操作スイッチ類やメダル選別装置34のメダルセンサ34aからの出力信号によりゲームに係る操作を検出する。
主制御基板20は、動作モードがメダルベット待機状態となっている場合において、メダルセンサ34aがメダルを検出した場合、検出したメダルをゲームの賭数に加算する。
また、主制御基板20は、動作モードがメダルクレジット入力待機状態となっている場合において、メダルセンサ34aがメダルを検出した場合、検出したメダルをメダルクレジット手段203のクレジットに加算する。ここで、メダルベット待機状態とは、1つのゲームが終了した後、当該ゲームにメダルが賭けられるのを待機している状態のことを示している。メダルクレジット入力待機状態とは、当該ゲームにメダルが賭けられた後、メダルクレジット手段203の前記クレジット数が最大値(50)になるまでの状態のことを示している。
主制御基板20は、各リール101a、101b、101cに設けられる基準位置センサ120a、120b、120cの検出信号を入力し、各リールの基準となる回転位置を把握しながら、回胴装置基板130に所定の回胴駆動パルスデータを送出する。回胴装置基板130は、主制御基板20からの回胴駆動パルスデータに従って各ステッピングモータ110a、110b、110cを回転駆動することで、各リール101a、101b、101cの回転及び停止の動作制御を行っている。
主制御基板20は、入賞が確定した場合等において、ホッパ装置21を制御することで、所定数のメダルを受皿部6aに払い出す。
また、主制御基板20は、精算ボタン77が操作された場合、ゲームに賭けられたメダルをキャンセルしてホッパ装置21に払い出させるとともに、メダルクレジット手段203(図3参照)が内部貯留したメダルを精算してホッパ装置21に精算前のクレジット数のメダルを払い出させる。
サブ制御基板30は、主制御基板20からの制御信号に基づいて液晶表示演出装置46、液晶表示装置48、演出用放音部47a、47b、62、演出用照明部49a、49b等の演出装置230を制御駆動することで、遊技者の視覚や聴覚に訴える演出をゲームの進行に応じて行っている。
一方、主制御基板20の記憶部201には、入賞抽選テーブル204及び内部抽選フラグ205が記憶されている。例えばCPU200は、スタートレバー75の操作を検出した時点で図示しない乱数発生装置から乱数値を取得し、入賞抽選テーブル204を参照することで、得られた乱数値に割り当てられた入賞役またはハズレを抽選する。そして、CPU200は、乱数値に対応する入賞役が存在すると、それを当該ゲームの入賞役として抽選結果を当選にし、当該入賞役を記憶部201の内部抽選フラグ205に記憶する。ここでは、かかる入賞役の抽選方法を「内部抽選」と呼んでいる。
次に、スロットマシン1におけるゲーム動作の概要を説明する。
スロットマシン1は、先のゲームにおいて入賞しメダルの配当が完了した時、又は先のゲームにおいてハズレが確定すると待機状態となる。この待機状態においては、当該状態を遊技者に示唆するとともにゲーム操作を促す待機モードの演出が液晶表示装置48等によって行われる。次に、遊技者がメダル投入部71にメダルを投入し、もしくは、何れかのベットボタン72、73、74を押圧操作することで、スロットマシン1は、内部に貯留したメダル(クレジット)から当該ゲームに所定枚数のメダルが賭けられゲームを準備する。
ゲーム準備の状態でスタートレバー75が傾倒操作されゲームが開始されると、主制御基板20は、3個のリール101a、101b、101cを一斉に回転させ始めるとともに、上述した内部抽選を実行する。内部抽選の結果は、内部抽選フラグ205に記憶される。
次に、遊技者により何れかのストップボタン76a、76b、76cが押圧操作されることで、リール101a、101b、101cが停止し、主制御基板20は、停止した各リールが表示する図柄と上述の内部抽選フラグ205に対応する入賞役に係る図柄の組合せとが一致しているかどうか判定する。
これら図柄の組合せが一致し役への入賞が確定すると、スロットマシン1は、主制御基板20によりメダルクレジット手段203の制御を行い、内部貯留しているメダルのクレジット数が所定の数になるまで、当該役の種類に応じて予め決められた配当数のメダルをクレジット数に加算する。さらに、スロットマシン1は、前記配当数と前記クレジット数の加算結果が前記所定の数を超過すると、この超過した数のメダルを受皿部6aへ払い出す。
次に、図4乃至図11を参照して本実施形態の要部となる液晶表示演出装置46について詳細に説明する。
図4は液晶表示演出装置46及びその周辺部の分解斜視図、図5は液晶表示演出装置46の組み立てた状態の斜視図、図6は液晶表示パネル302の前面に拡散レンズ形成部材341を配置した状態における液晶表示演出装置46及びその周辺部の断面図、図7は液晶表示パネル302の前面から拡散レンズ形成部材341を完全に退避させた状態における液晶表示演出装置46及びその周辺部の断面図、図8は液晶表示パネル302の前面に拡散レンズ形成部材341を配置した状態における液晶表示演出装置46及びその周辺部の正面図、図9は液晶表示パネル302の前面から拡散レンズ形成部材341を20%程度退避させた状態における液晶表示演出装置46及びその周辺部の正面図、図10は液晶表示パネル302の前面から拡散レンズ形成部材341を80%程度退避させた状態における液晶表示演出装置46及びその周辺部の正面図、図11は液晶表示パネル302の前面から拡散レンズ形成部材341を完全に退避させた状態における液晶表示演出装置46及びその周辺部の正面図である。
図4において、液晶表示演出装置46は、スロットマシン1の上部パネル部4に形成された開口部46aに前面を向けて上部パネル部4の裏面側から図示しないネジにより取り付けられるようになっている。
液晶表示演出装置46は、照明手段としてのバックライト301と、液晶表示パネル302と、この液晶表示パネル302を固定する枠部材303と、開閉カバーアセンブリ304と、組み立て金具305とを備えて構成されている。
組み立て金具305には、前方に突出した部品取り付け部351、352と左右両側の部品取り付け部353、354とが設けられている。また、組み立て金具305の上辺にはネジ止め部355、356が設けられている。
組み立て金具305は、前方の部品取り付け部351、352にそれぞれバックライト301、枠部材303がネジ止め固定され、左右の部品取り付け部353、354に開閉カバーアセンブリ304がネジ止め固定されることで、図5に示すように、液晶表示演出装置46を組み立てた状態にする。
組み立て金具305は、図5に示す液晶表示演出装置46が組み立てられた状態で、そのネジ止め部355、356が図4に示す上部パネル部4の裏面側に図示しないネジによりネジ止め固定されることで、上部パネル部4に取り付け固定されるようになっている。
図4において、バックライト301にはサイドエッジ型を適用している。サイドエッジ型のバックライト301は、導光板311と、枠部材312と、冷陰極蛍光管313a、313bとを備えている。
図6において、導光板311は、アクリル系樹脂等の透明材料で成形されて、枠部材312の内側にネジ止めによって取り付け固定されている。導光板311の前側(筐体301側)には、光拡散シートやプリズムシートからなる光学補償シート314が積層されている。
冷陰極蛍光管313a、313bは、枠部材312により導光板311の上下の縁部にそれぞれ近接させて設置されている。
導光板311の背面には、冷陰極蛍光管313a、313bからの照明光R1を液晶表示パネル302側に反射させる光反射処理として白色のドット印刷315がマトリクス状に施されている。
図4において、枠部材312からはサブ制御基板30と接続するハーネス316が延出している。バックライト301は、ハーネス316からサブ制御基板30を介して供給される電力により冷陰極蛍光管313a、313bを発光させる。
液晶表示パネル302は、開口部46a側から順に矩形板状の保護パネル321、液晶パネル322、偏光板323を備えている。
液晶パネル322の上辺右側からは、サブ制御基板30と接続するハーネス324が延出している。保護パネル321、液晶パネル322及び偏光板323は、外周が同一寸法に形成され、重ね合わせた状態で、枠体303の内側にネジ止めによって取り付けられる構造になっている。
枠体303の上側壁部331の右寄り後側には、液晶表示パネル302のハーネス324が挿入される切り欠き332が形成されている。
液晶表示パネル302は、パネル状に形成され、そのパネル面にマトリクス状に配置された複数の画素を有し、バックライト301より前面側に取り付けられ、サブ制御基板30の制御により、バックライト301からの光を各画素で透過率を制御して透過させることで前面に画像を表示する。
開閉カバーアセンブリ304は、拡散レンズ形成部材341と、回転保持部材342、343と、軸受け部344、345と、回転駆動手段346とを備える。
拡散レンズ形成部材341は、裏面に複数の凹面の拡散レンズ347が形成され、裏面側から入射した前記液晶表示パネル302からの光を前記複数の拡散レンズ347により拡散して前面側に導くことが可能になっている。
前記拡散レンズ形成部材341の表面及び裏面の前記複数の拡散レンズ347を除く部分は、前記回転保持部材342、343による回転軸S1を中心とした円筒面上に略一致させて形成されている。
左右の回転保持部材342、343は、前記拡散レンズ形成部材341を左右から保持するとともに、それぞれ軸受け部344、345を介して組み立て金具305に対して回転可能に設けられることで結果的に上部パネル部4に対して回転可能に設けられている。左右の回転保持部材342、343は、回転することで前記拡散レンズ形成部材341を移動させ、前記拡散レンズ形成部材341が前記液晶表示パネル302の前面側を所定の隙間を挟んで覆った状態と前記拡散レンズ形成部材341が前記液晶表示パネル302の前面側から退避した状態との切り替え選択を行う。
以下、開閉カバーアセンブリ304の各構成要素についてさらに詳細に説明する。
左側の回転保持部材342は、扇状に形成され、扇の円周部が拡散レンズ形成部材341の左縁に固定されている。軸受け部344は、左側の回転保持部材342を回転可能な状態に保持するとともに、組み立て金具305の前面左端寄りの部品取り付け部353に図示しないネジによりネジ止め固定されようになっている。
右側の回転保持部材343は、扇状に形成され、扇の円周部が拡散レンズ形成部材341の右縁に固定されている。軸受け部345は、右側の回転保持部材343を回転可能な状態に保持するとともに、組み立て金具305の前面右端寄りの部品取り付け部354に図示しないネジによりネジ止め固定されようになっている。
また、軸受け部345は、この右側の回転保持部材343を正逆両方向に回転駆動可能な回転駆動手段346としてギアを介して回転保持部材343を回転駆動するモータを内蔵している。
さらに、軸受け部345は、サブ制御基板30と接続するハーネス348が延出している。回転駆動手段346のモータは、ハーネス348を介したサブ制御基板30の制御により回転駆動するようになっている。
一方、組み立て金具305には、前記左右の回転保持部材342、3431が後方に移動した際にそれぞれ挿入されるスリット357、358が形成されている。
このような構造により、バックライト301は、前記上部パネル部4に取り付けられ、当該上部パネル部4の前方に向けて照明光を照射する照明手段となっている。
液晶表示パネル302は、パネル状に形成され、そのパネル面にマトリクス状に配置された複数の画素を有し、上部パネル部4のバックライト301より前面側に取り付けられ、バックライト301からの光を各画素で透過率を制御して透過させることで前面に画像を表示する。
拡散レンズ形成部材341は、全体が立体形状で形成され、裏面に複数の拡散レンズ347が形成され、裏面側から入射した前記液晶表示パネル302からの光を前記複数の拡散レンズ347により拡散して前面側に導くことが可能になっている。
回転保持部材342、343と、軸受け部344、345と、回転駆動手段346は、前記拡散レンズ形成部材341を移動させることで、前記拡散レンズ形成部材341が前記液晶表示パネル302の前面側を所定の隙間を挟んで覆った状態と前記拡散レンズ形成部材341が前記液晶表示パネル302の前面側から退避した状態とに切り替える拡散レンズ形成部材移動手段となっている。
以下、本実施形態の動作を説明する。
図6において、サブ制御基板30(図3参照)は、スロットマシン1(図1参照)に電源が投入された状態において、バックライト301の冷陰極蛍光管313a、313bを発光させる。
これにより、冷陰極蛍光管313a、313bからの照明光R1は、導光板311を介して白色のドット印刷315により前方に反射され光学補償シート314により拡散及び光量の出力面上での均一化が成され液晶表示パネル302に入射する。
ここでゲームの待機状態やゲームの通常の進行状態において、液晶表示パネル302は、サブ制御基板30(図3参照)の制御に基づき、バックライト301からの拡散光を各画素で透過率を制御して透過させることで、その前面に照明ランプを表現するための画像等を表示する。この時、前記拡散レンズ形成部材341は、液晶表示パネル302の前面側を所定の隙間を挟んで覆った状態となっている。尚、前記照明ランプを表現するための画像の例としては、全面が同じ色で均一の明るさの画像等がある。
液晶表示パネル302の前面からの光R2は、円筒面状に形成された拡散レンズ形成部材341の拡散レンズ347により拡散され、光R3としてスロットマシン1(図1参照)の外側に向けて出射する。
これにより、遊技者は、前記拡散レンズ形成部材341の裏側で拡散された光R3を視認することになり、拡散レンズ形成部材341は、演出用照明ランプの表示感を再現することになる。
次に、ゲームの進行状態において、大当りが確定する等、特定の状態に移行した場合、サブ制御基板30(図3参照)は、回転駆動手段346を制御し、拡散レンズ形成部材341を右側から見て反時計回りの方向に回転させることで、図9→図10→図11に示す順で拡散レンズ形成部材341を液晶表示パネル302の前面側から退避させる。そして、サブ制御基板30(図3参照)は、拡散レンズ形成部材341が液晶表示パネル302の前面側から退避したタイミングで、液晶表示パネル302を特定の状態に移行したことを示す画像を表示するように制御する。液晶表示パネル302は、サブ制御基板30(図3参照)の制御に基づき、図7に示すように、バックライト301からの拡散光を各画素で透過率を制御して透過させ、この透過光R2を遊技者に直接視認させることで、図11に示すように特定の状態に移行したことを示す画像を表示する。ここで本実施の形態の場合、特定の状態に移行したことを示す画像304としてビッグボーナスに当選したことを示す文字の画像を採用している。これにより、遊技者は、スロットマシン1(図1参照)の外側から開口部46a内の前記液晶表示パネル302を直接視認して、特定の状態に移行したことを高いインパクトを感じながら確認することになる。
本実施形態の液晶表示演出装置46によれば、図7に示すように前記拡散レンズ形成部材移動手段が拡散レンズ形成部材341を液晶表示パネル302の前面側から退避させることで液晶表示パネル302による画像表示を行うとともに、図6に示すように拡散レンズ形成部材移動手段が拡散レンズ形成部材341を液晶表示パネル302の前面側に移動させて拡散レンズ形成部材341に形成された複数の拡散レンズ347により液晶表示パネル302からの光R2を拡散することで発光部が立体で構成された演出用照明ランプの表示感を再現でき、限られたスペースで多彩な演出を可能にする等を行える。
また、液晶表示演出装置46によれば、拡散レンズ形成部材341を保持する回転保持部材342、343を正逆両方向に回転駆動することで、容易に拡散レンズ形成部材341が液晶表示パネル302の前面側を所定の隙間を挟んで覆った状態と拡散レンズ形成部材341が液晶表示パネル302の前面側から退避した状態とに切り替えることが可能になる。
さらに、液晶表示演出装置46によれば、拡散レンズ形成部材341の表面及び裏面の複数の拡散レンズ347を除く部分を、回転保持部材342、343による回転軸S1を中心とした大小の円筒面上に略一致させて形成したことで、蛍光灯等の発光部が立体で構成された演出用照明ランプの表示感をより正確に再現できる。
さらに、液晶表示演出装置46によれば、拡散レンズ形成部材341を液晶表示パネル302の前面側に移動させて演出用照明ランプの表示感を再現する場合において、光源として液晶表示パネル302を用いるので、従来のランプやLEDを光源に用いた場合に比べて、表示の精細度や色、明るさ等の自由度が高く、さらに多彩な演出が可能になる。
さらに、液晶表示演出装置46によれば、拡散レンズ形成部材341が液晶表示パネル302の前面側を覆った状態で、文字等の特定の状態に移行したことを示す画像を表示すると、この画像はぼやけた状態で遊技者に対して表示されることになる。この状態からある程度の時間をかけて拡散レンズ形成部材341を液晶表示パネル302の前面側から移動させることで、特定の状態に移行したことに対する期待感を徐徐に高めながら告知することができ、ゲーム性を高めることができる。
尚、本実施形態では、拡散レンズ形成部材341に形成する拡散レンズとして凹面の拡散レンズ347を用いたが、拡散レンズには凸面のものを用いてもよい。本実施形態では、拡散レンズ形成部材341の裏面のみに複数の拡散レンズ347を形成したが、複数の拡散レンズ347は拡散レンズ形成部材341の表面に形成したり、表面と裏面の両面に形成したりすることも可能である。
また、本実施形態では、液晶表示パネル302の前面からの光を拡散する部材として拡散レンズ347を形成した拡散レンズ形成部材341を用いたが、液晶表示パネル302の前面からの光を拡散する部材としては、全体が立体形状で形成され、表面や裏面を金剛砂で磨ったり科学薬品で腐食させたりすることでつや消し面を形成した磨りガラス等を用いることも可能である。
本発明は、スロットマシンに限らず、画像を表示するパチンコ機等その他の遊技機にも応用することができる。
発明の一実施形態によるスロットマシンの外観構造を表した斜視図である。 発明の一実施形態によるスロットマシンの内部構造を表した図である。 発明の一実施形態によるスロットマシンの制御システムを表したブロック図である。 発明の一実施形態による液晶表示演出装置及びその周辺部の分解斜視図である。 発明の一実施形態による液晶表示演出装置の組み立てた状態の斜視図である。 発明の一実施形態による液晶表示パネルの前面に拡散レンズ形成部材を配置した状態における液晶表示演出装置及びその周辺部の断面図である。 発明の一実施形態による液晶表示パネルの前面から拡散レンズ形成部材を完全に退避させた状態における液晶表示演出装置及びその周辺部の断面図である。 発明の一実施形態による液晶表示パネルの前面に拡散レンズ形成部材を配置した状態における液晶表示演出装置及びその周辺部の正面図である。 発明の一実施形態による液晶表示パネルの前面から拡散レンズ形成部材を20%程度退避させた状態における液晶表示演出装置及びその周辺部の正面図である。 発明の一実施形態による液晶表示パネルの前面から拡散レンズ形成部材を80%程度退避させた状態における液晶表示演出装置及びその周辺部の正面図である。 発明の一実施形態による液晶表示パネルの前面から拡散レンズ形成部材を完全に退避させた状態における液晶表示演出装置及びその周辺部の正面図である。
符号の説明
1…スロットマシン、2…筐体、3…前扉、4…上部パネル部、
5…下部パネル部、6…受皿ユニット、6a…受皿部、7…操作卓、
20…主制御基板、21…ホッパ装置、22…補助貯留部、
23…主電源装置、24…電源装置基板、25…外部集中端子基板、
30…サブ制御基板、32a、32b…スピーカ、33…中央表示基板、
34…メダル選別装置、34a…メダルセンサ、
35、36、37…ガイド部材、38…スピーカ、
41…パネル面、42…表示窓、43…遊技状態表示部、
44…ドットマトリクス表示部、45…数値情報表示部、
46…液晶表示演出装置、46a…開口部、
47a、47b…演出用放音部、
48…液晶表示装置、48a…表示窓、
49a、49b…演出用照明部、
51…パネル、61…メダル払出口、62…演出用放音部、
71…メダル投入部、71a…メダル投入口、
72、73、74…ベットボタン、
75…スタートレバー、76a、76b、76c…ストップボタン、
77…精算ボタン、78…鍵穴、
100…リールユニット、
101a、101b、101c…リール、
110a、110b、110c…ステッピングモータ
120a、120b、120c…基準位置センサ、
130…回胴装置基板、200…CPU、201…記憶部、
202…システムプログラム、203…メダルクレジット手段、
204…入賞抽選テーブル、205…内部抽選フラグ、
230…演出装置、301…バックライト、
302…液晶表示パネル、303…枠部材、
304…開閉カバーアセンブリ、305…組み立て金具、
311…導光板、312…枠部材、
313a、313b…冷陰極蛍光管、314…光学補償シート、
315…ドット印刷、316…ハーネス、321…保護パネル、
322…液晶パネル、323…偏光板、324…ハーネス、
331…上側壁部、332…切り欠き、341…拡散レンズ形成部材、
342、343…回転保持部材、344、345…軸受け部、
346…回転駆動手段、347…拡散レンズ、
351、352…部品取り付け部、353、354…部品取り付け部、
355、356…ネジ止め部、357、358…スリット

Claims (3)

  1. 遊技機の前部に設けられる液晶表示演出装置であって、
    前記前部に取り付けられ、当該前部の前方に向けて照明光を照射する照明手段と、
    パネル状に形成され、そのパネル面にマトリクス状に配置された複数の画素を有し、前記前部の前記照明手段より前面側に取り付けられ、前記照明手段からの光を各画素で透過率を制御して透過させることで前面に画像を表示する液晶表示パネルと、
    全体が立体形状で形成され、表面または裏面の少なくとも一方に複数の拡散レンズが形成され、裏面側から入射した前記液晶表示パネルからの光を前記複数の拡散レンズにより拡散して前面側に導くことが可能な拡散レンズ形成部材と、
    前記拡散レンズ形成部材を移動させることで、前記拡散レンズ形成部材が前記液晶表示パネルの前面側を所定の隙間を挟んで覆った状態と前記拡散レンズ形成部材が前記液晶表示パネルの前面側から退避した状態とに切り替える拡散レンズ形成部材移動手段と
    を備えることを特徴とする液晶表示演出装置。
  2. 前記拡散レンズ形成部材移動手段は、
    前記拡散レンズ形成部材を保持するとともに、前記前部に対して回転可能に設けられ、回転することで前記拡散レンズ形成部材を移動させる回転保持部材と、
    この回転保持部材を正逆両方向に回転駆動可能な回転駆動手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示演出装置。
  3. 前記拡散レンズ形成部材の表面または裏面の内、前記複数の拡散レンズが形成された面は、前記複数の拡散レンズを除く部分が前記回転保持部材による回転軸を中心とした円筒面上に略一致されて形成され、
    前記拡散レンズ形成部材の表面または裏面の内、前記複数の拡散レンズが形成されていない面の全面が、前記回転保持部材による回転軸を中心とした円筒面上に略一致されて形成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の液晶表示演出装置。
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