JP4947782B2 - 演出表示装置及び遊技機 - Google Patents

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本発明は、複数種類の図柄を切り換えて表示する演出表示装置及びこの演出表示装置を用いた遊技機に関する。
従来、回胴式遊技機としてスロットマシンが知られている。一般的なスロットマシンは、前扉に形成された透明な表示窓を通して筐体内の3列のリールが目視される。各リールの周面には複数種類の図柄が配列されて描かれており、リールを回転させることで遊技の入賞又はハズレに係る図柄が変動表示される。また、スロットマシンには、リールを一斉に回転させるスタートレバーと、回転する各リールを個別に停止させるためのストップボタンが設けられ、スタートレバーが傾倒操作されて回転を開始したリールは、ストップボタンの押圧操作を契機にそれぞれ制動されて停止する。そして、各リールが表示する図柄の組合せが有効ライン上に揃うと入賞が確定し、入賞図柄の組合せに応じた数の遊技媒体(メダル)を配当するように構成されている。
また、従来のスロットマシンとしては、演出の趣向性を向上させる目的から、メインのリールの他に演出用リールとしてサブリールを備えるものも実用化されていた(例えば特許文献1参照)。
特開2006−272021号公報
しかしながら従来のスロットマシンのサブリールは、リールの周面に形状が異なる種類を含む図柄が複数印刷して表示しているだけであり、図柄を表示する面積が小さく、図柄の切り換え動作が単調であるので、十分な演出効果が得られていなかった。
本発明は、こうした従来の問題に鑑みてなされたものであり、リールとしての動作の軽快感を低下させることなく、図柄を表示する面積を拡大するとともに、図柄の切り換え動作を多彩にすることができるようにした演出表示装置及び遊技機を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、演出表示装置であって、複数種類の図柄をリール図柄としてそれぞれの外周面に個別に表示する複数の小径リールと、円輪状に形成され回転軸を中心とする円周上に前記複数の小径リールを並べて回転自在に支持する大径リールと、前記大径リールの回転軸を中心にして当該大径リールを回転させる大径リール回転駆動手段と、前記大径リール回転駆動手段が取り付け固定されるフレームと、動力源が前記大径リールの回転から独立して前記フレームに取り付け固定され、前記動力源から前記複数の小径リールに回転力を伝達して前記大径リールに対して前記複数の小径リールを回転させる小径リール回転駆動手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の演出表示装置であって、前記複数の小径リールは、前記外周面に対して固定した回転軸を有し、前記大径リールは、前記複数の小径リールの前記回転軸を回転自在に支持する軸受けを有し、前記小径リール回転駆動手段は、その本体が前記フレームに固定され当該本体に対して回転軸を回転駆動する前記動力源としてのモータと、当該モータの前記回転軸に取り付け固定された太陽ギアと、前記複数の小径リールの前記回転軸にそれぞれ取り付け固定され、前記太陽ギアと咬合する複数の遊星ギアを備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の演出表示装置であって、前記大径リール回転駆動手段及び前記小径リール回転駆動手段を制御することで、前記大径リール及び前記太陽ギアを同期して回転させるとともに、前記大径リール及び前記太陽ギアを独立して回転させる制御回路を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載の演出表示装置であって、環状に形成され前記大径リールの複数の小径リールよりも外周側に配置した状態で前記大径リールに固着されるとともに、複数の小径リールをそれぞれ外周側に露出される複数の窓部を有する環状部材を更に備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の演出表示装置であって、環状部材は、隣り合う前記窓部の間の外周面に、リール図柄を表示していることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、遊技機であって、請求項1〜5の何れか1項に記載の演出表示装置と、抽選に基づいて遊技媒体を払い出す遊技媒体払出手段とを備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、複数の小径リールは、大径リール回転駆動手段により回転される大径リールに回転自在に支持された状態で、複数種類の図柄をリール図柄としてそれぞれの外周面に個別に表示し、小径リール回転駆動手段は、前記大径リールの回転から独立した位置に動力源を配置し前記複数の小径リールに回転力を伝達して前記大径リールに対して前記複数の小径リールを回転させるので、リールとしての動作の軽快感を低下させることなく、図柄を表示する面積を拡大するとともに、図柄の切り換え動作を多彩にすることができる。
請求項2に記載の発明によれば、大径リール回転駆動手段を例えば電動モータにより容易に実現できるとともに、小径リール回転駆動手段を例えば電動モータと太陽ギアと複数の遊星ギアとにより容易に実現できる。
請求項3に記載の発明によれば、制御回路が前記大径リール及び前記太陽ギアを同期して回転させることで、前記大径リールに対する前記複数の小径リールの回転を停止させた状態で前記大径リールを回転させることができ、制御回路が前記太陽ギアを回転させ前記大径リールの停止させることで、前記大径リールを回転を停止させた状態で前記大径リールに対して前記複数の小径リールを回転させることができ、制御回路が前記大径リールを回転させ前記太陽ギアを停止させることで、前記大径リールを回転させると同時に前記大径リールに対して前記複数の小径リールの回転させることができるので、制御回路による簡単な制御で図柄の切り換え動作を多彩にすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、前記大径リールの複数の小径リールよりも外周側に環状部材を配置し、環状部材の複数の窓部から複数の小径リールを露出させるようにしたので、複数の小径リールのリール図柄を強調できる。
請求項5に記載の発明によれば、環状部材は、隣り合う前記窓部の間の外周面に、リール図柄を表示したので、図柄を表示する面積をさらに拡大できる。
請求項6に記載の発明によれば、抽選に基づいて遊技媒体を払い出すに遊技機に用いられる演出表示装置おいて、リールとしての動作の軽快感を低下させることなく、図柄を表示する面積を拡大するとともに、図柄の切り換え動作を多彩にすることができる。
本発明の演出表示装置及び遊技機によれば、リールとしての動作の軽快感を低下させることなく、図柄を表示する面積を拡大するとともに、図柄の切り換え動作を多彩にすることができる。
以下、本発明に係る演出表示装置及び遊技機の好適な一実施形態をスロットマシンを例に図面を参照して説明する。なお、図1はスロットマシン1の外観構造を表した斜視図である。図2はスロットマシン1の外観構造を表した正面図である。図3は前扉3を開放した状態におけるスロットマシン1の内部構造を表した図である。図4はスロットマシン1の制御システムを表したブロック図である。
図1において、スロットマシン1は、前方に開口を有する略矩形状の箱体である外装筐体2と、当該外装筐体2に対して蝶番機構により回動可能に取り付けられることで前記開口を開閉可能な状態で閉塞させる前扉3とを備えている。
図1及び図2において、前扉3の前面側は、上部パネル部4と下部パネル部5に略区分けされ、これらは視覚効果を高めてデザインされたいわゆる化粧板として、硬質プラスチックにより一体的に形成されている。更に、下部パネル部5の下方には、入賞時に払い出されるメダル(遊技媒体)を貯留するメダル受皿6aが一体的に形成されたメダル受皿部6が設けられている。
また、上部パネル部4と下部パネル部5との間には、遊技者側に突出し、ゲーム操作を行うためのスイッチ類が配置されている操作卓7が一体的に形成されている。なお、上部パネル部4、操作卓7、下部パネル部5、及びメダル受皿部6は、遊技者側に面し、これらによって「前面パネル部」が構成される。
上部パネル部4の中央には、硬質プラスチック板等で形成されたパネル面41が設けられている。パネル面41のほぼ中央には略長方形の透明な表示窓42が形成されている。スロットマシン1は、このような表示窓42を通して外装筐体2内に設けられているメインリールユニット100の3個のリール101a、101b、101cが目視されるようになっている。パネル面41の表示窓42の右隣には、略四角形の透明な表示窓43が形成されている。
スロットマシン1は、このような表示窓43を通して外装筐体2内に設けられているサブリールユニット300の大径リール301及び複数の小径リール401、402…406(図5参照)が目視可能になっている。
ここで、外装筐体2内に設置されているメインリールユニット100は、円筒形状のリール101a、101b、101cがそれぞれ回転軸方向に並べられ、各リール101a、101b、101cの外周面にはその周方向に沿って複数種類の図柄が描かれている。遊技者は、表示窓42を通して3列のリールに描かれたそれぞれ上下方向3個の図柄を目視できる。
上部パネル部4の上部には、高輝度発光ダイオード等のランプ類を内蔵する演出用照明部46と、ゲームに係る効果音を発生させるスピーカを内蔵する演出用放音部48a、48bが配置されている。
スロットマシン1は、ゲームの進行に応じて上述した演出用照明部46等が点灯又は点滅することで、ゲームにおける視覚的な演出効果を高めるように形成されている。
また、演出用放音部48a、48bの間には、透明な硬質プラスチック板等が嵌め込まれて形成された表示窓49aに面して遊技機の演出装置として液晶表示装置49が配置されている。なお、液晶表示装置49は、ゲームの演出に係る映像やゲーム(遊技)に関する情報を主に表示する。
操作卓7の上面右側にはメダル投入部71が設けられている。メダル投入部71はメダルを投入するためのメダル投入口72を有する。また、当該上面の左側には、押しボタンスイッチである2個のベットボタン73、74が設けられている。
ベットボタン73、74はスロットマシンの1ゲームに賭けるメダルの枚数を提示するためのボタンスイッチである。本スロットマシン1においては、ゲームを開始する際に、ベットボタン73が押圧操作されることで、貯留されているメダルから1枚のメダルがゲームに対して賭けられる。同様に、ベットボタン74が押圧操作されることで3枚の当該ゲームにメダルが賭けられる。なお、ベットボタン74は、最大枚数のメダルを賭けることから、特に「マックスベットボタン」と呼ばれている。
操作卓7の前面左側には、リール101a、101b、101cの回転開始を指示するためのスタートレバー75が設けられている。スタートレバー75は、先端に球形の操作ノブを有する揺動可能な操作旱を備え、操作旱が傾倒操作されるとオン、操作旱から手が離されるとスプリングの付勢力によって自動的に元の位置に戻ってオフ状態となるスイッチユニットで形成されている。
また、操作卓7の中央には、各リール101a、101b、101cの回転停止をそれぞれ指示するためのストップボタン76a、76b、76cが各リールの配列に対応して並設されている。
さらに、操作卓7の前面の左隅には、ゲームに賭けられたメダルをキャンセルして払い出させることを指示するとともに、後述するメダルクレジット手段203(図4参照)が内部貯留したメダルを精算して払い出させることを指示するための精算ボタン77が設けられている。
操作卓7の前面右側には、前扉3を開錠するための鍵が挿入される鍵穴78が設けられている。スロットマシン1の管理者等が鍵穴78に所定の鍵を挿入して開錠操作すると、蝶番機構によって外装筐体2に取り付けられている前扉3を前方へ開くことができ、また前扉3を外装筐体2側に閉じると、自動的にこれらを施錠するようになっている。
下部パネル部5には、スロットマシン1のモデルタイプを遊技者へ認識させる等のため、登場キャラクターの絵などを表示する表示パネル51が設けられている。
下部パネル部5の下側に配置されたメダル受皿部6には、入賞時にメダルを排出するメダル払出口61と、払い出されたメダルを貯留するメダル受皿6aと、演出効果音を発生させるスピーカを内蔵する左右の演出用放音部62a、62bとが配置されている。
次に、図3を参照して、外装筐体2の内部構造と前扉3の裏面構造とを説明する。
図3において、外装筐体2の前方には開口8を有している。この開口8内の上部には、本実施形態の要部となる左右のブラケット部材81、82を介して硬質プラスチックの基板ケース80に収納された主制御基板20が取り付けられている。主制御基板20は、スロットマシン1の全体動作を集中制御するCPU(マイコン)を備えている。
外装筐体2内の中央左寄りには、リール101a、101b、101cを備えるメインリールユニット100が設けられている。外装筐体2内のメインリールユニット100の右隣には、サブリールユニット300が設けられている。
メインリールユニット100は、前扉3が外装筐体2側に閉じられると前扉3の表示窓42にリール101a、101b、101cが対向するように、所定フレームに位置決めされて取り付けられている。なお、各リール101a、101b、101cは、それぞれに内蔵されたステッピングモータによって回転駆動される。
サブリールユニット300は、前扉3が外装筐体2側に閉じられると前扉3の表示窓43に大径リール301が対向するように、所定フレームに位置決めされて取り付けられている。
また、メインリールユニット100の上部には、各リールを回転駆動する上記ステッピングモータへ4相の駆動パルス信号を送出する回胴装置基板が取り付けられており、主制御基板20が回胴装置基板に回胴駆動(励磁)パルスデータを送出することで、各リールの回転と制動及び停止の制御を行っている。
メインリールユニット100の下方には、ホッパ装置21と主電源装置23が設けられている。サブリールユニット300の下方には、ホッパ装置21から溢れたメダルを収容するための補助貯留部22が設けられている。
主電源装置23の内部の右側には、いわゆる配電盤に相当する電源装置基板24が設けられている。更に、外装筐体2の上部右側の内壁に、遊技場に設置されている「ホールコンピュータ」と呼ばれる管理用コンピュータと接続可能な外部集中端子基板25が取り付けられている。
次に、前扉3の裏面側上部には、発光駆動部30が配置されている。発光駆動部30は、演出用照明部46の光源である高輝度の発光ダイオードが複数配列され、この発光ダイオードを発光駆動する駆動回路が実装されている。
また、前扉3の裏面側上部には、上述の演出用放音部48a、48bに対向してスピーカ32a、32bが取り付けられている。また、スピーカ32a、32bの間には、液晶表示装置49が取り付けられている。更に、液晶表示装置49の裏面側には、硬質プラスチックの基板ケース90に収納されたサブ制御基板40が取り付けられている。
主制御基板20及びサブ制御基板40は、スロットマシン1の作動を制御する制御基板である。
サブ制御基板40の下方には、リール101a、101b、101cを目視させるための透明な表示窓42が形成されたパネル板50が配置され、表示窓42の下方には、前面側のスタートレバー75(図1参照)及びストップボタン76a、76b、76c(図1参照)等の操作スイッチ類の出力信号を主制御基板20へ転送する中継基板として機能する中央表示基板33が設けられている。
中央表示基板33の下方には、メダル選別装置34が取り付けられている。メダル選別装置34は、メダル投入部71に投入されたメダルの適否を判別し振り分ける装置である。また、メダル選別装置34はメダルセンサを内蔵しており、ゲームの待機状態等において正規のメダルが投入され、メダルセンサがこのメダルを検出することによって、メダル投入の受け付けを示す信号を主制御基板20へ送出する。
メダル選別装置34の装置本体の下方には、メダル選別装置34によって振り分けられた正規のメダルを外装筐体2内に設けられているホッパ装置21へ案内するガイド部材35と、メダル選別装置34により排除されたメダル(又は異物)をメダル払出口61へ案内するガイド部材36が設けられている。また、前扉3の裏面側下部には、ホッパ装置21から排出されたメダルをメダル払出口61へ案内するガイド部材37が設けられている。更に、メダル払出口61に隣接して、上述した演出用放音部62a、62bに対向するスピーカ38a、38bが取り付けられている。
なお、スロットマシン1全体の動作は、外装筐体2側に設けられている主制御基板20によって統括制御されており、サブ制御基板40は、液晶表示装置49による演出映像の表示制御、及び演出用放音部48a、48b、62a、62bのスピーカ32a、32b、38a、38bを使った演出効果音制御など、ゲームの演出に係る制御を主に行っている。
次に、図4のブロック図を参照して、スロットマシン1に設けられている制御システムについて説明する。
図4において、主制御基板20は、CPU200と、記憶部201とを備えている。
記憶部201は、ROM、RAM等の半導体メモリによって構成され、スロットマシンゲーム用のシステムプログラム202が予め記憶されている。主制御基板20は、記憶部201に記憶されたシステムプログラム202に従ってCPU200が演算処理を実行することで、スロットマシン1全体の動作を統括制御している。
また、記憶部201にはメダルクレジット手段203が設けられている。メダルクレジット手段203はスロットマシン1が内部貯留するメダルの数であるクレジットをメモリに記憶する。
主制御基板20には、ベットボタン73、74、スタートレバー75、ストップボタン76a、76b、76c、精算ボタン77等の操作スイッチ類、メダル選別装置34のメダルセンサ34a、ホッパ装置21等のメダル払出装置、及びサブ制御基板40等がハーネスを介して接続されている。
主制御基板20は、前記操作スイッチ類やメダル選別装置34のメダルセンサ34aからの出力信号によりゲームに係る操作を検出する。
主制御基板20は、動作モードがメダルベット待機状態となっている場合において、メダルセンサ34aがメダルを検出した場合、検出したメダルをゲームの賭数に加算する。
また、主制御基板20は、動作モードがメダルクレジット入力待機状態となっている場合において、メダルセンサ34aがメダルを検出した場合、検出したメダルをメダルクレジット手段203のクレジットに加算する。ここで、メダルベット待機状態とは、1つのゲームが終了した後、当該ゲームにメダルが賭けられるのを待機している状態のことを示している。メダルクレジット入力待機状態とは、当該ゲームにメダルが賭けられた後、メダルクレジット手段203の前記クレジット数が最大値(50)になるまでの状態のことを示している。
主制御基板20は、各リール101a、101b、101cに設けられる基準位置センサ120a、120b、120cの検出信号を入力し、各リールの基準となる回転位置を把握しながら、回胴装置基板130に所定の回胴駆動パルスデータを送出する。回胴装置基板130は、主制御基板20からの回胴駆動パルスデータに従って各ステッピングモータ110a、110b、110cを回転駆動することで、各リール101a、101b、101cの回転及び停止の動作制御を行っている。
主制御基板20は、入賞が確定した場合等において、ホッパ装置21を制御することで、所定数のメダルをメダル受皿6aに払い出す。
また、主制御基板20は、精算ボタン77が操作された場合、ゲームに賭けられたメダルをキャンセルしてホッパ装置21に払い出させるとともに、メダルクレジット手段203(図4参照)が内部貯留したメダルを精算してホッパ装置21に精算前のクレジット数のメダルを払い出させる。
サブ制御基板40は、主制御基板20からの制御信号に基づいて液晶表示装置49(図1参照)、演出用照明部46(図1参照)、演出用放音部48a、48b、62a、62b(図1参照)のスピーカ32a、32b、38a、38b等の演出装置210を制御駆動することで、遊技者の視覚や聴覚に訴える演出をゲームの進行に応じて行っている。
一方、主制御基板20の記憶部201には、入賞抽選テーブル204及び内部抽選フラグ205が記憶されている。主制御基板20には、乱数値のデータを発生する乱数発生装置206がCPU200に接続した状態で設けられている。例えばCPU200は、スタートレバー75の操作を検出した時点で乱数発生装置206から乱数値を取得し、入賞抽選テーブル204を参照することで、得られた乱数値に割り当てられた入賞役またはハズレを抽選する。そして、CPU200は、乱数値に対応する入賞役が存在すると、それを当該ゲームの入賞役として抽選結果を当選にし、当該入賞役を記憶部201の内部抽選フラグ205に記憶する。ここでは、かかる入賞役の抽選方法を「内部抽選」と呼んでいる。
次に、スロットマシン1におけるゲーム動作の概要を説明する。
スロットマシン1は、先のゲームにおいて入賞しメダルの配当が完了した時、又は先のゲームにおいてハズレが確定すると待機状態となる。この待機状態においては、当該状態を遊技者に示唆するとともにゲーム操作を促す待機モードの演出が液晶表示装置49等によって行われる。次に、遊技者がメダル投入部71にメダルを投入し、もしくは、何れかのベットボタン73、74を押圧操作することで、スロットマシン1は、内部に貯留したメダル(クレジット)から当該ゲームに所定枚数のメダルが賭けられゲームを準備する。
ゲーム準備の状態でスタートレバー75が傾倒操作されゲームが開始されると、主制御基板20は、3個のリール101a、101b、101cを一斉に回転させ始めるとともに、上述した内部抽選を実行する。内部抽選の結果は、内部抽選フラグ205に記憶される。
次に、遊技者により何れかのストップボタン76a、76b、76cが押圧操作されることで、リール101a、101b、101cが停止し、主制御基板20は、停止した各リールが表示する図柄と上述の内部抽選フラグ205に対応する入賞役に係る図柄の組合せとが一致しているかどうか判定する。
これら図柄の組合せが一致し役への入賞が確定すると、スロットマシン1は、主制御基板20によりメダルクレジット手段203の制御を行い、内部貯留しているメダルのクレジット数が所定の数になるまで、当該役の種類に応じて予め決められた配当数のメダルをクレジット数に加算する。さらに、スロットマシン1は、前記配当数と前記クレジット数の加算結果が前記所定の数を超過すると、この超過した数のメダルをメダル受皿6aへ払い出す。
次に、図5乃至図11を参照して本実施形態の要部となるサブリールユニット300について説明する。
図5はサブリールユニット300の分解斜視図である。図6はサブリールユニット300の斜視図である。図7はサブリールユニット300の正面側から見た断面図である。図8は大径リール301及びその周辺部の後方右斜め下から見た斜視図である。図9は大径リール301及びその周辺部の後方左斜め下から見たから見た斜視図である。図10はサブリールユニット300を制御する回路系統を示すブロック図である。図11は複数の小径リール401、402…406の配置を説明する説明図である。
図5において、サブリールユニット300は、大径リール301と、複数の小径リール401、402…406と、フレーム501と、ステッピングモータ551、561と、連結部材571と、太陽ギア581と、遊星ギア591、592…596と、フォトセンサ601、602と、ネジ611、612…621とから構成されている。
フレーム501は、フレーム本体511と側面板512とから構成されている。
フレーム本体511は、上壁513、底壁514及び左壁515を例えばジェラルミンによって一体的に形成したものである。
上壁513の下面の右前側角部及び右後側角部には、それぞれネジ止部521、522が下方に突出して形成されている。ネジ止部521、522には、それぞれネジ611、612のネジ部が螺入されるネジ穴が形成されている。
底壁514の上面の右前側角部及び右後側角部には、それぞれネジ止部523、524が上方に突出して形成されている。ネジ止部523、524には、それぞれネジ613、614のネジ部が螺入されるネジ穴が形成されている。
左壁515の右面の上下の中間部には、右方向に突出する段部525が形成されている。ステッピングモータ551は、ドラム形状に形成されたカバーケース552の一方の平面部側から回転軸553を突出させた構造になっている。カバーケース552の他方の平面部側には、ネジ止め部554が外周に突出して設けられている。ステッピングモータ551は、ネジ止め部554が左壁515の段部525にネジ止め固定されることで、回転軸553の先端が右方向へ向くように配置する。
カバーケース552の他方の平面部からは、左壁515に形成された貫通孔526(図7参照)を介してハーネス555が延出するようになっている。
一方、左壁515の前辺の中央から若干上寄りの位置には、フォトセンサ601用のネジ止め部527が形成されている。ネジ止め部527には、ネジ615、616のネジ部が挿入されるネジ孔が形成されている。
フォトセンサ601は、略コ字形状の遮光型フォトセンサであり、コ字の開口部分の隙間603に後述の遮光片357が存在するときに、ハーネス604を介して検出信号を出力するものである。
より詳しく説明すると、フォトセンサ601は、その隙間603の図中前側と後側にそれぞれ発光素子と受光素子を有しており、発光素子の光が受光素子に入射するように双方の素子が向かい合った構造になっている。
フォトセンサ601は、受光発光素子間に遮光片357が挿入されると、それぞれ受光素子への入光が無くなり、ハーネス604から検出信号の出力を行う。また、フォトセンサ601には、ネジ止め部605が設けられている。ネジ止め部605には、ネジ615、616のネジ部が挿入される貫通孔が形成されている。
ネジ615、616は、ネジ部がフォトセンサ601のネジ止め部605の貫通孔に挿入し、ネジ止め部527のネジ孔に螺入して締め付けられることで、フォトセンサ601をネジ止め部527にネジ止め固定する。
側面板512は、例えばジェラルミンを板状に形成したものである。
側面板512の四隅近傍には、ネジ611、612、613、614のネジ部が挿入される貫通孔531、532、533、534が形成されている。
側面板512の中央には、ステッピングモータ561のカバーケース562が挿入される貫通部535(図7参照)が形成されている。
ステッピングモータ561は、ドラム形状に形成されたカバーケース562(図7参照)の一方の平面部側から回転軸563(図7参照)を突出させた構造になっている。カバーケース562の他方の平面部側には、ネジ止め部564が外周に突出して設けられている。ステッピングモータ561は、カバーケース562が側面板512の貫通部535(図7参照)に挿入された状態でネジ止め部564が側面板512の右面にネジ止固定されることで、回転軸563(図7参照)の先端が左方向に向くように配置される。
一方、側面板512の前辺の中央から若干上寄りの位置には、フォトセンサ601用のネジ止め部537が形成されている。
ネジ止め部537には、ネジ617、618のネジ部が挿入されるネジ孔が形成されている。
フォトセンサ602は、略コ字形状の遮光型フォトセンサであり、コ字の開口部分の隙間606に後述の遮光片357が存在するときに、ハーネス607を介して検出信号を出力するものである。
フォトセンサ602には、ネジ止め部608が設けられている。ネジ止め部608には、ネジ617、618のネジ部が挿入される貫通孔が形成されている。
ネジ617、618は、ネジ部がフォトセンサ602のネジ止め部608の貫通孔に挿入し、ネジ止め部537のネジ孔に螺入して締め付けられることで、フォトセンサ602をネジ止め部537にネジ止め固定する。
大径リール301は、右側及び左側の円輪部302、303により構成されている。
右側の円輪部302は、ハブ部310と、複数本のスポーク部311、312…316と、環状の外リング部320をポリカーカーボネート等の高い強度と軽量性を有する素材で一体的に形成したものである。
ハブ部310の中心には、ネジ621のネジ部が挿入される貫通孔321が形成されている。ハブ部310の右側面には嵌合部322が形成されている。
複数本のスポーク部311、312…316は、ハブ部310を中心にして等間隔で放射状に延びている。スポーク部313、316の基端近傍には、ネジ孔323、324がそれぞれ形成されている。ネジ孔323、324には、ネジ620、621のネジ部が螺入される。
外リング部320は、スポーク部311、312…316の先端部分に接続されハブ部310の中心から同心円状に形成されている。
スポーク部311、312…316の外リング部320の近傍の位置には、小径リール401、402…406の左側の回転軸411(図8参照)をそれぞれ軸支する軸受用貫通孔331、332…336(図8参照)がそれぞれ形成されている。
小径リール401、402…406は、回転軸411(図9参照)と、筒状部412(図9参照)と、右側面部413(図8参照)とをポリカーカーボネート等の高い強度と軽量性を有する素材で形成したものである。
図8に示すように、筒状部412の右端は、平面板状に形成された右側面部413により閉塞されている。
右側面部413の中心部には回転軸411(図9参照)が左右に突出して設けられている。
図7に示すように、筒状部412の外周面420には第1乃至第3の表示領域421、422、423が円周方向に並べて設定されている。第1乃至第3の表示領域421、422、423には、印刷により“1”、“2”、“3”の数字の図柄が印刷により表示されている。
図8に示すように、小径リール401、402…406の回転軸411の右側は、円輪部302の軸受用貫通孔331、332…336に挿通され、軸受用貫通孔331、332…336から右側に突出した先端部にそれぞれ遊星ギア591、592…596…が取り付け固定される。
図9に示すように、小径リール401、402…406の回転軸411の左側は、円輪部303の軸受用貫通孔371、372…376に挿入される。
図5に示すように、左側の円輪部303は、環状の外リング部350と、軸受用突出部351、352…356と、連結部361、362と、ネジ止め部363、364をポリカーカーボネート等の高い強度と軽量性を有する素材で一体的に形成したものである。
外リング部350は、右側の円輪部302の外リング部320と略同径に形成されている。
外リング部350の内周からは、軸受用突出部351、352…356が内側に向けて突出して形成されている。
軸受用突出部351、352…356は、小径リール401、402…406の回転軸411をそれぞれ軸支する軸受用貫通孔371、372…376がそれぞれ形成されている。
軸受用突出部353、356の先端は、連結部361、362に連続している。
連結部361、362は、外リング部350の中央方向に延びる中央方向延出部381と中央方向延出部381の先端から折曲部382を介して右側に延出する右方向延出部383とから構成される。
連結部361、362の先端側には、互い向き合う方向に折曲されたネジ止め部363、364がそれぞれ連続して設けられている。ネジ止め部363、364には、ネジ620、621がそれぞれ挿入される貫通孔377、378が形成されている。
軸受用突出部351の先端には、遮光片367が左方向に突出して形成されている。
連結部材571は、一端側にハブ部310の左側の嵌合部322と嵌合する嵌合部572が形成されている。嵌合部572の中心にはネジ619のネジ部が螺入されるネジ穴573が形成されている。連結部材571の他端側には、ステッピングモータ551の回転軸553と嵌合する嵌合穴574が形成されている。
太陽ギア581は、遊星ギア591、592…596の配列の中心に配置して遊星ギア591、592…596と咬合するようになっている。
太陽ギア581の右側面の中心には、ステッピングモータ561の回転軸563と嵌合する嵌合穴582が形成されている。
太陽ギア581の右側面における外周近傍の一箇所には、遮光片583が左方向に突出して形成されている。
尚、本実施形態の場合、遊星ギア591、592…596の歯数zを30とし、太陽ギア581の歯数zを90とし、遊星ギア591、592…596と太陽ギア581のギア比を1:3とし、ギア比を小径リール401、402…406の1つ当たりの図柄の数と合わせている。
以下、サブリールユニット300の組み立て方法について説明する。
サブリールユニット300の組み立てる場合、まず、作業者は、ネジ615、616によりフォトセンサ601をフレーム本体511のネジ止め部527にネジ止め固定し、ネジ617、618によりフォトセンサ602を側面板512のネジ止め部537にネジ止め固定する。
次に、作業者は、連結部材571の嵌合部572を、右側の円輪部302の嵌合部322と嵌合させ、円輪部302の貫通孔321にネジ619のネジ部を挿入し、連結部材571のネジ穴573にネジ619のネジ部を螺入し、ネジ619を締め付けることで、右側の円輪部302に連結部材571をネジ止め固定する。
次に、作業者は、小径リール401、402…406の回転軸411(図9参照)の左側を円輪部303の軸受用貫通孔371、372…376に挿入し、ネジ止め部363、364の貫通孔377、378にネジ620、621をそれぞれ挿入し、右側の円輪部302のネジ孔323、324にネジ620、621のネジ部を螺入し、ネジ620、621を締め付けることで、右側の円輪部302に左側の円輪部303をネジ止め固定する。これにより大径リール301の組み立てが完了する。
次に、作業者は、連結部材571の嵌合穴574をステッピングモータ551の回転軸553と嵌合させることで、ステッピングモータ551の回転軸553に大径リール301を取り付ける。
次に、作業者は、太陽ギア581の嵌合穴582をステッピングモータ561の回転軸563(図7参照)と嵌合させることで、ステッピングモータ561の回転軸563に太陽ギア581を取り付ける。
次に、作業者は、回転軸563(図7参照)に取り付けられた状態の太陽ギア581を遊星ギア591、592…596の配列の中心に配置して遊星ギア591、592…596と咬合させる。
次に、作業者は、ネジ611、612、613、614のネジ部を側面板512の貫通孔531、532、533、534に挿入し、フレーム本体511のネジ止部521、522、523、524に螺入して締め付けることでフレーム本体511に側面板512をネジ止め固定してフレーム501を一体化し、サブリールユニット300を完成させる。
サブリールユニット300が完成した状態では、大径リール301は、ステッピングモータ551により回転駆動される。太陽ギア581はステッピングモータ561により回転駆動される。
小径リール401、402…406は、大径リール301に対して太陽ギア581回転することで、太陽ギア581から遊星ギア591、592…596に回転力が加えられ、それぞれの回転軸411を中心にして大径リール301に対して回転する。
また、大径リール301の回転は、フォトセンサ601が大径リール301の遮光片357を検出することで検出される。
太陽ギア581の回転は、フォトセンサ602が太陽ギア581の遮光片583を検出することで検出される。
次に、ステッピングモータ551、561を制御する回路系統について図10を詳細に説明する。
図10において、演出装置210は、電気回路系統として、サブリールユニット300のステッピングモータ551、561及びフォトセンサ601、602と、液晶表示装置49を備えている。
サブ制御基板40は、演出装置210の全体動作を集中制御するとともにステッピングモータ551、561の動作及び液晶表示装置49に表示する画像を選択するCPU(マイコン)631と、制御用の記憶部としての演出制御用ROM632及びRAM633と、画像データ用ROM634と、液晶表示装置駆動回路635と、モータ駆動回路636とを備えている。尚、説明の簡略化のため、図10では、スピーカ32a、32bを使った音声演出等、他のゲームの演出に係る制御を行うサブ制御基板40内の回路系統を省略している。
サブ制御基板40のCPU631には、スロットマシン1(図2参照)の主制御基板20と、演出制御用ROM632と、RAM633と、画像データ用ROM634と、液晶表示装置駆動回路635と、モータ駆動回路636とが接続されている。
モータ駆動回路636には、ハーネス604、607を介してフォトセンサ601、602が接続されている。モータ駆動回路636は、フォトセンサ601、602に電力を供給して検出動作可能な状態にし、フォトセンサ601、602から出力される検出信号を入力することで、遮光片357、583が通過するタイミングを検出する。
そしてモータ駆動回路636は、フォトセンサ601、602の検出結果と、ステッピングモータ551、561に供給した駆動パルスのパルス数と、サブ制御基板40の制御信号に基づいてステッピングモータ551、561を回転させる。
CPU631は、演出制御用ROM632に格納された制御プログラム、スロットマシン1(図2参照)の主制御基板20からのコマンドデータ及び乱数発生装置206(図3参照)が生成した乱数値に基づいて必要なデータをRAM633に記憶し、液晶表示装置駆動回路635とモータ駆動回路636の制御を行う。
サブ制御基板40の演出制御用ROM632には、入賞役及び役非当選、ボーナスゲームに対応した演出テーブルが記憶され、RAM633には演出フラグが記憶される。例えばCPU631は、主制御基板20から入賞役の抽選結果に対応した演出制御のコマンドデータが供給された時点で、主制御基板20の乱数発生装置206(図3参照)が生成した乱数値を取得し、前記入賞役の抽選結果に対応した演出制御用ROM632の演出テーブルを参照し、得られた乱数値に割り当てられた演出内容(この場合の演出はステッピングモータ551、561の回転駆動及び液晶表示装置49に表示する画像)を選択することで、演出の抽選を行う。そして、CPU631は、乱数値に対応する演出内容をRAM633の演出フラグに記憶する。
CPU631は、演出制御用ROM632に格納された制御プログラム、RAM633の演出フラグ、主制御基板20からのコマンドデータが示す入賞役の抽選結果に基づいて、画像データ用ROM634を記憶された画像データを読み出して液晶表示装置駆動回路635が出力する駆動信号の制御を行うとともに、モータ駆動回路636が出力する駆動信号の制御を行う。
ここで、CPU631は、当選役がベル、リプレイ等の比較的当選率が高い役に当選した場合、入賞役に対応する画像を液晶表示装置49に表示する。例えばリプレイに当選した場合、CPU631は、液晶表示装置49に、リプレイの図柄や青い服を着た人物の画像を乱数発生装置206が生成した乱数値に基づいて選択して表示する。
また、CPU631は、当選役がチェリー、スイカ、レギュラーボーナス、ビッグボーナス等の比較的当選率が低い役に当選した場合、入賞役に対応する画像を液晶表示装置49に表示するとともに、モータ駆動回路636を制御して入賞役及び乱数発生装置206(図3参照)が生成した乱数値に対応する回転制御内容でステッピングモータ551、561を回転及び停止させる。
以下、図11を参照してサブリールユニット300の詳細な動作について説明する。
図1に示すスロットマシン1が通常の状態にある場合及びリプレイ等の比較的当選率が高い役に当選した場合、図10に示すCPU631は、ステッピングモータ551、561を停止させた状態を維持する。ここで、図11に示すように、小径リール401が最も前方に来る位置、即ち表示窓43に近い位置に大径リール301が停止し、“1”の図柄を表示した第1の表示領域421が最も前方に来る位置に小径リール401が停止した場合、小径リール402は、“3”の図柄を表示した第3の表示領域423が大径リール301の外周側を向き、小径リール403は、“2”の図柄を表示した第2の表示領域422が大径リール301の外周側を向き、小径リール404は、“1”の図柄を表示した第1の表示領域421が大径リール301の外周側を向き、小径リール405は、“3”の図柄を表示した第3の表示領域423が大径リール301の外周側を向き、小径リール406は、“2”の図柄を表示した第2の表示領域422が大径リール301の外周側を向く。この状態では、遊技者10は、表示窓43から小径リール401の第1の表示領域421の“1”の図柄を視認することになる。
スロットマシン1が比較的当選率が低い役のチェリーに当選した場合、図10に示すCPU631は、ステッピングモータ551を停止させた状態で、図5及び図7に示すステッピングモータ561の回転軸563をサブリールユニット300の右側から見て時計回りの回転方向で回転させる。回転軸563の回転力は、太陽ギア581、遊星ギア591、592…596を介して小径リール401、402…406に伝達され、小径リール401、402…406は、表示窓43(図1及び図2参照)側から見て第1乃至第3の表示領域421、422、423(図7参照)が下方に移動する方向に回転する。この状態では、遊技者10(図11参照)は、小径リール401、402…406の内、表示窓43に対向する小径リールの回転を視認することになる。この場合、遊技者10(図11参照)が表示窓43を介して視認する小径リールの図柄は、”1”→“2”→“3”→“1”の順で下方に移動する。
スロットマシン1が比較的当選率が低い役のスイカに当選した場合、図10に示すCPU631は、図5及び図7に示すステッピングモータ551の回転軸553をサブリールユニット300の右側から見て反時計回りの回転方向で回転させ、図7に示すステッピングモータ561の回転軸563をサブリールユニット300の右側から見て反時計回りの回転方向、且つステッピングモータ551の回転軸553と同じ回転速度で回転させる。この状態では、図5及び図7に示す大径リール301がサブリールユニット300の右側から見て反時計回りで回転する一方、遊星ギア591、592…596を基準位置として見た場合、太陽ギア581が回転しないので、大径リール301に対して小径リール401、402…406は回転しない。この状態では、遊技者10は、小径リール401、402…406を回転停止した状態で取り付けた大径リール301の回転を視認することになる。この場合、遊技者10が表示窓43を介して視認する小径リールの図柄は“1”→ “3” →“2”→“1”の順で下方に移動する。
スロットマシン1が比較的当選率が低い役のレギュラーボーナスまたはビッグボーナスに当選した場合、図10に示すCPU631は、図5及び図7に示すステッピングモータ561の回転軸563を停止させた状態で、ステッピングモータ551の回転軸553をサブリールユニット300の右側から見て反時計回りの回転方向で回転させる。この状態では、大径リール301がサブリールユニット300の右側から見て反時計回りで回転する一方、遊星ギア591、592…596を基準位置として見た場合、太陽ギア581が回転することになるので、大径リール301に対して小径リール401、402…406が右側から見て反時計回りの回転方向で回転する。
この状態では、遊技者10は、大径リール301の回転し、かつ小径リール401、402…406が回転した状態を視認することになる。この場合、遊技者10が表示窓43を介して視認する小径リールの図柄は“1”→“1”と“2”の境界”→“2”→“2”と3”の境界”→“3” →“3”と“1”の境界”→“1”の順で下方に移動する。
ここで、太陽ギア581を停止させ、図11に示す小径リール401が最も前方に来る位置に大径リール301が停止し、“1”の図柄を表示した第1の表示領域421が最も前方に来る位置に小径リール401を停止した状態から図5及び図7に示す大径リール301をサブリールユニット300の右側から見て反時計回りの回転方向で1/3回転させると、小径リール403が最も前方に来るとともに小径リール403の“2”の図柄を表示した第2の表示領域422が最も前方に来て遊技者10に視認される。この後さらに、大径リール301をサブリールユニット300の右側から見て反時計回りの回転方向で1/3回転させると、小径リール405が最も前方に来るとともに小径リール405の“3”の図柄を表示した第3の表示領域423が最も前方に来て遊技者10に視認される。即ち、CPU631(図10参照)は、大径リール301の回転のみで表示窓43に対向した位置に“1”、“2” 、“3”の図柄を切り換えて表示できる。
CPU631(図10参照)は、レギュラーボーナスに当選した場合、50%の確率で表示窓43(図1及び図2参照)に対向した位置に“1”が来る位置に大径リール301を停止させ、50%の確率で表示窓43(図1及び図2参照)に対向した位置に“2”が来る位置に大径リール301を停止させる。
また、CPU631(図10参照)は、ビッグボーナスに当選した場合、50%の確率で表示窓43(図1及び図2参照)に対向した位置に“2”が来る位置に大径リール301を停止させ、50%の確率で表示窓43(図1及び図2参照)に対向した位置に“3”が来る位置に大径リール301を停止させる。これにより、サブリールユニット300を用いてレギュラーボーナスとビッグボーナスの期待度を変化させることができる。
このような構成及び動作により、スロットマシン1は、抽選に基づいて遊技媒体を払い出す遊技媒体払出手段としてホッパ装置21を備えるとともに、演出表示装置としてサブリールユニット300を備える。
複数の小径リール401、402…406は、複数種類の図柄(“1”、“2” 、“3”)をリール図柄としてそれぞれの外周面420に個別に表示する。
連結部材571は、大径リール301の回転軸になっている。
大径リール301は、円輪状に形成され回転軸を中心とする円周上に前記複数の小径リール401、402…406を並べて回転自在に支持する。
ステッピングモータ551は、前記大径リール301の回転軸を中心にして当該大径リール301を回転させる大径リール回転駆動手段となっている。
フレーム501は、前記大径リール回転駆動手段が取り付け固定される。
ステッピングモータ561と、連結部材571と、太陽ギア581と、遊星ギア591、592…596は、動力源が前記大径リール301の回転から独立して前記フレーム501に取り付け固定され、前記複数の小径リール401、402…406に回転力を伝達して前記大径リール301に対して前記複数の小径リール401、402…406を回転させる小径リール回転駆動手段となっている。
前記複数の小径リール401、402…406は、前記外周面420に対して固定した回転軸411を有している。
前記大径リール301は、前記複数の小径リール401、402…406の前記回転軸411を回転自在に支持する軸受けとしての軸受用貫通孔331、332…336、371、372…376を有している。
前記小径リール回転駆動手段は、ステッピングモータ551、561と、太陽ギア581と、遊星ギア591、592…596とから構成される。
カバーケース562及びネジ止め部564は、ステッピングモータ561の本体に含まれる。
ステッピングモータ561は、動力源のモータであって、その本体が前記フレーム501に固定され当該本体に対して回転軸563を回転駆動する。
太陽ギア581は、ステッピングモータ561の前記回転軸563に取り付け固定されている。
複数の遊星ギア591、592…596は、前記複数の小径リール401、402…406の前記回転軸にそれぞれ取り付け固定され、前記太陽ギア581と咬合する。
CPU631及びモータ駆動回路636は、前記大径リール回転駆動手段及び前記小径リール回転駆動手段を制御することで、前記大径リール301及び前記太陽ギア581を同期して回転させるとともに、前記大径リール301及び前記太陽ギア581を独立して回転させる制御回路となっている。
図1乃至図11に示した本発明の一実施形態によれば、複数の小径リール401、402…406は、ステッピングモータ551により回転される大径リール301に回転自在に支持された状態で、複数種類の図柄をリール図柄としてそれぞれの外周面420に個別に表示し、ステッピングモータ561と、連結部材571と、太陽ギア581と、遊星ギア591、592…596は、前記大径リール301の回転から独立した位置に動力源のステッピングモータ561を配置し、前記複数の小径リール401、402…406に回転力を伝達して前記大径リール301に対して前記複数の小径リール401、402…406を回転させるので、リールとしての動作の軽快感を低下させることなく、図柄を表示する面積を拡大するとともに、図柄の切り換え動作を多彩にすることができる。
また、図1乃至図11に示した本発明の一実施形態によれば、前記大径リール回転駆動手段を例えば電動モータのステッピングモータ551により容易に実現できるとともに、前記小径リール回転駆動手段をステッピングモータ561と、連結部材571と、太陽ギア581と、遊星ギア591、592…596により容易に実現できる。
また、図1乃至図11に示した本発明の一実施形態によれば、CPU631及びモータ駆動回路636が前記大径リール301と前記太陽ギア581を同期して回転させることで、前記大径リール301に対する前記複数の小径リール401、402…406の回転を停止させた状態で前記大径リール301を回転させることができ、CPU631及びモータ駆動回路636が前記太陽ギア581を回転させ前記大径リール301の停止させることで、前記大径リール301を回転を停止させた状態で前記大径リール301に対して前記複数の小径リール401、402…406を回転させることができ、CPU631及びモータ駆動回路636が前記大径リール301を回転させ前記太陽ギア581を停止させることで、前記大径リール301を回転させると同時に前記大径リール301に対して前記複数の小径リール401、402…406の回転させることができるので、CPU631及びモータ駆動回路636による簡単な制御で図柄の切り換え動作を多彩にすることができる。
以下、本発明に係る遊技機の好適な他の実施形態をスロットマシンを例に図面を参照して説明する。尚、図12はスロットマシン701の外観構造を表した正面図である。図13はサブリールユニット800の分解斜視図である。図14はサブリールユニット800の斜視図である。尚、図12乃至図14では、図1乃至図11に示した実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付して説明を省略している。
図12において、スロットマシン701は、パネル面741の表示窓42の右隣に、略四角形の透明な表示窓743が形成されている。
スロットマシン1は、このような表示窓743を通して外装筐体2内に設けられているサブリールユニット800の大径リール801及び複数の小径リール401、402…406(図14参照)が目視可能になっている。
図13において、サブリールユニット800は、大径リール801と、複数の小径リール401、402…406と、フレーム501と、ステッピングモータ551、561と、連結部材571と、太陽ギア581と、遊星ギア591、592…596と、フォトセンサ601、602と、ネジ611、612…621とから構成されている。
大径リール801は、右側及び左側の円輪部802、803と環状部材804により構成されている。右側及び円輪部802の外周面の左側には、環状部材804の左側開口の縁部が接着される段部805が形成されている。左側及び円輪部803の外周面の右側には、環状部材804の右側開口の縁部が接着される段部806が形成されている。これにより、環状部材804は、前記大径リール801の複数の小径リール401、402…406よりも外周側に配置した状態で前記大径リール801に接着剤により固着される。また、環状部材804は、複数の小径リール401、402…406をそれぞれ外周側に露出される複数の窓部811、812…816を有する。
環状部材804は、隣り合う前記窓部811、812…816の間の外周面に、リール図柄821、822…826(図14参照)を表示している。リール図柄821には小役のチェリーを用い、リール図柄822には小役のベルを用い、リール図柄826(図14参照)には、小役のリプレイに対応するブルーべリーを用いている。
本実施形態の場合、スロットマシン701がリプレイ、チェリー、ベル等の役に当選した場合、CPU631(図10参照)は、例えば50%の確率で、ステッピングモータ551の回転軸553をサブリールユニット300の右側から見て反時計回りの回転方向で秒間回転させ、ステッピングモータ561の回転軸563をサブリールユニット300の右側から見て反時計回りの回転方向、且つステッピングモータ551の回転軸553と同じ回転速度で例えば3秒間回転させた後、リール図柄821、822…826の内、役に当選した役の図柄が表示窓743の後側に来るように、ステッピングモータ551、561を停止させる。これ以外の動作は、図1乃至図11に示した実施形態と同様である。
図12乃至図14に示した本発明の他の実施形態によれば、前記大径リール801の複数の小径リール401、402…406よりも外周側に環状部材804を配置し、環状部材804の複数の窓部811、812…816から複数の小径リール401、402…406を露出させる構成にしたので、複数の小径リール401、402…406のリール図柄を強調できる。
また、図12乃至図14に示した本発明の他の実施形態によれば、環状部材804は、隣り合う前記複数の窓部811、812の間の外周面に、リール図柄を表示したので、図柄を表示する面積をさらに拡大できる。
尚、図1乃至図14に示した本発明の一実施形態及び他の実施形態では、小径リール401、402…406の1つ当たりの図柄の数を3とし、遊星ギア591、592…596と太陽ギア581のギア比を1:3としたが、小径リール401、402…406の1つ当たりの図柄の数を3以外の数、例えば4でもよく、小径リールの数を4にした場合、遊星ギア591、592…596と太陽ギア581のギア比を1:4にすることで、ギア比を小径リール401、402…406の1つ当たりの図柄の数と合わせることができる。
本発明は、スロットマシンに限らず、メダルを使用するアレンジボール等の他の遊技機に応用することができる。
図1は、本発明の一実施形態によるスロットマシンの外観構造を表した斜視図である。 図2は、本発明の一実施形態によるスロットマシンの外観構造を表した正面図である。 図3は、本発明の一実施形態による前扉を開放した状態におけるスロットマシン1の内部構造を表した図である。 図4は、本発明の一実施形態によるスロットマシンの制御システムを表したブロック図である。 図5は、本発明の一実施形態によるサブリールユニットの分解斜視図である。 図6は、本発明の一実施形態によるサブリールユニットの斜視図である。 図7は、本発明の一実施形態によるサブリールユニットの正面側から見た断面図である。 図8は、本発明の一実施形態による大径リール及びその周辺部の後方右斜め下から見た斜視図である。 図9は、本発明の一実施形態による大径リール及びその周辺部の後方左斜め下から見たから見た斜視図である。 図10は、本発明の一実施形態によるサブリールユニットを制御する回路系統を示すブロック図である。 図11は、本発明の一実施形態による複数の小径リールの配置を説明する説明図である。 図12は、本発明の他の実施形態によるスロットマシンの外観構造を表した正面図である。 図13は、本発明の他の実施形態によるサブリールユニットの分解斜視図である。 図14は、本発明の他の実施形態によるサブリールユニットの斜視図である。
符号の説明
1…スロットマシン、2…外装筐体、3…前扉、4…上部パネル部、
5…下部パネル部、6…メダル受皿部、6a…メダル受皿、
7…操作卓、8…開口、20…主制御基板、21…ホッパ装置、
22…補助貯留部、23…主電源装置、24…電源装置基板、
25…外部集中端子基板、30…発光駆動部、
32a、32b…スピーカ、33…中央表示基板、
34…メダル選別装置、34a…メダルセンサ、35…ガイド部材、
36…ガイド部材、37…ガイド部材、38a、38b…スピーカ、
39…放電灯点灯装置、40…サブ制御基板、41…パネル面、
42、43…表示窓、46…演出用照明部、
48a、48b…演出用放音部、49…液晶表示装置、
49a…表示窓、50…パネル板、51…表示パネル、
61…メダル払出口、
62a、62b…左右の演出用放音部、71…メダル投入部、
72…メダル投入口、73、74…ベットボタン、
75…スタートレバー、76a、76b、76c…ストップボタン、
77…精算ボタン、78…鍵穴、80、90…基板ケース、
81、82…ブラケット部材、100…メインリールユニット、
101a、101b、101c…リール、200…CPU、
201…記憶部、202…システムプログラム、
203…メダルクレジット手段、204…入賞抽選テーブル、
205…内部抽選フラグ、206…乱数発生装置、210…演出装置、
300…サブリールユニット、301…大径リール、
302、303…円輪部、310…ハブ部、
311、312、313、314、315、316…スポーク部、
320…外リング部、321…貫通孔、322…嵌合部、
323、324…ネジ孔、
331、332、333,334、335、336…軸受用貫通孔、
350…外リング部、
351、352、353、354、355、356…軸受用突出部、
357…遮光片、361、362…連結部、
363、364…ネジ止め部、367…遮光片、
377、378…貫通孔、381…中央方向延出部、
382…折曲部、383…右方向延出部、
371、372…376…軸受用貫通孔、
401、402、403,404、405、406…小径リール、
411…回転軸、412…筒状部、412…右側面部、420…外周面、
421、422、423…表示領域、501…フレーム、
511…フレーム本体、512…側面板、513…上壁、
514…底壁、515…左壁、
521、522、523、524…ネジ止部、525…段部、
526…貫通孔、527…ネジ止め部、
531、532、533、534…貫通孔、535…貫通部、
537…ネジ止め部、551、561…ステッピングモータ、
552…カバーケース、553…回転軸、554…ネジ止め部、
555…ハーネス、562…カバーケース、563…回転軸、
564…ネジ止め部、571…連結部材、572…嵌合部、
573…ネジ穴、574…嵌合穴、581…太陽ギア、
582…嵌合穴、583…遮光片、
591、592…596…遊星ギア、601、602…フォトセンサ、
603…隙間、604…ハーネス、605…ネジ止め部、
606…隙間、607…ハーネス、608…ネジ止め部、
611、612…621…ネジ、631…CPU、
632…演出制御用ROM、633…RAM、
634…画像データ用ROM、635…液晶表示装置駆動回路、
636…モータ駆動回路、701…スロットマシン、
741…パネル面、743…表示窓、800…サブリールユニット、
801…大径リール、802、803…円輪部、
804…環状部材、805、806…段部、
811、812、813、814、815、…816…窓部、
821、822、826…リール図柄

Claims (6)

  1. 複数種類の図柄をリール図柄としてそれぞれの外周面に個別に表示する複数の小径リールと、
    円輪状に形成され回転軸を中心とする円周上に前記複数の小径リールを並べて回転自在に支持する大径リールと、
    前記大径リールの回転軸を中心にして当該大径リールを回転させる大径リール回転駆動手段と、
    前記大径リール回転駆動手段が取り付け固定されるフレームと、
    動力源が前記大径リールの回転から独立して前記フレームに取り付け固定され、前記動力源から前記複数の小径リールに回転力を伝達して前記大径リールに対して前記複数の小径リールを回転させる小径リール回転駆動手段と、
    を備えることを特徴とする演出表示装置。
  2. 前記複数の小径リールは、前記外周面に対して固定した回転軸を有し、
    前記大径リールは、前記複数の小径リールの前記回転軸を回転自在に支持する軸受けを有し、
    前記小径リール回転駆動手段は、その本体が前記フレームに固定され当該本体に対して回転軸を回転駆動する前記動力源としてのモータと、当該モータの前記回転軸に取り付け固定された太陽ギアと、前記複数の小径リールの前記回転軸にそれぞれ取り付け固定され、前記太陽ギアと咬合する複数の遊星ギアを備えることを特徴とする請求項1に記載の演出表示装置。
  3. 前記大径リール回転駆動手段及び前記小径リール回転駆動手段を制御することで、前記大径リール及び前記太陽ギアを同期して回転させるとともに、前記大径リール及び前記太陽ギアを独立して回転させる制御回路を備えることを特徴とする請求項2に記載の演出表示装置。
  4. 環状に形成され前記大径リールの複数の小径リールよりも外周側に配置した状態で前記大径リールに固着されるとともに、複数の小径リールをそれぞれ外周側に露出される複数の窓部を有する環状部材を更に備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の演出表示装置。
  5. 環状部材は、隣り合う前記窓部の間の外周面に、リール図柄を表示していることを特徴とする請求項4の演出表示装置。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載の演出表示装置と、
    抽選に基づいて遊技媒体を払い出す遊技媒体払出手段とを備えることを特徴とする遊技機。
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