JP6427737B1 - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】識別情報表示部を外部から容易に視認できる遊技機を提供する。【解決手段】遊技機の扉に取り付けられるとともに、表示装置本体101と、表示装置本体101の背後に取り付けられる表示装置ケース102とを有する画像表示装置100と、表示装置本体101の背面に付設され、表示装置本体101の識別情報72が表示される識別情報表示部70とを有する。表示装置ケース102には、識別情報表示部70の識別情報72の少なくとも一部を画像表示装置100の外側から視認可能にする孔部80が設けられる。【選択図】図2

Description

本発明は遊技機に関する。
スロットマシン等の遊技機では、該遊技機を構成する種々の構成部品の製造元や製造日時等の管理を容易にするとともに、遊技機構成部品の交換時期を容易に判断できるようにするため、また、交換した遊技機構成部品の再利用等をスムーズに行なうことができるようにするために、遊技機構成部品を識別するためのコード化された2次元コードが表示される2次元コード表示部を設け(例えば、特許文献1参照)、この2次元コード表示部を携帯端末等(例えばバーコードリーダー)を用いて光学的に読み取ることによって機種交換やメンテナンス等に関連する製品管理を行なうようにすることが従来から提案され、また、実際に行なわれている。
特開2006−122118号
ところで、このような2次元コード表示部等の識別情報表示部は、バーコードやQRコード等の光学的に読み取られる2次元コードと共に遊技機構成部品の製造年月日やモデルナンバー等も表示される例えば管理コードシールの形態を成して遊技機構成部品に例えば貼り付けられるなどして付設される。
しかしながら、このような識別情報表示部を設けても、遊技機構成部品同士の組み付け状態によっては、識別情報表示部を外部から容易に視認できない場合がある。特に、遊技機の扉に取り付けられて機種交換やメンテナンス等に関連する製品管理に晒される機会が多い画像表示装置にあっては、例えば、管理コードシール(識別情報表示部)が貼り付けられるべき貼り付け領域が予め形成された表示装置本体を量産した後、この定められた貼り付け領域に対して管理コードシールを貼り付けて表示装置本体を完成させるとともに、この完成した表示装置本体に合わせた形状の表示装置ケースを設計してこれを表示装置本体の背後に組み付けるようにする場合もあり、そうした組み付け状態では管理コードシールを外部から容易に視認できない場合がある。2次元コードや、製造年月日、モデルナンバー等を外部から容易に把握(視認)できなければ、特に製品管理に晒され易いこのような画像表示装置においては、製品管理に支障を来たす虞がある。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたもので、画像表示装置に付設される識別情報表示部を外部から容易に視認できる遊技機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の遊技機は、正面開口部を有する筐体と、前記正面開口部を開閉可能に閉塞する扉と、前記扉に取り付けられるとともに、表示装置本体と、該表示装置本体の背後に設けられる表示装置ケースとを有する画像表示装置と、前記表示装置本体の背面に付設され、前記表示装置本体の識別情報が表示される識別情報表示部とを有し、前記表示装置ケースには、前記識別情報表示部の前記識別情報の少なくとも一部を前記画像表示装置の外側から視認可能にするための孔部が設けられ、前記孔部は、前記表示装置本体に電気的に接続される電気ラインを挿通するための開口であることを特徴とする。
本発明においては、画像表示装置の内側(表示装置本体の背面)に付設される識別情報表示部の識別情報の少なくとも一部を外側から視認できるようにする孔部が表示装置ケースに設けられるため、識別情報を画像表示装置の外部から例えば携帯端末等(例えばバーコードリーダー)を用いて光学的に読み取ることにより、または、目視により、容易に認識でき、したがって、製品管理等を迅速かつ効率的に行なうことが可能になる。
機種変更やメンテナンスに晒される機会が多く、異物侵入や不正アクセスが許されない電子部品を実装した画像表示装置においてこのような識別情報視認用の孔部を設けることは、製品管理上において特に有益であり、また、このような孔部は、画像表示装置が遊技機の扉に装着された状態において、少なくとも扉の開放状態で筐体外部から識別情報表示部の識別情報を視認可能にし得る。
また、前述したように管理コードシール(識別情報表示部)が貼り付けられるべき貼り付け領域が予め形成された表示装置本体を量産した後、この定められた貼り付け領域に対して管理コードシールを貼り付けて表示装置本体を完成させるとともに、この完成した表示装置本体に合わせた形状の表示装置ケースを設計してこれを表示装置本体の背後に組み付けるようにする場合には、識別情報の視認性を確保するための位置が限られてくるが、このような場合においても、上記構成のように表示装置ケースに設けられる孔部によって視認経路を確保すれば、省スペースで確実に識別情報を外部から視認できるようになる。
なお、上記構成において、識別情報表示部は、例えば、前述したように管理コードシールの形態を成して表示装置本体に例えば貼り付けられるなどして付設されてもよいが、その形態及び付設態様は限定されない。また、識別情報表示部に表示される識別情報としては、例えば、表示装置本体を識別するためのコード化された光学的に読み取り可能な2次元コード(例えば、バーコードやQRコード等)、表示装置本体の製造年月日やモデルナンバー等のその他の関連情報を挙げることができる。
また、本発明の前記構成において、孔部は、識別情報表示部の識別情報の全体を視認できるように開口していてもよく、あるいは、識別情報の一部のみを視認可能に開口していてもよい。いずれにしても、孔部は、識別情報表示部全体でなく、所望の識別情報を視認可能にすることにより、無駄なスペースを使用することなく最小限のスペースで必要な識別情報の読み取りを可能にすることが好ましい。
また、前記孔部は、識別情報の視認性を確保する機能以外の他の機能を更に有する。そのような他の機能として表示装置本体に電気的に接続される電気ラインのための挿通開口としての機能を有する
また、本発明の前記構成において、孔部は、上面と、下面と、両側の側面とによって識別情報の少なくとも一部を視認可能にする空間を画定し、少なくとも下面および側面は、表示装置本体と当接して側方および下方から空間を閉じることが好ましい。
このように、少なくとも側方および下方から識別情報視認空間が閉じられるようにすれば、そのような空間を通じて異物等が内側(表示装置本体側)へ侵入することを極力防止できる。特に内側の表示装置本体には電子部品等が配設されるため、異物による電気的な短絡も考えられることから、そのような空間を通じた異物の侵入を防止できれば、画像表示装置の故障等を回避でき、有益である。また、このような閉じられた空間は、内側(表示装置本体側)への不正なアクセスを防止することもできる。
また、本発明の前記構成において、孔部の上面は、識別情報表示部へ向けて下方へ傾斜する傾斜面として形成されることが好ましい。このような傾斜面を設けると、例えば識別情報を光学的に読み取るための光が識別情報表示部へ向けて入り込める角度を省スペースで効率的に前記空間にもたせることもできる。また、この傾斜面は、該傾斜面まで延びる両側の側面との協働により、空間的制約のある中で最小限のスペースで(最小限の加工作業で)、しかも、識別情報を光学的に読み取るための光の経路を十分に確保しつつ、識別情報表示部の視認を可能する空間を効率的に形成できるようにする。さらに、この傾斜面は、誤って内側(表示装置本体側)に侵入した異物を容易に取り出せるようにすることもできる。
また、本発明の前記構成において、孔部は、表示装置ケースの背後に遊技機の他の構成部品が組み付けられた状態で、識別情報表示部の識別情報の少なくとも一部を視認可能にすることが好ましい。このような構成によれば、遊技機構成部品の分解等を伴うことなく孔部によって識別情報表示部の識別情報を外部から容易に視認できる。
本発明の遊技機によれば、表示装置本体の背面に付設される識別情報表示部の識別情報の少なくとも一部を外側から視認できるようにする孔部が表示装置ケースに設けられるため、識別情報を画像表示装置の外部から例えば携帯端末等(例えばバーコードリーダー)を用いて光学的に読み取ることにより、または、目視により、容易に認識でき、したがって、製品管理等を迅速かつ効率的に行なうことが可能になる。
本発明の一実施の形態に係る遊技機の一例を示す全体斜視図である。 表示装置ケースを伴う画像表示装置の背面にサブ基板ユニットが取り付けられて成る構造体を背後から見た斜視図である。 図2の構造体からサブ基板ユニットを取り外した状態を示す画像表示装置全体の斜視図である。 画像表示装置の表示装置本体と表示装置ケースとを分解した状態を示す分解斜視図である。 表示装置ケース単体の背面側から見た全体斜視図である。 図5のA−A線に沿う断面斜視図である。 図6の要部を拡大して示す縦断面斜視図である。 図5のB−B線に沿う要部拡大断面斜視図である。 図7に示される要部の横断面図である。 表示装置ケースの孔部の変形例を示す図3に対応する斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、遊技機の概略構成について説明する。なお、以下では遊技機の一つであるスロットマシンについて説明するが、本発明に係る遊技機は、スロットマシンに限ることなく、パチンコ遊技機等のその他の遊技機であってもよい。
また、以下の説明においては、基本的に「前後」とは、スロットマシンの前側に遊技者が居る場合に、遊技者側が「前」で、スロットマシン側が「後」を意味し、「上下」とはスロットマシンの上面側が「上」で、下面側が「下」を意味し、「左右」とはスロットマシンを遊技する遊技者の左手側が「左」を意味し、右手側が「右」を意味する。
まず、発明が適用されるスロットマシンMの概略構成について説明する。
図1はスロットマシンMを示す斜視図である。このスロットマシンMは、筐体1を備えており、この筐体1は、底板、左右の側板、天板および背板を備え、当該筐体1の正面側に開口する正面開口部を有する箱形に形成されている。なお、底板の上面には、図示は省略するが、各部品に電力を供給するための電源装置を内蔵した電源ユニット、メダルを貯留するとともにメダルを払い出す払い出し装置としてのホッパーユニット等が設けられている。
また、筐体1の正面には、筐体1の正面開口部を開閉可能に閉塞する前扉3が設けられており、この前扉3は、前記正面開口部の開口上部を開閉可能に閉塞する上扉30と、開口下部を開閉可能に閉塞する下扉40とを備えている。
筐体1内には、図示は省略するが、交換ユニットが着脱可能に設けられている。交換ユニットは、種々の部品を設置あるいは固定するための支持体としての枠体と、この枠体に固定されたリールユニットおよび基板ユニットとから構成されている。ここで、リールユニットは、周囲に複数の図柄を表示した3個の回転リールと、回転リールを回転させるための駆動モータ(ステッピングモータ)を有している。また、基板ユニットは、CPU、ROM、RAM、I/O等の電子部品を備えた基板を、基板ケースに収納したものである。そして、基板ユニットは、スロットマシンMの遊技を制御するための遊技制御装置として機能する。
図1に示すように、上扉30の下部中央には、表示窓31が設けられ、この表示窓31の奥には、前記3個の回転リールが横一列に設けられている。各回転リールの外周面には複数種類の図柄が配列されており、回転リールが停止すると表示窓を通して1リール当たり3個の図柄が表示される。スロットマシンMでは、横3本と斜め2本とからなる計5本の入賞有効ラインが設定されている。
そして、3個の回転リールが停止したときに入賞有効ライン上に停止した図柄の組み合わせによって当選役が入賞したか否かが表示される。
また、上扉30の上部中央には、表示窓31の上方に表示窓32が設けられている。この表示窓32は上扉30に設けられた液晶パネルを有する画像表示装置100(液晶ユニット;図3参照)の表示面を見るために設けられたものであり、この画像表示装置100では、その表示面に遊技機における演出用の画像が表示されるようになっている。なお、画像表示装置100は、演出用の画像を表示できるものであれば、液晶ディスプレイ以外のディスプレイであってもよい。
また、上扉30の表示窓31と表示窓32との間には、意匠が施された意匠部60が設けられている。また、上扉30の表示窓32の上部および左右両側部には、報知や演出などを行うためのランプ33a,33bが設けられている。
また、上扉30は、筐体1内に設けられた前記交換ユニットにヒンジを介して回動可能に連結されることで、筐体1の開口上部を開閉するようになっている。また、下扉40は筐体1にヒンジを介して回動可能に連結されることで、筐体1の開口下部を開閉するようになっている。
なお、このスロットマシンMは、分離型筐体タイプの構造を有するものであり、遊技店における機種の交換時に、上扉30が回動自在に取り付けられた交換ユニットを交換するようになっており、機種の交換時に筐体1、下扉40および筐体1内の電源ユニットやホッパーユニット等は、遊技店の島設備に取り付けられたままで、交換されないようになっている。また、スロットマシンMは、分離型筐体タイプに限られるものではなく、機種交換時にスロットマシン全体を交換するものであってもよい。この場合に、前扉3を上扉30と下扉40とに分けない一体の構造としてもよい。また、上扉30と下扉40とに分ける場合に、上扉30を、筐体1の側板にヒンジを介して回動自在に取り付けてもよい。
また、上扉30の下端部には、下扉40の前面より後方側で下扉40の上端より下側に突出する係合部が設けられ、下扉40が閉じた状態で、上扉30を開放することができない構造になっている。
また、下扉40の上部には、スロットマシンMを操作するための操作部50が設けられている。操作部50には、クレジットされたメダルを払い出すための精算スイッチ52、ゲームを開始させるためのスタートレバー53、回転リールの回転を停止させるためのストップスイッチ54、メダルを投入するためのメダル投入口42、メダル投入口42の下方のメダル通路内で発生したメダル詰まりを解消するリジェクトボタン55、最大数の3枚のメダルをゲームに投資するときに操作されるMAXベットスイッチボタン56等が設けられる他、遊技の演出等を選択するための操作盤57や、表示ユニット58が設けられている。操作盤57は操作部50の幅方向(左右方向)の略中央部に配置され、メダル投入口42およびリジェクトボタン55を挟んで、右側に表示ユニット58が配置されている。なお、操作盤57には、演出等の選択用の十字キー、決定ボタン、キャンセルボタン等を有している。
また、下扉40の下部には、スロットマシン内部よりメダルを排出するためのメダル払い出し口と、メダル払い出し口から排出されたメダルを溜めておくためのメダル受け皿43とが形成されている。また、操作部50とメダル受け皿43との間には液晶表示パネル45が取り付けられている。また、この液晶表示パネル45の左右両側にはそれぞれ報知や演出などを行うためのランプ33dが設けられている。
画像表示装置100は、図2および図3に示すように、表示装置本体(または液晶モジュール)101と、表示装置ケース(または液晶ケース)102とを備えている。表示装置本体101は、略長方形板状となっており、略長方形板状の液晶パネルと、この液晶パネルを支持する略長方法形枠状のベゼル部とを備えている。なお、前記液晶パネルは、正面視略長方形の前述した表示面を備えている。そして、表示装置本体101は、この表示装置本体101の背面に一体的に取り付けられる図2に示される副制御基板ユニット(またはサブ基板ユニット)103に設けられる副制御基板から送られる制御信号を受けて、演出用の画像を前記表示面に表示する。なお、前記副制御基板とは、表示や音声や照明による演出を制御する基板をいう。
表示装置ケース102は、特に図5に示すように、略長方形板状の背面板120と、上側壁部121と、下側壁部122と、左側壁部123と、右側壁部124とを備えている。また、上側壁部121、下側壁部122、左側壁部123および右側壁部124は、背面板120の上下左右の各辺部から背面板120に対して直角に前方に向けて延びる板状の部材であって、透光性を有さない黒色の合成樹脂により背面板120と一体的に成形されている。また、上側壁部121、下側壁部122、左側壁部123および右側壁部124は、それぞれの前端面が面一になっているとともに、隣接する壁部同士が隙間なく並べられており、これらによって正面視略矩形環状の環状壁125を形成している。そして、表示装置ケース102は、背面板120と環状壁125とにより、正面側が開口した薄型の略長方形箱状となっており、表示装置ケース102の内側に表示装置本体101と図示しない枠体とが収容されるようになっている。
上側壁部121には、外側(上側)に突出する2つの凸部128,128が左右に離間して設けられており、それぞれの凸部128,128の内側に凹所(前側にあるため図5では見えない)が形成されている。また、下側壁部122にも、外側(下側)に突出する2つの凸部129,129が、左右に離間して設けられており、それぞれの凸部129,129の内側に凹所(前側にあるため図5では見えない)が形成されている。また、これら4つの各凹所には、背面板120から前方に向けて突出するボス(図示せず)が設けられている。
また、上側壁部121には、外側(上側)に突出するようにして、ネジ挿通孔を有する2つの表示装置取付部126が、左右に離間して設けられている。また、下側壁部122にも、外側(下側)に突出するようにして、ネジ挿通孔を有する2つの表示装置取付部127が、左右に離間して設けられている。
また、本実施の形態において、上扉30の内側に着脱可能に取り付けられる画像表示装置100の表示装置本体101の背面101aには、図4に示すように識別情報表示部70が付設される。特に、本実施の形態において、識別情報表示部70は、例えば管理コードシールの形態を成して表示装置本体101の背面101aに例えば貼り付けられるなどして付設されるが、その形態及び付設態様は限定されない。また、識別情報表示部70に表示される識別情報としては、例えば、表示装置本体101を識別するためのコード化された光学的に読み取り可能な2次元コード(例えば、バーコードやQRコード等)、表示装置本体101の製造年月日やモデルナンバー等のその他の関連情報を挙げることができる。特に、本実施の形態では、図4に示すように、管理コードシール(識別情報表示部)70の例えば上側領域に左右に分かれて、識別情報として、バーコード72と、表示装置本体101の製造年月日、製造元、製造番号、モデルナンバー、ロット管理のための他の情報、リユースのための管理情報等を含む文字列からなる関連情報95とが表示されているが、識別情報は2次元コードや文字列に限らず任意の形態を成すことができ、識別情報の表示位置も上側領域等に限定されず、また、識別情報表示部70もシールに限定されず、任意の形態を成すことができる。
また、このような識別情報の少なくとも一部、特にバーコード72は、本実施の形態では、表示装置本体101とこれに対応する表示装置ケース102との組み付けやリユース等に関連して、表示装置ケース102の背面板120に設けられる識別情報と結び付けられる(紐付けされる)。特に本実施の形態では、表示装置ケース102の背面板120の図5中の左下側付近に識別情報としてQRコード99が付設されており、このQRコード99の情報とバーコード72の情報との関連付けより、製品管理の効率化等が図られる。
なお、本実施の形態では、一例として、管理コードシール(識別情報表示部)70が貼り付けられるべき貼り付け領域が予め形成された表示装置本体101を量産した後、この定められた貼り付け領域に対して管理コードシール70を貼り付けて表示装置本体101を完成させるとともに、この完成した表示装置本体101に合わせた形状の表示装置ケース102を設計してこれを表示装置本体101の背後に組み付けるようにしている。図4には、管理コードシール(識別情報表示部)70が貼り付けられるべき貼り付け領域として、溝状の画定枠部94が管理コードシール70の四隅にマーキングされるように表示装置本体101の背面101aに形成されるが、そのような貼り付け領域を画定する手段は、溝状でなくてもよく、また、管理コードシール70の四隅のみならず、管理コードシール70の全周を取り囲むように形成されてもよい。
また、本実施の形態において、このような表示装置本体101の背後に隣接して取り付けられる表示装置ケース102には、その内側に位置付けられる表示装置本体101の前述した管理コードシール(識別情報表示部)70の識別情報の少なくとも一部を外側(背後)から視認可能にする孔部80(図3参照)が、例えば背面板120の右上縁部付近で表示装置取付部126の下側にほぼ位置して設けられる。そのような孔部80は、例えば携帯端末等(例えばバーコードリーダー)を用いて光学的に管理コードシール70の識別情報の少なくとも一部を読み取ることができるようにする。特に、本実施の形態において、この孔部80は、表示装置ケース102の背面側に他の遊技機構成部品としての副制御基板ユニット103が取り付けられた図2の状態でも、管理コードシール70の識別情報の少なくとも一部、ここでは、少なくともバーコード72の全体、好ましくは図7に最も明確に示されるように、管理コードシール70の上側領域に位置されるバーコード72のみを視認できるように背面側へ向けて開口する。すなわち、表示装置本体101と表示装置ケース102(及び/又は副制御基板ユニット103)とが組み付けられた図3(及び/又は図2)の状態では、孔部80を通じてバーコード72の全体を視認できる一方で、識別情報を構成する他の関連情報95は表示装置ケース102によって隠される(孔部80を通じて視認できない)ようになっている(図9参照)。なお、図9では、管理コードシール70に表示される識別情報のうち、バーコード72のみが黒く塗りつぶされて図示されている。
このような視認を可能にする孔部80は、具体的には、図7に最も明確に示されるように、上面80aと、下面80baと、左右両側の側面80c,80cとによって、管理コードシール70の識別情報の少なくとも一部(本実施の形態では、バーコード72の全体)を表示装置ケース102の外側(背面側)から視認可能にする内部空間Sを画定する。より具体的には、下面80baは、好ましくは後側(副制御基板ユニット103側)に向けてやや斜め上方に延びて両側面80c,80cに接続するこの下面80baと、内部空間Sを背後側から閉じるように両側面80c,80cに接続する後面80bbと、後面80bbの上端から内部空間Sへ向けて内側に延びて上面80aと部分的に対向する対向面80bcとを含む立ち壁80bの一部を構成する。また、側面80c,80cは、下面80baの両側から上方へ立ち上がるとともに、対向面80bcの両側で後方へと延在して、後方で開口する孔部80の開口部89を対向面80bおよび上面80aとともに画定する。この場合、対向面80bcは、バーコード72の全体を開口部89から視認可能にする上側空間部S1と、ここから下方へ向けて管理コードシール70の全体にわたって延在する下側空間部S2とに内部空間Sを部分的に仕切るように内側へ向けて延びている。また、上面80aは、本実施の形態では、開口部89から管理コードシール70へ向けて下方へ傾斜する傾斜面として形成される。
また、本実施の形態において、少なくとも下面80baおよび側面80cは、表示装置本体101の背面101aと当接して、側方および下方から内部空間Sを閉じるように位置される(図7参照)が、管理コードシール70のバーコード72の読み取りに支障を来さない限りにおいて上面80aも表示装置本体101の背面101aに当接してもよい。
なお、図4に示すように、表示装置ケース102には、その下側領域の左右両側に位置して背面板120に電気ライン挿通孔140,150がさらに設けられる。具体的には、本実施の形態では、孔部80の下方側に位置して第1の電気ライン挿通孔140が設けられるとともに、第1の電気ライン挿通孔140よりも左側に位置して第2の電気ライン挿通孔150が設けられる。これらの電気ライン挿通孔140,150には、表示装置本体101側の電気コネクタ109a,109bから延びる対応する電気ライン170,180が挿通され、また、これらの電気ライン170,180は、その端部の電気コネクタ172,182を介して、対応する電子部品に電気的に接続される。この場合、電気ライン挿通孔140,150は、特に図6および図8に明確に示されるように、これらの挿通孔140,150への電気ライン170,180の挿通時に挿通孔140,150の角張った縁部によってこれらの電気ライン170,180を傷付けない(または断線させない)ように、電気ライン170,180の滑らかな挿通を可能にするテーパ面(傾斜面)142,152を有する。
以上説明したように、本実施の形態においては、画像表示装置100の内側(表示装置本体101の背面)に付設される識別情報表示部としての管理コードシール70の識別情報の少なくとも一部(本実施の形態ではバーコード72の全体)を外側から視認できるようにする孔部80が表示装置ケース102に設けられるため、バーコード72を画像表示装置の外部から例えば携帯端末等(例えばバーコードリーダー)を用いて光学的に読み取ることにより容易に認識でき、したがって、製品管理等を迅速かつ効率的に行なうことが可能になる。
機種変更やメンテナンスに晒される機会が多く、異物侵入や不正アクセスが許されない電子部品を実装した画像表示装置100においてこのような識別情報視認用の孔部80を設けることは、製品管理上において特に有益であり、また、このような孔部80は、画像表示装置100がスロットマシンMの前扉3に装着された状態において、少なくとも前扉3の開放状態で筐体1の外部から管理コードシール70の識別情報(本実施の形態ではバーコード72)を視認可能にし得る。
また、本実施の形態のように、管理コードシール70が貼り付けられるべき貼り付け領域94が予め形成された表示装置本体101を量産した後、この定められた貼り付け領域94に対して管理コードシール70を貼り付けて表示装置本体101を完成させるとともに、この完成した表示装置本体101に合わせた形状の表示装置ケース102を設計してこれを表示装置本体101の背後に組み付ける場合には、識別情報の視認性を確保するための位置が限られてくるが、このような場合においても、上記構成のように表示装置ケース102に設けられる孔部80によって視認経路を確保すれば、省スペースで確実に識別情報(バーコード72)を外部から視認できるようになる。
また、本実施の形態において、孔部80は、上面80aと、下面80baと、両側の側面80c,80cとによって管理コードシール70の識別情報の少なくとも一部(バーコード72全体)を視認可能にする内部空間Sを画定し、少なくとも下面80aおよび側面80c,80cは表示装置本体101と当接して側方および下方から内部空間Sを閉じている。このように、少なくとも側方および下方から識別情報視認空間Sが閉じられるようにすれば、そのような空間Sを通じて異物等が内側へ侵入することを極力防止できる。特に内側に電子部品等が配設されるような本実施の形態の場合には、異物による電気的な短絡も考えられることから、そのような空間Sを通じた異物の侵入を防止できれば、スロットマシンMの故障等を回避でき、有益である。また、このような閉じられた空間Sは、内側への不正なアクセスを防止することもできる。
また、本実施の形態において、孔部80の上面80aは、管理コードシール70へ向けて下方へ傾斜する傾斜面として形成されている。このような傾斜面80aを設けると、例えばバーコード72を光学的に読み取るための光が管理コードシール70へ向けて入り込める角度を省スペースで効率的に空間Sにもたせることもできる。また、この傾斜面80aは、該傾斜面80aまで延びる両側の側面80c,80cとの協働により、空間的制約のある中で最小限のスペースで(最小限の加工作業で)、しかも、バーコード72を光学的に読み取るための光の経路を十分に確保しつつ、管理コードシール70の識別情報の視認を可能する空間Sを効率的に形成できるようにする。さらに、この傾斜面80aは、誤って内側に侵入した異物を容易に取り出せるようにすることもできる。
また、本実施の形態において、孔部80は、表示装置ケース102が副制御基板ユニット103と組み付けられた状態でも管理コードシール70の識別情報の少なくとも一部を視認可能にする。したがって、画像表示装置100から副制御基板ユニット103を取り外さなくても孔部80によって管理コードシール70の識別情報を外部から容易に視認でき、有益である。
なお、本発明は、前述した実施の形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。例えば、孔部の構造形態は、前述した実施形態に限定されず、外側から識別情報を視認できるような形態であればどのような形態であっても構わない。また、前述した実施の形態では、孔部80を通じてバーコード72の全体が視認できるようになっているが、例えば、図10に示すように、バーコード72の一部と、関連情報95の全体又は一部とが孔部80を通じて視認できるようになっていてもよい。具体的には、図10の例では、孔部80の左側端部領域で管理コードシール70の上側領域に表示されるバーコード72の端部を視認でき、そのバーコード72の右側領域(管理コードシール70の上側領域に位置される)で関連情報95の全部を孔部80を通じて視認できる。また、孔部80は、識別情報の視認性を確保する機能以外の他の機能を更に有してもよい。そのような他の機能としては、例えば、表示装置本体に電気的に接続される電気ラインのための挿通開口としての機能を挙げることができる。これに関連して、図10には、表示装置本体101に電気的に接続される電気ライン200が孔部80を貫通して延びている。また、前述した実施の形態の挿通孔140,150が孔部80のように形成され、挿通孔140,150を通じてその内側の識別情報(図示せず)が視認できるようになっていてもよい。
1 筐体
3 前扉(扉)
30 下扉
40 上扉
70 管理コードシール(識別情報表示部)
72 バーコード(識別情報)
80 孔部
80a 上面(傾斜面)
80ba 下面
80c 側面
95 関連情報(識別情報)
100 画像表示装置
101 表示装置本体
102 表示装置ケース
103 副制御基板ユニット(他の構成部品)
M スロットマシン(遊技機)
S 内部空間(空間)

Claims (1)

  1. 正面開口部を有する筐体と、
    前記正面開口部を開閉可能に閉塞する扉と、
    前記扉に取り付けられるとともに、表示装置本体と、該表示装置本体の背後に設けられる表示装置ケースとを有する画像表示装置と、
    前記表示装置本体の背面に付設され、前記表示装置本体の識別情報が表示される識別情報表示部と、
    を有し、
    前記表示装置ケースには、前記識別情報表示部の前記識別情報の少なくとも一部を前記画像表示装置の外側から視認可能にするための孔部が設けられ、
    前記孔部は、前記表示装置本体に電気的に接続される電気ラインを挿通するための開口であることを特徴とする遊技機。
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