JP2001046698A - 遊技機における配線基板の保護カバー構造 - Google Patents

遊技機における配線基板の保護カバー構造

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JP2001046698A
JP2001046698A JP11224158A JP22415899A JP2001046698A JP 2001046698 A JP2001046698 A JP 2001046698A JP 11224158 A JP11224158 A JP 11224158A JP 22415899 A JP22415899 A JP 22415899A JP 2001046698 A JP2001046698 A JP 2001046698A
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protective cover
wiring board
board
lamp
cover body
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JP11224158A
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Takaaki Ichihara
高明 市原
Atsushi Honda
温 本田
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Daiichi Shokai Co Ltd
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Daiichi Shokai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線基盤の裏面側を保護カバー体によって覆
った状態においても配線基板の裏面に表示された表示部
を視認可能とする。 【解決手段】 遊技機の遊技盤10に装着された役物装
置30に接続された配線基板50、55の裏面側に、同
裏面を覆って保護するための保護カバー体71が設けら
れる。保護カバー体71には、配線基板50、55の裏
面の所定箇所に表示された表示部52、58を視認する
ための透視可能領域77、78が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は遊技機における配
線基板の保護カバー構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技機(主としてパチンコ機)に
おいて、ランプ基板、制御基板等の配線基板の所定箇所
には、基板の種類や内容を表示する管理番号、基板製造
番号、製造者名、遊技機名、部品番号、端子番号等が表
示された表示部が設けられている。このような配線基板
を物(例えば、パチンコ球)の衝突等から保護するため
に、配線基板に対し、同配線基板を覆う保護カバー体が
設けられることが知られている。このような保護カバー
体は、主として合成樹脂よりなり、配線基板を覆うよう
にしてネジ等によって着脱可能に装着されているのが一
般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来に
おいて、配線基板を覆うようにして合成樹脂製の保護カ
バー体が設けられると、配線基板上に表示された表示部
が保護カバー体によって隠蔽され、その表示部の視認が
困難となったり、ときには視認不能となる場合がある。
このため、配線基板の保守、点検等に際し、その配線基
板上に表示された表示部を視認する必要がある場合、そ
の度毎にネジ等を外して保護カバー体を離脱しなければ
ならない。さらに、表示部を視認した後、再び、保護カ
バー体をネジ等によって取り付けなければならず、その
保護カバー体の脱着作業が厄介で、多くの手間や時間が
必要となる、という問題点があった。
【0004】この発明の目的は、前記従来の問題点に鑑
み、配線基盤の裏面側を保護カバー体によって覆った状
態においても配線基板上に表示された表示部を視認する
ことができる遊技機における配線基板の保護カバー構造
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、第1の発明は、請求項1に記載のとおりの構成を要
旨とする。したがって、遊技盤の役物装置に接続された
配線基板の裏面が保護カバー体によって覆われて保護さ
れている。このため、その配線基板の配線部分に対し、
パチンコ球等の異物が接触してショートする事故が未然
に防止される。すなわち、遊技盤の役物装置に接続され
るランプ基板や制御基板等の配線基板が設けられる部分
の上方には、球タンクやタンクレールが配設される。こ
のため、球タンクやタンクレールからこぼれ落ちたパチ
ンコ球がランプ基板や制御基板等の配線基板に向けて落
下することがある。この際、配線基板の裏面が保護カバ
ー体によって覆われて保護されることで、配線基板の配
線部分に対し、パチンコ球が接触してショートする事故
が未然に防止される。
【0006】また、第2の発明は、請求項2に記載のと
おりの構成を要旨とするもので、保護カバー体は、有色
の合成樹脂よりなり、同保護カバー体には役物装置の装
飾部が一体に形成されるとともに、透視可能領域として
の透孔が形成されている。したがって、有色の合成樹脂
よりなる保護カバー体の装飾部によって役物装置の装飾
性を高めることができるため、専用の装飾部材を製作し
て役物装置に組み付けるものと比べ、部品点数や組付工
数を軽減することができ、その分だけコスト低減を図る
ことができる。さらに、有色の合成樹脂よりなる保護カ
バー体に透視可能領域としての透孔が形成されることに
よって、その透孔を透して、配線基板裏面の表示部を容
易に視認することができる。
【0007】第3の発明は、請求項3に記載のとおりの
構成を要旨とするもので、遊技機の所定位置に配置され
内部に配線基板としての制御基板が収納された制御ボッ
クス装置において、前記制御ボックス装置の内部には、
前記制御基板を覆って同制御基板を外部の静電気、電磁
波等から保護する導電性シールド板よりなる保護カバー
体が設けられ、前記保護カバー体には、前記制御基板の
所定箇所に表示された表示部を視認するための視認可能
領域としての透孔が設けられている。したがって、導電
性を有するシールド板より形成される保護カバー体によ
って、外部からの電磁波を遮断することができ、制御基
板を電磁波から保護することができる。しかも、制御ボ
ックス本体が透明である場合、保護カバー体の透孔を透
して制御基板上の管理番号、製造者名等の表示部を視認
することができる。このため、制御基板上の管理番号、
製造者名等の表示部を確認する必要性がある場合に、そ
の度毎に制御ボックスから制御基板を取り外してその制
御基板上の表示部を確認する煩わしさが解消される。な
お、制御ボックスが不透明で透視不能の場合、保護カバ
ー体の透孔の対応する制御ボックスの部分にも透視可能
領域、例えば透孔が設けられる。
【0008】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)この発明の実施
の形態1を図1〜図6にしたがって説明する。遊技機と
してのパチンコ機の遊技盤を正面(前面)から表した図
6において、遊技盤10の前面の周縁部には、外レール
12と内レール13とを備えた球案内レール11が装着
され、その球案内レール11の内側には、遊技領域15
が区画形成されている。遊技盤10には、その遊技領域
15の略中央部に位置してセンタ役物装置30が装着さ
れ、そのセンタ役物装置30上部の左右両側部に位置し
て風車器16がそれぞれ配設され、センタ役物装置30
下部の左右両側部に位置して風車器17がそれぞれ配設
されている。
【0009】また、遊技盤10には、そのセンタ役物装
置30の下部中央部に位置して特別図柄始動口18が配
設され、その特別図柄始動口18の下方には、アタッカ
装置20が装着されている。このアタッカ装置20に
は、その略中央部に開閉扉21によって開閉される大入
賞口22が設けられ、その大入賞口22の下部には開閉
部材26によって開閉される開閉式特別図柄始動口27
が設けられている。また、遊技盤10には、アタッカ装
置20の下方中央部に位置しかつ遊技領域15の最下端
においてアウト口25が形成されている。また、遊技盤
10には、その遊技領域15の左右両側部においてサイ
ド装飾部材28が配設され、これらサイド装飾部材28
の所定位置にはサイド一般入賞口29が設けられてい
る。
【0010】前記センタ役物装置30は、その本体部分
をなす役物本体31と図柄表示装置80とを備えてい
る。図2と図3に示すように、役物本体31は、その略
中央部に前開口窓33を備えて枠状に形成されるととも
に、遊技盤10の略中央部に貫設された役物組付孔10
aを塞ぐようにして遊技盤10の前面に装着されてい
る。
【0011】図2に示すように、役物本体31の左右両
側部には、裏面側に凹んだ段差部がそれぞれ形成され、
これら段差部には左右の中央サイドレンズ42が装着さ
れている。これら左右の中央サイドレンズ42の略中間
高さ位置には、普通図柄始動口44がそれぞれ設けら
れ、一方の普通図柄始動口44の前面には、普通図柄表
示手段として機能する抽選ランプ(LED等も含む)4
5、46が配設されている。これら抽選ランプは、例え
ば、赤色と緑色に色分けされており、緑色の抽選ランプ
45が点灯したときには、開閉式特別図柄始動口27の
開閉部材26が所定時間(例えば、1秒間)開放するよ
うになっている。また、役物本体31の下部前面の左右
両側部には、左右の下サイドレンズ43が装着されてい
る。
【0012】また、図2と図3に示すように、役物本体
31の上部前面には、透明又は半透明で透光性を有する
上飾り部材40が装着されている。この上飾り部材40
の中央部には、開口部が形成され、その開口部には普通
図柄用保留表示板47が設けられている。この普通図柄
用保留表示板47には、普通図柄始動口44に流入した
球を最大で4個保留して表示するための普通図柄用保留
ランプ62に対応する4つのレンズ部41がそれぞれ設
けられている。また、役物本体31の上部前面には、上
飾り部材40の下方に位置して、特別図柄始動口に流入
した球を最大で4個保留して表示するための特別図柄用
保留ランプ63に対応する4つのレンズ部49がそれぞ
れ設けられている。
【0013】図1と図2に示すように、役物本体31の
裏面側の左右両側部の上部寄りには、左右の第1のラン
プ基板50が配設されている。また、役物本体31の裏
面側の左右両側部の下部寄りには左右の第2のランプ基
板55が配設されている。さらに、役物本体31の裏面
側の上部には第3のランプ基板60が配設されている。
前記第1のランプ基板50は、左右の中央サイドレンズ
42の上半部にそれぞれ対応する位置に配設され、これ
ら第1のランプ基板50の前面側には、中央サイドレン
ズ42の上半部を照明するための照明用ランプ51が組
み付けられている。
【0014】また、第2のランプ基板55は、左右の中
央サイドレンズ42の下半部及び左右の下サイドレンズ
43にそれぞれ対応する位置に配設され、これら第2の
ランプ基板55の前面には、中央サイドレンズ42の下
半部と下サイドレンズ43とをそれぞれ照明するための
照明用ランプ56、57がそれぞれ組み付けられている
(図5参照)。また、第3のランプ基板60は、上飾り
部材40に対応する位置に配設され、その第3のランプ
基板60の前面には、上飾り部材40を照明するための
複数の照明用ランプ61と、普通図柄用保留表示板47
の4つのレンズ部41をそれぞれ個別に照明するための
普通図柄用保留ランプ62と、上飾り部材40の下方に
位置する4つのレンズ部49をそれぞれ個別に照明する
ための特別図柄用保留ランプ63とがそれぞれ組み付け
られている(図3及び図4参照)。そして、役物本体3
1の裏面(後面)側には、左右の第1のランプ基板50
と左右の第2のランプ基板55との裏面側を覆ってこれ
らランプ基板50、55を保護するための保護カバー体
71がネジ等によって装着されている。
【0015】図1に示すように、前記保護カバー体71
は、左右の第1のランプ基板50と左右の第2のランプ
基板55との裏面側を覆う大きさの1枚のプレートによ
って形成されている。また、保護カバー体71は、役物
本体31の前開口窓33に対応する部分において、前開
口窓33よりも適宜に小さくかつ図柄表示装置80の図
柄表示面81を視認可能に露出する後開口窓72が形成
されている。この実施の形態1において、役物本体31
の前開口窓33は、その左右両側部が外側に向けて湾曲
されており、当該湾曲部において保護カバー体71の部
分が大きく露出している。そして、保護カバー体71の
露出部分を装飾部73としている。さらに、保護カバー
体71は、その装飾部73の装飾性を高めるために、例
えば、青、赤、緑等の色彩を有する透明、半透明の合成
樹脂製プレートによって形成されている。
【0016】また、この実施の形態1において、保護カ
バー体71の前面には、前記左右の第1のランプ基板5
0及び左右の第2のランプ基板55を位置決めして取り
付けるための基板取付部53、59が形成されている。
保護カバー体71の各基板取付部53、59には、第1
のランプ基板50又は第2のランプ基板55を通してネ
ジがねじ込まれるボスと、第1のランプ基板50又は第
2のランプ基板55の裏面側に当接して支持する支持片
とがそれぞれ形成されている。さらに、支持片の先端部
の一部には、第1のランプ基板50又は第2のランプ基
板55に設けられた位置決め孔に嵌挿される位置決めピ
ンが突設されている。そして、保護カバー体71の前面
の各基板取付部53、59には、左右の第1のランプ基
板50及び左右の第2のランプ基板55が位置決めされ
て取り付けられるようになっている(図1参照)。
【0017】前記左右の第1のランプ基板50及び左右
の第2のランプ基板55の裏面の所定箇所には、基板の
種類や内容を表示する管理番号、基板製造番号、製造者
名、遊技機名、部品番号、端子番号等が表示された表示
部52、58が設けられている。左右の第1のランプ基
板50及び左右の第2のランプ基板55の裏面側を覆っ
てこれらランプ基板50、55を保護するための保護カ
バー体71が青、赤、緑等の色彩を有する透明、半透明
の合成樹脂製プレートによって形成されている場合、保
護カバー体71を透して第1のランプ基板50及び第2
のランプ基板55裏面の各表示部が視認し難くなる。こ
のような不具合を考慮して、保護カバー体71には、第
1のランプ基板50及び第2のランプ基板55裏面の各
表示部を容易に視認するための透視可能領域としての透
孔77、78がそれぞれ貫設されている(図1及び図5
参照)。この実施の形態1において、保護カバー体71
の透孔77、78はパチンコ球が侵入できない大きさ形
状に形成されている。また、保護カバー体71と第1の
ランプ基板50との間の隙間S及び保護カバー体71と
第2のランプ基板55との間の隙間はパチンコ球の直径
寸法よりも適宜に小さく設定され、これら隙間Sにパチ
ンコ球が侵入不能となっている(図5参照)。
【0018】なお、第3のランプ基板60は、役物本体
31の裏面にネジによって直接装着されている。この第
3のランプ基板60の裏面には、主制御装置(主制御基
板、、枠基板、中継基板等を備えている)に接続するた
めのコネクタ、第1のランプ基板50に接続するための
コネクタ、及び第2のランプ基板55に接続するための
コネクタ等がそれぞれ配設されている。また、役物本体
31の下部には、モータ等の電動アクチュエータを駆動
源として前後方向に進退される可動部材91が設けら
れ、保護カバー体71の下部の裏面側には前記可動部材
を含む役物本体31の下部を照明するための照明用ラン
プ96を有する第4のランプ基板95が装着されている
(図1及び図3参照)。また、保護カバー体71の裏面
側には、その後開口窓62に表示面を露出して図柄表示
装置80が組み付けられており、この図柄表示装置80
の表示面には、特別図柄が変動表示されるようになって
いる。
【0019】この実施の形態1に係る遊技機としてのパ
チンコ機は上述したように構成される。したがって、パ
チンコ遊技の際、図示しない球発射装置から球発射通路
14に発射された球は、遊技領域15の上部に打ち出さ
れ、多数の誘導釘に案内されながら遊技領域15の下部
に向けて流れる。遊技領域15に打ち出された球のう
ち、一部の球は普通図柄始動口44、サイド一般入賞口
29、特別図柄始動口18等の入球口に流入する。ま
た、これら入球口に流入しなかった多くの球は遊技領域
15の下部のアウト口25に流入し、機外に排出され
る。
【0020】左右の普通図柄始動口44のうちのいずれ
か一方の普通図柄始動口44に球が流入すると、図6に
向かって右側の普通図柄始動口44に配設された普通図
柄表示手段としての緑色、赤色の抽選ランプ45、46
が点滅する。いま、緑色の抽選ランプ45が点灯した場
合、開閉式特別図柄始動口27の開閉部材26が所定時
間(例えば、1秒間)開放し、開閉式特別図柄始動口2
7に対し球が流入可能となる。特別図柄始動口18又は
開閉式特別図柄始動口27に球が流入すると、その球が
センサによって検出され、その検出信号が主制御装置
(主制御基板)に送られる。すると、その制御信号が図
柄表示装置80の制御基板に出力され、これによって図
柄表示装置80の表示面に表示された図柄が変動し、設
定時間後停止する。そして、図柄表示装置80の表示面
には前記制御信号に基づく図柄が表示される。
【0021】図柄表示装置80の表示面に表示された図
柄が「大当たり図柄」、例えば「7・7・7」となって
停止した場合、大当たりとなる。すると、アタッカ装置
20の開閉扉21によって大入賞口22が開かれる。大
入賞口22に球が10個流入するか、あるいは、30秒
経過すると、開閉扉21によって大入賞口22が閉じら
れる。大入賞口22の開放時において、その大入賞口2
2に設けられた特定領域に球が入ると、開閉扉21によ
って大入賞口22が一旦閉じた後、再び開く。開閉扉2
1によって大入賞口22が最大16回開閉を繰り返すこ
とで、大当たりのパチンコ遊技が終了する。
【0022】また、大当たりのパチンコ遊技の際、主制
御装置(主制御基板)から出力されるランプ制御信号に
よって第1のランプ基板50の照明用ランプ51、第2
のランプ基板55の照明用ランプ56、57、第3のラ
ンプ基板60の照明用ランプ61等が点滅制御される。
これによって、役物本体31の上飾り部材40、中央サ
イドレンズ42、下サイドレンズ43等が照明、非照明
の状態となるため、大当たり遊技の興趣が増大し、遊技
者の歓心を高めることができる。また、大当たりのパチ
ンコ遊技が終了し、例えば、確率変動等となった場合に
おいても、前記のように役物本体31の上飾り部材4
0、中央サイドレンズ42、下サイドレンズ43等が照
明、非照明の状態とされることで、確率変動時等の遊技
の興趣が増大し、遊技者の歓心を高めることができる。
【0023】センタ役物装置30の役物本体31に対す
る第1のランプ基板50や第2のランプ基板55等の配
線基板が設けられる部分の上方には、図示はしないが球
タンクやタンクレールが配設される。このため、球タン
クやタンクレールからこぼれ落ちたパチンコ球が第1の
ランプ基板50や第2のランプ基板55に向けて落下す
ることがある。一方、役物本体31の裏面側に配置され
た第1のランプ基板50及び第2のランプ基板55の裏
面側は、保護カバー体71によって覆われて保護されて
いる。このため、第1のランプ基板50及び第2のラン
プ基板55の裏面の配線部分に対し、球タンクやタンク
レールからこぼれ落ちたパチンコ球やその他の異物が接
触してショートする事故が未然に防止される。また、こ
の実施の形態1において、保護カバー体71には、役物
本体31の前開口窓33の左右両側部の湾曲部から露出
する装飾部73が一体に形成されている。さらに、保護
カバー体71は、その装飾部73の装飾性を高めるため
に、例えば、青、赤、緑等の色彩を有する透明、半透明
の合成樹脂製プレートによって形成されている。このた
め、役物本体31の装飾性を保護カバー体71の装飾部
73によって高めることができる。すなわち、役物本体
31の装飾性を高めるための専用の装飾部材を製作して
役物本体31に組み付けることなく、保護カバー体71
の装飾部73によって役物本体31の装飾性を高めるこ
とができ、部品点数や組付工数を軽減してコスト低減を
図ることができる。
【0024】また、パチンコ機の組み付け作業時や保守
・点検等の際、第1のランプ基板50及び第2のランプ
基板55裏面に表示された管理番号、基板製造番号、製
造者名、遊技機名、部品番号、端子番号等の表示部5
2、58を確認する場合、保護カバー体71の透視可能
領域としての透孔77、78を透して、第1のランプ基
板50及び第2のランプ基板55裏面の各表示部52、
58を容易に視認することができる。このため、第1の
ランプ基板50及び第2のランプ基板55の保守・点検
や着脱交換作業が容易にかつ誤りなく正確に行うことが
できる。
【0025】なお、前記実施の形態1において、第1の
ランプ基板50及び第2のランプ基板55裏面に表示さ
れた管理番号、基板製造番号等の表示部52、58を確
認するために保護カバー体71に透孔77、78を貫設
して透視可能領域を構成したが、これに限定するもので
はない。例えば、第1のランプ基板50及び第2のラン
プ基板55裏面の各表示部52、58に対応する保護カ
バー体71の部分を無色透明な合成樹脂より形成して透
視可能領域としてもよい。さらに、保護カバー体71の
無色透明な透視可能領域を凸レンズに形成してもよい。
この場合、第1のランプ基板50及び第2のランプ基板
55裏面の各表示部52、58が凸レンズを透しかつ拡
大して視認することができる。
【0026】(実施の形態2)次に、この発明の実施の
形態2を図7と図8にしたがって説明する。この実施の
形態2においてはパチンコ機やスロットマシン等の遊技
機の所定位置に配置される制御ボックス装置の制御基板
に対する保護カバー構造を例示するものである。配線基
板として制御基板150を収納している制御ボックス装
置を裏面側から表した図7及び図7のVIII−VII
I線に基づく断面で表した図8において、制御ボックス
130は、ボックス本体131と蓋体140とを備えて
いる。ボックス本体131は、図8に向かって上側が開
口された略方形の箱形状に形成され、その開口部内周壁
面に形成された段差部には制御基板150が、その裏面
を下向きにして嵌込まれ、図示しないネジ等の固定手段
によって固定されている。また、前記ボックス本体13
1は無色透明の合成樹脂より形成されその内部が視認可
能となっている。
【0027】ボックス本体131の開口部には、制御基
板150の表面の略全域を覆うようにして蓋体140が
開閉可能に装着される。この実施の形態2において、ボ
ックス本体131の一側縁と、蓋体140の一側縁に
は、相互に係脱可能に係合する係合凹部132と係合突
部141とが形成されている。そして、ボックス本体1
31の開口部に対し蓋体140は、前記係合凹部132
に係合突部141が係合した状態で、これら係合凹部1
32と係合突部141との係合を支点として開閉動作さ
れるようになっている。また、ボックス本体131と蓋
体140との間には、蓋体140を閉じ状態で封印する
複数の封印部146を切断可能に有する封印手段145
が設けられている。
【0028】前記制御基板150の裏面の所定箇所に
は、基板の種類や内容を表示する管理番号、基板製造番
号、製造者名、遊技機名、部品番号、端子番号等が表示
された表示部152が設けられている。また、ボックス
本体131の内部には、制御基板150の裏面側を覆っ
て保護するための保護カバー体171が設けられてい
る。この実施の形態2において、保護カバー体171
は、金属板等の導電性を有するシールド板より形成され
るとともに、ボックス本体131の底板部に沿って内設
され、それゆえ内部の制御基盤150の裏面は、その全
体が視認不能となる。
【0029】さて、前記保護カバー体171には、制御
基板150の裏面の表示部152を透明なボックス本体
131の底板部を透して視認するための透視可能領域と
しての透孔177が貫設されている。したがって、この
実施の形態2においては、導電性を有するシールド板よ
り形成される保護カバー体171によって、外部からの
静電気、電磁波等を遮断することができ、制御基板15
0を静電気、電磁波等から保護することができる。しか
も、透明なボックス本体131の底板部を介しかつ保護
カバー体171の透孔177を透して制御基板150の
裏面の管理番号、製造者名等の表示部152を視認する
ことができる。このため、制御基板150の裏面の管理
番号、製造者名等の表示部152を確認する必要性があ
る場合に、その度毎に制御ボックス130から制御基板
150を取り外してその制御基板150裏面の表示部1
52を確認する煩わしさが解消される。
【0030】なお、前記実施の形態2においては、ボッ
クス本体131が無色透明の合成樹脂より形成されその
内部が視認可能となっている場合を例示したが、これに
限定するものではなく、ボックス本体131が不透明で
あってもよい。但し、ボックス本体131が不透明で透
視不能の場合、保護カバー体171の透孔177に対応
するボックス本体131の部分にも透視可能領域、例え
ば透孔が設けられる。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
配線基板上に表示された表示部を視認する必要がある場
合、その配線基板の表示部を、保護カバー体の透視可能
領域を透して視認することができる。このため、配線基
板裏面の表示部を確認する度毎に保護カバー体や配線基
盤を離脱する手間を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る遊技機としてのパ
チンコ機のセンタ役物装置を示す背面図である。
【図2】同じくセンタ役物装置の正面図である。
【図3】同じく図1のIII−III線に基づく断面図
である。
【図4】同じく図1のIV−IV線に基づく断面図であ
る。
【図5】同じく図1のV−V線に基づく断面図であ
る。。
【図6】同じくパチンコ機の遊技盤を示す正面図であ
る。
【図7】この発明の実施の形態2に係る遊技機の制御ボ
ックス装置を示す背面図である。
【図8】同じく図7のVIII−VIII線に基づく断
面図である。
【符号の説明】
10 遊技盤 30 センタ役物装置(役物装置) 50 第1のランプ基板(配線基盤) 55 第2のランプ基板(配線基盤) 71 保護カバー体 73 装飾部 77 第1の透孔(透孔) 78 第2の透孔(透孔)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機の遊技盤に装着された役物装置に
    接続された配線基板の裏面側に、同裏面を覆って保護す
    るための保護カバー体が設けられ、 前記保護カバー体には、前記配線基板の裏面の所定箇所
    に表示された表示部を視認するための透視可能領域が設
    けられている遊技機における配線基板の保護カバー構
    造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の遊技機における配線基
    板の保護カバー構造であって、保護カバー体は有色の合
    成樹脂よりなり、同保護カバー体には役物装置の装飾部
    が一体に形成されるとともに、透視可能領域としての透
    孔が形成されている遊技機における配線基板の保護カバ
    ー構造。
  3. 【請求項3】 遊技機の所定位置に配置され内部に配線
    基板としての制御基板が収納された制御ボックス装置に
    おいて、 前記制御ボックス装置の内部には、前記制御基板を覆っ
    て同制御基板を外部の静電気、電磁波等から保護する導
    電性シールド板よりなる保護カバー体が設けられ、 前記保護カバー体には、前記制御基板の所定箇所に表示
    された表示部を視認するための視認可能領域としての透
    孔が設けられている遊技機における配線基板の保護カバ
    ー構造。
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