JP2001310044A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001310044A
JP2001310044A JP2000130475A JP2000130475A JP2001310044A JP 2001310044 A JP2001310044 A JP 2001310044A JP 2000130475 A JP2000130475 A JP 2000130475A JP 2000130475 A JP2000130475 A JP 2000130475A JP 2001310044 A JP2001310044 A JP 2001310044A
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wiring
game
back surface
control device
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JP2000130475A
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Sadao Ioki
定男 井置
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Sophia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ機のサイドランプと装飾制御装置と
の間の配線作業効率を向上させる。 【解決手段】 サイドランプ24と装飾制御装置41を
電気的に中継する中継手段を備える遊技機において、サ
イドランプ24がコネクタ91を有し、中継手段が、遊
技盤裏面構成部材50に取り付けられた装飾用中継基板
48と、該中継基板から延出される配線29と、その延
出先端に取り付けられ前記サイドランプ24のコネクタ
に接続されるコネクタ部90とを含み、遊技盤裏面構成
部材50が、これに設けた集束片からなる配線処理部5
4を具備し、中継基板を遊技盤裏面構成部材に取り付け
る際に、予めサイドランプの近傍まで配線処理部を経由
して配線処理されるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機等
の遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の遊技機、例えばパチンコ遊技機で
は、本体枠(外枠、機枠)の一側方に回動可能に軸支さ
れた前面枠(内枠)の裏面に、遊技盤を収納する遊技盤
収納フレームを取り付け、その遊技盤収納フレーム裏面
に設けた裏機構盤に、遊技盤の遊技領域内に設けた役物
等を制御する主基板(遊技制御装置)を取り付けてい
る。そして、遊技盤に取り付けられた電気的な発光装飾
部材、例えばサイドランプ等は、この主基板で制御して
いた。
【0003】また、従来のパチンコ遊技機では、サイド
ランプに予め配線を半田付けしておき、この配線取付状
態でサイドランプを用意しておき、組立時に、このサイ
ドランプから延出された配線を中継基板に接続してい
た。
【0004】また、従来のパチンコ遊技機の場合、上記
中継基板は、接続先よってに分かれているわけでもな
く、主基板に接続するコネクタや排出基板に接続するコ
ネクタなどが混在した形態となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パチン
コ遊技機における制御装置は、検査の容易化、各制御装
置の開発の合理化、リサイクルの容易化、遊技制御装置
の負担軽減などを図るために、機能別に分割され設ける
傾向にある。即ち、遊技領域内の役物等の遊技を統括的
に制御する遊技制御装置、球排出装置を制御する球排出
制御装置、効果音を制御する音制御装置、遊技球の発射
を制御する発射制御装置、外部からの交流電源を各制御
装置に適した直流電源に変換する電源装置、遊技制御装
置の指令信号に基づき複数の識別情報を可変表示する可
変表示装置を制御する表示制御装置、遊技制御装置の指
令信号に基づき装飾ランプ等の発光装飾部材を制御する
装飾制御装置などに分けてある。そして、これらの制御
装置や可変表示装置、装飾ランプ等との間は、途中に中
継基板を介するなどして多数の配線で接続している。
【0006】しかし、中継基板が雑多な中継を行ってい
ると、誤った部分に取り付けた場合、どの制御装置と接
続されるか判然としない。このため、誤接続による故障
等が発生する可能性がある。
【0007】また、配線がサイドランプ側から延出され
ている従来の形態では、サイドランプと球寄せ(遊技盤
裏面構成部材)を遊技盤に取り付けてから、中継基板へ
の配線処理及び接続作業を行わなければならず、作業効
率が悪い。これは、取り扱う対象の大きさによる比較の
問題でもあるが、大きな遊技盤を対象として配線処理作
業を行うよりも、遊技盤よりも小さくて軽い球寄せ(遊
技盤裏面構成部材)を対象として配線作業を行う方が、
配線作業が行いやすいためである。
【0008】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、サイドランプ等の電気的な発光装飾部材と装飾制御
装置との配線作業に関し、作業効率を向上させることの
できる遊技機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、請求項1に記載のも
のは、遊技盤の裏面に取り付けられて入賞球を回収する
遊技盤裏面構成部材と、遊技盤に取り付けられた電気的
な発光装飾部材と、該発光装飾部材を制御する装飾制御
装置と、該発光装飾部材と装飾制御装置を電気的に中継
する中継手段とを備える遊技機において、前記発光装飾
部材がコネクタを有し、前記中継手段が、遊技盤裏面構
成部材に取り付けられた中継基板と、該中継基板から延
出される配線と、該配線の延出先端に取り付けられたコ
ネクタ部であって発光装飾部材のコネクタに接続される
コネクタ部とを含み、前記遊技盤裏面構成部材が配線処
理部を備え、前記中継基板を遊技盤裏面構成部材に取り
付ける際に、前記配線処理部を経由して前記発光装飾部
材近傍まで配線処理するように構成したことを特徴とす
る遊技機である。
【0010】請求項2に記載のものは、前記発光装飾部
材が遊技盤に取り付けられたサイドランプから成ること
を特徴とする請求項1に記載の遊技機である。
【0011】請求項3に記載のものは、前記サイドラン
プのコネクタは、サイドランプの裏面の位置より突出し
ていることを特徴とする請求項2に記載の遊技機であ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は代表的な遊技機であるパチン
コ遊技機(以下、単にパチンコ機1という。)の背面
図、図2は遊技盤の正面図、図3は遊技盤の背面図であ
る。
【0013】パチンコ機1は、図1に示すように、前後
が開放した機枠5の前面開口部分に額縁状の前面枠6を
開閉可能に一側方に軸支して取り付け、この前面枠6の
裏面に、遊技盤2を収納する金属製の遊技盤収納フレー
ム3を取り付け、その遊技盤収納フレーム3の裏面に設
けた裏機構盤30に電源供給ユニット35及び各種制御
装置を取り付けている。また前面枠6の下部には、駆動
用モータ及び発射杵から成る発射装置36が設けられて
いる。なお、本実施形態におけるパチンコ機1は、側方
にカードユニット4を並設してある。
【0014】上記した遊技盤2には、図2に示すよう
に、前面にガイドレール等の区画部材16により区画さ
れたほぼ円形状の遊技領域17のほぼ中央に、始動口1
9に入賞したことを条件として図柄合わせ遊技等の特別
遊技を行う特図表示装置(特別図柄表示装置)18を配
設してあり、特図表示装置18の下方には始動口19
を、また始動口19の下方には特別遊技で大当りになる
と開いて遊技者にとって有利な状態に変換する変動入賞
装置(アタッカー)20をそれぞれ配設してある。ま
た、始動口19の左右両側には、それぞれ普図ゲート
(普通図柄ゲート)21,21を配設してある。さら
に、変動入賞装置20が両側に具備している一般入賞口
23とは別体に、遊技盤の両側、つまり遊技領域17内
の左右両端部分には、サイド入賞口28,28を設けて
ある。この他に、遊技領域17内の左右両端部分にはサ
イドランプ24,24を設けてある。また、変動入賞装
置20と一体の両側の一般入賞口23には球センサ23
aが設けられている。この様に、パチンコ機1は、各入
賞口に、入賞球を検出する検出手段を備えている。
【0015】次にパチンコ機1の裏面側の構成について
説明する。前面枠6の裏面側に取り付けた裏機構盤30
には、図1に示すように、球貯留タンク31、球導出樋
32、球排出ユニット33などを取り付け、球貯留タン
ク31から導出した遊技球が球導出樋32内で整列され
ながら球排出ユニット33に流下案内され、貸し球や賞
球として排出された後、球流下路34を通って前面側の
上皿や下皿に排出されるように構成してある。
【0016】また、遊技機裏面の中央よりも少し上方に
は、遊技盤2に取り付けられた特図表示装置18の後部
が位置している。この他に、遊技機裏面には、電源供給
ユニット35や、パチンコ機1における各種の制御を行
う制御装置が機能別に分けて、即ち、遊技制御装置4
0、表示制御装置(表示制御基板)47、装飾制御装置
41、音制御装置42、排出制御装置43、発射制御装
置44等に分けて設けられ、中継基板や接続ケーブルを
介して電気的に接続されている。
【0017】遊技制御装置40は、遊技の統括的な制御
を行う制御装置である。そして、表示制御装置47は、
特図表示装置18の画像表示を制御する制御装置であ
り、特図表示装置18に電源を供給している。また、装
飾制御装置41は、サイドランプ24等の発光装飾部材
の発光を制御する制御装置であり、この発光装飾部材に
電源を供給している。音制御装置42は、効果音を生成
する等、効果音に関する制御を行う制御装置である。排
出制御装置43は、上記した球排出ユニット33の制御
を行う制御装置である。発射制御装置44は、発射装置
36のモータを制御する制御装置である。
【0018】本実施形態の場合、装飾制御装置41は、
遊技制御装置40から送られてくる制御情報を受信する
ための入力インターフェースと、CPU、制御ROM、
RAM等により構成した制御部と、発光パターン等の情
報を記憶したパターン情報ROM、各種発光装飾部材を
制御して発光させるドライバと、回路用電源生成部とを
備えている。制御ROMは固有データの一種である制御
プログラムを記憶し、パターン情報ROMは固有データ
の一種である発光パターン情報を記憶する。そして、装
飾制御装置41は、遊技制御装置40から一方向通信で
送られてくる制御情報、即ち、コマンドとして送られて
くる装飾制御信号に基づき、この装飾制御信号を制御プ
ログラムに則って解釈すると共に、発光パターン情報を
参照して発光装飾部材を発光させる。したがって、制御
ROMに記憶した制御プログラムやパターン情報ROM
に記憶した発光パターン情報に基づいて、発光装飾部材
を様々な発光パターンで発光させることができる。
【0019】図3に示すように、遊技盤2の背面には、
セーフ球(入賞球)を回収するいわゆる球寄せとして機
能する樹脂製の遊技盤裏面構成部材50を取り付けてあ
る。この遊技盤裏面構成部材50は、図4に示すよう
に、遊技盤裏面上部構成部材50Aと遊技盤裏面下部構
成部材50Bとに分割されており、それぞれ、球詰まり
が発生した際に内部が視認できるように、透明もしくは
着色半透明の合成樹脂から構成されている。
【0020】遊技盤裏面上部構成部材50Aの背面に
は、遊技制御装置の指令信号に基づき複数の識別情報を
可変表示する特図表示装置18が取り付けられる。特図
表示装置18は、本実施形態では液晶表示装置(LC
D)と表示制御基板とを基板ボックス内に収納した表示
ユニットとして構成されている。遊技盤裏面上部構成部
材50Aの背面には、この特図表示装置18のケースを
兼ねて透明(クリア)な樹脂から成型された第1基板ボ
ックス27が取り付けられている。即ち、遊技盤裏面上
部構成部材50Aに前後方向に貫通する開口部51(図
4)を開設し、この開口部51に前面の液晶表示装置を
挿入するようにして、開口部51内に特図表示装置18
のケースである第1基板ボックス27を取り付ける。そ
して、この第1基板ボックス27の背面に、取付ベース
を介して装飾制御装置41のケースである第2基板ボッ
クス52を取り付ける。
【0021】上記のようにして、表示制御装置は上記特
図表示装置18のケースである第1基板ボックス27内
に表示制御基板の形態で設けられ、また、装飾制御装置
41は、この第1基板ボックス27の背面に重ねた状態
で取り付けられた第2基板ボックス52内に装飾制御基
板の形態で設けられる。
【0022】上記遊技盤裏面下部構成部材50Bは、遊
技盤裏面の少なくとも変動入賞装置20の背後部分及び
サイド入賞口28の背後部分を背面から覆って、変動入
賞装置20及び各サイド入賞口28が受け入れた入賞球
を流下する部材である。即ち、遊技盤裏面下部構成部材
50Bの背面には、図4に示すように、電動チューリッ
プ式の始動口19の後端部分を収容するための収容部6
1が突出形成されると共に、この始動口19からの入賞
球を受けるための球流路62が片側に斜め下方に向けて
形成されている。その球出口つまり特図始動口用球出口
63は、遊技盤裏面下部構成部材50Bの中央から片側
にずれた所に位置され且つ、下端が開放されており、遊
技盤収納フレーム3とその背面側に位置する裏機構盤3
0との間隙に形成された下方の誘導樋64(図1)に流
下するようになっている。なお、誘導樋64は回収した
入賞球を一列状態に集合させて流下案内する。
【0023】また、遊技盤裏面下部構成部材50B内に
は、その両側に上記サイド入賞口28の球出口65とし
ての空間が区画形成されており、更に、この球出口65
と上記誘導樋64との間において、当該サイド入賞口2
8から流下する入賞球を変動入賞装置20の球出口部2
2に対して遠ざかる方向に流下案内する球流下路67
が、球案内手段としての案内棚66により区画形成され
ている。この球流下路67の下端の球出口、即ちサイド
入賞口球出口68も下方に開放されており、前記した誘
導樋64に流下するようになっている。
【0024】上記変動入賞装置20には、これに入賞し
た入賞球を1個宛検出可能な検出手段として薄型パッケ
ージ形状の近接スイッチから成る球センサ25(図2)
が設けられると共に、上記した各球流下路67にもサイ
ド入賞口28へ入賞した入賞球を各々1個宛検出可能な
検出手段として薄型パッケージ形状の近接スイッチから
成る球センサ70(図3)が設けられる。そして、この
球センサ70を取り付けるために、遊技盤裏面下部構成
部材50Bの両側には、上記サイド入賞口28からの球
流下路67の途中に、球流下路67を横に交差する形
で、球センサ70を収納する取付用凹部80が形成され
ている。
【0025】一方、遊技盤裏面上部構成部材50Aの背
面には、図3に示すように、所要部位(本実施形態では
左右方向の片側)に、一体的に中継基板用の第1の取付
部53(図4)が設けられており、この第1の取付部5
3に、上記装飾制御装置41と発光装飾部材であるサイ
ドランプ24との間を電気的に中継する中継手段の一構
成要素としてとして、装飾用中継基板48が取り付けら
れている。
【0026】この装飾用中継基板48の取り付け状態を
図6に示す。中継基板用の第1の取付部53は、起立壁
53aで囲まれた収納凹室53bから成り、この収納凹
室53b内において、底面(遊技盤裏面下部構成部材5
0Bの背面)から立てたボス上に装飾用中継基板48が
取り付けられている。
【0027】この装飾用中継基板48には、図5に示す
ように、発光装飾部材であるサイドランプ24用の複数
(本実施形態では6個)のコネクタ接続部49が設けら
れており、これらのコネクタ接続部49から延出された
配線29の先端には、コネクタ部90が取り付けられて
いる。
【0028】一方、サイドランプ24には、図3に示す
ように、その背面側にコネクタ(コネクタ受部)91
が、サイドランプ24の裏面より突出させた状態(図
9)で設けられており、このコネクタ91に、上記配線
29の先端に設けたコネクタ部90が接続されるように
なっている。このコネクタ部90は、上記装飾用中継基
板48及び配線29と共に、上記装飾制御装置41とサ
イドランプ24との間を電気的に中継する中継手段の一
部を構成している。
【0029】また、遊技盤裏面上部構成部材50Aの背
面には、図3に示すように、サイドランプ24から装飾
用中継基板48へと開口部51の周囲に引き回される配
線29を集束するための集束片からなる所要の配線処理
部54が一体的に設けられている。
【0030】ここで、発光装飾部材であるサイドランプ
24の構成について説明する。なお、図7はサイドラン
プ24の正面図、図8は背面図、そして図9は図7のB
−B断面図である。
【0031】このサイドランプ24は、ベース基板92
より前面側に2段に膨出する第1膨出部93及び第2膨
出部94を有し、また、ベース基板92より背面側に突
出するランプ収容部95及びその裏面蓋部材96を有す
る(図8)。なお、ベース基板92の縁を遊技盤2の表
面に当接すると、裏面蓋部材96の裏面が丁度遊技盤2
裏面とほぼ面一となるように、即ち遊技盤2の厚さに揃
えてランプ収容部95の前後寸法を設定してある。
【0032】図9に示すように、第1膨出部93は、例
えば黄色で着色された半透明の外側部位の第1レンズ部
材93aと、例えば赤色で着色された半透明の内側部位
の第2レンズ部材93bとに区画された構成となってお
り、両レンズ部材を中央を束ねるバンド部材の形で設け
たレンズ止着部材93cを内側からネジ97でネジ止め
することでと一体化されている。また、第2の膨出部9
4は、例えば橙色で着色された半透明の第3レンズ部材
94aで構成されている。
【0033】ランプ収容部95内には、この第1レンズ
部材93a、第2レンズ部材93b及び第3レンズ部材
94aの領域に対応して複数個の発光素子(LED)9
8が配置され、これらの発光素子98はランプ基板99
に実装されて裏面蓋部材96に取り付けられている。こ
のランプ基板99には、上述したコネクタ(コネクタ受
部)91が取り付けられており、その先端がサイドラン
プ24の裏面位置、つまり裏面蓋部材96の面から距離
Dだけ突出した状態で設けられている。
【0034】図5は上記のうち遊技盤裏面上部構成部材
50Aのみを抽出して示したもので、サイドランプ24
から装飾用中継基板48へと配線29を引き回す様子を
示してある。
【0035】遊技盤裏面構成部材50の組み付けの際に
は、配線処理された装飾用中継基板48、つまり配線2
9がコネクタ接続部49から延設された装飾用中継基板
48を遊技盤裏面上部構成部材50Aの取付部53に取
り付け、その延在している配線29を配線処理部54に
より開口部51に沿って整然と引き回し処理する。この
ように、まず、配線処理された装飾用中継基板48の取
り付けと、サイドランプ24側への配線処理まで行う。
この状態の遊技盤裏面上部構成部材50Aを、遊技盤2
に対して、背面側から取り付けると共に、正面側からサ
イドランプ24を取り付ける。
【0036】この遊技盤裏面上部構成部材50Aに対す
る装飾用中継基板48の取り付け、遊技盤2に対する遊
技盤裏面上部構成部材50Aの取り付け、遊技盤2に対
するサイドランプ24の取り付けは、すべて作業者の腕
が楽に届く範囲なので、容易に行うことができる。
【0037】次に、サイドランプ24への配線を行う
が、上述したように、サイドランプ24のコネクタ91
は、サイドランプ24の裏面位置より突出させた構成と
してあるので、サイドランプ24を遊技盤正面に取り付
けた際には、サイドランプ背面のコネクタ91が遊技盤
裏面から突出した状態となる。そこで、一連の配線処理
が施された遊技盤裏面上部構成部材50Aを遊技盤裏面
から取り付け、サイドランプ24を遊技盤正面から取り
付けた後において、配線処理された遊技盤裏面上部構成
部材50A側の発光装飾部材用のコネクタ接続部49
と、サイドランプ24側のコネクタ受部91とを、コネ
クタ部90の付いた配線29で接続する。これらの配線
作業は、従来の発光装飾部材(サイドランプ)からリー
ド線ないし配線を予め延設させておく形態に較べ、配線
等が邪魔にならないので非常に容易であり、サイドラン
プ24と装飾制御装置41との配線作業に関し、その作
業効率を向上させることができる。
【0038】一方、図4において、遊技盤裏面下部構成
部材50Bの背面には、その所要部位、ここでは左右方
向の片側に、一体的に中継基板用の第2の取付部55が
設けられており、この第2の取付部55に遊技制御装置
用中継基板73を取り付けて、上記球センサ22a,2
3a,25,70を含む各種電気部品と上記遊技制御装
置40とを接続する複数の配線72を途中で中継するよ
うしている。
【0039】また、遊技盤裏面下部構成部材50Bの背
面には、図3に示すように、変動入賞装置用突出部56
と収容部61との間の領域において、球センサ70から
遊技制御装置用中継基板73へと引き回されるリード線
(サイド入賞口用配線)72等を集束するための集束片
からなる配線処理部57が設けられている。
【0040】図3には、球センサ70からの配線72、
球センサ22aからの配線74、球センサ23aからの
配線75、球センサ25からの配線76を、遊技制御装
置用中継基板73で遊技制御装置40へ向けて中継接続
する様子を示してある。なお、77は遊技盤用外部出力
端子板を示す。
【0041】上記球センサ70は、その頭部つまり球通
過部(センサ部)を球流下路67側とし、脚部つまり配
線導出部を中央向きに配設した横長の形で、サイド入賞
口28からの球流下路67の途中に設けられる。そし
て、両球センサ70から延出するリード線(サイド入賞
口用配線)72は、上記遊技盤裏面構成部材50の所要
開口部、つまり取付用凹部80の開口から背面側に導出
させて遊技制御装置用中継基板73へと引き回され、更
に、この中継基板73を介して遊技制御装置40へと接
続される。この配線において、球センサ70は、その配
線導出部(脚部)が中央寄り、つまり内側になるよう
に、センサ自体の配向を定めているので、球センサ70
を水平面内で遊技機の前後方向に長くなるように配設し
た場合に較べ、球センサ70から遊技制御装置用中継基
板73までの配線距離が短くなり、それだけコストを低
減することができる。
【0042】なお、本発明は、前記したパチンコ機1に
限定されるものではなく、例えば、雀球式遊技機、アレ
ンジボール式遊技機などでもよい。
【0043】さらに、前記した実施の形態は全ての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明は、上記した説明に限らず特許請求の範囲
によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲
内での全ての変更が含まれるものである。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下の効果を奏する。請求項1及び2に記載の発明では、
発光装飾部材と、該発光装飾部材を制御する装飾制御装
置と、該発光装飾部材と装飾制御装置を電気的に中継す
る中継手段とを備える遊技機において、前記発光装飾部
材がコネクタを有し、前記中継手段が、遊技盤裏面構成
部材に取り付けられた中継基板と、該中継基板から延出
される配線と、該配線の延出先端に取り付けられたコネ
クタ部であって発光装飾部材のコネクタに接続されるコ
ネクタ部とを含み、前記遊技盤裏面構成部材が配線処理
部を備えるので、遊技盤裏面構成部材の組み付けの際
に、配線された中継基板の取り付け、及びサイドランプ
等の発光装飾部材側への配線処理まで行うことができ
る。したがって、サイドランプ等の発光装飾部材と装飾
制御装置との配線作業に関し、その作業効率を向上させ
ることができる。
【0045】請求項3では、前記サイドランプのコネク
タを、サイドランプの裏面の位置より突出させた構成と
しているので、サイドランプを遊技盤正面に取り付けた
際には、サイドランプ背面のコネクタが遊技盤裏面から
突出した形態となる。従って、一連の配線処理が施され
た遊技盤裏面構成部材を遊技盤裏面から取り付け、サイ
ドランプを遊技盤正面から取り付けた後に、配線処理さ
れた遊技盤裏面構成部材側の発光装飾部材用のコネクタ
接続部とサイドランプ側のコネクタ接続部とを接続する
ことができ、その接続作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパチンコ機の背面図である。
【図2】遊技盤の正面図である。
【図3】遊技盤裏面を示す背面図である。
【図4】上下に分割された遊技盤裏面構成部材を示す背
面図である。
【図5】遊技盤上部裏面構成部材の背面図である。
【図6】装飾用中継基板の取り付け状態を示す断面図で
ある。
【図7】発光装飾部材であるサイドランプの正面図であ
る。
【図8】図7のサイドランプの背面図である。
【図9】図7のサイドランプのB−B断面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 2 遊技盤 3 遊技盤収納フレーム 4 カードユニット 5 機枠 6 前面枠 16 区画部材 17 遊技領域 18 特図表示装置 19 始動口 20 変動入賞装置 21 普図ゲート 22 球出口部 22a 球センサ 23 一般入賞口 23a 球センサ 24 サイドランプ(発光装飾部材) 25 球センサ 27 第1基板ボックス 28 サイド入賞口 29 配線 30 裏機構盤 31 球貯留タンク 32 球導出樋 33 球排出ユニット 34 球流下路 35 電源供給ユニット 36 発射装置 40 遊技制御装置 41 装飾制御装置 42 音制御装置 43 排出制御装置 44 発射制御装置 45 特図始動記憶表示器 47 表示制御装置(表示制御基板) 48 装飾用中継基板 49 コネクタ接続部 50 遊技盤裏面構成部材(球寄せ) 50A 遊技盤裏面上部構成部材 50B 遊技盤裏面下部構成部材 51 開口部 52 第2基板ボックス 53 取付部(第1の取付部) 53a 起立壁 53b 収納凹室 54 配線処理部 55 取付部(第2の取付部) 56 変動入賞装置用突出部 57 配線処理部 58 開口部 61 収容部 62 球流路 63 特図始動口用球出口 64 誘導樋 65 球出口 66 案内棚 67 球流下路 68 サイド入賞口球出口 70 球センサ 72 リード線 73 遊技制御装置用中継基板 74,75,76 配線 77 遊技盤用外部出力端子板 80 取付用凹部 87 把持部材 90 コネクタ部 91 コネクタ 92 ベース基板 93 第1膨出部 93a 第1レンズ部材 93b 第2レンズ部材 93c レンズ止着部材 94 第2膨出部 94a 第3レンズ部材 95 ランプ収容部 96 裏面蓋部材 97 ネジ 98 発光素子 99 ランプ基板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤の裏面に取り付けられて入賞球を
    回収する遊技盤裏面構成部材と、遊技盤に取り付けられ
    た電気的な発光装飾部材と、該発光装飾部材を制御する
    装飾制御装置と、該発光装飾部材と装飾制御装置を電気
    的に中継する中継手段とを備える遊技機において、 前記発光装飾部材がコネクタを有し、 前記中継手段が、遊技盤裏面構成部材に取り付けられた
    中継基板と、該中継基板から延出される配線と、該配線
    の延出した先端に取り付けられたコネクタ部であって発
    光装飾部材のコネクタに接続されるコネクタ部とを含
    み、 前記遊技盤裏面構成部材が配線処理部を備え、 前記中継基板を遊技盤裏面構成部材に取り付ける際に、
    前記配線処理部を経由して前記発光装飾部材近傍まで配
    線処理するように構成したことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記発光装飾部材が遊技盤に取り付けら
    れたサイドランプから成ることを特徴とする請求項1に
    記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記サイドランプのコネクタは、サイド
    ランプの裏面の位置より突出していることを特徴とする
    請求項2に記載の遊技機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001347026A (ja) * 2000-06-07 2001-12-18 Aruze Corp パチンコ遊技機
JP2007307061A (ja) * 2006-05-17 2007-11-29 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2008006154A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Samii Kk ランプユニット
JP2012024642A (ja) * 2011-11-11 2012-02-09 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

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