JP3058765U - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP3058765U
JP3058765U JP1998008531U JP853198U JP3058765U JP 3058765 U JP3058765 U JP 3058765U JP 1998008531 U JP1998008531 U JP 1998008531U JP 853198 U JP853198 U JP 853198U JP 3058765 U JP3058765 U JP 3058765U
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邦夫 松元
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株式会社藤商事
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技盤の裏側の構造、特に表示制御基板と中
継基板との取り付け構造を簡単にできると共に、各遊技
部品のリード線を中継基板に容易に接続でき、組立時の
リード線の接続作業等を容易に行える遊技機を提供す
る。 【解決手段】 複数個の遊技部品が装着された遊技盤5
と、主に遊技盤5 側を制御する主制御基板26と、遊技盤
5 に装着され且つ遊技者に遊技状況を表示する表示器12
と、表示器12を制御する表示制御基板31と、各遊技部品
と主制御基板26との間で電気的接続を取りまとめる中継
基板32とを備え、遊技盤5 に裏側から装着した基板ケー
ス30に表示制御基板31を収納し、この表示制御基板31の
裏側に中継基板32を着脱自在に配置している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、パチンコ機、アレンジボール機、雀球遊技機、回胴式遊技機等の遊 技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機、アレンジボール機等の弾球遊技機においては、遊技盤の遊技領域 の略中央部に、遊技者に遊技状況を表示する液晶表示器等の表示器を配置すると 共に、この表示器の周辺に入賞口、始動口、入賞手段、大入賞手段、風車等の複 数個の遊技部品を配置している。
【0003】 そして、遊技盤の裏側に、主に遊技盤側を制御する主制御基板と、表示器を制 御する表示制御基板と、各遊技部品と主制御基板の間で電気的接続を取りまとめ る中継基板とを設けている。
【0004】 この種の弾球遊技機では、従来、主制御基板は主基板ケースに収納して、遊技 盤の裏側の裏カバーに着脱自在に装着し、表示制御基板は表示器の裏側に装着し 、中継基板は遊技盤の裏側の球集合板に装着している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来の弾球遊技機では、表示制御基板を表示器に、中継基板を球集合板に夫々 装着しているため、遊技盤の裏側の構造が複雑であり、組立時の作業能率が著し く低下する問題がある。
【0006】 即ち、液晶表示器等の表示器を遊技盤に備えた弾球遊技機では、その表示器を 裏側から覆う表示器ケースを遊技盤の裏側に装着しているので、遊技盤の入賞口 等に入賞した遊技球を案内する球集合板は、表示器ケースから外れた位置に配置 する必要がある。
【0007】 このため球集合板に中継基板を装着する従来の構造では、表示器ケースの下側 に中継基板が位置し、遊技盤の裏側の構造が複雑になるだけでなく、中継基板が 各遊技部品の裏側を覆うことになるため、各遊技部品から遊技盤の裏側に引き出 したリード線をコネクタを介して中継基板に接続する際の作業が非常に煩わしく なる欠点がある。
【0008】 本考案は、かかる従来の問題点に鑑み、遊技盤の裏側の構造、特に表示制御基 板と中継基板との取り付け構造を簡単にできると共に、各遊技部品のリード線を 中継基板に容易に接続でき、組立時のリード線の接続作業等を容易に行える遊技 機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、複数個の遊技部品が装着された遊技盤5 と、主に遊技盤5 側を制御 する主制御基板26と、遊技盤5 に装着され且つ遊技者に遊技状況を表示する表示 器12と、表示器12を制御する表示制御基板31と、各遊技部品と主制御基板26との 間で電気的接続を取りまとめる中継基板32とを備えた遊技機において、遊技盤5 に裏側から装着した基板ケース30に表示制御基板31を収納し、この表示制御基板 31の裏側に中継基板32を着脱自在に配置している。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて詳述する。
【0011】 図1〜図11は本考案をパチンコ機等の弾球遊技機に採用した第1の実施形態 を例示する。図1において、1 は遊技機本体で、前面側に前枠2 が開閉自在に枢 着されている。前枠2 にはガラス扉3 及び前面板4 が装着され、これらの後側に 遊技盤5 が着脱自在に装着されている。なお、前面板4 には、発射用の遊技球を 貯留する上皿6 が装着されている。
【0012】 前枠2 の下部には、余剰球を貯留する下皿7 と、発射手段8 の操作ハンドル9 とが設けられている。発射手段8 は、操作ハンドル9 を操作したときに、上皿6 から1個ずつ供給される遊技球を打撃槌により打撃して、遊技盤5 側へと発射す るようになっている。
【0013】 遊技盤5 の前側には、図2に示すように、遊技球を案内するガイドレール10の 他、ガイドレール10の内側の遊技領域11の略中央部に液晶表示器12が設けられ、 この液晶表示器12の周辺部に普通入賞口13〜15、始動入賞口16、可変入賞口17、 大入賞口18、ランプ風車19等の複数個の遊技部品が配置されている。なお、各遊 技部品には、その遊技部品の機能に応じてスイッチ、表示ランプ、ソレノイド等 の電気部品が設けられている。液晶表示器12は図柄表示手段等を兼用し、遊技者 に遊技状況の変化を画像表示により報知するようになっている。
【0014】 遊技盤5 の裏側に、図3〜図5に示すように、液晶表示器12等の遊技部品を裏 側から覆う裏カバー20と、この裏カバー20の下側近傍に配置された入賞球タンク 21と、普通入賞口14,15 等に入賞した遊技球を入賞球タンク21へと案内する球集 合板22とが着脱自在に装着されている。裏カバー20には、その内部を点検するた めの点検窓23が後壁部24側に形成され、この点検窓23を開閉自在に覆うように主 基板ケース25が着脱自在に装着されている。主基板ケース25には、主として遊技 盤5 側の遊技動作を制御する主制御基板26が収納されている。
【0015】 液晶表示器12は、図3及び図4に示すように、遊技盤5 の開口部27に嵌合して 前側から装着された飾り枠体28と、この飾り枠体28の表示窓に対応して遊技盤5 の裏側に装着された液晶表示ユニット29とを備え、その液晶表示ユニット29が遊 技盤5 の裏側に突出している。液晶表示ユニット29は、裏カバー20内で合成樹脂 製の基板ケース30により裏側から覆われており、その基板ケース30に表示制御基 板31と中継基板32とが着脱自在に装着されている。
【0016】 基板ケース30は、図3〜図6に示すように、液晶表示器12の液晶表示ユニット 29側を裏側から覆う基板ケース本体33と、この基板ケース本体33に裏側から着脱 自在に装着され且つ基板ケース本体33の後壁部34との間で収納室35を形成する蓋 体36とを備え、内部を透視できるように全体が透明な合成樹脂により構成されて いる。そして、その収納室35に表示制御基板31が収納され、また蓋体36の後壁部 37の裏側に、左右一対の取り付け台38を介して中継基板32が裏側から着脱自在に 装着されている。なお、周壁部39の下部側には、球集合板22と干渉しないように 切り欠き部65が設けられている。
【0017】 基板ケース本体33は、図7に示すように遊技盤5 と略平行な後壁部34と、この 後壁部34の周囲から前側に突出する周壁部39と、後壁部34から裏側に突出する短 い短周壁部40とを一体に備え、その周壁部39の前端の取り付け部41がネジ等で遊 技盤5 の裏側に着脱自在に固定されている。
【0018】 基板ケース本体33には、その周壁部39の左右方向の一方側に、普通入賞口13か らの入賞球を入賞球タンク21に案内する入賞球案内通路42が一体に形成されてい る。短周壁部40には、左右両側から後方に突出する位置決め凸部43が設けられて いる。
【0019】 基板ケース本体33は、その後壁部34等の周縁側に複数個のボス部44と、上部側 にリード線挿通孔45とを有し、その各ボス部44に表示制御基板31がネジ等により 着脱自在に固定されている。表示制御基板31は、液晶表示器12を制御する表示制 御手段の電子部品(図示省略)を備え、その表示制御手段がリード線挿通孔45に 挿通されたリード線46を介して液晶表示器12の液晶表示ユニット29に接続されて いる。
【0020】 蓋体36は、図6及び図7にも示すように、基板ケース本体33の後壁部34と略平 行な後壁部37と、この後壁部37の周囲から前側に突出する周壁部47とを一体に備 えている。そして、蓋体36は、その周壁部47の前端が基板ケース本体33の短周壁 部40の後端に当接した状態で、位置決め凹部48と位置決め突起49と上係合爪50と 下係合爪51とにより基板ケース本体33に着脱自在に位置決めし固定され、基板ケ ース本体33の後壁部34との間に偏平状の収納室35を形成している。なお、蓋体36 の後壁部37には、多数の放熱用の小孔が設けられ、また周壁部47の下部側にリー ド線用の切り欠き部53が設けられている。
【0021】 位置決め凹部48は、蓋体36の周壁部47の左右両側に形成され、基板ケース本体 33側の位置決め凸部43に嵌合して、基板ケース本体33に対する蓋体36の上下方向 の位置を決めている。位置決め突起49は蓋体36の周壁部47の上部側にあり、基板 ケース本体33の位置決め凹部52に嵌合して、基板ケース本体33に対する蓋体36の 左右方向の位置を決めるようになっている。
【0022】 上係合爪50は、蓋体36の周壁部47の上部側で位置決め突起49の左右両側にあり 、図8に示すように基板ケース本体33の周壁部39の上部側に形成された係合部54 に上側から係脱自在に係合している。下係合爪51は、蓋体36の周壁部47の下部側 に左右一対あり、図9に示すように基板ケース本体33の周壁部39の下部側に形成 された係合部55に下側から係脱自在に係合している。なお、上係合爪50及び下係 合爪51は弾性変形可能である。
【0023】 各下係合爪51は、係合部55に係合した状態のときに先端が切り欠き部65側に突 出している。このため蓋体36を基板ケース本体33から取り外す場合には、下係合 爪51の前端側を切り欠き部65側から下方へと弾性変形させれば、この下係合爪51 と係合部55との係合を解除できる。
【0024】 蓋体36の左右両側には、図3〜図7に示すように、取り付け台38が着脱自在に 固定され、この一対の取り付け台38を介して中継基板32が蓋体36に取り付けられ ている。各取り付け台38は、蓋体36の左右両側縁に沿って上下方向に配置された 台板56と、この台板56から前側に突出する上下一対の板状の挿入脚部57と、この 挿入脚部57間で台板56から前側に突出する係合爪58と、台板56から裏側に突出し て中継基板32の上下の角部を規制する上下一対の規制部59と、この規制部59間で 中継基板32を前側から受ける上下一対の受け部60と、この受け部60間で中継基板 32を係脱自在に係止する係止爪61とを一体に備えている。
【0025】 挿入脚部57は台板56の左右方向の内端側にあり、図10に示すように、蓋体36 の周壁部47側に形成された挿入部62に裏側から挿脱自在に挿入されている。係合 爪58は、図11に示すように、挿入脚部57を挿入部62に挿入したときに、蓋体36 の周壁部47の位置決め凹部48の前端側の係合部63に外側から係脱自在に係合して 、取り付け台38を蓋体36に固定するようになっている。
【0026】 規制部59は中継基板32の角部に対応して背面視角形に構成されている。係止爪 61は、各取り付け台38の規制部59間に位置決めされた中継基板32を外側から係脱 自在に係合する。なお、係合爪58、係止爪61は、共に弾性変形可能であり、蓋体 36、中継基板32等を取り外す場合には、その先端側を外側へと操作すれば係合状 態を解除可能である。
【0027】 中継基板32は、液晶表示器12を含む遊技盤5 側の各遊技部品と主制御基板26の 間で電気的接続を取りまとめるためのもので、左右方向に長い矩形状に構成され ている。中継基板32には、多数のコネクタ67等がプリント配線により装着され、 その各コネクタ67等に、各遊技部品側の電気部品のリード線(図示省略)、表示 制御基板31のリード線66、主制御基板26のフラットケーブル64等の各種電気配線 が着脱自在に接続されている。なお、リード線66はコネクタ68を介して表示制御 基板31に、フラットケーブル64はコネクタ69を介して主制御基板26に夫々着脱自 在に接続されている。
【0028】 上記構成の弾球遊技機では、遊技盤5 に裏側から装着した基板ケース30に表示 制御基板31を収納し、この表示制御基板31の裏側で基板ケース30に取り付け台38 を介して中継基板32を装着しているので、組立等に際して表示制御基板31と中継 基板32とを基板ケース30と一緒に取り扱うことができ、個別に装着する従来に比 較して作業が非常に容易である。
【0029】 特に表示制御基板31を収納する基板ケース30に中継基板32を装着しているため 、表示制御基板31と中継基板32とを前後方向に重ねた状態で配置できる。従って 、遊技盤5 側の組立等に際して、各遊技部品のリード線を遊技盤5 の裏側へと引 き出す作業が容易であると共に、その各リード線を中継基板32に容易に接続でき 、従来に比較してリード線の引き出し、接続等の作業能率が著しく向上する。ま た接続作業が容易であるため、リード線の断線等も未然に防止できる。
【0030】 基板ケース30は、その基板ケース本体33で液晶表示器12の液晶表示ユニット29 を裏側から覆っているので、従来の液晶表示器12用の表示器ケースを兼用できる 。このため、液晶表示器12部分の裏側の構造が簡単で安価に実施できると同時に 、表示制御基板31、中継基板32を液晶表示器12に近接して配置でき、表示制御基 板31と中継基板32とを前後に重ねて配置しているにも拘わらず、後方への突出量 が小さくなり小型化できる。
【0031】 組立の際には、液晶表示ユニット29を遊技盤5 の裏側に固定した後、この液晶 表示ユニット29を覆うように基板ケース本体33をネジ等で遊技盤5 に固定し、こ の基板ケース本体33の後壁部34にネジ等で表示制御基板31を取り付け、リード線 挿通孔45から後壁部34の裏側に予め引き出しておいたリード線46を表示制御基板 31に接続する。なお、表示制御基板31は、後壁部34側に設けた係合爪等で着脱自 在に取り付けるようにしても良い。
【0032】 表示制御基板31の取り付けが完了すれば、基板ケース本体33の裏側に収納室35 を形成するように蓋体36を装着して、この基板ケース本体33と蓋体36とによって 表示制御基板31を保護する。この場合、位置決め突起49等を基板ケース本体33側 に合わせ、上係合爪50と下係合爪51とを基板ケース本体33の周壁部39の上下両側 に当接させた状態で、蓋体36を後方から前方に押圧すると、各係合爪50,51 が外 側へと弾性変形して広がる。そして、基板ケース本体33の短周壁部40に蓋体36の 周壁部47が当接すると、各係合爪50,51 が基板ケース本体33側の係合部54,55 に 係合して、基板ケース本体33に蓋体36を固定できる。
【0033】 蓋体36の裏側に中継基板32を取り付ける場合には、一対の取り付け台38を蓋体 36に固定する。この場合、取り付け台38の挿入脚部57を蓋体36側の挿入部62に挿 入すると、係合爪58が基板ケース本体33側の係合部63に係合し、これによって取 り付け台38を蓋体36に容易に固定できる。
【0034】 このようにして左右一対の取り付け台38を蓋体36に固定した後、この取り付け 台38を利用して中継基板32を取り付ける。この場合、中継基板32の各角部を各取 り付け台38の規制部59に合わせて前側へと押圧する。すると各取り付け台38の係 止爪61が両側へと広がるので、中継基板32が各係止爪61を通過して受け部60に当 接する。そして、中継基板32が受け部60に当接すれば、各取り付け台38の係止爪 61が中継基板32に係合し、これによって中継基板32を固定できる。
【0035】 従って、取り付け台38を利用することによって、中継基板32を蓋体36の裏側に 容易且つ確実に固定でき、また中継基板32の着脱も容易にできる。また取り付け 台38の挿入脚部57を挿入部62に挿入し、係合爪58を蓋体36の係合部63に係合して 取り付け台38を蓋体36に固定するように構成しているので、取り付け台38自体を 蓋体36に確実に固定できる。
【0036】 図12〜図14は本考案の第2の実施形態を例示し、取り付け台38の蓋体36に 対する取り付け構造を変えたものである。即ち、取り付け台38には、台板56の前 側に、その長手方向に沿った挿入脚部57が一体に形成され、その挿入脚部57の両 端側に係合爪58が設けられている。一方、蓋体36の周壁部47の左右両側には、挿 入脚部57が後方から挿脱自在に挿入される挿入部62と、各係合爪58が挿入部62側 から係脱自在に係合する係合部63とが一体に設けられている。
【0037】 この場合にも挿入脚部57を挿入部62に挿入したときに、その両側の係合爪58が 係合部63に係合するので、取り付け台38を蓋体36の左右両側に容易且つ確実に固 定でき、この取り付け台38を介して中継基板32を蓋体36の裏側に取り付けること ができる。取り付け台38を取り外すときは、一方又は両方の係合爪58を内側へと 弾性変形させて係合を解除すれば良い。
【0038】 図15は本考案の第3の実施形態を例示し、蓋体36の後壁部37に中継基板32の 取り付け構造を一体に設けたものである。即ち、蓋体36の後壁部37には、中継基 板32の左右方向の位置を規制する規制部59と、中継基板32の左右両端側を前側か ら受ける受け部60と、中継基板32の左右両端側に上下両側から係脱自在に係合す る係止爪61とが一体に形成されている。
【0039】 中継基板32を取り付ける場合には、左右の規制部59間で上下の係止爪61間に中 継基板32をセットし、その状態で中継基板32を前側へと押圧すれば、各係止爪61 が上下両側へと広がるので、中継基板32を蓋体36の裏側に容易且つ確実に固定で きる。中継基板32を取り外す場合には、上下一対の係止爪61の内、何れか一方を 外側へと弾性変形させて係合を解除すれば良い。
【0040】 以上、本考案の各実施形態について説明したが、本考案はこの実施形態に限定 されるものではない。基板ケース30は、全部が透明な合成樹脂により成形されて いるが、その一部を不透明な合成樹脂により形成しても良いし、また一部に合成 樹脂材料以外の金属材料を使用しても良い。例えばノイズ防止用のアルミ板等を 一部に使用して基板ケース30を構成しても良い。
【0041】 また表示制御基板31は、その全体を基板ケース本体33と蓋体36との間の収納室 35内に収納しているが、この表示制御基板31の一部が基板ケース30から外部に露 出するように収納しても良い。従って、表示制御基板31の全体を覆うか否かは、 その表示制御基板31に装着される電子部品の配置等によって適宜決定すれば良い 。
【0042】 液晶表示ユニット29と基板ケース30は一体に結合して、遊技盤5 に対する装着 時に一体に装着するようにしても良い。また蓋体36の後壁部37にリード線挿通用 の開口部を形成し、この開口部に表示制御基板31と中継基板32とを接続するリー ド線を挿通しても良い。
【0043】 基板ケース30は、実施形態では基板ケース本体33と蓋体36とを備え、その両者 間に表示制御基板31用の収納室35ができるようになっているが、基板ケース本体 33の後壁部34の前側、即ち液晶表示器12側を表示制御基板31用の収納室35とし、 その後壁部34の前側に表示制御基板31を取り付けても良い。この場合には、蓋体 36は不要であり、基板ケース本体33の後壁部34の裏側に中継基板32を設ければ良 い。
【0044】 基板ケース30の裏側に中継基板32を取り付ける形態としては、着脱自在な取り 付け台38を利用するものと、基板ケース30側に取り付け構造を一体に設けるもの とがあり、その何れを採用しても良い。また取り付け台38を利用する場合でも、 その取り付け台38の構造等は、各実施形態に限定されるものではない。取り付け 台38は基板ケース30の裏側の左右に一対設ける他、上下に一対設けても良いし、 上下及び左右の両方に設けても良い。更に基板ケース30側に取り付け構造を一体 に設ける場合には、基板ケース30側にボス部を設けておき、そのボス部にネジで 中継基板32を着脱自在に取り付けても良い。
【0045】 その他、表示器として実施形態では液晶表示器12を例示しているが、遊技状況 を遊技者に対して表示し報知するものであれば、その表示器の種類は問題ではな い。また本考案は、パチンコ機、アレンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機 は勿論のこと、回胴式遊技機においても同様に実施可能である。
【0046】
【考案の効果】
本考案では、複数個の遊技部品が装着された遊技盤5 と、主に遊技盤5 側を制 御する主制御基板26と、遊技盤5 に装着され且つ遊技者に遊技状況を表示する表 示器12と、表示器12を制御する表示制御基板31と、各遊技部品と主制御基板26と の間で電気的接続を取りまとめる中継基板32とを備えた遊技機において、遊技盤 5 に裏側から装着した基板ケース30に表示制御基板31を収納し、この表示制御基 板31の裏側に中継基板32を着脱自在に配置しているので、基板ケース30を表示制 御基板31及び中継基板32の取り付け用として兼用でき、遊技盤5 の裏側の構造、 特に表示制御基板31と中継基板32との取り付け構造を簡単にできる。
【0047】 また基板ケース30に表示制御基板31と中継基板32とを設けており、表示制御基 板31と中継基板32とを前後に配置できるので、各遊技部品のリード線を中継基板 32に容易に接続でき、組立時のリード線の接続作業等を容易に行える利点がある 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施形態を示す弾球遊技機の斜
視図である。
【図2】本考案の第1の実施形態を示す遊技盤の斜視図
である。
【図3】本考案の第1の実施形態を示す要部の縦断面図
である。
【図4】本考案の第1の実施形態を示す要部の横断面図
である。
【図5】本考案の第1の実施形態を示す遊技盤の背面断
面図である。
【図6】本考案の第1の実施形態を示す基板ケースの斜
視図である。
【図7】本考案の第1の実施形態を示す基板ケースの分
解断面図である。
【図8】図5のA−A線矢視拡大図である。
【図9】図5のB−B線矢視拡大図である。
【図10】図5のC−C線矢視拡大図である。
【図11】図5のD−D線矢視拡大図である。
【図12】本考案の第2の実施形態を示す基板ケースの
斜視図である。
【図13】本考案の第2の実施形態を示す基板ケースの
分解側面図である。
【図14】本考案の第2の実施形態を示す基板ケースの
分解背面図である。
【図15】本考案の第3の実施形態を示す基板ケースの
斜視図である。
【符号の説明】
5 遊技盤 12 表示器 20 表示カバー 26 主制御基板 30 基板ケース 31 表示制御基板 32 中継基板 33 基板ケース本体 34 後壁部 35 収納室 36 蓋体 37 後壁部 38 取り付け台

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の遊技部品が装着された遊技盤
    (5) と、主に遊技盤(5) 側を制御する主制御基板(26)
    と、遊技盤(5) に装着され且つ遊技者に遊技状況を表示
    する表示器(12)と、表示器(12)を制御する表示制御基板
    (31)と、各遊技部品と主制御基板(26)との間で電気的接
    続を取りまとめる中継基板(32)とを備えた遊技機におい
    て、遊技盤(5) に裏側から装着した基板ケース(30)に表
    示制御基板(31)を収納し、この表示制御基板(31)の裏側
    に中継基板(32)を着脱自在に配置したことを特徴とする
    遊技機。
  2. 【請求項2】 遊技盤(5) の裏側に突出する表示器(12)
    を裏側から覆うように基板ケース(30)を遊技盤(5) に装
    着し、この基板ケース(30)に、表示制御基板(31)を収納
    する収納室(35)を表示器(12)の裏側に対応して設け、収
    納室(35)の裏側に中継基板(32)を装着したことを特徴と
    する請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 基板ケース(30)は、表示器(12)を覆う基
    板ケース本体(33)と、この基板ケース本体(33)に裏側か
    ら着脱自在に装着され且つ基板ケース本体(33)の後壁部
    (34)との間で収納室(35)を形成する蓋体(36)とを備え、
    蓋体(36)の後壁部(37)に中継基板(32)を着脱自在に装着
    したことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 基板ケース(30)の裏側に左右一対の取り
    付け台(38)を着脱自在に固定し、この左右一対の取り付
    け台(38)間に中継基板(32)を着脱自在に取り付けたこと
    を特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 基板ケース(30)の全部又は一部が合成樹
    脂製であり、この基板ケース(30)に表示制御基板(31)の
    全部又は一部を収納したことを特徴とする請求項1〜4
    の何れかに記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 遊技盤(5) の裏側に、表示器(12)を含む
    遊技部品を裏側から覆う裏カバー(20)を設け、この裏カ
    バー(20)内に基板ケース(30)を設けたことを特徴とする
    請求項1〜5の何れかに記載の遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008259672A (ja) * 2007-04-12 2008-10-30 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

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