JP2005168843A - スロットマシン - Google Patents
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Abstract
【課題】 主制御装置と遊技制御装置を容易に脱着でき、遊技場管理者によって遊技条件の変更が容易にでき、遊技者などによっては、容易に変更できないスロットマシンを提供する。
【解決手段】 確率変動条件により遊技状態が変化するスロットマシンの遊技ユニット8の背部に主制御装置ユニット801が、一方の側部に遊技制御装置ユニット900が、他方の側部と中枠との間に電源装置が、それぞれ配設されている。遊技制御装置ユニット900は、遊技ユニット8の側部に設けた取りつけガイドレール33の溝39に沿って当該遊技ユニット8の後部から着脱可能に固定されている。電源装置は、当該スロットマシン前面から調整可能な、少なくとも前記確率変動条件を変更する確率変動条件変更手段を具備している制御パネルを備え、該制御パネルは、遊技ユニット8を閉じたときに遊技ユニット8によって覆われる。
【選択図】 図4
【解決手段】 確率変動条件により遊技状態が変化するスロットマシンの遊技ユニット8の背部に主制御装置ユニット801が、一方の側部に遊技制御装置ユニット900が、他方の側部と中枠との間に電源装置が、それぞれ配設されている。遊技制御装置ユニット900は、遊技ユニット8の側部に設けた取りつけガイドレール33の溝39に沿って当該遊技ユニット8の後部から着脱可能に固定されている。電源装置は、当該スロットマシン前面から調整可能な、少なくとも前記確率変動条件を変更する確率変動条件変更手段を具備している制御パネルを備え、該制御パネルは、遊技ユニット8を閉じたときに遊技ユニット8によって覆われる。
【選択図】 図4
Description
本発明は、スロットマシンに関し、特に、遊技制御装置ユニットの交換とスロットマシンの遊技条件の変更を容易にするスロットマシンに関するものである。
従来、可変表示ゲームを行う可変表示ドラム装置が収容された本体ケースの前側開口部に、ゲームを視認するための窓が設けられていて、所定数の球を一単位として所望単位ずつ賭けてゲームを行う、スロットマシンの如き遊技装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この種の遊技装置に、例えば、パチンコ球を用いてゲームを行わせるようにすれば同じ遊技場内においてパチンコ機と共通の剛球を使用できるので、パチンコ遊技店内のパチンコ球補給装置及び計数装置並びに中央管理装置(集中管理装置)を廃棄することなく共用できる。従って、同一の島設備に、パチンコ機と、パチンコ球を用いたスロットマシンの如き遊技装置などを混在させることができるという利点があり、パチンコ球を用いたスロットマシンがある(例えば、特許文献2参照。)。
このようなスロットマシンでは、遊技内容が陳腐化することを防止するため、定期的に制御装置の交換が行われる。その際、交換の費用を低減するために、島設備にスロットマシンを取り付けたまま制御装置のみを交換できることが望ましい。前記特許文献2に開示されている遊技装置は、図9に示すように、本体ケース200は、天板205、底板206、左右の側板207、208および背面板209により、上下左右および背面部が囲まれた箱型ケースとして構成されている。本体ケース200と、該本体ケース200の前側開口部にヒンジを介して開閉可能に取り付けられた図示していない前面枠とを備えている。本体ケース200内の中段には棚板36が懸け渡され、該棚板36上に可変表示ゲームを行なわせる可変表示ドラム装置600が設置されている。本体ケース200内の上段には賞球用の球を貯留するメインタンク(貯留タンク)410、サブタンク(貯留タンク)420および賞球排出樋430が順次連通した状態で設置されている。本体ケース200の天板205には該メインタンク410中に球補給を行なうための補給用開口部201が設けられている。本体ケース200内の左寄りには球抜き樋550が設置され、下段には、遊技装置の制御を行なうメイン制御装置250が、下段右側には、メイン制御装置250に電気を供給する電源ユニット370が設置されている。可変表示ドラム装置600は、メイン制御装置250と線299により接続されている。前記前面枠の前面側上部にはパネル表示部が設けられている。このパネル表示部の中央には可変表示部としての3つの可変表示窓が設けられ、可変表示ドラム装置600の回転図柄が表示される。
前記特許文献2に開示されている遊技装置では、メイン制御装置250が可変表示ドラム装置600の下部に配設されている。前記メイン制御装置250は、当該遊技装置の遊技制御を行い、当該遊技装置の遊技態様を変更する場合には、メイン制御装置250を取外し、交換せねばならない。一方、近年のスロットマシンでは、確率変動条件により遊技状態を変化するタイプのものが多く、かかるタイプのスロットマシンでは、遊技制御を行なう主制御基板を有する主制御装置と、図柄制御、ランプ制御、音声制御を行う遊技制御装置とを分離して設ける傾向にある。このようなスロットマシンでは、前記のように、遊技内容が陳腐化することを防止するため、定期的に行う主制御装置と遊技制御装置の交換を、スロットマシンを島設備に取り付けたまま前記制御装置のみ交換できることが望ましい。さらに、遊技場の経営方針等によってスロットマシンの遊技条件である確率変動条件を変える場合がある。このような場合、前記同様に島設備にスロットマシンを取り付けたまま、前記条件を変更できることが望ましく、更に、この変更は、悪意によって容易に変更できないことが必要である。
本発明は、上記要望、課題を解決するためになされたもので、主制御装置と遊技制御装置を容易に脱着できると共に、遊技場管理者によって遊技条件の変更が容易にできると共に、遊技者などの悪意によっては、容易に変更できないスロットマシンを提供することを目的とする。
本発明は、上記要望、課題を解決するためになされたもので、主制御装置と遊技制御装置を容易に脱着できると共に、遊技場管理者によって遊技条件の変更が容易にできると共に、遊技者などの悪意によっては、容易に変更できないスロットマシンを提供することを目的とする。
確率変動条件により遊技状態が変化するスロットマシンの遊技機枠に収納される枠体が前枠、中枠、外枠とで構成され、前記前枠および中枠は、前記外枠に対して一方の端が回転可動に当該スロットマシン前面に同方向に片開き可能に取付けられ、回転変動表示する複数個の回胴表示装置ユニットを内蔵した遊技ユニットが前記中枠に配設され、前記遊技ユニットの背部にスロットマシンの遊技制御を行なう主制御基板を有する主制御装置ユニットを、前記中枠と前枠が回転可動に取付けられている側に、図柄制御、ランプ制御、音声制御を行う遊技制御基板を有する遊技制御装置ユニットを配設すると共に、前記遊技制御装置ユニットが配設されている側と反対側の前記遊技ユニットの側部と前記中枠との間に電源ユニットを、それぞれ配設し、前記遊技制御装置ユニットは、前記遊技ユニットの側部に設けた取りつけ溝に沿って当該遊技ユニットの後部から着脱可能に固定されていることを特徴とする。
また、前記電源ユニットは、当該スロットマシン前面から調整可能な制御パネルを備え、該制御パネルには、少なくとも前記確率変動条件を変更する確率変動条件変更手段が備えられると共に、当該制御パネルは前記遊技ユニットを閉じたときに該遊技ユニットによって覆われることを特徴とする。
本発明は、回胴表示装置、主制御装置、遊技制御装置、電源ユニット等をそれぞれユニット化して、該ユニットをワンタッチ式の止着装置によりそれぞれ固定し、それぞれ独立して着脱可能であることによって、スロットマシンの組立、修理、交換を容易にしたものである。特に、遊技制御装置は、遊技ユニットの側部に設けた取りつけ溝に沿って当該遊技ユニットの後部から着脱可能に固定されていることによって、スロットマシンの前枠および中枠を開くことにより、修理、交換を容易にする効果を有する。
また、前記電源ユニットは、制御パネルを備え、該制御パネルには、少なくとも前記確率変動条件を変更する確率変動条件変更手段を具備していることにより、スロットマシンの遊技条件である確率変動条件の変更を島設備にスロットマシンを取り付けたまま、スロットマシンの前面から行える。更に、前記遊技ユニットが前記中枠に回転可動に固定されている側の側部に、図柄制御、ランプ制御、音声制御を行う遊技制御基板を有する遊技制御装置ユニットを配設し、前記遊技制御装置ユニットが配設されている側と反対側の前記遊技ユニットの側部と前記中枠との間に電源ユニットを配設することにより、外枠に対して一方の端が回転可動に固定されていない側に前記制御パネルが配設され、遊技場管理者は、確率変動条件の変更作業時に充分な作業空間を得ることができ、作業性が向上する。そして前記制御パネルは、遊技ユニットを閉じたときに該遊技ユニットによって覆われるように作用し、遊技者などの悪意によって容易に変更できない効果がある。
図1乃至図8に基づいて本発明の実施形態のスロットマシンについて説明する。遊技機枠100は、図1に示すような皿装置20を備えた前枠2と、後部枠1(中枠12と外枠9)とで構成され、前枠2が上、下ヒンジ3、4を介して後部枠1に対して片開き可能に取付けられている。この遊技機枠100に、図示していない遊技制御装置ユニット、球取込装置及び回胴表示装置ユニット6、遊技ユニット8、その他の遊技部品で構成されるスロットマシン本体が搭載されてスロットマシンが構成される。
後部枠1は、島等と呼称される遊技機設置設備に設置される外枠9と、この外枠9に上、下ヒンジ10、11を介して外枠9に対して前枠2と同方向に片開き可能に取付けられた中枠12とで構成される。前枠2の上ヒンジ3は、中枠12の左上隅部のヒンジ部材13に設けられた孔14と、前枠2の左上隅部のヒンジ部材15の内部に設けられて上記孔14に回転可能に挿着される図示されていない軸とで構成されている。下ヒンジ4は、前枠2の左下隅部のヒンジ部材16に設けられた孔17と中枠12の左下隅部の図示されていないヒンジ部材に設けられて上記孔17に回転可能に挿着される図示されていない軸とで構成されている。上、下ヒンジ10、11(図2参照。)も同様に、外枠9と中枠12の左上隅部に設けられた一対の図示されていない孔と軸とにより上ヒンジ10が構成され、外枠9と中枠12の左下隅部に設けられた一対の図示されていない孔と軸とにより下ヒンジ11が構成されている。
前枠2は下部に皿装置20を備え、上部には中央が開口部21に形成された前面装飾部22を備える。前面装飾部22は開口部21の両側にサイドランプ23s、23sを備え、開口部21の上部にトップランプ23tを備え、トップランプ23tを挟むように左右両側に高音スピーカ24、24を備える。高音スピーカ24、24は、遊技者が音を聞き取りやすいように、やや内方に傾けて配置されている。開口部21は、纂25を介して区画された上部開口部26と下部開口部27とを備える。中枠12の右側部中央の前側には錠28が設けられ、この錠28に図示されていない専用の鉤を差し込んで左に回動することにより、前枠2と中枠12との間のロックが解除されて、前枠2がヒンジ3、4を支点として片開き可能となる。また、錠28を右に回動すると中枠12と外枠9との間のロックが解除されて中枠12がヒンジ10、11を支点として前枠2とともに片開き可能となる。
皿装置20は、前枠2の前面装飾部22より前方に突出し、下方に行くにしたがってその横幅が狭くなる形態に形成されている。皿装置20の球収納部31は、上部開放形状に形成され、球収納部31は、図示されていない球貸機の球排出ノズルからの貸球を受ける。球取込装置7は、前枠2の裏面に取付けられている。皿装置20の前面には、遊技開始指示手段としてのスタートレバースイッチ部51と、このスタートレバースイッチ部51からのスタート信号を入力した制御装置ユニット801(図3参照。)により複数の回胴装置ユニット6(図1、図2参照。)の回転をそれぞれ停止させて表示窓83(図2参照。)に図柄を停止させる第1図柄停止ボタンスイッチ部60、第2図柄停止ボタンスイッチ部61、第3図柄停止ボタンスイッチ部62とを備えている。
皿装置20の上面には、最大の賭球数(MAXBET)を設定するMAXBETボタンスイッチ部71、MAXBETよりも小さな賭球数を設定する1BETボタンスイッチ部72、賭球数の設定を取り消すキャンセルボタンスイッチ部73、遊技者が獲得あるいは投入した球を精算して球を回収するための設定手段である球抜きボタンスイッチ部74がそれぞれ並べて設けられている。なお、1BETボタンスイッチ部72は、スタートレバースイッチ部51の操作によるゲーム開始前に設定するものであり、1回目の設定で1BETの設定、2回目の設定で2BETの設定、3回目の設定で3BET即ちMAXBETの設定が可能となる。MAXBET設定後1BET、2BETに設定し直したい場合にはキャンセルボタンスイッチ部73を操作することにより、1BETボタンスイッチ部72は初期状態にリセットされ1BETの設定が可能となる。
中枠12は、その上部に遊技ユニット8を収納する遊技ユニット収納部99を有する。遊技ユニット8は、制御装置ユニット801、回胴表示装置ユニット6、液晶表示器6A、賞数(PAYOUT)表示器92、ボーナス(BONUS)ゲームのゲーム回数又は残ゲーム回数を表示する表示器93、クレジット球数を表示するクレジット表示器94、取込球数を表示する表示器、即ち、賭球数表示器95が配設されている(図2、図3参照。)。また、図2に示すように、中枠12の低音スピーカ75が設けられている位置の左横には、前枠2の裏面に取付けられた球取込装置7を収納するための収納孔79が形成されている。
中枠12の下部には、低音スピーカ75等の様々な遊技部品が取付けられている。中枠12には遊技ユニット8が取付部76を介して取付けられ、遊技ユニット8のデザインパネル付き保護板8Aは、前枠2の開口部21を介して遊技者に見えるようになっている。図1に示すように、遊技ユニット8は、デザインパネル付き保護板8Aと、このデザインパネル付き保護板8Aが取付けられた遊技パネル取付枠8Bと、取付枠8Cとで構成されている。遊技ユニット8は、遊技パネル取付枠8Bが取付枠8Cに蝶番により前枠2と同方向に片開き可能に取りつけられ、遊技パネル取付枠8Bは、デザインパネル付き保護板8Aにより表面を覆われている(図1参照。)。
前記デザインパネル付き保護板8Aは、表示窓82、83及び前記表示器92、93、94、95等の開口窓92a、93a、94a、95a以外を塗料などで塗装して内部が見えないように構成されたデザインパネルと、透明の樹脂、あるいはガラス板などで構成され、前記デザインパネルと同じ形状の保護板で構成されている。表示窓82、83及び前記表示器92、93、94、95等の開口窓92a、93a、94a、95aを介して回胴表示装置ユニット6の各回胴リールに設けられた変動図柄及び回胴リールが停止した場合の停止図柄、液晶表示装置6A、表示器92、93、94、95等の表示を遊技者が見ることができる。デザインパネル付き保護板8Aは、遊技パネル取付枠8Bに設けられた係止用の爪82aにより前面から係止される。
前記蝶番が設けられている反対側(中枠12の左上隅部のヒンジ部材13が設けられている反対側)の取付枠8Cと遊技パネル取付枠8Bとが対向する位置に図示されていないマグネットが配設され、該マグネットが互いに吸着して取付枠8Cと遊技パネル取付枠8Bとを保持する。取付枠8Cと遊技パネル取付枠8Bとは、つまみ77を引くことにより前記マグネットが離され片開きに開閉される。取付枠8Cは、上部両側に位置決め孔76a及び係止部82bを備えていると共に、その背面に遊技ユニット8を収納する函体42(図3、図4参照。)が形成されている。該函体42は、取付枠8Cと一体に成型して作成してもよく、あるいは、別体で作成し、取付枠8Cに取り付けるようにしてもよい。函体42の取付枠8Cに備えられた蝶番が設けられている側には、遊技制御装置ユニット900が、マグネットが設けられている側には電源ユニット910が、それぞれ備えられている。中枠12には、前記係止部82bと係合する係合部800が設けられていて、該係合部800は、つまみにより回転し前記係止部82bの先端と係合し、中枠12の遊技ユニット収納部99に収納される遊技ユニット8を固定する。このように、係合部800を回動させるだけで簡単に遊技ユニット8を中枠12に取付けることができる。
図3に示すように、前記函体42の背面には、複数個の回胴表示装置ユニット6を制御する信号線90a、回胴表示装置ユニット6の回胴部を内部から照明するランプを点灯する電源線90bを通す切り欠き部70が形成されている。函体42の上部には中継基板92a、92bが、それぞれ設けられ、函体42の背面の切り欠き部70の横には、中継基板92cが設けられている。前記信号線90(90a、90b)は、制御装置ユニット801から出力され中継基板92aを介して前記切り欠き部70に通される。更に、函体42の背面の切り欠き部70下方には、制御装置ユニット801が周知のスナップラッチ(登録商標)あるいはナイラッチ(登録商標)と呼ばれるワンタッチ式の止着装置803(上部のみ図示し、下部のワンタッチ式の止着装置は図示されていない。)により、着脱可能に取りつけられている。制御装置ユニット801の主制御基板805の一部は、保護ケース804により覆われている。
前記制御装置ユニット801からは、ソケット91aを介して中継基板92aに設けられたソケット91bに信号線91が出力されている。該信号線91は、中継基板92a内で複数個の回胴表示装置ユニット6それぞれに信号を供給できるように分配され、ソケット902a、902b、902cに出力されている。該ソケット902a、902b、902cからは、複数個の回胴表示装置ユニット6に対して、前記切り欠き部70を通り、回胴表示装置ユニット6に設けられたソケット903a、903b、903cに接続される先端にソケット901a、901b、901cを有する信号線90aが、それぞれ出力されている。前記ソケット903a、903b、903cとソケット901a、901b、901cとを結合することにより、制御装置ユニット801から回胴表示装置ユニット6に信号が供給される。
中継基板92cに設けられたソケット920a、920b、920cからは、回胴表示装置ユニット6に設けられたソケット922a、922b、922cに接続される先端にソケット921a、921b、921cを有する信号線90bが、それぞれ出力されている。中継基板92bに設けられたソケット924b、924cからは、図示されていない液晶表示器へ信号線90cが、ソケット924aからは液晶表示器に使用される冷陰極管を点灯する線90dが、それぞれ接続されている。遊技制御装置ユニット900に設けられたソケット900a、900bからは、主制御基板805に設けられたソケット805aへ信号線90fが、中継基板92b、92cに設けられたソケット924d、920dへ信号線90e、90gが、それぞれ接続されている。前記ソケット901a、902a、903aおよびソケット921a、921b、921cを外して、前述したようにワンタッチ式の止着装置64b、64aを引くことによって容易に回胴表示装置ユニット6を遊技ユニット8から取外せる。なお、中継基板92a、92cを用いずに、制御装置801から直接回胴表示装置ユニット6に設けられたソケット903a、903b、903c、922a、922b、922cに接続するようにしてもよい。
このように、函体42の背面に制御装置ユニット801を備えることにより、制御装置ユニット801が占める容積の分だけ回胴表示装置ユニット6の回胴表示面積を大きくでき、遊技者の視認性を向上できる。また、遊技ユニット8の背面に切り欠き部70を形成することによって、回胴表示装置ユニット6と制御装置ユニット801との接続線の長さを短くでき、コストの低減と共に回胴表示装置ユニット6または制御装置ユニット801への、雑音の発生あるいは外部からの雑音の侵入を低減できる。更に、ソケット901a、902a、903aとソケット903a、903b、903cとを外して前述したようにワンタッチ式の止着装置64b、64aの押抜によって容易に回胴表示装置ユニット6の取りつけ、取外しが可能となり、組立、保守時の作業性が向上する。
図4、図5により遊技制御装置ユニット900の取りつけ構造について説明する。図4に示すように、遊技制御装置ユニット900は、遊技ユニット8の中枠12に回転可動に固定されている側の函体42の側部に配設されている。函体42の側部には、遊技制御装置ユニット900を着脱可能に固定する取りつけ溝39(39a、39b)を有するガイドレール33(33a、33b)が取りつけられている。該ガイドレール33(33a、33b)は、函体42の側部に設けられた凸部37(37a、37b)と嵌合する孔38(38a、38b)をそれぞれ有し、略L宇状である。その先端には、遊技制御装置ユニット900に取りつけられた、前記ガイドレール33(33a、33b)に滑入されるレール40(40a、40b)の先端に設けられたワンタッチ式の止着装置35(35a、35b)が嵌入する孔34(34a、34b)が、それぞれ形成されている。ガイドレール33(33a、33b)と函体42の側部に設けられた凸部37(37a、37b)とは、ネジ止めなどの方法により固定されている。制御装置ユニット801は、函体42の背面に設けられた孔803aにワンタッチ式の止着装置803を挿入して函体42に着脱可能に固定される。
遊技制御装置ユニット900は、保護ケース41により覆われ、前記レール40(40a、40b)は、遊技制御装置ユニット900の保護ケース41の反対側に設けられている。前記レール40(40a、40b)をガイドレール33(33a、33b)に形成された取りつけ溝39(39a、39b)に滑入し、前記ワンタッチ式の止着装置35(35a、35b)と孔34(34a、34b)とで遊技制御装置ユニット900を函体42の側部に着脱可能に固定する。遊技制御装置ユニット900の前面は、函体42の後部から見て右側面近くの取付枠8Cに形成された切り欠き孔411に嵌入されている。このことにより、スロットマシンの奥行きの長さを低減できると共に、遊技制御装贋ユニット900の前面に設けられた、図示されていない、各種のランプなどを視認できる。遊技制御装置ユニット900を函体42の側部から着脱する時には、前記ワンタッチ式の止着装置35(35a、35b)を引くことにより、ガイドレール33(33a、33b)に沿って当該遊技ユニット8の背面から引き出すことができる。遊技制御装置ユニット900を函体42の側部に着脱可能に固定することによって、外枠9に対して一方の端を回転可動に固定してスロットマシン前面に同方向に片開き可能に取付けられている前枠および中枠を開くことにより、遊技制御装置ユニット900を函体42の側部から後方に引き抜くことができ、修理、交換を容易にする。
図6乃至図8により電源ユニット910の取りつけ構造について説明する。図6に示すように、函体42の後部から見て左側面近くの取付枠8Cには切り欠き孔109が形成されている。電源ユニット910は、遊技ユニット8を片開きした時に遊技ユニット8の前面から制御パネル110を切り欠き109から操作、視認できるように遊技ユニット8の前面から見て右側(図7参照。)に配設され、図示されていないネジなどで中枠12に固定されている(図8参照。)。制御パネル110は、遊技ユニット8を閉じたときに該遊技ユニット8によって覆われ、遊技者などにより悪意に操作できないように構成されている。
図7に示すように、制御パネル110には直流電源表示ランプ101、打ち止め設定スライドスイッチ102、自動精算設定スライドスイッチ103、確率設定押しボタン104、キースイッチ105、電源スイッチ106、ヒューズ107、交流電源表示ランプ108が設けられている。打ち止め設定スライドスイッチ102は、当該スロットマシンの打ち止め制限の有無を設定する押しボタンであり、通常は当該スロットマシンの遊技状態がリセットされると打ち止めありに設定される。自動精算設定スライドスイッチ103は、最大クレジット球数以下の時にクレジット球を貯留するか否かを設定する押しポタンであり、通常はクレジヅト球を貯留するように設定される。
キースイッチ105は、確率設定押しボタン104が確率変動条件を変更するスイッチとして作用する(オン状態)か、遊技中の条件をリセットするスイッチとして作用する(オフ状態)かを決定するスイヅチである。前記キースイッチ105がオン状態の時に確率設定押しボタン104を押下すると、確率変動条件が、例えぱ6段階に順次変更され、該変更された確率変動条件は、表示器92、93、94、95の何れかに表示される。前記確率設定押しボタン104により変更された確率変動条件は、例えばスタートレバースイッチ部51を押下することで制御装置ユニット801に格納される。制御装置ユニット801に確率変動条件を格納した後に前記キースイッチ105をオフ状態に戻す。また、前記キースイッチ105がオフ状態の時に確率設定押しボタン104を押下あるいは制御装置ユニット801からリセット信号が送信されると、制御装置ユニット801に格納されている確率変動条件がリセットされる。なお、前記確率変動条件の変更は、確率設定押しボタン104とキースイッチ105との組み合わせにより行うようにしたが、これ以外の方法、例えば、確率設定押しボタン104のみで変更できるようにしてもよい。
このように、外枠9に対して一方の端を回転可動に固定されていない側に配設される電源ユニット910の制御パネル110が、遊技ユニット8を閉じたときに該遊技ユニット8によって覆われている。更に、該制御パネル110には、当該スロットマシン前面から調整可能な、少なくとも確率変動条件を変更する確率変動条件変更手段(確率設定押しボタン104とキースイッチ105)を備えていることにより、遊技場管理者は、確率変動条件の変更作業時に充分な作業空間を得ることができ、作業性が向上する。そして前記制御パネル110は、遊技ユニット8を閉じたときに該遊技ユニット8によって覆われるように作用し、遊技者などの悪意にょって容易に変更できない。
1 後部枠、2 前枠、6 回胴表示装置ユニット、6A 液晶表示器、7 球取込装置、8 遊技ユニット、8B 遊技パネル取付枠、8C 取付枠、8A デザインパネル付き保護板、9 外枠、12 中枠、33(33a、33b) ガイドレール、40(40a、40b) レール、42 函体、70 切り欠き部、104 確率設定押しボタン、105 キースイッチ、110 制御パネル、801 制御装置ユニット、805 主制御基板、35a、35b、64a、64b、80a、803 ワンタッチ式止着装置、900 遊技制御装置ユニット、910 電源ユニット
Claims (2)
- 確率変動条件により遊技状態が変化するスロットマシンの遊技機枠に収納される枠体が前枠、中枠、外枠とで構成され、前記前枠および中枠は、前記外枠に対して一方の端が回転可動に当該スロットマシン前面に同方向に片開き可能に取付けられ、回転変動表示する複数個の回胴表示装置ユニットを内蔵した遊技ユニットが前記中枠に配設され、
前記遊技ユニットの背部にスロットマシンの遊技制御を行なう主制御基板を有する主制御装置ユニットを、
前記中枠と前枠が回転可動に取付けられている側に、図柄制御、ランプ制御、音声制御を行う遊技制御基板を有する遊技制御装置ユニットを配設すると共に、
前記遊技制御装置ユニットが配設されている側と反対側の前記遊技ユニットの側部と前記中枠との間に電源ユニットを、それぞれ配設し、
前記遊技制御装置ユニットは、前記遊技ユニットの側部に設けた取りつけ溝に沿って当該遊技ユニットの後部から着脱可能に固定されていることを特徴とするスロットマシン。 - 前記電源ユニットは、当該スロットマシン前面から調整可能な制御パネルを備え、該制御パネルには、少なくとも前記確率変動条件を変更する確率変動条件変更手段が備えられると共に、当該制御パネルは前記遊技ユニットを閉じたときに該遊技ユニットによって覆われることを特徴とする請求項1に記載のスロットマシン。
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-
2003
- 2003-12-11 JP JP2003413712A patent/JP2005168843A/ja active Pending
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