JP2005168842A - スロットマシンのユニット構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 回胴表示装置ユニットを容易に脱着できると共に、遊技者の視認性を向上するスロットマシンのユニット構造を提供することを目的とする。
【解決手段】 回転変動表示する複数個の回胴表示装置ユニット6を内蔵し前面にデザインパネル付き保護板を備えた遊技ユニット8が中枠に配設されている。前記遊技ユニット8は、少なくとも前記複数個の回胴表示装置ユニット6を制御する信号線を通す切り欠き部70が背部に設けられると共に、当該遊技ユニット6の背部には、スロットマシンの遊技制御を行なう主制御基板を配設してある。前記複数個の回胴表示装置ユニット6は、ワンタッチ式の止着装置64a、64bにより前記遊技ユニット8内にそれぞれ固定され、該遊技ユニット8から、それぞれ独立して着脱可能である。
【選択図】 図3

Description

本発明は、スロットマシンのユニット構造に関し、特に、回転変動表示する複数個の回胴表示装置ユニットの交換を容易にする遊技ユニットのユニット構造に関するものである。
従来、可変表示ゲームを行う可変表示ドラム装置が収容された本体ケースの前側開口部に、ゲームを視認するための窓が設けられていて、所定数の球を一単位として所望単位ずつ賭けてゲームを行う、スロットマシンの如き遊技装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この種の遊技装置に、例えば、パチンコ球を用いてゲームを行わせるようにすれば同じ遊技場内においてパチンコ機と共通の剛球を使用できるので、パチンコ遊技店内のパチンコ球補給装置及び計数装置並びに中央管理装置(集中管理装置)を廃棄することなく共用できる。従って、同一の島設備に、パチンコ機と、パチンコ球を用いたスロットマシンの如き遊技装置などを混在させることができるという利点がある(例えば、特許文献2参照。)。パチンコ機では、遊技によってその遊技盤が汚損されたり、遊技盤のデザインが陳腐化することを防止するため、定期的に遊技盤の交換が行われる。その際、パチンコ機においては、そのマシン本体部が取付けられているパネルのみを交換することが可能である。この交換は、「パネル換え」と称されている。これに対してスロットマシンの場合、ドラムに表示される図案やその周辺部のデザインが陳腐化した場合、スロットマシン全体を交換しなければならない。
前記特許文献2に開示されている遊技装置は、図6に示すように、本体ケース200は、天板205、底板206、左右の側板207、208および背面板209により、上下左右および背面部が囲まれた箱型ケースとして構成されている。また、本体ケース200と、該本体ケース200の前側開口部にヒンジを介して開閉可能に取り付けられた図示していない前面枠とを備えている。本体ケース200内の中段には棚板36が懸け渡され、該棚板36上に可変表示ゲームを行なわせる可変表示ドラム装置600が設置されている。本体ケース200内の上段には賞球用の球を貯留するメインタンク(貯留タンク)410、サブタンク(貯留タンク)420および賞球排出樋430が順次連通した状態で設置されている。本体ケース200の天板205には該メインタンク410中に球補給を行なうための補給用開口部201が設けられている。本体ケース200内の左寄りには球抜き樋550が設置され、下段には、遊技装置の制御を行なうメイン制御装置250が、下段右側には、メイン制御装置250に電気を供給する電源装置370が設置されている。可変表示ドラム装置600は、メイン制御装置250と線299により接続されている。前記前面枠の前面側上部にはパネル表示部が設けられている。このパネル表示部の中央には可変表示部としての3つの可変表示窓が設けられ、可変表示ドラム装置600の回転図柄が表示される。
図7に示すように、可変表示ドラム装置600は、ドラムボックス610と、該ドラムボックス610中に設置された3つのドラムユニット660、670、680と、これらドラムユニット660、670、680を信号線299によりメイン制御装置250(図6参照)に電気的に接続するための接続コネクタ640等を備えている。ドラムユニット(660、670、680)は、仕切板、該仕切板に取付枠を介して取り付けられたパルスモータ(いずれも図示せず)、該パルスモータの駆動軸に取り付けられた可変表示ドラム(667、677、687)および前記可変表示ドラムの内側に取り付けられた照明装置等を備えている。前記ドラムボックス610は、前面開口の中空状の箱として作られ、ドラムボックス610の側壁板681aはドラムユニット660の、側壁板681bはドラムユニット680の側壁板を、それぞれ兼ねている。
ドラムボックス610の前面側開口部には、透明(又は半透明)な前カバー650が、その上端部を、その前面側開口部の上端部に設けられた軸受部611、611に支軸651を介して支持されている。そして、その支持された状態で、前カバー650はその支軸651を軸心として下端側が上下動する方向に回動(開閉)可能となっている。ドラムボックス610上方のメインタンク410やサブタンク420等からのこぼれ球は、その透明な前カバー650に当たるだけでドラムボックス610中の可変表示ドラム667、677、687に傷付けることはない。また、このドラムボックス610の屋根601の上面は、その後部側が低くなるように滑らかに傾斜した傾斜面となっている。従って、ドラムボックス610上方のメインタンク410やサブタンク420等からそのドラムボックス610の上面に落下したこぼれ球はその屋根601の傾斜面に導かれてドラムボックス610の後方から回収される。
特開昭62−246390号公報 特開平5−115597号公報
前記特許文献2に開示されている遊技装置では、本体ケース200内の中段には棚板36が懸け渡され、該棚板36上に可変表示ドラム装置600が設置されている。該可変表示ドラム装置600は、ドラムボックス610と、該ドラムボックス610中に設置された3つのドラムユニット660、670、680と、メイン制御装置250に電気的に接続するための接続コネクタ640等を備えている。前記ドラムボックス610は、前面開口の中空状の箱として作られ、ドラムボックス610の側壁板681aはドラムユニット660の、側壁板681bはドラムユニット680の側壁板を、それぞれ兼ねている。
このように、ドラムユニットは、それぞれドラムボックス610に収納されていて、ドラムボックス610とドラムユニット680とは、その側壁板681aと側壁板681bとをドラムボックス610と共用している。そのため、例えばドラムボックスのベルトが切れたり、汚れたりした場合、それが例え1個のドラムユニットであっても、ドラムボックス610全体を引き出して修理、交換しなくてはならない。特に、ドラムボックス610とドラムユニット680とは、その側壁板681aと側壁板681bとをドラムボックス610と共用しているために、その作業は工数がかかる。また、ドラムユニットのデザインが陳腐化したばあいなど、全てのドラムユニットのネジを外し、ドラムボックスから取りだして交換する必要がある。
一方、同じ遊技場内においてパチンコ機と共通の剛球を使用して同一の島設備に、パチンコ機と、パチンコ球を用いたスロットマシンの如き遊技装置などを混在させて設置するには、パチンコ機と、パチンコ球を用いたスロットマシンとは、同じ外枠寸法であることが好ましい。また、スロットマシンは、遊技者の視認性を高めるためには可変表示ドラム装置は、大きいことが好まれる。しかし、前記特許文献2に開示されている遊技装置では、メイン制御装置250は、可変表示ドラム装置600の下方に配設されている。そのために、制限された外枠寸法では、メイン制御装置の分だけ可変表示ドラム装置が小型になり、それに伴ない遊技者の視認性が低下する。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、回胴表示装置ユニットを容易に脱着できると共に、遊技者の視認性を向上するスロットマシンのユニット構造を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために、遊技機枠に収納される枠体が前枠、中枠、外枠とで構成され、前記前枠および中枠は、前記外枠に対して同方向に片開き可能に取付けられ、回転変動表示する複数個の回胴表示装置ユニットを内蔵し前面にデザインパネル付き保護板を備えた遊技ユニットが前記中枠に配設され、前記遊技ユニットは、少なくとも前記複数個の回胴表示装置ユニットを制御する信号線を通す切り欠き部が背部に設けられると共に、当該遊技ユニットの背部には、スロットマシンの遊技制御を行なう主制御基板を配設し、前記複数個の回胴表示装置ユニットは、前記遊技ユニット内にワンタッチ式の止着装置によりそれぞれ独立して着脱可能に固定されていることを特徴とする。
遊技ユニットが前記中枠に配設され、該遊技ユニット内にユニット化された複数個の回胴表示装置ユニットを設け、該回胴表示装置ユニットは、ワンタッチ式の止着装置により前記遊技ユニット内にそれぞれ固定され、該遊技ユニットから、それぞれ独立して着脱可能であることによって、スロットマシンの組立、修理、交換が容易になる。また、前記遊技ユニットは、少なくとも前記複数個の回胴表示装置ユニットを制御する信号線を通す切り欠き部が背部に設けられると共に、当該遊技ユニットの背部には、スロットマシンの遊技制御を行なう主制御基板を配設することにより、限られた外枠寸法で、回胴表示装置ユニットの表示画面を大きくすることができ、遊技者の視認性を高められ、遊技の興趣を高められる。
図1乃至図5に基づいて本発明の実施形態のスロットマシンについて説明する。遊技機枠100は、図1に示すような皿装置20を備えた前枠2と、後部枠1(中枠12と外枠9)とで構成され、前枠2が上、下ヒンジ3、4を介して後部枠1に対して片開き可能に取付けられている。この遊技機枠100に、図示していない制御装置、球取込装置及び回胴表示装置ユニット6、遊技ユニット8、その他の遊技部品で構成されるスロットマシン本体が搭載されてスロットマシンが構成される。
後部枠1は、島等と呼称される遊技機設置設備に設置される外枠9と、この外枠9に上、下ヒンジ10、11を介して外枠9に対して前枠2と同方向に片開き可能に取付けられた中枠12とで構成される。前枠2の上ヒンジ3は、中枠12の左上隅部のヒンジ部材13に設けられた孔14と、前枠2の左上隅部のヒンジ部材15の内部に設けられて上記孔14に回転可能に挿着される図示されていない軸とで構成されている。下ヒンジ4は、前枠2の左下隅部のヒンジ部材16に設けられた孔17と中枠12の左下隅部の図示されていないヒンジ部材に設けられて上記孔17に回転可能に挿着される図示されていない軸とで構成されている。上、下ヒンジ10、11(図2参照。)も同様に、外枠9と中枠12の左上隅部に設けられた一対の図示されていない孔と軸とにより上ヒンジ10が構成され、外枠9と中枠12の左下隅部に設けられた一対の図示されていない孔と軸とにより下ヒンジ11が構成されている。
前枠2は、下部に皿装置20を備え、上部には、中央が開口部21に形成された前面装飾部22を備える。前面装飾部22は、開口部21の両側にサイドランプ23s、23sを備え、開口部21の上部にトップランプ23tを備え、トップランプ23tを挟むように左右両側に高音スピーカ24、24を備える。高音スピーカ24、24は、遊技者が音を聞き取りやすいように、やや内方に傾けて配置されている。開口部21は、纂25を介して区画された上部開口部26と下部開口部27とを備える。中枠12の右側部中央の前側には錠28が設けられ、この錠28に図示されていない専用の鉤を差し込んで左に回動することにより、前枠2と中枠12との間のロックが解除されて、前枠2がヒンジ3、4を支点として片開き可能となる。また、錠28を右に回動すると中枠12と外枠9との間のロックが解除されて中枠12がヒンジ10、11を支点として前枠2とともに片開き可能となる。
皿装置20は、前枠2の前面装飾部22より前方に突出し、下方に行くにしたがってその横幅が狭くなる形態に形成されている。皿装置20の球収納部31は、上部開放形状に形成され、球収納部31は、図示されていない球貸機の球排出ノズルからの貸球を受ける。皿装置20の前面には、遊技開始指示手段としてのスタートレバースイッチ部51と、このスタートレバースイッチ部51からのスタート信号を入力した主制御基板を有する制御装置801(図5参照。)により、複数の回胴表示装置ユニット6(図2、図3参照。)の回転をそれぞれ停止させて表示窓83に図柄を停止させる第1図柄停止ボタンスイッチ部60、第2図柄停止ボタンスイッチ部61、第3図柄停止ボタンスイッチ部62とを備えている。
皿装置20の上面には、最大の賭球数(MAXBET)を設定するMAXBETボタンスイッチ部71、MAXBETよりも小さな賭球数を設定する1BETボタンスイッチ部72、賭球数の設定を取り消すキャンセルボタンスイッチ部73、遊技者が獲得あるいは投入した球を精算して球を回収するための設定手段である球抜きボタンスイッチ部74がそれぞれ並べて設けられている。なお、1BETボタンスイッチ部72は、スタートレバースイッチ部51の操作によるゲーム開始前に設定するものであり、1回目の設定で1BETの設定、2回目の設定で2BETの設定、3回目の設定で3BET即ちMAXBETの設定が可能となる。MAXBET設定後1BET、2BETに設定し直したい場合にはキャンセルボタンスイッチ部73を操作することにより、1BETボタンスイッチ部72は初期状態にリセットされ1BETの設定が可能となる。
中枠12は、その上部に遊技ユニット8を収納する遊技ユニット収納部99を有する。遊技ユニット8は、制御装置801、回胴表示装置ユニット6、液晶表示器6A、賞数(PAYOUT)表示器92、ボーナス(BONUS)ゲームのゲーム回数又は残ゲーム回数を表示する表示器93、クレジット球数を表示するクレジット表示器94、取込球数を表示する表示器、即ち、賭球数表示器95が配設されている(図2参照。)。また、図2に示すように、中枠12の低音スピーカ75が設けられている位置の左横には、前枠2の裏面に取付けられた球取込装置7を収納するための収納孔79が形成されている。中枠12の下部には、低音スピーカ75等の様々な遊技部品が取付けられている。中枠12には遊技ユニット8が取付部76を介して取付けられ、遊技ユニット8のデザインパネル付き保護板8Aは、前枠2の開口部21を介して遊技者に見えるようになっている。図3に示すように、遊技ユニット8は、デザインパネル付き保護板8Aと、このデザインパネル付き保護板8Aが取付けられた遊技パネル取付枠8Bと、取付枠8Cとで構成されている。遊技ユニット8は、遊技パネル取付枠8Bが蝶番87により取付枠8Cに片開き可能に取りつけられ、遊技パネル取付枠8Bは、デザインパネル付き保護板8Aにより表面を覆われている(図2参照。)。
前記デザインパネル付き保護板8Aは、表示窓82、83及び前記表示器92、93、94、95等の開口窓92a、93a、94a、95a以外を塗料などで塗装して内部が見えないように構成されたデザインパネルと、透明の樹脂、あるいはガラス板などで構成され、前記デザインパネルと同じ形状の保護板で構成されている。表示窓82、83及び前記表示器92、93、94、95等の開口窓92a、93a、94a、95aを介して回胴表示装置ユニット6の各回胴リールに設けられた変動図柄及び回胴リールが停止した場合の停止図柄、液晶表示装置6A、表示器92、93、94、95等の表示を遊技者が見ることができる。デザインパネル付き保護板8Aは、遊技パネル取付枠8Bに設けられた係止用の爪82aにより前面から係止される。
前記蝶番87が設けられている反対側の取付枠8Cと遊技パネル取付枠8Bとが対向する位置にマグネット88が配設され、該マグネットが互いに吸着して取付枠8Cと遊技パネル取付枠8Bとを保持する。取付枠8Cと遊技パネル取付枠8Bとは、つまみ77を引くことにより前記マグネット88が離され片開きに開閉される。取付枠8Cは、位置決め孔76a及び係止部82bを備えていると共に、その中央部に遊技ユニット8を収納する凹部(収納部89)が形成されている。上記位置決め孔76a及び係止部82bは、取付枠8Cの上部両側に、それぞれ形成されている。収納部89の蝶番87が設けられている側には、制御基板900が、マグネット88が設けられている側には電源ユニット910が、それぞれ備えられている。
液晶表示器取りつけ枠55には、液晶表示器6Aが取りつけられていて、該液晶表示器取りつけ枠55は、取付枠8Cの上部両側に設けられた孔80bに挿入される、周知のスナップラッチ(登録商標)あるいはナイラッチ(登録商標)と呼ばれるワンタッチ式の止着装置80aにより取付枠8Cの上部に固定され、液晶表示器6Aの表示面と前枠2の表示窓82とが一致する。中枠12には、前記係止部82bと係合する係合部800が設けられていて、該係合部800は、つまみにより回転し、前記係止部82bの先端と係合し、中枠12の遊技ユニット収納部99に収納される遊技ユニット8を固定する。このように、係合部800を回動させるだけで簡単に遊技ユニット8を中枠12に取付けることができる。
前記収納部89には、複数個の回胴表示装置ユニット6を分離する仕切り板86が上部に設けられている。遊技ユニット8の背部(収納部89の底)には、複数個の回胴表示装置ユニット6を制御する信号線90(90a、90b)(図5参照。)を通す、切り欠き部70が、それぞれ設けられている。該信号線90は、図5に示すように、制御装置801から出力され、中継基板92aを介して前記切り欠き部70に通される。
回胴表示装置ユニット6は、図示されていない駆動モータに連結され、外周間の円周方向に滑止め係合部を備える駆動円形リング体と該駆動円形リング体に対して所定軸心間位置に配置された従動円形リング体とを備えている。また、無端ベルト状態に形成され複数種類、複数コマ分の図柄を所要の間隔順序に形成配置した図柄表示部材6aが、駆動円形リング体に滑止め係合する前記駆動円形リング体と前記従動円形リング体とを備えて、駆動モータの駆動に基いて回転/停止制御される回転図柄表示体を備えている。前記回転/停止制御は、制御装置801(図5参照。)によりなされる。
図3、図4により前記回胴表示装置ユニット6の取りつけ構造について説明する。前記回胴表示装置ユニット6は、側壁板63を有していて、該側壁板63に駆動円形リング体を回転する駆動モータが固定されている。側壁板63の上部及び下部には鍔部64が形成されていて、該鍔部64には、取付枠8Cの上部及び下部に設けられた凸部65cが挿入される孔65a、65bが形成されている。更に該鍔部64には、取付枠8Cの上部及び下部に設けられた孔64c、64dに挿入されるワンタッチ式の止着装置64b、64aが、それぞれ備えられている。
複数個の回胴表示装置ユニット6(図3においては3個)は、取付枠8Cに形成された収納部89に以下のようにして収納される。例えば、表示窓83から見て、前面左端の回胴表示装置ユニット6では、仕切り板86と回胴表示装置ユニット6の側壁板63とを沿わせて収納部89に回胴表示装置ユニット6を挿入し、取付枠8Cの上部及び下部に設けられた凸部65cを鍔部64に形成された孔65a、65bに挿入して位置を決める。次に、孔64c、64dにワンタッチ式の止着装置64b、64aを挿入し、回胴表示装置ユニット6を取付枠8Cに固定する。他の回胴表示装置ユニット6も以下同様にして、取付枠8Cに固定する。このように、回胴表示装置ユニット6は、ワンタッチ式の止着装置64b、64aの押抜により容易に着脱ができる。全ての回胴表示装置ユニット6をワンタッチ式の止着装置64b、64aにより固定した後、図柄表示部材6aの浮きあがりを防止する浮き上がり防止部材32を側壁板63の間に配設する。なお、図3においては、前記浮き上がり防止部材32は、中央の回胴表示装置ユニット6の両端のみ図示してあるが、全ての回胴表示装置ユニット6の両端に浮き上がり防止部材32を配設する。
図5に示すように、遊技ユニット8の背部(収納部89の底)には、複数個の回胴表示装置ユニット6を制御する信号線90a、回胴表示装置ユニット6の回胴部を内部から照明するランプを点灯する電源線90bを通す切り欠き部70が形成されている。更に、切り欠き部70下方には、遊技ユニット8の背部に制御装置801がワンタッチ式の止着装置803(上部のみ図示し、下部のワンタッチ式の止着装置は図示されていない。)により、着脱可能に取りつけられている。制御装置801の主制御基板805の一部は、保護ケース804により覆われている。遊技ユニット8の上部には中継基板92a、92bが、それぞれ設けられている。遊技ユニット8の背部、切り欠き部70の横には、中継基板92cが設けられている。
前記制御装置801からは、ソケット91aを介して中継基板92aに設けられたソケット91bに信号線91が出力されている。該信号線91は、中継基板92a内で複数個の回胴表示装置ユニット6それぞれに信号を供給できるように分配され、ソケット902a、902b、902cに出力されている。該ソケット902a、902b、902cからは、複数個の回胴表示装置ユニット6に対して、前記切り欠き部70を通り、回胴表示装置ユニット6に設けられたソケット903a、903b、903cに接続される先端にソケット901a、901b、901cを有する信号線90aが、それぞれ出力されている。前記ソケット903a、903b、903cとソケット901a、901b、901cとを結合することにより、制御装置801から回胴表示装置ユニット6に信号が供給される。
中継基板92cに設けられたソケット920a、920b、920cからは、回胴表示装置ユニット6に設けられたソケット922a、922b、922cに接続される先端にソケット921a、921b、921cを有する信号線90bが、それぞれ出力されている。中継基板92bに設けられたソケット924b、924cからは、図示されていない液晶表示器へ信号線90cが、ソケット924aからは液晶表示器に使用される冷陰極管を点灯する線90dが、それぞれ接続されている。制御基板900に設けられたソケット900a、900bからは、主制御基板805に設けられたソケット805aへ信号線90fが、中継基板92b、92cに設けられたソケット924d、920dへ信号線90e、90gが、それぞれ接続されている。前記ソケット901a、902a、903aおよびソケット921a、921b、921cを外して、前述したようにワンタッチ式の止着装置64b、64aを引くことによって容易に回胴表示装置ユニット6を遊技ユニット8から取外せる。なお、中継基板92a、92cを用いずに、制御装置801から直接回胴表示装置ユニット6に設けられたソケット903a、903b、903c、922a、922b、922cに接続するようにしてもよい。
このように、遊技ユニット8の背部に制御装置801を備えることにより、制御装置801が占める容積の分だけ回胴表示装置ユニット6の回胴表示面積を大きくでき、遊技者の視認性を向上できる。また、遊技ユニット8の背部に切り欠き部70を形成することによって、回胴表示装置ユニット6と制御装置801との接続線の長さを短くでき、コストの低減と共に回胴表示装置ユニット6または制御装置801への、雑音の発生あるいは外部からの雑音の侵入を低減できる。更に、ソケット901a、902a、903aとソケット903a、903b、903cとを外して前述したようにワンタッチ式の止着装置64b、64aの押抜によって容易に回胴表示装置ユニット6の取りつけ、取外しが可能となり、組立、保守時の作業性が向上する。
本発明の実施形態によるスロットマシンの分解斜視図である。 本発明の実施形態によるスロットマシンの組立斜視図である 本発明の実施形態によるスロットマシンの遊技ユニット8の分解斜視図である。 本発明の実施形態による図3の一部拡大図であって、(a)は取付枠8Cの下部に設けられた孔64c、(b)は下部鍔部64のワンタッチ式の止着装置64bである。 本発明の実施形態によるスロットマシンの遊技ユニット8の後部斜視図(a)と切り欠き部70近傍の拡大図(b)である。 従来の遊技装置の前面斜視図である。 従来の遊技装置の可変表示ドラム装置600の斜視図である。
符号の説明
1 後部枠、2 前枠、6 回胴表示装置ユニット、6A 液晶表示器、7 球取込装置、8 遊技ユニット、8B 遊技パネル取付枠、8C 取付枠、8A デザインパネル付き保護板、9 外枠、12 中枠、63 側壁板、70 切り欠き部、801 制御装置、805 主制御基板、64a、64b、80a、803 ワンタッチ式止着装置

Claims (1)

  1. 遊技機枠に収納される枠体が前枠、中枠、外枠とで構成され、前記前枠および中枠は、前記外枠に対して同方向に片開き可能に取付けられ、
    回転変動表示する複数個の回胴表示装置ユニットを内蔵し前面にデザインパネル付き保護板を備えた遊技ユニットが前記中枠に配設され、
    前記遊技ユニットは、少なくとも前記複数個の回胴表示装置ユニットを制御する信号線を通す切り欠き部が背部に設けられると共に、当該遊技ユニットの背部には、スロットマシンの遊技制御を行なう主制御基板を配設し、
    前記複数個の回胴表示装置ユニットは、前記遊技ユニット内にワンタッチ式の止着装置によりそれぞれ独立して着脱可能に固定されていることを特徴とするスロットマシンのユニット構造。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015160037A (ja) * 2014-02-28 2015-09-07 株式会社オリンピア 遊技機

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