JP2007149539A - ノブ - Google Patents

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Abstract

【課題】必要な抜去力を比較的容易に得ることのできる構造となるノブを提供することである。
【解決手段】合成樹脂製で筒状となるノブ本体50と、ノブ本体50の一端部に装着される合成樹脂製のキャップ部材60とを有し、前記ノブ本体50は、筒状体10と、筒状体10と同心状に一体となり、キャップ部材60の装着される端部と逆側の端部に向けて開放するシャフト200が嵌合すべき凹部25の形成された軸受け部20であって、凹部25を形成するように配置された複数の受け片23a〜23dを有する軸受け部20と、キャップ部材60は、ノブ本体50の端部を覆うキャップ本体30と、キャップ本体30から延び、ノブ本体50における軸受け部20の複数の各受け片23a〜23dのそれぞれを凹部25の中心に向けて付勢する押え部材31a〜31dとを有する構成となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、スイッチ、ボリューム等の部品のシャフトに嵌合する操作用のノブに関する。
従来、スイッチ、ボリューム等の部品のシャフトに嵌合する操作用のノブが提案されている(特許文献1参照)。この従来のノブは、合成樹脂製で筒状となるノブ本体内に同心状に配列された2つの嵌合片(嵌合部)によって嵌合凹部が形成され、その2つの嵌合片のそれぞれが弾性を有するリブによってノブ本体に連結された構造となっている。そして、例えば、ボリュームのシャフトが前記嵌合凹部に嵌合するように前記ノブが前記シャフトに装着される。このように前記シャフトに装着されたノブを回転操作することにより前記シャフトが回転するようになる。
このような構造のノブによれば、ボリュームのシャフトがストッパによってその回転が停止させられた状態でノブの回転操作が更に継続された場合、弾性を有するリブが撓み、その反発力によってノブがシャフトに対して空転するようになる。このため、ボリュームのストッパが破損してしまうことを未然に防止することができる。
特開平10−111373号公報
ところで、前述したような構造のノブでは、シャフトが嵌合すべき嵌合凹部を構成する2つの嵌合片のそれぞれを弾性支持するリブは、ノブの回転動に対しては反発力を発生し得るが、各嵌合片をシャフトに押し付ける(嵌合凹部の中心に向かう)付勢力が比較的小さいものとなる。このため、前記従来のノブ(特許文献1参照)では、シャフトの外周に溝を形成し、この溝と係合する突起を各係合片に形成することにより、ノブがシャフトから抜けにくく、即ち、必要な抜去力を得るようにしている。
このように、従来のノブでは、シャフトに対する必要な抜去力を得るためにシャフト自体に溝を形成するための加工が別途必要となってしまう。また、シャフトに形成された溝に精度良く嵌合するように各嵌合片に突起を形成しなければならず、ノブの金型に対して比較的高い精度が要求される。
このように、従来のノブの構造では、シャフトに対する必要な抜去力を得ることが必ずしも容易なものではなかった。本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、必要な抜去力を比較的容易に得ることのできる構造となるノブを提供するものである。
本発明に係るノブは、シャフトに嵌合し、該シャフトの操作を行うためのノブであって、合成樹脂製で筒状となるノブ本体と、該ノブ本体の一端部に装着される合成樹脂製のキャップ部材とを有し、前記ノブ本体は、筒状体と、該筒状体と同心状に一体となり、前記キャップ部材の装着される端部と逆側の端部に向けて開放する前記シャフトが嵌合すべき凹部の形成された軸受け部であって、前記凹部を形成するように配置された複数の受け片を有する軸受け部と、前記キャップ部材は、前記ノブ本体の端部を覆うキャップ本体と、該キャップ本体から延び、前記ノブ本体における軸受け部の前記複数の各受け片のそれぞれを前記凹部の中心に向けて付勢する押え部材とを有する構成となる。
このような構成により、キャップ部材がノブ本体の端部に装着された状態で、ノブ本体の軸受け部の凹部を形成する複数の受け片のそれぞれが前記キャップ部材のキャップ本体から延びる押え部材によって前記凹部の中心に向けて付勢されるので、軸受け部の凹部に嵌め込まれるシャフトによって前記凹部を構成する各受け片が外方(当該凹部が広がる方向)に撓もうと(弾性変形)しても押え部材によってその撓みが制限される。その結果、軸受け部の凹部に嵌め込まれたシャフトはその凹部を構成する複数の受け片によって比較的強くくわえ込まれるようになり、必要な抜去力を得ることができるようになる。
また、本発明に係るノブにおいて、前記軸受け部は、前記凹部を形成するように配置された3以上の受け片を有する構成とすることができる。
このような構成により、3つの受け片にて軸受け部の凹部が形成される場合、円柱状のシャフトが内接するように当該3つの受け片を配置することが比較的容易となる。また、2つの受け片(従来の嵌合片に相当)にて軸受け部の凹部を形成する場合に比べて、各受け片の前記凹部に嵌合するシャフトに接する面積を小さくすることができるので、各受け片のシャフトに対する接触面の形状精度が多少ラフであっても、各受け片をより確実にシャフトの外周面に当接するように配置することができ、3つの受け片にてより効果的にシャフトをくわえ込むことが可能となる。
更に、4つ以上の受け片にて軸受け部の凹部が形成される場合、各受け片の前記凹部に嵌合するシャフトに接する面積を更に小さくすることができるので、各受け片のシャフトに対する接触面の形状精度が多少ラフであっても、各受け片を更に確実にシャフトの外周面に当接するように配置することが可能となる。
また、本発明に係るノブにおいて、前記複数の受け片のそれぞれは、前記凹部の内方に向く面に少なくともその周方向両端部に形成される2つの内側突起部を有する構成とすることができる。
このような構成により、軸受け部の凹部に嵌め込まれたシャフトの外周面に押え部材によって付勢される複数の受け片のそれぞれの少なくともその周方向両端部に形成される2つの内側突起部の2点が当接するようになるので、複数の受け片のシャフトに対する当接状態を均一化することができ、前記複数の受け片にてくわえ込まれるシャフトの軸心のずれを極力小さくすることができる。
更に、本発明に係るノブにおいて、前記複数の受け片のそれぞれは、前記凹部の外方に向く面に少なくともその周方向両端部に形成される2つの外側突起部を有する構成とすることができる。
このような構成により、押え部材が、対応する受け片をその少なくとも周方向両端部に形成される2つの外側突出部の2点に当接して付勢するようになるので、押え部材の各受け片に対する当接状態を均一化することができ、押え部材の各受け片に対する付勢状態をより均一化させることができる。その結果、複数の受け片にてくわえ込まれるシャフトの軸心のずれを極力小さくすることができる。
本発明に係るノブによれば、軸受け部の凹部に嵌め込まれるシャフトによって前記凹部を構成する各受け片が外方(当該凹部が広がる方向)に撓もうと(弾性変形)しても押え部材によってその撓みが制限されて、軸受け部の凹部に嵌め込まれたシャフトがその凹部を構成する複数の受け片によって比較的強くくわえ込まれるようになるので、従来のようにシャフトに別途加工を施す必要もなく、比較的容易に必要な抜去力を得ることができるようになる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
本発明の実施の一形態に係るノブは、図1及び図2に示すように構成される。なお、図1はノブを構成する部品を示す分解斜視図であり、図2はボリューム等のシャフトに嵌め込まれた状態のノブを示す断面図である。
図1に示すように、本実施の形態に係るノブ100は、それぞれ合成樹脂(例えば、ポリカーボネート)で形成された円筒状のノブ本体50、キャップ部材60、リング部材70及び円筒状の外装部材80にて構成されている。そして、図2に示すように、キャップ部材60がノブ本体50の一端部に装着され、リング部材70がノブ本体50に嵌め込まれた状態で外装部材80がノブ本体50の外周に装着されることにより、それらが一体となってノブ100が形成される。このようなノブ100は、ノブ本体50のキャップ部材60が装着された端部と逆側の端部から挿入されるボリューム等の操作用のシャフト200に嵌合し、ノブ100の操作によってボリューム等の操作がなされるようになる。
ノブ本体50は、図3乃至図5に示すように構成される。なお、図3は、ノブ本体50のシャフト200が挿入される側から見た斜視図(a)及びノブ本体50のシャフト200が挿入される側と逆側から見た斜視図(b)であり、図4は、ノブ本体50のシャフト200が挿入される側と逆側から見た平面図(a)及びそのA−A断面を示す断面図(b)であり、図5は、ノブ本体50のシャフト200が挿入される側から見た平面図である。
図3乃至図5において、ノブ本体50は、円筒状となる筒状体10と、筒状体10と同心的に一体となる軸受け部20とを有している。軸受け部20には、ノブ本体50のキャップ部材60が装着される端部と逆側の端部に向けて開放するシャフト200が嵌合すべき凹部25が形成されている。筒状体10は、互いに同心状に一体となる外側筒状部11と内側筒状部13とを有している。外側筒状部11のシャフト200が挿入される側と逆側の周縁部には外方に突出するフランジ部14が形成されている。フランジ部14の内方に続いてテーパー部12が形成されている。
軸受け部20は、内側筒状部13の内周面から延び、略90度の間隔に配置された4つのリブ15a、15b、15c、15dにつながって、内側筒状部13と同心状に一体となっている。軸受け部20は、特に図4(b)及び図5に示すように、リブ15a、15b、15c、15dにつながる基部21と、基部21の外周縁から当該ノブ本体50の軸方向(図4(b)における上下方向、図5における紙面に垂直な方向)に延びる4つの受け片23a、23b、23b、23dとを有している。受け片23aがリブ15aと15dとの間、受け片23bがリブ15aと15bとの間、受け片23cがリブ15bと15cとの間、受け片23dがリブ15cと15dとの間にそれぞれ位置している。そして、それら受け片23a、23b、23c、23dが所定の径となる円上に配置されることにより、シャフト200が嵌合すべき凹部25が形成される。基部21から延びる各受け片23a〜23dは、合成樹脂の有する弾性によって凹部25の外方に撓み得るようになっている。なお、基部21には、リブ15aと15cとの間で延びる長孔及びリブ15bと15dとの間で延びる長孔にて構成される十字状の孔22が形成されている。この十字状の孔22により、軸受け部20(凹部25)にシャフト200が嵌合した状態(図2参照)でノブ100(キャップ部材60)に外方から誤って大きな力が作用したときに、基部21が突き破られ易くなり、シャフト200を介してボリューム等に大きな力が作用してしまうことを防止することができる。
また、特に図5に示すように、各受け片23a〜23dの凹部25の内方に向く面の周方向両端部には内側突起部231a、231bが形成され、凹部25の外方に向く面の周方向両端部には外側突起部232a、232bが形成されている。なお、各受け片23a〜23dは略同形状となっているが、図5では、受け片23bの内側突起部及び外側突起部にだけ参照符号231a、231b、232a、232bが付されており、他の受け片23a、23c、23dについての参照符号は省略されている。
筒状体10の外側筒状部11と内側筒状部13との間のそれらと同心となる所定円上には外側爪部16aと16bとが対向するように形成されている。また、内側筒状部13の所定部位には内側爪部17aと17bとが対向するように形成されている。
キャップ部材60は、図6及び図7に示すように構成される。なお、図6は、キャップ部材60をその内方から見た斜視図(a)及びキャップ部材60をその外方から見た斜視図(b)であり、図7は、キャップ部材60をその内方から見た平面図(a)及びそのB−B断面を示す断面図(b)である。
図6及び図7において、キャップ部材60は、円盤状のキャップ本体30を有し、キャップ本体30の内側面には突出する4つの押え部材31a、31b、31c、31dが形成されている。4つの押え部材31a〜31dは、その内周面が所定の円に沿った形状に形成されており(図7(a)参照)、その円に沿った相対的な配置関係は、ノブ本体50における4つの受け片23a〜23dの円上での相対的な配置関係(図5参照)と同じになっている。また、対向して配置される押え部材31a及び31cのそれぞれの外側面には係止部32が形成されている。
前述したような構造のノブ本体50及びキャップ部材60とリング部材70及び外装部材80とは、次のようにしてノブ100として組み立てられてシャフト200に装着される。
図1及び図2に戻って、リング部材70が、ノブ本体50(筒状体10)の外側筒状部11にフランジ部14に当接するまで嵌め込まれ、更に、その外側筒状部11に外装部材80が嵌め込まれる。そして、ノブ本体50の外側爪部16a、16bが外装部材80に形成された係止部41a、41bに係止されることで、フランジ部14と外装部材80の縁部とによってリング部材70が挟み込まれた状態で、ノブ本体50、リング部材70及び外装部材80が一体化される。
次いで、リング部材70及び外装部材80と一体化されたノブ本体50の軸受け部20に形成された凹部25にシャフト200の先端部が嵌入される。これにより、凹部25を構成する4つの受け片23a、23b、23c、23dが凹部25の外方に僅かに撓む。このとき、シャフト200の外周面は、図8に示すように、各受け部材23a、23b、23c、23dに形成された2つの内側突起部231a、231bに当接した状態となる。この状態で、キャップ部材60がノブ本体50に装着される。具体的には、4つの押え部材31a、31b、31c、31dが、ノブ本体50の各リブ15a、15b、15c、15dの間に形成された空間に、キャップ本体30がノブ本体50のフランジ部14の内周縁に当接するまで挿入される。そして、押え部材31a及び31cに形成された係止部32にノブ本体50の内側爪部17a及び17bが係止されてキャップ部材60がノブ本体50に結合する。
このようにキャップ部材60がノブ本体50に装着された状態で、ノブ本体50の軸受け部20における各受け片23a〜23dが、図8に示すように、その外側突起部232a、232bに当接するキャップ部材60の押え部材31a〜31dによって凹部25の中心に向けて付勢されて各受け片23a〜23dのシャフト200による外方への撓みが制限される。
このようにしてシャフト200に嵌合されるノブ100では、ノブ本体50における軸受け部20の凹部25に嵌め込まれるシャフト200によって4つの受け片23a〜23dが外方(凹部25が広がる方向)に撓もうと(弾性変形)しても押え部材31a〜31dによってその撓みが制限されるので、4つの受け片23a〜23bのそれぞれは、その反力を受ける2つの内側突起部231a、231bが周方向に広がるように弾性変形してシャフト200を比較的強くくわえ込むようになり、必要な抜去力を得ることができるようになる。従って、シャフト200に別途加工等を施すことなく、比較的容易にその必要な抜去力を得ることができるものとなる。また、押え部材31a〜31dが各受け片23a〜23dの外方への撓みを制限している構造となっているので、単に受け片23a〜23bだけでシャフト200をくわえ込む構造に比べて、合成樹脂製であるノブ100の高温環境下でのシャフト200に対する抜去力の低下を極力抑えることができるようになる。
なお、図8に示すように、各受け片23a〜23dに形成される2つの内側突起部231a、231bの先端を通る円の径は、シャフト200の外径より僅かに小さく設定される。これにより、シャフト200を軸受け部20の凹部25に嵌合させたときに、各受け片23a〜23dが凹部25の外方に僅かに撓むようになる。また、キャップ部材60に形成される各押え部材31a〜31dの内周面が沿うべき円(図8に示す破線参照)の径は、必要な抜去力が得られるような付勢が各受け片23a〜23dに与えられるように設定される。
また、前述したような構造のノブ100では、周方向の大きさが比較的小さい4つの受け片23a〜23dによってシャフト200が嵌入する凹部25が形成されているので、各受け片23a〜23dの湾曲度合い等の精度が多少ラフであっても、各受け片23a〜23dの各内側突起部231a、231bが確実にシャフト200の外周面に当接するようになる。このため、必要な抜去力を比較的容易に得ることができるようになる。
更に、4つの受け片23a〜23dのそれぞれがシャフト200の外周面に対して面的に当接するのではなく、2つの内側突起部231a、231bの2点にてシャフト200の外周面に当接するようになるので、その4つの受け片23a〜23dのシャフト200に対する当接状態を均一化することができ、その4つの受け片23a〜23dによってくわえ込まれるシャフト200の軸心のずれを極力小さくすることができるようになる。
また、キャップ部材60に形成された各押え部材31a〜31dは対応する受け片23a〜23dに対して面的に当接するのではなく、その2つの外側突起部232a、232bの2点に当接しつつ付勢しているので、4つの押え部材31a〜31dの4つの受け片23a〜23dに対する当接状態を均一化することができ、4つの押え部材31a〜31dの4つの受け片23a〜23dに対する付勢状態を均一化させることができる。その結果、4つの受け片23a〜23dによってくわえ込まれるシャフト200の軸心のずれを極力小さくすることができる。
なお、前述した例では、ノブ本体50における軸受け部20の凹部25が4つの受け片23a〜23dにて形成されていたが、その凹部25を2つの受け片、3つの受け片あるいは、5つ以上の受け片にて形成することもできる。特に3つの受け片にて凹部25を形成する場合、その3つの受け片を円柱状のシャフト200の外周面に当接するように配置することが比較的容易になる。
また、各受け片23a〜23dのそれぞれには、内側突起部及び/または外側突起部を3つ以上形成することも可能である。いずれにしても、各受け片23a〜23dが面的にシャフト200や押え部材31a〜31dに当接する場合に比べて、各受け片23a〜23dがシャフト200や押え部材31a〜31dに対して点状に当接するようになるので、より安定した当接状態を得ることができるようになる。
前述した例では、シャフト200をノブ本体50における軸受け部20の凹部25に嵌入した後にキャップ部材60をノブ本体50に装着したが、ノブ本体50にキャップ本体50を装着した後にシャフト20をノブ本体50における軸受け部20の凹部25に嵌入するようにしてもよい。
以上、説明したように、本発明に係るノブは、必要な抜去力を比較的容易に得ることのできる構造となり、スイッチ、ボリューム等の部品のシャフトに嵌合する操作用のノブとして有用である。
本発明の実施の一形態に係るノブを構成する部品を示す分解斜視図である。 ボリューム等のシャフトに嵌め込まれた状態のノブを示す断面図である。 ノブ本体のシャフトが挿入される側から見た斜視図(a)及びノブ本体のシャフトが挿入される側と逆側から見た斜視図(b)である。 ノブ本体のシャフトが挿入される側と逆側から見た平面図(a)及びそのA−A断面を示す断面図(b)である。 ノブ本体のシャフトが挿入される側から見た平面図である。 キャップ部材をその内方から見た斜視図(a)及びキャップ部材をその外方から見た斜視図(b)である。 キャップ部材をその内方から見た平面図(a)及びそのB−B断面を示す断面図(b)である。 シャフト、受け片及び押え部材の関係を模式的に示す図である。
符号の説明
10 筒状体
11 外側筒状部
12 テーパー部
13 内側筒状部
14 フランジ部
15a、15b、15c、15d リブ
16a、16b 外側爪部
17a、17b 内側爪部
20 軸受け部
21 基部
22 孔
23a、23b、23c、23d 受け片
25 凹部
30 キャップ本体
31a、31b、31c、31d 押え部材
32 係止部
41a、41b 係止部
50 ノブ本体
60 キャップ部材
70 リング部材
80 外装部材
100 ノブ

Claims (4)

  1. シャフトに嵌合し、該シャフトの操作を行うためのノブであって、
    合成樹脂製で筒状となるノブ本体と、
    該ノブ本体の一端部に装着される合成樹脂製のキャップ部材とを有し、
    前記ノブ本体は、
    筒状体と、
    該筒状体と同心状に一体となり、前記キャップ部材の装着される端部と逆側の端部に向けて開放する前記シャフトが嵌合すべき凹部の形成された軸受け部であって、前記凹部を形成するように配置された複数の受け片を有する軸受け部と、
    前記キャップ部材は、
    前記ノブ本体の端部を覆うキャップ本体と、
    該キャップ本体から延び、前記ノブ本体における軸受け部の前記複数の各受け片のそれぞれを前記凹部の中心に向けて付勢する押え部材とを有することを特徴とするノブ。
  2. 前記軸受け部は、前記凹部を形成するように配置された3以上の受け片を有することを特徴とする請求項1記載のノブ。
  3. 前記複数の受け片のそれぞれは、前記凹部の内方に向く面に少なくともその周方向両端部に形成される2つの内側突起部を有することを特徴とする請求項1または2記載のノブ。
  4. 前記複数の受け片のそれぞれは、前記凹部の外方に向く面に少なくともその周方向両端部に形成される2つの外側突起部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のノブ。
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