JP2010195192A - 回転コネクタの取付構造 - Google Patents

回転コネクタの取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 回転コネクタを高い位置精度で繰り返し装着できて位置決め作業も容易な取付構造を提供すること。
【解決手段】 ステアリングコラムに嵌着されたブラケット2に回転コネクタ1のステータ部材12を位置決め状態で装着する取付構造において、ブラケット2に、互いに直交する第1基準面22aと第2基準面21b,22bとを有して両基準面がステアリングシャフトの軸線方向に沿って配置される係合凹溝21,22を設け、ステータ部材12には係合凹溝21,22内へ個別に挿入される係合突起12b,12cを設けた。また、係合突起12b,12cを第1基準面22aに向けて弾性付勢するための弾性舌片21aを係合凹溝21に付設し、かつ、係合突起12b,12cを第2基準面21b,22bに向けて弾性付勢するための弾性舌片12d,12eを係合突起12b,12cに付設した。
【選択図】 図5

Description

本発明は、自動車のエアーバッグシステム等の電気的接続手段として使用される回転コネクタを、ブラケットを介してステアリングコラムに取り付けるための取付構造に関する。
自動車のステアリング装置に取り付けられる回転コネクタは、ステータ部材がロータ部材を回転自在に支持して、これらステータ部材とロータ部材との間の環状空間内にフラットケーブルを収納・巻回したものであり、回転数が有限であるハンドルに装着されたエアーバッグ・インフレータやホーン等と車体側の制御回路等との電気的接続手段として使用される。通常、この種の回転コネクタは、ステアリングシャフトを包囲する筒状のステアリングコラムに嵌着されたブラケットに位置決め状態で取り付けられる。
かかる回転コネクタの取付構造においては、従来、回転コネクタのステータ部材をステアリングコラム側のブラケットに対し、一方のガイドピンを他方のガイド孔に挿入するなどして位置決めしたうえで、ねじ止めやスナップ結合によって固定していた(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−18864号公報
しかしながら、前述した従来の回転コネクタの取付構造において、位置決め用のガイドピンとガイド孔との間には所要のクリアランスを確保しておかねばならず、かつ、ねじ止めやスナップ結合によってステアリングシャフトの軸線方向と直交する面内方向におけるステータ部材とブラケットとの相対位置を高精度に規定することもできないため、結局、かかる従来構造では回転コネクタのステータ部材とステアリングコラム側のブラケットとの間にガタが生じやすく、回転コネクタをステアリングコラムに高い位置精度で取り付けることが困難であるという問題があった。
なお、回転コネクタのステータ部材とステアリングコラム側のブラケットとの間のガタをなくすために、回転コネクタをブラケットに組み付けていくとステータ部材に突設されたクラッシュリブがブラケットの内壁面に押し付けられて圧潰するようにした回転コネクタの取付構造も知られているが、このものは、回転コネクタをステアリングコラムから一旦取り外して修理や点検等を行った後に再び高い位置精度で取り付けることができないという問題があった。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、回転コネクタを高い位置精度で繰り返し装着できて位置決め作業も容易な取付構造を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、ロータ部材がステータ部材に回転可能に組み付けられている回転コネクタの前記ステータ部材を、ステアリングコラムに嵌着されたブラケットに位置決め状態で装着する取付構造において、前記ブラケットに、互いに直交する第1基準面と第2基準面とを有して両基準面がステアリングシャフトの軸線方向に沿って配置される複数の係合凹溝を設けると共に、前記ステータ部材に、前記複数の係合凹溝内へ前記軸線方向に沿って個別に挿入される複数の係合突起を設け、かつ、前記係合突起を前記第1基準面に向けて弾性付勢するための第1の弾性舌片と、前記係合突起を前記第2基準面に向けて弾性付勢するための第2の弾性舌片を、それぞれ、前記係合突起または前記係合凹溝に付設する構成とした。
このような取付構造では、回転コネクタをブラケットに取り付ける際に、ステータ部材に設けた複数の係合突起をブラケットに設けた複数の係合凹溝内へ挿入していけば、第1の弾性舌片や第2の弾性舌片の反力によって係合突起を係合凹溝の第1基準面や第2基準面に押し付けることができるため、これら第1および第2基準面に対してステータ部材を容易かつ高精度に位置決めすることができ、それゆえステアリングシャフトの軸線方向と直交する面内方向におけるステータ部材とブラケットとの相対位置を容易かつ高精度に規定することできる。また、こうして位置決めした回転コネクタをねじ止めやスナップ結合等によってブラケットに固定すれば、回転コネクタをステアリングコラムから一旦取り外して再び取り付ける際にも高い位置精度が維持できる。
上記の構成において、回転コネクタのステータ部材には周方向に略180度離れた2個所に係合突起が設けられ、かつステアリングコラム側のブラケットにはこれら一対の係合突起と対応する2個所に係合凹溝が設けられていると、少ない数の係合突起や係合凹溝によって高精度な位置決めが行えるようになるため好ましい。
この場合において、第1の弾性舌片や第2の弾性舌片は係合突起と係合凹溝のいずれに付設してもほぼ同様に機能させることができるが、第1の弾性舌片と第2の弾性舌片のいずれか一方が係合凹溝に付設されて他方が係合突起に付設されていると、複数の弾性舌片が無理なく形成できるため好ましい。さらに、一対の係合凹溝どうしを結ぶ直線に対して第1基準面が略直角で第2基準面が略平行であると共に、第1の弾性舌片が一対の係合凹溝のうちの一方に付設され、かつ第2の弾性舌片が一対の係合突起のそれぞれに付設されていると、計3片の弾性舌片を形成するだけで済むため構造が簡素化できる。
また、上記の構成において、回転コネクタのステータ部材には複数のスナップ爪が突設されており、これらスナップ爪をステアリングコラム側のブラケットにスナップ結合させることによってステータ部材が該ブラケットに固定されていると、回転コネクタの位置決め作業だけでなく固定作業も容易に行えることになるため、装着時の作業性が大幅に向上して好ましい。
本発明の取付構造によれば、回転コネクタをブラケットに取り付ける際に、ステータ部材に設けた複数の係合突起をステアリングコラム側のブラケットに設けた複数の係合凹溝内へ挿入していけば、第1の弾性舌片や第2の弾性舌片の反力によって係合突起を係合凹溝の第1基準面や第2基準面に押し付けることができるため、これら第1および第2基準面に対してステータ部材を容易かつ高精度に位置決めすることができ、それゆえステアリングシャフトの軸線方向と直交する面内方向におけるステータ部材とブラケットとの相対位置を容易かつ高精度に規定することできる。また、こうして位置決めした回転コネクタをねじ止めやスナップ結合等によってブラケットに固定すれば、回転コネクタをステアリングコラムから一旦取り外して再び取り付ける際にも高い位置精度が維持できる。
本発明の実施形態例に係る回転コネクタの取付構造を示す斜め上方から見た分解斜視図である。 図1に対応する斜め下方から見た分解斜視図である。 図1,2に示す回転コネクタの上面図である。 図1,2に示すブラケットの平面図である。 該回転コネクタを該ブラケットに取り付けた状態を示す上面図である。 図5のA部を拡大して示す説明図である。 図6のC−C線に沿う断面図である。 図5のB部を拡大して示す説明図である。 図8のD−D線に沿う断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図9を参照しつつ説明する。本実施形態例において、回転コネクタ1はブラケット2にスナップ結合等によって取り付けられており、このブラケット2は図示せぬステアリングコラムに高い位置精度で嵌着されている。また、ブラケット2の左右両側部にはそれぞれストークスイッチ3(一方は図示省略)が装着されている。周知のようにステアリングコラムはステアリングシャフトを包囲する筒状体であって、回転コネクタ1とブラケット2にはそれぞれステアリングシャフトを貫通させるためのセンタ孔10,20が設けられている。なお、図1における一点鎖線Lはステアリングシャフトの軸線方向に沿って延びるセンタ孔10,20の中心線を示している。
回転コネクタ1は、回転数が有限であるハンドルに装着されたエアーバッグ・インフレータやホーン回路等を車体側に伝達する電気的接続手段として使用されるものである。この回転コネクタ1は、ハンドルに連結される中空軸構造のロータ部材11と、ロータ部材11を回転可能に支持するステータ部材12と、これらロータ部材11とステータ部材12との間の環状空間内に収納・巻回された図示せぬフラットケーブルとよって主に構成されており、ロータ部材11やステータ部材12は合成樹脂等を成形して形成されている。
図2に示すように、ステータ部材12の底部には略等間隔な3個所からブラケット2側へ延びるフック状のスナップ爪12aが突設されており、これらスナップ爪12aがブラケット2にスナップ結合されるようになっている。また、ステータ部材12の外壁部には周方向に略180度離れた2個所に係合突起12b,12cが設けられており、各係合突起12b,12cにはそれぞれ薄肉状の弾性舌片12d,12eが付設されている。弾性舌片12dは、係合突起12bに形成したスリット12fと隣接されて、係合突起12bの基端部から庇状に延びて弾性変形可能であり、これら係合突起12bおよび弾性舌片12dはブラケット2の後述する係合凹溝21内へ挿入される。同様に、弾性舌片12eは、係合突起12cに形成したスリット12gと隣接されて、係合突起12cの基端部から庇状に延びて弾性変形可能であり、これら係合突起12cおよび弾性舌片12eはブラケット2の後述する係合凹溝22内へ挿入される。そして、かかる挿入動作時に弾性舌片12d,12eが押し撓められるため、その反力によって係合突起12b,12cがそれぞれ係合凹溝21,22内の所定位置に配置され、これによりステータ部材12がブラケット2に対して位置決めされるようになっている。
なお、図示省略されているが、この回転コネクタ1にはロータ部材11の自由な回転を阻止するストッパ部材が装着されており、ロータ部材11をハンドルに連結するまで、該ストッパ部材によってロータ部材11が回転中立位置に保持されるようになっている。
ブラケット2はコンビネーションスイッチのハウジングとして使用されるものであり、合成樹脂等を成形して形成されている。このブラケット2には図示せぬ回路基板が一体化され、ストークスイッチ3や回転コネクタ1から導出された各コネクタ部がこの回路基板にダイレクトカップリングされるようになっている。なお、ブラケット2の左右両側部に装着されたストークスイッチ3(一方は図示省略)は、ウインカー動作やワイパー動作を行わせるためのものである。
このブラケット2にはステータ部材12の各スナップ爪12aと対応する個所にそれぞれ係止段部2a(図2参照)が設けられており、図示せぬステアリングコラムに嵌着されたブラケット2に対して、回転コネクタ1をステアリングシャフトの軸線方向に沿って上方から組み付けることにより、各スナップ爪12aがそれぞれ対応する係止段部2aにスナップ結合されるようになっている。また、ブラケット2の上面側にはセンタ孔20を介して略対向する2個所に係合凹溝21,22が設けられており、両係合凹溝21,22はいずれも対向する側と上面側とが開放されてステアリングシャフトの軸線方向に沿って延びている。図1と図4に示すように、一方の係合凹溝21には薄肉状の弾性舌片21aが付設されており、他方の係合凹溝22は弾性舌片21aと対向する内壁面22aが第1基準面として形成されている。また、係合凹溝21の内壁面21bと係合凹溝22の内壁面22bは略同一平面内に位置する第2基準面として形成されており、これら第2基準面21b,22bは第1基準面22aに対して直交している。ただし、第1基準面22aと第2基準面21b,22bはいずれもステアリングシャフトの軸線方向に沿って配置されており、係合凹溝21内へ挿入された係合突起12bが第2基準面21bによって位置決めされると共に、係合凹溝22内へ挿入された係合突起12cが第1および第2基準面22a,22bによって位置決めされるようになっている。
次に、回転コネクタ1をブラケット2に取り付ける際の手順について説明する。前述したようにブラケット2は予め図示せぬステアリングコラムに高い位置精度で嵌着されており、このブラケット2の上面側に回転コネクタ1を位置合わせして、係合突起12bおよび弾性舌片12dをブラケット2の係合凹溝21内へ挿入していくと共に、係合突起12cおよび弾性舌片12eをブラケット2の係合凹溝22内へ挿入していく。すると、図5〜図8に示すように、弾性舌片12dが係合突起12b側へ押し撓められ、かつ弾性舌片12eが係合突起12c側へ押し撓められるため、弾性舌片12dの反力によって係合突起12bが第2基準面21bに押し付けられ、かつ弾性舌片12eの反力によって係合突起12cが第2基準面22bに押し付けられる。また、係合突起12bはブラケット2の弾性舌片21aを押し撓めながら係合凹溝21内へ挿入されていくため、図5,6や図8,9に示すように、弾性舌片21aの反力によって係合突起12cが第1基準面22aに押し付けられる。これにより、ステータ部材12が第1基準面22aと第2基準面21b,22bに対して高精度に位置決めされた状態となるため、ステアリングシャフトの軸線方向と直交する面内方向におけるステータ部材12とブラケット2との相対位置が高精度に規定されることになる。そして、係合突起12b,12cが係合凹溝21,22内へ所定量挿入された時点で、各スナップ爪12aがそれぞれ対応する係止段部2aにスナップ結合されるため、回転コネクタ1は位置決め状態でブラケット2に固定される。
以上説明したように本実施形態例にあっては、回転コネクタ1をブラケット2に取り付ける際に、ステータ部材12の係合突起12b,12cをブラケット2の係合凹溝21,22内へ挿入していけば、弾性舌片12d,12eや弾性舌片21aの反力によって係合突起12b,12cを係合凹溝21,22の第1基準面22aや第2基準面21b,22bに押し付けることができるため、これら第1基準面22aおよび第2基準面21b,22bに対してステータ部材12を容易かつ高精度に位置決めすることができる。それゆえ、ステアリングシャフトの軸線方向と直交する面内方向におけるステータ部材12とブラケット2との相対位置を容易かつ高精度に規定することできる。
また、本実施形態例では、位置決めした回転コネクタ1が各スナップ爪12aのスナップ結合によってブラケット2に固定されるようにしてあるため、回転コネクタ1は位置決め作業だけでなく固定作業も容易に行えて、装着時の作業性が大幅に向上する。しかも、かかる取付構造によれば、回転コネクタ1をステアリングコラムから一旦取り外して修理や点検等を行った後に再び高い位置精度で取り付けることができるため、回転コネクタ1のメンテナンスが行いやすくなる。ただし、回転コネクタ1をスナップ結合ではなくねじ止めによってブラケット2に固定するようにしてもよい。
なお、ステータ部材12の係合突起やブラケット2の係合凹溝の数がそれぞれ3個以上であってもよいが、本実施形態例のように、ステータ部材12の周方向に略180度離れた2個所に係合突起12b,12cを設け、かつブラケット2には係合突起12b,12cと対応する2個所に係合凹溝21,22を設けておけば、少ない数の係合突起や係合凹溝によって高精度な位置決めが行えるようになるため好ましい。
また、ステータ部材12の係合突起12b,12cをブラケット2の第1基準面22aや第2基準面21b,22bに押し付けるための複数の弾性舌片は、係合突起と係合凹溝のいずれに付設してもほぼ同様に機能させることができるが、本実施形態例のように、係合突起12b,12cに一方の基準面(例えば第2基準面)用の弾性舌片を付設して、係合凹溝21に他方の基準面(例えば第1基準面)用の弾性舌片を付設しておけば、複数の弾性舌片が無理なく形成できるため好ましい。なお、一対の係合凹溝21,22どうしを結ぶ直線に対して略直角な第1基準面22aに対するステータ部材12の位置決めは1片の弾性舌片21aのみで高精度に行うことができるが、第2基準面用の弾性舌片12d,12eと同様に第1基準面用の弾性舌片21aも2片形成するという構成にしてもよい。
1 回転コネクタ
2 ブラケット
2a 係止段部
3 ストークスイッチ
11 ロータ部材
12 ステータ部材
12a スナップ爪
12b,12c 係合突起
12d,12e 弾性舌片(第2の弾性舌片)
21,22 係合凹溝
21a 弾性舌片(第1の弾性舌片)
21b,22b 第2基準面
22a 第1基準面

Claims (5)

  1. ロータ部材がステータ部材に回転可能に組み付けられている回転コネクタの前記ステータ部材を、ステアリングコラムに嵌着されたブラケットに位置決め状態で装着する取付構造であって、
    前記ブラケットに、互いに直交する第1基準面と第2基準面とを有して両基準面がステアリングシャフトの軸線方向に沿って配置される複数の係合凹溝を設けると共に、前記ステータ部材に、前記複数の係合凹溝内へ前記軸線方向に沿って個別に挿入される複数の係合突起を設け、かつ、前記係合突起を前記第1基準面に向けて弾性付勢するための第1の弾性舌片と、前記係合突起を前記第2基準面に向けて弾性付勢するための第2の弾性舌片を、それぞれ、前記係合突起または前記係合凹溝に付設したことを特徴とする回転コネクタの取付構造。
  2. 請求項1の記載において、前記ステータ部材には周方向に略180度離れた2個所に前記係合突起が設けられ、かつ前記ブラケットにはこれら一対の係合突起と対応する2個所に前記係合凹所が設けられていることを特徴とする回転コネクタの取付構造。
  3. 請求項2の記載において、前記第1の弾性舌片と前記第2の弾性舌片のいずれか一方が前記係合凹所に付設されて他方が前記係合突起に付設されていることを特徴とする回転コネクタの取付構造。
  4. 請求項3の記載において、前記一対の係合凹所どうしを結ぶ直線に対して前記第1基準面が略直角で前記第2基準面が略平行であると共に、前記第1の弾性舌片が一対の前記係合凹所のうちの一方に付設され、かつ前記第2の弾性舌片が一対の前記係合突起のそれぞれに付設されていることを特徴とする回転コネクタの取付構造。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項の記載において、前記ステータ部材には複数のスナップ爪が突設されており、これらスナップ爪を前記ブラケットにスナップ結合させることによって該ステータ部材が該ブラケットに固定されていることを特徴とする回転コネクタの取付構造。
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