JP2007148500A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】歪曲収差に係る画素位置補正後に、画質の良好な画像を得ることが可能な画像処理装置を提供する。
【解決手段】光学系の歪曲収差特性に起因する歪みを含む画像データに対し、その画素位置の歪みを補正する歪補正部と、歪補正部に入力される前記画像データに対し、フィルタ係数に基づき所定のフィルタ処理を施すフィルタ処理部と、フィルタの係数として、画像データの光学系の光学的中心に対応する位置からフィルタ処理の対象となる対象画素までの距離若しくは相対座標を入力として、対象画素位置における歪曲収差特性に応じた係数を設定するフィルタ係数設定部とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置に関し、特に、ディジタルカメラ等においてレンズによる歪曲収差の補正に用いて好適な画像処理装置に関する。
一般的に、カメラの光学系においては、ディジタルカメラ、銀塩カメラを問わず、歪曲収差が現れることが知られている。また、現在市場に出回っているカメラにおいては、光学式ズームを採用した機種がそのほとんどを占めており、その場合、ワイド端からテレ端にかけて、歪曲収差の状態が変化する。ここで、歪曲収差は、例えば、樽型の歪曲収差を有する場合には、図27(a)に示すような格子状の被写体が図27(b)に示すように樽型に歪んで観測される。
上記のような歪曲収差を有する画像は、通常、撮影画像としては好ましくないため、このような歪曲収差を画像処理によって補正する方法が種々開示されている。具体的には、樽型の歪曲収差の場合には、図26に示すように、実線で示された撮像画像の位置を点線で示された位置、すなわち、収差を相殺する方向に補正する。
図25は、一般的な歪曲収差補正処理を伴う画像処理を行う画像処理装置の構成例を示している。図中、プリプロセス1は、CCD(charge coupled device)で撮像された画像に対してAE(Automatic Exposure)やAF(Auto Focus)、AWB(Auto White Balance)のための評価値を取得するとともに、OBクランプ、画素欠陥補正などの処理を施した後、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)3にその画像データを書き出す。CPU(Central Processing Unit)2は、AEやAF、AWB値を参照して露出、フォーカス、RGBゲイン、ホワイトバランス係数等を算出する。
SDRAM3は、画像データ等を一時的に記憶する記憶装置である。イメージプロセス4は、SDRAM3上に格納されている画像データのうち、一部の矩形領域を切り出してその画像データを取り込み、ホワイトバランスやシェーディング補正、同時化、フィルタ処理などの幾つかの処理を行う。イメージプロセス4を構成するDMA(Direct Memory Access)41は、画像の矩形領域を読み込み、第一画像処理部42は、歪補正前の画像処理を行う。なお、第一画像処理部42には、図24に示すようなフィルタ処理を行う構成が含まれており、図中、遅延部421はFIFOメモリ(First In First Out memory)やSRAM(Static Random Access Memory)、FF(Flip Flop)等で構成され、着目画素の周辺25画素を取り出し、フィルタ処理部422は、取り出された25個の画素情報に係数を乗じてフィルタ処理を行う。この処理は、RGBのそれぞれについて実行される。
歪補正処理部5は、イメージプロセス4から入力されるRGB信号に対して歪曲収差補正を行うものであり、歪補正後座標生成部54は、歪補正後の出力画像上の座標(例えば、図26に示す点線の交点)を出力する。歪補正前座標生成部511は、歪補正後座標生成部54の出力座標に対応する歪補正前の画像上の座標(例えば、図26に示す実線の交点)を算出する。すなわち、歪補正後の画像の着目座標の画素を(X、Y)としたときに、これがSDRAM3等のメモリに格納された歪んだ画像のどこ(X´、Y´)に当たるかを計算する。
アドレス変換部512は、歪補正前座標生成部511の座標(X´、Y´)に近接する周辺16画素の情報をメモリから取得するためのアドレスを算出する。メモリ513は、カラー画像データを格納する2ポートメモリ群であり、補間演算部514は、メモリ513から出力される周辺16画素情報からバイキュービック法による補間演算を行い、結果を出力する。なお、補間係数は座標(X´、Y´)の小数部から求める。
イメージプロセス6は、歪曲収差が補正された画像に対してエッジ強調やクロマサプレスなど幾つかの処理を行う。ここで、クロマサプレスとは、ベイヤ画像を周辺画素からの補間により同時化する場合に、エッジ近傍に発生する本来存在しない色(偽色)を抑圧するためにエッジ近傍の画素に対して色成分のレベルを段階的に抑制する処理をいう。イメージプロセス6は、第二画像処理部61とDMA62とから構成され、第二画像処理部61は、歪補正後の画像処理を行い、DMA62は、この画像処理結果をSDRAM3に出力する。
図23は、クロマサプレス処理を行う回路の構成例である。図23において、マトリクス611は、RGB信号をYCrCbの輝度・色差信号に変換する3×3マトリクスであり、エッジ判定部612は、輝度信号(Y信号)からエッジ近傍を判定する回路である。また、サプレス係数算出部613は、エッジ近傍と判定された画素に対して、偽色を抑えるようにサプレス係数を出力する。さらに、乗算部614は、色成分Cr、Cbにサプレス係数算出部613から得られた係数を乗算する。
以上のような構成により、例えば、図22(a)のようにSDRAM上に円弧状に歪んだ長方形の画像aは、歪補正処理部5によって図22(b)に示すような長方形bとして補正される。なお、図22(a)中、符号cの部分は、DMA41で取り込む矩形の領域を示している。
ここで、図25に示すイメージプロセス4およびイメージプロセス6においては、従来、画像が歪曲している事を考慮せずに画像処理が実行されている。ところが、歪曲収差補正の影響を考慮すると、図26のように中心部は縮小、周辺部は拡大されるように補正されるため、中心部に比べると画像の周辺部は高周波成分が少ないボケた画像となる。これに対して、従来では、例えば特許文献1に示すように、歪曲収差補正前の画像に対して輪郭補正などの周知の画像処理が実行されている。
特開2004−272578号公報
ところで、歪曲収差補正前に、ある画像処理(図25に示すイメージプロセス4)で隣接画素を用いてフィルタ処理(5×5)を行う場合、画像の中央付近で見た隣接画素は、歪曲収差補正後の画像上で見ると、例えば、樽型の歪曲収差の場合には、図21(a)に示すような位置になる。一方、歪曲収差量の大きい画像の周辺部に行くと、隣接画素は例えば、樽型の歪曲収差の場合には、図21(b)に示すような位置になる。つまり、歪補正前に同じサイズのフィルタ処理をしても、歪補正後の画像で見ると隣接画素間の距離が変わるために画像の中央部と周辺部とでフィルタの周波数特性が変わってしまうという問題がある。
そこで、本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、歪曲収差に係る画素位置補正後に、画質の良好な画像を得ることが可能な画像処理装置を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題を解決するために、以下の手段を提案している。
請求項1に係る発明は、光学系の歪曲収差特性に起因する歪みを含む画像データに対し、その画素位置の前記歪みを補正する歪補正部と、前記歪補正部に入力される前記画像データに対し、フィルタ係数に基づき所定のフィルタ処理を施すフィルタ処理部と、前記フィルタの係数として、前記画像データの前記光学系の光学的中心に対応する位置から前記フィルタ処理の対象となる対象画素までの距離若しくは相対座標を入力として、前記対象画素位置における前記歪曲収差特性に応じた係数を設定するフィルタ係数設定部と、を有することを特徴とする画像処理装置を提案している。
請求項9に係る発明は、光学系の歪曲収差特性に起因する歪みを含む画像データに対し、その画素位置の歪みを補正する歪補正ステップと、前記歪補正ステップにおいて、前記画像データの前記歪が補正されるのに先立って、フィルタ係数に基づき所定のフィルタ処理を施すフィルタ処理ステップと、前記フィルタ係数として画像データの光学系の光学的中心に対応する位置からフィルタ処理の対象となる対象画素までの距離若しくは相対座標を入力として、対象画素位置における歪曲収差特性に応じた係数を設定するフィルタ係数設定ステップと、を有することを特徴とする画像処理方法を提案している。
これらの発明によれば、歪補正部の前段に位置するフィルタ処理部に設定するフィルタ係数を光学系の光学的中心に対応する位置から、対象画素までの距離若しくは相対座標を入力として、着目画素位置における歪曲収差特性に応じた係数に設定することで、歪補正部の前段におけるフィルタ処理を歪補正部から出力された画像データ上で均等な処理が施されたようにすることが可能となる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の画像処理装置について、前記フィルタ係数設定部は、前記歪処理部から出力された画像データ上で、全領域に亘って周波数特性がほぼ同一となるように前記フィルタ係数を設定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置を提案している。
請求項10に係る発明は、請求項9に記載の画像処理方法について、前記フィルタ係数設定ステップは、前記歪補正ステップにおいて出力される画像データ上で、全領域に亘って周波数特性がほぼ同一となるように前記フィルタ係数を設定することを特徴とする画像処理方法を提案している。
これらの発明によれば、歪処理部から出力された画像データ上で、全領域に亘って周波数特性がほぼ同一となるようにフィルタ係数を設定することにより、画像データの中心と周辺部での先鋭度が、ほぼ等しくなる補正を行うことが可能となる。
請求項3に係る発明は、請求項1に記載の画像処理装置について、前記フィルタ係数設定部は、前記歪処理部に入力される画像データ上の各画素間に対応する前記歪処理部から出力された画像データ上における各画素間の距離に応じて前記フィルタ係数を設定することを特徴とする画像処理装置を提案している。
請求項11に係る発明は、請求項9に記載の画像処理方法について、前記フィルタ係数設定ステップは、前記歪補正ステップに入力される画像データ上の各画素間に対応する、前記歪補正ステップにおいて出力される画像データ上における各画素間の距離に応じて前記フィルタ係数を設定することを特徴とする画像処理方法を提案している。
これらの発明によれば、歪処理部から出力された画像データ上における各画素間の距離に応じてフィルタ係数を設定することにより、着目画素から遠い画素の影響は低減させられることとなり、画像データの中心と周辺部での先鋭度を、ほぼ均等にすることが可能となる。
請求項4に係る発明は、請求項1に記載の画像処理装置について、前記歪補正部から出力された画像データの前記光学的中心に対応する位置から着目画素までの距離若しくは相対座標を入力として、前記着目画素における前記歪曲収差特性に係る歪曲収差量に応じた偽色を抑圧するためのサプレス係数を設定し、前記サプレス係数に基づき、前記画像データのエッジ近傍に位置する前記着目画素の偽色を抑圧するクロマサプレス処理部を更に有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置を提案している。
請求項12に係る発明は、請求項9に記載の画像処理方法について、前記フィルタ係数設定ステップにおいて出力される画像データの前記光学的中心に対応する位置から着目画素までの距離若しくは相対座標を入力として、前記着目画素における前記歪曲収差特性に係る歪曲収差量に応じた偽色を抑圧するためのサプレス係数を設定し、前記サプレス係数に基づき、前記画像データのエッジ近傍に位置する前記着目画素の偽色を抑圧するクロマサプレスステップを更に有することを特徴とする画像処理方法を提案している。
これらの発明によれば、歪曲収差量に応じた偽色を抑圧するためのサプレス係数を設定し、サプレス係数に基づき、歪補正部から出力された画像データのエッジ近傍の着目画素の偽色を抑圧することで、不均一な偽色を抑制することが可能となる。
請求項5に係る発明は、請求項4に記載の画像処理装置について、前記クロマサプレス処理部は、前記サプレス係数を前記歪曲収差量が大きいほど前記偽色を抑圧する度合いを強くするように設定することを特徴とする画像処理装置を提案している。
請求項13に係る発明は、請求項12に記載の画像処理方法について、前記クロマサプレスステップは、前記サプレス係数を前記歪曲収差量が大きいほど前記偽色を抑圧する度合いを強くするように設定することを特徴とする画像処理方法を提案している。
これらの発明によれば、サプレス係数を、歪曲収差量が大きいほど偽色を抑圧する度合いを強くするように設定することで、強い偽色が発生する箇所において偽色をより強く抑圧することが可能となる。
請求項6に係る発明は、請求項4に記載の画像処理装置について、前記クロマサプレス処理部は、前記歪曲収差量が大きいほど前記偽色を抑圧する画像データの領域を広くするように設定することを特徴とする画像処理装置を提案している。
請求項14に係る発明は、請求項12に記載の画像処理方法について、前記クロマサプレスステップは、前記歪曲収差量が大きいほど前記偽色を抑圧する画像データの領域を広くするように設定することを特徴とする画像処理方法を提案している。
これらの発明によれば、歪曲収差量が大きいほど偽色を抑圧する画像データの領域を広くするように設定することで、偽色の広がりが大きい領域において、偽色を抑圧することが可能となる。
請求項7に係る発明は、請求項4に記載の画像処理装置について、前記歪補正部は、前記光学的中心に対応する前記画像データの位置から前記着目画素までの距離若しくは相対座標を入力として、前記歪を補正した前記着目画素における画像データを演算することを特徴とする画像処理装置を提案している。
請求項15に係る発明は、請求項12に記載の画像処理方法について、前記フィルタ係数設定ステップは、前記光学的中心に対応する前記画像データの位置から前記着目画素までの距離若しくは相対座標を入力として、前記歪みを補正した前記着目画素における画像データを演算することを特徴とする画像処理方法を提案している。
これらの発明によれば、光学的中心に対応する画像データの位置から着目画素までの距離若しくは相対座標を入力として、歪を補正した着目画素における画像データを演算することで、光学的中心に対応する画像データの位置から、着目画素までの距離若しくは相対座標を演算する回路をクロマサプレス処理部と共有することが可能となり、回路構成を簡素化することが可能となる。
請求項8に係る発明は、請求項1から7までの何れか1項に記載の画像処理装置について、前記光学系は、非回転対称でかつ光学的中心を法線とする平面内で互いに直交する方向に対して独立な歪曲収差特性を有する複数のレンズを複数有してなるレンズ群で構成されていることを特徴とする画像処理装置を提案している。
請求項16に係る発明は、請求項9から15までの何れか1項に記載の画像処理方法について、前記光学系は、非回転対称でかつ光学的中心を法線とする平面内で互いに直交する方向に対して独立な歪曲収差特性を有する複数のレンズを複数有してなるレンズ群で構成されていることを特徴とする画像処理方法を提案している。
これらの発明によれば、互いに直交する方向に対して独立な歪曲収差特性を有するレンズ群を用いることで、各方向を独立に扱えるので、回路構成を簡素化することが可能となる。
本発明によれば、フィルタ処理を歪補正部から出力された画像データ上で均等な処理が施されたようにすることが可能となり、歪曲収差に係る画素位置補正後に、画質の良好な画像を得ることができるという効果がある。また、歪曲収差補正後に生ずる不均一な偽色を抑制することが可能となるという効果がある。さらに、回路を共有化することにより、回路構成を簡略化できるという効果がある。
以下、本発明の実施形態に係る画像処理装置について図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施形態>
本実施形態に係る画像処理装置は、図1に示すように、プリプロセス1と、CPU2と、SDRAM3と、イメージプロセス14と、歪補正処理部(歪補正部に相当)15と、イメージプロセス16と、座標・距離生成部8とから構成されている。
また、イメージプロセス14は、第一画像処理部142と、DMA141とから構成されている。歪補正処理部15は、R用歪補正処理部151と、G用歪補正処理部152と、B用歪補正処理部153とから構成されており、さらに、R用歪補正処理部151、G用歪補正処理部152、B用歪補正処理部153は、それぞれ、歪補正前座標変換部1511と、アドレス変換部512と、メモリ513と、補間演算部514と、LUT(Look Up Table)1515とから構成されている。また、イメージプロセス16は、第二画像処理部161と、DMA162とから構成されており、座標・距離生成部8は、歪補正後座標生成部81と、距離演算部83と、座標距離格納部82とから構成されている。なお、図24と同一の符号を付した部分については、同様の機能を有することから詳細な説明は省略する。
座標・距離生成部8は、歪曲収差補正後の画像上における座標・距離を算出し、かつそれらの値を記憶する。歪補正後座標生成部81は、歪曲収差補正後の画像上における座標情報(X、Y)を生成する。距離演算部83は、歪補正後座標生成部81で求められた座標情報(X、Y)に基づいて光学的中心からの距離(r)を算出する。なお、一般に、平方根演算用の回路は回路の増大を招くため、距離の2乗(r)を算出するようにしてもよい。そこで、本実施形態においては、距離の2乗(r)を用いて説明する。
座標距離格納部82は、FIFOメモリやSRAM等で構成され、距離情報(r)を格納する。そして、第二画像処理部161からのトリガ信号により距離情報(r)を順次、第二画像処理部161に出力する。
第一画像処理部142は、ホワイトバランスやシェーディング補正、同時化、LPF処理など幾つかの処理を実行する。図2は、LPF処理部の一例を示しており、遅延部421と、フィルタ処理部(フィルタ処理部に相当)422と、フィルタ係数算出部(フィルタ係数設定部に相当)423と、距離算出部424とから構成されている。
遅延部421は、FIFOやSRAM、FF等で構成されており、着目画素の周辺25画素を取り出す。フィルタ処理部422は、遅延部421において取り出された25個の画素情報に、5種の係数を乗じてフィルタ処理する。なお、フィルタ係数の一例を図3に示す。
フィルタ係数算出部423は、歪曲補正後の画像上で周波数特性がほぼ同じになるようにフィルタ係数Ka、Kb、Kcを算出する。概念的には、同じフィルタ特性を持たせるためには、光軸中心付近は低周波寄りで、そして光軸中心から外側に行くほど高周波を強調するフィルタ特性を実現するような係数を出力するようにする。このフィルタ特性を図4に示す。図4に示すように、フィルタの特性は、光軸中心からの距離が短いほどカットオフ周波数が低周波数領域になり、光軸中心からの距離が長いほどカットオフ周波数が高周波数領域になる。なお、実際には、幾つかの特性を保持しておき、光軸中心からの距離に応じてそれらのフィルタの線形補間を行い、スムーズに特性を繋いで図に示すようなフィルタ特性を実現する。距離算出部424は、入力画像データの座標に基づいて光学的中心からの距離(r)を算出する。
歪補正処理部15は、イメージプロセス14から入力したRGB信号に対して、それぞれ歪補正を行う。LUT1515は、座標・距離生成部8内の距離演算部83から供給される距離情報(r)に対し、歪曲収差を補正するパラメータFを出力するテーブルである。歪補正前座標変換部1511は、LUT1515から出力されたパラメータFと座標・距離生成部8内の歪補正後座標生成部81から出力される座標情報(X、Y)に基づいて、歪補正前座標(X´、Y´)をX´=FX、Y´=FYの演算により算出する。なお、本実施形態では、LUT1515を予め設ける例について説明したが、LUT1515を設けず演算によって処理してもよい。
第二画像処理部161は、エッジ強調やクロマサプレスなど幾つかの処理を実行する。なお、第二画像処理部161に歪補正処理部15から供給される画像データに対応する座標情報および距離情報は座標・距離生成部8において生成された情報を適切に遅延させることで得られるため、第二画像処理部161は、座標・距離格納部82に対してトリガパルスを出力することにより、距離情報(r)を取得する。したがって、本実施形態においては、比較的大きな回路規模を有する距離演算部83を座標・距離生成部8とイメージプロセス6とで共用化することにより、回路規模の増大を抑制している。
第二画像処理部161内のクロマサプレス部(クロマサプレス処理部に相当)は、図5に示すように、マトリクス611と、エッジ判定部612と、サプレス係数算出部613と、乗算部614と、歪サプレス係数算出部615とから構成されている。なお、一般に、クロマサプレス処理は、エッジ近傍に一様にかけるが、本実施形態においては、光学中心の外側ほどサプレスを強くかける点に特徴がある。
マトリクス611は、RGB信号をYCrCbの輝度・色差信号に変換する3×3マトリクスであり、エッジ判定部612は、輝度信号(Y信号)からエッジ近傍を判定する回路である。サプレス係数算出部613は、エッジ近傍と判定された画素に対して、エッジ周辺の偽色を抑えるようにサプレス係数を出力する。乗算部614は、色成分Cr、Cbにサプレス係数を乗算する。歪サプレス係数算出部615は、距離情報(r)を入力して、歪曲収差量に応じてサプレス係数を変化させるパラメータを出力する。このパラメータは図6のようにサプレス係数算出部613で算出するサプレス係数を変化させる。
図6は、横軸に輝度レベル(Y:右方向にいくほど輝度レベルが高い)、縦軸に減衰量を示したものであり、図中、STはサプレスをかけ始める輝度レベルを、VOはST以上の輝度レベルに対するサプレス係数特性の傾きを示している。そして、図中、点線で示すように、光学中心から遠いほどSTの値は低くなり、VOの傾きが小さくなる特性を有している。
したがって、本実施形態によれば、所定の画素に対するフィルタ処理を光学中心からの距離によって適宜調整することから、歪曲収差を有する場合においても適切な画像処理を行うことができる。また、クロマサプレスに対しても、同様に、光学中心からの距離によって適宜サプレス係数を調整することから、歪曲収差を有する場合にエッジ付近に発生する偽色を効果的に抑制することができる。
<第2の実施形態>
本実施形態に係る画像処理装置は、第1の実施形態に対して、クロマサプレス回路およびフィルタ処理部の構成が異なっている。一般に、歪曲収差が補正されると、周辺部は中心部より広い範囲で偽色が発生し、また、エッジも鈍くなる。そこで、本実施形態においては、光学的中心からの距離が遠ざかるほどエッジ判定条件を緩くしてサプレスを行う。また、エッジの近傍と判定する領域を広く取るように変化させている。
本実施形態に係るクロマサプレス回路(クロマサプレス処理部に相当)は、図7に示すように、マトリクス611と、エッジ判定部1612と、サプレス係数算出部1613と、乗算部614と、歪サプレス係数算出部1615とから構成されている。なお、従来例および第1の実施形態と同一の符号を付した部分については、同一の機能を有するため、その詳細な説明は省略する。
歪サプレス係数算出部1615は、距離の2乗(r)に対するクロマサプレスを施す範囲kとエッジ判定条件THを出力する。画像の中心部は画像が拡大されないので、エッジが平坦化されることはないが、周辺部は画像が拡大されることによりエッジが平坦化するので、エッジ判定条件を緩和しなければならない。さらに、周辺部は色収差が大きくなるので、画像の中心部に比べると、エッジから遠い所にも偽色が発生することになる。そのため、図8に示すように画像の中心部はエッジ判定条件が厳しく、かつ、クロマサプレスを施すエッジ近傍の領域は狭くし、周辺部ほどエッジ判定条件を緩和するとともにクロマサプレス領域が広くなるように係数を算出する。
なお、図8は、画像の中心と外側で設定するTHとkとの関係を示した図であり、縦軸のTHは輝度の変化量を示し、横軸のkはエッジからの距離を示している。この図に示すように、光学的中心付近のときは、kが小さい値、すなわち、エッジ近傍として判定される範囲が狭くなり、THが大きな値、すなわち、エッジと判定される条件が厳しくなることを示している。一方で、周辺部の場合には、kが大きな値、すなわち、エッジ近傍として判定される範囲が広くなり、THが小さな値、すなわち、エッジと判定される条件が緩くなることを示している。
エッジ判定部1612は、歪サプレス係数算出部1615から上述のTHおよびkを入力するとともに、輝度信号Yを入力して、エッジ抽出フィルタにより、着目画素がエッジ周辺であるかどうかを判定する。サプレス係数算出部1613は、エッジ判定部1612の判定結果と輝度信号Yを入力してサプレス係数を算出し、乗算部614は、色成分Cr、Cbにサプレス係数を乗算する。
また、本実施形態に係る画像処理装置は、フィルタ処理に関して、光学的中心からの距離だけでなく、方向によって隣接する画素の距離が変化することも考慮する構成になっている。具体的には、図9に示すように、座標算出部1424と、フィルタ係数算出部(フィルタ係数設定部に相当)1423と、遅延部421と、フィルタ処理部(フィルタ処理部に相当)1422とから構成されている。なお、従来例および第1の実施形態と同一の符号を付した部分については、同一の機能を有するため、その詳細な説明は省略する。
座標算出部1424は、着目画素の座標情報(X、Y)と距離情報(r)をフィルタ係数算出部1423に出力する。フィルタ係数算出部1423は、光学的中心からの距離情報(r)と、方向を判別するための座標情報(X、Y)を入力し、フィルタ係数を算出する。なお、本実施形態においては、フィルタが回転対称ではないため出力する係数は25個分となる。
次に、図10から図14を用いて、フィルタ係数設定について詳細に説明する。
なお、ここでは、着目画素と左右上下に隣接する4画素だけでフィルタ処理を行う例で説明する。本例では、フィルタ係数は、図10に示すような十字型(図中、F1〜F5が係数)をしており、それぞれの値をF1=F2=F3=F4=0.125、F5=0.5とする。光学的な中心部分では、歪曲収差がほとんど発生しないため、歪曲収差補正後も図11に示すように等距離に画素があると考えてよい。したがって、通常のフィルタ係数を使ってフィルタ処理を行う。
一方、画像の右上端では、歪曲収差補正後は図12のように歪み、各画素間の距離も図12のa〜dに示すように一定ではないため、距離に応じたフィルタ係数を乗ずる。ここで、図12では、上下方向と左右方向が直交しておらず、フィルタ係数の生成が複雑であるが、ここでは、これを簡単化して図13の様になっていると考える。すると、フィルタ係数は、例えば、以下のようになる。
F1+F4=M/4、F2+F3=M/4、aF1=cF4、bF2=dF3
ここで、Mは各画素間の距離に依存するパラメータであり、定数である。
いま、1<a<b、c、dとして、cF1+dF2+bF3+dF4=0.5/aを含む5つの式から、F1、F2、F3、F4を求めると、F1=c/4a(a+c)、 F2=d/4a(b+d)、F3=b/4a(b+d)、F4=a/4a(a+c)となる。
上記の関係に従って、図14に示すC〜Oの位置についてフィルタ係数を予め算出しておく。なお、フィルタ係数の組み合わせは、すべて回転対称であるため図14に示すように第一象限の半分についてのみフィルタ係数を算出すればよい。なお、フィルタ係数を算出する箇所については、図14に示す箇所に限定されるものではない。
フィルタ係数算出部1423は、入力した座標情報(X、Y)と距離情報(r)からフィルタ係数として最も近くに存在するものをいくつか取得し、それらの補間により着目画素にかけるフィルタ係数を生成する。例えば、図14の例では、着目画素周辺のN、L、O、Mに対応するフィルタ係数から重みつき加算平均を行って所望のフィルタ係数を作成する。
したがって、本実施形態においては、クロマサプレスの処理に関して、光学的中心からの距離が遠ざかるほどエッジ判定条件を緩くしてサプレスを行い、また、エッジの近傍と判定する領域を広く取るように変化させる。これにより、周辺部における広範囲な偽色の発生を抑制し、また、エッジが鈍くなる現象についても軽減することができる。また、フィルタ処理については、光学的中心からの距離だけでなく、座標情報を用いてフィルタ係数を算出することにより、方向によって隣接する画素の距離が変化することにも対応することができる。
<第3の実施形態>
本実施形態は、図15に示すようなシリンドリカルレンズを光学系に用いて、歪曲収差を発生させる構成とした画像処理装置に関するものである。このレンズの特徴は、図20(a)に示すような格子状の被写体が図20(b)に示すように歪曲する。このような歪曲収差を持たせることにより、CCDのような矩形の撮像面を有する撮像素子の全受光面を無駄なく有効に使うことができる。この光学系の歪補正を行う場合、図19に示すように実線で示された撮像画像の位置を点線で示された位置、すなわち、収差を相殺する方向に補正する。このとき、歪曲収差はX、Y独立に発生するため、X、Yの値がそのまま水平垂直各方向の距離(r)に等しいとみることができる。本実施形態では、この事実を考慮して、独立した2系統の距離情報(X、Y)から歪曲収差を補正する。
具体的には、本実施形態に係る画像処理装置の全体構成は、図16に示すようになっており、プリプロセス1と、CPU2と、SDRAM3と、イメージプロセス14と、歪補正処理部25と、イメージプロセス26と、座標・距離生成部28とから構成されている。なお、従来例および第1の実施形態と同一の符号を付した部分については、同一の機能を有するため、その詳細な説明は省略する。
また、座標・距離生成部28は、歪補正後座標生成部281と、座標・距離格納部282とから構成されており、歪補正後座標生成部281は、歪補正後の座標値(X、Y)を生成し、座標・距離格納部282は、歪補正後座標生成部281が生成した座標値(X、Y)を距離情報として格納する。
歪補正処理部25は、R用歪補正処理部251と、G用歪補正処理部252と、B用歪補正処理部253とから構成されており、各RGBの歪補正処理部は、歪補正前座標変換部2511と、アドレス変換部2512と、メモリ513と、補間演算部2514とから構成されている。なお、従来例および第1の実施形態と同一の符号を付した部分については、同一の機能を有するため、その詳細な説明は省略する。歪補正前座標変換部2511は、歪補正後座標生成部281から歪補正後の座標値(X、Y)を入力し、これを歪補正前の座標値(X´、Y´)に変換する。変換された座標値(X´、Y´)は、アドレス変換部2512および補間演算部2514に出力される。
また、第一画像処理部242内のフィルタ処理回路は、図17に示すように、座標算出部426と、第一フィルタ係数算出部(フィルタ係数設定部に相当)2423と、第二フィルタ係数算出部(フィルタ係数設定部に相当)2424と、乗算部2425と、遅延部421と、フィルタ処理部(フィルタ処理部に相当)422とから構成されている。なお、従来例および第1の実施形態と同一の符号を付した部分については、同一の機能を有するため、その詳細な説明は省略する。
座標算出部426は、着目画素の座標値(X、Y)を算出し、Xの値については第一フィルタ係数算出部2423に、Yの値については第二フィルタ係数算出部2424に入力する。第一フィルタ係数算出部2423および第二フィルタ係数算出部2424は、それぞれ入力した座標値をもとにフィルタ係数を算出して、乗算部2425に入力する。乗算部2425は、入力したフィルタ係数を用いて乗算処理を行うことにより、Ka、Kb、Kcの係数を算出してフィルタ処理部422に出力する。
また、第一画像処理部261内のクロマサプレス回路(クロマサプレス処理部に相当)は、図18に示すように、マトリクス611と、エッジ判定部1612と、サプレス係数算出部1613と、乗算部614と、第一歪サプレス係数算出部2615と、第二歪サプレス係数算出部2616と、乗算部2617とから構成されている。なお、従来例および第1の実施形態と同一の符号を付した部分については、同一の機能を有するため、その詳細な説明は省略する。
第一歪サプレス係数算出部2615および第二歪サプレス係数算出部2616は、(X、Y)の座標値をそれぞれ入力し、X、YそれぞれにSTx、VOx、STy、VOyを算出する。算出されたSTx、VOx、STy、VOyの各係数は、乗算部2617に出力され、STおよびVOが算出される。
したがって、本実施形態によれば、歪光学系が図15のように構成されている場合においても、着目画素の座標値に基づいてフィルタ処理を適宜調整することから、適切な画像処理を行うことができる。また、クロマサプレスに対しても、同様に、着目画素の座標値に基づいて適宜サプレス係数を調整することから、歪曲収差を有する場合にエッジ付近に発生する偽色を効果的に抑制することができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
第1の実施形態に係る画像処理装置の構成図である。 第1の実施形態に係る画像処理装置内のLPF処理部の一例を示した図である。 第1の実施形態に係るフィルタ係数の一例を示した図である。 第1の実施形態に係るフィルタ特性の一例を示した図である。 第1の実施形態に係る画像処理装置内のクロマサプレス部の一例を示した図である。 輝度レベルとST、VOとの関係を示した図である。 第2の実施形態に係る画像処理装置内のクロマサプレス部の一例を示した図である。 THとkとの関係を示した図である。 第2の実施形態に係る画像処理装置内のLPF処理部の一例を示した図である。 第2の実施形態に係るフィルタ係数の配列を示した図である。 光学中心部における歪曲収差補正後の画素配列を示した図である。 周辺部における歪曲収差補正後の画素配列を示した図である。 図12を等価的に示した図である。 フィルタ係数の配列を示した図である。 第3の実施形態に係る光学系の構成を示した図である。 第3の実施形態に係る画像処理装置の構成図である。 第3の実施形態に係る画像処理装置内のLPF処理部の一例を示した図である。 第3の実施形態に係る画像処理装置内のクロマサプレス部の一例を示した図である。 第3の実施形態に係る歪曲収差補正の方法を示す図である。 第3の実施形態に係る歪曲収差を有する光学系により被写体を撮影した場合の撮影画像を示した図である。 従来例において、光学系に樽型の歪曲収差がある場合の歪曲収差補正前後の画素配列を示した図である。 従来例において、歪曲収差補正前後の画像を示す図である。 従来例におけるクロマサプレス部の一例を示した図である。 従来例におけるLPF処理部の一例を示した図である。 従来例に係る画像処理装置の構成図である。 樽型の歪曲収差がある場合の歪曲収差補正の方法を示す図である。 樽型の歪曲収差を有する光学系により被写体を撮影した場合の撮影画像を示した図である。
符号の説明
1・・・プリプロセス、
2・・・CPU、
3・・・SDRAM、
8、28・・・座標・距離生成部、
14・・・イメージプロセス、
15、25・・・歪補正処理部、
16、26・・・イメージプロセス、
81、281・・・歪補正後座標生成部、
83・・・距離演算部、
82、282・・・座標距離格納部、
141、162・・・DMA、
142・・・第一画像処理部、
151、251・・・R用歪補正処理部、
152、252・・・G用歪補正処理部、
153、253・・・B用歪補正処理部、
161・・・第二画像処理部、
421・・・遅延部、
422、1422・・・フィルタ処理部、
423、1423・・・フィルタ係数算出部、
424、1424・・・距離算出部、
426・・・座標算出部
512、2512・・・アドレス変換部、
513・・・メモリ、
514、2514・・・補間演算部、
611・・・マトリクス、
612、1612・・・エッジ判定部、
613、1613・・・サプレス係数算出部、
614・・・乗算部、
615、1615・・・歪サプレス係数算出部、
1511、2511・・・歪補正前座標変換部、
1515・・・LUT、
2423・・・第一フィルタ係数算出部、
2424・・・第二フィルタ係数算出部、
2425、2617・・・乗算部、
2615・・・第一歪サプレス係数算出部、
2616・・・第二歪サプレス係数算出部、

Claims (16)

  1. 光学系の歪曲収差特性に起因する歪みを含む画像データに対し、その画素位置の前記歪みを補正する歪補正部と、
    前記歪補正部に入力される前記画像データに対し、フィルタ係数に基づき所定のフィルタ処理を施すフィルタ処理部と、
    前記フィルタの係数として、前記画像データの前記光学系の光学的中心に対応する位置から前記フィルタ処理の対象となる対象画素までの距離若しくは相対座標を入力として、前記対象画素位置における前記歪曲収差特性に応じた係数を設定するフィルタ係数設定部と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記フィルタ係数設定部は、前記歪処理部から出力された画像データ上で、全領域に亘って周波数特性がほぼ同一となるように前記フィルタ係数を設定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記フィルタ係数設定部は、前記歪処理部に入力される画像データ上の各画素間に対応する前記歪処理部から出力された画像データ上における各画素間の距離に応じて前記フィルタ係数を設定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記歪補正部から出力された画像データの前記光学的中心に対応する位置から着目画素までの距離若しくは相対座標を入力として、前記着目画素における前記歪曲収差特性に係る歪曲収差量に応じた偽色を抑圧するためのサプレス係数を設定し、前記サプレス係数に基づき、前記画像データのエッジ近傍に位置する前記着目画素の偽色を抑圧するクロマサプレス処理部を更に有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記クロマサプレス処理部は、前記サプレス係数を前記歪曲収差量が大きいほど前記偽色を抑圧する度合いを強くするように設定することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記クロマサプレス処理部は、前記歪曲収差量が大きいほど前記偽色を抑圧する画像データの領域を広くするように設定することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  7. 前記歪補正部は、前記光学的中心に対応する前記画像データの位置から前記着目画素までの距離若しくは相対座標を入力として、前記歪を補正した前記着目画素における画像データを演算することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  8. 前記光学系は、非回転対称でかつ光学的中心を法線とする平面内で互いに直交する方向に対して独立な歪曲収差特性を有する複数のレンズを複数有してなるレンズ群で構成されていることを特徴とする請求項1から7までの何れか1項に記載の画像処理装置。
  9. 光学系の歪曲収差特性に起因する歪みを含む画像データに対し、その画素位置の歪みを補正する歪補正ステップと、
    前記歪補正ステップにおいて、前記画像データの前記歪が補正されるのに先立って、フィルタ係数に基づき所定のフィルタ処理を施すフィルタ処理ステップと、
    前記フィルタ係数として画像データの光学系の光学的中心に対応する位置からフィルタ処理の対象となる対象画素までの距離若しくは相対座標を入力として、対象画素位置における歪曲収差特性に応じた係数を設定するフィルタ係数設定ステップと、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  10. 前記フィルタ係数設定ステップは、前記歪補正ステップにおいて出力される画像データ上で、全領域に亘って周波数特性がほぼ同一となるように前記フィルタ係数を設定することを特徴とする請求項9に記載の画像処理方法。
  11. 前記フィルタ係数設定ステップは、前記歪補正ステップに入力される画像データ上の各画素間に対応する、前記歪補正ステップにおいて出力される画像データ上における各画素間の距離に応じて前記フィルタ係数を設定することを特徴とする請求項9に記載の画像処理方法。
  12. 前記フィルタ係数設定ステップにおいて出力される画像データの前記光学的中心に対応する位置から着目画素までの距離若しくは相対座標を入力として、前記着目画素における前記歪曲収差特性に係る歪曲収差量に応じた偽色を抑圧するためのサプレス係数を設定し、前記サプレス係数に基づき、前記画像データのエッジ近傍に位置する前記着目画素の偽色を抑圧するクロマサプレスステップを更に有することを特徴とする請求項9に記載の画像処理方法。
  13. 前記クロマサプレスステップは、前記サプレス係数を前記歪曲収差量が大きいほど前記偽色を抑圧する度合いを強くするように設定することを特徴とする請求項12に記載の画像処理方法。
  14. 前記クロマサプレスステップは、前記歪曲収差量が大きいほど前記偽色を抑圧する画像データの領域を広くするように設定することを特徴とする請求項12に記載の画像処理方法。
  15. 前記フィルタ係数設定ステップは、前記光学的中心に対応する前記画像データの位置から前記着目画素までの距離若しくは相対座標を入力として、前記歪みを補正した前記着目画素における画像データを演算することを特徴とする請求項12に記載の画像処理方法。
  16. 前記光学系は、非回転対称でかつ光学的中心を法線とする平面内で互いに直交する方向に対して独立な歪曲収差特性を有する複数のレンズを複数有してなるレンズ群で構成されていることを特徴とする請求項9から15までの何れか1項に記載の画像処理方法。

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