JPH11326786A - 電子内視鏡に用いられる照明光学系 - Google Patents

電子内視鏡に用いられる照明光学系

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JPH11326786A
JPH11326786A JP11041511A JP4151199A JPH11326786A JP H11326786 A JPH11326786 A JP H11326786A JP 11041511 A JP11041511 A JP 11041511A JP 4151199 A JP4151199 A JP 4151199A JP H11326786 A JPH11326786 A JP H11326786A
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JP
Japan
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image
optical system
horizontal
light guide
lens
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Application number
JP11041511A
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English (en)
Inventor
Kimihiko Nishioka
公彦 西岡
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハイビジョンテレビ等に画像を有効に表示し
得るようにした電子内視鏡に適した横長の範囲を照明す
る。 【解決手段】 ライトガイドの射出側に配置するレンズ
系が撮像方向の垂直方向より水平方向に配光特性を広げ
るパワーを有するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子内視鏡に用い
られる照明光学系に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子内視鏡は、図16に示すよう
にほぼ正方形のCCD1に円形のレンズ系2によって物
体像を結像させ、これを映像処理回路3を径てテレビモ
ニター4の表示部5上に画像6を映し出すものが多かっ
た。
【0003】現行のテレビ方式(NTSC方式)では、
テレビモニターの表示部5のアスペクト比は、H:V=
4:3である。そのため図 に示すように表示部5の一
部に画像6を正方形表示しても、テレビ画面が無駄にな
ることは少なかった。
【0004】しかしながら、高品位テレビは、表示部7
のアスペクト比がH:V=16:9で横長である。その
ため高品位テレビの電子内視鏡を考えると、その横長の
表示部に図 のような電子内視鏡による正方形の映像を
映したのでは、表示部の無駄が多くなる。
【0005】又横長の固体撮像素子を用いればよいが、
内視鏡内に横長の撮像素子を配置すると、内視鏡の太さ
が大になり好ましくない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、高品位テレ
ビのテレビモニターの横長の表示部を有効に利用した迫
力のある画像を観察できるようにした電子内視鏡の撮像
素子を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の撮像装置は、ほ
ぼ正方形のCCD等の固体撮像素子と、光軸に対して非
対称な非球面を有する対物レンズと、電気的な伸長手段
とを備えている。
【0008】図1は、本発明の撮像素子の構成を示す図
で、1は撮像素子、2は対物光学系、3はサンプリング
回路、4はホールド回路、5は映像信号作製回路、6は
テレビモニター、7は横長表示部、8は光源、9はライ
トガイドである。
【0009】又対物光学系中には光軸に対して非回転対
称の非球面レンズが設けられており、ほぼ長方形の物体
をほぼ平方形の固体撮像素子1上に結像する。
【0010】撮像素子1よりの信号を、サンプリング回
路3にて読み出し、その際横方向(CCDの水平走査方
向)の読み出し速度を通常の場合より遅くすることによ
って画像を横方向に伸長させる。
【0011】Bv を物体の垂直方向の寸法、BH を物体
の水平方向の寸法、CV をCCD1の垂直方向の寸法、
H をCCD1の水平方向の寸法、NH をCCD1の水
平方向の画素数、NV をCCD1の垂直方向の画素数と
すると物体は、対物光学系2によって下記の式(1)に
示すk倍だけ縮められてCCD1に結像される。 (CH/BH )/(CV/BV )≡k (1) ここでCv/CH >V/Hである。したがって1/k倍だ
けCCD1の読み出し速度を遅くすればよい。
【0012】高品位テレビの水平走査時間をTH (≒3
3μs)、高品位テレビのアスペクト比をA(≒16/9)
とし、テレビモニター6上の表示部7上のNV 本の走査
線にCCD1の縦画素が対応するとすれば、水平方向に
伸長がない。つまり通常のCCD1の使い方をすると、
CCDの画素の読み出し時間間隔tH は、次の式(2)
で与えられる。 tH ≒ NV/NHD・CH/CV ・1/A・TH/NH (2) ただし水平、垂直走査のブランキング期間は充分小さい
と仮定する。
【0013】ここでNHDは高品位テレビの垂直方向走査
線数で、日本では1.125本である。
【0014】したがってCCDを1画素当り1/k・tH
間隔で読み出せば水平方向にk倍だけ伸長した画像が得
られる。
【0015】サンプリング回路3でサンプリングされた
信号は、ホールド回路4でホールドされ、映像信号作製
回路5で輝度信号,色差信号となり表示部7に表示され
る。
【0016】図2は一方向にk倍縮小されて撮像した画
像を1/k倍に拡大するための他の例である。
【0017】固体撮像素子1から取り出した画像を一度
メモリー10にたくわえて、このメモリー10内の画像
をコンピューターによる画像処理回路11によって1/k
倍に拡大する方法である。
【0018】この方法では、画像処理回路により1/k倍
に画像を拡大するだけでなく、レンズ系の歪曲収差(非
回転対称の像の歪曲収差も含めて)も補正できる。その
ため、図1に示す構成に比べてより正しい画像が得られ
る。更に自由に変形された画像が得られる。ここで、映
像作成回路で作成されたR.G.B方式の信号はテレビ
モニター上に表示される。次にレンズ系2の構成につい
て説明する。
【0019】前述のようにレンズ系2は、水平方向と垂
直方向とで倍率が異なっており次の式(4)の関係を満
足する。 βzy ≒k (4) ただしβz は水平方向の倍率、βy は垂直方向の倍率で
ある。
【0020】例えば図5のアナルモフィック光学系で、
(A)は水平走査方向から見た断面図、(B)は垂直方
向から見た断面図で、レトロフォーカスタイプのレンズ
系で絞りの前と絞りの後ろとに夫々1面以上の非回転対
称非球面(AS )を設けた構成である。この非球面(A
S )は図3(A)においては、曲率半径が小で、(B)
においては曲率半径が大である。
【0021】この非球面レンズは、図4のようにラグビ
ーボールのような形状をしており、次の式(5)で表わ
される。
【0022】この式でiは面の番号を示している。この
式においてy,zの奇数次の項がないのは、水平方向断
面と垂直方向断面に関して非球面が対称であるためであ
る。又Ri は球面の半径であり、第1項は軸対称球面の
成分を表わす。図4の原点は非球面の面頂である。また
面頂における接放物楕円体のy方向、z方向の曲率R
y ,Rz は夫々次の式(6)、(7)で与えられる。 1/Ry =2By (6) 1/Rz =2Bz (7) 前記の式(5)で与えられる非球面は、レンズ系中に少
なくとも一つ設ける必要があり、また図3に示すように
絞りをはさんで2面以上設ければ、非点収差、像面湾曲
の補正および光軸上の非点収差Δの補正のために有利で
ある。
【0023】この光軸上の非点収差Δとは水平方向の近
軸像点と垂直方向の近軸像点との差で、この値が充分小
さくないと画面全体にわたって像がぼける。
【0024】このΔが小さくてかつ水平方向に像を縮小
し得るための条件は次の通りである。
【0025】図4に示すようなアナモルフィック面(ト
ーリック面)が絞りの前のi面と絞りの後のj面にある
とし、i面の前後の媒質の屈折率を夫々ni-1 およびn
i又j面の前後の媒質の屈折率を夫々nj-1 およびnj
とした時、i面,j面の水平方向(z方向)と垂直方向
(y方向)のパワーを次の式のように定義する。 φyi=2(ni −ni-1 )Byi (10) φzi=2(ni −ni-1 )Bzi (11) φyj=2(nj −nj-1 )Byj (12) φzj=2(nj −nj-1 )Bzj (13) 上記式でφyiは垂直方向のi面のパワー、φziは水平方
向のi面のパワー、φyjは垂直方向のj面のパワー、φ
zjは水平方向のj面のパワーである。
【0026】水平方向の画像を縮小するためには、絞り
の前では式(14)を又絞りの後では式(15)を満足
すればよい。 φyi>φzi (14) φyj<φzj (15) i面、j面としては、マージナル光線高より主光線高の
高い面である最も物体側のレンズあるいは最も像側のレ
ンズの近傍に設ければよい。
【0027】一方Δの値を0にするためには近軸光線に
対する収束作用を考え、次の式(16)を満足しなけれ
ばならない。 (φzi−φyi)(φzj−φyj)<0 (16) 上記式(16)は、式(14),(15)が満足されれ
ば成立つ。
【0028】したがって、絞りの前後に式(14),
(15)を満足するアナモルフィック面を設ければ、Δ
の値の小さい水平方向に像を縮小して撮像する光学系が
得られる。
【0029】又絞りの前後に少なくとも各1面設け合わ
せて3面以上のアナモルフィック面を設ける場合、水平
方向(z方向)の縮小を行なうためにはいずれか一つの
面が式(14)又は式(15)を満足する必要がある。
【0030】Δ=0であるためには、少なくとも1組の
面m,nについて式(17)を満足する必要がある。 (φzm−φym)(φzn−φyn)<0 (17) ここでφzmはm面のz方向のパワー、φymはm面のy方
向のパワー、φznはn面のz方向のパワー、φynはn面
のy方向のパワーである。
【0031】或は、式(14)および式(15)の代わ
りに夫々次の式(18)および式(19)を満足する必
要がある。 (i=1,2,・・・,I) (j=1,2,・・・,J) 又Δ=0のために式(17)を満足する代わりに次に式
(20)を満足するようにしてもよい。 ただしhzn,hynはそれぞれz方向、y方向のn面での
近軸光線高である。この式(20)は、z方向とy方向
とで近軸光線に対する屈折角の和がほぼ0になるという
意味であり、Δ=0のために必要な条件である。しかし
実用的には、式(21)の代りに次の式(22)を満足
すれば十分である。
【0032】 ここでφz =1/fZ、φy =1/fyで、fz ,fy は夫々z
方向,y方向の焦点距離、hz0、hy0は夫々z方向およ
びy方向の第1面の近軸入射光線高である。
【0033】この光学系で、絞りの前だけ又は絞りの後
だけにアナモルフィック面をおいた場合、1面では水平
方向の像の縮小と、Δ=0とは両立しないがアナモルフ
ィック面のマージナル光線の高さが、アナモルフィック
面の主光線の高さに比べ小さい場合には近似的にΔ≒0
となるので一応満足できる効果がでる。そのためにはア
ナモルフィック面を絞りから離れた面つまりレンズ系の
最も物体側の面の近傍あるいは最も像側の面の近傍にお
けばよい。そして絞りの前の面のときは式(14)を又
絞りの後の面のときは式(15)のいずれかを満足すれ
ばよい。
【0034】絞りの前だけ又は絞りの後だけにアナモル
フィック面を2面以上設ける場合は、水平方向の縮小と
Δ=0とを両立させることは、次の条件をみたせば可能
である。即ち、水平方向の縮小条件は、絞りの前では少
なくとも一つの面が条件(14)を満たすことであり、
絞りの後では式(15)を満足することである。
【0035】又Δ=0を実現するためには、少なくとも
一組の面k,lについて式(22)を満足する必要があ
る。
【0036】アナモルフィック面の形状としては、水平
方向断面形状又は垂直方向断面形状の少なくともいずれ
かが円形でない方がよい。なぜなら、非球面形状を自由
に選べるようになり、収差補正を良好に行ない得るから
である。 (φzk−φyk)(φzl−φzl)<0 (22) 以上述べた例におけるΔの許容値は、次の(23)に示
す通りである。
【0037】ただしFNoy ,FNoz は夫々y方向,z方
向のFナンバー、PV ,PH はCCDの1画素の垂直方
向,水平方向の長さである。
【0038】CCD1の光軸上の位置としては、水平方
向の近軸結像点と垂直方向の近軸結像点との中央付近、
あるいは像面湾曲を考慮してそれよりもややレンズ寄り
におくのがよい。
【0039】
【発明の実施の形態】次に本発明の各実施例を示す。 実施例1 (z方向) fz =1.000 ,FN0z =4.218 ,NA=-0.0105 ,ω=43.874° IH=0.7280 ,βz =-0.08859 ,φz =1.0 物体距離=-10.8696 r1 =∞ d1 =0.3304 n1 =1.88300 ν1 =40.78 r2 =0.6783 d2 =0.6000 r3 =3.5348 d3 =1.3652 n2 =1.72916 ν2 =54.68 r4 =-1.3600 d4 =0.0870 r5 =∞(絞り) d5 =0.3478 n3 =1.52287 ν3 =59.89 r6 =∞ d6 =0.0261 r7 =∞ d7 =0.5391 n4 =1.52000 ν4 =74.00 r8 =∞ d8=0.1391 r9=2.9104 d9=1.2609 n5 =1.69680 ν5 =55.52 r10=-0.9191 d10=0.2609 n6 =1.84666 ν6 =23.78 r11=-3.8252 d11=0.0870 r12=∞ d12=0.3478 n7 =1.52287 ν7 =59.89 r13=∞ d13=0.5739 r14=∞ d14=0.8696 n8 =1.51633 ν8 =64.15 r15=∞ 近軸光線高 k Y 1 0.114130 2 0.115973 3 0.212861 4 0.305687 5 0.301659 6 0.291079 7 0.289870 8 0.273440 9 0.266996 10 0.185074 11 0.173763 12 0.163457 13 0.136384 14 0.068359 15 0.000386 (y方向) fy =1.404 ,FNoy =6.100 ,NA=-0.0105 ,ω=27.596° IH=0.7280 ,βy =-0.12852 ,φy =0.7122 ,Δ=0.003 物体距離=-1 0.8696 r1 =∞(非球面) d1 =0.3304 n1 =1.88300 ν1 =40.78 r2 =0.6783 d2 =0.6000 r3 =3.5348 d3 =1.3652 n2 =1.72916 ν2 =54.68 r4 =-1.3600 d4 =0.0870 r5 =∞(絞り) d5 =0.3478 n3 =1.52287 ν3 =59.89 r6 =∞ d6 =0.0261 r7 =∞ d7 =0.5391 n4 =1.52000 ν4 =74.00 r8 =∞ d8 =0.1391 r9=2.9104 d9=1.2609 n5 =1.69680 ν5 =55.52 r10=-0.9191 d10=0.2609 n6 =1.84666 ν6 =23.78 r11=-3.8252 d11=0.0870 r12=∞ d12=0.3478 n7 =1.52287 ν7 =59.89 r13=∞(非球面) d13=0.5739 r14=∞ d14=0.8696 n8 =1.51633 ν8 =64.15 r15=∞ 非球面係数 (第1面)B=0.14670 ,(第13面)B=0.25000 近軸光線高 k Y 1 0.114503 2 0.111146 3 0.186486 4 0.255252 5 0.250925 6 0.239561 7 0.238263 8 0.220616 9 0.213693 10 0.138704 11 0.127643 12 0.118377 13 0.094040 14 0.046998 15 −0.000008 Ei =0 ,Fi =0 ,Gi =0 ,φy1=0.25907 ,φy14 =-0.2614 φz1=0 ,φz14 =0 (φzi−φyi)・(φzj−φyj)=(−φ1 )・(−φ14)=-0.06772<0 Σ(φznzn−φynyn)=0.00508 ,1/3(φzzo+φyhyo)=0.0653 φy1y1=0.02966 ,φz1 hz1 =0, φy14 hy14 =-0.02458, φz14 hz14 =0, hyo =hzo =0.114503, φyhyo =0.08155, φzhzo =0.1145 実施例2 (z方向) fz =1.000 ,FN0z =5.906 ,NA=-0.0075 ,ω=57.282° IH=0.8948 ,βz =-0.08859 物体距離=-10.8696 r1 =∞ d1 =0.3304 n1 =1.88300 ν1 =40.78 r2 =0.6783 d2 =0.6000 r3 =3.5348 d3 =1.3652 n2 =1.72916 ν2 =54.68 r4 =-1.3600 d4 =0.0870 r5 =∞(絞り) d5 =0.3478 n3 =1.52287 ν3 =59.89 r6 =∞ d6 =0.0261 r7 =∞ d7 =0.5391 n4 =1.52000 ν4 =74.00 r8 =∞ d8=0.1391 r9=2.9104 d9=1.2609 n5 =1.69680 ν5 =55.52 r10=-0.9191 d10=0.2609 n6 =1.84666 ν6 =23.78 r11=-3.8252 d11=0.0870 r12=∞ d12=0.3478 n7 =1.52287 ν7 =59.89 r13=∞ d13=0.5739 r14=∞ d14=0.8696 n8 =1.51633 ν8 =64.15 r15=∞ 近軸光線高 k Y 1 0.081522 2 0.082838 3 0.152044 4 0.218348 5 0.215471 6 0.207913 7 0.207050 8 0.195315 9 0.190711 10 0.132196 11 0.124117 12 0.116755 13 0.097417 14 0.048828 15 0.000276 (y方向) fy =1.000 ,FN0y =5.924 ,NA=-0.0075 ,ω=41.248° IH=0.8948 ,βy =-0.08859 ,Δ=0 ,物体距離=-10.8696 r1 =∞(非球面) d1 =0.3304 n1 =1.88300 ν1 =40.78 r2 =0.6783 d2 =0.6000 r3 =3.5348 d3 =1.3652 n2 =1.72916 ν2 =54.68 r4 =-1.3600 d4 =0.0870 r5 =∞(絞り) d5 =0.3478 n3 =1.52287 ν3 =59.89 r6 =∞ d6 =0.0261 r7 =∞ d7 =0.5391 n4 =1.52000 ν4 =74.00 r8 =∞ d8 =0.1391 r9=2.9104 d9=1.2609 n5 =1.69680 ν5 =55.52 r10=-0.9191 d10=0.2609 n6 =1.84666 ν6 =23.78 r11=-3.8252 (非球面)d11=0.0870 r12=∞ d12=0.3478 n7 =1.52287 ν7 =59.89 r13=∞ d13=0.5739 r14=∞ d14=0.8696 n8 =1.51633 ν8 =64.15 r15=∞ 非球面係数 (第1面)E=0.13000 ,(第11面)E=0.18000 近軸光線高 k Y 1 0.081275 2 0.082587 3 0.151583 4 0.217686 5 0.214818 6 0.207284 7 0.206423 8 0.194723 9 0.190134 10 0.131796 11 0.123741 12 0.116401 13 0.097122 14 0.048680 15 0.000275 By1=Bz1=Fj1=Gj1・・・・・=0,E11=0.13, E21=0.065, E31=0, E114=0.18, E214=0.09 , E314=0, By14=Bz14 =Fj14=Gj14・・・・=0 (j=1,2,3,・・・・) ただしr1 ,r2 ,・・・ はレンズ各面の曲率半径、d
1 ,d2 ,・・・ は各レンズの肉厚およびレンズ間隔、n
1 ,n2 ,・・・ は各レンズの屈折率、ν1 ,ν 2 ,・・・
は各レンズのアッベ数である。
【0040】実施例1は、図5,図6に示す構成で、そ
のうち図5はz方向の断面図、図6はy方向の断面図で
ある。この実施例1は、絞りの前後に夫々シリンドリカ
ルレンズを用い長方形の物体範囲を正方形のCCDに写
し込むことが出来るようにしたものである。
【0041】ただしβH はβz と同一のものであり、β
v はβy と同一のものである。
【0042】この実施例の光学系は、βz =-0.08859,
βy =-0.12852で、βzy =0.6893≒9/16≒0.5625で
ある。
【0043】βzy の値と9/16との間に差があるよう
にみえるが、水平方向半画角ωH=-43 °87で、垂直方
向半画角ωV =-27 °596 であって、撮像される物体面
の縦と横の比は下記の通りである。 tan27 °596/tan43 °87=0.5437≒9/16 したがって物体面の寸法で考えると、高品位テレビのア
スペクト比に合っている。
【0044】上記のくいちがいは、歪曲収差により生ず
る。
【0045】したがって、実用的にはβzy の値は、
9/16からかなり離れていてもよい。文字等のデーターを
画像と一緒に表示することもあるので、この点を考慮し
てもβzy は、次の範囲内であればよい。 0.25<βzy <0.97 (24) 図7,図8は、本発明の実施例2の構成を示す図で、図
7はy方向、図8はz方向の断面図である。
【0046】この実施例2は、垂直、水平方向の近軸倍
率が等しいが、z方向の歪曲収差の発生量を変えて横長
の物体範囲を横方向に縮めて撮像するようにした。
【0047】この実施例では、4次の項に回転非対称成
分を持つ非球面を絞りの前後に一つづつ設けたものであ
る。
【0048】絞りの前の非球面の面番号をp、絞りの後
の非球面の面番号をqとする時、 E1p(np −np-1 )=ψyp (25) E3p(np −np-1 )=ψzp (26) とすると(pをqにおきかえれば式(25),式(2
6)は、q面に対しても同様に定義できる)、y,z方
向それぞれの像面湾曲を小さくするためには、次の式
(27),(28)を満足することが望ましい。 ψyp・ψyq<0 (27) ψzp・ψzq<0 (28) それは4次の項Eap(a=1又は3)は、P面の3次の
非点収差Ap に次のように寄与するからである。 Ap =8hap 2 ・hbp 2 ・ψyp (29) 同様にq面について、3次の非点収差係数Aq は次のよ
うになる。 Aq =8haq 2 ・hbq・ψyp (30) 上記式(29)中のhap,hbpは夫々p面での近軸マー
ジナル光線高、近軸主光線高である。同様に式(30)
中のhaq,hbqはq面における近軸マージナル光線高、
近軸主光線高である。
【0049】上記の式から、Ap +Aq ≒0にするため
には、ψypとψyqは、異符号でなければならない。
【0050】同様にz方向のψzp,ψzqも異符号でなけ
ればならない。
【0051】この実施例2は、βy =βz 、fy =fz
であって、Δ=0であるが、水平方向の半画角ωH =57
°282 、垂直方向の半画角ωV =41°248 である。
【0052】したがって下記の通りになる。 (tan ωH /tan ωV-1=0.5634≒9/16 即ち、この実施例2は、歪曲収差のコントロールによっ
て、水平方向と垂直方向の画角をコントロールした例で
ある。
【0053】このように実施例2は、Δ=0であるの
で、重要な視野中心の解像が良いことが特徴である。
【0054】以上の説明は、一般に固体撮像素子を用い
てテレビモニターで観察する等のために使用される撮像
装置に本発明を適用した場合について述べたが、例え
ば、内視鏡で固体撮像素子を用いてテレビモニター等に
て観察する電子内視鏡等においても、前述の本発明をそ
のまま適用することが出来る。
【0055】図13は、本発明の電子内視鏡で用いられ
る照明光学系を示す図である。本発明で撮像される物体
は横長なので、照明光学系も横長の範囲を照明するもの
でなければならない。図13はその一つの例を示すもの
で、ライトガイド21の前方に凹レンズ22,23を配
置し、この凹レンズをライトガイドに対しz方向偏芯さ
せたものである。これによって照明光をz方向に広げて
いる。この時、凹レンズ22は図13に示すようにz方
向でライトガイドに対して内側に偏芯させるとよい。
【0056】図14は本発明で用いる他の照明光学系の
例で、端面の丸いライトガイドの前にアナモルフィック
凹レンズ24を配置している。図15は、図14の断面
図で(A)は水平方向、(B)は垂直方向の図である。
図のように凹レンズのパワーは、垂直方向の断面の方が
水平方向の断面より弱くなっている。この面形状は、同
様に式(5)にて表わされる。この図のようにして丸い
ライトガイドを用いても水平方向に広がった配光が得ら
れる。
【0057】尚、本発明は電子内視鏡に限らずテレビカ
メラ、電子カメラ等の撮像装置にも応用出来る。また電
子回路による形状補正を行なわなくともよく、あるいは
必要に応じて可変にしてもよい。又ハイビジョンテレビ
に限らずNTSC、PAL等のテレビ方式も表示画面形
状が正方形でないので、本発明を応用することが可能で
ある。
【0058】固体撮像素子の形状がテレビモニター表示
部と相似形である場合でも、文字データー等をあわせて
表示するため表示画像の形状を変えたい場合にも、本発
明を応用することが出来る。
【0059】更に縦横比に限らず斜め方向の比率を変え
て撮像し、それを電子回路で変形してテレビモニターに
表示してもよい。その場合斜めの直交する二つの方向の
倍率が前述の本発明におけるβH ,βv に対応する。又
前記の二つの方向がy方向、z方向に対応する。
【0060】尚本発明に用いるCCDは、水平方向の1
画素の長さが垂直方向の1画素の長さより小さいものを
用いるのが望ましい。その理由は、水平方向に広げて画
像を表示するため、水平方向の画素ピッチが密である方
が良いからである。これは、現行のNTSC方式のCC
Dが今後そのようになると思われることから有望であ
る。この場合、アスペクト比は、4/3 であるので、A=
4/3 とすれば本発明の式はそのまま適用出来、次の式
(29),(30)に示すようであればよい。 βzy ≒1/A =0.75 (31) (tan ωH /tan ωv-1≒1/A =0.75 (32)
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、小型でかつ迫力のある
映像をテレビモニター表示部の無駄なしに表示出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の撮像装置の構成を示す図
【図2】本発明の他の例の構成を示す図
【図3】本発明の撮像装置で用いる光学系の構成を示す
【図4】前記光学系で用いる非球面形状の概略図
【図5】本発明で用いる光学系の実施例1の水平方向の
断面図
【図6】上記実施例1の垂直方向の断面図
【図7】本発明で用いる光学系の実施例2の断面図
【図8】上記実施例2の垂直方向の断面図
【図9】上記実施例1の水平方向の収差曲線図
【図10】上記実施例1の垂直方向の収差曲線図
【図11】上記実施例2の水平方向の収差曲線図
【図12】上記実施例2の垂直方向の収差曲線図
【図13】本発明撮影装置を適用した電子内視鏡で用い
る照明光学系の構成を示す図
【図14】上記電子内視鏡で用いる照明光学系の他の例
を示す図
【図15】図14に示す照明光学系の水平および垂直方
向断面図
【図16】従来の撮像装置の構成の概要を示す図
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 電子内視鏡に用いられる照明光学
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子内視鏡に用い
られる照明光学系に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子内視鏡は、図16に示すよう
にほぼ正方形のCCD11に円形のレンズ系12によっ
て物体像を結像させ、これを映像処理回路13を径てテ
レビモニター14の表示部15上に画像16を映し出す
ものが多かった。
【0003】現行のテレビ方式(NTSC方式)では、
テレビモニターの表示部15のアスペクト比は、H:V
=4:3である。そのため図16に示すように表示部
の一部に画像16を正方形表示しても、テレビ画面が
無駄になることは少なかった。
【0004】しかしながら、高品位テレビは、表示部の
アスペクト比がH:V=16:9で横長である。そのた
め高品位テレビの電子内視鏡を考えると、その横長の表
示部に電子内視鏡による正方形の映像を映したのでは、
表示部の無駄が多くなる。
【0005】又横長の固体撮像素子を用いればよいが、
内視鏡内に横長の撮像素子を配置すると、内視鏡の太さ
が大になり好ましくない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ハイビジョ
ンテレビ等に画像を有効に表示し得るようにした電子内
視鏡に適した範囲を照明し得るようにした照明装置を提
供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の照明光学系は、
光源からの光を導くライトガイドと、ライトガイドの射
出側に配置されたレンズ系とを有していて、レンズ系が
撮像方向の垂直方向よりも水平方向に配向特性を広げる
パワーを有することを特徴としている。
【0008】図1は、本発明の照明光学系が用いられる
撮像装置の構成を示す図で、1は撮像素子、2は対物光
学系、3はサンプリング回路、4はホールド回路、5は
映像信号作製回路、6はテレビモニター、7は横長表示
部、8は光源、9はライトガイドである。
【0009】又対物光学系中には光軸に対して非回転対
称の非球面レンズが設けられており、ほぼ長方形の物体
をほぼ正方形の固体撮像素子1上に結像する。
【0010】撮像素子1よりの信号を、サンプリング回
路3にて読み出し、その際横方向(CCDの水平走査方
向)の読み出し速度を通常の場合より遅くすることによ
って画像を横方向に伸長させる。
【0011】Bv を物体の垂直方向の寸法、BH を物体
の水平方向の寸法、CV をCCD1の垂直方向の寸法、
H をCCD1の水平方向の寸法、NH をCCD1の水
平方向の画素数、NV をCCD1の垂直方向の画素数と
すると物体は、対物光学系2によって下記の式(1)に
示すk倍だけ縮められてCCD1に結像される。 (CH/BH )/(CV/BV )≡k (1) ここでCv/CH >V/Hである。したがって1/k倍だ
けCCD1の読み出し速度を遅くすればよい。
【0012】高品位テレビの水平走査時間をTH (≒3
3μs)、高品位テレビのアスペクト比をA(≒16/9)
とし、テレビモニター6上の表示部7上のNV 本の走査
線にCCD1の縦画素が対応するとすれば、水平方向に
伸長がない。つまり通常のCCD1の使い方をすると、
CCDの画素の読み出し時間間隔tH は、次の式(2)
で与えられる。 tH ≒ NV/NHD・CH/CV ・1/A・TH/NH (2) ただし水平、垂直走査のブランキング期間は充分小さい
と仮定する。
【0013】ここでNHDは高品位テレビの垂直方向走査
線数で、日本では1,125本である。
【0014】したがってCCDを1画素当り1/k・tH
間隔で読み出せば水平方向にk倍だけ伸長した画像が得
られる。
【0015】サンプリング回路3でサンプリングされた
信号は、ホールド回路4でホールドされ、映像信号作製
回路5で輝度信号,色差信号となり表示部7に表示され
る。
【0016】図2は一方向にk倍縮小されて撮像した画
像を1/k倍に拡大するための他の例である。
【0017】固体撮像素子1から取り出した画像を一度
メモリー10にたくわえて、このメモリー10内の画像
をコンピューターによる画像処理回路11によって1/k
倍に拡大する方法である。
【0018】この方法では、画像処理回路により1/k倍
に画像を拡大するだけでなく、レンズ系の歪曲収差(非
回転対称の像の歪曲収差も含めて)も補正できる。その
ため、図1に示す構成に比べてより正しい画像が得られ
る。更に自由に変形された画像が得られる。ここで、映
像作成回路で作成されたR.G.B方式の信号はテレビ
モニター上に表示される。
【0019】次にレンズ系2の構成について説明する。
【0020】前述のようにレンズ系2は、水平方向と垂
直方向とで倍率が異なっており次の式(4)の関係を満
足する。 βzy ≒k (4) ただしβz は水平方向の倍率、βy は垂直方向の倍率で
ある。
【0021】例えば図5のアナモルフィック光学系で、
(A)は水平走査方向から見た断面図、(B)は垂直方
向から見た断面図で、レトロフォーカスタイプのレンズ
系で絞りの前と絞りの後ろとに夫々1面以上の非回転対
称非球面(AS )を設けた構成である。この非球面(A
S )は図3(A)においては、曲率半径が小で、(B)
においては曲率半径が大である。
【0022】この非球面レンズは、図4のようにラグビ
ーボールのような形状をしており、次の式(5)で表わ
される。
【0023】この式でiは面の番号を示している。この
式においてy,zの奇数次の項がないのは、水平方向断
面と垂直方向断面に関して非球面が対称であるためであ
る。又Ri は球面の半径であり、第1項は軸対称球面の
成分を表わす。図4の原点は非球面の面頂である。また
面頂における接放物楕円体のy方向、z方向の曲率R
y ,Rz は夫々次の式(6)、(7)で与えられる。 1/Ry =2By (6) 1/Rz =2Bz (7) 前記の式(5)で与えられる非球面は、レンズ系中に少
なくとも一つ設ける必要があり、また図3に示すように
絞りをはさんで2面以上設ければ、非点収差、像面湾曲
の補正および光軸上の非点収差Δの補正のために有利で
ある。
【0024】この光軸上の非点収差Δとは水平方向の近
軸像点と垂直方向の近軸像点との差で、この値が充分小
さくないと画面全体にわたって像がぼける。
【0025】このΔが小さくてかつ水平方向に像を縮小
し得るための条件は次の通りである。
【0026】図4に示すようなアナモルフィック面(ト
ーリック面)が絞りの前のi面と絞りの後のj面にある
とし、i面の前後の媒質の屈折率を夫々ni-1 およびn
i又j面の前後の媒質の屈折率を夫々nj-1 およびnj
とした時、i面,j面の水平方向(z方向)と垂直方向
(y方向)のパワーを次の式のように定義する。 φyi=2(ni −ni-1 )Byi (10) φzi=2(ni −ni-1 )Bzi (11) φyj=2(nj −nj-1 )Byj (12) φzj=2(nj −nj-1 )Bzj (13) 上記式でφyiは垂直方向のi面のパワー、φziは水平方
向のi面のパワー、φyjは垂直方向のj面のパワー、φ
zjは水平方向のj面のパワーである。
【0027】水平方向の画像を縮小するためには、絞り
の前では式(14)を又絞りの後では式(15)を満足
すればよい。 φyi>φzi (14) φyj<φzj (15) i面、j面としては、マージナル光線高より主光線高の
高い面である最も物体側のレンズあるいは最も像側のレ
ンズの近傍に設ければよい。
【0028】一方Δの値を0にするためには近軸光線に
対する収束作用を考え、次の式(16)を満足しなけれ
ばならない。 (φzi−φyi)(φzj−φyj)<0 (16) 上記式(16)は、式(14),(15)が満足されれ
ば成立つ。
【0029】したがって、絞りの前後に式(14),
(15)を満足するアナモルフィック面を設ければ、Δ
の値の小さい水平方向に像を縮小して撮像する光学系が
得られる。
【0030】又絞りの前後に少なくとも各1面設け合わ
せて3面以上のアナモルフィック面を設ける場合、水平
方向(z方向)の縮小を行なうためにはいずれか一つの
面が式(14)又は式(15)を満足する必要がある。
【0031】Δ=0であるためには、少なくとも1組の
面m,nについて式(17)を満足する必要がある。 (φzm−φym)(φzn−φyn)<0 (17) ここでφzmはm面のz方向のパワー、φymはm面のy方
向のパワー、φznはn面のz方向のパワー、φynはn面
のy方向のパワーである。
【0032】或は、式(14)および式(15)の代わ
りに夫々次の式(18)および式(19)を満足する必
要がある。 (i=1,2,・・・,I) (j=1,2,・・・,J)
【0033】又Δ=0のために式(17)を満足する代
わりに次に式(20)を満足するようにしてもよい。 ただしhzn,hynはそれぞれz方向、y方向のn面での
近軸光線高である。この式(20)は、z方向とy方向
とで近軸光線に対する屈折角の和がほぼ0になるという
意味であり、Δ=0のために必要な条件である。しかし
実用的には、式(21)の代りに次の式(22)を満足
すれば十分である。
【0034】 ここでφz =1/fZ、φy =1/fyで、fz ,fy は夫々z
方向,y方向の焦点距離、hz0、hy0は夫々z方向およ
びy方向の第1面の近軸入射光線高である。
【0035】この光学系で、絞りの前だけ又は絞りの後
だけにアナモルフィック面をおいた場合、1面では水平
方向の像の縮小と、Δ=0とは両立しないがアナモルフ
ィック面のマージナル光線の高さが、アナモルフィック
面の主光線の高さに比べ小さい場合には近似的にΔ≒0
となるので一応満足できる効果がでる。そのためにはア
ナモルフィック面を絞りから離れた面つまりレンズ系の
最も物体側の面の近傍あるいは最も像側の面の近傍にお
けばよい。そして絞りの前の面のときは式(14)を又
絞りの後の面のときは式(15)のいずれかを満足すれ
ばよい。
【0036】絞りの前だけ又は絞りの後だけにアナモル
フィック面を2面以上設ける場合は、水平方向の縮小と
Δ=0とを両立させることは、次の条件をみたせば可能
である。即ち、水平方向の縮小条件は、絞りの前では少
なくとも一つの面が条件(14)を満たすことであり、
絞りの後では式(15)を満足することである。
【0037】又Δ=0を実現するためには、少なくとも
一組の面k,lについて式(22)を満足する必要があ
る。
【0038】アナモルフィック面の形状としては、水平
方向断面形状又は垂直方向断面形状の少なくともいずれ
かが円形でない方がよい。なぜなら、非球面形状を自由
に選べるようになり、収差補正を良好に行ない得るから
である。 (φzk−φyk)(φzl−φzl)<0 (22) 以上述べた例におけるΔの許容値は、次の(23)に示
す通りである。
【0039】ただしFNoy ,FNoz は夫々y方向,z方
向のFナンバー、PV ,PH はCCDの1画素の垂直方
向,水平方向の長さである。
【0040】CCD1の光軸上の位置としては、水平方
向の近軸結像点と垂直方向の近軸結像点との中央付近、
あるいは像面湾曲を考慮してそれよりもややレンズ寄り
におくのがよい。
【0041】本発明の照明光学系は、以上詳細に述べた
撮像装置の照明系として用いるもので、前述の通りの構
成にしたことを特徴としている。これにより、上記撮像
装置に用いた場合、最適な照明を行なうことが可能にな
る。
【0042】本発明の照明光学系の他の第2の構成とし
て、次のようなものがある。即ち、光源からの光を導く
ライトガイドと、このライトガイドの射出側に配置した
レンズ系を有していて、前記レンズ系をライトガイドの
中心に対し偏芯させて配置することを特徴とするもので
ある。
【0043】この第2の構成の照明光学系においても同
様に前述の撮像装置に適用することにより、好適な照明
が可能になる。
【0044】また、本発明の照明光学系の他の第3の構
成は、前記第2の構成の光学系のようにライトガイドの
中心より偏芯させたレンズ系を更に配置し、二つのライ
トガイド(第1と第2のライトガイド)を、撮像装置の
撮像光学系を挟んで撮像方向の水平方向とほぼ平行にな
るように配置したことを特徴とする。
【0045】
【発明の実施の形態】次に本発明の照明光学系が用いら
れる撮像装置の対物光学系の各実施例を示す。 実施例1 (z方向) fz =1.000 ,FN0z =4.218 ,NA=-0.0105 ,ω=43.874° IH=0.7280 ,βz =-0.08859 ,φz =1.0 物体距離=-10.8696 r1 =∞ d1 =0.3304 n1 =1.88300 ν1 =40.78 r2 =0.6783 d2 =0.6000 r3 =3.5348 d3 =1.3652 n2 =1.72916 ν2 =54.68 r4 =-1.3600 d4 =0.0870 r5 =∞(絞り) d5 =0.3478 n3 =1.52287 ν3 =59.89 r6 =∞ d6 =0.0261 r7 =∞ d7 =0.5391 n4 =1.52000 ν4 =74.00 r8 =∞ d8=0.1391 r9=2.9104 d9=1.2609 n5 =1.69680 ν5 =55.52 r10=-0.9191 d10=0.2609 n6 =1.84666 ν6 =23.78 r11=-3.8252 d11=0.0870 r12=∞ d12=0.3478 n7 =1.52287 ν7 =59.89 r13=∞ d13=0.5739 r14=∞ d14=0.8696 n8 =1.51633 ν8 =64.15 r15=∞ 近軸光線高 k Y 1 0.114130 2 0.115973 3 0.212861 4 0.305687 5 0.301659 6 0.291079 7 0.289870 8 0.273440 9 0.266996 10 0.185074 11 0.173763 12 0.163457 13 0.136384 14 0.068359 15 0.000386 (y方向) fy =1.404 ,FNoy =6.100 ,NA=-0.0105 ,ω=27.596° IH=0.7280 ,βy =-0.12852 ,φy =0.7122 ,Δ=0.003 物体距離=-1 0.8696 r1 =∞(非球面) d1 =0.3304 n1 =1.88300 ν1 =40.78 r2 =0.6783 d2 =0.6000 r3 =3.5348 d3 =1.3652 n2 =1.72916 ν2 =54.68 r4 =-1.3600 d4 =0.0870 r5 =∞(絞り) d5 =0.3478 n3 =1.52287 ν3 =59.89 r6 =∞ d6 =0.0261 r7 =∞ d7 =0.5391 n4 =1.52000 ν4 =74.00 r8 =∞ d8 =0.1391 r9=2.9104 d9=1.2609 n5 =1.69680 ν5 =55.52 r10=-0.9191 d10=0.2609 n6 =1.84666 ν6 =23.78 r11=-3.8252 d11=0.0870 r12=∞ d12=0.3478 n7 =1.52287 ν7 =59.89 r13=∞(非球面) d13=0.5739 r14=∞ d14=0.8696 n8 =1.51633 ν8 =64.15 r15=∞ 非球面係数 (第1面)B=0.14670 ,(第13面)B=0.25000 近軸光線高 k Y 1 0.114503 2 0.111146 3 0.186486 4 0.255252 5 0.250925 6 0.239561 7 0.238263 8 0.220616 9 0.213693 10 0.138704 11 0.127643 12 0.118377 13 0.094040 14 0.046998 15 −0.000008 Ei =0 ,Fi =0 ,Gi =0 ,φy1=0.25907 ,φy14 =-0.2614 φz1=0 ,φz14 =0 (φzi−φyi)・(φzj−φyj)=(−φ1 )・(−φ14)=-0.06772<0 Σ(φznzn−φynyn)=0.00508 ,1/3(φzzo+φyhyo)=0.0653 φy1y1=0.02966 ,φz1 hz1 =0, φy14 hy14 =-0.02458, φz14 hz14 =0, hyo =hzo =0.114503, φyhyo =0.08155, φzhzo =0.1145
【0046】 実施例2 (z方向) fz =1.000 ,FN0z =5.906 ,NA=-0.0075 ,ω=57.282° IH=0.8948 ,βz =-0.08859 物体距離=-10.8696 r1 =∞ d1 =0.3304 n1 =1.88300 ν1 =40.78 r2 =0.6783 d2 =0.6000 r3 =3.5348 d3 =1.3652 n2 =1.72916 ν2 =54.68 r4 =-1.3600 d4 =0.0870 r5 =∞(絞り) d5 =0.3478 n3 =1.52287 ν3 =59.89 r6 =∞ d6 =0.0261 r7 =∞ d7 =0.5391 n4 =1.52000 ν4 =74.00 r8 =∞ d8=0.1391 r9=2.9104 d9=1.2609 n5 =1.69680 ν5 =55.52 r10=-0.9191 d10=0.2609 n6 =1.84666 ν6 =23.78 r11=-3.8252 d11=0.0870 r12=∞ d12=0.3478 n7 =1.52287 ν7 =59.89 r13=∞ d13=0.5739 r14=∞ d14=0.8696 n8 =1.51633 ν8 =64.15 r15=∞ 近軸光線高 k Y 1 0.081522 2 0.082838 3 0.152044 4 0.218348 5 0.215471 6 0.207913 7 0.207050 8 0.195315 9 0.190711 10 0.132196 11 0.124117 12 0.116755 13 0.097417 14 0.048828 15 0.000276 (y方向) fy =1.000 ,FN0y =5.924 ,NA=-0.0075 ,ω=41.248° IH=0.8948 ,βy =-0.08859 ,Δ=0 ,物体距離=-10.8696 r1 =∞(非球面) d1 =0.3304 n1 =1.88300 ν1 =40.78 r2 =0.6783 d2 =0.6000 r3 =3.5348 d3 =1.3652 n2 =1.72916 ν2 =54.68 r4 =-1.3600 d4 =0.0870 r5 =∞(絞り) d5 =0.3478 n3 =1.52287 ν3 =59.89 r6 =∞ d6 =0.0261 r7 =∞ d7 =0.5391 n4 =1.52000 ν4 =74.00 r8 =∞ d8 =0.1391 r9=2.9104 d9=1.2609 n5 =1.69680 ν5 =55.52 r10=-0.9191 d10=0.2609 n6 =1.84666 ν6 =23.78 r11=-3.8252 (非球面)d11=0.0870 r12=∞ d12=0.3478 n7 =1.52287 ν7 =59.89 r13=∞ d13=0.5739 r14=∞ d14=0.8696 n8 =1.51633 ν8 =64.15 r15=∞ 非球面係数 (第1面)E=0.13000 ,(第11面)E=0.18000 近軸光線高 k Y 1 0.081275 2 0.082587 3 0.151583 4 0.217686 5 0.214818 6 0.207284 7 0.206423 8 0.194723 9 0.190134 10 0.131796 11 0.123741 12 0.116401 13 0.097122 14 0.048680 15 0.000275 By1=Bz1=Fj1=Gj1・・・・・=0,E11=0.13, E21=0.065, E31=0, E114=0.18, E214=0.09 , E314=0, By14=Bz14 =Fj14=Gj14・・・・=0 (j=1,2,3,・・・・) ただしr1 ,r2 ,・・・ はレンズ各面の曲率半径、d
1 ,d2 ,・・・ は各レンズの肉厚およびレンズ間隔、n
1 ,n2 ,・・・ は各レンズの屈折率、ν1 ,ν 2 ,・・・
は各レンズのアッベ数である。
【0047】実施例1は、図5,図6に示す構成で、そ
のうち図5はz方向の断面図、図6はy方向の断面図で
ある。この実施例1は、絞りの前後に夫々シリンドリカ
ルレンズを用い長方形の物体範囲を正方形のCCDに写
し込むことが出来るようにしたものである。
【0048】ただしβH はβz と同一のものであり、β
v はβy と同一のものである。
【0049】この実施例の光学系は、βz =-0.08859,
βy =-0.12852で、βzy =0.6893≒9/16≒0.5625で
ある。
【0050】βzy の値と9/16との間に差があるよう
にみえるが、水平方向半画角ωH=-43 °87で、垂直方
向半画角ωV =-27 °596 であって、撮像される物体面
の縦と横の比は下記の通りである。 tan27 °596/tan43 °87=0.5437≒9/16 したがって物体面の寸法で考えると、高品位テレビのア
スペクト比に合っている。
【0051】上記のくいちがいは、歪曲収差により生ず
る。
【0052】したがって、実用的にはβzy の値は、
9/16からかなり離れていてもよい。文字等のデーターを
画像と一緒に表示することもあるので、この点を考慮し
てもβzy は、次の範囲内であればよい。 0.25<βzy <0.97 (24) 図7,図8は、実施例2の構成を示す図で、図7はy方
向、図8はz方向の断面図である。
【0053】この実施例2は、垂直、水平方向の近軸倍
率が等しいが、z方向の歪曲収差の発生量を変えて横長
の物体範囲を横方向に縮めて撮像するようにした。
【0054】この実施例では、4次の項に回転非対称成
分を持つ非球面を絞りの前後に一つづつ設けたものであ
る。
【0055】絞りの前の非球面の面番号をp、絞りの後
の非球面の面番号をqとする時、 E1p(np −np-1 )=ψyp (25) E3p(np −np-1 )=ψzp (26) とすると(pをqにおきかえれば式(25),式(2
6)は、q面に対しても同様に定義できる)、y,z方
向それぞれの像面湾曲を小さくするためには、次の式
(27),(28)を満足することが望ましい。 ψyp・ψyq<0 (27) ψzp・ψzq<0 (28) それは4次の項Eap(a=1又は3)は、P面の3次の
非点収差Ap に次のように寄与するからである。 Ap =8hap 2 ・hbp 2 ・ψyp (29)
【0056】同様にq面について、3次の非点収差係数
q は次のようになる。 Aq =8haq 2 ・hbq・ψyp (30)
【0057】上記式(29)中のhap,hbpは夫々p面
での近軸マージナル光線高、近軸主光線高である。同様
に式(30)中のhaq,hbqはq面における近軸マージ
ナル光線高、近軸主光線高である。
【0058】上記の式から、Ap +Aq ≒0にするため
には、ψypとψyqは、異符号でなければならない。
【0059】同様にz方向のψzp,ψzqも異符号でなけ
ればならない。
【0060】この実施例2は、βy =βz 、fy =fz
であって、Δ=0であるが、水平方向の半画角ωH =57
°282 、垂直方向の半画角ωV =41°248 である。
【0061】したがって下記の通りになる。 (tan ωH /tan ωV-1=0.5634≒9/16 即ち、この実施例2は、歪曲収差のコントロールによっ
て、水平方向と垂直方向の画角をコントロールした例で
ある。
【0062】このように実施例2は、Δ=0であるの
で、重要な視野中心の解像が良いことが特徴である。
【0063】以上の説明は、一般に固体撮像素子を用い
てテレビモニターで観察する等のために使用される撮像
装置の対物光学系について述べたが、例えば、内視鏡で
固体撮像素子を用いてテレビモニター等にて観察する電
子内視鏡等においても、前述の本発明をそのまま適用す
ることが出来る。
【0064】図13は、以上述べたような電子内視鏡で
用いられる本発明の照明光学系を示す図である。前述の
撮像装置により撮像される物体は横長なので、照明光学
系も横長の範囲を照明するものでなければならない。図
13は本発明の照明光学系の一つの例を示すもので、ラ
イトガイド21の前方に凹レンズ22を配置し、この凹
レンズをライトガイドに対しz方向偏芯させたものであ
る。これによって照明光をz方向に広げている。この
時、凹レンズ22は図13に示すようにz方向でライト
ガイドに対して内側に偏芯させるとよい。
【0065】図14は本発明で用いる他の照明光学系の
例で、端面の丸いライトガイドの前にアナモルフィック
凹レンズ24を配置している。図15は、図14の断面
図で(A)は水平方向、(B)は垂直方向の図である。
図のように凹レンズのパワーは、垂直方向の断面の方が
水平方向の断面より弱くなっている。この面形状は、同
様に式(5)にて表わされる。この図のようにして丸い
ライトガイドを用いても水平方向に広がった配光が得ら
れる。
【0066】尚、本発明は電子内視鏡に限らずテレビカ
メラ、電子カメラ等の撮像装置にも応用出来る。また電
子回路による形状補正を行なわなくともよく、あるいは
必要に応じて可変にしてもよい。又ハイビジョンテレビ
に限らずNTSC、PAL等のテレビ方式も表示画面形
状が正方形でないので、本発明を応用することが可能で
ある。
【0067】固体撮像素子の形状がテレビモニター表示
部と相似形である場合でも、文字データー等をあわせて
表示するため表示画像の形状を変えたい場合にも、本発
明を応用することが出来る。
【0068】更に縦横比に限らず斜め方向の比率を変え
て撮像し、それを電子回路で変形してテレビモニターに
表示してもよい。その場合斜めの直交する二つの方向の
倍率が前述の本発明におけるβH ,βv に対応する。又
前記の二つの方向がy方向、z方向に対応する。
【0069】尚本発明に用いるCCDは、水平方向の1
画素の長さが垂直方向の1画素の長さより小さいものを
用いるのが望ましい。その理由は、水平方向に広げて画
像を表示するため、水平方向の画素ピッチが密である方
が良いからである。これは、現行のNTSC方式のCC
Dが今後そのようになると思われることから有望であ
る。この場合、アスペクト比は、4/3 であるので、A=
4/3 とすれば本発明の式はそのまま適用出来、次の式
(29),(30)に示すようであればよい。 βzy ≒1/A =0.75 (31) (tan ωH /tan ωv-1≒1/A =0.75 (32)
【0070】
【発明の効果】本発明の照明光学系によれば、ハイビジ
ョン等に画像を有効に表示し得るようにした電子内視鏡
に適した横長の範囲を照明し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明光学系が用いられる撮像装置の構
成を示す図
【図2】本発明の照明光学系が用いられる撮像装置の
の例の構成を示す図
【図3】前記撮像装置で用いる光学系の構成を示す例
【図4】前記光学系で用いる非球面形状の概略図
【図5】前記撮像装置で用いる光学系の実施例1の水平
方向の断面図
【図6】上記実施例1の垂直方向の断面図
【図7】前記撮像装置で用いる光学系の実施例2の断面
【図8】上記実施例2の垂直方向の断面図
【図9】上記実施例1の水平方向の収差曲線図
【図10】上記実施例1の垂直方向の収差曲線図
【図11】上記実施例2の水平方向の収差曲線図
【図12】上記実施例2の垂直方向の収差曲線図
【図13】本発明照明光学系の構成を示す図
【図14】上記照明光学系の他の例を示す図
【図15】図14に示す照明光学系の水平および垂直方
向断面図
【図16】従来の撮像装置の構成の概要を示す図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの光を導くライトガイドと、該
    ライトガイドの射出側に配置されたレンズ系を有し、該
    レンズ系が撮像方向の垂直方向よりも水平方向に配光特
    性を広げるパワーを有することを特徴とする電子内視鏡
    に用いられる照明光学系。
  2. 【請求項2】 光源からの光を導くライトガイドと、該
    ライトガイドの射出側に配置されたレンズ系を有し、該
    レンズ系を前記ライトガイドの中心に対して偏心して配
    置することを特徴とする電子内視鏡に用いられる照明光
    学系。
  3. 【請求項3】 前記ライトガイドと前記レンズ系を第1
    の照明系としたとき、該第1の照明系とは異なるライト
    ガイドとレンズ系からなる第2の照明系を更に備え、前
    記第2の照明系のレンズ系を前記第2の照明系のライト
    ガイドの中心に対して偏心して配置され、前記第1の照
    明系と前記第2の照明系が、撮像光学系を挟んで撮像方
    向の水平方向と略平行になるように配置したことを特徴
    とする請求項2の照明光学系。
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