JP2007136914A - 多層フィルム及びそれよりなる包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 成形加工された多層フィルムに中身を充填し、蓋材によりシールされる包装体に使用される多層フィルムにおいて、耐ピンホール性、カール性に優れた多層フィルム及びそれからなる包装体を提供すること。
【解決手段】 本発明の多層フィルムは、外層、中間層及びシール層を含む少なくとも3層からなる多層フィルムにおいて、外層がポリエステル系樹脂からなり、中間層が非晶性ポリアミド樹脂を含有したポリアミド系樹脂からなり、該ポリアミド系樹脂の引張弾性率が450〜1000MPaである多層フィルム及びそれからなる包装体。
【選択図】図1

Description

本発明は、多層フィルム及びそれよりなる包装体に関する。
食品や医薬品等の包装においては、様々な要求性能を満足するために複合化された多層フィルムが多く用いられている。例えば、多層フィルムを真空成形あるいは圧空成形により内容物に適した形に成形したもの(以下、底材と記載する。)と未成形フィルム(以下、蓋材と記載する。)とからなる包装体の場合、底材側には成形性に優れる未延伸フィルムを多層化したものが使用される。一方、蓋材側には一般に印刷が施されるため、少なくとも1層に印刷適性に優れる延伸フィルムを含む多層フィルムが広く用いられている。これら底材及び蓋材に用いられるフィルムの厚みは、成形加工を行うために底材の方が厚い場合が多く、内容物が重量物等である包装体の中には、JISの分類ではシートの区分に属する厚み範囲のものもある。
これら包装体に用いられるフィルムへの要求性能としては、ガスバリアー性や耐ピンホール性等が挙げられる。前者は、内容物が酸素ガスにより変質することを防ぐために必要であり、塩化ビニリデン樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合体ケン化物(以下、EVOH樹脂と記載する。)及びジアミン単位の90モル%以上がメタキシリレンジアミン単位であるポリアミド樹脂(ポリメタキシレンアジパミド、MXD−6ナイロン)等が好適に用いられる。一方、後者は、流通過程において振動や落下等で製品に与えられる外部応力によってピンホールが発生することを防ぐために必要であり、各種延伸フィルムやポリアミド樹脂を含む多層フィルムが好適に用いられる。(例えば、特許文献1参照。)
これら内容物保護に関する機能以外にも、内容物に対する認識、区別を可能にする透明性、使用時に簡便に開封出来るイージーピール性等、内容物に適した性能が要求される。その要求性能の1つにカール性がある。ここで言うカール性とは、底材と蓋材をシールしたときに包装体のフランジ部に発生するカールがどれだけ少ないかを表すものである。カール性が悪い、すなわち、包装体のフランジ部に発生するカールが大きいと、商品の見栄えが悪くなるだけではなく、製造時のベルトコンベアーでの搬送時に不良が生じたり、包装体に印刷されたラベルを貼り付ける必要がある際に、正常に貼り付けられない等の問題が生じることがあった。
このカールは、底材と蓋材の熱膨張係数や収縮挙動等が異なるために発生するが、各種要求性能を満たすために底材、蓋材には異なる樹脂、あるいは同じ樹脂であっても延伸されたものと未延伸のものが使用されていたり、底材と蓋材のシール時に両者にかかっている張力やフィルム自体の厚みが異なることに起因するものである。
製品の見栄えを悪くしないよう包装体には様々な検討が行われてきている。例えば、特許文献2には非晶性ポリアミド樹脂を用いることでカールが改良することが記載されている。しかしながら、特許文献2で規定しているカールとは、ボイル等の加熱処理時に発生するカールであり、本発明で規定しているカールとは発生原因が異なるものである。
さらには、包装容器リサイクル法の施行に伴い包装資材の減容化が進んでいるが、フィルム厚を薄くすることで、フィルムの腰が低下し、製造時の取り扱いがしにくくなったり、流通過程において包装体に折り目が入り商品の見栄えを悪化させたり、耐ピンホール性が低下したり、あるいは、消費者が商品を手にしたときに安価な感じを与えてしまうといった問題がある。
特許第2073396号公報 特開2000−62119号公報
本発明の目的は、成形加工された多層フィルムに中身を充填し、蓋材によりシールされるノンボイル用途の包装体に使用される多層フィルムにおいて、耐ピンホール性、カール性に優れた多層フィルムを提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(6)に記載の本発明により達成される。即ち本発明は、
(1)外層、中間層及びシール層を含む少なくとも3層からなる多層フィルムにおいて、外層がポリエステル系樹脂からなり、中間層が非晶性ポリアミド樹脂を含有したポリアミド系樹脂からなり、該ポリアミド系樹脂の引張弾性率が450〜1000MPaであることを特徴とする多層フィルム、
(2)前記ポリアミド系樹脂からなる中間層以外に、エチレン酢酸ビニル共重合体ケン化物またはジアミン成分に芳香環を有するポリアミド樹脂からなる中間層を含む(1)に記載の多層フィルム、
(3)前記ポリアミド系樹脂からなる中間層以外に、エチレン酢酸ビニル共重合体ケン化物またはジアミン成分に芳香環を有するポリアミド樹脂からなる中間層を含む(1)又は(2)に記載の多層フィルム、
(4)前記ポリアミド系樹脂からなる中間層以外に、ポリオレフィン系樹脂からなる中間層を含む(1)ないし(3)のいずれかに記載の多層フィルム、
(5)前記シール層がイージーピール機能を有する樹脂である(1)ないし(4)のいずれかに記載の多層フィルム、
(6)(1)ないし(5)のいずれかに記載の多層フィルムを成形し、蓋材とシールしてなる包装体、
である。
本発明によれば、ノンボイル用途の包装体において、底材と蓋材をシールした包装体のフランジ部に発生するカールを抑制できる多層フィルムを提供することが可能となる。また、多層フィルムを薄肉化した場合でも、フィルムの腰の低下を僅かなものにし、耐ピンホール性や商品の高級感を損なわないことが可能となる。
以下、本発明の多層フィルムについて詳細に説明する。
本発明の多層フィルムは、外層、中間層及びシール層を含む少なくとも3層からなる多層フィルムにおいて、外層がポリエステル系樹脂からなり、中間層が非晶性ポリアミド樹脂を含有したポリアミド系樹脂からなり、該ポリアミド系樹脂の引張弾性率が450〜1000MPaであることを特徴とする多層フィルムである。
まず、多層フィルムについて好適な実施形態に基づいて説明する。
例えば、図1に示すように、多層フィルム70は、少なくとも外層1と、中間層2と、シール層3とがこの順で積層されてなる。
以下、各層について説明する。
(外層)
外層1は、包装体の見栄えや手にしたときの質感が優れるといった機能を有している。また、底材と蓋材をシールした際にフランジ部に発生するカールを抑制する機能も有している。外層1に好適に用いられる樹脂はポリエステル系樹脂である。これにより、ポリエステル系樹脂は剛性が高いことに加え、フィルムにした際の透明性や表面光沢度が良いことから、包装体の見栄えや質感を優れたものにすることができる。
前記ポリエステル系樹脂は、酸成分としてテレフタル酸等の2価の酸またはエステル形成能を持つそれらの誘導体を用い、グリコール成分として炭素数2〜10のグリコール、その他の2価のアルコールまたはエステル形成能を有するそれらの誘導体等を用いて得られる飽和ポリエステル樹脂をいう。前記ポリエステル系樹脂として、具体的にはポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリトリメチレンテレフタレート樹脂、ポリヘキサメチレンテレフタレート樹脂等のポリアルキレンテレフタレート樹脂が挙げられる。これらの中でもポリエチレンテレフタレート樹脂が好ましい。これにより、特に包装体の見栄えや質感を向上することができる。
前記ポリエステル系樹脂は、必要に応じて他の成分を共重合したポリエステル系共重合体樹脂でも良い。前記共重合する成分としては、公知の酸成分、アルコール成分、フェノール成分またはエステル形成能を持つこれらの誘導体、ポリアルキレングリコール成分等が挙げられる。
前記共重合可能な酸成分としては、例えば2価以上の炭素数8〜22の芳香族カルボン酸、2価以上の炭素数4〜12の脂肪族カルボン酸、さらには、2価以上の炭素数8〜15の脂環式カルボン酸、及びエステル形成能を有するこれらの誘導体が挙げられる。前記共重合可能な酸成分の具体例としては、例えばテレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、ビス(p−カルボジフェニル)メタンアントラセンジカルボン酸、4−4‘−ジフェニルカルボン酸、1,2−ビス(フェノキシ)エタン−4,4’−ジカルボン酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、ドデカンジオン酸、マレイン酸、トリメシン酸、トリメリット酸、ピロメリット酸、1,3−シクロヘキサンジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸及びエステル形成能を有するこれらの誘導体が挙げられる。これらは、単独あるいは2種以上を併用して用いることができる。
前記共重合可能なアルコール及び/またはフェノール成分としては、例えば2価以上の炭素数2〜15の脂肪族アルコール、2価以上の炭素数6〜20の脂環式アルコール、炭素数6〜40の2価以上の芳香族アルコールまたは、フェノール及びエステル形成能を有するこれらの誘導体が挙げられる。前記共重合可能なアルコール及び/またはフェノール成分の具体例としては、エチレングリコール、プロパンジオール、ブタンジオール、ヘキサンジオール、デカンジオール、ネオペンチルグリコール、シクロヘキサンジメタノール、シクロヘキサンジオール、2,2‘−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2’−ビス(4−ヒドロキシシクロヘキシル)プロパン、ハイドロキノン、グリセリン、ペンタエリスリトール、などの化合物、及びエステル形成能を有するこれらの誘導体、ε−カプロラクトン等の環状エステルが挙げられる。
前記共重合可能なポリアルキレングリコール成分としては、例えばポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコール及び、これらのランダムまたはブロック共重合体、ビスフェノール化合物のアルキレングリコール(ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコール、及びこれらのランダムまたはブロック共重合体等)付加物等の変性ポリオキシアルキレングリコール等が挙げられる。
このようなポリエステル系共重合体樹脂の中でも、酸成分としてテレフタル酸を用い、グリコール成分としてエチレングリコール及びシクロヘキサンジメタノールを用いて得られる飽和ポリエステル樹脂が好ましく、より具体的には、ポリエチレンテレフタレートにおけるエチレングリコール成分の20〜35モル%を1,4−シクロへキサンジメタノールで置換したポリエステル樹脂(以下、PETG樹脂と記載する。)が安価で入手しやすく、外観の良いフィルムを作製することができる。
このような外層1の厚さは、特に限定されないが、10〜50μmが好ましく、特に20〜30μmが好ましい。厚さが前記範囲内であると、比較的安価で、外観がより優れたフィルムを得ることができる。
(中間層)
中間層2は、耐ピンホール性の機能を有している。また、底材と蓋材をシールした際にフランジ部に発生するカールを抑制する機能も有している。該中間層2に用いられる樹脂は非晶性ポリアミド樹脂を含有したポリアミド系樹脂である。該ポリアミド系樹脂の引張弾性率は450〜1000MPaである。ここでいう引張弾性率は、使用環境下でJIS K7127に準じて測定される引張弾性率である。引張弾性率が450MPa未満であると、底材と蓋材をシールした際にフランジ部に発生するカールを抑制する効果が小さい。一方、1000MPaを超えると、輸送時や誤って落下してしまった際にピンホールが発生しやすくなる。
前記非晶性ポリアミド樹脂としては、ポリアミド樹脂をJIS K7121に準じて示差走査熱量計により昇温速度20℃/分で測定した場合に明確な融解ピーク温度を示さないものであれば特に制限はないが、例えばその主骨格がヘキサメチレンジアミンとテレフタル酸及び/又はイソフタル酸が重合したものが挙げられる。具体的には、ヘキサメチレンジアミン−イソフタル酸の重合体、ヘキサメチレンジアミン−テレフタル酸の重合体、ヘキサメチレンジアミン−テレフタル酸−ヘキサメチレンジアミン−イソフタル酸の共重合体等が挙げられる。これらは、単独あるいは2種以上を併用して用いることができる。
前記ポリアミド系樹脂は、非晶性ポリアミド樹脂以外に結晶性ポリアミド樹脂を含むことができる。結晶性ポリアミド樹脂としては、ポリアミド樹脂をJISK7121に準じて示差走査熱量計により昇温速度20℃/分で測定した場合に明確な融解ピーク温度を示すものであれば特に制限はないが、例えばポリカプラミド(ナイロン−6)、ポリ−ω−アミノヘプタン酸(ナイロン−7)、ポリ−ω−アミノノナン酸(ナイロン−9)、ポリウンデカンアミド(ナイロン−11)、ポリラウリルラクタム(ナイロン−12)、ポリエチレンジアミンアジパミド(ナイロン−2、6)、ポリテトラメチレンアジパミド(ナイロン−4、6)、ポリヘキサメチレンアジパミド(ナイロン−6、6)、ポリヘキサメチレンセバカミド(ナイロン−6、10)、ポリヘキサメチレンドデカミド(ナイロン−6、12)、ポリオクタメチレンアジパミド(ナイロン−8、6)、ポリデカメチレンアジパミド(ナイロン−10、8)や、共重合樹脂であるカプロラクタム/ラウリルラクタム共重合体(ナイロン−6/12)、カプロラクタム/ω−アミノノナン酸共重合体(ナイロン−6/9)、カプロラクタム/ヘキサメチレンジアンモニウムアジペート共重合体(ナイロン−6/6、6)、ラウリルラクタム/ヘキサメチレンジアンモニウムアジペート共重合体(ナイロン−12/6、6)、エチレンジアミンアジパミド/ヘキサメチレンジアンモニウムアジペート共重合体(ナイロン−2、6/6、6)、カプロラクタム/ヘキサメチレンジアンモニウムアジペート/ヘキサメチレンジアンモニウムセバケート共重合体(ナイロン−6、6/6、10)、エチレンアンモニウムアジペート/ヘキサメチレンジアンモニウムアジペート/ヘキサメチレンジアンモニウムセバケート共重合体(ナイロン−6/6、6/6、10)等が挙げられる。これらは、単独あるいは2種以上を併用して用いることができる。
前記ポリアミド系樹脂として好適に用いられる樹脂は、結晶性ポリアミド樹脂60〜90重量部に非晶性ポリアミド樹脂40〜10重量部を含有した樹脂である。非晶性ポリアミド樹脂の含有量が10重量部未満であると、多層フィルムの剛性が低く、手で触ったときにフィルムの腰が低く感じられるとともに、底材と蓋材をシールした時に発生するカールを抑制する効果が小さくなってしまう。一方、非晶性ポリアミド樹脂の含有量が40重量部を超えると、引張弾性率が1000MPaを超えてしまうため、輸送時や誤って落下してしまった際にピンホールが発生しやすくなる。
このような中間層2の厚さは、特に限定されないが、10〜40μmが好ましく、特に10〜25μmが好ましい。該中間層2の厚みが10μm未満であると、輸送時や誤って落下してしまった際にピンホールが発生する場合があり、40μmを超えると、深絞り成形性あるいは打ち抜き性が低下する場合がある。これにより、包装体が必要とする耐ピンホール性を損なうことなく、底材と蓋材のシール時のカールを抑制することができる。
本発明の多層フィルムは、ポリアミド系樹脂層からなる中間層2の他に、バリアー性樹脂層を中間層として含有することができる。前記バリアー性樹脂としては、ポリビニルアルコール樹脂、EVOH樹脂、塩化ビニリデン樹脂、及びジアミン成分に芳香環を有するポリアミド樹脂等が挙げられるが、中でもエチレン共重合比率が24〜44モル%のEVOH樹脂が好適に用いられる。EVOH樹脂のエチレン共重合比率が24モル%未満では、容器形状への加工性に劣ったり、加熱水や蒸気の影響より酸素バリアー性の低下を起こしやすくなる。一方、エチレン共重合比率が44モル%を超えると、乾燥状況下における酸素バリアー性が充分でなく、内容物の変質が起こり易くなる。
この他にも、本発明の多層フィルムはフィルムの腰、耐ピンホール性、柔軟性あるいは成形性等を上げる目的でポリアミド系樹脂層からなる中間層2の他に任意の樹脂層を中間層として含有することができる。このような中間層に好適に用いられる樹脂としては、低密度ポリエチレン樹脂(以下、LDPE樹脂と記載する。)、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(以下、LLDPE樹脂と記載する。)、中密度ポリエチレン樹脂(以下、MDPE樹脂と記載する。)、高密度ポリエチレン樹脂(以下、HDPE樹脂と記載する。)、ポリプロピレン樹脂(以下、PP樹脂と記載する。)等のポリオレフィン樹脂及びエチレン共重合体であるエチレン−酢酸ビニル共重合体(以下、EVA樹脂と記載する。)、エチレン−メチルメタアクリレート共重合体(以下、EMMA樹脂と記載する。)、エチレン−エチルアクリレート共重合体(以下、EEA樹脂と記載する。)、エチレン−メチルアクリレート共重合体(以下、EMA樹脂と記載する。)、エチレン−エチルアクリレート−無水マレイン酸共重合体(以下、E−EA−MAH樹脂と記載する。)、エチレン−アクリル酸共重合体(以下、EAA樹脂と記載する。)、エチレン−メタクリル酸共重合体(以下、EMAA樹脂と記載する。)、アイオノマー(以下、ION樹脂と記載する。)等のポリオレフィン系樹脂が好適に使用でき、単体あるいは2種類以上を含んでいても良い。なかでも、LLDPE樹脂、ION樹脂を用いることで、耐ピンホール性をより良好にすることができる。ここで言うLLDPE樹脂とは、メタロセン触媒にて製造されたメタロセン直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(mLLDPE樹脂)も含むものである。また、ION樹脂の分子鎖間を架橋する金属陽イオンとしてはNa+、Zn+等があるがいずれのタイプでも良い。さらには、シール層3に隣接するようにポリオレフィン系樹脂層を設けることで、シール層3にイージーピール機能を付与した際のピール強度をより均一にすることができる。
このように、ポリアミド系樹脂からなる中間層2の他に任意の樹脂層を設けることで、バリヤー性、耐ピンホール性やフィルムの腰等を向上することができる。これは、前記中間層2は、硬いもの、鋭利なものによる接触に対する耐性が優れるのに対し、例えばLLDPE樹脂、ION樹脂等は屈曲に対する耐性が優れるため、両層が補完しあって、振動や落下により与えられる外部応力からピンホール発生をより抑制することができるためである。
(シール層)
シール層3は、耐内容物性と蓋材とのシール適性の機能を有している。使用される樹脂としては、LDPE樹脂、LLDPE樹脂、MDPE樹脂、HDPE樹脂、PP樹脂、EVA樹脂、EMMA樹脂、EEA樹脂、EMA樹脂、E−EA−MAH樹脂、EAA樹脂、EMAA樹脂、ION樹脂等の樹脂が好適に使用でき、単体あるいは2種類以上を含んでいても良い。なかでも、LLDPE樹脂、EVA樹脂が透明性やシール強度等に優れる点で特に好ましい。
シール層3にはイージーピール機能を付与することができる。イージーピール機能の付与は、例えば、EMAA樹脂あるいはEMMA樹脂等のエチレン共重合体10〜90重量部にPP樹脂90〜10重量部を含有することで達成できる。エチレン共重合体が10重量部未満ではイージーピール性の効果が少なくなり、90重量部を越えるとピール強度のばらつきが大きくなってしまう。
(多層フィルム)
図1で例示したような多層フィルム70では、外層1と、中間層2と、シール層3とを、別々に製造してからラミネーター等により接合して得ても良いが、外層1と、中間層2と、シール層3とを例えば空冷式または水冷式共押出インフレーション法、共押出Tダイ法で製膜する方法で得る方法が好ましい。なかでも、共押出Tダイ法で製膜する方法が各層の厚さ制御に優れる点で特に好ましい。また、外層1と、中間層2と、シール層3とをそのまま接合しても良いし、接着層を介して接合しても良い。
本発明の多層フィルムにおける各層については、酸化防止剤、スリップ剤、アンチブロッキング剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、樹脂改質剤、染料及び顔料等着色剤、安定剤等の添加剤、フッ素樹脂、シリコンゴム等の耐衝撃性付与剤、酸化チタン、炭酸カルシウム、タルク等の無機充填剤を含有しても良い。また、各樹脂層の間には必要に応じて接着樹脂層を設けることができる。
以下、本発明を実施例及び比較例に基づいて更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
1.多層フィルムの作製
図2に示すように、外層1を構成するポリエステル系樹脂としてPETG樹脂(品番GN071、イーストマンケミカルジャパン(株)製)と、中間層23及び24を構成する樹脂として接着性樹脂(品番SF740、三井化学(株)製)と、中間層22を構成する樹脂としてEVOH樹脂(品番J102B、(株)クラレ製)と、中間層21を構成する樹脂としてポリアミド系樹脂1〔結晶性ポリアミド樹脂(品番1030B、宇部興産(株)製)60重量部に対し、非晶性ポリアミド樹脂(品番シーラPA 3426、三井・デュポンポリケミカル(株)製)を40重量部含有した樹脂、JIS K7127に準じて測定した引張弾性率800MPa〕と、シール層3を構成する樹脂としてLLDPE樹脂(品番ウルトゼックス2022L、(株)プライムポリマー製)とを6層ダイスで共押出し、多層フィルム71を作製した。得られた多層フィルムの各層の厚さは、外層1が30μm、中間層23及び24が10μm、中間層21が15μm、中間層22が10μm及びシール層3が25μmであった。
2.スライスハム包装体の作製
得られた多層フィルムを底材として、また、2軸延伸ポリプロピレンフィルム4(OPPフィルム、厚さ30μm。)とアルミ蒸着を施した2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム5(VM−PETフィルム、厚さ12μm。)及びLLDPE樹脂(品番ウルトゼックス2022L、(株)プライムポリマー製)をTダイ押出法にて製膜したLLDPEフィルム6(30μm)をドライラミネート法により貼り合せた多層のフィルム80(図3を参照。)を蓋材として使用し、深絞り型全自動真空包装機(型番FV−6300、大森機械工業(株)製)を用いてスライスハム50gをパックして包装体を作製した。ここでの真空成形時の底材の絞り深さは8mmとした。
(実施例2)
中間層21を構成するポリアミド樹脂として、以下のものを用いた以外は実施例1と同様にした。
ポリアミド系樹脂2〔結晶性ポリアミド樹脂(品番1030B、宇部興産(株)製)80重量部に対し、非晶性ポリアミド樹脂(品番シーラPA 3426、三井・デュポンポリケミカル(株)製)を20重量部含有した樹脂、JIS K7127に準じて測定した引張弾性率550MPa〕を用いた。
(実施例3)
中間層21を構成するポリアミド樹脂として、以下のものを用いた以外は実施例1と同様にした。
ポリアミド系樹脂3〔結晶性ポリアミド樹脂(品番1030B、宇部興産(株)製)90重量部に対し、非晶性ポリアミド樹脂(品番シーラPA 3426、三井・デュポンポリケミカル(株)製)を10重量部含有した樹脂、JIS K7127に準じて測定した引張弾性率500MPa〕を用いた。
(実施例4)
多層フィルム71の各層の厚みを以下のものにした以外は実施例1と同様にした。
得られた多層フィルムの各層の厚さは、外層1が10μm、中間層23及び24が10μm、中間層21が15μm、中間層22が10μm及びシール層3が45μmであった。
(実施例5)
中間層22を構成する樹脂として、以下のものを用いた以外は実施例1と同様にした。
ポリメタキシレンアジパミド〔品番6007W、三菱ガス化学(株)製〕(MXD−NY樹脂1と記載する場合もある。)を用いた。
(実施例6)
多層フィルムの構成を以下のものにした以外は実施例1と同様にした。
図4に示すように、外層1を構成するポリエステル系樹脂としてPETG樹脂(品番GN071、イーストマンケミカルジャパン(株)製)と、中間層23及び24を構成する樹脂として接着性樹脂(品番SF740、三井化学(株)製)と、中間層22を構成する樹脂としてEVOH樹脂〔品番J102B、(株)クラレ製〕と、中間層21を構成する樹脂としてポリアミド系樹脂1と、シール層3を構成する樹脂としてLLDPE樹脂〔品番ウルトゼックス2022L、(株)プライムポリマー製〕とを6層ダイスで共押出し、多層フィルム71を作製した。得られた多層フィルムの各層の厚さは、外層1が30μm、中間層23及び24が10μm、中間層21が15μm、中間層22が10μm及びシール層3が25μmであった。
(実施例7)
多層フィルム71の各層の厚みを以下のものにした以外は実施例1と同様にした。
得られた多層フィルムの各層の厚さは、外層1が30μm、中間層23及び24が10μm、中間層21が10μm、中間層22が10μm及びシール層3が30μmであった。
(実施例8)
多層フィルム71の各層の厚みを以下のものにした以外は実施例1と同様にした。
得られた多層フィルムの各層の厚さは、外層1が25μm、中間層23及び24が8μm、中間層21が12μm、中間層22が10μm及びシール層3が17μmであった。
(実施例9)
多層フィルム71の各層の厚みを以下のものにした以外は実施例1と同様にした。
得られた多層フィルムの各層の厚さは、外層1が20μm、中間層23及び24が8μm、中間層21が10μm、中間層22が10μm及びシール層3が14μmであった。
(比較例1)
中間層21を構成するポリアミド樹脂として、以下のものを用いた以外は実施例1と同様にした。
ポリアミド系樹脂4〔結晶性ポリアミド樹脂(品番1030B、宇部興産(株)製)、JIS K7127に準じて測定した引張弾性率400MPa〕を用いた。
(比較例2)
中間層21を構成するポリアミド樹脂として、以下のものを用いた以外は実施例1と同様にした。
ポリアミド系樹脂5〔結晶性ポリアミド樹脂(品番1030B、宇部興産(株)製)50重量部に対し、非晶性ポリアミド樹脂(品番シーラPA 3426、三井・デュポンポリケミカル(株)製)を50重量部含有した樹脂、JIS K7127に準じて測定した引張弾性率1050MPa〕を用いた。
(比較例3)
多層フィルムの構成を以下のものにした以外は実施例1と同様にした。
図5に示すように、外層11を構成する樹脂としてEVOH樹脂(品番JU102、(株)クラレ製)と、中間層21を構成する樹脂としてポリアミド系樹脂1と、中間層24を構成する樹脂として接着性樹脂(品番SF740、三井化学(株)製)と、シール層3を構成する樹脂としてLLDPE樹脂(品番ウルトゼックス2022L、(株)プライムポリマー製)とを4層ダイスで共押出し、多層フィルムを製造した。得られた多層フィルムの各層の厚さは、外層11が10μm、中間層25が15μm、中間層26が10μm、シール層31が65μmであった。
(比較例4)
多層フィルム71の各層の厚みを以下のものにした以外は実施例1と同様にした。
得られた多層フィルムの各層の厚さは、外層1が30μm、中間層23及び24が10μm、中間層21が5μm、中間層22が10μm及びシール層3が35μmであった。
各実施例及び各比較例で得られた多層フィルムを用いた包装体について、以下の評価を行った。評価項目を内容と共に示す。得られた結果を表1及び表2に示す。
・ カール性
スライスハムを包装した直後に、水平に設置された測定台の上で包装体の底材側を上にして置き、包装体の4隅のカール高さを測定した。各符号は、以下の通りである。なお、評価はn=10で行った。
○:4隅のカール高さの平均値が11mm以下であった。
×:4隅のカール高さの平均値が11mmを超えていた。
2.耐ピンホール性
包装体20個をダンボールに入れ、ダンボールの各面を下にして1mの高さからコンクリート上に各5回、計30回ダンボールを落下させたときに包装体に発生したピンホール数を評価した。各符号は、以下の通りである。
○:全ての包装体にピンホールが発生しなかった。
×:1個以上の包装体にピンホールが発生した。
Figure 2007136914
Figure 2007136914
実施例1〜9の多層フィルムを用いて包装体を製造することにより、カール性及び耐ピンホール性の良好な包装体を得ることができる。また、実施例1〜9の多層フィルムは透明性、腰も十分であり、深絞り型全自動真空包装機での成形性にも優れていた。
本発明の多層フィルムは、その多層フィルムを成形した後、中身を充填し、蓋材によりシールされる包装体に使用することで、耐ピンホール性、カール性に優れた包装体を得ることができる。また、包装体に使用するフィルムを薄くすることができるので、廃棄物を削減することができる。
本発明の多層フィルムの一例を示す断面図である。 本発明の実施例1〜5、7〜9、比較例1、2及び4に用いた多層フィルム71の断面図である。 本発明と共に用いられる蓋材の一例を示す断面図である。 本発明の実施例6に用いた多層フィルム72の断面図である。 本発明の比較例3に用いた多層フィルム73の断面図である。
符号の説明
1 外層
2 中間層
21 中間層(ポリアミド系樹脂層)
22 中間層(EVOH樹脂層またはMXD−NY樹脂層)
23 中間層(接着性樹脂層)
24 中間層(接着性樹脂層)
3 シール層
4 OPPフィルム
5 VM−PETフィルム
6 LLDPEフィルム
70 多層フィルム
71 多層フィルム
72 多層フィルム
73 多層フィルム
80 蓋材フィルム

Claims (6)

  1. 外層、中間層及びシール層を含む少なくとも3層からなる多層フィルムにおいて、外層がポリエステル系樹脂からなり、中間層が非晶性ポリアミド樹脂を含有したポリアミド系樹脂からなり、該ポリアミド系樹脂の引張弾性率が450〜1000MPaであることを特徴とする多層フィルム。
  2. 前記ポリアミド系樹脂が、結晶性ポリアミド樹脂60〜90重量部に非晶性ポリアミド樹脂40〜10重量部を含有したものである請求項1に記載の多層フィルム。
  3. 前記ポリアミド系樹脂からなる中間層以外に、エチレン酢酸ビニル共重合体ケン化物またはジアミン成分に芳香環を有するポリアミド樹脂からなる中間層を含む請求項1又は2に記載の多層フィルム。
  4. 前記ポリアミド系樹脂からなる中間層以外に、ポリオレフィン系樹脂からなる中間層を含む請求項1ないし3のいずれかに記載の多層フィルム。
  5. 前記シール層がイージーピール機能を有する樹脂である請求項1ないし4のいずれかに記載の多層フィルム。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の多層フィルムを成形し、蓋材とシールしてなる包装体。
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