JP2007136330A - インク吐出装置及びインク吐出方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】全てのインク吐出対象にインクを吐出する処理時間を短縮することができるインク吐出装置を提供する。
【解決手段】インク吐出装置は、CFパネル2b上に点在する複数個の欠陥画素に対してインクを吐出するために、CFパネル2bに対して相対移動可能に設けられたインク吐出部4を備え、インク吐出部4は、複数個の欠陥画素のうち互いに近接する複数個の欠陥画素3R・3G・3Bに向かって、互いに近接する複数個の欠陥画素3R・3G・3Bに対する同一の走査移動によってインクを吐出する。
【選択図】図5

Description

本発明は、たとえば欠陥画素等のインク吐出対象に対して迅速でしかも正確にインクを吐出することのできるインク吐出装置及びインク吐出方法に関するものである。
近年、インクを吐出する技術は、民生用のプリンタに転用されるのみならず、液晶用のカラーフィルタパネル(Color Filter Panel、以下「CFパネル」とも記載する)生産装置、その他の生産装置にも幅広く転用されるようになってきており、その用途が多様化している。
その一例として、インクを吐出する技術を利用して、基板上にパターンを形成するインクジェットパターニング技術が挙げられる。インクジェットパターニング技術は、インク吐出装置より微量液体(インク)を噴射し、基板上に直接微細なパターンを印字する技術である。このインクジェットパターニング技術は、従来のフォトリソグラフィーによる真空プロセスを用いたパターン生成方法に代わり、脱真空プロセスに使用可能な技術として注目が高まっている。
インクジェットパターニング技術を用いたCFパネルを形成するための装置開発が盛んに進められている。この装置は、赤色(R)、緑色(G)および青色(B)の各色からなるインクを、ガラス基板上に形成されているRGB用画素領域内に着弾させることによって各画素を埋め、CFパネルを形成する。この装置は、特に、近年益々大面積化が進んでいる液晶用のCFパネル製造において用いられている。そして、この装置は、生産用装置として、その処理時間が厳重に管理され、確実に一定以内の短い時間内で処理を成し遂げることが要求される。
また、インクジェットパターニング技術は、画素の全面印刷技術としてのみならず、混色、夾雑物の混入または付着に起因して生じた欠陥画素を修復するための技術としても広く用いられている。インクジェットパターニング技術による欠陥画素の修復方法では、隣接画素間でのインクのリーク等による欠陥画素の場合、インクの混色が発生した欠陥画素のインク層をヤグレーザ等のレーザ装置等を用いて取り除き、その取り除いた部分に再度RGBの指定された色のインクをインクジェットパターニング技術によって吐出して修復する。
特許文献1には、インクジェットパターニング技術によるCF画素の修復装置内において、カメラ等を有する欠陥位置認識部を用いて、インクの混色等によって生じた複数の欠陥画素を順に撮像して、欠陥画素の位置及び形状を認識し、レーザ加工機等を用いた欠陥画素除去部によって不要な欠陥画素のCF膜を除去した後、レーザ加工機により不要なCF膜を除去した欠陥画素の上にインク吐出器を移動させ、インクを吐出着色させることにより画素を修復する方法が開示されている。
特開平7−318724号公報(平成7年(1995)12月8日公開)
近年、液晶用CFパネルの基板の大型化が進み、それ故、修復が必要な欠陥画素は基板面積に応じて数多く点在することになる。しかも大基板内で広く分散して点在する欠陥画素や、逆に局所的に集中する欠陥画素等、様々な態様の欠陥画素が発生する。
このような欠陥画素を修復する欠陥画素修復装置ではタクト時間が厳重に管理されるため、処理時間の短縮は必須の課題である。そのため、欠陥画素修復装置のインク吐出部が各欠陥画素への移動に費やす時間を最短化することが要求される。従って、インク吐出部が各欠陥画素の上を移動するに当り、短い時間内で、より多くの欠陥画素を修復できるように、移動距離を短くし、移動回数を削減し、より多くの欠陥箇所を同時に修復できるようにする必要がある。
しかしながら、特許文献1が開示する装置では、レーザ加工機等によって個々に欠陥画素を除去した欠陥部に対して、順次インクを吐出充填させて欠陥部の修復を実行するため、n個の欠陥画素に対してレーザ加工を行い、n回のヘッドの移動を行って個々の欠陥部を修復することとなる。インクの混色に起因して生じた欠陥画素の多くは隣接した画素が修復対象となる場合が多いが、前記の方法では。個々の欠陥画素に対して、其々独立に修復処理を行うこととなる。即ち、個々の欠陥画素を独立して1個1個修復することの繰り返しであった。その結果、多くの欠陥部の修復動作を必要とすることとなって、全てのインク吐出対象にインクを吐出する処理時間を多く必要とするという問題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、全てのインク吐出対象にインクを吐出する処理時間を短縮することができるインク吐出装置及びインク吐出方法を実現することにある。
本発明に係るインク吐出装置は、上記課題を解決するために、媒体上に点在する複数個のインク吐出対象に対してインクを吐出するために、前記媒体に対して相対移動可能に設けられたインク吐出手段を備えたインク吐出装置であって、前記インク吐出手段は、前記複数個のインク吐出対象のうち互いに近接する複数個のインク吐出対象に向かって、前記互いに近接する複数個のインク吐出対象に対する同一の走査移動によって前記インクを吐出することを特徴としている。
この特徴により、互いに近接する複数個のインク吐出対象に対して、インク吐出手段の同一の走査移動によりインクが吐出される。このため、個々のインク吐出対象毎にインクを吐出する従来の構成よりも、インク吐出対象へのインク吐出手段の移動回数を削減できる。この結果、全てのインク吐出対象にインクを吐出する処理時間を短縮することができる。
本発明に係るインク吐出装置では、前記互いに近接する複数個のインク吐出対象は、前記媒体の表面に垂直な方向から見て、前記インク吐出手段の主走査方向に垂直な方向に沿った前記インク吐出手段の幅の範囲内に配置されていることが好ましい。
上記構成によれば、互いに近接する複数個のインク吐出対象にそれぞれ対応する複数種類のノズルをインク吐出手段に設けることにより、互いに近接する複数個のインク吐出対象に対して同一の走査移動によってインクを吐出することができる。
本発明に係るインク吐出装置では、媒体上における各インク吐出対象を特定する情報を格納したインク吐出対象情報格納手段と、前記互いに近接する複数個のインク吐出対象をグループ化した吐出対象グループを生成するインク吐出対象グループ化手段とをさらに備え、前記インク吐出手段は、前記吐出対象グループに対する同一の走査移動によって、前記吐出対象グループに属する各インク吐出対象に前記インクを吐出することが好ましい。
上記構成によれば、前記互いに近接する複数個のインク吐出対象を事前に発見して吐出対象グループにグループ化し、グループ化した吐出対象グループ毎にインクを吐出することができる。
本発明に係るインク吐出装置では、前記吐出対象グループに含まれる各インク吐出対象に対して、ノズルを割当てるノズル割当て手段と、前記割当てられた各ノズルに対して、インク吐出パターンを表す吐出タイミング信号を生成して供給する吐出パターン生成手段とをさらに備え、各ノズルは、前記吐出パターン生成手段により生成された吐出タイミング信号に基づいて前記インクを吐出することが好ましい。
上記構成によれば、簡単な構成により、互いに近接する複数個のインク吐出対象に対して、インク吐出手段の同一の走査移動でインクを吐出することができる。
本発明に係るインク吐出装置では、前記インク吐出対象情報格納手段には、前記媒体上に配置された各インク吐出対象の位置及び方向が格納されており、前記インク吐出対象グループ化手段は、前記インク吐出対象情報格納手段に格納された各インク吐出対象の位置及び方向と、前記インク吐出手段の主走査方向とに基づいて前記インク吐出対象をグループ化することが好ましい。
上記構成によれば、簡単な構成により、互いに近接する複数個のインク吐出対象をグループ化して、グループ毎に同一の走査移動によってインクを吐出することができる。
本発明に係るインク吐出装置では、前記ノズル割当て手段は、前記インク吐出対象グループ化手段によってグループ化された吐出対象グループに属するインク吐出対象の配列に基づいて、前記吐出対象ノズルを割当てることが好ましい。
上記構成によれば、インク吐出対象の配列に基づいて、インク吐出対象のコーナー部にもインクが十分に濡れ広がるように位置する吐出対象ノズルを割当てることができる。
本発明に係るインク吐出装置では、前記吐出パターン生成手段は、前記インク吐出対象グループ化手段によってグループ化された吐出対象グループに属するインク吐出対象の配列及びサイズに基づいて、前記割当てられた各ノズルに対して前記吐出タイミング信号を生成することが好ましい。
上記構成によれば、インク吐出対象の配列及びサイズに基づいて、インク吐出対象のコーナー部にもインクが十分に濡れ広がるように、ノズルへの吐出タイミング信号を生成することができる。
本発明に係るインク吐出装置では、前記吐出パターン生成手段は、各ノズルの吐出周波数に応じて、前記吐出タイミング信号を変化させて各ノズルから吐出される液滴量を補正することが好ましい。
上記構成によれば、ノズルの吐出周波数に応じて、ノズルから吐出する1滴当りの液量が変化することに対して、所定の膜厚を実現するために必要な液滴量を確保するため、各ノズルから吐出される液滴数を補正することができる。
本発明に係るインク吐出装置では、前記媒体は、液晶表示装置用CFパネルであり、前記インク吐出対象は、前記CFパネル上に発生した欠陥画素であることが好ましい。
上記構成によれば、互いに近接する複数個の欠陥画素に対して、インク吐出手段の同一の走査移動によりインクが吐出される。このため、個々の欠陥画素毎にインクを吐出する従来の構成よりも、欠陥画素へのインク吐出手段の移動回数を削減できる。この結果、全ての欠陥画素にインクを吐出する処理時間を短縮することができる。
本発明に係るインク吐出方法は、上記課題を解決するために、媒体上に点在する複数個のインク吐出対象に対してインクを吐出するために、前記媒体に対して相対移動可能に設けられたインク吐出手段を用いたインク吐出方法であって、前記複数個のインク吐出対象のうち互いに近接する複数個のインク吐出対象に向かって、前記互いに近接する複数個のインク吐出対象に対する前記インク吐出手段の同一の走査移動によって前記インクを吐出することを特徴とする。
この特徴により、互いに近接する複数個のインク吐出対象に対して、インク吐出手段の同一の走査移動によりインクが吐出される。このため、個々のインク吐出対象毎にインクを吐出する従来の構成よりも、インク吐出対象へのインク吐出手段の移動回数を削減できる。この結果、全てのインク吐出対象にインクを吐出する処理時間を短縮することができる。
本発明に係るインク吐出装置は、以上のように、前記インク吐出手段は、複数個のインク吐出対象のうち互いに近接する複数個のインク吐出対象に向かって、互いに近接する複数個のインク吐出対象に対する同一の走査移動によってインクを吐出するので、個々のインク吐出対象毎にインクを吐出する従来の構成よりも、インク吐出対象へのインク吐出手段の移動回数を削減できる。この結果、全てのインク吐出対象にインクを吐出する処理時間を短縮することができるという効果を奏する。
本発明に係るインク吐出方法は、以上のように、複数個のインク吐出対象のうち互いに近接する複数個のインク吐出対象に向かって、互いに近接する複数個のインク吐出対象に対するインク吐出手段の同一の走査移動によって前記インクを吐出するので、個々のインク吐出対象毎にインクを吐出する従来の構成よりも、インク吐出対象へのインク吐出手段の移動回数を削減できる。この結果、全てのインク吐出対象にインクを吐出する処理時間を短縮することができる。
本発明の一実施形態について図1ないし図11に基づいて説明すると以下の通りである。本発明の実施の形態では、媒体である基板上に形成したCFパネル上に点在して生じた各欠陥画素をインクジェットによって吐出穴埋めして修復するCF画素の欠陥修復を例として説明する。
図1は、本発明の実施形態を示すものであり、インク吐出装置1の要部構成を示すブロック図である。インク吐出装置1は、欠陥画素情報格納部5を備えている。欠陥画素情報格納部5には、CFパネル上に点在して生じた各欠陥画素を特定する情報が格納されている。インク吐出装置1には、欠陥画素グループ化部6が設けられている。欠陥画素グループ化部6は、欠陥画素情報格納部5に格納された各欠陥画素を特定する情報に基づいて、互いに近接する複数個の欠陥画素をグループ化した欠陥画素グループを生成する。
インク吐出装置1は、ノズル割当て部7を備えている。ノズル割当て部7は、欠陥画素グループに属する各欠陥画素に対して、インク吐出部4に設けられたノズルを割当てる。インク吐出装置1には、吐出パターン生成部8が設けられている。吐出パターン生成部8は、ノズル割当て部7によって割当てられた各ノズルに対して、インク吐出パターンを表す吐出タイミング信号を生成して供給する。インク吐出部4は、CFパネル上に点在する複数個の欠陥画素に対してインクを吐出するために、CFパネルに対して相対移動可能に設けられている。インク吐出部4の各ノズルは、吐出パターン生成部8により生成された吐出タイミング信号に基づいて、欠陥画素グループに属する複数個の欠陥画素に向かって、複数個の欠陥画素に対するインク吐出部4の同一の走査移動によってインクを吐出する。
図2は、インク吐出装置1がインクを吐出する対象である基板13に形成されたCFパネル2a・2b・2cの概略構成を示す図である。基板13には、複数個のCFパネルが形成されており、2個のCFパネル2aと1個のCFパネル2bと1個のCFパネル2cとが形成されている。CFパネル2aの画素は、基板13上でインク吐出部4が主走査する方向である主走査方向S1との関係で、横長の長方形状をしており、CFパネル2bの画素及びCFパネル2cの画素は、主走査方向S1との関係で、縦長の長方形状をしている。CFパネル2a・2bとCFパネル2cとのように、異なる大きさの画素サイズをCFパネルが、同一基板13上に混在している。
図3は、CFパネル2bに発生した欠陥画素を示す図である。修復対象画素となる欠陥画素3R・3G・3Bは、基板13上に面付けされた各CFパネル2a・2b・2c上に広く点在する。一方、図3で示すように、基板13上に付着したダストなどが起因で発生するインク混色により隣接した2個から3個程度の画素に跨って集中して発生する場合も多い。図3中において、一例として、欠陥画素3Rは赤色の画素欠陥を示し、欠陥画素3Gは緑色の画素欠陥を示し、欠陥画素3Bは青色の画素欠陥を示している。
使用するインクとしてはCFパネル2a・2b・2cの各画素色に対応した赤色(R)、緑色(G)および青色(B)の3色のインクとする。インク吐出部4に設けられたヘッドは、各インクが内部で其々混じりあわないように、互いに分離して設けられており、互いに独立に吐出制御できる構成とする。修復箇所である画素部(欠陥画素3R・3G・3B)は、図3に示すように、略矩形領域形状をしており、インクを充填する画素内側はインクの濡れ広がりが良いように親水化が施され、画素の周囲は隣り合う画素にインクが流れ込まないように撥水化処理が施されて隣接画素間を分離している。
インク吐出装置1は、各欠陥画素の大きさとその向き、欠陥画素の指定色、更には基板上での座標情報などの情報に基づいて、欠陥画素を特定する情報を生成し、欠陥画素情報格納部5に格納する。
欠陥画素グループ化部6では、主走査方向S1にインク吐出部4が移動する間に複数の欠陥画素を同時に修復処理できるように、前述のインク混色などで生じた近接した欠陥画素の配列を認識した上で、欠陥画素情報格納部5に格納された各欠陥画素3R・3G・3Bを選択してグループ化を行う。
図4は、欠陥画素3R・3G・3Bをグループ化した欠陥画素グループ9a・9b・9c・9d・9e・9fを説明するための図である。図4で示すように、図3で示した各近接したインク吐出対象3R・3G・3Bを破線円弧で囲ったようにグループ化して欠陥画素グループ9a・9b・9c・9d・9e・9fを生成する。図3・4に示す例では16個の欠陥画素3R・3G・3Bを互いに近接する欠陥画素同士でグループ化し、6個の欠陥画素グループ9a・9b・9c・9d・9e・9fに分けた例である。欠陥画素グループ9a・9b・9c・9d・9e・9fは1つの欠陥画素から最大5つの欠陥画素をグループ化している。即ち、図3・4に示すように、欠陥画素グループ9aは、欠陥画素3Bと、欠陥画素3Bに隣接する欠陥画素3Rと、欠陥画素3Rに隣接する欠陥画素3Gとからなっている。欠陥画素グループ9bは、欠陥画素3Gと、欠陥画素3Gに隣接する欠陥画素3Bと、欠陥画素3Bに隣接する欠陥画素3Rとからなっている。欠陥画素グループ9cは、1個の欠陥画素3Gからなる。
欠陥画素グループ9dは、欠陥画素3Bと、欠陥画素3Bに隣接する欠陥画素3Rと、欠陥画素3Rに隣接する欠陥画素3Gと、欠陥画素3Gの短辺に面して隣接する他の欠陥画素3Gと、欠陥画素3Rの短辺に面して隣接して他の欠陥画素3Gの長辺に面して隣接する他の欠陥画素3Rとからなる。欠陥画素グループ9eは、互いの短辺に面して隣接する2個の欠陥画素3B・3Bからなる。欠陥画素グループ9fは、互いに隣接する2個の欠陥画素3B・3Rからなる。
図5は、互いに隣接する3個の欠陥画素3R・3G・3Bにインクを吐出するインク吐出部4を説明するための図である。インク吐出部4は、ヘッド10R・10G・10Bを有している。ヘッド10R・10B・10Gは、この順番に並んで互いに隣接して設けられている。ヘッド10Rには、その長手方向に沿って6個の選択ノズル11Rが約100μmの間隔を空けて設けられている。ヘッド10Bには6個の選択ノズル11Bが約100μmの間隔を空けて設けられており、ヘッド10Gには6個の選択ノズル11Bが約100μmの間隔を空けて設けられている。
ノズル特定部4では、欠陥画素グループ化部6によってグループ化された欠陥画素グループに属する欠陥画素の配列に対して、欠陥画素情報格納部5に格納された各欠陥画素3R・3B・3Gの大きさや欠陥画素の指定色に基づいて、選択ノズル11R・11B・11Gを割当てる。図5に示す例では、欠陥画素グループ9bに属する欠陥画素3Rに対してヘッド10Rの右側の2個の選択ノズル11Rが割当てられている。欠陥画素グループ9bに属する欠陥画素3Bに対してはヘッド10Bの中央の2個の選択ノズル11Bが割当てられており、欠陥画素3Gに対してはヘッド10Gの左側の2個の選択ノズル11Gが割当てられている。
選択ノズル11R・11B・11Gを割当てる際、吐出可能ノズルであるか不吐出ノズルであるかを判断し、インク吐出対象7が十分に所定液適を満たすことが出来るように考慮して選択ノズルを選択する。
上記吐出可能ノズルとは、インクを吐出することができる状態にあるノズルであり、かつその着弾精度も指定された範囲内で安定しているノズルである。一方、不吐出ノズルとは、ノズル中への異物混入などによって、インクを吐出することができない状態に陥ったノズル、または吐出したインクの着弾精度が指定された範囲を超えるような不安定な吐出状態に陥ったノズルである。
インクジェットを連続的に使用していると、ヘッドやインクの経時変化もあって、不吐出ノズルになる場合が発生する。その場合、一般にはプライム処理やワイピング処理等の不吐回復処理を行い、安定した吐出状態となるようにする場合が多い。一方、生産装置などでは装置に許される生産時間が厳重に管理されるため、時間を要する前記不吐回復処理は、極力少なくすることが必要となる。本実施の形態では、不吐出ノズルを特定する情報が予めノズル割当て部7に登録されており、不吐回復処理を不吐発生時に毎回実施しなくても、ノズル割当て部7により吐出可能なノズルを有効に選択して欠陥部を修復することができる。
図6(a)は互いに隣接する2個の欠陥画素3Bにインクを吐出するインク吐出部4を説明するための図であり、図6(b)は互いに隣接する4個の欠陥画素3R・3G・3B・3Rにインクを吐出するインク吐出部4を説明するための図である。
図6(a)(b)で示すように、グループ化する各欠陥画素は、その配列や大きさによって、主走査方向S1に垂直な方向に沿った全ての選択ノズルによる印字幅でも、すべての欠陥画素に選択ノズルを割り当てることが出来ない場合が生じる。すべての欠陥画素に選択ノズルを割当てることの出来ない場合は、いったんグループ化した欠陥画素を分割し、選択ノズルを割当てられる単位で欠陥画素をグループ化する。
図6(a)の場合は、図の左右2つの欠陥画素3Bを別の欠陥画素グループ9g・9hとすることが必要となり、青色画素欠陥として表現した青色の欠陥画素3Bを別々のグループとする。図6(a)に示す例では、黒丸で示すヘッド10Bの左側の4個の選択ノズル11Bが選択されており、選択された左側の4個の選択ノズル11Bが、欠陥画素グループ9gに属する欠陥画素3Bにインクを吐出する。
一方、図6(b)の場合は、図の左右2個ずつの欠陥画素の組み合わせ、または3個と1個の欠陥画素の組合せで、別の欠陥画素グループとすることが必要である。従って、図6(b)に示すように、左右2個での場合、赤色画素欠陥の赤色の欠陥画素3Rと緑色画素欠陥の緑色の欠陥画素3Gとを一つの欠陥画素グループ9iにし、青色画素欠陥の青色の欠陥画素3Bと赤色画素欠陥の赤色の欠陥画素3Rとをもう一つの欠陥画素グループ9jにするなど、選択ノズル11R・11G・11Bによる印字幅に応じてグループ化を決定する。図6(b)に示す例では、ヘッド10Rの左端の黒丸で示す選択ノズル11Rと、ヘッド10Gの中央の黒丸で示す選択ノズル11Gとが選択されており、選択された選択ノズル11Rは、欠陥画素グループ9iに属する欠陥画素3Rにインクを吐出し、選択された選択ノズル11Gは、欠陥画素グループ9iに属する欠陥画素3Gにインクを吐出する。
以上のように、グループ化するための必要条件としては、選択ノズル11R・11G・11Bを割当てることの出来る範囲に主走査方向S1に垂直な副走査方向に沿って並んだ欠陥画素3R・3B・3Gがグループ化の対象となる。一方、主走査方向S1に並んだ欠陥画素のグループ化について考察すると、主走査方向S1に沿って大きく離れた位置にある欠陥画素をグループ化すると、そのグループ化した全ての欠陥画素を修復するまで主走査方向S1に沿ってインク吐出部4は移動し続けることが必要になる。このようにインク吐出部4の移動距離が、あまりに長くなるグループ化を行うと、インク吐出部4が移動している間は欠陥画素を修復できないこととなる。従って、グループ化した欠陥画素間をインク吐出部4が移動することを考慮すると、欠陥画素の大きさにもよるが、主走査方向S1に沿って10個程度までの画素並びの範囲内に存在する欠陥画素をグループ化の対象とすることが望ましい。
図7は、インク吐出部4の吐出周波数と吐出体積との間の関係を示すグラフである。吐出パターン生成部8は、ノズル割当て部7によって割当てられた、各グループ化された欠陥画素3R・3B・3Gに対応した各選択ノズル11R・11B・11Gに供給する吐出タイミング信号のための吐出パターンを生成する。吐出パターンは、欠陥画素3R・3B・3Gの大きさに応じて異なる所定吐出液滴量に対して、各選択ノズル11R・11B・11Gでの吐出周波数に応じた液滴数補正を与えて、各選択ノズル11R・11B・11Gからの吐出数を算出し、吐出タイミング信号のための吐出パターンを生成する。液滴数補正では、予め設定された吐出周波数によって測定された各選択ノズル11R・11B・11Gでの1滴当りでの吐出液滴量に対して、図7で示す吐出周波数と吐出体積との関係に基づき、補正係数を与えて吐出数を再算出するものである。
具体的には、まず、図9に示すグラフに対応した吐出周波数に対する液滴量の補正係数に関する変換テーブルを用意する。次に、欠陥画素の大きさや、インクの残膜率などに基づいて、指定された欠陥画素に対して、吐出に必要な液滴総量を算出する。そして、欠陥画素に割当てられた選択ノズル数とその選択ノズルの1滴当りの吐出量に基づいて、指定された欠陥画素に対して、各選択ノズルは何滴の吐出が必要であるかを算出する。
その後、対象の欠陥画素の印字長さ(着弾吐出ドット12R・12B・12Gの長さ)と各選択ノズルの吐出数に基づいて、吐出周波数を算出する。そして、算出した吐出周波数に対して、用意した変換テーブルの値を割り当て、算出した吐出周波数における対象欠陥画素の総液滴量を算出し直し、割当てられた各選択ノズルに対して液滴数の補正を行う。次に、再度、吐出周波数の算出と、液滴数の補正とを繰り返し、収束させて吐出周波数に応じた液滴数を算出する。尚、収束については補正後の値が指定された許容値内に入っていたら収束と見なし、繰り返しのループで発散しないように制御する。
インク吐出部4では、グループ化された各欠陥画素3R・3B・3Gの位置とそれに対応したヘッド10R・10B・10G中の選択ノズル11R・11B・11Gの位置を、副走査方向に対して合わせた後、主走査方向S1に沿ってヘッド移動を行い、グループ化した全ての欠陥画素を同一の走査移動によって修復するようにインクを吐出させて欠陥画素の修復を行う。これを全ての欠陥画素グループに対して実行し、最終的に全ての欠陥画素3R・3B・3Gの修復を完了する。図4に示す例では、計16個の欠陥画素3R・3B・3Gに対して、6個の欠陥画素グループ9a・9b・9c・9d・9e・9fへのインク吐出部4の移動により、全ての欠陥画素3R・3B・3Gの修復を実行することになる。
インク吐出部4による欠陥画素3R・3B・3Gへのインクの吐出には、図5に示すように、インク吐出部4の主走査方向S1が欠陥画素3R・3B・3Gの長辺方向に並行であり、欠陥画素3R・3B・3Gの長辺方向方向に沿ってインクを吐出する場合と、図8に示すように、インク吐出部4の主走査方向S1が欠陥画素3R・3B・3Gの短辺方向に並行であり、欠陥画素3R・3B・3Gの短辺方向に沿ってインクを吐出する場合とがある。
各々の場合では、欠陥画素3R・3B・3Gの配列とその指定色に応じて、異なる選択ノズル11R・11B・11Gを選択することが必要となる。選択した選択ノズルによって欠陥画素3R・3B・3Gの内部に所定量のインク滴を着弾させるべく吐出パターンを生成し、ヘッド10R・10G・10Bを設けたインク吐出部4をCFパネル2aに対して相対移動させて欠陥画素3R・3B・3Gの修復を実行する。
図5と図8とでは、インク吐出部4を主走査方向S1に対して傾けた例を示している。これは、インク吐出部4を傾けることにより、隣接した選択ノズル間の間隔(印字幅)が狭くなることを利用して、各欠陥画素3R・3B・3Gに多くの選択ノズル11R・11B・11Gを割当てることを目的としたものである。多くの選択ノズル11R・11B・11Gをそれぞれ欠陥画素3R・3B・3Gに割当てることが出来ると、各選択ノズル11R・11B・11Gからの液滴数を少なくすることができる。主走査方向S1に沿ったインク吐出部4の相対移動速度をより速く設定しても、多くの選択ノズルからの吐出により所定の液量を確保することができる吐出タイミングで吐出パターンを生成することができるからである。
欠陥画素3R・3B・3Gの基板13上での配置の態様は、例えば図2に示すCFパネル2b・2cのように縦長に配置されている場合があり、CFパネル2aのように横長に配置されている場合もある。また、CFパネル2a・2bとCFパネル2cとのように、異なるサイズの画素を形成したCFパネルが同一基板上に混在する場合がある。このような場合についても、各CFパネル2a・2b・2cに含まれる欠陥画素に対して、それぞれ独立に上記構成により対応することによって、基板13上のCFパネル2a・2b・2cの配置向きが様々な場合、及びCFパネルの大きさが様々な場合においても、それぞれの欠陥画素3R・3B・3Gを修復できるものである。
本実施の形態では、同じヘッドを用いて、同じ向きで異なる大きさの欠陥画素(図2のCFパネル2bの欠陥画素とCFパネル2cの欠陥画素)に対応することができる。同じ向きで異なる大きさの欠陥画素(図2のCFパネル2bとCFパネル2c)に対しては割当てるノズルをそれぞれ変えて、CFパネル2cのより大きい欠陥画素には、より多くのノズルが割当てられ、CFパネル2bのより小さい欠陥画素には、より少ないノズルを割当てることによって、同じヘッドを適用する。
異なる向きのCFパネル2aの欠陥画素とCFパネル2bの欠陥画素とについても、基本的には同様であり、同じヘッドの割当てるノズル数を変えて対応する。同じ大きさの画素サイズを有するCFパネル2aの欠陥画素とCFパネル2bの欠陥画素との場合でも、割当てるノズルの数を変え、また主走査方向S1に対して印字する長さが異なる吐出パターンの吐出タイミング信号によりそれぞれインクを吐出する。
図9は、インク吐出装置1の動作を示すフローチャートである。まず、インク吐出装置1の中に、媒体である基板13を搬入する(ステップS1)。次に、基板13上のアライメントマーク位置を認識するアライメント処理を実行後、搬入された基板13に対する基板座標系を構築する(ステップS2)。
その後、インク吐出装置1に設けられた欠陥画素情報格納部5に格納された欠陥画素特定情報に基づいて、互いに近接した位置に配置された欠陥画素3R・3B・3Gを、各欠陥画素3R・3B・3Gの位置及び向きに応じてグループ化する(ステップS3)。
そして、グループ化された各欠陥画素3R・3B・3Gに対して、ヘッド10R・10B・10Gにそれぞれ設けられた選択ノズル11R・11B・11Gを割当てる(ステップS4)。複数の欠陥画素3R・3B・3Gに対して、その配列に基づき、使用するインクを吐出するヘッド10R・10B・10Gの選択ノズル11R・11B・11Gを割当て、隣接画素に跨る局所欠陥に対しては、同時に修復できるように選択ノズル11R・11B・11Gを割当てることができる。この際、インク吐出装置1に搬入された基板13のCFパネル上の欠陥画素へのインク着弾位置精度を考慮して、選択ノズル11R・11B・11Gを選択することが必要となる。
インク吐出装置1上では、必ず位置誤差が生じるものであり、その位置精度を考慮した上で選択ノズル11R・11B・11Gを選択する必要がある。選択した選択ノズル11R・11B・11Gを、欠陥画素3R・3B・3Gの端ぎりぎりになる位置に割当てると、着弾精度によって、実際の修復動作時でのインク滴の着弾位置は欠陥画素3R・3B・3Gからはみ出してしまう危険性が発生する。一方、欠陥画素3R・3B・3Gの端から遠ざかった位置に選択ノズル11R・11B・11Gを割当てると、着弾したインク滴の濡れ広がりの問題となり、特に矩形形状の欠陥画素3R・3B・3Gのコーナー部へインクが十分に濡れ広がらない場合が発生し、この場合、画素の輝点となって、CFパネルによって表示される画像の画質を落とす原因に繋がる。従って、選択ノズル11R・11B・11Gを選択する場合はインク吐出装置1上でのインク着弾精度を考慮し、欠陥画素3R・3B・3Gの内部を十分に着弾インクで埋めることが可能な選択ノズル11R・11B・11Gを選択することが必要である。
更に、選択ノズル11R・11B・11Gから噴射されたインク滴の吐出位置についても、着弾位置精度を考慮して欠陥画素3R・3B・3Gの内側に対しての吐出となるように制御することが上記と同様に必要である。インク滴が欠陥画素3R・3B・3Gの内部からはみ出さず、かつコーナー部に至るまでインクが濡れ広がるようにインク滴の吐出位置を制御することが必要である。
次に、使用する選択ノズル11R・11B・11Gが割当てられたら、画素の大きさと、割当てられた各選択ノズル11R・11B・11Gからの1滴当りの吐出量と、画素の特性を維持するために欠陥画素3R・3B・3Gとなった画素中にインクを着弾させる総液滴量とに基づき、各選択ノズル11R・11B・11Gから吐出する液滴量をその吐出周波数を考慮した上で決定する(ステップS5)。そして、決定した液滴量に応じて、指定された選択ノズル11R・11B・11Gからインクを吐出着弾させて欠陥画素3R・3B・3Gを埋めるための吐出タイミング信号から成る吐出パターンを生成する。(ステップS6)
次に、欠陥画素3R・3B・3Gの修復順を決定する(ステップS7)。修復順は、グループ化した欠陥画素3R・3B・3G単位に、その修復処理時間の最短化を目指して、修復画素順を決定する。修復順は、移動するインク吐出部4の移動量を最短化し、また、インク吐出部4の停止回数が少なくなるように決定する。また、次の欠陥画素標的位置に移動する際に移動速度が低下しないような順番で欠陥画素3R・3B・3Gを選択し、修復する欠陥画素3R・3B・3Gの順番を決定するものとする。
そして、上記により決定した、グループ化した欠陥画素3R・3B・3Gの修復順に従って、各欠陥画素3R・3B・3Gにインクを吐出して順次修復する(ステップS8)。全ての欠陥画素3R・3B・3Gの修復が完了したら、対象基板13の修復処理を完了し、基板13をインク吐出装置1の外に搬出し(ステップS9)、次の基板13をインク吐出装置1に搬入するものとする。
図10は近接する2個の欠陥画素3R・3Bにインクを吐出するインク吐出部4を説明するための図であり、図11は近接する他の2個の欠陥画素3R・3Bにインクを吐出するインク吐出部4を説明するための図である。
前述した実施の形態では、互いに隣り合って配置されている欠陥画素の例を示したが、本発明はこれに限定されない。複数個の欠陥画素3R・3B・3Gは、必ずしも隣り合っている必要は無く、例えば、図10及び図11に示すように、欠陥画素3R・3Bは、前記CFパネルの表面に垂直な方向から見て、インク吐出部4の主走査方向S1に垂直な方向に沿ったインク吐出部4の幅の範囲内に配置されていればよく、互いに隣り合ってはいないが画素欠陥ではない画素を挟んで近接した欠陥画素3R・3Bに対しても、本発明を適用することができる。
また、前述した実施の形態では、CFパネルに生じた欠陥画素の例を説明したが、本発明はこれに限定されない。マトリクス状またはストライプ状に並んだ複数の被吐出部を有するエレクトロルミネッセンス(EL)表示装置の製造に対しても本発明を適用することができる。また、プラズマ表示装置の背面基板の製造に対しても本発明を適用することができ、電子放出素子を備えた画像表示装置の製造、および配線の製造に対しても本発明を適用することができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、CFパネルに生じた欠陥画素の修復に適用することができる。また、本発明は、マトリクス状またはストライプ状に並んだ複数の被吐出部を有するエレクトロルミネッセンス(EL)表示装置の製造に対しても適用することができる。また、プラズマ表示装置の背面基板の製造に対しても本発明を適用することができ、電子放出素子を備えた画像表示装置の製造、および配線の製造に対しても本発明を適用することができる。
本発明の実施形態を示すものであり、インク吐出装置の要部構成を示すブロック図である。 上記インク吐出装置がインクを吐出する対象である基板に形成されたCFパネルの概略構成を示す図である。 上記CFパネルに発生した欠陥画素を示す図である。 上記欠陥画素をグループ化した欠陥画素グループを説明するための図である。 互いに隣接する3個の欠陥画素にインクを吐出するインク吐出装置のインク吐出部を説明するための図である。 (a)は互いに隣接する2個の欠陥画素にインクを吐出するインク吐出部を説明するための図であり、(b)は互いに隣接する4個の欠陥画素にインクを吐出するインク吐出部を説明するための図である。 上記インク吐出部の吐出周波数と吐出体積との間の関係を示すグラフである。 互いに隣接する他の3個の欠陥画素にインクを吐出するインク吐出部を説明するための図である。 本実施形態に係るインク吐出装置の動作を示すフローチャートである。 近接する2個の欠陥画素にインクを吐出するインク吐出装置のインク吐出部を説明するための図である。 近接する他の2個の欠陥画素にインクを吐出するインク吐出装置のインク吐出部を説明するための図である。
符号の説明
1 インク吐出装置
2a、2b、2c CFパネル(媒体)
3R、3G、3B 欠陥画素
4 インク吐出部
5 欠陥画素情報格納部
6 欠陥画素グループ化部
7 ノズル割当て
8 吐出パターン生成部
9a、9b、9c、9d、9e、9f 欠陥画素グループ
9g、9h、9i、9j 欠陥画素グループ
10R、10G、10B ヘッド
11R、11G、11B 選択ノズル(ノズル)

Claims (18)

  1. 媒体上に点在する複数個のインク吐出対象に対してインクを吐出するために、前記媒体に対して相対移動可能に設けられたインク吐出手段を備えたインク吐出装置であって、
    前記インク吐出手段は、前記複数個のインク吐出対象のうち互いに近接する複数個のインク吐出対象に向かって、前記互いに近接する複数個のインク吐出対象に対する同一の走査移動によって前記インクを吐出することを特徴とするインク吐出装置。
  2. 前記互いに近接する複数個のインク吐出対象は、前記媒体の表面に垂直な方向から見て、前記インク吐出手段の主走査方向に垂直な方向に沿った前記インク吐出手段の幅の範囲内に配置されている請求項1記載のインク吐出装置。
  3. 媒体上における各インク吐出対象を特定する情報を格納したインク吐出対象情報格納手段と、
    前記互いに近接する複数個のインク吐出対象をグループ化した吐出対象グループを生成するインク吐出対象グループ化手段とをさらに備え、
    前記インク吐出手段は、前記吐出対象グループに対する同一の走査移動によって、前記吐出対象グループに属する各インク吐出対象に前記インクを吐出する請求項1記載のインク吐出装置。
  4. 前記吐出対象グループに属する各インク吐出対象に対して、前記インク吐出手段に設けられたノズルを割当てるノズル割当て手段と、
    前記割当てられた各ノズルに対して、インク吐出パターンを表す吐出タイミング信号を生成して供給する吐出パターン生成手段とをさらに備え、
    各ノズルは、前記吐出パターン生成手段により生成された吐出タイミング信号に基づいて前記インクを吐出する請求項3記載のインク吐出装置。
  5. 前記インク吐出対象情報格納手段には、前記媒体上に配置された各インク吐出対象の位置及び方向が格納されており、
    前記インク吐出対象グループ化手段は、前記インク吐出対象情報格納手段に格納された各インク吐出対象の位置及び方向と、前記インク吐出手段の主走査方向とに基づいて前記インク吐出対象をグループ化する請求項3記載のインク吐出装置。
  6. 前記ノズル割当て手段は、前記インク吐出対象グループ化手段によってグループ化された吐出対象グループに属するインク吐出対象の配列に基づいて、前記吐出対象ノズルを割当てる請求項3記載のインク吐出装置。
  7. 前記吐出パターン生成手段は、前記インク吐出対象グループ化手段によってグループ化された吐出対象グループに属するインク吐出対象の配列及びサイズに基づいて、前記割当てられた各ノズルに対して前記吐出タイミング信号を生成する請求項4記載のインク吐出装置。
  8. 前記吐出パターン生成手段は、各ノズルの吐出周波数に応じて、前記吐出タイミング信号を変化させて各ノズルから吐出される液滴量を補正する請求項4記載のインク吐出装置。
  9. 前記媒体は、液晶表示装置用CFパネルであり、
    前記インク吐出対象は、前記CFパネル上に発生した欠陥画素である請求項1記載のインク吐出装置。
  10. 媒体上に点在する複数個のインク吐出対象に対してインクを吐出するために、前記媒体に対して相対移動可能に設けられたインク吐出手段を用いたインク吐出方法であって、
    前記複数個のインク吐出対象のうち互いに近接する複数個のインク吐出対象に向かって、前記互いに近接する複数個のインク吐出対象に対する前記インク吐出手段の同一の走査移動によって前記インクを吐出することを特徴とするインク吐出方法。
  11. 前記互いに近接する複数個のインク吐出対象は、前記媒体の表面に垂直な方向から見て、前記インク吐出手段の主走査方向に垂直な方向に沿った前記インク吐出手段の幅の範囲内に配置されている請求項10記載のインク吐出方法。
  12. 媒体上における各インク吐出対象を特定する情報に基づいて、前記互いに近接する複数個のインク吐出対象をグループ化した吐出対象グループを生成し、
    前記吐出対象グループに対する同一の走査移動によって、前記吐出対象グループに属する各インク吐出対象に前記インクを吐出する請求項10記載のインク吐出方法。
  13. 前記吐出対象グループに属する各インク吐出対象に対して、ノズルを割当て、
    前記割当てられた各ノズルに対して、インク吐出パターンを表す吐出タイミング信号を生成して供給し、
    各ノズルは、前記吐出タイミング信号に基づいて前記インクを吐出する請求項12記載のインク吐出方法。
  14. 各インク吐出対象を特定する情報は、前記媒体上に配置された各インク吐出対象の位置及び方向を示す情報を含み、
    各インク吐出対象の位置及び方向を示す情報と、前記インク吐出手段の主走査方向とに基づいて前記インク吐出対象をグループ化する請求項12記載のインク吐出方法。
  15. 前記グループ化された吐出対象グループに属するインク吐出対象の配列に基づいて、前記吐出対象ノズルを割当てる請求項12記載のインク吐出方法。
  16. 前記グループ化された吐出対象グループに属するインク吐出対象の配列及びサイズに基づいて、前記割当てられた各ノズルに対して前記吐出タイミング信号を生成する請求項13記載のインク吐出方法。
  17. 各ノズルの吐出周波数に応じて、前記吐出タイミング信号を変化させて各ノズルから吐出される液滴量を補正する請求項13記載のインク吐出方法。
  18. 前記媒体は、液晶表示装置用CFパネルであり、
    前記インク吐出対象は、前記CFパネル上に発生した欠陥画素である請求項10記載のインク吐出方法。
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