JP2007132130A - 防災用止水板の防水方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】止水面に突縁を設けず、従って、バリアフリーを阻害せず、しかも防水機能に勝れた防災用止水板の防水方法を提供する。
【解決手段】止水面(壁面)11には、突縁を設けず、取っ手を備えた止水板10の裏面に平形スポンジゴムから成る防水シール材12を取付部材13で装着すると共に、その防水シール材12の防水面の略中央部に円形部を突出させた線状の止水シール材、即ち断面が円形の硬質の線状止水ゴム14を取付ける。
【選択図】図1
【解決手段】止水面(壁面)11には、突縁を設けず、取っ手を備えた止水板10の裏面に平形スポンジゴムから成る防水シール材12を取付部材13で装着すると共に、その防水シール材12の防水面の略中央部に円形部を突出させた線状の止水シール材、即ち断面が円形の硬質の線状止水ゴム14を取付ける。
【選択図】図1
Description
本発明は、豪雨時や洪水時に、地下道の入り口等に用いられる防災用止水板の防水方法に関するものである。
従来、防災用止水板の止水方法としては、(a)図4に示すように、防水シール材として平形スポンジゴム1を止水板2の裏面の両側と、下縁に設け、砂袋、クサビ、レバー等で止水面3に強く押付ける方法と、(b)図5に示すように、P形L形水密ゴム4を防水シール材として用いる方法と、(c)図6の(イ)、(ロ)に示すように、両側の止水面3,3’(壁面)と床面に突縁5,5’をそれぞれ設け、止水板2には取付部材6,6’で平形スポンジゴム等から成る防水シール材7,7’を装着し、閉鎖時は突縁5,5’と防水シール材7,7’が噛み合うようにして防水を行う方法等があった。
ところが、前記(a)の止水方法は、使用時に常に、止水面(壁面と床面)に強く均等に押し続けることが困難で、しばしば水密を保てない場合があり、また、重量不足や高水圧での漏水を起こし易いという問題があった。
また、(b)の止水方法は、変形ゴムが止水面に残り、見栄えを悪くするばかりでなく、しばしば作業中ゴムを破損することがあった。
また、(c)の止水方法は、止水面に設けた突縁が美観を損なうと共に、通行を妨げ、バリアフリーを阻害し、しかも、床の止水面に設けた突縁5’が通行により上端が毀損し、次第に防水性が劣化するという問題があった。
特開2002−30872号公報
実開昭60−13893号公報
そこで本発明は、止水面に突縁を設けず、従って、バリアフリーを阻害せず、しかも防水機能に勝れた防災用止水板の防水方法を提供することを課題とするとするものである。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、止水面には、突縁を設けず、止水板の裏面に平形スポンジゴム等から成る防水シール材を取付部材で装着すると共に、その防水シール材の防水面に円形部を突出させた線状の止水シール材を取付けたことを特徴とする防災止水板の防水方法である。
本発明にかかる防水方法は、止水面に突縁を設けないので、バリアフリーを阻害することなく、図6に示した止水板2のように止水面3’、即ち床面に設けた突縁5’に躓いたりすることがなく、また突縁5’の毀損により防水性が劣化することがない。
また、防水性は、止水面と線状の止水シール材とが線接触してシール圧が大となるので、防水性が格段に向上する。
また、本発明にかかる防水方法の場合、水密面は、「側面は立面」、「底面(床面)は平面」となり、面が変わっても容易に水密が可能となり、長スパンの場合にも止水板の立方向の剛性と重量を利用して、十分に止水が簡単に実現できるようになる。
従って、本発明によれば、上記の問題点が解消され、美観、バリアフリー、水密性、掘付加工の軽減が期待されると共に、安価に実施することが出来るという特長がある。
図1及び図3は本発明の実施例を示すもので、図1は両側部の止水状況を示す横断平図面。図2は底部(床面)の止水状況を示す縦断側面図、図3は止水ゴムの配置を示す斜視図である。
図1及び図3において、10は止水板、11は両側部の止水面(壁面)、11’は底部の止水面(床面)、12,12’は止水板10の裏面に取付部材13,13’によって装着された平形スポンジゴムから成る防水シール材で、この防水シール材12,12’の防止面の略中央部には、防水シール材12,12’の長手方向に断面が円形又は半円形の硬質の線状止水ゴム14,14’が接着剤で取付けてある。なお、止水ゴム14,14’は図3に示すように一連の止水ゴムを用いる。図中15は止水面11である壁面に取付けた受枠、16は取っ手である。
以上のように、止水面11,11’には、突縁を設けず、止水板10の裏面に平形スポンジゴムから成る防水シール材12,12’を取付部材13,13’で装着すると共に、その防水シール材12,12’の防水面の略中央部に円形部を突出させた線状の止水シール材、即ち断面が円形又は半円形の硬質の線状止水ゴム14,14’を取付けたので、水圧が止水板10に加わった時、平形スポンジゴムのみを用いた防水方法に比し、線状止水ゴム14,14’の取付部のシール圧が大きいため、防水性が格段に向上し、防水シール材12,12’と線状止水ゴム14,14’による防水効果が相俟って優れた防水効果を得ることが出来る。
また、止水面11には突縁がないので、バリアフリーを阻害することがない。
10 止水板
11 止水面
12,12’ 防水シール材
13,13’ 取付部材
14,14’ 止水ゴム
11 止水面
12,12’ 防水シール材
13,13’ 取付部材
14,14’ 止水ゴム
Claims (1)
- 止水面には突縁を設けず、止水板の裏面に平形スポンジゴム等から成る防水シール材を取付部材で装着すると共に、その防水シール材の防水面に円形部を突出させた線状の止水シール材を取付けたことを特徴とする防災用止水板の防水方法。
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JP2005327695A JP2007132130A (ja) | 2005-11-11 | 2005-11-11 | 防災用止水板の防水方法 |
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JP2005327695A JP2007132130A (ja) | 2005-11-11 | 2005-11-11 | 防災用止水板の防水方法 |
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JP2005327695A Pending JP2007132130A (ja) | 2005-11-11 | 2005-11-11 | 防災用止水板の防水方法 |
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2005
- 2005-11-11 JP JP2005327695A patent/JP2007132130A/ja active Pending
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