JP4213569B2 - ドア枠の取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、浴室やシャワールーム等の内部で水を使用するユニットルームのドア枠の取付構造に関する。
日本では高齢化が進み、住居内のバリアフリー化が叫ばれており、浴室などのユニットルームにおいては、洗い場床面と、浴室出入口との段差をできるだけ少なくするため、床面の周縁部に、床面から立ち上がる立上壁と、この立上壁の上縁から外側に張り出し壁パネルの下端を下方から受けるパネル受部と、パネル受部の端縁から立ち上がり、壁パネルの下端部を係止する水返し部とを有する防水床パンの、前記立上壁、パネル受部および水返し部の一部を切欠いてドア枠嵌合部を形成し、このドア枠嵌合部にドア枠を嵌合することによって、ドア枠の跨ぎ込み高さを略洗い場床面に一致させるようにしたドア枠の取付構造が既に提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2000−186434号公報
ところで、上記の取付構造の場合、ドア枠と防水床パンとの間を止水する止水材として、シリコーンコーキング材等のシーリング材が用いられており、まず、ドア枠をドア枠嵌合部に嵌合したのち、ドア枠と前記ドア枠嵌合部との隙間を塞ぐようにシーリング材が充填されるようになっている。
しかし、止水材として上記のようにシーリング材を用いた場合、シーリング材が経年変化によって劣化し、引っ張り弾性力がなくなり切れやすくなる。特に、ドアの開け閉めによって振動が加わりやすい立上壁の端縁、パネル受部の端縁および水返し部の端縁とドア枠との間の部分が切れやすい。そして、かかる部分のシーリング材が切れると壁パネルを伝ってパネル受部に受けられた水がその切れ目から床下等に漏水したり、床材を濡らし、床材の腐りを招く恐れがある。したがって、シーリング材を頻繁に代える必要があり面倒である。また、ドア枠をドア枠嵌合部に嵌合させたのち、シーリング材の充填作業を行わなければならないため、作業が煩雑である上、作業者によるシーリング材の充填不備によって止水性を十分に確保できない恐れがある。
本発明は、上記事情に鑑みて、ドア枠の取付作業性に優れ、かつ、耐久性に優れた止水状態を容易に得られるドア枠の取付構造を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明にかかるドア枠の取付構造は、防水床パンが、床面の周縁部に、床面から立ち上がる立上壁と、この立上壁の上縁から外側に張り出し壁パネルの下端を下方から受けるパネル受部と、パネル受部の先端から立ち上がる水返し部とを有するとともに、前記立上壁、パネル受部および水返し部が中間部で切り欠かれた形状のドア枠の下端が嵌まり込むドア枠嵌合部をその一部に備え、ドア枠が、このドア枠嵌合部にその下端を嵌合され、ドア枠と前記ドア枠嵌合部との間に止水材が充填されているドア枠の取付構造において、ドア枠嵌合部の端縁の内、少なくとも前記立上壁の端縁、パネル受部の端縁および水返し部の端縁とドア枠との間に配置される止水材は、弾性材料からなるシート状材で形成されていて、ドア枠を嵌合させた時にドア枠の立上壁の端縁、パネル受部の端縁および水返し部の端縁と対向する面に位置するように予めドア枠に固着されており、ドア枠嵌合部の端縁に弾性変形した状態で圧接されるようにドア枠とともに前記ドア枠嵌合部に嵌め込まれることを特徴としている。
本発明において、止水材として用いられる弾性材料としては、止水性を確保できれば特に限定されないが、たとえば、樹脂連続気泡発泡体、樹脂独立気泡発泡体、エラストマーなどのゴム状体が挙げられる。止水材の固着方法は、特に限定されないが、たとえば、接着剤や両面粘着テープを用いる方法が挙げられる。
本発明にかかるドア枠の取付構造は、以上のように、ドア枠嵌合部の端縁の内、少なくとも立上壁の端縁、パネル受部の端縁および水返し部の端縁とドア枠との間に配置される止水材は、弾性材料からなるシート状材で形成されていて、ドア枠を嵌合させた時にドア枠の立上壁の端縁、パネル受部の端縁および水返し部の端縁と対向する面に位置するように予めドア枠に固着されており、ドア枠嵌合部の端縁に弾性変形した状態で圧接されるようにドア枠とともに前記ドア枠嵌合部に嵌め込まれる構成としたので、ドア枠をドア枠嵌合部に嵌合後、シーリング材を充填する従来の取付構造に比べて、作業工数が少なくなる。
しかも、予め止水材がドア枠に取り付けられているので、ドア枠嵌合部にドア枠を嵌合させるだけで、容易に止水状態を確保できる。また、止水材が、従来のシーリング材に比べて経年変化することが少なく、長期間安定して止水状態を保つことができる。
以下に、本発明を、その実施の形態をあらわす図面を参照しつつ詳しく説明する。
図1〜図4は、本発明にかかるドア枠の取付構造の1つの実施の形態をあらわしている。
この取付構造は、図1および図2に示すように、止水材1および止水材2が予め両面粘着テープ(図示せず)を介して取り付けられたドア枠3が、図3に示すような防水床パン4のドア枠嵌合部41に嵌合された状態で取り付けられるようになっている。
詳しく説明すると、防水床パン4は、床面42の周縁部に、床面42から立ち上がる立上壁43と、この立上壁43の上縁から外側に張り出し壁パネル(図示せず)の下端を下方から受けるパネル受部44と、パネル受部44の端縁から立ち上がり、壁パネルの下端部を係止する水返し部45とを有するとともに、立上壁43、パネル受部44および水返し部45が幅方向に切り欠かれた形状のドア枠嵌合部41をその一部に備えている。
ドア枠3は、その下端部がドア枠嵌合部41に嵌まり込む大きさになっている。
一方の止水材1は、図1および図2に示すように、シート状をしたEPDM(エチレン−プロピレンージエン共重合体)ゴム発泡体(たとえば、日東電工社製エプトシーラー)からなり、ドア枠3のドア枠嵌合部41への嵌合時にドア枠嵌合部41の立上壁43の端縁、パネル受部44の端縁、水返し部45の端縁とドア枠3との間で圧縮されるように、ドア枠3の側面31の下端部からドア枠3の下面32の一部に沿うようにドア枠3の両側部(図1および図2では片側しかあらわれていない)で両面粘着テープ(図示せず)を介してそれぞれドア枠3に予め固着されている。
他方の止水材2は、棒状をしたEPDMゴム発泡体(たとえば、日東電工社製エプトシーラー)からなり、図2に示すように、その両端部(図2では片側しかあらわれていない)21を残して両面粘着テープ(図示せず)を介してドア枠3の下枠3aの洗い場側の面に水平に固着され、両端部21がそれぞれドア枠3のドア枠嵌合部41への嵌合時に立上壁43の端縁に対面する位置で両面粘着テープ(図示せず)を介して止水材1の表面に固着されている。
そして、上記のようにして止水材1および止水材2が予め固着されたドア枠3は、下枠3aと防水床パン4の端面45とが密着し、その下面がドアパン5に受けられるように、その下端部をドア枠嵌合部41に嵌合させることによって取り付けられる。
また、この嵌合によって、止水材2が止水材1の一部とともに、立上壁43の端縁とドア枠3の側面との間で圧縮状態となるとともに、止水材1がパネル受部44の端縁および水返し部45の端縁とドア枠3との間で圧縮状態になり、立上壁43の端縁、パネル受部44の端縁および水返し部45の端縁とドア枠3との間が水密状態になる。
以上のように、この取付構造によれば、ドア枠3の下端部をドア枠嵌合部41に嵌合させるだけで止水性を確保できるので、ドア枠3の取付作業性がよい。しかも、止水材1および止水材2がEPDMゴム発泡体で形成されているので、従来のシーリング材に比べて経年変化することが少なく、長期間安定して止水状態を保つことができる。
また、止水材1は、その一部がドア枠3の下面を覆うようにドア枠3に固着されているので、ドア枠嵌合部41への嵌合の際、ドア枠3の下面を覆った部分が圧縮され止水材1が剥がれたりすることがない。
なお、図4中、Sはシーリング材、Fは洗面所等の浴室隣室の床である。
本発明にかかるドア枠の取付構造は、上記の実施の形態に限定されない。たとえば、上記の実施の形態では、止水材2が設けられていたが、止水材1のみでも構わない。
また、上記の実施の形態では、止水材1および止水材2のみで立上壁43の端縁、パネル受部44の端縁および水返し部45の端縁とドア枠3との間の止水を図るようになっているが、止水材1および止水材2を隠蔽するように上からシーリング材を充填するようにしても構わない。このようにすれば、シーリング材が経年変化して切れたりするまで、止水材1および止水材2が水に曝されることがないので、より長期間安定して止水状態を保つことができる。
本発明にかかるドア枠の取付構造を説明する図であって、止水材の固着前の状態をあらわす斜視図である。 本発明にかかるドア枠の取付構造を説明する図であって、止水材の固着後の状態をあらわす斜視図である。 防水床パンのドア枠嵌合部近傍の斜視図である。 本発明にかかるドア枠の取付構造を説明する図であって、ドア枠の取付状態の要部重縦断面図である。
符号の説明
1,2 止水材
3 ドア枠
4 防水床パン
41 ドア枠嵌合部
42 床面
43 立上壁
44 パネル受部
45 水返し部

Claims (1)

  1. 防水床パンが、床面の周縁部に、床面から立ち上がる立上壁と、この立上壁の上縁から外側に張り出し壁パネルの下端を下方から受けるパネル受部と、パネル受部の先端から立ち上がる水返し部とを有するとともに、前記立上壁、パネル受部および水返し部が中間部で切り欠かれた形状のドア枠の下端が嵌まり込むドア枠嵌合部をその一部に備え、ドア枠が、このドア枠嵌合部にその下端を嵌合され、ドア枠と前記ドア枠嵌合部との間に止水材が充填されているドア枠の取付構造において、
    ドア枠嵌合部の端縁の内、少なくとも前記立上壁の端縁、パネル受部の端縁および水返し部の端縁とドア枠との間に配置される止水材は、弾性材料からなるシート状材で形成されていて、ドア枠を嵌合させた時にドア枠の立上壁の端縁、パネル受部の端縁および水返し部の端縁と対向する面に位置するように予めドア枠に固着されており、ドア枠嵌合部の端縁に弾性変形した状態で圧接されるようにドア枠とともに前記ドア枠嵌合部に嵌め込まれることを特徴とするドア枠の取付構造。
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