JP2014218794A - 防水ドア構造及びドアの止水板 - Google Patents

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Abstract

【課題】豪雨時等においては十分な止水性を得られるようにし、晴天時等においてはドアとドア枠との間の通気性を得られるようにする。【解決手段】ドア枠10に開き戸式の扉体30が開閉可能に取り付けられ、下枠の内側に下部戸当りが凸設され、ドア枠10、戸当り20及び扉体30に対して着脱可能な板材51が戸当り20に立て掛けられ、板材51の下端部に沿って下部シール53が設けられ、板材51の側端部に沿って側部シール54,55が設けられ、扉体30が閉じた状態において板材51の下端部と下部シール53とが戸当り20と扉体30との間に挟持され、板材の側端部と側部シール54,55とが戸当り20と扉体30との間に挟持される。【選択図】図1

Description

本発明は、防水ドア構造及びドアの止水板に関し、特に屋内への浸水を防止する技術に関する。
特許文献1には、ドアの止水に関する技術が開示されている。具体的には、ドアの下端面にスリットが形成されており、そのスリットにパッキンが嵌め込まれ、パッキンがドアの下端面から下方へ突出することによって、ドアの下端面とドア枠の下枠との隙間がパッキンによって止水されている。また、そのスリットがドアの幅方向に沿って延在し、そのスリットの左右両端部がドアの側端面で開口し、パッキンがドアの側端面から側方へ突出することによって、ドアの側端面とドア枠の縦枠との隙間がパッキンによって止水されている。
特開2004−257092号公報
ところが、特許文献1に記載のドアを建物の出入口に利用した場合、豪雨時に屋外が冠水したときには、ドアとドア枠との間の隙間に大きな水圧がかかり、パッキンによっても十分に止水出来ない虞がある。
また、晴天時等においてはパッキンが不要であり、ドアを閉めた時に通気性を確保したいこともある。
また、特許文献1に記載の技術はドアの開閉に伴ってドアが昇降するものであるため、ドア及びそのヒンジ等が複雑な構成となってしまい、コストが嵩む。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、豪雨時等においては十分に止水することができ、晴天時等においてはドアとドア枠との間の通気性を確保することができ、低コストでシンプルな構成の防水ドア構造及び止水板を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための請求項1に係る発明は、例えば図1に示すように、上枠12、下枠13及び左右の縦枠14,15を枠組みしてなるドア枠10に開き戸式の扉体30が開閉可能に取り付けられ、前記下枠13の内側に下部戸当り23が凸設され、前記縦枠14,15の内側に縦戸当り24,25が凸設され、前記ドア枠10、前記下部戸当り23、前記縦戸当り24,25及び前記扉体30に対して着脱可能な板材51が前記下部戸当り23及び前記縦戸当り24,25に立て掛けられ、前記板材51の下端部に沿って下部シール53が設けられ、前記板材51の側端部に沿って側部シール54,55が設けられ、前記扉体30が閉じた状態において前記板材51の下端部と前記下部シール53とが前記下部戸当り23と前記扉体30との間に挟持され、前記板材51の側端部と前記側部シール54,55とが前記縦戸当り24,25と前記扉体30との間に挟持されることを特徴とする防水ドア構造である。
請求項1に係る発明によれば、扉体30が閉じた状態において板材51の端部及びシール53,54,55が扉体30と戸当り23,24,25との間に挟持されるので、扉体30とドア枠10との間の隙間を十分に止水することができる。
また、板材51がドア枠10、戸当り23,24,25及び扉体30に対して着脱可能であるから、晴天時等において止水板50をドア枠10及び扉体30から外すことによって、扉体30とドア枠10との間に隙間を確保することができ、その隙間を通じて通気性を得ることができる。
また、板材51を戸当り23,24,25に立て掛けて、シール53,54,55を戸当り23,24,25と扉体30との間に挟むという簡単・シンプルな構成によって止水性を得ることができるので、低コストの防水ドア構造及び止水板50を提供することができる。
請求項2に係る発明は、例えば図2及び図3に示すように、前記下部戸当り23の前記扉体30側の面に下部パッキン63が前記下部戸当り23に沿って設けられ、前記縦戸当り24,25の前記扉体30側の面に縦パッキン65が前記縦戸当り24,25に沿って設けられ、前記下部パッキン63が前記板材51の下端部及び前記下部シール53とともに前記下部戸当り23と前記扉体30との間に挟持され、前記縦パッキン65が前記板材51の側端部及び前記側部シール54,55ととともに前記縦戸当り24,25と前記扉体30との間に挟持されることを特徴とする請求項1に記載の防水ドア構造である。
請求項2に係る発明によれば、板材51及びシール53,54,55とともにパッキン63,65が戸当り23,24,25と扉体30の間に挟持されるから、扉体30とドア枠10との間の隙間の止水性が更に向上する。
請求項3に係る発明は、建物の外壁2に設けられた開口2aに沿って前記ドア枠10が固定され、前記扉体30が前記建物の外側へ開く外開き式であることを特徴とする請求項1又は2に記載の防水ドア構造である。
請求項3に係る発明によれば、扉体30が外開き式であるので、扉体30の外側が冠水すると、扉体30に作用する水圧によってシール53,54,55が圧縮される。それゆえ、扉体30とドア枠10との間の隙間の止水性が更に向上する。
請求項4に係る発明は、前記扉体30が開いた状態において、前記板材51が前記下部戸当り23及び前記縦戸当り24,25よりも前記建物の外側において前記下部戸当り23及び前記縦戸当り24,25に受けられていることを特徴とする請求項3に記載の防水ドア構造である。
請求項4に係る発明によれば、板材51が建物の外側において戸当り23,24,25に受けられているので、扉体30が開いた状態で建物の外側が冠水すると、板材51に直接水圧が作用し、その水圧によって板材51の端部及びシール53,54,55が戸当り23,24,25に押し付けられる。よって、扉体30が開いても、建物の内側に浸水することを防止することができる。また、止水性を確保した上で扉体30を開くことができるから、更に増水した時等の緊急時に屋外へ避難することができる。
請求項5に係る発明は、上枠12、下枠13及び左右の縦枠14,15を枠組みしてなるドア枠10とそのドア枠10に開閉可能に取り付けられた開き戸式の扉体30とに対して着脱可能であり、前記下枠13及び前記縦枠14,15の内側にそれぞれ凸設された下部戸当り23及び縦戸当り24,25に立て掛けられる板材51と、前記板材51の下端部に沿って設けられた下部シール53と、前記板材51の側端部に沿って設けられた側部シール54,55と、を備えることを特徴とするドアの止水板50である。
請求項5に係る発明によれば、水圧によって板材51の端部及びシール53,54,55が戸当り23,24,25に押し付けられることによって、止水性が向上する。また、止水板50をドア枠10及び扉体30から外すことができ、扉体30とドア枠10との間に隙間を確保することができ、その隙間を通じて通気性を得ることができる。また、止水板50がシンプルな構成であり、低コストで止水性を得ることができる。
本発明によれば、豪雨時等は、止水板のシールによって扉体とドア枠との間の隙間を十分に止水することができ、晴天時等は、止水板を扉体及びドア枠から外せ、扉体とドア枠との間に僅かな隙間を通じて通気性を確保することができる。また、シンプルな構成の止水板によって止水性を低コストで得ることができる。
本発明の実施形態に係る防水ドア構造を屋内側から見て示した正面図である。 II−II断面図である。 III−III断面図である。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されている。そのため、本発明の技術的範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、建物の内側から見て示した防水ドア構造1の正面図である。この防水ドア構造1は建物の外や中へ出入りするための出入口である。この防水ドア構造1が建物の一階又は地階の外壁2に設けられており、豪雨時の屋内への浸水がこの防水ドア構造1によって防止される。
この防水ドア構造1は、閉じた状態の扉体30と戸当り20との間に止水板50を挟み込むことによって、扉体30と戸当り20との間の隙間を通じた浸水を止水板50によって防止するものである。より具体的には、この防水ドア構造1は、屋外に冠水した水の圧力を利用して、止水板50を戸当り20に押し当てることによって止水性を向上させたものである。
続いて、防水ドア構造1の構成について具体的に説明する。
この防水ドア構造1は、ドア枠10、戸当り20、扉体30、ヒンジ40及び止水板50等から構成されている。
ドア枠10は外壁2に取り付けられている。より具体的には、外壁2の外側と内側に通じる矩形状の開口2aが外壁2に設けられており、ドア枠10がその開口2aの内側でその開口2aの縁に沿って外壁2に固定されている。
ドア枠10は、上枠12、下枠13及び左右の縦枠14,15を矩形状に枠組みしたものである。つまり、縦枠14,15が互いに間隔をおいて上下に延在し、上枠12及び下枠13が互いに間隔をおいて左右に延在し、上枠12の左右の端が縦枠14,15の上端にそれぞれ連結され、下枠13の左右の端が縦枠14,15の下端にそれぞれ連結されている。
戸当り20は、ドア枠10の内側に凸状に設けられているとともに、正面から見て矩形枠状に設けられている。戸当り20は上部戸当り22、下部戸当り23及び縦戸当り24,25から構成されている。上部戸当り22が、上枠12の内側に凸状に設けられているとともに、上枠12に沿って左右に延在する。下部戸当り23が、下枠13の内側に凸状に設けられているとともに、下枠13に沿って左右に延在する。縦戸当り24,25は、それぞれ縦枠14,15の内側に凸状に設けられているとともに、それぞれ縦枠14,15に沿って上下に延在する。
扉体30は開き戸式の扉である。この扉体30は、ヒンジ40によって縦枠14に取り付けられて、このヒンジ40によって開閉可能に設けられている。具体的には、扉体30が縦戸当り24よりも屋外において縦枠14にヒンジ結合されており、扉体30が閉じた状態では、扉体30が戸当り20よりも屋外に配置されて、その扉体30が戸当り20に当たる。つまり、この扉体30は、屋外へ開く外開き式の扉である。
図2は、図1に示すII−IIに沿った面を矢印方向に向かって見て示した縦断面図である。図2に示すように、下部戸当り23の屋外側の面には、エラストマーからなる下部パッキン63が固着され、その下部パッキン63は下部戸当り23に沿って設けられている。同様にして、上部戸当り22の屋外側の面にも上部パッキンが固着されている。
図3は、図1に示すIII−IIIに沿った面を矢印方向に向かって見て示した横断面図である。図3に示すように、縦戸当り25の屋外側の面には、エラストマー(ゴム弾性材)からなる縦パッキン65が固着され、その縦パッキン65は縦戸当り25に沿って設けられている。同様にして、縦戸当り24の屋外側の面にも縦パッキンが固着されている。
図1に示すように、止水板50は、扉体30の屋内側の面の下部に対向して、その面に面接触される。この止水板50は、アタッチメントであって、扉体30に対して着脱・接離可能である。
止水板50は、矩形状に設けられた板材51の縁部にシール52を設けたものである。板材51は透明、半透明又は不透明な金属板、樹脂板、木板、ガラス板又はセラミック板である。図1では、板材51が樹脂(例えば、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ABS樹脂、PVC樹脂、PBT樹脂若しくはポリアミド樹脂又はこれらの中の2以上のアロイ)からなる。
なお、板材51を薄くすることによって、板材51が柔軟性・可撓性を有する薄板(シート)であってもよい。その場合には、板材51が樹脂からなることが好ましい。板材51を折ったり、丸めたりすることができるので、晴天時等において止水板50を使用しない場合には、止水板50をコンパクトにして収納することができる。
シール52はエラストマーからなる。シール52は正面から見てU字型(横コ字型)に形作られており、シール52のうち板材51の左右両側の端部に沿って設けられた部位54,55をそれぞれ側部シール54,55といい、シール52のうち板材51の下端部に沿って設けられた部位53を下部シール53という。
図2に示すように、その下部シール53に溝が形成されて、下部シール53が横断面U字型に設けられ、板材51の下端部が下部シール53の溝に嵌め込まれている。そのため、板材51の下端面が下部シール53のウエブ部53aによって被覆され、板材51の前面及び後面の下縁部が下部シール53のフランジ部53b,53cによってそれぞれ被覆されている。側部シール55も同様にして板材51の右側の端部に設けられ(図3参照)、側部シール54も同様にして板材51の左側の端部に設けられている。ここで、側部シール55のウエブ55aが板材51の右の側端面に覆い被さり、フランジ部55b,55cが板材51の前面及び後面の右縁部に覆い被さっている。
続いて、止水板50の設置について説明する。
扉体30を屋外へ開けて、止水板50の板材51を戸当り20の屋外側で下部戸当り23及び縦戸当り24,25に立て掛けて、下部シール53を下部パッキン63に当接させ、側部シール55を縦パッキン65に当接させ、縦戸当り24に設けられた縦パッキンに側部シール54を当接させる。必要に応じて、板材51を左に寄せることによって側部シール54を縦枠14に当接させるか、板材51を右に寄せることによって側部シール55を縦枠15に当接させるか、板材51の横幅が縦枠14,15の間隔に等しい場合には側部シール54,55の両方を縦枠14,15にそれぞれ当接させる。
次に、扉体30を閉じると、板材51の下端部、下部シール53及び下部パッキン63が扉体30と下部戸当り23との間に挟持される(図2参照)。また、板材51の左側の端部、側部シール54及び縦パッキンが扉体30と縦戸当り24との間に挟持され、板材51の右側の端部、側部シール55及び縦パッキン65が扉体30と縦戸当り25との間に挟持される(図3参照)。なお、扉体30が閉じた状態では、扉体30に設けられたラッチが縦枠15に設けられたストライクに引っ掛かってもよいし、ラッチがストライクから外れていてもよい。
下部シール53、側部シール54,55、下部パッキン63、縦パッキン65及び左の縦パッキンが圧縮されるので、これらによって扉体30と戸当り20との間の隙間が閉塞される。そのため、止水性が向上する。また、扉体30の外が冠水すると、水圧によって扉体30が閉じる方向へ押され、下部シール53、側部シール54,55、下部パッキン63、縦パッキン65及び左の縦パッキンによる止水性が更に向上する。
扉体30を開けた状態に保っても、下部シール53、側部シール54,55、下部パッキン63、縦パッキン65及び左の縦パッキンによる止水性を確保することができる。つまり、屋外が冠水すると、水圧が板材51に直接作用し、板材51が戸当り20に押し付けられ、下部シール53、側部シール54,55、下部パッキン63、縦パッキン65及び左の縦パッキンが圧縮される。浸水を防止しつつ扉体30を開けた状態とすることができるので、緊急時に屋内から屋外へ避難することができる。
なお、止水板50の撤去は、扉体30を開くことによって行うことができる。
本実施の形態によれば、以下のような効果及び利点がある。
(1) 扉体30の外が冠水した場合でも、扉体30とドア枠10との間の隙間を通じた浸水を止水板50によって防止することができる。
(2) 下部戸当り23に下部パッキン63が設けられ、その下部パッキン63が下部シール53及び板材51とともに扉体30と下部戸当り23との間に挟まれるので、止水性が更に向上する。扉体30の左右両側についても同様である。
(3) 扉体30が外開き式の戸であるから、屋外が冠水した場合に、扉体30に作用する水圧の向きは扉体30を閉じる向きである。そのため、水圧によって止水性が更に向上する。
(4) 止水板50を戸当り20に立て掛けて、シール52を戸当り20と扉体30との間に挟むということによって止水性を得ることができるので、低コストでシンプルな構成の防水ドア構造及び止水板を提供することができる。
(5) 晴天時等においては、止水板50を扉体30及びドア枠10から外すことができ、扉体30とドア枠10との間に僅かな隙間を通じて通気性を確保することができる。
1 防水ドア構造
10 ドア枠
12 上枠
13 下枠
14,15 縦枠
20 戸当り
22 上部戸当り
23 下部戸当り
24,25 縦戸当り
30 扉体
50 止水板
51 板材
52 シール
53 下部シール
54,55 側部シール
63 下部パッキン
65 縦パッキン

Claims (5)

  1. 上枠、下枠及び左右の縦枠を枠組みしてなるドア枠に開き戸式の扉体が開閉可能に取り付けられ、
    前記下枠の内側に下部戸当りが凸設され、
    前記縦枠の内側に縦戸当りが凸設され、
    前記ドア枠、前記下部戸当り、前記縦戸当り及び前記扉体に対して着脱可能な板材が前記下部戸当り及び前記縦戸当りに立て掛けられ、
    前記板材の下端部に沿って下部シールが設けられ、
    前記板材の側端部に沿って側部シールが設けられ、
    前記扉体が閉じた状態において前記板材の下端部と前記下部シールとが前記下部戸当りと前記扉体との間に挟持され、前記板材の側端部と前記側部シールとが前記縦戸当りと前記扉体との間に挟持される
    ことを特徴とする防水ドア構造。
  2. 前記下部戸当りの前記扉体側の面に下部パッキンが前記下部戸当りに沿って設けられ、
    前記縦戸当りの前記扉体側の面に縦パッキンが前記縦戸当りに沿って設けられ、
    前記下部パッキンが前記板材の下端部及び前記下部シールとともに前記下部戸当りと前記扉体との間に挟持され、
    前記縦パッキンが前記板材の側端部及び前記側部シールととともに前記縦戸当りと前記扉体との間に挟持される
    ことを特徴とする請求項1に記載の防水ドア構造。
  3. 建物の外壁に設けられた開口に沿って前記ドア枠が固定され、
    前記扉体が前記建物の外側へ開く外開き式である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の防水ドア構造。
  4. 前記扉体が開いた状態において、前記板材が前記下部戸当り及び前記縦戸当りよりも前記建物の外側において前記下部戸当り及び前記縦戸当りに受けられている
    ことを特徴とする請求項3に記載の防水ドア構造。
  5. 上枠、下枠及び左右の縦枠を枠組みしてなるドア枠とそのドア枠に開閉可能に取り付けられた開き戸式の扉体とに対して着脱可能であり、前記下枠及び前記縦枠の内側にそれぞれ凸設された下部戸当り及び縦戸当りに立て掛けられる板材と、
    前記板材の下端部に沿って設けられた下部シールと、
    前記板材の側端部に沿って設けられた側部シールと、
    を備えることを特徴とするドアの止水板。
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