JP6498011B2 - 開口部の防水装置 - Google Patents

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Description

本発明は、開口部の防水装置に関する。
従来、開閉体によって開閉される構造物の開口部からの浸水を抑制する技術が提案されている。例えば、特許文献1には、開閉体としてのシャッターの表面に屈曲自在な防水シートが設けられていると共に、シャッターと構造物とを一体に覆う防水シートを保持する保持部材を備えた開口部の防水装置が開示されている。
特開2014−37717号公報
前述した特許文献1に示された技術では、開口部からの浸水をさらに抑制できることが求められている。
本発明の目的は、開口部からの浸水をさらに抑制できることができる開口部の防水装置を提供することである。
本発明の開口部の防水装置は、構造物の屋内側と屋外側とを連通し、かつ開閉体によって開閉される開口部に設置されるシートと、前記シートの幅方向の両端に取り付けられたサイド部材と、前記シートが前記開閉体の鉛直方向下端側の所定部と、前記構造物のうち前記所定部に隣接する部分とを一体に覆うことで前記開口部の鉛直方向下端側を閉塞し、かつ前記シートの鉛直方向下端部が床面に沿って屋外側に向けて延在するように、前記シートを前記開閉体よりも屋外側に位置付けて、前記サイド部材を保持する保持部材と、前記サイド部材と前記保持部材とのうちの少なくとも一方に取り付けられ、かつ前記サイド部材と前記保持部材との間を止水する止水ゴムと、前記サイド部材と前記保持部材とを着脱自在とする着脱機構部と、を備え、前記止水ゴムは、前記サイド部材と前記保持部材とのうちの少なくとも一方の前記着脱機構部よりも前記開口部の内側寄りに配置されているとともに、前記止水ゴムは、前記サイド部材に取り付けられ、かつ前記保持部材の前記サイド部材が重ねられる重なり面と、前記重なり面に連なりかつ前記開口部に臨む前記保持部材の内側面と、に接触する位置に配置されていることを特徴とする。
上記開口部の防水装置では、保持部材とシートの幅方向の両端に取り付けられたサイド部材との間にこれらの間を止水する止水ゴムを設けているので、保持部材にサイド部材を着脱自在としても、保持部材とサイド部材との間からの浸水を抑制することができる。したがって、開口部の防水装置は、開口部からの浸水をさらに抑制できることができる、という効果を奏する。また、上記開口部の防水装置では、止水ゴムが着脱機構部よりも開口部寄りに配置されているので、シートの屋外側から水圧が作用して、サイド部材に開口部寄りの端部が開閉体に近付く方向の力が作用しても、当該力により止水ゴムがつぶされることとなる。したがって、開口部の防水装置は、シートの屋外側から水圧が作用しても、止水ゴムがサイド部材と保持部材との間を止水することができ、開口部からの浸水をさらに抑制できることができる、という効果を奏する。また、上記開口部の防水装置では、止水ゴムが保持部材の重なり面と内側面とに接触するので、止水ゴムが保持部材とサイド部材との間を止水することができる。
上記開口部の防水装置において、前記止水ゴムは、前記保持部材が取り付けられる縦方立に接触する位置に配置されているものとすることができる。
上記開口部の防水装置では、止水ゴムが保持部材の重なり面と内側面に加えて縦方立に接触する位置に配置されているので、止水ゴムが保持部材とサイド部材との間を止水することができる。
上記開口部の防水装置において、前記着脱機構部は、前記保持部材から前記サイド部材に向かって凸に設けられているとともに、前記保持部材に連なる細部と、前記細部の前記サイド部材寄りに連なりかつ前記細部よりも太い太部と、を有する着脱突起と、前記サイド部材に設けられているとともに、前記太部を通すことができる大穴部と、前記大穴部の上方に連なりかつ前記太部を通すことが規制されかつ前記細部を通すことができる小穴部と、を有する着脱穴と、を備え、前記着脱突起の前記太部を前記着脱穴の前記大穴部内に通すと、前記サイド部材の上端よりも前記保持部材の上端が上方に配置されているものとすることができる。
上記開口部の防水装置では、着脱機構部の着脱突起の太部を着脱穴の大穴部内に通して、保持部材にサイド部材を取り付けようとする状態、即ち、保持部材にシートの幅方向の両端を取り付けようとすると、保持部材の上端がサイド部材の上端よりも上方に配置される。このため、開口部の防水装置は、着脱機構部の着脱突起の太部を着脱穴の大穴部内に通して、保持部材にサイド部材を重ねて、サイド部材を下方に移動させて着脱突起の細部を大穴部から小穴部に侵入させようとしても、即ちサイド部材を保持部材に固定しようとしても、止水ゴムが保持部材の重なり面上を移動することとなる。したがって、開口部の防水装置は、シートの着脱により止水ゴムが破損してしまう虞を抑制することができる。
本発明に係る開口部の防水装置は、開口部からの浸水をさらに抑制することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る開口部の防水装置を示す斜視図である。 図2は、実施形態に係る開口部の防水装置により防水される開口部などを示す斜視図である。 図3は、実施形態に係る開口部の防水装置のシートに取り付けられたサイド部材の着脱穴の大穴部と着脱突起の太部とを相対させた状態を示す斜視図である。 図4は、実施形態に係る開口部の防水装置のシートに取り付けられたサイド部材の着脱穴の大穴部内に着脱突起の太部を通した状態を示す斜視図である。 図5は、実施形態に係る開口部の防水装置のシートに取り付けられたサイド部材を保持部材に取り付けた状態を示す斜視図である。 図6は、図3中のVI−VI線に沿う断面図である。 図7は、図4中のVII−VII線に沿う断面図である。 図8は、図5中のVIII−VIII線に沿う断面図である。 図9は、実施形態の変形例に係る開口部の防水装置の要部の断面図である。
以下に、本発明の実施形態に係る開口部の防水装置につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1から図8を参照して、実施形態について説明する。実施形態は、構造物の開口部を防水する開口部の防水装置に関する。図1は、実施形態に係る開口部の防水装置を示す斜視図、図2は、実施形態に係る開口部の防水装置により防水される開口部などを示す斜視図、図3は、実施形態に係る開口部の防水装置のシートに取り付けられたサイド部材の着脱穴の大穴部と着脱突起の太部とを相対させた状態を示す斜視図、図4は、実施形態に係る開口部の防水装置のシートに取り付けられたサイド部材の着脱穴の大穴部内に着脱突起の太部を通した状態を示す斜視図、図5は、実施形態に係る開口部の防水装置のシートに取り付けられたサイド部材を保持部材に取り付けた状態を示す斜視図、図6は、図3中のVI−VI線に沿う断面図、図7は、図4中のVII−VII線に沿う断面図、図8は、図5中のVIII−VIII線に沿う断面図である。
建物等の構造物の外部開口部には、開閉体としてのシャッターや開閉扉が付けられることが多い。例えば、洪水時などに浸水しやすい地下駐車場の入口や、浸水すると商品が毀損されやすい店舗の入口等にもシャッターや開閉扉が付けられていることが多い。シャッターは、隙間が多い構造であるため、ゲリラ豪雨や洪水時にはシャッターの隙間を介した浸水によってこれらの施設が被害に遭う可能性がある。また、開閉扉には、扉間及び各扉と開口部との間に隙間があるために、ゲリラ豪雨や洪水時には隙間を介した浸水によって店舗等の施設が被害に遭う可能性がある。
浸水対策として、シャッターや開閉扉の下部を防水板(パネル)に変更する方法も考えられるが、一般的に高額となりやすいため、ユーザーにとって受け入れにくい場合がある。
本実施形態の開口部の防水装置1は、開閉体としてのシャッターや開閉扉の前にシートを設置して、簡易的にかつ安価に止水することを可能とする。シートは、開閉体とその周囲の構造物とを一体に覆うことで、開閉体と構造物との隙間を閉塞し、適切に止水することができる。よって、本実施形態の開口部の防水装置1によれば、水害による建物内部の被害を軽減することができる。
図1に示す開口部の防水装置1は、構造物Sの開口部O(図2等に示す)を閉塞し、屋外側から屋内側への水の浸入を抑制するものである。構造物Sは、例えば、工場、倉庫、車庫、店舗、家屋等の建築構造物であり、開口部Oを有している。開口部Oは、構造物Sのガラスなどの透明又は半透明の材料で構成された壁部3等に形成されており、構造物Sの屋外側と屋内側とを連通している。本実施形態では、開口部Oは、アルミニウム合金で構成されかつ壁部3よりも厚い縦方立3a(壁部に相当)などにより囲まれている。また、本実施形態では、壁部3の下端部には、図1及び図2に示すように、壁部3よりも厚い幅木6が設けられている。
屋内側、屋外側とは説明上分かりやすくするための便宜上の表現であって、屋外側とは、水が浸入する場合の上流側のことであり、屋内側とは、上流側から水が浸入する可能性がある側であり、本発明においては水が浸入してくるのを阻止や抑制したい側のことである。開閉扉や壁等とともに開口部の防水装置1を、例えば単なる道路の防水用仕切りとして使用したり、外部空間における門等の箇所に取り付ける等のように、家屋や部屋等の概念がない箇所に設けても良い。また、開口部Oは、前述の屋外側と屋内側とを連通するものとすることができる。本実施形態の開口部Oは、構造物Sの外殻をなす壁部3に形成されており、壁部3を貫通して構造物Sの屋外と屋内とを連通している。なお、これに限らず、開口部Oは、構造物Sの内部を仕切る壁部に形成されたものであってもよい。また、壁部3は、予め十分な止水性を有するものが好ましいが、例えば、嵌め殺しサッシ、塀などの許容できる範囲内で水漏れするもの、又は、別途止水性を付加(例えば、土嚢の設置や公知の水密処理など)して止水性を発揮するものでもよい。
前述した開口部Oには、当該開口部Oを開閉する開閉体としての開閉扉4が設けられている。開閉扉4は、図2等に示すように、開閉方向、本実施形態では左右水平方向に移動する扉5を一対備えている。
開閉扉4の一対の扉5は、図示しないガイドレールによって案内される。ガイドレールは、開口部Oの上下両端に設けられ、壁部3の表面と平行である。扉5の上下方向の両端部は、それぞれガイドレールの溝部に挿入されている。溝部は、開閉方向即ち左右水平方向に延在しており、扉5を開閉方向、即ち、左右方向に移動自在に案内する。扉5の幅方向の両端には、扉側縦方立5aが設けられ、扉5の下端部には、扉側幅木5bが設けられている。扉側縦方立5aの厚みと扉側幅木5bの厚みはほぼ等しい。なお、本発明でいう床面とは、説明上分かりやすくするための便宜上の表現であって、通常の床面7のみならず、コンクリート面や地面等の開口部Oの下方に位置する面を総称する。
開閉扉4は、一対の扉5が互いに近付いて開口部Oを閉塞し、一対の扉5が互いに離間して開口部Oを開放する。扉5の移動は、手動でなされても、モータ等の駆動装置によって自動でなされてもよい。本実施形態の開閉扉4は、一対の扉5、ガイドレールなどを有する。
図1に戻り、開口部の防水装置(以下、防水装置と呼ぶ)1は、シート10、一対のサイド部材20、一対の保持部材30、止水ゴム40、着脱機構部50、押圧部材60などを備える。シート10は、開口部Oを塞ぐように開口部Oよりも屋外側に設置されるものであり、開口部Oの鉛直方向下端側の領域を閉塞することが可能な幅および長さを有している。シート10の形状は、例えば、矩形である。シート10は、遮水性を有しており、開口部Oの防水シートとして機能することができる。また、シート10は、可撓性を有しており、伸縮可能であってもよい。シート10の素材は、例えば、樹脂、ゴム、表面を樹脂などでコーティングした布とすることができる。シート10は、水圧によって追従して変形可能な素材で構成されることが好ましい。
シート10の幅は、開閉扉4の幅よりも大きい。また、シート10の幅は、開口部Oの幅W(図1及び図2参照)よりも大きいことが好ましい。シート10の鉛直方向の長さは、対応すべき水深に基づいて定められている。すなわち、開閉扉4の下端から鉛直方向上側に向けてどの範囲をシート10によって覆い防水するかに基づいてシート10の全長が定められている。以下の説明では、開閉扉4においてシート10によって覆われるべき部分を「所定部」(図1の符号41参照)と称する。所定部41は、開閉扉4の鉛直方向下端側の部分である。
サイド部材20は、シート10の幅方向の両端にそれぞれに取り付けられている。サイド部材20は、着脱部材21と、シート保持部材22とを備えている。着脱部材21とシート保持部材22は、アルミニウム合金などの軽量な金属で構成されている。着脱部材21とシート保持部材22とは、シート10の幅方向の両端の上端から所定部41の下端に対応する箇所、即ち、シート10の幅方向の両端の後述のシート下部13を除く箇所に配置されている。着脱部材21は、板状に形成され、かつシート10の長さ方向(鉛直方向)に延在している。シート保持部材22は、断面く字状の棒状に形成され、かつシート10の長さ方向(鉛直方向)に延在している。サイド部材20は、着脱部材21とシート保持部材22との間にシート10の幅方向の両端を挟み込んで、着脱部材21とシート保持部材22とが固定されることで、シート10の幅方向の両端に取り付けられている。本実施形態では、サイド部材20は、全長に亘って着脱部材21の幅方向の一端部がシート10の幅方向の両端よりも外側に位置し、シート保持部材22の一方の平板部22aが着脱部材21との間のシート10の幅方向の両端を挟んで、一方の平板部22aと着脱部材21とが固定されている。また、サイド部材20は、シート保持部材22の他方の平板部22bが一方の平板部22aの幅方向の内側の縁から着脱部材21から離間する方向に立設している。
保持部材30は、シート10を開閉扉4よりも屋外側に位置付けて構造物Sに対してサイド部材20を保持する。より詳しくは、保持部材30は、シート10が開閉扉4の所定部41と、構造物Sのうち所定部41に隣接する部分とを一体に覆うことで開口部Oの鉛直方向下端側を閉塞させるようにサイド部材20を保持する。また、保持部材30は、シート10の鉛直方向下端部が床面7に沿って屋外側に向けて延在するように、サイド部材20を保持する。これにより、シート10は、開閉扉4が有する隙間や開閉扉4と構造物Sとの隙間を塞ぎ、屋内側への浸水を抑制することができる。なお、本明細書では、シート10の鉛直方向下端部であって、シート10が保持部材30によって保持された状態で床面7に沿って延在する部分を、以下「シート下部13」と記載する。
図1に示すように、保持部材30は、一対設けられ、縦方立3aに着脱自在である。保持部材30は、板状に形成され、図3に示すように、鉛直方向と平行な状態で縦方立3aの鉛直方向下端部に取り付けられる。保持部材30は、一方の表面31が縦方立3aの屋外側の表面に重ねられて、縦方立3aの鉛直方向下端部に取り付けられる。保持部材30は、アルミニウム合金等で構成され、全長がサイド部材20の全長即ち所定部41の高さよりも長く形成されている。また、保持部材30は、他方の表面32(重なり面に相当)にサイド部材20の着脱部材21が重ねられて、着脱機構部50によりサイド部材20が取り付けられる。保持部材30は、着脱機構部50によりサイド部材20が取り付けられて、シート10の幅方向の両端を保持する。
また、保持部材30にサイド部材20が取り付けられると、サイド部材20の着脱部材21の幅方向の開口部Oの内側寄りの他端部が全長に亘って保持部材30よりも開口部Oの内側に突出する。また、本実施形態では、保持部材30は、縦方立3aに取り付けられると、図6などに示すように、縦方立3aとの間に鉛直方向の全長に亘って止水部材70を設ける。
止水ゴム40は、サイド部材20と保持部材30とのうちの少なくとも一方に取り付けられ、かつサイド部材20と保持部材30との間に介在して、サイド部材20と保持部材30との間を止水するものである。本実施形態では、止水ゴム40は、サイド部材20の着脱部材21の保持部材30に重ねられる面21aの鉛直方向の全長に亘って設けられている。また、止水ゴム40は、板状に形成され、かつサイド部材20の着脱部材21の幅方向の開口部Oの内側寄りの他端部に取り付けられて、着脱機構部50よりも開口部Oの内側寄りに配置されている。
また、止水ゴム40は、サイド部材20の着脱部材21の幅方向の開口部Oの内側寄りの他端部に取り付けられて、保持部材30の幅方向の開口部Oの内側寄りの端部に重なる位置に配置されている。このように、止水ゴム40は、サイド部材20の着脱部材21の幅方向の開口部Oの内側寄りの他端部に取り付けられて、保持部材30のサイド部材20が重ねられる他方の表面32と、他方の表面32に連なりかつ開口部Oの内側に臨む保持部材30の内側面33とに接触する位置に配置されている。
止水ゴム40は、所定の弾性を有する弾性部材(ゴム)であり、例えば、独立気泡型の樹脂(ゴム)材や気泡を有しない柔らかめの樹脂等を用いることができる。本実施形態の止水ゴム40は、硬度が1〜30までの発泡ゴムで構成されている。なお、本発明でいう硬度とは、JIS(日本工業規格)K6253−1〜5で定められた数値をいう。また、本実施形態では、止水ゴム40は、図6に示すように、合成樹脂で構成されかつ薄膜のフィルム42により覆われている。
着脱機構部50は、サイド部材20と保持部材30とを着脱自在とするものであって、保持部材30即ち構造物Sの縦方立3aにシート10を着脱自在とするものである。着脱機構部50は、図3及び図6などに示すように、着脱突起51と、着脱穴52とを備える。本実施形態では、着脱機構部50は、着脱突起51と、着脱穴52とを複数備える。着脱突起51と着脱穴52とは、1対1で対応している。
着脱突起51は、保持部材30からサイド部材20に向かって凸に設けられている。着脱突起51は、保持部材30の他方の表面32の幅方向の中央に設けられている。複数の着脱突起51は、保持部材30の他方の表面32に鉛直方向に間隔をあけて設けられている。着脱突起51は、保持部材30に連なる円柱状の細部51aと、細部51aのサイド部材20寄りに連なりかつ細部51aよりも太い円柱状の太部51bとを一体に有している。細部51aと太部51bとは、同軸に配置されている。
着脱穴52は、サイド部材20の着脱部材21に設けられ、本実施形態では、サイド部材20の着脱部材21を貫通している。着脱穴52は、サイド部材20の着脱部材21の前述した面21aから凹の凹みであってもよい。着脱穴52は、サイド部材20の着脱部材21の幅方向の開口部Oの外側寄りの一端部に設けられている。複数の着脱穴52は、サイド部材20の着脱部材21の面21aに鉛直方向に間隔をあけて設けられている。着脱穴52は、太部51bを通すことができる大穴部52aと、大穴部52aの上方に連なりかつ太部51bを通すことが規制されかつ細部51aを通すことができる小穴部52bとを有している。大穴部52aの平面形状は、丸形に形成されている。大穴部52aの内径は、太部51bの外径よりも大きい。小穴部52bは、大穴部52aの上縁から鉛直方向に沿って上方に延びた長穴形状に形成されている。小穴部52bの幅は、太部51bの外径よりも小さく、細部51aの外径よりも大きい。
着脱機構部50は、大穴部52a内に太部51bを通して、大穴部52a内に細部51aを位置付けた状態で、細部51aを小穴部52b内に移動することで、保持部材30にサイド部材20を取り付ける。また、着脱機構部50は、小穴部52b内の細部51aを大穴部52a内に移動した後、大穴部52a内から太部51bを抜き取ることで、保持部材30からサイド部材20を取り外す。また、着脱穴52は、下端が床面7に接する状態で保持部材30が縦方立3aに取り付けられ、かつ、保持部材30にサイド部材20が取り付けられると、サイド部材20の下端が床面7に略接する位置に配置されている。
押圧部材60は、シート10のシート下部13上に配置されて、シート10を構造物S及び床面7に向けて押圧するものであり、例えばシート10を床面7、構造物Sの壁部3、縦方立3aおよび開閉扉4の各扉5に向けて押圧する。押圧部材60は、図1に示すように、シート下部13上の開口部Oの幅方向に沿って連続的に配置される。押圧部材60は、隙間無く配置されても、隣接する押圧部材60間に所定の隙間を設けて配置されても良い。押圧部材60は、棒状あるいは板状であることが好ましい。本実施形態に係る押圧部材60は、板状のフラットバーである。押圧部材60は、例えば、金属製であり、浮力に抗してシート10のシート下部13を床面7に向けて押圧することができる質量や密度を有している。押圧部材60は、シート下部13が床面7に沿って配置された後でシート下部13上に設置される。これにより、押圧部材60は、開閉扉4の下端部の近傍においてシート10を床面7に密着させておくことができる。押圧部材60は、一本でもよいし、複数に分割されていても結果として開口部Oの幅方向に沿って連続的に配置されていてもよい。なお、使用上における止水目的を達成できれば、連続的でなく、若干途切れている箇所があってもよい。
次に、シート10を開口部Oに設置する方法、即ち、実施形態に係る防水装置1を組み立てる方法を図面を参照して説明する。
シート10を開口部Oに設置する即ち防水装置1を組み立てる場合、まず、縦方立3aに保持部材30を取り付け、開閉扉4の扉5により開口部Oを閉塞させる。そして、図3及び図6に示すように、シート10の幅方向の両端に取り付けられたサイド部材20に設けられた着脱穴52の大穴部52aと保持部材30に設けられた着脱突起51の太部51bとを相対させる。なお、このとき、互いに対応する着脱穴52の大穴部52aと着脱突起51の太部51bとを相対させる。
その後、図4及び図7に示すように、着脱穴52の大穴部52a内に保持部材30の着脱突起51の太部51bを通して、保持部材30にサイド部材20の着脱部材21を重ねる。このとき、着脱突起51の太部51bを着脱穴52の大穴部52a内に通すと、サイド部材20の着脱部材21の上端よりも保持部材30の上端が上方に配置されている。また、着脱突起51の太部51bを着脱穴52の大穴部52a内に通すと、図7に示すように、止水ゴム40がサイド部材20の着脱部材21と保持部材30とに挟まれて弾性変形するとともに、保持部材30の他方の表面32と内側面33に接触する。
そして、サイド部材20を下方に移動させて、細部51aを小穴部52b内に移動させて、図5及び図8に示すように、着脱突起51の太部51bと保持部材30との間にサイド部材20の着脱部材21を挟んで、保持部材30にサイド部材20を固定する。すると、止水ゴム40が保持部材30の全長に亘って、保持部材30とサイド部材20との間を止水し、シート10と縦方立3aとの間を止水する。そして、シート10のサイド部材20が取り付けられていないシート下部13を、サイド部材20の下端に設けられた間隙を通して、幅木6及び床面7上に引き出し、床面7に沿って屋外側に向けて延在させる。
なお、シート10の幅は、開口部Oの幅W(図2参照)よりも大きく、以下に示すような幅に設定している。すなわち、シート10の両端が保持部材30によって保持された状態で、シート10は、若干のたるみを有している。つまり、保持部材30は、シート10がたるみを有した状態でシート10を保持し、シート10が保持部材30よりも開閉扉4側に向けて撓むことを許容する。また、シート10の幅と、開口部Oの幅Wとの寸法差に応じて、シート10を適宜折り畳んで、開口部Oに設置されたシート10が若干のたるみを有してもよい。
また、シート10の鉛直方向の長さは、開閉扉4の所定部41の鉛直方向の長さよりも長く、以下に示すような長さに設定している。すなわち、シート10が保持部材30によって保持された状態で、シート下部13を床面7上に垂らし、床面7に沿わせることが可能な長さである。シート10は、このシート下部13を床面7に沿って屋外側に向けて延在された状態で設置される。言い換えると、シート10は、シート下部13が床面7と対向し、かつシート下部13が先端側へ向かうに従い開閉扉4から離間するように配置される。
そして、押圧部材60をシート下部13上に配置して、開口部Oを塞ぐようにシート10を設置する。こうして、シート10が所定部41と壁部3の所定部41に隣接する部分とを一体に覆いかつシート下部13が床面7に沿って屋外側に向けて延在した状態で、押圧部材60によりシート10を床面7、構造物Sの壁部3、幅木6および開閉扉4の各扉5に向けて押圧する。こうして、シート10が開口部Oに設置される、即ち、防水装置1が組み立てられる。
本実施形態の防水装置1では、洪水やゲリラ豪雨等によって屋外の水嵩が増すと、まずシート下部13が水に接する。水圧によってシート下部13は床面7に向けて押圧されて、シート下部13が床面7に密着する。これにより、シート下部13と床面7との間から水が浸入することが抑制される。また、押圧部材60によってシート下部13が床面7に向けて押圧されていることで、低水位の場合であってもシート下部13と床面7との隙間を介した浸水がより抑制される。また、押圧部材60は、水流等によってシート下部13が浮き上がることを抑制することが可能である。シート10は、水圧によって所定部41と、所定部41に隣接する床面7とを一体に覆うことができる。
また、シート10において、縦方立3aおよび開閉扉4の各扉5を覆う部分は、水圧によって壁部3、縦方立3a、開閉扉4の各扉5に向けて押圧される。これにより、シート10は、開閉扉4の所定部41と、構造物Sのうち所定部41に隣接する部分とを一体に覆うことができる。シート10は、水圧によって押圧されることにより、壁部3、縦方立3a等に密着し、シート10と壁部3、縦方立3aの間に水が浸入することを抑制することができる。さらに、シート10において、縦方立3aおよび開閉扉4の各扉5を覆う部分が、水圧によって壁部3、縦方立3a、開閉扉4の各扉5に向けて押圧されると、保持部材30とサイド部材20の着脱部材21との間で止水ゴム40を潰そうとする。これにより、止水ゴム40が保持部材30とサイド部材20の着脱部材21等により密着し、保持部材30とサイド部材20との間に水が浸入することを抑制することができる。
また、シート10は、水圧によって壁部3、縦方立3aの間の隙間を塞ぐことで、これらの隙間を介した屋内側への浸水を抑制することができる。シート10は、水圧によって開閉扉4の所定部41と、所定部41に隣接する床面7との隙間を塞ぐことで、開口部Oからの屋内側への浸水を抑制することができる。
シート10は、水圧によって壁部3、縦方立3a、開閉扉4の各扉5に対して押圧されるため、水位が増加するに従い壁部3、縦方立3a等に対する密着性が増し、また各隙間を閉塞する閉塞性が増す。よって、シート10は、水位に応じて遮水性能が増し、適切に屋内側への浸水を抑制することができる。
実施形態に係る防水装置1によれば、保持部材30とシート10の幅方向の両端に取り付けられたサイド部材20との間にこれらの間を止水する止水ゴム40を設けているので、保持部材30にサイド部材20を着脱自在としても、保持部材30とサイド部材20との間からの浸水を抑制することができる。したがって、防水装置1は、開口部Oからの浸水をさらに抑制できることができる、という効果を奏する。
また、防水装置1は、止水ゴム40が着脱機構部50よりも開口部Oの内側寄りに配置されているので、シート10の屋外側から水圧が作用すると、着脱部材21の開口部O寄りの他端部が開閉扉4に近付く方向の力が、シート10によりサイド部材20に作用する。すると、シート10の屋外側から作用する水圧により、止水ゴム40がつぶされることとなる。したがって、防水装置1は、シート10の屋外側から水圧が作用しても、止水ゴム40がサイド部材20と保持部材30との間を止水することができ、開口部Oからの浸水をさらに抑制できることができる、という効果を奏する。
また、防水装置1は、止水ゴム40が保持部材30の他方の表面32と内側面33とに接触するので、止水ゴム40が保持部材30とサイド部材20との間を止水することができる。
さらに、防水装置1は、着脱機構部50の着脱突起51の太部51bを着脱穴52の大穴部52a内に通して、保持部材30にサイド部材20を取り付けようとする状態、即ち、保持部材30にシート10の幅方向の両端を取り付けようとすると、保持部材30の上端がサイド部材20の上端よりも上方に配置される。このため、防水装置1は、太部51bを大穴部52a内に通して、保持部材30にサイド部材20の着脱部材21を重ねて、サイド部材20を下方に移動させて細部51aを大穴部52aから小穴部52bに侵入させようとしても、即ちサイド部材20を保持部材30に固定しようとしても、止水ゴム40が保持部材30の上端などの角に擦れることなく、他方の表面32上を移動することとなる。したがって、防水装置1は、シート10の着脱により止水ゴム40が破損してしまう虞を抑制することができる。
また、防水装置1は、シート10により開口部Oからの浸水を抑制するので、軽量化を図ることができ、開口部Oに設置されない状態では、シート10を折りたたむことができ、コンパクトに収納しておくことができる。防水装置1は、止水ゴム40がフィルム42により覆われているので、止水ゴム40を保持部材30上で摺動させることができ、シート10を開口部Oに容易に設置することができる。さらに、防水装置1は、サイド部材20の着脱部材21に止水ゴム40を取り付けているので、シート10の表裏を容易に識別でき、シート10を表裏を誤ることなく開口部Oに設置することができる。
[変形例]
図9を参照して、実施形態の変形例について説明する。図9は、実施形態の変形例に係る開口部の防水装置の要部の断面図である。なお、図9において、実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
実施形態の変形例に係る防水装置1−1は、シート10を開口部Oに設置する、即ち、防水装置1−1を組み立てると、図9に示すように、止水ゴム40が他方の表面32と内側面33とに加えて縦方立3aにも接触する位置に設けられている。
実施形態の変形例に係る防水装置1−1は、前述した実施形態と同様に、保持部材30にサイド部材20を着脱自在としても、開口部Oからの浸水をさらに抑制することができる、という効果を奏する。また、防水装置1−1は、止水ゴム40が保持部材30の他方の表面32と内側面33に加えて縦方立3aにも接触する位置に配置されているので、止水ゴム40が保持部材30とサイド部材20との間を止水でき、開口部Oからの浸水をさらに抑制できることができる、という効果を奏する。
本発明では、開閉体として、片開き引戸、引き違い引戸、屋内側に回動する開き戸、折り畳み戸、引戸と開き戸からなる親子扉、カーテン部に潜り戸を設けたシャッター、袖扉を有しその袖扉と一緒に開口部Oを閉鎖するシャッター、格子状の門扉であってもよい。また、本発明では、止水ゴム40は、サイド部材20に取り付けられることなく、保持部材30に取り付けられてもよく、サイド部材20と保持部材30との双方に取り付けられてもよい。さらに、本発明では、着脱突起51をサイド部材20に設け、着脱穴52を保持部材30に設けてもよい。この場合、着脱穴52は、保持部材30の他方の表面32から凹の凹みに形成するのが望ましい。
上記の実施形態及び変形例に開示された内容は、適宜組み合わせて実施することができる。
1,1−1 開口部の防水装置
3a 縦方立
4 開閉扉(開閉体)
7 床面
10 シート
13 シート下部(鉛直方向下端部)
20 サイド部材
30 保持部材
32 他方の表面(重なり面)
33 内側面
40 止水ゴム
41 所定部
50 着脱機構部
51 着脱突起
51a 細部
51b 太部
52 着脱穴
52a 大穴部
52b 小穴部
O 開口部
S 構造物

Claims (3)

  1. 構造物の屋内側と屋外側とを連通し、かつ開閉体によって開閉される開口部に設置されるシートと、
    前記シートの幅方向の両端に取り付けられたサイド部材と、
    前記シートが前記開閉体の鉛直方向下端側の所定部と、前記構造物のうち前記所定部に隣接する部分とを一体に覆うことで前記開口部の鉛直方向下端側を閉塞し、かつ前記シートの鉛直方向下端部が床面に沿って屋外側に向けて延在するように、前記シートを前記開閉体よりも屋外側に位置付けて、前記サイド部材を保持する保持部材と、
    前記サイド部材と前記保持部材とのうちの少なくとも一方に取り付けられ、かつ前記サイド部材と前記保持部材との間を止水する止水ゴムと
    前記サイド部材と前記保持部材とを着脱自在とする着脱機構部と、を備え、
    前記止水ゴムは、前記サイド部材と前記保持部材とのうちの少なくとも一方の前記着脱機構部よりも前記開口部の内側寄りに配置されているとともに、
    前記止水ゴムは、前記サイド部材に取り付けられ、かつ前記保持部材の前記サイド部材が重ねられる重なり面と、前記重なり面に連なりかつ前記開口部に臨む前記保持部材の内側面と、に接触する位置に配置されている
    ことを特徴とする開口部の防水装置。
  2. 前記止水ゴムは、前記保持部材が取り付けられる縦方立に接触する位置に配置されている
    ことを特徴とする請求項に記載の開口部の防水装置。
  3. 前記着脱機構部は、
    前記保持部材から前記サイド部材に向かって凸に設けられているとともに、前記保持部材に連なる細部と、前記細部の前記サイド部材寄りに連なりかつ前記細部よりも太い太部と、を有する着脱突起と、
    前記サイド部材に設けられているとともに、前記太部を通すことができる大穴部と、前記大穴部の上方に連なりかつ前記太部を通すことが規制されかつ前記細部を通すことができる小穴部と、を有する着脱穴と、を備え、
    前記着脱突起の前記太部を前記着脱穴の前記大穴部内に通すと、前記サイド部材の上端よりも前記保持部材の上端が上方に配置されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の開口部の防水装置。
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