JP6990591B2 - 止水パネル - Google Patents

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Description

本発明は、大雨時や洪水発生時等において、例えば、出入口等の開口部を水が通過することを阻止するための止水パネルに係り、開き戸や引き戸等で開閉される出入口等の開口部に適用できるものである。
大雨時や洪水発生時等において、開き戸により開閉される出入口から水が室内に流入することを防止するための止水パネルが下記の特許文献1に示されている。この止水パネルは、パネル本体と、このパネル本体の外縁部に取り付けられた外縁防水シール部材とを含んで構成されているものであって、開き戸により開閉される開口部となっているドア枠の内側の出入口の一部を塞ぐためにこの出入口の下側の部分に配置されるものとなっており、開き戸が閉じられることにより、外縁防水シール部材が、ドア枠の左右の側部と下部を形成している左右の側枠部材と下枠部材に設けられている戸当り部に開き戸の押圧力によって押圧され、これにより、出入口から水が室内に流入することを阻止するようになっている。
特開2014-218794号公報
特許文献1の止水パネルは、外縁防水シール部材が取り付けられているパネル本体を金属や硬質プラスチック等による板状の部材で形成したものとなっており、大雨時や洪水発生時等において、出入口等の開口部の少なくとも一部を止水パネルで塞ぐためには、この塞ぎ作業を迅速に行わなければならないため、止水パネルには、軽量で取り扱いが容易となることが求められる。
本発明の目的は、軽量で容易に取り扱うことができ、大雨時や洪水発生時等において、出入口等の開口部の少なくとも一部を迅速に塞ぐことができる止水パネルを提供するところにある。
本発明に係る止水パネルは、パネル本体と、このパネル本体の外縁部に取り付けられた外縁防水シール部材とを含んで構成されている止水パネルであって、開口部の少なくとも一部を塞ぐために前記開口部に配置され、前記開口部の外側を形成している左右の側部と上下部のうち、少なくとも左右の側部と下部とに前記外縁防水シール部材が当接することにより、水が前記開口部を通過することを阻止する止水パネルにおいて、前記パネル本体は、左右の側部材と、これらの側部材の上端部同士を連結している上部材と、前記左右の側部材の下端部同士を連結している下部材とにより形成されている外枠、及び左右両端部と上端部と下端部とが前記外枠に結合されて、この外枠の内側の空間部を水密に密閉して遮断しているシートを有して構成されていることを特徴とするものである。
このように本発明に係る止水パネルのパネル本体は、左右の側部材と、これらの側部材の上端部同士を連結している上部材と、左右の側部材の下端部同士を連結している下部材とにより外枠が形成されたものとなっており、この外枠の内側の空間部は、左右両端部と上端部と下端部とが外枠に結合されているシートにより水密に密閉されて遮断されているため、止水パネル全体は、シートが用いられていることにより軽量化されており、また、この軽量化により容易に取り扱うことができ、このため、大雨時や洪水発生時等において、開口部の少なくとも一部を塞ぐための作業を迅速に行うことができる。
なお、以上の本発明に係る止水パネルにおいて、水が開口部を通過することを阻止するために、外縁防水シール部材が開口部の外側を形成している左右の側部と上下部のうち、少なくとも左右の側部と下部とに当接することは、水圧により行われてもよく、あるいは、開口部が扉で開閉される出入口等である場合には、扉を閉じることにより行われてもよい。
また、本発明に係る止水パネルを、シートの強度を補強するための補強用線材を備えたものとしてもよい。
これによると、外枠の内側の空間部をシートにより水密に密閉して遮断する構成としても、このシートの強度を補強用線材により補強することができるため、大雨や洪水等による水圧をシートにより充分に受けることができる。
なお、補強用線材は、左右方向に延びる1本又は複数本の横線材だけでもよく、上下方向に延びる1本又は複数本の縦線材だけでもよいが、補強用線材として、それぞれ1本又は複数本とした左右方向に延びる横線材と、上下方向に延びる縦線材とを設けることが好ましい。
これによると、補強用線材によるシートの充分の補強作用により、大雨や洪水等による水圧をシートにより一層充分に受けることができるようになる。
また、シートと補強用線材はパネル本体の外枠に緊張した状態で取り付けてもよいが、これらのシートと補強用線材を可撓性を有するものとし、これにより、シートと補強用線材をパネル本体の外枠に弛緩した状態で取り付け、これにより、シートと補強用線材をたるみをもって配設することが好ましい。
これによると、止水パネルを開口部に配置していない収納時等において、シートや補強用線材が破損や破断等することを防止でき、また、止水パネルを開口部に配置したときには、大雨や洪水等による水圧をシートと補強用線材により余裕をもって受けることができる。
また、本発明に係る止水パネルにおいて、パネル本体の外枠の下部材を、開口部の奥行き方向である外枠の厚さ方向の寸法を有するものとし、この寸法を、下部材が開口部の前記下部の上に載せられることによりパネル本体が自立する寸法とすることが好ましい。
これによると、パネル本体の外枠の下部材を開口部の前記下部の上に載せると、パネル本体は自立するため、止水パネルを開口部に配置するための作業を簡単に行えることになり、この作業を短時間で実施できる。
なお、このようにパネル本体の外枠の下部材を、開口部の奥行き方向である外枠の厚さ方向の寸法を有するものとし、この寸法を、下部材が開口部の前記下部の上に載せられることによりパネル本体が自立する寸法とする場合には、下部材に、外枠の厚さ方向の途中部において少なくとも1個の折り畳み部を設け、この折り畳み部を中心に下部材を折り畳み可能とすることが好ましい。
これによると、本発明に係る止水パネルを開口部に配置していないときに、折り畳み部により下部材を折り畳むことができるため、この下部材における外枠の厚さ方向の寸法を小さくして止水パネルの収納等を有効に行える。
また、本発明に係る止水パネルは、大雨時や洪水発生時等において、任意の開口部の少なくとも一部を塞ぐために用いることができ、その開口部の一例は、室外と室内との境界部に配置されたドア枠の内側に形成されていて、開き戸により開閉される出入口である。
このように本発明に係る止水パネルが、室外と室内との境界部に配置されたドア枠の内側に形成されていて、開き戸により開閉される出入口の少なくとも一部を塞ぐために用いられる場合には、前記開口部の前記左右の側部と前記下部は、ドア枠の左右の側枠部材と下枠部材により形成されていることになる。そして、この場合には、本発明に係る止水パネルの前記外縁防水シール部材を、この外縁防水シール部材の室外側の面を外枠に接触させることによりこの外枠に取り付け、この外縁防水シール部材の室内側の面を、ドア枠の左右の側枠部材と下枠部材とに前記開き戸の全閉位置を規定するために設けられている戸当り部に当接させて、パネル本体を出入口に配置するようにしてもよい。
これによると、止水パネルに室外側から水の圧力が作用すると、外縁防水シール部材の室内側の面を、ドア枠の左右の側枠部材と下枠部材とに開き戸の全閉位置を規定するために設けられている戸当り部に水の圧力で当接させることができ、これにより、止水パネルが室内側に移動することをこれらの戸当り部によって防止することができる。
なお、このように外縁防水シール部材の室内側の面を、ドア枠の左右の側枠部材と下枠部材とに開き戸の全閉位置を規定するために設けられている戸当り部に当接させることは、前述したように、出入口を開閉する扉を閉じることによって行うようにしてもよい。
また、本発明に係る止水パネルにおいて、パネル本体の外枠の上部材と下部材には、左右方向の途中部において少なくとも1個の折り畳み部を設け、この折り畳み部を中心にこれらの上部材と下部材を折り畳み可能としてもよい。
これによると、本発明に係る止水パネルを開口部に配置していないときに、上部材と下部材を折り畳み部により折り畳むことができるため、この折り畳みにより上部材と下部材の左右方向の寸法を小さくして止水パネルの収納等を有効に行える。
また、以上の本発明において、止水パネルは、開口部の全体を塞ぐものでもよく、あるいは、この開口部が出入口である場合には、止水パネルを、この出入口の下端部からこの出入口の高さの途中までの上下寸法を有するものとし、止水パネルにより塞がれる出入口の範囲を、この出入口の下側の部分だけとしてもよい。
後者によると、止水パネルにより出入口の下側の部分が塞がれているときでも、人は止水パネルの上を跨ぐことにより、出入口を通過することができるようになる。
以上説明した本発明に係る止水パネルは、任意の開口部に適用することができ、この開口部は、前述したように、開き戸装置のドア枠の内側に設けられ、開き戸により開閉される出入口でもよく、あるいは、引き戸装置の引き戸により開閉される開口部でもよく、あるいは、常時通過可能となっている通行用開口部でもよい。また、本発明に係る止水パネルは、窓枠の内側に、非通行用として形成されている開口部にも適用することができる。
本発明によると、止水パネルを軽量で容易に取り扱うことができるものにできるため、大雨時や洪水発生時等において、出入口等の開口部の少なくとも一部を止水パネルで迅速に塞ぐことができるという効果を得られる。
図1は、本発明の一実施形態に係る止水パネルが適用される開き戸装置を示す正面図である。 図2は、図1の開き戸装置の開き戸を開いたときを示す正面図である。 図3は、図2のときに、止水パネルを開口部となっているドア枠の内側の出入口に配置した状態を示す正面図である。 図4は、止水パネルの全体を室内側から見た斜視図である。 図5は、図4のS5-S5線断面図である。 図6は、図4のS6-S6線断面図である。 図7は、止水パネルのシートの全体に室外側から水圧が作用したときを示す図4と同様の図である。 図8は、図3のS8-S8線断面図である。 図9は、図3のS9-S9線断面図である。 図10は、パネル本体の外枠を形成している上部材と下部材に折り畳み部が設けられている別実施形態の止水パネルを示す図3と同様の図である。 図11は、図10の止水パネルだけを示す正面図である。 図12は、図11のS12-S12線断面図である。 図13は、図10の止水パネルにおいて、折り畳み部を折り畳み不能とするためのかんぬき部材が上部材と下部材に対して脱着可能となっていることを示す図11と同様の図である。 図14は、図10の止水パネルの平面図である。
以下に本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。図1には、本発明の一実施形態に係る止水パネルが適用される開き戸装置の全体が示されている。この開き戸装置は、開き戸1をドア枠2にヒンジ3により開閉自在に取り付けたものであり、図2には、開き戸1を開けたときの状態が示されている。室外と室内との境界部になっている玄関等に配置されているドア枠2の内側の出入口4は、開き戸1により開閉される本実施形態における開口部であり、開き戸1を開けて出入口4を通過することにより、人は室外と室内との間を往復する。
ドア枠2は、図1及び図2に示されているように、出入口4の外側を形成している左右の側枠部材5,6と、上下の上枠部材7及び下枠部材8とからなる四方枠であり、左右の側枠部材5,6は、上記開口部の左右の側部を形成する部材となっており、上下の上枠部材7と下枠部材8は、この開口部の上下部を形成する部材となっている。また、下枠部材8により、開口部である出入口4の下端部が形成されている。図2に示されているように、これらの左右の側枠部材5,6と、上下の上枠部材7及び下枠部材8には、閉じたときの開き戸1が当接することにより、この開き戸1の全閉位置を規定するための戸当り部5A,6A,7A,8Aが設けられ、また、閉じたときの開き戸1とドア枠2との間の気密性を確保するための気密部材9,10,11,12も、これらの枠部材5,6,7,8に設けられている。なお、戸当り部5A,6A,7A,8Aと気密部材9,10,11,12のうち、左右の側枠部材5,6と下枠部材8に設けられている戸当り部5A,6A,8A及び気密部材9,10,12は、後述する図8と図9にも示されている。
図3には、開き戸1を開いているときに、出入口4の下側の部分を本実施形態の止水パネル20により塞いでいる状態が示されている。図4は、この止水パネル20を室内側から見た斜視図であり、図5には、図4のS5-S5線断面図が示され、図6には、図4のS6-S6線断面図が示されている。これらの図4~図6から分かるように、止水パネル20のパネル本体21は、左右の側部材22,23と、これらの側部材22,23の上端部同士を連結している上部材24と、左右の側部材22,23の下端部同士を連結している下部材25とにより四角枠状に形成された外枠26を有し、この外枠26の内側は、図5及び図6で示されている空間部Sとなっており、この空間部Sは、防水性を有するシート27により水密に密閉されて遮断されている。
図6に示されているように、左右の側部材22,23は、出入口4の奥行き方向である外枠26の厚さ方向へ延びるベース部22A,23Aと、これらのベース部22A,23Aの一方の端部であって、止水パネル20を出入口4に配置したときに室外側となる端部から外枠26の幅方向外側へ延びているフランジ部22B,23Bとからなるアングル材で形成されている。また、図5に示されているように、上部材24は、上下方向が幅方向となっているフラットバーによるものであり、下部材25は、出入口4の奥行き方向である外枠26の厚さ方向へ延びるベース部25Aと、このベース部25Aの一方の端部であって、止水パネル20を出入口4に配置したときに室外側となる端部から下側へ延びているフランジ部25Bとからなるアングル状の部材となっている。
なお、本実施形態の下部材25のベース部25Aは、フランジ部25Bよりも厚さ寸法が大きくなっている。
外枠26の内側の空間部Sを水密に密閉して遮断しているシート27は、このシート27の左右両端部27A,27Bと上端部27Cと下端部27Dが外枠26に結合されることにより、この外枠26に取り付けられている。この取り付けのために、図6に示されているように、外枠26の左右の側部材22,23のベース部22A,23Aには、フラットバーによる押え部材28,29が、ベース部22A,23Aの空間部S側の面において、シート27の左右両端部27A,27Bをベース部22A,23Aと共に挟着してビス等の止着具30で止着されているとともに、図5に示されているように、外枠26の上材24には、フラットバーによる押え部材31が、上部材24の空間部S側の面において、シート27の上端部27Cを上部材24と共に挟着して止着具30で止着され、また、外枠26の下部材25のベース部25Aには、フラットバーによる押え部材32が、ベース部25Aの空間部S側の面において、言い換えると、ベース部25Aの上面において、シート27の下端部27Dをベース部25Aと共に挟着して止着具30で止着されている。
このような外枠26へのシート27の左右両端部27A,27Bと上端部27Cと下端部27Dの取り付けにより、シート27は外枠26に結合され、このシート27の外枠26への結合により、シート27は、外枠26の内側の空間部Sを、この空間部Sよりも室内側の箇所において遮断している。
本実施形態に係る止水パネル20には、図4に示されているように、シート27の強度を補強するためのワイヤー等による補強用線材35が設けられている。この補強用線材35は、シート27の厚さ方向の両面のうち、室内側の面に接着等で結合され、あるいは、この室内側の面に結合されずに接触した状態で配置されている。図4から分かるように、補強用線材35には、止水パネル20の幅方向である左右方向に延びる複数本の横線材35Aと、上下方向に延びる複数本の縦線材35Bとがあり、それぞれの横線材35Aの両端部は、図6で示した外枠26の左右の側部材22,23のベース部22A,23Aと押え部材28,29とにより挟着されているとともに、それぞれの縦線材35Bの両端部は、図5で示した外枠26の上部材24、下部材25のベース部25Aと押え部材31,32とにより挟着され、これにより、これらの補強用線材35A,35Bの両端部は外枠26に結合されている。
以上のシート27と補強用線材35は可撓性を有しており、また、これらのシート27と補強用線材35は、外枠26に弛緩した状態で取り付けられており、このため、シート27と補強用線材35は、外枠26にたるみをもって配設されている。したがって、通常時の止水パネル20では、図4及び図5に示されているように、シート27と補強用線材35に下側へのたるみが生じている。これに対して図7には、シート27の室外側の全面に大雨や洪水等による水圧が作用したときが示されている。
なお、補強用線材35は、シート27の内部に予め埋設されているものでもよく、すなわち、シート27を補強用線材入りのシートとしてもよい。
図6に示されているように、外枠26の左右の側部材22,23のフランジ部22B,23Bには、外縁防水シール部材36,37が取り付けられ、また、図5に示されているように、外枠26の下部材25のフランジ部25Bにも、外縁防水シール部材38が取り付けられている。一定厚さのフラットバー状となっているこれらの外縁防水シール部材36,37,38は、厚さ方向の両側の面のうち、一方の面となっている室外側の面36A,37A,38Aがフランジ部22B,23B,25Bに接触して接着等で取り付けられているため、外縁防水シール部材36,37,38の他方の面は、室内側に向いた面36B,37B,38Bとなっている。また、外縁防水シール部材36,37は、左右の側部材22,23のフランジ部22B,23Bの上下全長にわたる長さを有し、外縁防水シール部材38は、下部材25のフランジ部25Bの左右全長にわたる長さを有する。
なお、外縁防水シール部材36,37,38は、例えば、EPDM(エチレンプロピレンゴム)やCR(クロロプレンゴム)等で形成されている。
また、図5に示されているように、下部材25のベース部25Aには、このベース部25Aにおける出入口4の奥行き方向である外枠26の厚さ方向への長さ寸法を実質的に延長するための延長部材40が取り付けられている。ベース部25Aと同じ厚さ寸法と、ベース部25Aと同じ左右の寸法とを有するこの延長部材40は、ベース部25Aにヒンジ41で取り付けられ、このヒンジ41は、図6に示されているように、左右方向である止水パネル20の幅方向に間隔をあけて複数個設けられている。
このため、延長部材40は、図5の二点鎖線で示されているように、ヒンジ41により下部材25のベース部25Aに対して折り曲げ可能となっており、このヒンジ41を中心とする延長部材40の折り曲げは、ベース部25Aに対して水平又は略水平となっている延長部材40をヒンジ41を中心に下側へのみ可能とし、上側へは折り曲げ不能するものになっている。
このようなヒンジ41により、下部材25のベース部25Aには延長部材40が取り付けているため、延長部材40がベース部25Aに対して水平又は略水平となっているときには、出入口4の奥行き方向である外枠26の厚さ方向についての下部材25の長さ寸法は、実質的に充分に大きなものとなっており、延長部材40を備えて構成されている本実施形態に係る下部材25は、このような大きな寸法を有するものである。そして、ヒンジ41が配置されている箇所は、下部材25についての外枠26の厚さ方向の途中部における折り畳み部42となっている。
以上説明した本実施形態に係る止水パネル20では、パネル本体21の外縁部分は外枠26により形成されており、この外枠26の内側に形成されている空間部Sは、補強用線材35で補強されたシート27により遮断されたものとなっているため、パネル本体全体を金属や硬質プラスチックの板状部材で形成した場合よりも、シート27と補強用線材35を用いている分だけ止水パネル20の全体重量を軽量化することができ、また、この軽量化により止水パネル20を容易に取り扱いことができ、このため、大雨時や洪水発生時等において、図3で示したように、ドア枠2の内側の出入口4のうち、下側の部分を止水パネル20で塞ぐための作業を迅速に行うことができる。
図3で示したように、大雨時や洪水発生時等には、止水パネル20は、開き戸1を開けたドア枠2の内側の開口部となっている出入口4の下側の部分に配置され、この配置作業は、図3のS8-S8線断面図である図8に示されているように、外枠26の下部材25のベース部25Aと、このベース部25Aに対して水平又は略水平とさせた延長部材40とを、ドア枠2の下部を形成している前述の下枠部材8の上面8Bの上に載せて行い、また、下部材25のフランジ部25Bに取り付けられている外縁防水シール部材38の室内側の面38Bを、下枠部材8に設けられている戸当り部8Aに接触させて行う。このように下部材25のフランジ部25Bに取り付けられている外縁防水シール部材38の室内側の面38Bを下枠部材8の戸当り部8Aに接触させると、図3のS9-S9線断面図である図9に示されているように、外枠26の左右の側部材22,23のフランジ部22B,23Bに取り付けられている外縁防水シール部材36,37の室内側の面36B,37Bは、ドア枠2の左右の側部を形成している前述の左右の側枠部材5,6に設けられた戸当り部5A,6Aに接触する。
なお、下枠部材8の戸当り部8Aと、左右の側枠部材5,6の戸当り部5A,6Aは、前述したように、ドア枠2の内側の出入口4を閉じたときの開き戸1が当たって、この開き戸1の全閉位置を規定するためのものである。
そして、上述したように、本実施形態に係る止水パネル20をドア枠2の内側の出入口4の下側の部分に配置するために、外枠26の下部材25のベース部25Aと、このベース部25Aに対して水平又は略水平とさせた延長部材40とを、ドア枠2の下枠部材8の上面8Bの上に載せると、出入口4の奥行き方向である外枠26の厚さ方向についての下部材25の長さ寸法は、延長部材40により充分に大きなものとなっているため、止水パネル20を、出入口4の下端部を形成している下枠部材8の上で自ずと自立させることができる。そして、下部材25に設けられているヒンジ41による折り畳み部42は、前述したように、延長部材40を下部材25のベース部25Aに対して上側へは折り畳み不能とするものになっているため、止水パネル20の自立状態を維持させることができる。
このため、止水パネル20を出入口4の下側の部分に配置するための作業を容易に行うことができる。
止水パネル20がこのように自立しているときに、止水パネル20の室外側の面に大雨や洪水等による水圧が作用すると、この水圧により、外枠26に取り付けられて外縁防水シール部材36,37,38の室内側の面36B,37B,38Bは、ドア枠2の左右の側枠部材5,6と下枠部材8の戸当り部5A,6A,8Aに強く当接する。このため、止水パネル20のうち、パネル本体21の外縁部分を形成している外枠26の部分は、ドア枠2に対して水密状態となる。また、外枠26の内側に形成されている空間部Sは、防水シール部材27により水密に密閉されて遮断されているため、この空間部Sは水が漏れない水密箇所となっており、空間部Sを水が通過することはシート27により阻止される。
このため、出入口4のうち、止水パネル20が配置されている部分において、水が室外から室内に流入することを阻止でき、また、外枠26に取り付けられて外縁防水シール部材36,37,38がドア枠2の左右の側枠部材5,6と下枠部材8の戸当り部5A,6A,8Aに当接することにより、止水パネル20が水圧によって室内側へ移動することも阻止することができる。
さらに、外枠26の内側の空間部Sを遮断しているシート27は、たるみをもって外枠26に取り付けられているため、水位の上昇に伴いシート27は徐々に緊張することになり、言い換えると、シート27は、余裕をもって水圧を受けることになり、シート27が水圧で破損等することを防止できる。
また、シート27の強度は、シート27と同様にたるみをもって外枠26に取り付けられている補強用線材35により補強されており、この補強用線材35には、左右方向に延びる横線材35Aと上下方向に延びる縦線材35Bとがあるため、補強用線材35の補強作用によりシート27によって一層有効に水圧を受けることができる。
さらに、止水パネル20は、出入口4の下端部からこの出入口4の高さの途中までの上下寸法を有していて、出入口4の下側の部分を塞ぐものとなっているため、大雨や洪水発生時等において、出入口4に止水パネル20を配置しても、止水パネル20の上を跨ぐことにより、人は出入口4を通過することができる。
また、止水パネル20のパネル本体21の外縁部分は外枠26により形成され、この外枠26を構成している部材のうち、下部材25は、延長部材40により出入口4の奥行き方向である外枠26の厚さ方向への長さ寸法が大きくなっていて、止水パネル20を前述したようにドア枠2の下枠部材8の上で自立させることができる大きな長さ寸法が確保されたものとなっているが、下部材25はヒンジ41による折り畳み部42を有しており、このヒンジ41を中心に延長部材40が折り畳み可能となっているため、止水パネル20を出入口4に配置していない収納時等において、止水パネル20を、外枠26の厚さ方向の長さ寸法を小さくして収納等することができる。
また、シート27と補強用線材35は、前述したようにパネル本体21の外枠26にたるみをもって取り付けられているため、止水パネルを収納等しているときに、シート27と補強用線材35が外力等により破損、破断等することを防止できる。
図10は、別実施形態に係る止水パネル120を示す。図11には、この止水パネル120の拡大図が示され、図12は、図11のS12-S12線断面図である。この止水パネル120のパネル本体121の外縁部分も外枠126で形成されており、この外枠126は、左右の側部材122,123と、上部材124と、下部材125とからなり、外枠126の内側の空間部Sは、シート127で水密に密閉されて遮断されており、また、止水パネル120には、シート127の強度を補強するための横方向及び縦方向の複数本の補強用線材135が設けられている。なお、シート127を補強用線材入りのシートとし、補強用線材135をシート127の内部に埋設されたものとしてもよい。
止水パネル120の平面図となっている図14に示されているように、左右の側部材122,123には外縁防水シール部材136,137が取り付けられ、図12に示されているように、下部材125には外縁防水シール部材138が取り付けられ、また、図12に示されているように、下部材125における外枠126の厚さ方向の寸法は、ヒンジ141による折り畳み部142によって折り畳み可能となっている延長部材140により大きくなっている。
この実施形態の止水パネル120では、図11に示されているように、外枠126の上部材124と下部材125には、左右方向の途中部である中央部において、ヒンジ151,161による折り畳み部152,162が設けられている。このため、上部材124は、折り畳み部152を境界とする左右の分割片124A,124Bからなり、下部材125も、折り畳み部162を境界とする左右の分割片125A,125Bからなる。なお、上部材124は左右の分割片124A,124Bに分割されているため、この上部材124に止着具130で止着されている図12の押え部材131も、図14で示されている左右の分割片131A,131Bにより構成されている。また、下部材125は左右の分割片125A,125Bに分割されているため、この下部材125に止着具130で止着されている図12の押え部材132も左右の分割片により構成されているとともに、下部材125についての外枠126の厚さ方向の寸法を大きくしている延長部材140も、図14に示されているように、左右の分割片140A,140Bにより構成されている。
また、この実施形態の止水パネル120には、この止水パネル120が出入口4の下側の部分に配置されるときに、上部材124の左右の分割片124A,124B及び押え部材131の左右の分割片131A,131Bを直線状態又は略直線状態に維持させることができる図10及び図11の第1直線状維持手段170が設けられているとともに、下部材125の左右の分割片125A,125B、押え部材132の左右の分割片及び延長部材140の左右の分割片140A,140Bを直線状態又は略直線状態に維持させることができる図10及び図11の第2直線状維持手段180も設けられている。
第1直線状維持手段170は、図12及び図13から分かるように、上部材124の折り畳み部152を越えて上部材124の長さ方向へ延びる長さ寸法を有するかんぬき部材171と、上部材124の左右の分割片124A,124Bごとに設けられ、上から落とし込まれるかんぬき部材171を受けるための受け部材172とを有するものになっている。第2直線状維持手段180も、下部材125の折り畳み部162を越えて下部材125の長さ方向へ延びる長さ寸法を有するかんぬき部材181と、下部材125の左右の分割片125A,125Bごとに設けられ、上から落とし込まれるかんぬき部材181を受けるための受け部材182とを有するものになっている。
このため、それぞれのかんぬき部材171,181は、上下させることにより外枠126に着脱させることができるものであり、かんぬき部材171,181を受け部材172,182に上から落とし込むことにより、かんぬき部材171により、上部材124の左右の分割片124A,124B及び押え部材131の左右の分割片131A,131Bを直線状態又は略直線状態に維持させることができ、また、かんぬき部材181により、下部材125の左右の分割片125A,125B、押え部材132の左右の分割片及び延長部材140の左右の分割片140A,140Bを直線状態又は略直線状態に維持させることができる。
このようにかんぬき部材171,181により上部材124の左右の分割片124A,124Bや下部材125の左右の分割片125A,125B等を直線状態又は略直線状態に維持させることは、図10に示されているように、大雨や洪水による水が出入口4を室外側から室内側に通過しないようにするために、止水パネル120を出入口4の下側の部分に配置する際に行う。
この実施形態に係る止水パネル120によると、止水パネル120を収納等するときには、かんぬき部材171,181を受け部材172,182から抜き取ることにより、図14の二点鎖線で示されているように、パネル本体121の外枠126を構成している上部材124や下部材125等を折り畳み部151,162を中心に折り畳むことができ、この折り畳みにより、止水パネル120の収納等を止水パネル120を小型化して有効に行える。
なお、この実施形態の止水パネル120でも、シート127と補強用線材135は可撓性を有しているため、図14で示す折り畳みを、シート127と補強用線材135に影響されずに有効に行える。
本発明は、大雨時や洪水発生時等において、例えば、開き戸や引き戸等で開閉される出入口等の開口部を水が通過することを阻止するために利用することができる。
1 開き戸
2 ドア枠
4 開口部である出入口
5,6 開口部の左右の側部である側枠部材
5A,6A 戸当り部
7 開口部の上部である上枠部材
7A 戸当り部
8 開口部の下部である下枠部材
8A 戸当り部
20,120 止水パネル
21,121 パネル本体
22,23,122,123 側部材
24,124 上部材
25,125 下部材
26,126 外枠
27,127 シート
35,135 補強用線材
35A 横線材
35B 縦線材
36,37,38,136,137,138 外縁防水シール部材
36A,37A,38A 室外側の面
36B,37B,38B 室内側の面
40,140 延長部材
41,141,151,161 ヒンジ
42,142,152,162 折り畳み部
S 空間部

Claims (11)

  1. パネル本体と、このパネル本体の外縁部に取り付けられた外縁防水シール部材とを含んで構成されている止水パネルであって、
    開口部の少なくとも一部を塞ぐために前記開口部に配置され、前記開口部の外側を形成している左右の側部と上下部のうち、少なくとも左右の側部と下部とに前記外縁防水シール部材が当接することにより、水が前記開口部を通過することを阻止する止水パネルにおいて、
    前記パネル本体は、左右の側部材と、これらの側部材の上端部同士を連結している上部材と、前記左右の側部材の下端部同士を連結している下部材とにより形成されている外枠、及び左右両端部と上端部と下端部とが前記外枠に結合されて、この外枠の内側の空間部を水密に密閉して遮断しているシートを有して構成されており、
    前記シートの強度を補強するための補強用線材を備えており、
    前記シートと前記補強用線材は可撓性を有し、これらのシートと補強用線材はたるみをもって配設されていることを特徴とする止水パネル。
  2. 請求項1に記載の止水パネルにおいて、前記補強用線材は、前記シートの厚さ方向のどちらかの面の側に配置されていることを特徴とする止水パネル。
  3. 請求項1に記載の止水パネルにおいて、前記補強用線材は、前記シートの内部に埋設されていることを特徴とする止水パネル。
  4. 請求項1~3のいずれかに記載の止水パネルにおいて、前記補強用線材には、左右方向に延びる横線材と上下方向に延びる縦線材とがあることを特徴とする止水パネル。
  5. パネル本体と、このパネル本体の外縁部に取り付けられた外縁防水シール部材とを含んで構成されている止水パネルであって、
    開口部の少なくとも一部を塞ぐために前記開口部に配置され、前記開口部の外側を形成している左右の側部と上下部のうち、少なくとも左右の側部と下部とに前記外縁防水シール部材が当接することにより、水が前記開口部を通過することを阻止する止水パネルにおいて、
    前記パネル本体は、左右の側部材と、これらの側部材の上端部同士を連結している上部材と、前記左右の側部材の下端部同士を連結している下部材とにより形成されている外枠、及び左右両端部と上端部と下端部とが前記外枠に結合されて、この外枠の内側の空間部を水密に密閉して遮断しているシートを有して構成されており、
    前記外枠の前記下部材は、前記開口部の奥行き方向である前記外枠の厚さ方向の寸法を有し、この寸法は、前記下部材が前記開口部の前記下部の上に載せられることにより前記パネル本体が自立する寸法になっており、
    前記下部材には、前記外枠の厚さ方向の途中部において少なくとも1個の折り畳み部が設けられ、この折り畳み部を中心に前記下部材は折り畳み可能となっていることを特徴とする止水パネル。
  6. 請求項5に記載の止水パネルにおいて、前記下部材のベース部には、このベース部における前記開口部の奥行き方向である前記外枠の厚さ方向への長さ寸法を実質的に延長させる延長部材がヒンジで取り付けられ、この延長部材が前記ヒンジを中心に前記ベース部に対して折り曲げ可能となっていることにより、前記ヒンジによる前記折り畳み部を中心に前記下部材は折り畳み可能となっていることを特徴とする止水パネル。
  7. 請求項5又は6に記載の止水パネルにおいて、前記下部材の折り畳みは、下側へのみ可能であって、上側へは不能となっていることを特徴とする止水パネル。
  8. 請求項1~7のいずれかに記載の止水パネルにおいて、前記開口部は、室外と室内との境界部に配置されたドア枠の内側に形成されていて、開き戸により開閉される出入口であり、前記開口部の前記左右の側部と前記下部は、前記ドア枠の左右の側枠部材と下枠部材により形成され、前記外縁防水シール部材は、この外縁防水シール部材の室外側の面が前記外枠に接触することによりこの外枠に取り付けられ、前記外縁防水シール部材の室内側の面が、前記左右の側枠部材と前記下枠部材とに前記開き戸の全閉位置を規定するために設けられている戸当り部に当接して、前記パネル本体が前記出入口に配置されることを特徴する止水パネル。
  9. 請求項1~8のいずれかに記載の止水パネルにおいて、前記外枠の前記上部材と前記下部材には、左右方向の途中部において少なくとも1個の折り畳み部が設けられ、この折り畳み部を中心に前記上部材と前記下部材は折り畳み可能となっていることを特徴とする止水パネル。
  10. 請求項9に記載の止水パネルにおいて、前記上部材と前記下部材は、これらの上部材と下部材に設けられた前記折り畳み部を境界とする左右の分割片を有し、これらの分割片を直線状態又は略直線状態に維持させることができる直線状態維持手段を備えている
    ことを特徴とする止水パネル。
  11. 請求項1~10のいずれかに記載の止水パネルにおいて、前記開口部は出入口であり、この出入口の下端部からこの出入口の高さの途中までの上下寸法を有していることを特徴とする止水パネル。
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