JP2013238007A - 防水扉及びこれを用いた浸水防止構造体 - Google Patents

防水扉及びこれを用いた浸水防止構造体 Download PDF

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Abstract

【課題】 保管や設置が容易でコスト的に有利な防水扉及びこれを用いた浸水防止構造体を提供する。
【解決手段】 防水扉17は折畳み自在に連結された一対の第1パネル20及び第2パネル21からなる。第1パネル20は、外縁が矩形形状のリング状に形成された枠体23と、枠体23の内方を塞ぐように枠体23の一方面に布設されたシート体24とから構成されている。一方、第2パネル21は、第1パネル20と同様に構成されている。そして、第1パネル20の第1垂直部材26と第2パネル21の第1垂直部材36とが上下に配置された一対のヒンジ42a及びヒンジ42bによって開閉自在に連結されている。又、第1パネル20において、外側面には水密状態を形成できるパッキン44が、底面には水密状態を形成できるパッキン45が設置されている。第2パネル21も第1パネル20と同様にパッキン49及びパッキン50を備えている。
【選択図】 図1

Description

この発明は防水扉及びこれを用いた浸水防止構造体に関し、特に建造物内や地下街への入口の浸水防止のために用いられる防水扉及びこれを用いた浸水防止構造体に関するものである。
従来、建造物や地下街への入口は豪雨等によって水が建物内や地下街に侵入することを防止するための対策が採られていることが多い。
この対策として特許文献1に示されているようなパネル式防水扉が提案されている。具体的には、金属製の板状のパネルを別途準備して保管しておく。一方、建物への入口を構成する構造物の両外側面には、上記パネルを上部から挿入できる一対の支柱が設置されている。
そして、豪雨等の非常時には、パネルを保管場所から運び支柱に挿入することで地下への浸水を防止する。
又、上記のような手動式に代えて、パネルや防水シートが自動的に床面から上昇して浸水を防止する防水扉構造も提案されている。緊急の際に人手がなくてもスイッチを入れることで浸水を防止できるため使用勝手が良い。
特開2007−217993号公報
上記のような従来の防水扉では、緊急時における防水効果はあるものの、設置や準備の点で問題がある。
先の防水扉では、パネルが重く、又、設置には支柱の上方から挿入する必要があるため、取り扱いに難点がある。又、建造物の入口の幅に応じてパネルの幅が大きくなると、パネルの保管場所の確保に制約を生じる虞がある。
又、後の防水扉では、建造物の入口の下方にパネル等を格納しておくスペースを確保する必要があり、自動式の構造と相まってコスト的に不利なものとなり易い。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、保管や設置が容易でコスト的に有利な防水扉及びこれを用いた浸水防止構造体を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、一対の側壁の間と床面の上とに設置される防水扉であって、折り畳み自在に連結された少なくとも一対の第1パネル及び第2パネルからなり、第1パネル及び第2パネルは、畳んだ状態で保管され、展開した状態で側壁の各々の間に架け渡すように使用されるものである。
このように構成すると、不使用時には、第1パネル及び第2パネルはコンパクトになる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成において、第1パネル及び第2パネルの各々は、外縁が矩形形状のリング状の枠体と、枠体の内方を塞ぐように枠体の少なくとも一方面に布設されたシート体とを備えたものである。
このように構成すると、枠体が防水扉の骨組みとなる。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の構成において、枠体は、水平方向に対向する第1垂直部材及び第2垂直部材と、垂直方向に上下に対向する第1水平部材及び第2水平部材とから構成され、第1パネル及び第2パネルは、各々の第1垂直部材を介して連結され、第1パネルの第1垂直部材及び第2パネルの第1垂直部材の少なくとも一方に、第1パネル及び第2パネルを展開した時にこれらの間を水密状態に連結するためのパッキンが設置されるものである。
このように構成すると、展開時に第1パネルと第2パネルとの間が水密状態になる。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明の構成において、第1パネル及び第2パネルの各々の枠体において第2垂直部材の外側面及び第2水平部材の下面に水密状態を形成するためのパッキンが設置されるものである。
このように構成すると、第1パネル及び第2パネルの設置時に側壁及び床面との間が水密状態となる。
請求項5記載の発明は、浸水防止構造体であって、請求項4記載の防水扉と、側壁の各々に対向して水密状態で設置され、水平断面の少なくとも一部が平面視コの字状の一対の第1支持体及び第2支持体とからなり、防水扉の展開時に、第1パネルの第2垂直部材が第1支持体に、第2パネルの第2垂直部材が第2支持体に各々嵌め込まれ、防水扉と側壁及び床面との間が水密状態となるものである。
このように構成すると、防水扉が第1支持体及び第2支持体に支持された状態で設置される。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の発明の構成において、第1支持体及び第2支持体の各々には、嵌め込まれた状態の防水扉を下方に押圧する垂直押圧手段を含むものである。
このように構成すると、第1パネル及び第2パネルと床面との間の水密状態がより向上する。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明の構成において、防水扉の展開時に、第1パネルの第1水平部材及び第2パネルの第1水平部材を一体的に覆うように設置され、これらの展開状態を保持する保持部材を更に備え、垂直押圧手段は、保持部材を介して第1パネル及び前記第2パネルを押圧するものである。
このように構成すると、第1パネル及び第2パネルの展開状態が安定する。
請求項8記載の発明は、請求項5から請求項7のいずれかに記載の発明の構成において、第1支持体及び第2支持体の各々には、嵌め込まれた状態の防水扉をコの字状の部分に挟み込む方向に押圧する水平押圧手段を含むものである。
このように構成すると、防水扉が不用意に第1支持体及び第2支持体から外れない。
請求項9記載の発明は、一対の側壁の間と床面の上に設置される防水扉であって、外縁が矩形形状のリング状の枠体と、枠体の内方を塞ぐように枠体の少なくとも一方面に布設されたシート体と、枠体の両外側面及び底面に設置された、水密状態を形成するためのパッキンとを備えたものである。
このように構成すると、枠体が防水扉の骨組みとなる。
以上説明したように、請求項1記載の発明は、第1パネル及び第2パネルは不使用時にはコンパクトになるので、保管が容易となる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加えて、枠体が防水扉の骨組みとなるので、全体重量が軽減され、取り扱いが容易となる。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の効果に加えて、展開時に第1パネルと第2パネルとの間が水密状態になるので、効率的な水密構造となる。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明の効果に加えて、設置時に第1パネル及び第2パネルと側壁及び床面との間が水密状態となるので、水密状態の形成が容易となる。
請求項5記載の発明は、防水扉が第1支持体及び第2支持体に支持された状態で設置されるので、防水扉の取付け状態が安定する。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の発明の効果に加えて、第1パネル及び第2パネルと床面との間の水密状態がより向上するので、信頼性が向上する。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明の効果に加えて、第1パネル及び第2パネルの展開状態が安定するので、防水扉は不用意に移動せず、防水効果が向上する。
請求項8記載の発明は、請求項5から請求項7のいずれかに記載の発明の効果に加えて、防水扉が不用意に第1支持体及び第2支持体から外れないので、防水扉の取付け状態が安定する。
請求項9記載の発明は、枠体が防水扉の骨組みとなるので、全体重量が軽減され、取り扱いが容易となる。
この発明の第1の実施の形態による防水扉の概略構造を示した斜視図である。 図1におけるII−IIラインの断面図である。 図1における“X”部分を下方から見た拡大図である。 図1で示した防水扉を設置した浸水防止構造体の外観形状を示した正面図である。 図4の浸水防止構造体の背面図である。 図4におけるVI−VIラインの拡大断面図である。 図5におけるVII−VIIラインの断面図であって、防水扉の取付け状態を示した概略工程図である。 この発明の第2の実施の形態による防水扉の外観形状を示した斜視図である。 図8で示した防水扉を設置した浸水防止構造体の外観形状を示した正面図である。 図9におけるX−Xラインの拡大断面図である。 この発明の第3の実施の形態による防水扉の外観形状を示した斜視図である。 この発明の第4の実施の形態による防水扉の外観形状を示した斜視図である。 この発明の第5の実施の形態による防水扉を設置した浸水防止構造体の断面形状を示した図である。 この発明の第6の実施の形態による防水扉の外観形状を示した図であり、第1の実施の形態による図1に対応した図である。
図1はこの発明の第1の実施の形態による防水扉の概略構造を示した斜視図であり、図2は図1におけるII−IIラインの断面図であり、図3は図1における“X”部分を下方から見た拡大図である。
これらの図を参照して、防水扉17は折畳み自在に連結された一対の第1パネル20及び第2パネル21からなる。第1パネル20は、外縁が矩形形状のリング状に形成された、例えばアルミ合金よりなる枠体23と、枠体23の内方を塞ぐように枠体23の一方面に接着等によって貼り付けられて布設された、例えば繊維補強されたゴムシートよりなるシート体24とから構成されている。枠体23は、水平方向に対向する第1垂直部材26及び第2垂直部材27と、垂直方向に上下に対向する第1水平部材29及び第2水平部材30とで全体が形作られて一体的に形成されている。
一方、第2パネル21は、第1パネル20と同様に、外縁が矩形形状のリング状に形成された、例えばアルミ合金よりなる枠体33と、枠体33の内方を塞ぐように枠体33の一方面に布設された、例えば繊維補強されたゴムシートよりなるシート体34とから構成されている。又、枠体33は、水平方向に対向する第1垂直部材36及び第2垂直部材37と、垂直方向に上下に対向する第1水平部材39及び第2水平部材40とで全体が形作られて一体的に形成されている。
そして、第1パネル20の第1垂直部材26と第2パネル21の第1垂直部材36とが上下に配置された一対のヒンジ42a及びヒンジ42bによって開閉自在に連結されている。
又、第1パネル20において、第2垂直部材27の外側面には水密状態を形成できるパッキン44が、第2水平部材30の底面には水密状態を形成できるパッキン45が、第2垂直部材27のシート体24側とは反対面には水密状態を形成できるパッキン46が各部材に沿って設置されている。これらの使用効果については後述する。
同様に、第2パネル21において、第2垂直部材37の外側面には水密状態を形成できるパッキン49が、第2水平部材40の底面には水密状態を形成できるパッキン50が、第2垂直部材37のシート体34側とは反対面には水密状態を形成できるパッキン51が各部材に沿って設置されている。これらの使用効果についても後述する。
更に、第2パネル21の第1垂直部材36の外側面には水密状態を形成できるパッキン52が設置されているが、対向する第1パネル20の第1垂直部材26には何も設置されていない。この使用効果についても後述する。
このように防水扉17は第1パネル20及び第2パネル21で折り畳み自在に形成されているが、後述するように、使用時に展開して設置する。不使用時には折畳んだ状態で保管すれば良いので、全体的にコンパクトになり保管が容易となる。又、防水扉17は枠体23及び枠体33が骨組み構造となるため、金属パネルによる一体的なものに比べて全体重量が軽減され取り扱いが容易となる。
図4は図1で示した防水扉を設置した浸水防止構造体の外観形状を示した正面図であり、図5はその背面図であり、図6は図4におけるVI−VIラインの拡大断面図である。尚、正面は建造物に向かった面とし、背面は建造物から見た面としている。すなわち、正面側から背面側への浸水を想定している。
これらの図を参照して、浸水防止構造体53は建造物の開口を形成する側壁54a及び側壁54bの間であってそれらの間の床面55上に設置されている。具体的には、浸水防止構造体53は側壁54a及び側壁54bの各々に水密状態で設置された一対の第1支持体57及び第2支持体58と、これらに展開状態で第1パネル20及び第2パネル21が嵌め込まれた状態の防水扉17とから構成される。尚、第1支持体57及び第2支持体58は対称構造であるので、以下では主に第1支持体57を中心に説明する。
第1支持体57は例えば鋼製よりなり、側壁54aに固定される板状に延びる平板部61と、平板部61の背面側に接続され、側壁54aの面に直交する方向に延びる板状の背面部67と、平板部61の正面側の上下2か所に接続され、側壁54aの面に直交する方向に延びる1対の板状の垂直突出部62a及び垂直突出部62bと、平板部61の上端に接続され、側壁54aの面に直交する方向に延びる板状の水平突出部63とから構成される。このため垂直突出部62a及び垂直突出部62bの部分を通る水平断面は、平板部61と背面部67とを併せて平面視コの字状となる。第1支持体57及び第2支持体58におけるこのコの字状部分に防水扉17の第1パネル20及び第2パネル21が嵌め込まれて設置されるが、この設置方法については後述する。
第1支持体57の垂直突出部62a及び垂直突出部62bには、各々ボルト65a及びボルト65bが螺合自在に取付けられている。又、第1支持体57の水平突出部63にもボルト66が螺合自在に取付けられている。これによって、図6に示されているように嵌め込まれた第1パネル20のシート体34及び第2垂直部材27がボルト65a及びボルト65b(水平押圧手段)の螺合によって第1支持体57の第1支持体57に押し付けられるように固定される。この固定は第2支持体58側でも同様に行われるため防水扉17は不用意に移動したりする虞がなく、安定した状態で第1支持体57及び第2支持体58に取付けられることになる。又、第1パネル20及び第2パネル21の第2垂直部材27及び第2垂直部材37には上述のようにパッキン46及びパッキン51が設置されているため、これらが圧縮され、第1支持体57及び第2支持体58を介して側壁54a及び側壁54bとの間の水密状態が確保される。
更に、図6に示されているように嵌め込まれた第1パネル20の第1水平部材29がボルト66(垂直押圧手段)の螺合によって床面55に向かって押し付けられるように固定される。この固定は第2支持体58側でも同様に行われるため第1パネル20及び第2パネル21は不用意に床面55から浮き上がることなく、各々の第2水平部材30及び第2水平部材40の下面に設置されたパッキン45及びパッキン50が床面55に押し付けられる。これによって、浸水防止構造体53の底面における水密状態が確保される。
図7は図5におけるVII−VIIラインの断面図であって、防水扉の取付け状態を示した概略工程図である。
図の(1)を参照して、防水扉17を第1支持体57及び第2支持体58に取付ける際には、防水扉17の第1パネル20及び第2パネル21を完全に展開した平板状態ではなく、少し畳んだ状態にする。ここで、圧縮前のパッキン44及びパッキン49の厚さを加えた防水扉17の展開時の最大幅と、その外面に取付けたパッキンの厚さを除いた距離Lとの間に、対向する第1支持体57及び第2支持体58の内面同士の距離Wが入るように設定されている。したがって、この少し畳んだ状態で第1パネル20及び第2パネル21の両側を第1支持体57及び第2支持体58の各々に嵌め込むことができる。そして第1パネル20及び第2パネル21を完全に展開状態にした状態にし、その状態で第1支持体57のボルト65b等やボルト66等を左右同様に締め込んで図(2)に示した状態に第1パネル20及び第2パネル21を固定する。
そうすると、第2パネル21の第1垂直部材36に設置されたパッキン52は展開に伴って第1パネル20の第1垂直部材26によって挟まれて圧縮され、その間が水密状態になる。又、上述の寸法関係から第1パネル20の第2垂直部材27に設置されたパッキン44及びパッキン46も第1支持体57の平板部61及び背面部67に対して圧縮され、その間が水密状態になる。この水密状態は第2支持体58の側も同様に形成される。更に、図4等でも説明したように、第1パネル20及び第2パネル21の下面に設置された第2水平部材30及びパッキン50も床面に押圧されて圧縮され、その間が水密状態になる。このようにして、防水扉17の両側面、下面及び第1パネル20と第2パネル21との連結部が全て水密状態となり、浸水防止構造体53の建造物への浸水防止効果が発揮される。
尚、上記のように、水平押圧手段や垂直押圧手段となるボルトを用いて防水扉17を第1支持体57及び第2支持体58に固定しているが、これらの固定がなくても防水扉17は第1支持体57及び第2支持体58や床面55に押し付けられて水密状態を発揮するものである。すなわち、図7の(2)の取付け状態にあっては、浸水による力は図において上方から下方に加わるので、防水扉17は展開した状態を保つことになる。
又、防水扉17は、上述の寸法関係からその外側面に設置されたパッキン44及びパッキン49が第1支持体57及び第2支持体58に押さえつけられた状態になっているため、やはりその状態を保つことになるからである。更に、防水扉17の自重によって床面55に押し付けられた状態が保持される。したがって、この実施の形態における水平押圧手段や垂直押圧手段は、防水扉17をより賢固に取付け、水密効果をより高めるものと言える。
図8はこの発明の第2の実施の形態による防水扉の外観形状を示した斜視図であり、図9は図8で示した防水扉を設置した浸水防止構造体の外観形状を示した正面図であり、図10は図9におけるX−Xラインの拡大断面図である。
基本的な構造は先に実施の形態によるものと変わらないので、その相違点を中心に説明する。
これらの図を参照して、防水扉17を構成する、展開状態の第1パネル20及び第2パネル21の各々の第1水平部材29及び第1水平部材39を一体的に覆うような断面コの字状の保持部材69が設置されている。上述のように第1パネル20及び第2パネル21によって折り畳み自在に連結されている。そのため、第1パネル20及び第2パネル21が不用意に折畳まれる方向に移動する虞があると共に連結部に大きな力が加わった場合ヒンジ42a及びヒンジ42bに損傷が生じる虞もある。このような状態になると、第1パネル20と第2パネル21との連結部の水密状態にも影響を与えることにもなり、好ましいものではない。
そこで、この実施の形態にあっては、保持部材69を第1パネル20及び第2パネル21の上部に設置することでこれらの問題を解消している。すなわち、保持部材69が展開状態の第1パネル20及び第2パネル21を一体的に覆うことによって、これらの連結状態が不用意に変化することが防止される。
更に、図9及び図10から明らかなように、第1支持体57のボルト66等による下方向への押圧力は保持部材69によって分散されると共に防水扉17全体を床面に押し付ける効果を生じる。すなわち、保持部材69が設置されていない構造に比べて防水扉17による床面との水密状態がより安定する。
図11はこの発明の第3の実施の形態による防水扉の外観形状を示した斜視図である。
基本的な構造は第1の実施の形態によるものと変わらないので、その相違点を中心に説明する。
図を参照して、防水扉17を構成する第1パネル20及び第2パネル21がヒンジではなく、帯状のシート71によって連結されている点が異なっている。すなわち、枠体23の第1垂直部材26と枠体33の第1垂直部材36との間に連続的にシート71が布設されている。ここで、シート71を水密性を有するものとすると、パッキン52による効果に加えて連結部の水密状態が更に向上する。場合によっては、パッキン52を省略することも可能となる。
図12はこの発明の第4の実施の形態による防水扉の外観形状を示した斜視図である。
基本的な構造は第1の実施の形態によるものと変わらないので、その相違点を中心に説明する。
図を参照して、防水扉17を構成する第1パネル20及び第2パネル21の枠体23及び枠体33に対して背面側にシート体73を布設している。これにより、シート体73は防水扉17の水密性能と第1パネル20及び第2パネル21の連結機能とを併せて発揮する構成となり、コスト的に有利な構造となる。尚、正面側にも第1の実施の形態と同様のシート体を布設すれば、更に水密状態の信頼性が向上する。
図13はこの発明の第5の実施の形態による防水扉を設置した浸水防止構造体の断面形状を示した図であって、第1の実施の形態による図7の(1)に対応した図である。
基本的な構造は第1の実施の形態によるものと変わらないので、その相違点を中心に説明する。
図を参照して、防水扉17を構成する第1パネル20及び第2パネル21には、パッキン52以外のパッキンが設置されていない。代わりに、第1支持体57の平板部61にパッキン74が、第1支持体57の背面部67にパッキン76が、床面55にパッキン75が、それぞれ取り付けられている。これによって、防水扉17を第1支持体57及び第2支持体58に取付けた際、第1の実施の形態による防止扉を用いた浸水防止構造体と同様の水密状態が形成される。
図14はこの発明の第6の実施の形態による防水扉の外観形状を示した図であり、第1の実施の形態による図1に対応した図である。
基本的な構造は第1の実施の形態によるものと変わらないので、その相違点を中心に説明する。
図を参照して、防水扉78は他の実施の形態とは異なり、1枚のパネルで構成されている。すなわち、防水扉78は「日」の字を横方向に倒した形状を有した枠体80と、枠体80の内方を塞ぐように一方面に布設されたシート体81とから構成されている。左右に対向する垂直部材86a及び垂直部材86bに対して、その外側面には83a及び83bが、その背面側にはパッキン85a及びパッキン85bが各々設置されている。又、上下に対向する水平部材87a及び水平部材87bに対しては、下方の水平部材87bの下面にパッキン84が設置されている。
使用に際しては、第1の実施の形態のように、建物の両側壁に設置された支持体に嵌め込んで使用する。折り畳み構造でないためコンパクトにはならないが、枠体80が骨組み構造となるため全体的に軽量となり、取り扱いが容易となる。又、折り畳み構造に比べて設置状態の剛性が向上するので、対象物への固定状態がより賢固となる。
尚、上記の各実施の形態にあっては、シート体は枠体の一方面に布設されているが、他方面にも布設しても良い。
又、上記の各実施の形態にあっては、枠体はアルミ合金よりなるが、樹脂材料や木材等の他の材料を用いても良く、又、その形状は他の形状であっても良い。
更に、上記の各実施の形態にあっては、シート体は繊維補強されたゴムシートよりなるが、金属シートや樹脂シート等の他の材料を用いても良い。
更に、上記の各実施の形態にあっては、支持体は特定形状を有しているが、防水扉が取り付けられる構造であれば他の形状であっても良い。
更に、上記の各実施の形態にあっては、支持体にボルトよりなる垂直押圧手段及び水平押圧手段が設けられているが、これらの押圧手段は一方のみでも良く、あるいはいずれもなくても良い。
更に、上記の各実施の形態にあっては、床面の上に直接防水扉を設置しているが、平坦度を高めるために金属プレートを敷設しても良く、あるいは一対の支持体と一体になった底板を備えた構造としても良い。
更に、上記の第1から第5の実施の形態にあっては、一対のパネルで防水扉は構成されているが、3枚以上のパネルを連結して防水扉を構成しても良く、このようなパネルは少なくとも一対のパネルの概念に含まれるものである。このようにすると、より幅の広い入口に対してもコンパクトに畳める防水扉を適用できる。
更に、上記の第1から第5の実施の形態にあっては、防水扉を構成するパネルに枠体が含まれているが、枠体は必ずしもなくても良い。そのような2以上のパネルでも連結構造とすると、コンパクトになるので取り扱いが容易となる。
17、78…防水扉
20…第1パネル
21…第2パネル
23、33、80…枠体
24、34、73、81…シート体
26、36…第1垂直部材
27、37…第2垂直部材
29、39…第1水平部材
30、40…第2水平部材
42…ヒンジ
44、45、46、49、50、51、52、74、75、76、83、84、85…パッキン
53…浸水防止構造体
54…側壁
55…床面
57…第1支持体
58…第2支持体
61…平板部
62…垂直突出部
63…水平突出部
65、66…ボルト
67…背面部
69…保持部材
71…シート
86…垂直部材
87…水平部材
尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (9)

  1. 一対の側壁の間と床面の上とに設置される防水扉であって、
    折り畳み自在に連結された少なくとも一対の第1パネル及び第2パネルからなり、
    前記第1パネル及び前記第2パネルは、畳んだ状態で保管され、展開した状態で前記側壁の各々の間に架け渡すように使用される、防水扉。
  2. 前記第1パネル及び前記第2パネルの各々は、
    外縁が矩形形状のリング状の枠体と、
    前記枠体の内方を塞ぐように前記枠体の少なくとも一方面に布設されたシート体とを備えた、請求項1記載の防水扉。
  3. 前記枠体は、
    水平方向に対向する第1垂直部材及び第2垂直部材と、
    垂直方向に上下に対向する第1水平部材及び第2水平部材とから構成され、
    前記第1パネル及び前記第2パネルは、各々の前記第1垂直部材を介して連結され、
    前記第1パネルの前記第1垂直部材及び前記第2パネルの前記第1垂直部材の少なくとも一方に、前記第1パネル及び前記第2パネルを展開した時にこれらの間を水密状態に連結するためのパッキンが設置される、請求項2記載の防水扉。
  4. 前記第1パネル及び前記第2パネルの各々の前記枠体において前記第2垂直部材の外側面及び前記第2水平部材の下面に水密状態を形成するためのパッキンが設置される、請求項3記載の防水扉。
  5. 浸水防止構造体であって、
    請求項4記載の防水扉と、
    前記側壁の各々に対向して水密状態で設置され、水平断面の少なくとも一部が平面視コの字状の一対の第1支持体及び第2支持体とからなり、
    前記防水扉の展開時に、前記第1パネルの前記第2垂直部材が前記第1支持体に、前記第2パネルの前記第2垂直部材が前記第2支持体に各々嵌め込まれ、前記防水扉と前記側壁及び前記床面との間が水密状態となる、浸水防止構造体。
  6. 前記第1支持体及び前記第2支持体の各々には、嵌め込まれた状態の前記防水扉を下方に押圧する垂直押圧手段を含む、請求項5記載の浸水防止構造体。
  7. 前記防水扉の展開時に、前記第1パネルの前記第1水平部材及び前記第2パネルの前記第1水平部材を一体的に覆うように設置され、これらの展開状態を保持する保持部材を更に備え、
    前記垂直押圧手段は、前記保持部材を介して前記第1パネル及び前記第2パネルを押圧する、請求項6記載の浸水防止構造体。
  8. 前記第1支持体及び前記第2支持体の各々には、嵌め込まれた状態の前記防水扉を前記コの字状の部分に挟み込む方向に押圧する水平押圧手段を含む、請求項5から請求項7のいずれかに記載の浸水防止構造体。
  9. 一対の側壁の間と床面の上に設置される防水扉であって、
    外縁が矩形形状のリング状の枠体と、
    前記枠体の内方を塞ぐように前記枠体の少なくとも一方面に布設されたシート体と、
    前記枠体の両外側面及び底面に設置された、水密状態を形成するためのパッキンとを備えた、防水扉。
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