JP2013204244A - 浸水防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外観を損なわず、短時間で容易に設置できる安価な浸水防止装置を提供する。
【解決手段】浸水防止装置11において、開口部25の底面27に、長手方向両端部29を開口部25の左右対向面31に近接して埋設される横長の収納ボックス13と、収納ボックス13の長手方向に沿って収納されるとともに収納ボックス13の内方で起立されて左右対向面31に当接される一対の外枠15と、収納ボックス13の長手方向に沿って収納されるとともに外枠15の内側に沿って起立される一対の内枠17と、下縁部53が収納ボックス13に固定されるとともに左右側縁部が外枠15と内枠17とに挟持されるシート19と、収納ボックス13に収納されるとともに外枠15とでシート19の左右側縁部を挟んだ一対の内枠17を左右対向面31に押圧する内枠固定部材と、収納ボックス13の上部開口23を塞ぐ蓋と、を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、一般住宅玄関口、門柱間、店舗入口、厩舎や小屋・納屋などの入口に取り付けて、外部から構築物への水の浸入を防止する浸水防止装置に関する。
地下駐車場や地下街の地表に臨む出入口には、地表の水かさが増した際に、出入口から構築物内部への水の浸入を防ぐための浸水防止壁等が設けられる場合がある。
例えば特許文献1に開示の浸水防止シート壁構造は、壁に埋め込まれている縁部シートと床から引き出される中央シートとを水密ファスナーで結合し、防水シート壁を形成するものである。また、特許文献2に開示の浸水防止装置は、床面の収納溝と両壁面の支持枠とを具備して、両支持枠に沿って昇降する蓋体、上昇を付勢する定荷重バネを有し、巻取シャフトが蓋体に設けられて巻取シャフトに巻回されるシートの下縁が収納溝内に固定されている構成とされている。さらに、特許文献3に開示の防潮板装置は、中柱を備える。シート下縁は収納溝内に固定されるものである。シート上縁のパイプの端部をサイドレール上端部と中柱上端部に係止する。そしてシートを張設する。シートの左右両側縁は、サイドレール内のボルトにて係止、固定される。
また、特許文献4に開示の防水ゲートは、板ではなく、シート製で、エアバッグを内蔵する構成になっている。シートの左右側縁と下縁とには枠部材が有り、略板状に形成される。
特開2001−182452号公報 特開2001−342780号公報 特開2001−227255号公報 実用新案登録第3127826号公報
しかしながら、シートの側縁をボルトナットや水密ファスナーで壁に固定する構造は、開口部の対向壁面に、溝、支持枠,サイドレール等を形成する構造とされ、すなわち設置場所における対向壁面と床面(地面)との3面を加工するため、設置場所となる構築物側の外観を損ねるのに加え、設置工事が大掛かりとなり、構築が容易でない問題がある。さらに、使用時の組み立てが煩雑となり、迅速にセッティングが行えないとともに、製品コスト・施工コストが高価となる問題がある。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、建物や玄関などの構築物の外観を損なわず、短時間で容易に設置でき、安価に構成できる浸水防止装置を提供することにある。
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明の請求項1記載の浸水防止装置11は、開口部25の底面27に、長手方向両端部29を前記開口部25の左右対向面31に近接して埋設される横長の収納ボックス13と、
前記収納ボックス13の長手方向に沿って収納されるとともに前記収納ボックス13の内方で起立されて前記左右対向面31に当接される一対の外枠15と、
前記収納ボックス13の長手方向に沿って収納されるとともに前記外枠15の内側に沿って起立される一対の内枠17と、
下縁部53が前記収納ボックス13に固定されるとともに左右側縁部71が前記外枠15と前記内枠17とに挟持されるシート19と、
前記収納ボックス13に収納されるとともに前記外枠15とで前記シート19の左右側縁部71を挟んだ一対の前記内枠17を前記左右対向面31に押圧する内枠固定部材と、
前記収納ボックス13の上部開口23を塞ぐ蓋21と、を具備することを特徴とする。
この浸水防止装置11では、不使用時には、収納ボックス13が開口部25の底面27とほぼ同一面で蓋21によって見栄え良く覆われる。使用時には、蓋21が開けられ、少なくとも内枠17及び内枠固定部材が収納ボックス13から取り出される。外枠15は、収納ボックス13に起立状態で固定される。シート19は、下縁部53が収納ボックス13内に固定されていて、上縁部67が外枠上端部75まで引き上げられる。引き上げられたシート19の左右側縁部71は、外枠15の内側に配置される内枠17によって外枠15とで挟持される。左右それぞれの内側に配置されて左右側縁部71を挟む内枠17は、内枠固定部材によって開口部25の左右対向面31に押圧される。これにより、外枠15と内枠17とが左右対向面31に強固に密着するとともに、シート19の左右側縁部71も外枠15と内枠17とによって強固に挟持され、シート19が展張状態となって、このシート19による遮水が可能となる。一方、分解時には、先ず、内枠固定部材が外され、次いで、内枠17が取り外される。シート19は、長手方向が複数の折り目となるように表裏方向に交互に畳まれて、収納ボックス13に収納される。これにより、収納ボックス13に外枠15、内枠17、及び内枠固定部材の収納スペースが確保される。この収納ボックス13に、外枠15、内枠17、及び内枠固定部材が収納された後、収納ボックス13の上部開口23に蓋21が取り付けられて、浸水防止装置11は、底面27への保管が完了する。
本発明の請求項2記載の浸水防止装置11は、請求項1記載の浸水防止装置11であって、
前記外枠15は、前記収納ボックス13に固定される支持体37に外枠下端部39が挿入されて起立されることを特徴とする。
この浸水防止装置11では、外枠下端部39が支持体37に挿入されると、外枠15が起立した状態で収納ボックス13に固定される。挿入のみの簡単な組立作業で、外枠15が自立される。
本発明の請求項3記載の浸水防止装置11は、請求項1記載の浸水防止装置11であって、
前記外枠77は、外枠下端部39が前記収納ボックス13に回転自在に固定されて起立することを特徴とする。
この浸水防止装置11では、外枠下端部39が収納ボックス13に回転自在に固定されているので、外枠上端部75が持ち上げられることで、外枠77が容易に所定位置に起立する。起立された左右の外枠77は、唯一の倒れ方向の倒れが内枠固定部材によって阻止される。回転式の外枠77では、挿入式のような抜けが生じず、且つ回転軸79等を使用した高強度な固定構造が実現可能となる。
本発明の請求項4記載の浸水防止装置11は、請求項1又は2又は3記載の浸水防止装置11であって、
前記収納ボックス13と前記外枠15とには前記外枠15を起立保持する起立固定部材が設けられることを特徴とする。
この浸水防止装置11では、組み立てにより収納ボックス13に起立された外枠15が、起立固定部材によって確実に起立保持される。例えば挿入式の外枠15の場合、挿入によって自立は可能となるが、上方へ抜けると、自立不能となって倒れる。このような場合、外枠15が起立固定部材である例えばパッチン錠47によって抜け止めされることで、抜けによる倒れが生じない、確実な起立保持が可能となる。また、回転によって起立する外枠77では、起立状態を保持させることが可能となる。
本発明の請求項5記載の浸水防止装置11は、請求項1,2,3,4のいずれか1つに記載の浸水防止装置11であって、
前記内枠固定部材が、伸縮棒構造を有した突っ張り部材73であることを特徴とする。
この浸水防止装置11では、突っ張り部材73の両端が相対回転されることにより、突っ張り部材73の全長が左右の内枠同士間の距離よりも少し長く設定される。突っ張り部材73は、この余長量が圧縮されることで、左右の内枠同士間に配置される。配置された突っ張り部材73は、圧縮が解除されると内蔵バネによってもとの長さに戻ろうとし、その復元力によって内枠17が左右対向面31に押圧される。突っ張り部材73は、余長に比例した押圧力の設定が可能となる。
本発明の請求項6記載の浸水防止装置11は、請求項1,2,3,4のいずれか1つに記載の浸水防止装置11であって、
前記内枠固定部材が、レバーを回転することで伸縮し且つ伸長状態に維持されるリンク構造を有したレバー式伸縮部材であることを特徴とする。
この浸水防止装置11では、内枠固定部材に、レバーの回転によって作動されるリンク構造が装備される。リンク構造は、例えば二本の杆材を軸線方向にスライド自在に係合した伸縮杆と、一端が二本の杆材にそれぞれ回転自在に固定され、他端同士が回転自在に係合される一対の連結杆と、によって構成可能となる。レバーは、回転始端から回転終端に回転されることで、伸縮杆が最長の状態で保持されるようにリンク構造に設けられる。このレバー式伸縮部材は、左右の内枠17の間に配置され、レバーが回転されると、左右方向に伸長して内枠17が押圧され、且つその押圧状態が維持される。押圧は、レバーが回転始端に回転されることで、容易に解除される。
本発明の請求項7記載の浸水防止装置11は、請求項1,2,3,4,5,6のいずれか1つに記載の浸水防止装置11であって、
前記内枠17には、前記内枠固定部材の両端の位置を決める設定部が設けられることを特徴とする。
この浸水防止装置11では、例えば印、刻印、マーク、或いは切欠や係止爪などからなる設定部が内枠17に設けられ、内枠固定部材は、両端が設定部に位置決めされて内枠17に組み立てられる。これにより、内枠固定部材の取付位置が容易に把握できるようになる。また、切欠や係止爪では、内枠固定部材の両端が支持可能となって、内枠固定部材のずれや落下が防止される。
本発明の請求項8記載の浸水防止装置11は、請求項1,2,3,4,5,6,7のいずれか1つに記載の浸水防止装置11であって、
前記シート19の上縁部67に上縁枠部材69が設けられ、前記上縁枠部材69の左右端部83には、前記外枠15に係止する係止部材81が設けられることを特徴とする。
この浸水防止装置11では、下縁部53が収納ボックス13に固定されるシート19の上縁部67に上縁枠部材69が固定され、上縁枠部材69の左右端部83が係止部材81によって左右の外枠15に係止されることで、シート19が上下方向に展張支持可能となる。
本発明の請求項9記載の浸水防止装置11は、請求項1,2,3,4,5,6,7,8のいずれか1つに記載の浸水防止装置11であって、
前記蓋21が、前記収納ボックス13に収納可能に形成されることを特徴とする。
この浸水防止装置11では、蓋21が、収納ボックス13に長手方向を一致させて縦に落とし入れられることで、使用中の収納ボックス13に収納可能となる。蓋21は、収納ボックス13の上部開口23を覆うので、収納ボックス13の全長よりも若干長く形成されているが、収納ボックス13の対角線72に沿う方向に斜めにして挿入することで、余長分も含めて収容が可能となる。
本発明に係る請求項1記載の浸水防止装置によれば、開口部における底面にのみ設置される構成とされ、壁面などの左右対向面を加工することがなく、建物等の構築物の外観を損なわず、短時間で容易に設置することができる。しかも、従来品に比べ施工コスト及び製品コストを安価にできる。また、収納ボックスに納まる構造であることから、既存の家屋玄関、門柱間、小屋などの入口部分における底面部分を加工するのみで設置可能となり、簡単に防水構造を構築することが可能である。
本発明に係る請求項2記載の浸水防止装置によれば、シートの受ける水圧を支持するための外枠を、収納ボックス内の支持体に挿入するだけで起立させ自立させることが可能であり、簡単な組立で高強度に固定できる。
本発明に係る請求項3記載の浸水防止装置によれば、外枠下端部が回転自在とされて外枠上端部を持ち上げるのみで起立でき、挿入式の外枠に比べ、外枠をより簡単に組み立てることが可能となり、下端部が軸によって固定されていることから、より高強度に固定できる。
本発明に係る請求項4記載の浸水防止装置によれば、起立固定部材によって外枠が起立保持されるので、組み立てた後の外枠を自立させて固定でき、外枠を倒れ難くできる。
本発明に係る請求項5記載の浸水防止装置によれば、内枠固定部材を伸縮棒構造の突っ張り部材としたことで、この突っ張り部材の全長を変えて、所望の押圧力で内枠を押圧でき、内枠の支持が可能となってシートの展張が保持される。
本発明に係る請求項6記載の浸水防止装置によれば、内枠固定部材をレバー式伸縮部材としたので、レバーを回転始端から回転終端へ回転することで、迅速且つ大きな力で左右の内枠を押圧できる。
本発明に係る請求項7記載の浸水防止装置によれば、内枠固定部材の組立時の位置決めを容易にすることができ、素早く内枠の保持及びシートの展張保持を可能とする。
本発明に係る請求項8記載の浸水防止装置によれば、可撓性のあるシートの上縁部も外枠に固定できて、シートが撓んでしまう等の展張作業を妨げることがなくなり、また、シートの水圧強度を向上させることができる。
本発明に係る請求項9記載の浸水防止装置によれば、使用時に蓋を収納ボックスに収容する仮保管ができ、蓋の紛失を防止できる。
本発明に係る実施形態の浸水防止装置の斜視図である。 図1に示した浸水防止装置の分解斜視図である。 図1に示した浸水防止装置の側断面図である。 図1に示した浸水防止装置の平断面図である。 図1に示した浸水防止装置の収納時の側断面図である。 図5に示した収納状態の浸水防止装置から外枠が組み立てられる過程の手順説明図である。 シートが引き上げられる過程の手順説明図である。 内枠が立てられてシートの左右側縁部が挟持される過程の手順説明図である。 内枠固定部材が取り付けられる過程の手順説明図である。 (a)は回転自在に固定される変形例に係る外枠の起立前の要部正面図、(b)は(a)のシート展張後の要部正面図である。 シートの上縁枠部材に係止部材が設けられた変形例に係る浸水防止装置の正面図である。 ターンバックル構造を有する変形例に係る内枠固定部材の平面図である。 (a)は折り畳み構造を有する変形例に係る内枠固定部材の伸長前の正面図、(b)は(a)の伸長後の正面図である。 係止爪としての設定部が設けられた変形例に係る内枠の要部分解斜視図である。 図1に示した浸水防止装置が連結して使用される他の使用形態の斜視図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る実施形態の浸水防止装置の斜視図、図2は図1に示した浸水防止装置の分解斜視図、図3は図1に示した浸水防止装置の側断面図、図4は図1に示した浸水防止装置の平断面図、図5は図1に示した浸水防止装置の収納時の側断面図である。
本実施形態に係る浸水防止装置11は、収納ボックス13と、外枠15と、内枠17と、シート19と、内枠固定部材と、蓋21(図5参照)と、に大別構成される。
収納ボックス13は、スチール製、アルミ製、ステンレス製等によって上部開口23を有した横長の箱状に形成される。収納ボックス13は、一般住宅玄関口、門柱間、店舗入口、厩舎や小屋・納屋などの建築物や構築物の入口である開口部25の床面や地面となる底面27に埋設される。埋設は、収納ボックス13の長手方向両端部29を、開口部25の左右対向面31に近接し、底面27を掘削する(はつる)ことによって行われる。この収納ボックス13には、構成部品が全て収納される。収納ボックス13の上部開口23には補強用のボックス鍔部33が形成され、このボックス鍔部33が底面27とほぼ面一に施工される。この上部開口23は、浸水防止装置11の不使用時、図5に示すように、蓋21によって覆われる。
外枠15は、断面コ字状のチャンネル材として形成され、2本が、収納ボックス13の長手方向に沿って収納される。2本の外枠15は、収納ボックス13の内方で、コ字状の開放側を内側に向けて起立され、左右対向面31に当接される。このため、収納ボックス13の底板部35には、長手方向の両端に、断面コ字状の支持体37が溶接等によって固定される。一対の支持体37は、開口側を内側に向けた向きで固定される。図3、図4に示すように、外枠15は、収納ボックス13に固定される支持体37に、外枠下端部39が挿入されて起立される。例えば、外枠下端部39の内方に凹状段部41(図6参照)が形成され、支持体37に凸状段部43(図6参照)が形成されて互いに嵌まり合って挿入される。
外枠下端部39が支持体37に挿入されると、外枠15が起立した状態で収納ボックス13に固定される。挿入のみの簡単な組立作業で、外枠15が自立される。これにより、シート19の受ける水圧を支持するための外枠15を、簡単な組立で高強度に固定できる。なお、外枠15の左右対向面31に接する面には、水密性を高めるためのゴム板45などが貼着されることが好ましい。
収納ボックス13と外枠15とには外枠15を起立保持する起立固定部材が設けられる。本実施形態において、起立固定部材にはパッチン錠47が用いられている。パッチン錠47は、支持体37と外枠下端部39とにわたる外表面にフック49と係止環部50とを有して構成される。組み立てにより収納ボックス13に起立された外枠15は、起立固定部材47によって確実に起立保持される。挿入式の外枠15の場合、挿入によって自立は可能となるが、上方へ抜けると、自立不能となって倒れる。このような場合、図3に示すように、外枠15がパッチン錠47によって抜け止めされることで、抜けによる倒れが生じない、確実な起立保持が可能となる。これにより、組み立てた後の外枠15を自立させて固定でき、外枠15を一層倒れ難くできる。
収納ボックス13の底板部35には、一対の支持体37の間に、基台51が固定されている。基台51は、断面コ字状のチャンネル材として形成され、開放方向が下向きとなって底板部35に溶接固定される。この基台51には、シート19の下縁部53が固定される。シート19の下縁部53を基台51に固定するには、一対の挟持板55と、下縁板57と、抜止棒59と、複数対のボルト61及びナット63と、が用いられる。基台51、挟持板55、下縁板57には、略同一ピッチで部材長手方向に沿って複数のボルト貫通孔65(図2参照)が穿設されている。図3に示すように、シート19は、抜止棒59を折り目に挟んで、下縁部53が折り返される。下縁部53が折り返されたシート19は、この二重部分が上下一対の挟持板55によって挟まれる。さらに、この一対の挟持板55は、下側の基台51と上側の下縁板57とによって挟まれた状態で、これらのボルト貫通孔65をボルト61が貫通する。基台51を貫通したボルト61は、基台裏側のボルト貫通孔65に溶接固定されるナット63(図3参照)に螺合することで、シート19の下縁部53を挟持固定する。
一方、シート19の上縁部67(図2参照)には、一対の上縁枠部材69と、抜止棒59とが、ボルト61及びナット63によって固定される。一対の上縁枠部材69には略同一ピッチで部材長手方向に沿って複数のボルト貫通孔65(図2参照)が穿設されている。図3に示すように、シート19は、抜止棒59を折り目に挟んで、上縁部67が折り返される。上縁部67が折り返されたシート19は、この二重部分が上下一対の上縁枠部材69によって挟まれる。一対の上縁枠部材69は、ボルト貫通孔65に貫通されたボルト61にナット63が螺合することで、シート19の上縁部67に固定される。
内枠17は、収納ボックス13の長手方向に沿って2本が収納される。内枠17は、断面コ字状のチャンネル材として形成される。図1に示すように、この内枠17は、それぞれが外枠15の内側に沿って嵌入状態とされ起立される。
シート19は、上記のようにして、下縁部53が収納ボックス13に固定される。シート19は、左右側縁部71が、図4に示すように、上縁部67からフラップ状(翼状)に延設されている。この左右側縁部71が外枠15と内枠17とに挟持される。
内枠固定部材は、収納ボックス13に収納されるとともに外枠15とでシート19の左右側縁部71を挟んだ一対の内枠17を左右対向面31の方向に押圧する。本実施形態において、内枠固定部材は、伸縮棒構造を有した突っ張り部材73が少なくとも1本使用される。本実施形態では内枠17の上下方向に2本が使用される。突っ張り部材73は、両端が相対回転されることにより、全長が左右の内枠17同士間の距離よりも少し長く設定される。突っ張り部材73は、この余長量が圧縮されることで、左右の内枠17同士間に配置される。配置された突っ張り部材73は、圧縮が解除されると内蔵バネによってもとの長さに戻ろうとし、その復元力によって内枠17が左右対向面31の方向に押圧される。突っ張り部材73は、余長に比例した押圧力の設定が可能となる。これにより、突っ張り部材73の全長を変えて、所望の押圧力で内枠17を押圧できる。
突っ張り部材73は、図1に示すように、水平に配置されるが、斜めに配置されてもよい。また、浸水防止装置11は、シート19の何れの面が屋外側となる向きで配置されてもよい。本実施形態において、浸水防止装置11は、突っ張り部材73が屋外側となる向きで開口部25に設置されている。
なお、内枠固定部材としては、突っ張り部材73の他に、レバーを回転することで伸縮し且つ伸長状態に維持されるリンク構造を有したレバー式伸縮部材を用いることができる(図示せず)。レバー式伸縮部材は、内枠固定部材に、レバーの回転によって作動されるリンク構造が装備される。リンク構造は、例えば二本の杆材を軸線方向にスライド自在に係合した伸縮杆と、一端が二本の杆材にそれぞれ回転自在に固定され、他端同士が回転自在に係合される一対の連結杆と、によって構成可能となる。レバーは、回転始端から回転終端に回転されることで、伸縮杆が最長の状態で保持されるようにリンク構造に設けられる。このレバー式伸縮部材は、左右の内枠17の間に配置され、レバーが回転されると、左右方向に伸長して内枠17が押圧され、且つその押圧状態が維持される。押圧は、レバーが回転始端に回転されることで、容易に解除される。このようなレバー式伸縮部材によれば、レバーを回転始端から回転終端へ回転することで、迅速且つ大きな力で内枠17を押圧できる。
蓋21は、収納ボックス13の上部開口23を塞ぐ。この蓋21は、収納ボックス13に収納可能に形成される。蓋21が、収納ボックス13に長手方向を一致させて縦に落とし入れられることで、使用中の収納ボックス13に収納可能となる。図5に示すように、蓋21は、収納ボックス13の上部開口23を覆うので、収納ボックス13の全長よりも若干長く形成されているが、収納ボックス13の対角線72(図4参照)に沿う方向に斜めにして挿入することで、余長分も含めて収容が可能となる。これにより、使用時に蓋21を収納ボックス13に収容する仮保管ができ、蓋21の紛失を防止できる。
次に、上記構成を有する浸水防止装置11の組み立て手順を作用と共に説明する。
図6は図5に示した収納状態の浸水防止装置11から外枠15が組み立てられる過程の手順説明図、図7はシート19が引き上げられる過程の手順説明図、図8は内枠17が立てられてシート19の左右側縁部71が挟持される過程の手順説明図、図9は内枠固定部材が取り付けられる過程の手順説明図である。
浸水防止装置11は、不使用時、図5に示すように、収納ボックス13が底面27とほぼ同一面で蓋21によって見栄え良く覆われる。なお、この蓋21は、収納ボックス13に対してビスなどの固定部材22にて脱着可能とされる。
使用時には、蓋21が開けられ、少なくとも内枠17及び内枠固定部材が収納ボックス13から取り出される。図6に示すように、外枠15は、外枠下端部39が支持体37に挿入され、収納ボックス13に起立状態とされ、そして起立固定部材であるパッチン錠47にて固定される。シート19は、下縁部53が収納ボックス13に固定されており、図7に示すように、上縁部67が外枠上端部75まで引き上げられる。
図8に示すように、引き上げられたシート19の左右側縁部71は、外枠15の内側にはめ込まれるように配置される内枠17によって外枠15とで挟持される。左右それぞれの内側に配置されて左右側縁部71を挟む内枠17は、図9に示すように、突っ張り部材73によって開口部25の左右対向面31(図4参照)方向にに押圧される。これにより、図4に示すように、外枠15と内枠17とが左右対向面31に強固に密着するとともに、シート19の左右側縁部71も外枠15と内枠17とによって強固に挟持され、シート19が展張状態となり、シート19による遮水が可能となる。
なお、浸水防止装置11は、隙間無く対向壁面間にシート19を展設状態とする、と言う高い水密性を発揮させる必要はなく、ある程度の隙間については許容するもので、水の浸入を完全に阻止する構造は目的としていない。ある程度の隙間、例えば部材間の寸法公差によるものや組立性を重視するようなラフな構成による隙間は、水とともに流れ来るゴミ等で埋まるからである。このように、浸水防止装置11では、完璧な止水には重きを置かず、浸水を遅らせる「遅水」という観点から大掛かりで複雑な機能・構造を排除している。これにより、軽く簡易なセッティングを可能にし、簡単な構造で安価な製品を実現させている。
浸水防止装置11の分解時には、先ず、突っ張り部材73が外され、次いで、内枠17が取り外される。シート19は、図5に示すように、長手方向が複数の折り目となるように表裏方向に交互に畳まれて、収納ボックス13に収納される。これにより、収納ボックス13に外枠15、内枠17、及び突っ張り部材73の収納スペースが確保される。この収納ボックス13に、外枠15、内枠17、及び突っ張り部材73が収納された後、収納ボックス13の上部開口23に蓋21が取り付けられて、浸水防止装置11は、図5に示すように、底面27への保管が完了する。
次に、上記した実施形態に係る浸水防止装置11の変形例を説明する。
図10(a)は回転自在に固定される変形例に係る外枠77の起立前の要部正面図、(b)は(a)のシート展張後の要部正面図である。なお、図1〜図9に示した部材と同等の部材には同一の符号を付し重複する説明は省略する。
この変形例に係る外枠77は、外枠下端部39が収納ボックス13に回転自在に固定されて起立する。通常時には、収納ボックス13に、倒された横臥状態で収納される。外枠下端部39が収納ボックス13に回転自在に固定されているので、外枠上端部75が持ち上げられることで、外枠77が容易に所定位置に起立する。起立された左右の外枠77は、唯一の倒れ方向の倒れが突っ張り部材73によって阻止される。回転式の外枠77では、挿入式のような抜けが生じず、且つ回転軸79等を使用した高強度な固定構造が実現可能となる。これにより、挿入式の外枠15に比べ、外枠77をより簡単な組立でより高強度に固定できる。
図11はシート19の上縁枠部材69に係止部材81が設けられた変形例に係る浸水防止装置11の正面図である。
この変形例では、シート19の上縁部67に設けられる上縁枠部材69の左右端部83に、外枠15に係止する係止部材81が設けられる。下縁部53が収納ボックス13に固定されるシート19の上縁部67に上縁枠部材69が固定され、上縁枠部材69の左右端部83が係止部材81によって左右の外枠15に係止されることで、シート19が上下方向に展張支持可能となる。これにより、シート19の上縁部67も外枠15に固定できて、突っ張り部材73を装着するまでのシート19の撓みなどを抑止し、シート19の展張状態を仮保持するようにできて、突っ張り部材73の組付作業性を向上でき、シート19の水圧強度を一層向上させることができる。
図12はターンバックル構造を有する変形例に係る内枠固定部材の平面図である。
この変形例に係る内枠固定部材は、ターンバックル構造を有する突っ張り部材85として構成される。ターンバックル式の突っ張り部材85によれば、より大きな押圧力を発生させることができる。
図13(a)は折り畳み構造を有する変形例に係る内枠固定部材の伸長前の正面図、(b)は(a)の伸長後の正面図である。
この変形例に係る内枠固定部材は、折り畳み構造を有する突っ張り部材87として構成される。折り畳み式の突っ張り部材87は、図13(a)に示すように、例えば略中央部に回転軸部89が設けられ、図13(b)に示す伸長した状態で、回転軸部89に規制部材91が外挿されて、折れ曲がりが規制される。この折り畳み式の突っ張り部材87によれば、短い全長にして収納が可能となる。また、上記のターンバックル構造に比べて、より直感的に且つ素早く組み立てることができる。
図14は係止爪としての設定部が設けられた変形例に係る内枠17の要部分解斜視図である。
この変形例では、内枠17に、内枠固定部材(例えば突っ張り部材73)の両端の位置を決める設定部が設けられる。例えば印、刻印、マークなどを設けたり、切欠や係止爪などからなる設定部が内枠17に設けられ、突っ張り部材73は、両端が設定部に位置決めされて内枠17に組み立てられる。これにより、突っ張り部材73の取付位置が容易に把握できるようになる。また、設定部を、切欠、係止爪または受け部材93とすれば、突っ張り部材73の両端が支持可能となって、内枠固定部材のずれや落下が防止される。これにより、内枠固定部材の組立時の位置決めを容易にすることができる。
図15は図1に示した浸水防止装置11が連結して使用される他の使用形態の斜視図である。
この変形例では、浸水防止装置11が連結される。浸水防止装置11は、例えば、一間(1.8m)くらいを想定して収納ボックス13の長手方向が寸法設定される。それよりも広い間口部分の場合は、図15に示すように、定尺のものを複数直列配置して連結することもできる。隣り合う外枠15同士は、ジョイントさせるとよい。これにより、間口の広い開口部25にも対応可能となる。
従って、本実施形態に係る浸水防止装置11によれば、建物や構築物の外観を損なわず、底面である地面や床面に対して施工するのみで短時間で容易に設置でき、しかも、収納ボックスに全て納まるユニット構造とされることから、既存の構築物に対しての後付け施工も容易であり、さらには従来品に比べ施工コスト、製品コストを安価にできて、浸水の被害を防ぐことが可能となる。
11…浸水防止装置
13…収納ボックス
15…外枠
17…内枠
19…シート
21…蓋
23…上部開口
25…開口部
27…底面
29…長手方向両端部
31…左右対向面
37…支持体
39…外枠下端部
47…起立固定部材(パッチン錠)
53…下縁部
67…上縁部
69…上縁枠部材
71…左右側縁部
73…突っ張り部材(内枠固定部材)
81…係止部材
83…左右端部
93…設定部(受け部材)

Claims (9)

  1. 開口部の底面に、長手方向両端部を前記開口部の左右対向面に近接して埋設される横長の収納ボックスと、
    前記収納ボックスの長手方向に沿って収納されるとともに前記収納ボックスの内方で起立されて前記左右対向面に当接される一対の外枠と、
    前記収納ボックスの長手方向に沿って収納されるとともに前記外枠の内側に沿って起立される一対の内枠と、
    下縁部が前記収納ボックスに固定されるとともに左右側縁部が前記外枠と前記内枠とに挟持されるシートと、
    前記収納ボックスに収納されるとともに前記外枠とで前記シートの左右側縁部を挟んだ一対の前記内枠を前記左右対向面に押圧する内枠固定部材と、
    前記収納ボックスの上部開口を塞ぐ蓋と、
    を具備することを特徴とする浸水防止装置。
  2. 請求項1記載の浸水防止装置であって、
    前記外枠は、前記収納ボックスに固定される支持体に外枠下端部が挿入されて起立されることを特徴とする浸水防止装置。
  3. 請求項1記載の浸水防止装置であって、
    前記外枠は、外枠下端部が前記収納ボックスに回転自在に固定されて起立することを特徴とする浸水防止装置。
  4. 請求項1又は2又は3記載の浸水防止装置であって、
    前記収納ボックスと前記外枠とには前記外枠を起立保持する起立固定部材が設けられることを特徴とする浸水防止装置。
  5. 請求項1,2,3,4のいずれか1つに記載の浸水防止装置であって、
    前記内枠固定部材が、伸縮棒構造を有した突っ張り部材であることを特徴とする浸水防止装置。
  6. 請求項1,2,3,4のいずれか1つに記載の浸水防止装置であって、
    前記内枠固定部材が、レバーを回転することで伸縮し且つ伸長状態に維持されるリンク構造を有したレバー式伸縮部材であることを特徴とする浸水防止装置。
  7. 請求項1,2,3,4,5,6のいずれか1つに記載の浸水防止装置であって、
    前記内枠には、前記内枠固定部材の両端の位置を決める設定部が設けられることを特徴とする浸水防止装置。
  8. 請求項1,2,3,4,5,6,7のいずれか1つに記載の浸水防止装置であって、
    前記シートの上縁部に上縁枠部材が設けられ、
    前記上縁枠部材の左右端部には、前記外枠に係止する係止部材が設けられることを特徴とする浸水防止装置。
  9. 請求項1,2,3,4,5,6,7,8のいずれか1つに記載の浸水防止装置であって、
    前記蓋が、前記収納ボックスに収納可能に形成されることを特徴とする浸水防止装置。
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