JP2003155878A - 防水装置および防水構造 - Google Patents
防水装置および防水構造Info
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Abstract
小型化を図れるようにする。 【解決手段】所定距離だけ離隔して起立姿勢に設けられ
る一対の支柱11、12と、エア挿入により膨らみ、抜
出しにより萎む袋体13を有し、袋体13が萎んだ状態
から膨らむことにより上記起立姿勢の支柱11、12に
沿って起立する可撓性の防水シート14とを具備する。
Description
同じ高さ又は少し高いビルや商店等の入口など、或い
は、地面よりも低い地下街、或いは地下駐車場、或いは
地下鉄、ビルの地下入口などの箇所に、雨水等の水が流
れ込むのを防止するための防水装置およびそれを用いた
防水構造に関する。
浸水が起こり易く、その浸水を防止することが検討され
ている。
図17はその防水装置を示す右側面図である。
開閉蓋101を二点鎖線にて示すように起立させて、そ
の起立した開閉蓋101の高さを利用して防水を行うよ
うに構成されている。図中の102は、開閉蓋101の
端部位置を規制しつつ1/4回転を可能にさせる蝶番
で、同103は凹溝100の一部を覆うように設けたカ
バー104に設けた手動ハンドル用小窓で、同105は
小窓103を介し図示しない手動ハンドルの回転操作に
より開閉蓋101を起立させていくジャッキである。
防水装置による場合には、開閉蓋101が防水用の堰と
して機能するため、堰高さを高くしようとすると、開閉
蓋101の幅寸法を大きくする必要があり、また凹溝1
00の内部にジャッキ105等を設けるべく凹溝100
を深くする必要があるために、防水装置が大型化すると
いう難点がある。また、手動ハンドルの操作によるた
め、開閉蓋101を起立させてセットする時間に長時間
を要するという問題もある。
決すべくなされたものであり、短時間でのセットを可能
にでき、しかも凹溝の小型化を図れる防水装置および防
水構造を提供することを目的とする。
置は、所定距離だけ離隔して起立姿勢に設けられる一対
の支柱と、気体または液体の挿入により膨らみ、抜出し
により萎む1または2以上の袋体を有し、該袋体が萎ん
だ状態から膨らむことにより上記起立姿勢の支柱に沿っ
て起立する可撓性の防水シートとを具備することを特徴
とする。
は液体の挿入により袋体を膨らませると防水シートが支
柱に沿って起立する。このとき、気体または液体の挿入
量は、その挿入速度を調整することで容易に増大できる
ので、防水シートを短時間でセットすることが可能にな
る。しかも起立した防水シートの高さ寸法は任意に調整
しても畳むと防水シートは小さくなるので、凹溝の小型
化を図り得る。
膨らむと中空棒状になるものであることを特徴とする。
ートは膨らむと中空棒状になる前記袋体を複数有し、該
防水シートに対する各袋体の取付けが、該防水シートが
起立状態のときに各袋体の長手方向が水平方向となるよ
うに設けられていることを特徴とする。
とで防水シートが起立状態に変化していき、セットされ
る。この構成の場合には、袋体が膨らんだ直径等の高さ
寸法に応じて防水シートの起立高さが決まり、その高さ
まで防水できることとなるので、その起立高さの調整
は、膨らんだ状態の袋体の断面を縦長にしたり、或いは
複数の袋体を並列に設けるようにすればよい。
ートは膨らむと中空棒状になる前記袋体を複数有し、該
防水シートに対する各袋体の取付けが、該防水シートが
起立状態のときに各袋体の長手方向が鉛直方向となるよ
うに設けられていることを特徴とする。
その袋体自身が長く伸びていき、膨らんだ状態の袋体の
長さに応じた高さに防水シートをセットできる。この構
成の場合には、膨らんだ状態の袋体の長さを設計変更す
ることで、防水シートの高さを変えることができる。
ートには、帯状の補強ベルトが、その長手方向を該防水
シートが起立状態のときに水平方向となるように設けら
れていることを特徴とする。
圧を受けても、水平方向に長い補強ベルトが防水シート
の撓み変形を抑制する。
ートの両側側部には前記支柱に沿って案内される被ガイ
ド部材が取付けられていることを特徴とする。
ガイド部材が設けられているので、被ガイド部材が支柱
に沿って確実に案内されて防水シートを起立姿勢にする
ことが可能になる。
ートの補強ベルトの両端部には、前記支柱に沿って案内
される被ガイド部材が取付けられていることを特徴とす
る。
防水シートとの間に強い力が作用しても、被ガイド部材
からの力が補強ベルトに吸収されるので、防水シートが
破損し難くすることが可能となる。
ド部材が球体からなり、該球体が前記防水シートに連結
部を介して取付けられ、前記支柱は、該球体が内部を通
る筒状体に、該連結部を通す貫通する長孔が設けられた
ものからなることを特徴とする。
部を通る筒状体であり、長孔を連結部が移動できるの
で、支柱を壁に密着して取付けることができる。これに
より、支柱と壁との間の水密性を向上させ得る。また、
支柱を壁に固着することも可能になる。
ートの両側側部に設けられ、膨らむと中空棒状になるシ
ール用袋体と、該シール用袋体を防水対象の壁に押し付
けるべく該壁に取付けられる押さえ部材とを、更に備え
ることを特徴とする。
シール用袋体を押さえ部材が壁に押し付けるようにする
ことができるので、防水シートと壁との間に隙間が発生
することを抑制できるようになる。
が、起立姿勢と横倒れ姿勢とにわたり変位可能になって
いることを特徴とする。
支柱を横倒れ姿勢にすればよい。よって、横倒れ姿勢の
支柱が入る凹部を設けておくことで、支柱が邪魔になら
ないようにすることが可能となる。
の支柱の前側であって防水対象の壁に、起立状態であっ
て防水シートの両側側部と水圧を受けることにより接触
するように設けられるスペーサを更に備えることを特徴
とする。
側側部とスペーサとが水圧を受けることにより接触する
ようになるので、防水シートの両側側部とスペーサとの
間における水密状態が確保される。
離隔して対向配置された防水対象である2つの壁の間を
防水すべく、該2つの壁の間に、請求項1乃至9のいず
れかに記載の防水装置が設けられる防水構造であって、
上記2つの壁のそれぞれに上記防水装置の支柱が固着さ
れているとともに、2つの壁の間に設けられた凹溝に、
上記防水装置の少なくとも防水シートが袋体を萎ませた
状態で収納され、かつ該凹溝が開閉蓋により覆われるよ
うになっていることを特徴とする。
凹溝内に収納されている袋体を膨らませると、袋体の膨
みに伴って防水シートが支柱に沿って起立して広がり、
防水対象である2つの壁の間を防水できる。
離隔して対向配置された防水対象である2つの壁の間を
防水すべく、該2つの壁の間に、請求項9に記載の防水
装置が設けられる防水構造であって、膨らんだ状態の前
記シール用袋体を壁面に押さえる押さえ部材が壁に設け
られていることを特徴とする。
らんだ状態のシール用袋体を壁面に押し付けるので、防
水シートと壁との間が確実にシールされることになる。
離隔して対向配置された防水対象である2つの壁の間を
防水すべく、該2つの壁の間に、請求項10に記載の防
水装置が設けられる防水構造であって、上記2つの壁の
間に設けられ、上記防水装置を、各支柱を横倒れ姿勢と
しかつ袋体を萎ませた状態で収納する凹溝と、該凹溝を
覆う開閉蓋とを具備することを特徴とする。
凹溝内に収納されている横倒れ状態の支柱を起立させて
保持手段にてその状態に保持させ、凹溝内に収納されて
いる袋体を膨らませると、袋体の膨みに伴って防水シー
トが支柱に沿って起立して広がり、2つの壁の間を防水
できる。不要のときは、防水シートは勿論のこと支柱ま
でも凹溝内に収納できる。
柱が前記開閉蓋の下面側に一体的に設けられていること
を特徴とする。
長手方向に開くと、支柱を起立状態にすることが可能に
なる。不要なときは、開閉蓋を閉じると、支柱を凹溝内
に収納させ得る。なお、開閉蓋は、両側のそれぞれに支
柱を設ける2分割構造、或いは中央部を除く両側のそれ
ぞれに支柱を設ける3分割構造とすることができる。
シートの水平方向長さが両壁間の距離よりも長く、該防
水シートの両側側部が、両側の壁に取り付けたスペーサ
のそれぞれと接触して水密状態になることを特徴とす
る。
側側部とスペーサとの間が接触して水密状態になるの
で、両壁間の防水をより確実に行うことが可能となる。
シートの下部が凹溝内に水密状態に取付けられているこ
とを特徴とする。
部が凹溝内に水密状態に取付けられているので、両壁間
の防水を更に確実に行うことが可能となる。
シートの起立状態を維持するロック手段が設けられてい
ることを特徴とする。
水シートの起立状態を維持するので、長期間にわたり安
定した防水を行うことができる。
ク手段が支柱に設けられていることを特徴とする。
態に取付けるだけでロック手段が備わった状態にするこ
とができ、別途ロック手段を配設する必要がなく便利で
ある。
に説明する。
入口に適用した防水構造における防水装置の使用状態を
示す正面図、図2は同防水装置の使用状態を示す背面
図、図3は同防水装置の使用状態を示す平面図であり、
図4は同防水装置の収納状態を示す左側面図である。
置された防水対象である2つの壁1、2の間を防水対象
として防水装置10が配設されており、両壁1、2の間
の地面に設けた凹溝3と、その凹溝3を覆う開閉蓋4と
を有する。凹溝3は壁1、2の離隔方向に長く形成さ
れ、開閉蓋4は、後で詳述するが、凹溝3とほぼ同じ長
さで凹溝3の幅よりも広幅に形成されている。なお、凹
溝3の設ける箇所は、地面に限らず、コンクリート等が
敷かれた部分などであってもよい。
2と、2つの袋体13と、これら袋体13を両側面側に
有する矩形状をした防水シート14と、一対のスペーサ
15、16とを備える。
に断面矩形状をした所定長の金属筒20がその一辺の幅
中心に長孔21が形成されたもので、支柱11は正面視
右側の壁1に起立姿勢で固着され、支柱12は正面視左
側の壁2に起立姿勢で固着されており、これら支柱1
1、12の下部は凹溝3内に入っている。支柱11の形
態を図5に詳細に示す。金属筒20の長さ寸法は、堰高
さH(図1参照)よりも若干長く設定されており、これ
ら両支柱11、12は、長孔21が壁1と2の中心側に
向けて対面する状態で配設されている。
23と後側の三角柱部24とを有する一体成形物であっ
て、支柱11、12とほぼ同じ長さに設定されている。
スペーサ15は正面視右側の壁1であって支柱11より
も前側位置に長手方向を鉛直方向として固着され、スペ
ーサ16は正面視左側の壁2であって支柱12よりも前
側位置に長手方向を鉛直方向として固着されており、こ
れらスペーサ15、16の下部は凹溝3内に入ってい
る。スペーサ15、16の材質は、特に問わないが、成
形性、量産性に優れる樹脂が好ましい。
13aからの気体、例えば圧縮エアの挿入により膨らん
で棒状となる中空状のものを使用し、袋体13の下部1
3bは凹溝3内に固着されている。袋体13の下部13
bを除く部分13cは、膨らませることで起立状態とさ
れる部分であり、部分13cの長さはこの図示例では堰
高さHよりも若干長く設定されている。なお、袋体13
の素材は、ゴムに限らず、気密性を有するものであれ
ば、他の材質のものを使用できる。
をしたもので、長辺寸法は両壁1と2の離隔距離L(図
1参照)よりも若干長く、短辺寸法は堰高さHよりも若
干長く形成されている。図6に示すように、防水シート
14の下部は固着部14aとなっていて、その固着部1
4aは凹溝3の内部に入っていて、前側に折られて凹溝
3の底面に固着されている。その固着は、この図示例で
は多数の箇所に配したボルト17にて行われている。な
お、固着部14aの固着は、連続した状態で行うのが、
水密性を向上できる点で好ましい。
く部分は、防水部14bとして機能する部分であり、防
水部14bは使用状態で起立状態にされ、その使用状態
において堰高さHとなるように設定されている。また、
防水部14bの両端部は前側に折られて前記スペーサ1
5、16と接触する水密部14c、14dとして機能す
る。なお、水密部14cおよび14dの固着部14a寄
りの部分に関しては、その一部が、防水シート14の起
立状態への移行により湾曲してスペーサ15、16から
離れる虞があるので、図18(a)に示すように防水シ
ート14の下端の両角部に切欠部14fを設け、切欠部
14fの両縁14g同士を接着等するとともに破線部分
を谷折りし、図18(b)に示すように水密部14dと
固着部14aと防水部14bとが相互に直角に近い所定
角度となるようにしている。図18では水密部14d側
を示しているが、もう片方の水密部14cでも同様とな
っている。
数、この図示例では3本の帯状をした補強ベルト26が
その長手方向を防水シート14の長手方向に一致させ、
かつ平行にして縫付け等により固着されている。各補強
ベルト26の両端には、図3に示すように被ガイド部材
30が左右対称状に取付けられている。ここで、正面視
右側の被ガイド部材30の取付け構造を、図5(平面
図)および図7(正面図)を用いて説明する。被ガイド
部材30は支柱11の内部空洞に入っている鋼球等の球
体31と、これに連結部32を介して連結された逆J字
状の取付部33と、取付部33の先端に取付けられた抜
け防止部材34とを有し、取付部33が補強ベルト26
の両端部を折り返して形成された挿入部26aに挿入さ
れており、抜け防止部材34が挿入部26aの外側に位
置するように配設されている。なお、左側の被ガイド部
材30の取付け構造も左右対称で同様である。また、球
体31は、鋼球に限らず、硬質の他の金属や樹脂からな
る球状体を用いることができる。
向に移動可能であり、被ガイド部材30の球体31は支
柱11の内部空洞にて案内される。なお、支柱11、1
2には、図4および図8に示すように、ロック手段40
が設けられている。ロック手段40は、長孔21を挟ん
で片方の側に回動自在に設けられたロック片41と、も
う片方の側に設けた鉤部材42とを有し、上記連結部3
2が所定高さ以上に達すると、ロック片41を鉤部材4
2に係止させることで、連結部32の落下、ひいては防
水シート14の落下を防止する。
応じた強度のものを使用することが好ましい。つまり、
離隔距離Lが長い場合は、水圧により大きく湾曲した状
態になり易いために強度の高い材料のものを使用し、離
隔距離Lが短い場合には強度の低い材料を使用しても支
障がないからである。例えば、強度の高い材料としてピ
アノ線或いは鋼線等が該当し、強度の低い材料としては
繊維等が該当する。
は、上記袋体13が前記水密部14c、14dよりも内
側寄りの位置に取付けられている。袋体13の防水シー
ト14への取付けは、袋体13の上部に設けた貫通孔1
3dと、防水シート14の上部に設けた貫通孔14eと
を連結部材25を介して連結することで行っている(図
9参照)。なお、貫通孔13dは、袋体13のエア溜り
部の外側のエア漏れが起こらない箇所に設けている。連
結部材25としては、この実施形態では金具を使用して
いるが、ロープや紐などを用いることができる。
をしたエア挿入部35がゴム管を介して取付けられ、一
端35aから、例えば圧縮エアが供給されるようになっ
ている。圧縮エアの供給は、例えば防水装置10が配設
された近傍に、例えばコンプレッサーからの圧縮エアを
排出する排出管18を予め設けておき(図3参照)、防
水装置10が使用状態になったときに、一端35aと前
記排出管18とを連結する等により行われる。なお、排
出管18の先端側は、自在な変形を可能とすべくゴム管
等を用いるのが好ましい。
防水構造における防水装置10の取り扱い内容につき説
明する。
4に示すように、その袋体13および防水シート14は
折り畳まれて凹溝3内に収納され、その凹溝3には開閉
蓋4が覆われる状態とされる。なお、前述した開閉蓋4
は、図3に二点鎖線にて示すように支柱11、12とス
ペーサ15、16とに相当する部分が切欠かれている。
し、エア挿入部35の一端35aと前記排出管18とを
連結して袋体13を膨らませる。これにより、図10に
示すように、袋体13が起立姿勢に移行して高くなって
いき、また、被ガイド部材30が支柱11、12により
案内されて高くなっていく。なお、袋体13と支柱1
1、12との離隔距離は短い程よい。つまり、長けれ
ば、被ガイド部材30の球体31と支柱11、12との
間の滑り摩擦に伴う抵抗が大となり易く、スムーズな動
きを確保し難いからである。そして、袋体13が高くな
っていくことにより、防水シート14の上部が連結部材
25を介して引上げられて防水シート14が広がって高
くなっていき、然る後堰高さHに達する。このとき、両
側の水密部14c、14dは、スペーサ15、16と接
触した水密状態とされ(図3参照)、また防水シート1
4の固着部14aが凹溝3の底面に固着されて水密状態
となっているので(図6参照)、防水シート14により
両壁1と2の間を防水することが可能になる。然る後、
防水シート14の高さが堰高さHに達した後、前記ロッ
ク片41を鉤部材42に係止させ、防水シート14の落
下を防止する。防水シート14の固着部14aは、凹溝
3の底面に限らず他の面に固着してもよい。
よる場合には、圧縮エアの挿入により袋体13を膨らま
せると防水シート14が支柱11、12に沿って起立す
るため、防水シート14を使用状態にすべく袋体13に
圧縮エアを迅速に挿入することで短時間でのセットが可
能になる。例えば、図16および図17に示す従来技術
の場合には4〜5分要していたが、それを1分程度まで
に短縮できる。しかも起立した防水シート14の高さ寸
法(堰高さH)は任意に調整しても畳むと防水シート1
4は小さくなるので、凹溝3の小型化を図り得る。例え
ば、凹溝3の幅(奥行き)は、従来技術の場合には32
0mmであったが、堰高さHに関係なく約300mm以
下にでき、深さは従来技術の場合には200mm〜30
0mmを必要としていたが、120mm程度にできる。
膨らむとその袋体13自身が長く伸びていき、膨らんだ
状態の袋体13の長さに応じた高さに防水シート14を
セットでき、膨らんだ状態の袋体13の長さを設計変更
することで、防水シート14の高さを変えることができ
る。また、防水シート14には、帯状の補強ベルト26
が、その長手方向を防水シート14が起立状態のときに
水平方向となるように設けられているので、防水シート
14が水圧を受けても、水平方向に長い補強ベルト26
が防水シート14の撓み変形を抑制することができる。
また、防水シート14に被ガイド部材30が設けられて
いるので、被ガイド部材30が支柱11、12に沿って
確実に案内されて防水シート14を左右で傾くことなく
起立姿勢にすることが可能になる。このとき、被ガイド
部材30は、防水シート14の補強ベルト26に取付け
られているので、被ガイド部材30と防水シート14と
の間に強い力が作用しても、被ガイド部材30からの力
が補強ベルト26に吸収されるので、防水シート14が
破損し難くすることが可能となる。また、本実施形態に
おいては、支柱11、12は球体31が内部を通る筒状
体であり、上述のように対面状態で配された長孔21を
連結部32が移動できるので、支柱11、12を壁1、
2に密着して取付けることができ、これにより、支柱1
1、12と壁1、2との間の水密性を向上させ得るとと
もに、支柱11、12を壁1、2に固着することも可能
になる。
1、12を壁1、2に固着する構成としているが、本発
明はこれに限らない。例えば、図11に示すように、支
柱11、12を起立姿勢Aと横倒れ姿勢Bとにわたり変
位可能に設けるようにしてもよい。この場合、支柱1
1、12を起立姿勢Aに保持させる保持手段として、例
えば回転自在なつっかい43を、支柱11、12に設け
た凹部44に係止できるように設けておくのが好まし
い。このようにした場合には、防水シート14は勿論の
こと、支柱11、12までも凹溝3内に収納できるとい
う利点がある。
る際に開閉蓋を取り外すようにしているが、本発明はこ
れに限らない。例えば、図12に示すように、開閉蓋4
を2分割し、各支柱11、12が開閉蓋4a、4bの下
面側に一体的に設けられている構成としてもよい。この
構成とした場合には、開閉蓋4a、4bを凹溝3の長手
方向に開くと、支柱11、12を壁1、2の近傍におい
て起立状態にすることが可能になる。不要なときは、開
閉蓋4a、4bを閉じると、支柱11、12を凹溝3内
に収納させ得る。よって、使用状態にしても開閉蓋4の
置き場を配慮する必要性がなくなる。また、凹溝3が長
尺のときは、開閉蓋4は、図示した2分割構造に限ら
ず、図13に示すように、中央部4cを除く両側4a、
4bのそれぞれに支柱11、12を設ける3分割構造と
してもよい。但し、図12または図13に示す構造とす
る場合、スペーサ15、16は水密性向上のために壁
1、2に固着するのが望ましいので、支柱11、12は
開閉蓋4a、4bの前側寄りに配するのが好ましい。
前側の平板部と後側の三角柱部とを有する一体成形物を
用いているが、本発明はこれに限らず、他の断面形状、
例えばくさび状のように前側が狭く後側が広い断面形
状、或いはその断面形状を基本として多少凹凸のある断
面形状であって、柱状となっているものでもよい。
て防水シートの両側側部をスペーサに接触させる構成を
採用しているが、本発明はこれに限らず、図19及び図
20に示すように防水シートの両側側部を壁に押し付け
る構成とするのがより好ましい。この構成を詳細に説明
する。防水シート14の両側の水密部14c、14dの
前側に、袋体13と同様の材料からなるシール用袋体5
0を設け、一方、壁1、2には断面L字状の押さえ部材
51を設けておき、膨らんだ状態のシール用袋体50を
押さえ部材51により壁1、2に押し付けるように構成
されている。なお、押さえ部材51の先端側と壁1、2
との隙間は、膨らんだ状態のシール用袋体50よりも小
さくなる寸法に設定することがシール性を向上できる点
で望ましい。また、このシール用袋体50は、袋体13
と同時に膨らむようにしていると、押さえ部材51の先
端側と壁1、2との隙間に入り難いため、袋体13が或
る程度膨らんだ後に膨らむようにしておくことがよい。
そのためには、リリーフ弁を用いて、一定圧までは袋体
13に圧縮エアが供給され、一定圧に達した後にシール
用袋体50に圧縮エアが供給されるような構成などを採
り得る。
態で鉛直方向に長くなるように防水シートに取付けるよ
うにしているが、本発明はこれに限らず、図14(背面
図)および図15(平面図)に示すように防水シート1
4′が起立状態のときに各袋体13′を、その長手方向
が水平方向となるように設けてもよい。このようにして
も、袋体13′が膨らむことで防水シート14′が起立
状態に変化していき、セットされる。なお、この構成の
場合には、袋体13′の間は、補強ベルト26で連結す
ることが、防水シート14′に直接連結する場合よりも
強度上好ましい。また、袋体13′が膨らんだ直径等の
高さ寸法に応じて防水シート14′の堰高さHが決ま
り、その高さまで防水できることとなるので、その堰高
さHの調整は、膨らんだ状態の袋体13′の断面を楕円
等にしたり、或いは袋体13′の配設個数を調整する等
すればよい。
の球体に球状のものを用いるようにしているが、本発明
はこれに限らず、全方位における半径が一定のものに限
らず、中心を通る断面が楕円形等になっているものであ
ってもよい。
した筒状の支柱を用いているが、本発明はこれに限ら
ず、図14および図15に示したように、棒状の支柱1
1′、12′を使用してもよく、この場合の被ガイド部
材は、内部に支柱11′、12′が通されるリング45
等を使用することもできる。
支柱に設けているが、本発明はこれに限らない。例え
ば、先端に鉤部を連結した紐の基端側を壁に取付け、鉤
部を被ガイド部材に引っ掛ける構成などとしてもよい。
両壁間に防水装置を設けて防水構造としているが、本発
明はビルの入口に限らない。また、本発明の防水装置が
設けられる壁としては、ビルの外壁に限らず、それより
も背の低い垣として用いるコンクリート製または金属製
の壁などを含む。
プレッサーから供給される圧縮エアを、排出管を介して
挿入するようにしているが、本発明はこれに限らず、圧
縮エアを詰めたボンベを用いて袋体(シール用袋体を含
む)を膨らませるようにしてもよい。この場合には、ボ
ンベと袋体(シール用袋体を含む)とを配管で直接連結
してもよいし、或いは、ボンベと袋体(シール用袋体を
含む)とを着脱可能な継手を介して連結するようにして
もよい。また、本発明は、圧縮エアに限らず、他の気体
を用いてもよく、或いは、気体に代えて水等の液体を用
いてもよい。
よる場合には、気体または液体の挿入により袋体を膨ら
ませると防水シートが支柱に沿って起立する。このと
き、気体または液体の挿入量は、その挿入速度を調整す
ることで容易に増大できるので、防水シートを短時間で
セットすることが可能になる。しかも起立した防水シー
トの高さ寸法は任意に調整しても畳むと防水シートは小
さくなるので、凹溝の小型化を図り得る。
開閉蓋をあけて凹溝内に収納されている袋体を膨らませ
ると、袋体の膨みに伴って防水シートが支柱に沿って起
立して広がり、2つの壁の間を防水できる。
口に適用した防水構造における防水装置の使用状態を示
す正面図である。
る。
る。
る。
ある。
取付け状態を示す左側面図である。
部材の取付け状態を示す正面図である。
を説明するための図であり、(a)はその正面図、
(b)はその左側面図である。
の連結状態を示す正面図である。
ある。
す正面図である。
を示し、(a)はその正面図、(b)は平面図である。
を示し、(a)はその正面図、(b)は平面図である。
態を示す正面図である。
トの下端角部を示す展開図、(b)は(a)の組立状態
を示す斜視図である。
施形態を示す平面図である。
施形態を示す左側面図(防水シートを収納した状態)で
ある。
Claims (19)
- 【請求項1】 所定距離だけ離隔して起立姿勢に設けら
れる一対の支柱と、 気体または液体の挿入により膨らみ、抜出しにより萎む
1または2以上の袋体を有し、該袋体が萎んだ状態から
膨らむことにより上記起立姿勢の支柱に沿って起立する
可撓性の防水シートとを具備することを特徴とする防水
装置。 - 【請求項2】 前記袋体は膨らむと中空棒状になるもの
であることを特徴とする請求項1に記載の防水装置。 - 【請求項3】 前記防水シートは膨らむと中空棒状にな
る前記袋体を複数有し、該防水シートに対する各袋体の
取付けが、該防水シートが起立状態のときに各袋体の長
手方向が水平方向となるように設けられていることを特
徴とする請求項2に記載の防水装置。 - 【請求項4】 前記防水シートは膨らむと中空棒状にな
る前記袋体を複数有し、該防水シートに対する各袋体の
取付けが、該防水シートが起立状態のときに各袋体の長
手方向が鉛直方向となるように設けられていることを特
徴とする請求項2に記載の防水装置。 - 【請求項5】 前記防水シートには、帯状の補強ベルト
が、その長手方向を該防水シートが起立状態のときに水
平方向となるように設けられていることを特徴とする請
求項3または4に記載の防水装置。 - 【請求項6】 前記防水シートの両側側部には、前記支
柱に沿って案内される被ガイド部材が取付けられている
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の防
水装置。 - 【請求項7】 前記防水シートの補強ベルトの両端部に
は、前記支柱に沿って案内される被ガイド部材が取付け
られていることを特徴とする請求項5に記載の防水装
置。 - 【請求項8】 前記被ガイド部材が球体からなり、該球
体が前記防水シートに連結部を介して取付けられ、前記
支柱は、該球体が内部を通る筒状体に、該連結部を通す
貫通する長孔が設けられたものからなることを特徴とす
る請求項6または7に記載の防水装置。 - 【請求項9】 前記防水シートの両側側部に設けられ、
膨らむと中空棒状になるシール用袋体と、該シール用袋
体を防水対象の壁に押し付けるべく該壁に取付けられる
押さえ部材とを、更に備えることを特徴とする1乃至8
のいずれかに記載の防水装置。 - 【請求項10】 前記支柱が、起立姿勢と横倒れ姿勢と
にわたり変位可能になっていることを特徴とする請求項
1乃至9のいずれかに記載の防水装置。 - 【請求項11】 起立姿勢の支柱の前側であって防水対
象の壁に、起立状態であって防水シートの両側側部と水
圧を受けることにより接触するように設けられるスペー
サを更に備えることを特徴とする請求項1乃至10に記
載の防水装置。 - 【請求項12】 所定距離離隔して対向配置された防水
対象である2つの壁の間を防水すべく、該2つの壁の間
に、請求項1乃至9のいずれかに記載の防水装置が設け
られる防水構造であって、 上記2つの壁のそれぞれに上記防水装置の支柱が固着さ
れているとともに、2つの壁の間に設けられた凹溝に、
上記防水装置の少なくとも防水シートが袋体を萎ませた
状態で収納され、かつ該凹溝が開閉蓋により覆われるよ
うになっていることを特徴とする防水構造。 - 【請求項13】 所定距離離隔して対向配置された防水
対象である2つの壁の間を防水すべく、該2つの壁の間
に、請求項9に記載の防水装置が設けられる防水構造で
あって、 膨らんだ状態の前記シール用袋体を壁面に押さえる押さ
え部材が壁に設けられていることを特徴とする防水構
造。 - 【請求項14】 所定距離離隔して対向配置された防水
対象である2つの壁の間を防水すべく、該2つの壁の間
に、請求項10に記載の防水装置が設けられる防水構造
であって、 上記2つの壁の間に設けられ、上記防水装置を、各支柱
を横倒れ姿勢としかつ袋体を萎ませた状態で収納する凹
溝と、 該凹溝を覆う開閉蓋とを具備することを特徴とする防水
構造。 - 【請求項15】 前記各支柱が前記開閉蓋の下面側に一
体的に設けられていることを特徴とする請求項14に記
載の防水構造。 - 【請求項16】 前記防水シートの水平方向長さが両壁
間の距離よりも長く、該防水シートの両側側部が、両側
の壁に取り付けたスペーサのそれぞれと接触して水密状
態になることを特徴とする請求項12乃至15のいずれ
かに記載の防水構造。 - 【請求項17】 前記防水シートの下部が凹溝内に水密
状態に取付けられていることを特徴とする請求項12乃
至16のいずれかに記載の防水構造。 - 【請求項18】 前記防水シートの起立状態を維持する
ロック手段が設けられていることを特徴とする請求項1
2乃至17のいずれかに記載の防水装置。 - 【請求項19】 前記ロック手段が支柱に設けられてい
ることを特徴とする請求項18に記載の防水構造。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001357765A JP3610038B2 (ja) | 2001-11-22 | 2001-11-22 | 防水装置および防水構造 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2003155878A true JP2003155878A (ja) | 2003-05-30 |
JP3610038B2 JP3610038B2 (ja) | 2005-01-12 |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006233552A (ja) * | 2005-02-24 | 2006-09-07 | Marushima Sangyo Kk | 防水扉 |
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-
2001
- 2001-11-22 JP JP2001357765A patent/JP3610038B2/ja not_active Expired - Fee Related
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