JP2001329759A - 止水装置 - Google Patents

止水装置

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JP2001329759A
JP2001329759A JP2000151034A JP2000151034A JP2001329759A JP 2001329759 A JP2001329759 A JP 2001329759A JP 2000151034 A JP2000151034 A JP 2000151034A JP 2000151034 A JP2000151034 A JP 2000151034A JP 2001329759 A JP2001329759 A JP 2001329759A
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plate
water
rail
water stop
stop plate
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Kanji Yamada
完治 山田
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KENWA SANGYO KK
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KENWA SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 突発的な出水による出入口からの浸水
を防止することにある。 【解決手段】 左右に開放面を対向させて並列する溝
形のレール材1と、この各レール材の下端を連結する接
地板2と、上記レール材内に両端縁を嵌入して落し込む
止水板6と、この止水板と上記接地板との対向面一方
と、上記止水板とレール材との対向面一方にそれぞれ設
けたパッキング材7と、上記レール材の上端側に上記止
水板を下向きに加圧するように設けた適宜の第1加圧装
置8と、上記レール材或いは止水板に上記止水板とレー
ル材との対向面一方に設けてある上記パッキング材を加
圧するように設けた適宜の第2加圧装置とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、家屋やその他の
建物(構築物)の出入口の止水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】突発的な出水(例えば豪雨などによる河
川の氾濫や下水道などからの逆流などに起因する)にと
もなう家屋やその他の建物の出入口からの流入(浸水)
を阻止する従来の方法としては、土のうや止水板が用い
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような土のう方
式によると、袋を備えても付近に土砂がないと役に立た
ない。
【0004】そこで、保管可能な止水板を持ち出して使
用するも、出水の流れなどによって止水板が動き、その
動きによって間隙から浸水する問題があった。
【0005】また、止水板が動かなくてもわずかな間隙
から浸水するので、布などを詰める作業が必要になると
共に、詰め物が水圧により押し出されて水が流入した
り、或いは詰め物から伝い流れた水の排水作業を行なう
わずらわしい作業が必要になるなどの問題があった。
【0006】そこで、この発明の課題は、止水板による
良好な止水が行なわれるようにしたことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、左右に開放面を対向させて並列する
溝形のレール材と、この各レール材の下端を連結する接
地板と、上記レール材内に両端縁を嵌入して落し込む止
水板と、この止水板と上記接地板との対向面一方と、上
記止水板とレール材との対向面一方にそれぞれ設けたパ
ッキング材と、上記レール材の上端側に上記止水板を下
向きに加圧するように設けた適宜の第1加圧装置と、上
記レール材或いは止水板に上記止水板とレール材との対
向面一方に設けてある上記パッキング材を加圧するよう
に設けた適宜の第2加圧装置とからなる構成を採用す
る。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を添付図面
に基づいて説明する。
【0009】この発明の実施形態では、図1から図5に
示すように、左右に開放面を対向させて並列する溝形の
レール材1、1の下端は、接地板2上に溶接などの固定
手段を介し立設してある。
【0010】上記の接地板2は、家屋やその他の建物の
出入口3の入口の床面4に載置し、レール材1、1は、
出入口3の両側面に当接させる。
【0011】その際、図示のように両側のレール材1、
1と出入口3と対向する面にゴムなどのシール材5を接
着剤などで取付けて水漏れを防止するとよい。
【0012】なお、レール材1は、左右に二本並設する
以外に、出入口3の間口が大きい場合、接地板2の両端
に平面コ字状の溝形のレール材1を、接地板2の中間に
平面H形のレール材(図示省略)を立設することもあ
り、その立設は、例えば接地板に溶接やボルトとナット
を介し固着する。
【0013】6はレール材1に端縁を嵌め込んで上方か
ら落し込む止水板である。
【0014】また、止水板6の下面と接地板2の上面と
の一方及び止水板6の端縁部とレール材1との対向面一
方には、ゴムなどのパッキング材7が設けてある。
【0015】上記のパッキング材7は、図示の場合止水
板6の下面全長と止水板6の端部表面の全長にそれぞれ
接着剤などを介し取付けてあるが、接地板2の上面及び
レール材1の内面に設けることもある。
【0016】8は、レール材1の上端側に設けた止水板
6の下向き加圧力の付与第1加圧装置である。
【0017】上記の第1加圧装置8は、図示の場合レー
ル材1の平行板の上部内面に溝9を設けて、この両溝9
にナット板10の両側縁を抜き差し自在に差し込み、ナ
ット板10にねじ込んであるボルト11を回動操作によ
り降下させながら、ボルト11の下端にボルト11がフ
リーに回転するよう設けてある押し板12を止水板6の
上面に押し付けながらパッキング材7を圧縮するように
し、溝9からナット板10を取り外して止水板6の落し
込みや抜き取りに支障のないようにしたが、カムや楔そ
の他の手段による第1加圧装置8によって止水板6を下
方に押し下げてもよい。
【0018】13はレール材1と止水板6との間のパッ
キング材7を圧縮する第2加圧装置である。
【0019】上記の第2加圧装置13は、図示の場合止
水板6の室内側面両端部に支軸14を介し楔片15の末
端部を回動自在に取付けて、この楔片15をその末端か
ら連なるレバー16により回動させながら止水板6とレ
ール材1との間隙に食い込ませてパッキング材7を圧縮
するようにしたが、ボルトの回動操作による(第1加圧
装置8と同構造の)押し付け手段などで行なうことも可
能である。
【0020】上記のように構成すると、出水に際し出入
口3に接地板2を載置し、次いで両レール材1、1に両
端部を嵌入しながら止水板6を落し込む。
【0021】このとき、溝9には、ナット板10が差し
込まれていない。
【0022】しかして、溝9にナット板10を差し込ん
だ第1加圧装置8及び第2加圧装置13の操作によって
パッキング材7、7を圧縮しながら、止水板6と接地板
2との間及び止水板6とレール材1との間の浸水を阻止
する。
【0023】
【発明の効果】この発明に係る止水装置は、以上のよう
に構成してあるので、突発的な出水による出入口から家
屋やその他の建物内への浸水を止水板により阻止すると
共に、第1加圧装置及び第2加圧装置によりパッキング
材を圧縮して接地板と止水板の下縁との間の水漏れ及び
レール材と止水板の端縁との間の水漏れを防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態を示す正面図
【図2】同上の背面図
【図3】同平面図
【図4】第1加圧装置を示す縦断拡大側面図
【図5】第2加圧装置を示す横断拡大平面図
【符号の説明】
1 レール材 2 接地板 3 出入口 4 床面 5 シール材 6 止水板 7 パッキング材 8 第1加圧装置 9 溝 10 ナット板 11 ボルト 12 押し板 13 第2加圧装置 14 支軸 15 楔片 16 レバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右に開放面を対向させて並列する溝形
    のレール材と、この各レール材の下端を連結する接地板
    と、上記レール材内に両端縁を嵌入して落し込む止水板
    と、この止水板と上記接地板との対向面一方と、上記止
    水板とレール材との対向面一方にそれぞれ設けたパッキ
    ング材と、上記レール材の上端側に上記止水板を下向き
    に加圧するように設けた適宜の第1加圧装置と、上記レ
    ール材或いは止水板に上記止水板とレール材との対向面
    一方に設けてある上記パッキング材を加圧するように設
    けた適宜の第2加圧装置とからなる止水装置。
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