JPH11280164A - パネル同士の接合構造 - Google Patents
パネル同士の接合構造Info
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- JPH11280164A JPH11280164A JP10085250A JP8525098A JPH11280164A JP H11280164 A JPH11280164 A JP H11280164A JP 10085250 A JP10085250 A JP 10085250A JP 8525098 A JP8525098 A JP 8525098A JP H11280164 A JPH11280164 A JP H11280164A
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- panels
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 防水剤の注入を不要にして、複数の継ぎ目が
直交する箇所における水密および気密性をシール部材で
十分に確保する。 【解決手段】 互いに接合される一対A,Bの壁パネル
4間および壁パネル4と底パネル3との間にそれぞれシ
ール部材28が挿入され、シール部材28の長さ方向に
おける両端部に、厚さ方向へ拡張された第2シール片3
5が全幅にわたって設けられている。一対A,Bの壁パ
ネル4同士の継ぎ目Xと、両壁パネル4と底パネル3と
の継ぎ目YとがT形状に直交している交差箇所Paにお
いて、一方の継ぎ目Xのシール部材28の第2シール片
35の外端面が他方の継ぎ目Yのシール部材28の表裏
いずれか片面に広範囲で面接触して密接する。これによ
り、交差箇所Paにおける水密および気密性が十分に確
保される。
直交する箇所における水密および気密性をシール部材で
十分に確保する。 【解決手段】 互いに接合される一対A,Bの壁パネル
4間および壁パネル4と底パネル3との間にそれぞれシ
ール部材28が挿入され、シール部材28の長さ方向に
おける両端部に、厚さ方向へ拡張された第2シール片3
5が全幅にわたって設けられている。一対A,Bの壁パ
ネル4同士の継ぎ目Xと、両壁パネル4と底パネル3と
の継ぎ目YとがT形状に直交している交差箇所Paにお
いて、一方の継ぎ目Xのシール部材28の第2シール片
35の外端面が他方の継ぎ目Yのシール部材28の表裏
いずれか片面に広範囲で面接触して密接する。これによ
り、交差箇所Paにおける水密および気密性が十分に確
保される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅の外壁やパネ
ル構造の地下室等に使用される複数のパネル同士の接合
構造に関する。
ル構造の地下室等に使用される複数のパネル同士の接合
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のパネル同士の接合構造と
しては、例えば図15〜図18に示すものがある。これ
によると、図15,図16に示すように、一方のパネル
80と他方のパネル81とは、継ぎ目Xにおいてそれぞ
れの接合面82,83を対向させて、複数のボルト8
4,ナット85で接合されている。上記一対の接合面8
2,83の間にはゴム製の平帯状のシール部材86が介
装されており、上記ボルト84,ナット85の締付力に
よって上記シール部材86を圧縮することにより、上記
両接合面82,83間はシール部材86でシールされて
水密および気密性が保持されている。尚、上記各パネル
80,81には、上記ボルト84が挿通されるボルト孔
92が複数形成され、さらに、上記シール部材86には
ボルト挿通孔93が複数形成されている。
しては、例えば図15〜図18に示すものがある。これ
によると、図15,図16に示すように、一方のパネル
80と他方のパネル81とは、継ぎ目Xにおいてそれぞ
れの接合面82,83を対向させて、複数のボルト8
4,ナット85で接合されている。上記一対の接合面8
2,83の間にはゴム製の平帯状のシール部材86が介
装されており、上記ボルト84,ナット85の締付力に
よって上記シール部材86を圧縮することにより、上記
両接合面82,83間はシール部材86でシールされて
水密および気密性が保持されている。尚、上記各パネル
80,81には、上記ボルト84が挿通されるボルト孔
92が複数形成され、さらに、上記シール部材86には
ボルト挿通孔93が複数形成されている。
【0003】また、図17に示すように、上記両パネル
80,81に別のパネル88が上記ボルト84,ナット
85ならびにシール部材86を用いて同様に接合され、
上記継ぎ目Xと、両パネル80,88同士および両パネ
ル81,88同士の継ぎ目YとがT形状に直交して形成
される場合、上記一方の継ぎ目Xと他方の継ぎ目Yとの
交差箇所Paにおいて、一方の継ぎ目Xのシール部材8
6の長さ方向の端部が他方の継ぎ目Yのシール部材86
のシール面90に対してT形状に交差する。
80,81に別のパネル88が上記ボルト84,ナット
85ならびにシール部材86を用いて同様に接合され、
上記継ぎ目Xと、両パネル80,88同士および両パネ
ル81,88同士の継ぎ目YとがT形状に直交して形成
される場合、上記一方の継ぎ目Xと他方の継ぎ目Yとの
交差箇所Paにおいて、一方の継ぎ目Xのシール部材8
6の長さ方向の端部が他方の継ぎ目Yのシール部材86
のシール面90に対してT形状に交差する。
【0004】この際、上記一方の継ぎ目Xのシール部材
86と他方の継ぎ目Yのシール部材86との交差箇所P
aに隙間等が生じ易く、上記交差箇所Paにおける水密
および気密性の保持が困難であり、このため、液状の防
水剤(シリコン等)を上記交差箇所Paに注入してい
た。さらに、図18に示すように、4枚のパネル80,
81,88,91を接合した場合に形成される十形状に
直交した継ぎ目X,Y,Zの交差箇所Pbにおいても、
上記のような防水剤を注入する必要があった。
86と他方の継ぎ目Yのシール部材86との交差箇所P
aに隙間等が生じ易く、上記交差箇所Paにおける水密
および気密性の保持が困難であり、このため、液状の防
水剤(シリコン等)を上記交差箇所Paに注入してい
た。さらに、図18に示すように、4枚のパネル80,
81,88,91を接合した場合に形成される十形状に
直交した継ぎ目X,Y,Zの交差箇所Pbにおいても、
上記のような防水剤を注入する必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来形式では、図15に示すように、平帯状のシール部
材86を均等に圧縮させる必要があるが、そのためには
ボルト84,ナット85の締付力を大きくする必要があ
り、ボルトピッチを狭くして、ボルト84の本数を接合
強度上必要な本数以上に増やさなければならないといっ
た問題があり、多数のボルト84を締め付けるのに時間
がかかった。
従来形式では、図15に示すように、平帯状のシール部
材86を均等に圧縮させる必要があるが、そのためには
ボルト84,ナット85の締付力を大きくする必要があ
り、ボルトピッチを狭くして、ボルト84の本数を接合
強度上必要な本数以上に増やさなければならないといっ
た問題があり、多数のボルト84を締め付けるのに時間
がかかった。
【0006】また、図17に示すように、継ぎ目X,Y
がT形状に直交して形成される場合(あるいは図18に
示すように、継ぎ目X,Y,Zが十形状に直交して形成
される場合)、液状の防水剤を注入するといった面倒な
注入作業を行う必要があるため、現場での作業工程が増
えて各パネルの接合に時間がかかってしまうといった問
題や、継ぎ目が多いと上記注入作業を忘れるといった問
題があった。
がT形状に直交して形成される場合(あるいは図18に
示すように、継ぎ目X,Y,Zが十形状に直交して形成
される場合)、液状の防水剤を注入するといった面倒な
注入作業を行う必要があるため、現場での作業工程が増
えて各パネルの接合に時間がかかってしまうといった問
題や、継ぎ目が多いと上記注入作業を忘れるといった問
題があった。
【0007】本発明は、ボルト等の締結具の数を低減す
ることが可能で、さらに、防水剤の注入を不要にして、
複数の継ぎ目が直交する箇所における水密および気密性
をシール部材で十分に確保することが可能なパネル同士
の接合構造を提供することを目的とする。
ることが可能で、さらに、防水剤の注入を不要にして、
複数の継ぎ目が直交する箇所における水密および気密性
をシール部材で十分に確保することが可能なパネル同士
の接合構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の発明は、複数の
パネルが継ぎ目において各々の接合面を対向させて締結
具で接合されるパネル同士の接合構造であって、上記一
対の接合面間にシール部材が挿入され、上記シール部材
の表裏両面に、各々の接合面で圧縮される突起部が全長
にわたって形成され、上記シール部材の外縁に、シール
部材の厚さ方向へ拡張された第1シール片が全長にわた
って設けられ、上記シール部材の長さ方向における両端
部に、シール部材の厚さ方向へ拡張された第2シール片
が全幅にわたって設けられ、一対のパネル同士を接合し
た際、上記突起部が一対の接合面に圧接するとともに、
上記第2シール片が上記一対のパネルの外面側に露出す
るものである。
ために、本発明のうちで請求項1記載の発明は、複数の
パネルが継ぎ目において各々の接合面を対向させて締結
具で接合されるパネル同士の接合構造であって、上記一
対の接合面間にシール部材が挿入され、上記シール部材
の表裏両面に、各々の接合面で圧縮される突起部が全長
にわたって形成され、上記シール部材の外縁に、シール
部材の厚さ方向へ拡張された第1シール片が全長にわた
って設けられ、上記シール部材の長さ方向における両端
部に、シール部材の厚さ方向へ拡張された第2シール片
が全幅にわたって設けられ、一対のパネル同士を接合し
た際、上記突起部が一対の接合面に圧接するとともに、
上記第2シール片が上記一対のパネルの外面側に露出す
るものである。
【0009】これによると、締結具を締め付けることに
より、シール部材の各突起部がパネルの接合面で圧縮さ
れるため、小さな締付力であっても圧縮時の各突起部の
反発力が増大し、これにより水密および気密性が向上す
るとともに、締結具の数を低減することができ、したが
って、パネル同士の接合が短時間で行える。
より、シール部材の各突起部がパネルの接合面で圧縮さ
れるため、小さな締付力であっても圧縮時の各突起部の
反発力が増大し、これにより水密および気密性が向上す
るとともに、締結具の数を低減することができ、したが
って、パネル同士の接合が短時間で行える。
【0010】また、複数のパネルを接合した際、パネル
同士の継ぎ目が複数形成され、このうち一方の継ぎ目と
他方の継ぎ目とが直交している場合、一方の継ぎ目と他
方の継ぎ目との交差箇所において、一方の継ぎ目のシー
ル部材の第2シール片の外端面が他方の継ぎ目のシール
部材の表裏いずれか片面に広範囲で面接触して密接する
ため、複数の継ぎ目が直交する交差箇所における水密お
よび気密性を両シール部材で十分に確保することがで
き、防水剤の注入を不要にすることができる。
同士の継ぎ目が複数形成され、このうち一方の継ぎ目と
他方の継ぎ目とが直交している場合、一方の継ぎ目と他
方の継ぎ目との交差箇所において、一方の継ぎ目のシー
ル部材の第2シール片の外端面が他方の継ぎ目のシール
部材の表裏いずれか片面に広範囲で面接触して密接する
ため、複数の継ぎ目が直交する交差箇所における水密お
よび気密性を両シール部材で十分に確保することがで
き、防水剤の注入を不要にすることができる。
【0011】また、請求項2記載の発明は、突起部は円
弧状に形成されているものである。また、請求項3記載
の発明は、第1シール片および第2シール片は発泡した
スポンジ状のゴムで形成されているものである。
弧状に形成されているものである。また、請求項3記載
の発明は、第1シール片および第2シール片は発泡した
スポンジ状のゴムで形成されているものである。
【0012】これによると、発泡したスポンジ状のゴム
を材質にすることによって、第1シール片および第2シ
ール片の圧縮変形性が優れ、継ぎ目における水密および
気密性がより一層向上する。
を材質にすることによって、第1シール片および第2シ
ール片の圧縮変形性が優れ、継ぎ目における水密および
気密性がより一層向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図14に基づいて説明する。図14に示すように、1
は地下室であり、地下に打設されたコンクリートの基礎
部2に設置された複数の底パネル3と、これら底パネル
3上に接合された複数の壁パネル4と、これら壁パネル
4の上部間に接合された複数の天井パネル5とにより構
成されている。上記複数の壁パネル4同士は四角囲い状
に接合され、これら壁パネル4で囲まれた地下空間6が
形成されている。
〜図14に基づいて説明する。図14に示すように、1
は地下室であり、地下に打設されたコンクリートの基礎
部2に設置された複数の底パネル3と、これら底パネル
3上に接合された複数の壁パネル4と、これら壁パネル
4の上部間に接合された複数の天井パネル5とにより構
成されている。上記複数の壁パネル4同士は四角囲い状
に接合され、これら壁パネル4で囲まれた地下空間6が
形成されている。
【0014】図10,図11に示すように、上記各底パ
ネル3は、複数のアンカーボルト9により上記基礎部2
に据え付けられており、四角形の平板部材10と、この
平板部材10の周縁に設けられた四角枠フレーム体11
と、複数の補強フレーム12とで構成されている。尚、
上記枠フレーム体11はチャンネル材を四角枠状に連結
したものである。
ネル3は、複数のアンカーボルト9により上記基礎部2
に据え付けられており、四角形の平板部材10と、この
平板部材10の周縁に設けられた四角枠フレーム体11
と、複数の補強フレーム12とで構成されている。尚、
上記枠フレーム体11はチャンネル材を四角枠状に連結
したものである。
【0015】また、図4,図10,図12に示すよう
に、上記壁パネル4は、四角形の平板部材14と、この
平板部材14の周縁に設けられた四角枠フレーム体15
と、複数の補強フレーム16とで構成されている。尚、
上記枠フレーム体15は上下一対のアングル材17と左
右一対のチャンネル材18を四角枠状に連結したもので
ある。また、上記枠フレーム体15には複数のボルト孔
19が形成されている。
に、上記壁パネル4は、四角形の平板部材14と、この
平板部材14の周縁に設けられた四角枠フレーム体15
と、複数の補強フレーム16とで構成されている。尚、
上記枠フレーム体15は上下一対のアングル材17と左
右一対のチャンネル材18を四角枠状に連結したもので
ある。また、上記枠フレーム体15には複数のボルト孔
19が形成されている。
【0016】また、図10,図13に示すように、上記
天井パネル5は、四角形の平板部材20と、この平板部
材20の周縁に設けられた四角枠フレーム体21と、複
数の補強フレーム22とで構成されている。尚、上記枠
フレーム体21はチャンネル材を四角枠状に連結したも
のである。
天井パネル5は、四角形の平板部材20と、この平板部
材20の周縁に設けられた四角枠フレーム体21と、複
数の補強フレーム22とで構成されている。尚、上記枠
フレーム体21はチャンネル材を四角枠状に連結したも
のである。
【0017】次に、上記壁パネル4同士の接合構造およ
び壁パネル4と底パネル3との接合構造を説明する。す
なわち、図4,図5に示すように、互いに接合される一
方Aの壁パネル4の枠フレーム体15と他方Bの壁パネ
ル4の枠フレーム体15とは、各々の接合面24a,2
4bを対向させて、締結具の一例であるボルト26,ナ
ット27で接合されている。上記両接合面24a,24
b間にはシール部材28が挿入されている。
び壁パネル4と底パネル3との接合構造を説明する。す
なわち、図4,図5に示すように、互いに接合される一
方Aの壁パネル4の枠フレーム体15と他方Bの壁パネ
ル4の枠フレーム体15とは、各々の接合面24a,2
4bを対向させて、締結具の一例であるボルト26,ナ
ット27で接合されている。上記両接合面24a,24
b間にはシール部材28が挿入されている。
【0018】また、図6,図10に示すように、互いに
接合される上記一方Aの壁パネル4の枠フレーム体15
と底パネル3の枠フレーム体11とは、各々の接合面3
8a,39を対向させて、ボルト26,ナット27で同
様に接合されている。さらに、互いに接合される上記他
方Bの壁パネル4の枠フレーム体15と底パネル3の枠
フレーム体11とは、各々の接合面38b,39を対向
させて、同様にボルト26,ナット27で接合されてい
る。そして、上記両方A,Bの壁パネル4の接合面38
a,38bと底パネル3の接合面39との間にもシール
部材28が挿入されている。
接合される上記一方Aの壁パネル4の枠フレーム体15
と底パネル3の枠フレーム体11とは、各々の接合面3
8a,39を対向させて、ボルト26,ナット27で同
様に接合されている。さらに、互いに接合される上記他
方Bの壁パネル4の枠フレーム体15と底パネル3の枠
フレーム体11とは、各々の接合面38b,39を対向
させて、同様にボルト26,ナット27で接合されてい
る。そして、上記両方A,Bの壁パネル4の接合面38
a,38bと底パネル3の接合面39との間にもシール
部材28が挿入されている。
【0019】上記両接合面24a,24b間に挿入され
たシール部材28は、図1〜図4に示すように、帯板状
に形成され、材質としては、十分な反発力を有し、防水
性と耐候性とに富んだクロロプレンゴムやエチレンプロ
ピレンゴムあるいはシリコンゴム等が使用されている。
上記シール部材28には、ボルト孔19に連通するボル
ト挿通孔29が複数形成されている。また、シール部材
28の表裏両面にはそれぞれ、上記各々の接合面24
a,24bで圧縮される半円形の突起部30が、全長に
わたって直線状に形成されているとともに、壁パネル4
の内外面方向で一対形成されている。尚、上記ボルト挿
通孔29は、内外面方向で一対の突起部30間に配列さ
れている。
たシール部材28は、図1〜図4に示すように、帯板状
に形成され、材質としては、十分な反発力を有し、防水
性と耐候性とに富んだクロロプレンゴムやエチレンプロ
ピレンゴムあるいはシリコンゴム等が使用されている。
上記シール部材28には、ボルト孔19に連通するボル
ト挿通孔29が複数形成されている。また、シール部材
28の表裏両面にはそれぞれ、上記各々の接合面24
a,24bで圧縮される半円形の突起部30が、全長に
わたって直線状に形成されているとともに、壁パネル4
の内外面方向で一対形成されている。尚、上記ボルト挿
通孔29は、内外面方向で一対の突起部30間に配列さ
れている。
【0020】また、上記各ボルト挿通孔29にはスペー
サワッシャ41が挿入されている。図4に示すように、
これらスペーサワッシャ41の厚みTaは、シール部材
28の厚みTbと同厚に形成されている。
サワッシャ41が挿入されている。図4に示すように、
これらスペーサワッシャ41の厚みTaは、シール部材
28の厚みTbと同厚に形成されている。
【0021】上記シール部材28の表裏いずれか片面に
は、接合される他方Bの壁パネル4の接合面24b(ま
たは一方Aの壁パネル4の接合面24aでもよい)に接
着可能な両面テープ42が各ボルト挿通孔29を除いて
貼着されている。
は、接合される他方Bの壁パネル4の接合面24b(ま
たは一方Aの壁パネル4の接合面24aでもよい)に接
着可能な両面テープ42が各ボルト挿通孔29を除いて
貼着されている。
【0022】上記シール部材28の外縁には、壁パネル
4の外面と一対の接合面24a,24bとの間を密封す
る第1シール片31が全長にわたり接着剤で接着されて
一体的に取付けられている。この第1シール片31は、
上記一対の接合面24a,24bで挟まれるテーパ部3
2と、このテーパ部32の外縁に形成されかつ接合され
る両壁パネル4の平板部材14間の隙間を塞ぐ平坦部3
3とにより形成されている。上記テーパ部32と平坦部
33とはシール部材28の厚さTb方向へ拡張されてい
る。
4の外面と一対の接合面24a,24bとの間を密封す
る第1シール片31が全長にわたり接着剤で接着されて
一体的に取付けられている。この第1シール片31は、
上記一対の接合面24a,24bで挟まれるテーパ部3
2と、このテーパ部32の外縁に形成されかつ接合され
る両壁パネル4の平板部材14間の隙間を塞ぐ平坦部3
3とにより形成されている。上記テーパ部32と平坦部
33とはシール部材28の厚さTb方向へ拡張されてい
る。
【0023】さらに、上記シール部材28の長さ方向に
おける両端部には、壁パネル4の外面と一対の接合面2
4a,24bとの間を密封する第2シール片35が全幅
にわたり接着剤で接着されて一体的に取付けられてい
る。図3,図7に示すように、この第2シール片35
は、上記一対の接合面24a,24bで挟まれるテーパ
部36と、このテーパ部36の外縁に形成されかつ接合
される両壁パネル4の接合面38a,38bに密接する
平坦部37とにより形成されている。上記テーパ部36
と平坦部37とはシール部材28の厚さTb方向へ拡張
されている。
おける両端部には、壁パネル4の外面と一対の接合面2
4a,24bとの間を密封する第2シール片35が全幅
にわたり接着剤で接着されて一体的に取付けられてい
る。図3,図7に示すように、この第2シール片35
は、上記一対の接合面24a,24bで挟まれるテーパ
部36と、このテーパ部36の外縁に形成されかつ接合
される両壁パネル4の接合面38a,38bに密接する
平坦部37とにより形成されている。上記テーパ部36
と平坦部37とはシール部材28の厚さTb方向へ拡張
されている。
【0024】そして、図6,図7に示すように、両方
A,Bの壁パネル4同士の継ぎ目Xと、壁パネル4と底
パネル3との継ぎ目Yとが、T形状に直交している交差
箇所Paでは、上記一方の継ぎ目Xのシール部材28の
第2シール片35の平坦部37の外端面が、上記両方
A,Bの壁パネル4の外面へ突出して、上記他方の継ぎ
目Yのシール部材28の表裏いずれか片面(上面)に面
接触して密接している。
A,Bの壁パネル4同士の継ぎ目Xと、壁パネル4と底
パネル3との継ぎ目Yとが、T形状に直交している交差
箇所Paでは、上記一方の継ぎ目Xのシール部材28の
第2シール片35の平坦部37の外端面が、上記両方
A,Bの壁パネル4の外面へ突出して、上記他方の継ぎ
目Yのシール部材28の表裏いずれか片面(上面)に面
接触して密接している。
【0025】尚、上記第1および第2シール片31,3
5の材質としては、クロロプレンゴムやエチレンプロピ
レンゴムあるいはシリコンゴム等をそれぞれ発泡させた
発泡ゴム(スポンジゴム)が使用されている。
5の材質としては、クロロプレンゴムやエチレンプロピ
レンゴムあるいはシリコンゴム等をそれぞれ発泡させた
発泡ゴム(スポンジゴム)が使用されている。
【0026】また、底パネル3同士の接合構造あるいは
天井パネル5同士の接合構造も上記と同様であり、さら
に、壁パネル4と天井パネル5との接合構造も上記と同
様である。
天井パネル5同士の接合構造も上記と同様であり、さら
に、壁パネル4と天井パネル5との接合構造も上記と同
様である。
【0027】さらに、図8,図9に示すように、一対の
壁パネル4同士の継ぎ目Xと、壁パネル4と底パネル3
との継ぎ目Yと、一対の底パネル3同士の継ぎ目Zとが
十形状に直交している交差箇所Pbでは、上記継ぎ目X
のシール部材28の第2シール片35の平坦部37の外
端面が上記両方A,Bの壁パネル4の外面へ突出して上
記継ぎ目Yのシール部材28の表裏いずれか一面(上
面)に面接触して密接するとともに、上記継ぎ目Zのシ
ール部材28の第2シール片35の平坦部37の外端面
が一対の底パネル3の外面へ突出して上記継ぎ目Yのシ
ール部材28の表裏いずれか他面(下面)に面接触して
密接している。
壁パネル4同士の継ぎ目Xと、壁パネル4と底パネル3
との継ぎ目Yと、一対の底パネル3同士の継ぎ目Zとが
十形状に直交している交差箇所Pbでは、上記継ぎ目X
のシール部材28の第2シール片35の平坦部37の外
端面が上記両方A,Bの壁パネル4の外面へ突出して上
記継ぎ目Yのシール部材28の表裏いずれか一面(上
面)に面接触して密接するとともに、上記継ぎ目Zのシ
ール部材28の第2シール片35の平坦部37の外端面
が一対の底パネル3の外面へ突出して上記継ぎ目Yのシ
ール部材28の表裏いずれか他面(下面)に面接触して
密接している。
【0028】以下、上記構成における作用を説明する。
図5に示すように、一対の壁パネル4同士の継ぎ目Xに
おいて、ボルト26を締め付けることにより、シール部
材28の各突起部30が両方A,Bの壁パネル4の接合
面24a,24bで圧縮されるため、小さな締付力であ
っても圧縮時の各突起部30の反発力が増大し、これに
より水密および気密性が向上するとともに、ボルト26
とナット27の本数を低減することができる。したがっ
て、壁パネル4同士の接合が短時間で行え、地下室1の
組立てが短期間で行える。
図5に示すように、一対の壁パネル4同士の継ぎ目Xに
おいて、ボルト26を締め付けることにより、シール部
材28の各突起部30が両方A,Bの壁パネル4の接合
面24a,24bで圧縮されるため、小さな締付力であ
っても圧縮時の各突起部30の反発力が増大し、これに
より水密および気密性が向上するとともに、ボルト26
とナット27の本数を低減することができる。したがっ
て、壁パネル4同士の接合が短時間で行え、地下室1の
組立てが短期間で行える。
【0029】また、シール部材28の第1シール片31
のテーパ部32が一対の接合面24a,24bで挟まれ
て圧縮されるとともに、第1シール片31の平坦部33
が両壁パネル4の平板部材14間の隙間を塞ぐため、シ
ール部材28の外縁は第1シール片31によって外部の
土砂43等から保護される。したがって土砂43に対す
るシール部材28の劣化を防止することができ、さらに
は、突起部30よりも外側において1次シールの効果も
発揮する。
のテーパ部32が一対の接合面24a,24bで挟まれ
て圧縮されるとともに、第1シール片31の平坦部33
が両壁パネル4の平板部材14間の隙間を塞ぐため、シ
ール部材28の外縁は第1シール片31によって外部の
土砂43等から保護される。したがって土砂43に対す
るシール部材28の劣化を防止することができ、さらに
は、突起部30よりも外側において1次シールの効果も
発揮する。
【0030】また、接合時において、接合される他方B
の壁パネル4の接合面24bに、シール部材28の両面
テープ42を接着することにより、シール部材28が両
面テープ42を介して他方Bの壁パネル4の接合面24
bに固定される。したがって、シール部材28がずれる
ことはなく、容易に複数の壁パネル4同士を接合するこ
とができる。尚、上記シール部材28を両面テープ42
で一方Aの壁パネル4の接合面24aに接着してもよ
い。
の壁パネル4の接合面24bに、シール部材28の両面
テープ42を接着することにより、シール部材28が両
面テープ42を介して他方Bの壁パネル4の接合面24
bに固定される。したがって、シール部材28がずれる
ことはなく、容易に複数の壁パネル4同士を接合するこ
とができる。尚、上記シール部材28を両面テープ42
で一方Aの壁パネル4の接合面24aに接着してもよ
い。
【0031】上記のような複数の壁パネル4同士の接合
以外に、底パネル3同士を接合する場合あるいは天井パ
ネル5同士を接合する場合も上記と同様な各々の作用効
果を奏し、さらに、図10に示すように、壁パネル4と
底パネル3とを接合する場合あるいは壁パネル4と天井
パネル5とを接合する場合も上記と同様な各々の作用効
果を奏する。
以外に、底パネル3同士を接合する場合あるいは天井パ
ネル5同士を接合する場合も上記と同様な各々の作用効
果を奏し、さらに、図10に示すように、壁パネル4と
底パネル3とを接合する場合あるいは壁パネル4と天井
パネル5とを接合する場合も上記と同様な各々の作用効
果を奏する。
【0032】また、図6,図7に示すように、継ぎ目X
と継ぎ目YとがT形状に直交している交差箇所Paで
は、上記一方の継ぎ目Xのシール部材28の第2シール
片35の平坦部37が壁パネル4の接合面38a,38
bと継ぎ目Yのシール部材28とに挟まれて圧縮され、
上記一方の継ぎ目Xのシール部材28の第2シール片3
5の平坦部37の外端面が上記他方の継ぎ目Yのシール
部材28の表裏いずれか片面(上面)に広範囲で面接触
して密接する。これにより、上記交差箇所Paにおける
水密および気密性を一方の継ぎ目Xのシール部材28と
他方の継ぎ目Yのシール部材28とで十分に確保するこ
とができ、このため、上記交差箇所Paに防水剤を注入
することを不要にし得る。尚、上記交差箇所Pa以外
に、壁パネル4同士の継ぎ目Xと、壁パネル4と天井パ
ネル5との継ぎ目W(図10参照)とが、T形状に直交
している交差箇所(図示せず)においても上記と同様な
作用効果を奏する。
と継ぎ目YとがT形状に直交している交差箇所Paで
は、上記一方の継ぎ目Xのシール部材28の第2シール
片35の平坦部37が壁パネル4の接合面38a,38
bと継ぎ目Yのシール部材28とに挟まれて圧縮され、
上記一方の継ぎ目Xのシール部材28の第2シール片3
5の平坦部37の外端面が上記他方の継ぎ目Yのシール
部材28の表裏いずれか片面(上面)に広範囲で面接触
して密接する。これにより、上記交差箇所Paにおける
水密および気密性を一方の継ぎ目Xのシール部材28と
他方の継ぎ目Yのシール部材28とで十分に確保するこ
とができ、このため、上記交差箇所Paに防水剤を注入
することを不要にし得る。尚、上記交差箇所Pa以外
に、壁パネル4同士の継ぎ目Xと、壁パネル4と天井パ
ネル5との継ぎ目W(図10参照)とが、T形状に直交
している交差箇所(図示せず)においても上記と同様な
作用効果を奏する。
【0033】さらに、図8,図9に示すように、継ぎ目
Xと継ぎ目Yと継ぎ目Zとが十形状に直交している交差
箇所Pbでは、上記継ぎ目Xのシール部材28の第2シ
ール片35の平坦部37が壁パネル4の接合面38a,
38bと継ぎ目Yのシール部材28とに挟まれて圧縮さ
れ、上記継ぎ目Xのシール部材28の第2シール片35
の平坦部37の外端面が上記継ぎ目Yのシール部材28
の表裏いずれか一面(上面)に広範囲で面接触して密接
するとともに、同様に、上記継ぎ目Zのシール部材28
の第2シール片35の平坦部37が一対の底パネル3の
各接合面39と継ぎ目Yのシール部材28とに挟まれて
圧縮され、上記継ぎ目Zのシール部材28の第2シール
片35の平坦部37の外端面が上記継ぎ目Yのシール部
材28の表裏いずれか他面(下面)に広範囲で面接触し
て密接している。これにより、上記交差箇所Pbにおけ
る水密および気密性を各継ぎ目X,Y,Zの各シール部
材28で十分に確保することができ、このため、上記交
差箇所Pbに防水剤を注入することを不要にし得る。
尚、上記の交差箇所Pb以外に、一対の壁パネル4同士
の継ぎ目Xと、一対の天井パネル5同士の継ぎ目(図示
せず)と、壁パネル4と天井パネル5との継ぎ目W(図
10参照)とが十形状に直交している交差箇所(図示せ
ず)においても上記と同様な作用効果を奏する。
Xと継ぎ目Yと継ぎ目Zとが十形状に直交している交差
箇所Pbでは、上記継ぎ目Xのシール部材28の第2シ
ール片35の平坦部37が壁パネル4の接合面38a,
38bと継ぎ目Yのシール部材28とに挟まれて圧縮さ
れ、上記継ぎ目Xのシール部材28の第2シール片35
の平坦部37の外端面が上記継ぎ目Yのシール部材28
の表裏いずれか一面(上面)に広範囲で面接触して密接
するとともに、同様に、上記継ぎ目Zのシール部材28
の第2シール片35の平坦部37が一対の底パネル3の
各接合面39と継ぎ目Yのシール部材28とに挟まれて
圧縮され、上記継ぎ目Zのシール部材28の第2シール
片35の平坦部37の外端面が上記継ぎ目Yのシール部
材28の表裏いずれか他面(下面)に広範囲で面接触し
て密接している。これにより、上記交差箇所Pbにおけ
る水密および気密性を各継ぎ目X,Y,Zの各シール部
材28で十分に確保することができ、このため、上記交
差箇所Pbに防水剤を注入することを不要にし得る。
尚、上記の交差箇所Pb以外に、一対の壁パネル4同士
の継ぎ目Xと、一対の天井パネル5同士の継ぎ目(図示
せず)と、壁パネル4と天井パネル5との継ぎ目W(図
10参照)とが十形状に直交している交差箇所(図示せ
ず)においても上記と同様な作用効果を奏する。
【0034】また、図4,図5に示すように、シール部
材28と同厚のスペーサワッシャ41をボルト挿通孔2
9に挿入したため、ボルト26の締め過ぎや締め不足が
防止できるとともに荷重の伝達が円滑になる。
材28と同厚のスペーサワッシャ41をボルト挿通孔2
9に挿入したため、ボルト26の締め過ぎや締め不足が
防止できるとともに荷重の伝達が円滑になる。
【0035】また、各シール部材28の第1および第2
シール片31,35の材質にスポンジ状の発泡ゴムを使
用しているため、上記第1および第2シール片31,3
5の圧縮変形性が優れ、これにより、第1および第2シ
ール片31,35の潰し量の余裕を多く得ることがで
き、各継ぎ目X,Y,Zにおける水密および気密性がよ
り一層向上する。
シール片31,35の材質にスポンジ状の発泡ゴムを使
用しているため、上記第1および第2シール片31,3
5の圧縮変形性が優れ、これにより、第1および第2シ
ール片31,35の潰し量の余裕を多く得ることがで
き、各継ぎ目X,Y,Zにおける水密および気密性がよ
り一層向上する。
【0036】上記実施の形態では、図2に示すように、
突起部30を半円形状に形成しているが、四角形状ある
いはV形状に形成してもよい。上記実施の形態では、図
14に示すように地下室1を構成する各パネル3,4,
5同士の接合構造を示しているが、地下室1に限ったも
のではなく、住宅の外壁等に使用されるパネルであって
も同様である。
突起部30を半円形状に形成しているが、四角形状ある
いはV形状に形成してもよい。上記実施の形態では、図
14に示すように地下室1を構成する各パネル3,4,
5同士の接合構造を示しているが、地下室1に限ったも
のではなく、住宅の外壁等に使用されるパネルであって
も同様である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明によると、複数のパネルを接合した際、
パネル同士の継ぎ目が複数形成され、このうち一方の継
ぎ目と他方の継ぎ目とが直交している場合、一方の継ぎ
目と他方の継ぎ目との交差箇所において、一方の継ぎ目
のシール部材の第2シール片の外端面が他方の継ぎ目の
シール部材の表裏いずれか片面に広範囲で面接触して密
接するため、複数の継ぎ目が直交する交差箇所における
水密および気密性を両シール部材で十分に確保すること
ができ、防水剤の注入を不要にすることができる。これ
により、現場での作業工程が減少し、パネルの接合に要
する時間が短縮される。
項1記載の発明によると、複数のパネルを接合した際、
パネル同士の継ぎ目が複数形成され、このうち一方の継
ぎ目と他方の継ぎ目とが直交している場合、一方の継ぎ
目と他方の継ぎ目との交差箇所において、一方の継ぎ目
のシール部材の第2シール片の外端面が他方の継ぎ目の
シール部材の表裏いずれか片面に広範囲で面接触して密
接するため、複数の継ぎ目が直交する交差箇所における
水密および気密性を両シール部材で十分に確保すること
ができ、防水剤の注入を不要にすることができる。これ
により、現場での作業工程が減少し、パネルの接合に要
する時間が短縮される。
【0038】請求項3記載の発明によると、発泡したス
ポンジ状のゴムを材質にすることによって、第1シール
片および第2シール片の圧縮変形性が優れ、継ぎ目にお
ける水密および気密性がより一層向上する。
ポンジ状のゴムを材質にすることによって、第1シール
片および第2シール片の圧縮変形性が優れ、継ぎ目にお
ける水密および気密性がより一層向上する。
【図1】本発明の実施の形態におけるパネル同士の接合
部に用いられるシール部材の正面図である。
部に用いられるシール部材の正面図である。
【図2】図1におけるJ−J矢視図である。
【図3】図1におけるK−K矢視図である。
【図4】パネル同士の接合部の分解図である。
【図5】パネル同士の接合部の組立図である。
【図6】複数のパネル同士の接合部のT形状に直交した
継ぎ目の正面図である。
継ぎ目の正面図である。
【図7】複数のパネル同士の接合部のT形状に直交した
継ぎ目の正面から見た縦断面図である。
継ぎ目の正面から見た縦断面図である。
【図8】複数のパネル同士の接合部の十形状に直交した
継ぎ目の正面図である。
継ぎ目の正面図である。
【図9】複数のパネル同士の接合部の十形状に直交した
継ぎ目の正面から見た縦断面図である。
継ぎ目の正面から見た縦断面図である。
【図10】各パネル同士の接合部の縦断面図である。
【図11】底パネルの平面図である。
【図12】壁パネルの一部切欠き正面図である。
【図13】天井パネルの平面図である。
【図14】地下室の一部切欠き斜視図である。
【図15】従来におけるパネル同士の接合部の組立図で
ある。
ある。
【図16】従来におけるシール部材の斜視図である。
【図17】従来における複数のパネル同士の接合部のT
形状に直交した継ぎ目の正面図である。
形状に直交した継ぎ目の正面図である。
【図18】従来における複数のパネル同士の接合部の十
形状に直交した継ぎ目の正面図である。
形状に直交した継ぎ目の正面図である。
3 底パネル 4 壁パネル 5 天井パネル 24a,24b 接合面 26,27 ボルト,ナット(締結具) 28 シール部材 30 突起部 31 第1シール片 35 第2シール片 38a,38b 接合面 39 接合面 Tb シール部材の厚み X,Y,Z 継ぎ目
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のパネルが継ぎ目において各々の接
合面を対向させて締結具で接合されるパネル同士の接合
構造であって、上記一対の接合面間にシール部材が挿入
され、上記シール部材の表裏両面に、各々の接合面で圧
縮される突起部が全長にわたって形成され、上記シール
部材の外縁に、シール部材の厚さ方向へ拡張された第1
シール片が全長にわたって設けられ、上記シール部材の
長さ方向における両端部に、シール部材の厚さ方向へ拡
張された第2シール片が全幅にわたって設けられ、一対
のパネル同士を接合した際、上記突起部が一対の接合面
に圧接するとともに、上記第2シール片が上記一対のパ
ネルの外面側に露出することを特徴とするパネル同士の
接合構造。 - 【請求項2】 突起部は円弧状に形成されていることを
特徴とする請求項1記載のパネル同士の接合構造。 - 【請求項3】 第1シール片および第2シール片は発泡
したスポンジ状のゴムで形成されていることを特徴とす
る請求項1または請求項2記載のパネル同士の接合構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10085250A JPH11280164A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | パネル同士の接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10085250A JPH11280164A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | パネル同士の接合構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11280164A true JPH11280164A (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=13853334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10085250A Pending JPH11280164A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | パネル同士の接合構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11280164A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014205961A (ja) * | 2013-04-11 | 2014-10-30 | 株式会社住軽日軽エンジニアリング | 橋梁防護板及びその固定構造 |
CN105185853A (zh) * | 2015-10-08 | 2015-12-23 | 阿特斯(中国)投资有限公司 | 双玻光伏组件 |
CN109296158A (zh) * | 2018-10-19 | 2019-02-01 | 苏州昆仑绿建木结构科技股份有限公司 | 一种木龙骨与面板的波纹钢片夹层安装结构 |
CN109811801A (zh) * | 2019-01-28 | 2019-05-28 | 中国十七冶集团有限公司 | 一种配备有固定装置的转角止水钢板及施工方法 |
CN112271369A (zh) * | 2020-10-15 | 2021-01-26 | 中国第一汽车股份有限公司 | 一种承重下箱体、电池总成和电动车辆 |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP10085250A patent/JPH11280164A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014205961A (ja) * | 2013-04-11 | 2014-10-30 | 株式会社住軽日軽エンジニアリング | 橋梁防護板及びその固定構造 |
CN105185853A (zh) * | 2015-10-08 | 2015-12-23 | 阿特斯(中国)投资有限公司 | 双玻光伏组件 |
CN109296158A (zh) * | 2018-10-19 | 2019-02-01 | 苏州昆仑绿建木结构科技股份有限公司 | 一种木龙骨与面板的波纹钢片夹层安装结构 |
CN109811801A (zh) * | 2019-01-28 | 2019-05-28 | 中国十七冶集团有限公司 | 一种配备有固定装置的转角止水钢板及施工方法 |
CN112271369A (zh) * | 2020-10-15 | 2021-01-26 | 中国第一汽车股份有限公司 | 一种承重下箱体、电池总成和电动车辆 |
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