JPH0960010A - 地下室の構築方法 - Google Patents

地下室の構築方法

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JPH0960010A
JPH0960010A JP7221396A JP22139695A JPH0960010A JP H0960010 A JPH0960010 A JP H0960010A JP 7221396 A JP7221396 A JP 7221396A JP 22139695 A JP22139695 A JP 22139695A JP H0960010 A JPH0960010 A JP H0960010A
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信二 北垣
Takanori Takumoto
隆則 宅本
Takao Iwasaki
喬夫 岩崎
Hiroshi Iizuka
宏 飯塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 敷地や周辺道路が狭い場所において、構造的
な信頼性が高く、地震に対して安全な地下室を構築す
る。 【解決手段】 縦向きの壁構成部2と水平向きの底盤構
成部3とが一体となったL字形断面に形成され、壁構成
部2の内面底側に水平向きの剪断抵抗溝23,23を有
するプレキャスト・コンクリート部材1を、掘削された
地下空間に複数個接合して設置して、地下壁を構築し、
地下壁の内側空間の底部に、現場打コンクリート30を
打設して、各プレキャスト・コンクリート部材1,1…
…の剪断抵抗溝23,23……を埋め込み、底盤構成部
3,3……に連続した底盤を構築する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小形のプレキャス
ト・コンクリート部材を使用した地下室の構築方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】最近、地価の高騰、騒音等のため、一般
住宅においても地下室に対する需要が高まっている。一
方、従来の地下室は、現場打コンクリートにより構築さ
れていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のように現場打コ
ンクリートにより地下室を構築する場合は、型枠、配筋
等の高度の熟練工が必要であり、また、品質管理も必ず
しも十分とはいえず、工期も長いという問題があった。
【0004】一方、ボックスカルバートのように、箱形
の函体をプレキャスト・コンクリートにより形成して、
これを埋設するという工法も考えられるが、敷地や周辺
道路の狭い一般住宅の場合、このような大型の函体を搬
入、設置することは、大型の搬送用車輌や、機重機が入
れないため、施工が困難な場合が多い。
【0005】本発明は、このような従来の問題に鑑み、
敷地や周辺道路が狭くても容易に施工でき、構造的な信
頼性を高くすることができ、地震に対して安全な地下室
の構築方法の提供を目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題を
解決し、所期の目的を達成するための本発明の特徴は、
縦向きの壁構成部と水平向きの底盤構成部とが一体とな
ったL字形断面に形成され、前記壁構成部の内面底側に
水平向きの剪断抵抗溝を有するプレキャスト・コンクリ
ート部材を、掘削された地下空間に、その接合端面をボ
ルト締結等して複数個接合して設置して、地下壁を構築
し、前記地下壁の内側空間の底部に、現場打コンクリー
トを打設して、前記各プレキャスト・コンクリート部材
の前記剪断抵抗溝を埋め込み、前記底盤構成部に連続し
た底盤を構築することにある。
【0007】尚、互いに接合される各プレキャスト・コ
ンクリート部材の接合端面に互いに向き合う配置に溝を
形成し、前記プレスキャスト・コンクリート部材の接合
後に、互いに対向する溝によって構成される孔内に、シ
ール材を注入若しくは充填することが好ましく、また、
プレキャスト・コンクリート部材の接合端面の溝を、中
央に深溝を配し、その両側に段状配置に浅溝を連続させ
て形成し、前記プレキャスト・コンクリート部材の接合
によって互いに対向する浅溝間に形成される前後一対の
隙間に、弾性材を、前記プレキャスト・コンクリート部
材の接合により圧縮された形で装着し、前記プレキャス
ト・コンクリート部材の接合後に、互いに対向する前記
深溝によって構成される孔内にシール材を注入若しくは
充填することがより好ましい。
【0008】なお、前記弾性材としては、天然ゴム、合
成ゴム、ポリウレタン等のゴム状弾性を示す材料、これ
らに独立気泡を内在したもの、これらにポリオレフィン
類又は水膨潤性材料を練り込んだものなど、種々の弾性
材料を用いることができるが、含水することによって膨
脹する膨潤ゴム製の弾性材料が好ましい。また、前記シ
ール材としては、作業性、シール性能等の点から流動性
を有する材料であって、反応硬化性能を有する材料が好
ましい。
【0009】
【作用】本発明においては、プレキャスト・コンクリー
ト部材を用いることによって工期が短縮するとともに、
その接合端面をボルト締結等して複数個接合することに
よって、個々のプレキャスト・コンクリート部材が小型
化されるので、敷地や周辺道路の狭い一般住宅において
も容易に施工することができる。そして、プレキャスト
・コンクリート部材の断面を壁構成部と底盤構成部とが
一体となったL字形とすることによって、最も応力が大
きくなる地下壁と底盤との接合部分の構造的な信頼性を
高くすることができる。また、現場打コンクリートによ
りプレキャスト・コンクリート部材の底盤構成部に連続
した底盤を構築することによって、工費を低減するとと
もに、プレキャスト・コンクリート部材の壁構成部の剪
断抵抗溝を現場打コンクリートに埋め込むことによっ
て、プレキャスト・コンクリート部材と現場打コンクリ
ートとを強固に一体化することができ、地震力に対して
十分に対抗することができる。
【0010】また、プレキャスト・コンクリート部材の
接合後に、接合端面の溝によって形成される孔内にシー
ル材を注入若しくは充填することによって、プレキャス
ト・コンクリート部材同士を緊密に接合して構造的な信
頼性を高くすることができるとともに、プレキャスト・
コンクリート部材間の止水を好適に行うことができる。
【0011】また、プレキャスト・コンクリート部材の
接合端面の浅溝によって形成される隙間に弾性材を装着
し、深溝によって形成される孔内にシール材を注入若し
くは充填することによって、シール材の接合端面外への
漏れを防止できるとともに、プレキャスト・コンクリー
ト部材間の止水を確実に行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態の一例を
図面について説明する。
【0013】図において、1は工場で製作されるプレキ
ャスト・コンクリート部材(以下、PCa部材という)
であり、PCa部材1は、図5に示すように、縦向きの
壁構成部2と水平向きの底盤構成部3が一体的に形成さ
れ、L字形の縦断面形状を有している。そして、壁構成
部2の内面底側の底盤構成部3に近接した位置には、剪
断抵抗溝23,23が、図4に示すように、一方の接合
端面(側端面)から他方の接合端面まで水平向きに設け
られている。
【0014】また、PCa部材1は、幅910mm、高さ
2810mmの基本部材1Aを基準として、あらゆる平面
形の地下室に対応させるために、図2に示すように、調
整部材1B,1D,1E,1F、コーナー部材1C、内
T字形部材1G、外T字形部材1H等の種々の幅、形状
のものが用意されている。
【0015】尚、内T字形部材1G、外T字形部材1H
は、壁構成部2と底盤構成部3からなるL字形に更に底
盤構成部3が付加された逆T字形の縦断面形状を有して
いるが、本明細書においては、このような縦断面の一部
がL字形のものを含めて、L字形の縦断面形状というも
のとする。
【0016】そして、PCa部材1の接合端面には、隣
接するPCa部材1と互いに接合するために、図4及び
図5に示すように、連結金具4が固着されている。即
ち、連結金具4は、図8に示すように、ボルト穴が設け
られたコ字形の鋼板により形成されており、これに溶接
されたアンカー鉄筋5,5とともにPCa部材1内に埋
設されて固定されている。そして、連結金具4にボルト
を装着するためのボルトボックス6が形成されている。
【0017】また、PCa部材1の接合端面には、シー
ル材を充填するための深溝7が、図5に示すように、壁
構成部2又は底盤構成部3に対して平行に形成されてお
り、深溝7の注入口7iは壁構成部2の上端面に配置さ
れており、空気抜き口7oは底盤構成部3の上面に配置
されている。
【0018】また、PCa部材1の接合端面には、弾性
材を装着するための浅溝8,8が、図6又は図7に示す
ように、深溝7の両側に段状に配置され、深溝7と連続
して形成されている。
【0019】このように構成されるPCa部材1によっ
て地下室を構築するには、掘削された地下空間に、割栗
地業40、捨てコンクリート41、均しモルタル42の
施工を行った後に、必要な種類及び数のPCa部材1を
搬入、設置して、例えば図2に示すように地下壁を構築
する。そして、この地下壁の内側の空間の底部に、現場
打コンクリート30を打設して、底盤(基礎スラブ)を
PCa部材1による地下壁と一体化させる形で構築す
る。
【0020】PCa部材1の搬入、設置に際しては、各
PCa部材1が小型に形成されているので、敷地や周辺
道路の狭い一般住宅であっても好適に作業を行うことが
できる。
【0021】PCa部材1を設置するには、まず、隣接
するPCa部材1,1の接合端面の浅溝8,8,8,8
間に形成される前後一対(内面寄と外面寄)の隙間に弾
性材20を装着し、この弾性材20を隣接するPCa部
材1,1によって挾んで圧縮するようにして、各PCa
部材1を捨てコンクリート41、均しモルタル42上に
載置する。
【0022】なお、弾性材20としては、天然ゴム、合
成ゴム、ポリウレタン等のゴム状弾性材料、これらに独
立気泡を内在したもの、これらにポリオレフィン類又は
水膨潤性材料を練り込んだものなど、種々の弾性材料を
用いることができるが、含水することによって膨脹する
膨潤ゴム製の弾性材料が好適である。
【0023】そして、図9に示すように、隣接するPC
a部材1,1の接合端面を互いに当接させ、その接合端
面の連結金具4,4を介してハイテンション・ボルト1
0により締結して接合させ、PCa部材1,1を互いに
一体化する。即ち、PCa部材1,1間にシール材を充
填する前にPCa部材1,1を互いに接合するので、P
Ca部材1,1の接合端面を緊密に当接させることがで
き、構造的な信頼性を高くすることかできる。
【0024】このようにPCa部材1,1……と接合す
ると、図1、図3に示すように各PCa部材1の剪断抵
抗溝23,23が整合して水平方向に連続し、また、隣
接するPCa部材1,1の接合端面の深溝7,7が対向
して、シール材を充填するための孔9が形成される。
【0025】次に、隣接するPCa部材1,1の接合端
面の深溝7,7が対向することによって形成される孔9
内に、図10に示すように、二液性反応硬化軟質エポキ
シ樹脂等のシール材21を注入若しくは充填する。な
お、シール材21としては、流動性を有し、反応硬化性
能を有する材料が、作業性、シール性能の点から好適で
ある。
【0026】シール材21を注入する際には、上端面の
注入口7iから注入し、下方の空気抜き口7oから深溝
7,7間の孔9内の空気を排出することにより、シール
材21を密実に充填することができる。また深溝7,7
間の孔9内にシール材21を充填すると、浅溝8,8間
の弾性材20のバックアップ材の効果として、シール材
21が深溝7,7間の孔9から漏れることが防止される
とともに、地下水があるような場所においては、弾性材
20、シール材21、弾性材20の順序で3段階に止水
されるので、PCa部材1,1間を確実に止水すること
ができる。
【0027】PCa部材1による地下壁の内側空間に底
盤を構築するには、まず、PCa部材1の底盤構成部3
と接続するように配筋を行う。そして、図1、図2に示
すように、現場打コンクリート30を各PCa部材1の
剪断抵抗溝23,23を埋め込む高さまで打設して、各
PCa部材1と現場打コンクリート30を一体化させる
ように、底盤を構築する。
【0028】従って、最も応力の大きくなる地下壁と底
盤の接合部分は、工場製作されるPCa部材1により構
築されるので、構造的な信頼性を高くすることかでき
る。即ち、地下壁と底盤の接合部分に十分な強度を確保
でき、また、確実に止水することができる。
【0029】また、底盤は現場打コンクリート30によ
り構築されるので、各PCa部材1,1……の整合して
水平方向に連続した剪断抵抗溝23,23に、現場打コ
ンクリート30が凸状に入り込み、各PCa部材1,1
……と現場打コンクリート30とが強固に一体化し、ま
た、現場打コンクリート30の凸状部分を介して各PC
a部材1,1……同士が強固に一体化するので、地震力
に十分に対抗することができる。即ち、図13に示すよ
うに、剪断抵抗溝を有しないPCa部材101,101
……の場合には、地震力による地下壁の変形が大きいの
に対し、図12に示すように、剪断抵抗溝23,23を
有するPCa部材1,1……の場合には、地震力による
地下壁の変形が小さくなる。
【0030】なお、現場打コンクリート30による底盤
の上面には、図11に示すように、各PCa部材1,1
……の壁構成部2との境界に沿って、排水溝31を形成
する。そして、防水石膏ボード等からなる内壁32を、
PCa部材1の壁構成部2に対して隙間を開けた配置で
設置する。すると、内壁32に結露が生じることが防止
され、また、壁構成部2に結露が生じた場合には排水溝
31を介して排水することができる。
【0031】
【発明の効果】上述のように、本発明の地下室の構築方
法においては、縦向きの壁構成部と水平向きの底盤構成
部とが一体となったL字形断面に形成され、壁構成部の
内面底側に水平向きの剪断抵抗溝を有するプレキャスト
・コンクリート部材を、掘削された地下空間に、その接
合端面をボルト締結等して複数個接合して設置して、地
下壁を構築し、地下壁の内側空間の底部に、現場打コン
クリート打設して、各プレキャスト・コンクリート部材
の剪断抵抗溝を埋め込み、底盤構成部に連続した底盤を
構築することによって、工期を短縮するとともに、個々
のプレキャスト・コンクリート部材を小型化して、敷地
や周辺道路の狭い一派住宅においても容易に施工するこ
とができる。そして、最も応力が大きくなる地下壁と底
盤との接合部分の構造的な信頼性を高くすることがで
き、更に、プレキャスト・コンクリート部材と現場打コ
ンクリートとを強固に一体化することができ、地震力に
対して十分に対抗することができる。
【0032】また、プレキャスト・コンクリート部材の
接合後に、接合端面の溝によって形成される孔内にシー
ル材を注入若しくは充填することによって、プレキャス
ト・コンクリート部材間の止水を行うとともに、プレキ
ャスト・コンクリート部材同士を緊密に連結して構造的
な信頼性を高くすることができる。
【0033】また、プレキャスト・コンクリート部材の
接合端面の浅溝によって形成される隙間に弾性材を装着
し、深溝によって形成される孔内にシール材を注入若し
くは充填することによって、シール材の接合端面外への
漏れを防止できるとともに、プレキャスト・コンクリー
ト部材間の止水を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る地下室の構築方法の実施の形態の
一例を示す斜視図である。
【図2】プレキャスト・コンクリート部材により構築さ
れる地下壁の一例を示す平面図である。
【図3】図2におけるA−A線断面図である。
【図4】プレキャスト・コンクリート部材の拡大正面図
である。
【図5】プレキャスト・コンクリート部材の側面図であ
る。
【図6】プレキャスト・コンクリート部材の接合端面の
溝部分の拡大平面図である。
【図7】プレキャスト・コンクリート部材の剪断抵抗溝
部分の拡大側面図である。
【図8】プレキャスト・コンクリート部材の連結金具部
分の拡大正面図である。
【図9】プレキャスト・コンクリート部材のボルト締結
による接合方法を示す垂直断面図である。
【図10】プレキャスト・コンクリート部材の接合端面
への弾性材、シール材の装着状態を示す水平断面図であ
る。
【図11】プレキャスト・コンクリート部材の剪断抵抗
溝の現場打コンクリートへの押込状態を示す垂直断面図
である。
【図12】剪断抵抗溝を有するプレキャスト・コンクリ
ート部材の場合の地震力による地下壁の変形概念を示す
立面図である。
【図13】剪断抵抗溝を有しないプレキャスト・コンク
リート部材の場合の地震力による地下壁の変形概念を示
す立面図である。
【符号の説明】
1(1A,1B,1C,1D,1E,1F,1G,1
H)プレキャスト・コンクリート部材 2 壁構成部 3 底盤構成部 4 連結金具 7 深溝 8 浅溝 9 孔 10 ハイテンション・ボルト 20 弾性材 21 シール材 23 剪断抵抗溝 30 現場打コンクリート
フロントページの続き (72)発明者 宅本 隆則 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 三井 ホーム株式会社内 (72)発明者 岩崎 喬夫 東京都港区新橋五丁目33番11号 日本ヒュ ーム管株式会社内 (72)発明者 飯塚 宏 千葉県市原市千種海岸3 三井石油化学工 業株式会社千葉工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦向きの壁構成部と水平向きの底盤構成
    部とが一体となったL字形断面に形成され、前記壁構成
    部の内面底側に水平向きの剪断抵抗溝を有するプレキャ
    スト・コンクリート部材を、掘削された地下空間に複数
    個接合して設置して、地下壁を構築し、前記地下壁の内
    側空間の底部に、現場打コンクリートを打設して、前記
    各プレキャスト・コンクリート部材の前記剪断抵抗溝を
    埋め込み、前記底盤構成部に連続した底盤を構築するこ
    とを特徴とする地下室の構築方法。
  2. 【請求項2】 各プレキャスト・コンクリート部材を、
    その接合端面をボルト締結して接合する請求項1に記載
    の地下室の構築方法。
  3. 【請求項3】 互いに接合される各プレキャスト・コン
    クリート部材の接合端面に互いに向き合う配置に溝を形
    成し、前記プレスキャスト・コンクリート部材の接合後
    に、互いに対向する溝によって構成される孔内に、シー
    ル材を注入若しくは充填する請求項1もしくは2に記載
    の地下室の構築方法。
  4. 【請求項4】 プレキャスト・コンクリート部材の接合
    端面の溝を、中央に深溝を配し、その両側に段状配置に
    浅溝を連続させて形成し、前記プレキャスト・コンクリ
    ート部材の接合によって互いに対向する浅溝間に形成さ
    れる前後一対の隙間に、弾性材を、前記プレキャスト・
    コンクリート部材の接合により圧縮された形で装着し、
    前記プレキャスト・コンクリート部材の接合後に、互い
    に対向する前記深溝によって構成される孔内にシール材
    を注入若しくは充填する請求項3に記載の地下室の構築
    方法。
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