JP5749824B1 - 止水装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】未使用時の保管に場所をとらず、組立、解体時の取扱いが便利であり、洪水に際して迅速な対応が可能であり、簡単なネジの締付け作業だけで、確実な水密状態と優れた耐圧性とを得ることができる止水装置を提供する。【解決手段】止水装置1は、水を堰止める位置の床面10に予め設けたアンカー部材13のネジ孔に対してパッキング材を中間に介在させてボルト14をねじ込むことにより固定される床板部材2と、水を堰止める位置の構造物の対向する壁面11,12に予め設けたアンカー部材13のネジ孔に対してパッキング材を中間に介在させてボルト15をねじ込むことにより固定される左右の支柱部材3,3と、下端縁と両側縁とが床板部材2と左右の支柱部材3,3とにそれぞれパッキング材を中間に介在させてボルト16,17より固定される止水板4とで構成されている。【選択図】図2

Description

この発明は、家屋、ビル、地下鉄、地下道などの構造物において、洪水時に出入口などの開放された床面上の空間より水が流入しないように前記空間内の所定の位置で水を堰き止めるための止水装置に関し、この発明は特に、既設の構造物に対しても容易に設置できる止水装置に関する。
近年、集中豪雨による河川の氾濫が各地で頻発しており、また、巨大地震による津波の発生が懸念されていることもあり、新築の建造物には、その出入口などに屋内への水の流入を阻止するための止水装置が設置されるようになってきた。しかし、この種の止水装置は、建物の出入口などにおいて、例えば、床面を掘削するなどして止水板が起伏可能に組み付けられるもので、概して設備が大掛かりであり、既設の建物の出入口などに設置するには、大掛かりな工事が必要となり、費用がかさむという問題がある。
このため、既設の建物については、水災害に対する備えができず、河川の氾濫などが間近かに迫ったとき、土嚢を積み上げるなどの応急措置によって急場を凌ぐより他はない。しかし、そのような場当たり的な対応では、不測の洪水に対して被害を最小限にとどめることは困難である。そこで、河川の氾濫が間近に迫ったときでも、建物の出入口などに容易に設置できる種々の止水装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の止水装置は、洪水に際し、建造物の出入口の床面上に接地板を載置し、その接地板の両端部に固着された両側のレール材に止水板の両端部を嵌入しながら止水板を落とし込んだ後、第1の加圧装置を操作して止水板を下方へ押し付けて接地板との間のパッキング材を圧縮変形させるとともに、第2の加圧装置を操作して止水板を前方へ押し付けてレール材との間のパッキング材を圧縮変形させ、これにより、止水板と接地板との間および止水板とレール材との間を水密状態にしている。
特開2001−329759号公報
しかし、特許文献1に記載の止水装置は、接地板とレール材とが溶接などにより一体化されているため、未使用時の保管に場所をとり、組立、解体時の取扱いに不便である。また、組立に際しては、接地板を出入口の床面に載置し、レール材を出入口の両側面に当接させるだけの構造であるため、接地板およびレール部材の取付強度が十分でなく、止水板に水圧が作用したとき、接地板やレール材が床面や壁面から外れるおそれがある。
また、接地板およびレール材に対して止水板を水密状態とするのに、第1、第2の各加圧装置を操作する必要があり、しかも、第1の加圧装置は止水板を下方へ押圧し、第2の加圧装置は止水板を前方へ押圧するもので押圧方向が一致しないため、加圧操作が難しく、適切な水密状態を得るのが容易でない。
この発明は、上記した問題に着目してなされたもので、未使用時の保管に場所をとらず、組立、解体時の取扱いが便利であり、洪水に際して迅速な対応が可能であり、簡単なネジの締付け作業だけで、確実な水密状態と優れた耐圧性とを得ることができる止水装置を提供することを目的とする。
この発明による止水装置は、構造物の開放された床面上の空間より水が流入しないように前記空間内の所定の位置で水を堰き止めるためのものであり、水を堰止める位置の床面に予め形成したネジ孔に対して第1のパッキング材を中間に介在させてネジをねじ込み前記パッキング材を圧縮変形させることにより床面上に水密状態で固定される床板部材と、水を堰止める位置の構造物の対向する壁面に予め形成したネジ孔に対して第2のパッキング材をそれぞれ中間に介在させてネジをねじ込み前記パッキング材を圧縮変形させることにより各壁面に水密状態で固定される左右の支柱部材と、下端縁が前記床板部材に、両側縁が前記の左右の支柱部材に、それぞれネジにより固定される止水板とから成る。前記止水板は、表裏両面が金属製の表層板、内部が中空または発泡材より成る芯材により構成されている。前記床板部材および左右の支柱部材は、溝幅が前記止水板の厚みより大きな凹溝を全長にわたって有する金属製の枠材であって底板部と底板部を挟んで対向する側板部とで前記凹溝が形成されるとともに、一方の側板部に複数のネジ孔が形成され、前記底板部の下面には前記の第1、第2のパッキング材が貼設されている。前記の各支柱部材の凹溝は、前記床板部材の凹溝と連通し、前記止水板の下端縁は前記床板部材の凹溝内に位置し、床板部材の他方の側板部と止水板との間に介在させた第3のパッキング材を圧縮変形するように床板部材に形成された前記の各ネジ孔にねじ込まれたネジの先端で止水板が押し付けられることにより止水板の下端縁が床板部材に水密状態で固定され、前記止水板の両側縁は前記左右の支柱部材の凹溝内に位置し、各支柱部材の他方の側板部と止水板との間にそれぞれ介在させた第4のパッキング材を圧縮変形するように各支柱部材に形成された前記の各ネジ孔にねじ込まれたネジの先端で止水板が押し付けられることにより止水板の両側縁が各支柱部材に水密状態で固定されている
上記した構成の止水装置において、床板部材と床面との間および支柱部材と構造物の壁面との間はネジにより固定されるとともに、中間に第1、第2の各パッキング材を介在させているので、床板部材と床面との間および支柱部材と構造物の壁面との間が水密状態となり、また、止水板に作用する水圧によって床板部材や支柱部材が床面や壁面より離脱するおそれもない。さらに、止水板と床板部材の側板部との間および止水板と支柱部材の側板部との間にそれぞれ第3、第4の各パッキング材を介在させ、各パッキング材が圧縮変形するように床板部材および各支柱部材に形成された各ネジ孔にネジをねじ込んでネジの先端で止水板を押し付けるので、止水板と床板部材との間および止水板と支柱部材との間が水密状態となり、また、止水板に作用する水圧によって止水板が床板部材や支柱部材より離脱するおそれもない。
この発明の好ましい実施態様においては、前記止水板は、下端縁、両側縁、および上端縁に凹溝形の金属製の下枠材、側枠材、および上枠材がそれぞれ嵌着されており、前記上枠材には全長にわたって両側方へ突出するフランジが一体形成されている。
この実施態様によると、止水板は、下端縁、両側縁、および上端縁が金属製の下枠材、側枠材、および上枠材により補強されるうえ、前記上枠材がフランジによりさらに補強されるので、止水板の機械強度が高められる。また、上枠材にフランジが存在するので、組立や解体時に、フランジを持って止水板を運んだり手持ち操作したりすることができる。
この発明の上記した構成において、前記止水板は典型的には一枚ものであるが、堰止める水位を高くする場合は、複数個の止水板を上下に段積みして連ねることも可能であり、水を堰き止める範囲を広くする場合は、複数個の止水板を横並びに連ねることも可能である。
それゆえ、この発明のひとつの実施態様では、前記止水板は、上下に段積みされる複数個の止水板により構成されるとともに、上下の止水板の衝き合わせ部分はパッキング材を介在させて連結されており、また、この発明の他の実施態様では、前記止水板は、横並びに連なる複数個の止水板により構成されるとともに、左右の止水板の衝き合わせ部分はパッキング材を介在させて連結されている。
これらの実施態様によれば、上下の止水板の衝き合わせ部分はパッキング材により水密状態が保たれる。
この発明の好ましい実施態様においては、前記止水板は、床面上に縦設される支持アームにより屋内側より支えられている。
この実施態様においては、止水板に大きな水圧が作用しても、止水板は支持アームにより屋内側より支えられているので、水圧に耐えることができる。特に、複数個の止水板を連ねたものでは、支持アームの使用によって耐圧性の低下を防止できる。
この発明によると、組立、解体が容易であるうえに、床板部材と支柱部材と止水板とに解体されるので、未使用時の保管に場所をとらない。しかも、止水板は軽量であって、組立、解体時の取扱いが便利である。洪水に際しては、複数個所のネジの締付け作業だけで容易に組立ができるから、緊急時の迅速な対応が可能であり、組立後は確実な水密状態と優れた耐圧性とが得られる。
この発明の一実施例である止水装置を屋外の側より見た正面図である。 図1の止水装置を屋内の側より見た背面図である。 図1のA-A線に沿う断面図である。 図1のB−B線に沿う断面図である。 図1のC−C線に沿う拡大断面図でありボルト締付け前の状態を示す図である。 図1のC−C線に沿う拡大断面図でありボルト締付け後の状態を示す図である。 図1のD−D線に沿う拡大断面図である。 アンカー部材のネジ孔にねじ込まれる蓋部材とボルトとを示すアンカー部材の一部を破断した正面図である。 この発明の他の実施例を示す正面図である。 図9の実施例における上下の止水板の衝き合わせ部分を拡大して示す断面図である。 この発明のさらに他の実施例を示す背面図である。 図11の実施例における上下の止水板の衝き合わせ部分を拡大して示す断面図である。 この発明のさらに他の実施例を示す水平断面図である。
図1〜図4は、この発明の一実施例である止水装置1の構成を示している。図1において、Sは構造物の開放された床面上の空間、例えば、建物の出入口を示すもので、10は水を堰き止める位置の床面を、11,12は水を堰き止める位置の構造物の対向する壁面を、それぞれ示している。
この実施例の止水装置1は、例えば、建物の出入口より建物内に水が流入しないように出入口の所定の位置で水を堰き止めるものであるが、この発明は、建物の出入口に限らず、地下鉄や地下道の出入口などにも適用実施できる。
なお、図1は建物の外(屋外)から見た止水装置1の外観を示し、同図に示された外観を止水装置1の正面とする。また、図2は建物の内(屋内)から見た止水装置1の外観を示し、同図に示された外観を止水装置1の背面とする。図3および図4では、Pが屋内を、Qが屋外を、それぞれ表しており、後述するボルト16,17の締付け作業は屋内Pの側で行う。
図示例の止水装置1は、床面10上にボルト14により固定される床板部材2と、建物の対向する壁面11,12の前記床板部材2の両端部上にボルト15により固定される左右の支柱部材3,3と、下端縁と両側縁とが床板部材2と左右の支柱部材3,3とにボルト16,17により固定される止水板4とから成る。
水を堰き止める位置の床面10の床板部材2を設置する箇所と、建物の対向する壁面11,12の各支柱部材3,3を設置する箇所には、図8に示すように、内部にネジ孔13aを有するアンカー部材13がそれぞれ複数個所、打ち込まれて埋設されている。床面10および建物の対向する壁面11,12に各アンカー部材13のネジ孔13aが開口しており、止水装置1を設置しないときは、各ネジ孔13aに蓋状のネジ部材100をねじ止めするなどして、各アンカー部材13のネジ孔13aを塞いでおく。
床板部材2は、図3に示すように、上記した各アンカー部材13のネジ孔13aに対してボルト14のネジ軸をねじ込むことにより床面10上に密接して固定される。床板部材2の下面にはゴムなどの弾性体よりなるパッキング材81が全長にわたり接着剤により貼設されている。パッキング材81は床板部材2と床面10との間に介在し、ボルト14を締め付けることによりパッキング材81が圧縮変形し、これにより床板部材2と床面10との間が水密状態となる。
各支柱部材3,3は、図4に示すように、上記した各アンカー部材13のネジ孔13aに対してボルト15のネジ軸をねじ込むことにより壁面11,12に密接して固定される。各支柱部材3の外側面にはゴムなどの弾性体よりなるパッキング材82が全長にわたり接着剤により貼設されている。パッキング材82は各支柱部材3と壁面11,12との間にそれぞれ介在し、ボルト15を締め付けることによりパッキング材82が圧縮変形し、これにより各支柱部材3と建物の壁面11,12との間が水密状態となる。
前記止水板4は、この実施例では横に長い長方形状であって、芯材40の表裏両面に金属製の表層板41,42が接着剤により貼設された構造のものである。芯材40として圧縮に強い発泡剤を用いることで止水板4の強度を維持しつつ軽量化を実現しているが、軽量化のために、内部が中空のものであってもよく、その場合は適所にリブを設けるなどして強度を高めることが望ましい。
この実施例では、前記表層板41,42として、表裏両面にアルミニウム、芯材にポリエチレンなどの樹脂を使用した軽量かつ強度に優れた三層構造のアルミ樹脂複合板(商品名:「アルポリック」)を用いているが、これに限られるものではない。
止水板4の下端縁、両側縁、および上端縁には凹溝形の金属製の下枠材5、側枠材6,6、および上枠材7がそれぞれ嵌着されている。下枠材5、側枠材6,6、および上枠材7はアルミニウムの押出成形品である。
下枠材5は、図5および図6に示すように、全長にわたる凹溝50を有しており、止水板4の下端縁が凹溝50に緊密に嵌め込まれるとともに、表裏の複数個所がネジ56により止水板4に止着されている。止水板4の下端面は凹溝50の底板部51に接し、止水板4の下端縁の表裏両面は所定幅だけ対向する側板部52,53の内面に接している。底板部51の下面には対向する突縁部54,55が一体形成されており、この突縁部54,55間の空間に前記ボルト14の頭部が収まっている。なお、図5は、後述するパッキング材8が圧縮変形される前の状態を、図6は、パッキング材8が圧縮変形された後の状態を、それぞれ示している。
前記側枠材6も上記の下枠材5と同じ形態のものであり、図7に示すように、全長にわたる凹溝60を有しており、止水板4の側端縁が凹溝60に緊密に嵌め込まれるとともに、表裏の複数個所がネジ66により止水板4に止着されている。止水板4の側端面は凹溝60の底板部61に接し、止水板4の側端縁の表裏両面は所定幅だけ対向する側板部62,63の内面に接している。底板部61の下面には対向する突縁部64,65が一体形成されており、この突縁部64,65間の空間に前記ボルト15の頭部が収まっている。
前記上枠材7は、図3に示すように、全長にわたる凹溝70を有しており、止水板4の上端縁が凹溝70に緊密に嵌め込まれるとともに、表裏の複数個所がネジ75により止水板4に止着されている。止水板4の上端面は凹溝70の底板部71と間隔をあけて対向し、止水板4の上端縁の表裏両面は所定幅だけ対向する側板部72,73の内面に接している。上枠材7には全長にわたって強度維持のためのフランジ74,74が一体形成されている。このフランジ74は両側方へ突出しており、止水板4を組立、解体する際に手持ちするための取っ手を兼ねている。
前記床板部材2は、アルミニウムの押出成形品であって凹溝形の枠材であり、図5および図6に示すように、溝幅が前記止水板4の厚み(厳密には前記下枠材5の厚み)より大きな凹溝20を全長にわたって有している。凹溝20は底板部21と底板部21を挟んで対向する側板部22,23とで構成されており、屋内Pの側の側板部22に複数個のネジ孔27が長さ方向の所定の位置に形成されている。
止水板4の下端縁に沿う下枠材5は、床板部材2の凹溝20内に位置し、床板部材2の屋外Qの側の側板部23と止水板4の下枠材5との間にゴムなどの弾性体より成るパッキング材8を介在させる。パッキング材8は床板部材2の側板部23の内面に接着剤により貼設されている。床板部材2の側板部22に形成された各ネジ孔27にボルト16のネジ軸がそれぞれねじ込まれ、パッキング材8が圧縮変形するように、凹溝20内へ突き出たボルト16のネジ軸の先端が止水板4を押し付けている。
屋外Qの側の側板部23の上端縁にはパッキング材8を上面に沿う突部26が内向きに一体形成されている。この突部26の突出長さはパッキング材8が圧縮変形されたときのパッキング材8の厚みに対応させてある。この突部26に下枠材5の側面が当たるまでボルト16を締め付けてパッキング材8を圧縮変形させることで、止水板4の下端部と床板部材2との間が水密状態となる。
床板部材2の底板部21の下面には対向する突縁部24,25が全長にわたって一体形成されている。前記パッキング材81はこの突縁部24,25間の空間に前記パッキング材81が収まるように接着剤により床板部材2に貼設されている。底板部21の長さ方向の両端部位置にはボルト14が挿入される貫通孔28が形成されている。この貫通孔28に挿通されたボルト14のネジ軸をアンカー部材13のネジ孔13aにねじ込み、パッキング材81を圧縮変形させることにより床板部材2が床面10に固定されるとともに、床板部材2と床面10との間が水密状態となる。
前記の各支柱部材3は、アルミニウムの押出成形品であって凹溝形の枠材であり、図7に示すように、溝幅が前記止水板4の厚み(厳密には前記側枠材6の厚み)より大きな凹溝30を全長にわたって有している。凹溝30は底板部31と底板部31を挟んで対向する側板部32,33とで構成されており、屋内Pの側の側板部32に複数個のネジ孔37が長さ方向の所定の位置に形成されている。各支柱部材3は床板部材2の両端部上に位置し、各支柱部材3の凹溝30は床板部材2の凹溝20と連通する。
止水板4の両側縁に沿う各側枠材6は左右の各支柱部材3,3の凹溝30内にそれぞれ位置し、各支柱部材3,3の屋外Qの側の側板部33と止水板4の側枠材6との間にゴムなどの弾性体より成るパッキング材80をそれぞれ介在させる。パッキング材80は支柱部材3の側板部33の内面に接着剤により貼設されている。各支柱部材3の側板部32に形成された各ネジ孔37にボルト17のネジ軸がそれぞれねじ込まれ、パッキング材80が圧縮変形するように、凹溝30内へ突き出たボルト17のネジ軸の先端が止水板4を押し付けている。
屋外Qの側の側板部33の上端縁にはパッキング材80を上面に沿う突部36が内向きに一体形成されている。この突部36の突出長さはパッキング材80が圧縮変形されたときのパッキング材80の厚みに対応させてある。この突部36に側枠材6の側面が当たるまでボルト17を締め付けてパッキング材80を圧縮変形させることで、止水板4の側端部と各支柱部材3との間が水密状態となる。
支柱部材3の底板部31の下面には対向する突縁部34,35が全長にわたって一体形成されている。前記パッキング材82は突縁部34,35間の空間に前記パッキング材82が収まるように接着剤により支柱部材3に貼設されている。底板部31の長さ方向の両端部位置にはボルト15が挿入される貫通孔38が形成されている。この貫通孔38に挿通されたボルト15のネジ軸をアンカー部材13のネジ孔13aにねじ込み、パッキング材82を圧縮変形させることにより各支柱部材3が建物の壁面11,12に固定されるとともに、各支柱部材3と壁面11,12との間が水密状態となる。
図9は、この発明の他の実施例にかかる止水装置1を示している。この実施例は、上下に段積みされる2個の止水板4a,4bにより構成されるとともに、上下の止水板4a,4bの衝き合わせ部分はパッキング材83を介在させて連結されたものであるが、この発明は2段構成のものに限らず、3段以上の構成のものであってもよい。
図示の止水装置1は、床面10上に固定される床板部材2と、建物の対向する壁面11,12に固定される左右の支柱部材3,3と、下端縁と両側縁とが床板部材2と左右の支柱部材3,3とに固定される止水板4a,4bとから成る。この実施例の床板部材2および各支柱部材3は、各支柱部材3の高さが2個の止水板4a,4bが連ねられた高さに対応させている以外は、上記した実施例と同じ構成のものである。
図10は、下段の止水板4aと上段の止水板4bとの衝き合わせ部分を拡大して示している。下段の止水板4aの上端縁には上枠材7が嵌められ、一方、上段の止水板4bの下端縁には下枠材5が嵌められており、下段の止水板4aの上枠材7に一体形成されたフランジ77と上段の止水板4bの下枠材5に一体形成されたフランジ59とが上下に重ね合わされ複数個所がねじ止めされている。この上枠材7と下枠材5との間にはパッキング材83を中間に介在させて連結することが可能な連結部101が全長にわたって形成されている。
図示例の連結部101は、下段の止水板4aの上枠材7に全長にわたって上向きに一体形成された嵌合片76と、上段の止水板4bの下枠材5に全長にわたって形成された下向きに開口した嵌合溝57とを含んでいる。嵌合片76は、全長が均一厚さであり、下段の止水板4aの上枠材7の上面の幅中央部に位置している。前記嵌合溝57は、上段の止水板4bの下枠材5の凹溝50内に突設された鞘状部58の内部に形成されており、嵌合片76と嵌合溝57とが緊密に嵌合するように嵌合片76の厚みと嵌合溝57の溝幅とがほぼ一致させてある。
嵌合片76の突出長さは嵌合溝57の溝深さより小さな値に設定されている。嵌合溝57の内部にはゴムなどの弾性体より成るパッキング材83が嵌め込まれており、嵌合溝57に嵌合片76を嵌入したとき、パッキング材83が圧縮変形することで下段の止水板4aと上段の止水板4bとの間が水密状態となる。
なお、上下の止水板4a,4bのその他の構成は、前記の実施例と同様であり、ここでは対応する構成に同一の符号を付することで説明を省略する。
図11は、この発明のさらに他の実施例を示している。この実施例は、止水板が上下に段積みされた2個の止水板4a,4bにより構成されるとともに、この上下の止水板4a,4bを床面10上に縦設した3本の支持アーム9により屋内Pの側より支えるようにしている。
各支持アーム9は、図11および図12に示すように、長さの調節が可能な金属製パイプより成るアーム本体90の両端にネジ軸91を介して取付金具92,93がそれぞれ取り付けられたものである。各ネジ軸91は、一端部に取付金具92,93を構成する連結板94が取り付けられ、他端部はアーム本体90の両端に装着されたナット部材(図示せず)にねじ込まれている。
支持アーム9の上端部側の取付金具92は、基板部95上に前記連結板94を両側より挟むように一対の取付板96,96が一体形成されるとともに、枢軸97上に前記連結板94と取付板96,96とを回動自由に支持することにより連結板94に対して取付板96を屈曲可能としたものである。取付金具92の基板部95は下段の止水板4aの上枠材7と上段の止水板7bの下枠材5との衝き合わせ部分にねじ固定されている。この場合、上枠材7と下枠材5との衝き合わせ部分は、基板部95を取り付けるために、その取付箇所のフランジ77,59は欠除してある。
支持アーム9の下端部側の取付金具93も、上端部側の取付金具92と同様の構成のものであり、基板部95に形成した2個の貫通孔にボルト98,98をそれぞれ通して基板部95を床面10に埋設したアンカー部材(図示せず)のネジ孔にねじ込むことにより固定している。
図13は、この発明のさらに他の実施例にかかる止水装置1を示している。この実施例の止水装置1は、横並びに連なる2個の止水板4L,4Rにより構成されるとともに、左右の止水板4L,4Rの衝き合わせ部分はパッキング材84,85を介して連結されたものであるが、この発明はこれに限らず、3個以上の止水板を連ねて構成されたものであってもよい。
図示の止水装置1は、建物の対向する壁面11,12の中間の床面10上にパッキング材(図示せず)を介して縦設される角パイプ状の連結部材110と、床面10上の一方の壁面11と前記連結部材110との間および連結部材110と他方の壁面12との間にパッキング材(図示せず)を介して固定される左右一対の床板部材2,2と、建物の対向する壁面11,12にそれぞれ固定される支柱部材3,3と、前記連結部材110の前記壁面11,12と対向する面にそれぞれパッキング材84,85を介してボルト111により一体に固定される中間の支柱部材3M,3Mと、下端縁と両側縁と床板部材2と左側の支柱部材3と中間の支柱部材3Mとに固定される止水板4Lと、下端縁と両側縁とが床板部材2と右側の支柱部材3と中間の支柱部材3Mとに固定される止水板4Rとから成る。
一方の止水板4Lの両側縁は左側の支柱部材3の凹溝30と中間の支柱部材3Mの凹溝30内とにそれぞれ位置し、同様に、他方の止水板4Rの両側縁は右側の支柱部材3の凹溝30と中間の支柱部材3Mの凹溝30内とにそれぞれ位置しており、上記した実施例と同様の構成のパッキング材80が圧縮変形するように各支柱部材3および中間の支柱部材3Mのそれぞれに形成されたネジ孔にねじ込まれたボルト17のネジ軸の先端で止水板4L,4Rを押し付けるようにしている。
なお、図示していないが、この左右の止水板4a,4bの衝き合わせ部分を床面10上に縦設した支持アームにより屋内Pの側より支えるように構成することもできる。
図1〜図4に示す実施例の止水装置1において、床板部材2と床面10との間および左右の各支柱部材3,3と建造物の壁面11,12との間はボルト14,15によりそれぞれ固定されるとともに、中間にパッキング材82,83を介在させているので、床板部材2と床面10との間および各支柱部材3,3と建造物の壁面11,12との間は水密状態となる。また、止水板4に作用する水圧によって床板部材2や各支柱部材3,3が床面10や壁面11,12より離脱するおそれはない。
さらに、止水板4と床板部材2の屋外Qの側の側板部23との間にはパッキング材8を、止水板4と各支柱部材3,3の屋外Qの側の側板部33との間にはパッキング材80を、それぞれ介在させ、各パッキング材8,80が圧縮変形するように、床板部材2および各支柱部材3,3の屋内Pの側の側板部22,32に形成された各ネジ孔27,37にボルト16,17のネジ軸をねじ込んで、ネジ軸の先端で止水板4を押し付けているので、止水板4と床板部材2との間および止水板4と各支柱部材3,3との間が水密状態となり、また、止水板4に作用する水圧によって止水板4が床板部材2や各支柱部材3,3より離脱することもない。なお、各ボルト16,17を各ネジ孔27,37にねじ込むとき、ネジ軸の先端が止水板4に突き当たるまで手先でねじ込み、その後は、六角レンチなどの工具を使って各ボルト16,17を締め付けて止水板4を押圧する。
平時は、床板部材2と左右の各支柱部材3,3と止水板4とは解体された状態にあり、各アンカー部材13のネジ孔13aには蓋状のネジ部材100がねじ込まれてネジ孔13aが塞がれている。床板部材2や各支柱部材3,3はボルト14,15により組立、解体が容易であり、また、止水板4は芯材40が発泡材より成るので、軽量であって床板部材2および各支柱部材3,3に対する組付や解体が容易である。そして、解体時は床板部材2と2本の支柱部材3,3と止水板4とに解体されるので、未使用時の保管に場所をとらない。例えば、壁面に棚受けのためのL形アングルを左右に取り付け、そのアングル上に止水板4を載せることで止水板4を棚板として兼用でき、その棚板の上に床板部材2や支柱部材3を載せて保管するとよい。
洪水に際しては、全てのアンカー部材13の蓋状のネジ部材100を外してネジ孔13aを開放した後、床板部材2は床面10に、各支柱部材3,3は建物の対向する壁面11,12に、それぞれボルト14,15により固定する。
次に、止水板4は、下端縁を床板部材2の凹溝20内に、両側縁は左右の各支柱部材3,3の凹溝30内に、それぞれ位置させた後、床板部材2の屋外Qの側の側板部23と止水板4との間に介在するパッキング材8が圧縮変形するように、また、各支柱部材3,3の屋外Qの側の側板部33と止水板4との間に介在するパッキング材80が圧縮変形するように、床板部材2の屋内Pの側の側板部22に形成された各ネジ孔27にボルト16を、各支柱部材3,3の屋内Pの側の側板部32に形成された各ネジ孔37にボルト17を、それぞれねじ込んで各ボルト16,17のネジ軸の先端を止水板4に押し付ける。これにより、止水板4は床板部材2および各支柱部材3,3に水密状態で固定される。
なお、図9〜図13に示した他の実施例について、上記した実施例と同様の作用、効果を奏するものであり、ここでは説明を省略する。
1 止水装置
2 床板部材
3 支柱部材
3M 中間の支柱部材
4,4a,4b,4L,4R 止水板
5 下枠材
6 側枠材
7 上枠材
8,80,81,82,83,84,85 パッキング材
9 支持アーム
10 床面
11,12 壁面
13 アンカー部材
13a ネジ孔
14,15,16,17 ボルト
20,30 凹溝
22,23,32,33 側板部
27,37 ネジ孔
40 芯材
74 フランジ

Claims (5)

  1. 構造物の開放された床面上の空間より水が流入しないように前記空間内の所定の位置で水を堰き止めるための止水装置であって、
    水を堰止める位置の床面に予め形成したネジ孔に対して第1のパッキング材を中間に介在させてネジをねじ込み前記パッキング材を圧縮変形させることにより床面上に水密状態で固定される床板部材と、水を堰止める位置の構造物の対向する壁面に予め形成したネジ孔に対して第2のパッキング材をそれぞれ中間に介在させてネジをねじ込み前記パッキング材を圧縮変形させることにより各壁面に水密状態で固定される左右の支柱部材と、下端縁が前記床板部材に、両側縁が前記の左右の支柱部材に、それぞれネジにより固定される止水板とから成り、
    前記止水板は、表裏両面が金属製の表層板、内部が中空または発泡材より成る芯材により構成され、前記床板部材および左右の支柱部材は、溝幅が前記止水板の厚みより大きな凹溝を全長にわたって有する金属製の枠材であって底板部と底板部を挟んで対向する側板部とで前記凹溝が形成されるとともに、一方の側板部に複数のネジ孔が形成され、前記底板部の下面には前記の第1、第2のパッキング材が貼設されており、
    前記の各支柱部材の凹溝は、前記床板部材の凹溝と連通し、前記止水板の下端縁は前記床板部材の凹溝内に位置し、床板部材の他方の側板部と止水板との間に介在させた第3のパッキング材を圧縮変形するように床板部材に形成された前記の各ネジ孔にねじ込まれたネジの先端で止水板が押し付けられることにより止水板の下端縁が床板部材に水密状態で固定され、前記止水板の両側縁は前記左右の支柱部材の凹溝内に位置し、各支柱部材の他方の側板部と止水板との間にそれぞれ介在させた第4のパッキング材を圧縮変形するように各支柱部材に形成された前記の各ネジ孔にねじ込まれたネジの先端で止水板が押し付けられることにより止水板の両側縁が各支柱部材に水密状態で固定されて成る止水装置。
  2. 前記止水板は、下端縁、両側縁、および上端縁に凹溝形の金属製の下枠材、側枠材、および上枠材がそれぞれ嵌着されており、前記上枠材には全長にわたって両側方へ突出するフランジが一体形成されている請求項1に記載された止水装置。
  3. 前記止水板は、上下に段積みされる複数個の止水板により構成されるとともに、上下の止水板の衝き合わせ部分はパッキング材を介在させて連結されている請求項1に記載された止水装置。
  4. 前記止水板は、横並びに連なる複数個の止水板により構成されるとともに、左右の止水板の衝き合わせ部分はパッキング材を介在させて連結されている請求項1に記載された止水装置。
  5. 前記止水板は、床面上に縦設される支持アームにより屋内側より支えられている請求項1〜4のいずれかに記載された止水装置。
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